JP2007107817A - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Abstract

【課題】
使い勝手の向上及び省エネ性の向上を図った冷蔵庫を提供する。
【解決手段】
引出し式の扉6によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、扉6とともに容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、
扉6の外周に備えられ、貯蔵室の開口前縁と当接して貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、扉6の内板に固定され容器を取り付けるための取付枠と、取付枠よりも扉6の外側であって第1のパッキンよりも内側に位置し、扉6の下側及び両側部に設けられる溝と、溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキン17とを備え、
ヒレ状パッキン17を内板の下側及び両側部のほぼ全長に亘って設け、貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部を備えた。
【選択図】 図10

Description

本発明は、前面の開口部を扉によって閉塞される貯蔵室を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫の前面の開口部は、内部に断熱材を有する扉によって閉塞され、また、扉の周縁部にはパッキン(ガスケット)を備えて庫内冷気の漏洩を抑えている。パッキンによって貯蔵室内は密閉されるが、このパッキン部分は断熱材によって断熱されるものではないため、パッキン部分を介して熱の侵入を許す場合があった。このとき、貯蔵室の開口周縁部に結露が生じたり、消費電力量の増加につながることになり得る。そこで、パッキン部分を介した熱侵入を防止するために、特許文献1のようにヒレ状パッキンを備えた構成が知られている。
また、特許文献2では、扉内板に設けた凸部と内箱側の凹部とを対向させてクランク形状のスロートを形成するとともに、凸部の折返部にヒレ状のシール部材を設けている。シール部材は内箱凹部の段差部と当接することで開口周縁部からの熱侵入の低減を図っている。そして、凸部の折返部は、扉が閉められたときには段差部と対向して位置しているため、スロートによって空気対流が小さく抑えられ、シール部材によって外気そのものの侵入も阻止される構成となっている。
特開平10−160331号公報 特開2000−304421号公報
特許文献1に示すようなヒレ状パッキンを備えた冷蔵庫について、図11及び図12を用いて説明する。図11は冷蔵庫の要部を示す斜視図である。冷蔵庫本体31には、上部に冷蔵室、中央に冷凍室32、下部に野菜室33が備えられている。冷蔵室は冷蔵室扉34によって前面開口部が閉塞されており、図には示していないが、扉側端に設けられたヒンジにより冷蔵庫本体31に対し、回動自在に枢軸されている。
冷凍室32は、引出し式の冷凍室扉35によって前面開口部が閉塞され、この冷凍室扉35の内板側に取り付けられた取付枠36を使って冷凍室容器37が保持される。また、冷凍室扉35は取付枠36が冷凍室32側に設けられたレール(図示せず)を摺動し、スムーズな引き出しを可能としている。野菜室33は野菜室扉38によって閉塞され、この野菜室扉38は冷凍室扉35と同様に引出し自在に設けられている。
図12は、ヒレ状パッキンを備えた従来の冷蔵庫の要部断面図である。冷凍室扉35を例に説明する。扉内板39の外周部には、土手部40が設けられている。冷蔵庫箱体側の仕切部41(又は内箱)は冷凍室32の外周面を構成しており、冷凍室32の開口面の周縁が冷凍室扉35に設けられた第1のパッキン42と当接している。これらの構成によって、仕切部41の開口面部分と土手部40との間は、冷凍室32内の冷気が、対流若しくは強制循環により流れる第1のパッキン42側へと流れることを抑制する狭小空間43となっている。
この狭小空間43からの熱漏洩をさらに抑制するために、ヒレ状パッキン44が設けられている。ヒレ状パッキン44は押出成形等によって作られ、硬質材の取付部45と軟質材のヒレ部46とを有している。これらの取付部45及びヒレ部46は押出材で押し出され同時に作られるものである。取付部45の形状は図に示す如くコの字状であり、先端部に爪部45aを備えている。取付部45が扉内板39の外周近くに設けられた土手部40に取り付けられ、内箱41側に延伸したヒレ部46によって熱漏洩を抑制している。
土手部40には、長手方向側に点在して設けられた突起40aが設けられており、爪部45aが突起40aに係止することでヒレ状パッキン44は冷凍室扉35に取り付けられる。
このように、軟質材よりなるヒレ部46が取付部45の側片より仕切部41の開口縁部側に延び、ヒレ部46の先端が仕切部41に当接、若しくはそれに近い形になるように取り付けられることで、土手部40と仕切部41との間にできる狭小空間43に生じる対流、若しくは冷気強制循環による冷気回り込みを阻止している。したがって、第1のパッキン42が冷却される、あるいは、冷凍室内が庫外の空気により暖められることが防止される。
すなわち、ヒレ状パッキン44によって庫外の熱が第1のパッキン42を通して冷凍室32側に入ることが防止され、これによって生ずる冷凍室32の開口近傍に生ずる結露等が抑制される。
しかしながら、上記のようなヒレ状パッキン取付構造においては、次のような課題が生じていた。まず第1に、土手部40に設けた突起40aにヒレ状パッキン44側の爪部45aを引掛けて係止させる構造としていたため、土手部40の厚みや突起40aの寸法のバラツキにより、ヒレ状パッキン44が冷蔵庫の使用時に抜け落ちる可能性があった。特に、突起40aが土手部40の長手方向に点在している場合には、ヒレ状パッキン44の引っ掛かり部分も少なく、抜け落ちやすい構成となっていた。ヒレ状パッキン44が抜け落ちると熱侵入量が大きくなってしまうことはもちろん、冷蔵庫の使用者は抜け落ちたヒレ状パッキン44をその都度取り付けなければならず、使い勝手の向上が求められる。
さらに説明するならば、突起40aは土手部40の成形の際に同時に作られるものである。そして、爪部45aはこの点在する突起に係止しているものであるから、ヒレ状パッキン44、特に取付部45、土手部40、突起40aの寸法に誤差があると、ヒレ状パッキン44が冷蔵庫使用時に土手部40より外れてしまい、この部分の寸法管理が重要になっていた。
また、図12に示したように、ヒレ状パッキン44取付用の土手部40を扉内板39に設ける関係上、冷凍室扉35の断熱壁を厚くすることが難しくなっていた。換言すると、土手部40の高さ分だけ、冷凍室扉35の断熱壁厚は薄くなってしまっていた。例えば、図12に示すように、冷凍室扉35の断熱壁厚さTに高さdの土手部40を形成するため、この高さdの分だけ断熱壁厚が薄くなってしまい、省エネ性の向上が図りにくい構造となっていた。すなわち、土手部40を形成する関係上、断熱壁厚さはT+dとできず、土手部40の高さdを減じたTとなってしまっていたということである。
特許文献2の構成は、庫内と外部とをシールする部材を設けているが、このシール部材は、扉の開閉方向に対向する折返部と段差部との間をシールしているため、扉が完全に閉じられた状態でなければ当接されないという問題があった。すなわち、寸法誤差・製造誤差等がある場合や、いわゆる半ドア状態ではシール部材は当接しなくなってしまう。また、空気の対流による熱侵入を防ぐためのスロートも、扉が閉じられた状態で効果を発揮するものであり、半ドア状態では熱侵入抑止効果も小さくなってしまう。
また、扉の内板に凸部を設けた場合には、凸部と冷凍室容器37を保持し、扉引出し用のレールに保持される取付枠36との位置関係が問題となるが、前掲の特許文献はこれらの関係が考慮されたものではなかった。
例えば、特許文献1に示されるような、冷凍室扉35の下部に設けられるヒレ状パッキン44を、扉の両側に取り付けると、図13に示すように取付枠36の取付部36aよりも外側に凸状の土手部40を設ける必要がある。このとき、取付部36aから後方に延伸する容器の保持部36bを根元部で屈曲させなければならず、両側の保持部36b間の距離が短くなってしまう。
これは、土手部40の高さd分だけではなく、土手部40を逃げて両側の保持部36bの間の距離が確保されるために要する寸法d’に及び、その分だけ容器37の有効内容積が小さくなってしまう。
また、このように、土手部40や取付枠36の構造が複雑化すると、寸法精度や組立精度の高精度化が要求され、製造効率の低下を招くことにもなり得る。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、使い勝手の向上及び省エネ性の向上を図った冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、前記扉とともに前記容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、本発明は、
前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
前記ヒレ状パッキンは、前記内板の下側及び両側部のほぼ全長に亘って設けられ、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部を備えた。
また、前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
前記支持部に前記内板の面と重ね合わされる平面形状部を備えた。
また、前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
前記内板と固定される前記取付枠の固定部と前記内板との間に前記支持部を位置させた。
また、上記の冷蔵庫において、前記内板と固定される前記取付枠の固定部は、前記内板の面と重ね合わされる前記支持部の平面形状部の上からさらに重ね合わされるものとした。
また、前記平面形状部の肉厚あるいはこれよりも大きな段差を有する段差部を、前記内板又は前記固定部に設けた。
また、前記ヒレ状パッキンは、前記内板と固定される前記取付枠の固定部に対応する位置の前記支持部が部分的に切り欠かれた切欠き部を有するものとした。
また、前記溝を前記内板と一体に形成するものとした。
また、上記のいずれかの冷蔵庫において、前記係止部を先端が狭く途中に広がり部を持った形状とし、前記溝は奥底部よりも開口寸法の小さい狭小部を有し、前記狭小部に前記広がり部が係止して取り付けられる構成とした。
また、上記のいずれかの冷蔵庫において、前記扉は前記内板が前記貯蔵室側に突出する突出部を有し、前記溝はこの突出部の突出面の外周に設けられ、前記ヒレ状パッキンは前記第1のパッキンと前記貯蔵室の空間との間の狭小空間に冷気が流れるのを遮断するためにヒレ部を有し、前記ヒレ部は2条のヒレを備えて構成され、前記2条のヒレが前記貯蔵室の側面と当接する構成とした。
また、前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の両側部に設けられる溝と、
前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
前記貯蔵室の両側面は開口前縁に向かって幅が広くなるように傾斜しており、
前記ヒレ部を、前記貯蔵室の両側面のうち、前記傾斜する部分に当接させる構成とした。
本発明によれば、使い勝手の向上及び省エネ性の向上を図った冷蔵庫を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は冷蔵庫の要部断面図であり、図2は冷凍室扉を冷凍室側より見た正面図である。本実施例の冷蔵庫は、冷蔵庫本体1に、貯蔵室として、上から冷蔵室2、冷凍室3、野菜室4が配置されている。これらの各室2、3、4の前面開口部は、それぞれ冷蔵室扉5、冷凍室扉6、野菜室扉7によって閉塞される。
冷蔵室扉5は、図には示していないが、ヒンジ等を伴って回動自在に取り付けられ、冷凍室扉6及び野菜室扉7は引出し式の扉として容器とともに引き出される構成となっている。詳述すると、冷凍室扉6には容器8が取付枠9によって取り付けられており、冷凍室扉6が引き出されると、取付枠9側に設けられたローラ(図示せず)が、冷凍室3側に設けられたレール(図示せず)を摺動し、容器8とともに引き出される構成としている。
冷凍室3の背部には冷却室10があり、冷却室10内に冷却器11が設置されている。冷却器11は、図には示していないが、圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ等を伴って冷凍サイクルを構成している。冷却器11を通過する空気と熱交換することによって冷凍室3内は冷却される。冷却器11と熱交換した冷気は、送風機12によって冷凍室3等に供給され、強制的に冷気を循環させる構造となっている。
冷凍室3の後面には冷却室10の冷気が吹き出される冷気吹出口14が設けられている。したがって、冷却器11と熱交換した空気が送風機12によって冷気吹出口14を介して冷凍室3へと導かれて容器8内を冷却する。冷凍室3内を回った後は、冷気吸込口15により冷却室10へと戻り、冷却器11で再度冷却された冷気が再び冷凍室3へと供給される。なお、冷気吸込口15は冷凍室3の後面に設けられているが、冷気吹出口14より下側に配置されるものであれば必ずしもこの位置である必要はない。しかし、冷気吹出口14を冷却器11よりも上方とし、冷気吸込口15を冷却器11よりも下方とすることが冷気循環経路上有利である。なお、冷却運転時に冷却器11に付着した霜は、冷却器11の下方に配設された除霜用ヒータ13によって除去される。
冷凍室扉6の周縁には第1のパッキン16が取り付けられている。この第1のパッキン16は冷凍室扉6と冷凍室3の開口前縁1aとの間を密封、シールし、冷凍室3を閉塞している。冷凍室扉6は扉内板6aと扉外板とを備えて構成されており、扉内板6aと扉外板との間には断熱材を有し、冷凍室3内を断熱空間としている。扉内板6aは冷凍室3側に突出して断熱壁厚を大きくしており、この突出部分の寸法分だけ断熱性を高めた構造としている。
扉内板6aの突出部分の外周位置にはヒレ状パッキン17が取り付けられる。ヒレ状パッキン17は、扉内板6aと冷凍室3の開口前縁1aとが作る狭小空間18に冷凍室3内を循環する冷気が回り込むこと、あるいは、送風機12の停止時には、冷凍室3内の冷気が第1のパッキン16側に流れること、を防止している。
ヒレ状パッキン17は、図2に示すように、扉内板6aが冷凍室3側へと突出する突出部6cの外周縁に設けられている。すなわち、ヒレ状パッキン17は、第1のパッキン16よりも冷凍室扉6の内周側に設けられており、冷凍室3と第1のパッキン16との間に位置するように取り付けられる。
図3は冷凍室の開口前縁部の近傍を表す断面図であり、ヒレ状パッキン17の形状及び扉内板6aへの取付構造を示す図である。冷凍室扉6が閉じられた状態では、冷凍室の前縁部1aに第1のパッキン16が当接して冷凍室3が密閉される。ヒレ状パッキン17は狭小空間18における冷気の回り込みを防止するものであり、第1のパッキン16部分からの熱侵入(冷気漏洩)を抑制するものである。
ヒレ状パッキン17は支持部17a、係止部17b、軟質材のヒレ部17cを備えた構成としている。ヒレ部17cが狭小空間18における冷気の回り込みを防止する部分であり、扉内板6aに取り付けられた状態においては、ヒレ部17cは支持部17aから、冷凍室3の下面を形成する仕切部へと延伸している。
すなわち、ヒレ部17cは冷凍室3内の冷気が狭小空間18を通り、第1のパッキン16側に行くのを防止するために、ヒレ部17cの先端が、冷凍室開口前縁1aから狭小空間18を挟んだ冷凍室3の下面部分(又は側面部分)に当接、若しくは接近し、狭小空間18を通しての熱の出入りを遮断する。この構成によって、冷凍室3側から第1のパッキン16側へ、または、第1のパッキン16側から冷凍室3側へと冷気が漏洩するのを抑制することができる。ヒレ部17cは、例えば2条のヒレを仕切部と当接させ、狭小空間18内に空気断熱層を形成する空間が形成されるものとし、冷気漏洩の抑制効果を高めている。
扉内板6aの冷凍室3側への突出部6cの面にはヒレ状パッキン17の取付用の溝19が設けられている。この溝19は扉内板6aから断熱材側に窪ませて形成されている。したがって、溝19の開口部が扉内板6aの突出部6cの突出面とほぼ同一面上にあり、冷凍室扉6aの断熱壁厚は充分に確保される。
溝19は、溝の奥底部よりも開口寸法の小さい狭小部19bを有している。溝19と係止部17bとの係合関係は、溝19側に設けられた狭小部19bに係止部17bの広がり部(図4に符号17dとして図示)に係止することによって係合し、ヒレ状パッキン17が扉内板6に取り付けられる。
本実施例では、第1のパッキン16の取付用凹部も扉内板6aに設けているため、扉内板6aの成形時に取付用凹部も同時に形成される。そして、この第1のパッキン16の取付用凹部も引掛け構造によって取り付けられる点では、ヒレ状パッキン17と共通している。また、第1のパッキン16の取付用凹部及びヒレ状パッキン17の取付用の溝19の両者を、ともに凹み形状としており、扉内板には、突出部6cを除いて凸部をできるだけ設けないようにしている。
加えて、扉内板6aに第1のパッキン16の取付用凹部及びヒレ状パッキン17の取付用の溝19を設け、これらをいずれも凹み形状としたことによって、扉内板6a成形時の離型の問題が生じにくくなる。したがって、狭小部19bを溝19の長手方向に点在させる必要はなく、長手方向に一連の狭小部を設けることが可能となる。このとき、使用時にヒレ状パッキン17が外れることを抑止することができる。
このように、扉内板6aには突出部6c等が設けられているが、突出部6cには離型の際に引っ掛かる部分を設けないようにすることによって、製造効率の向上をも併せて図ることが可能な構成となっている。
以上説明したように、溝19が、扉内板6aの真空成形(あるいは射出成形)時に、扉内板6aと一緒に作られ、溝19、狭小部19bが連続して形成可能であるため、ヒレ状パッキン17の係止部17bとは連続して係止関係を構成することができる。このことにより、たとえ部分的に寸法のバラツキが構成部品にあったとしても、ヒレ状パッキン17が溝19より抜け出してしまうことはない。
また、扉内板6aとヒレ状パッキン17の係止位置が溝19の内部に位置することによって、係止を外すような衝撃が直接加わることを防止している。さらには、溝19の開口部が突出部6cの突出面とほぼ同一面上とし、支持部17aが突出面に重なるような平面形状としたことによって、扉内板6aと容器8との間に収納物等が入り込み、扉内板6aの突出部6cに沿って落下したとしても、土手部等の凸形状ではないために、落下物が衝突することはなく、これによってヒレ状パッキン17が外れることはない。
さらには、容器8と扉内板6aとの間から、土手部のような凸形状部を省くことができるため、容器8と扉内板6aとの間を流れる冷気の障害となることがなく、冷気循環がスムーズになり、また、この部分を流れる冷気が第1のパッキン16を介して漏洩することも抑制できるため、相乗的に省エネ性の向上が図れる。また、後述するように、取付枠9との関係上も有利である。
次に本実施例のヒレ状パッキン17について図4を用いて説明する。図4は本実施例のヒレ状パッキン17の斜視図である。このヒレ状パッキン17は押出成形によって作られる。ヒレ部17cは軟質であり、支持部17aと係止部17bはヒレ部17cよりも硬質となるように押出成形で同時に作られるものである。ヒレ部17cは、先端部の厚さを薄くし、冷凍室の内箱部分と当接しても容易に変形し、寸法的なバラツキがあっても扉の開閉に影響を与えることはない。
支持部17aは平面形状部を有し、この平面形状部が扉内板6aの突出部6cの突出面と重なるように配置される。この支持部17aから係止部17bが延伸して、係止部17bの先端部に広がり部17dを備え、溝19の狭小部19bと係止する構造となっている。すなわち、係止部17bはヒレ部17cよりも硬質としているが、扉内板6aに取り付ける際においては、狭小部19bの開口寸法にまで広がり部17dの寸法が小さくなる程度に撓むことが必要である。したがって、取付性を考慮すると、係止部17bは、扉外板と扉内板6aとの間に断熱材が充填された状態における扉内板よりも軟質とすることが望ましい。
図5(a)は本実施例の冷凍室扉6を扉内板6a側から見た平面図であり、ヒレ状パッキン17が取り付けられた状態を示す。このように、冷凍室扉6の内側面にヒレ状パッキン17をコの字状に配設することによって、冷凍室3の開口周縁部からの熱侵入(冷気漏洩)を抑制することができる。このとき、側辺部に取り付けられるヒレ状パッキンと下辺部に取り付けられるヒレ状パッキンとの間に隙間があると、その部分から冷気が逃げやすいので、本実施例のヒレ状パッキン17は、押出成形によって一連に形成している。この一連に形成されたヒレ状パッキンに対して45度のVカット溝20bを入れ、図5(b)に示すようにこの部分で折り曲げて、コの字状とし、冷凍室扉6の両側面の下方からの冷気の漏洩を抑制している。
このように、ヒレ状パッキン17は、冷凍室扉6の下側及び両側部ほぼ全長に亘って設けられている。このため、ヒレ状パッキン17の角部はVカット溝20bで折り曲げられ、扉内板6aに設けられた溝19に入るよう構成されている。そして、容器8を取り付けるための取付枠9は、ヒレ状パッキン17が取り付けられる溝19に近接して設けられている。
なぜなら、冷凍室3内の実収納容積確保のためには、容器8の幅を冷凍室3の幅に近づけることが望ましいからである。取付枠9は、容器8の側壁を支持するものであるから、結果として、扉内板6aの両側端の近くに取り付けられる。したがって、ヒレ状パッキン17と取付枠9の取付位置は近接して設けることになる。
両者の取付構造については、図6及び図7を用いて説明する。まず図6を参照して説明する。図6は、図5(a)のA−A断面図であり、ヒレ状パッキン17と取付枠9の取付構造を示している。
前述のように、ヒレ状パッキン17の支持部17aが有する平面形状部は、扉内板6aの突出面と重なるように配置されている。そして、扉内板6aに取り付けられる取付枠9が、扉内板6aとヒレ状パッキン17の重ね合わせ部の上からさらに重ねられ、この三者の重ね合わせ部から外れた位置に対してネジ等の固定手段が施され、取付枠9が扉6に固定される。
この三者の重ね合わせを可能とするための手段として、図6に示した例では、扉内板6aの突出面に段差部22を設けている。この段差部22は、溝19よりも扉内板6aの中央側に設けられていて、段差の高さはヒレ状パッキン17の支持部17a厚さよりも大きいものとなっている。
この構成によれば、取付枠9の設置位置に関わらず、ヒレ状パッキン17を扉6の両側のほぼ全長に亘って取り付けることができる。また、取付枠9がネジ等の固定手段によって扉内板6a側に固定されると、取付枠9の重ね合わせによって、ヒレ状パッキン17の支持部17aを押え付けるので、ヒレ状パッキン17が固定される。したがって、係止部17bと溝19のバラツキがあった場合であっても、係止部17bが溝19から抜け出すことを防止できる。
なお、固定手段によって固定される部分は、容器8の荷重がかかることから、この部分に鉄板等から成る補強板24を設けても良い。このときは、ヒレ状パッキン17は、ネジ等によって固定される部分から外れた部分に位置させ、補強板24の配設位置を段差部22よりも内側(図6中では右側)とし、強度の確保も併せて図っている。
図7は、図5(a)のA−A断面図であり、図6とは異なる例を示している。図6と異なるのは、ヒレ状パッキン17の支持部17aの肉厚を吸収する段差部を扉内板6a側ではなく取付枠9側に設けたことである。この場合であっても、ヒレ状パッキン17、取付枠9、及び扉内板6aの三者が重ね合わされ、図6の場合と同様な作用効果が得られる。また、支持部17aの肉厚と同程度の段差を有する段差部9cを備えることによって、取付枠9がネジ等の固定手段によって固定されると、ヒレ状パッキン17が抑えられるため、ヒレ状パッキン17が溝19から抜け落ちることを防止できる。
次に図8〜図9を用いて、上記の例とは異なる例に関し、ヒレ状パッキン17と取付枠9との関係を説明する。なお、特に説明した部分を除いては図5〜図7の例と同一構成である。図8は冷凍室扉6を扉内板6a側から見た平面図であり、図9は図8のB−B断面図である。
この実施例においても、ヒレ状パッキン17は冷凍室扉6の下側部及び両側部のほぼ全長に亘って設けられている。このため、ヒレ状パッキン17はVカット溝20bによって折り曲げられ、溝19に挿入及び係止される構成としている。
先の例との違いは、図5〜図7の例では、扉内板6a、ヒレ状パッキン17及び取付枠9の三者が重ね合わされる部分が存在し、取付枠9によってヒレ状パッキン17の支持部17aを押さえていたのに対して、本例では、ヒレ状パッキン17に切欠き部17eを備えたことである。
すなわち、扉6と取付枠9との固定部分9bとヒレ状パッキン17とが干渉しないように、ヒレ状パッキン17の支持部17aの平面形状部の一部を切り欠いたものである。切欠き部17eは、図8に示すように、固定部分9bを逃げるように支持部17aを切り欠いて形成され、扉6の両側のほぼ全長においてヒレ状パッキン17を配設している。
この構成によれば、切欠部17eによって、ヒレ状パッキン17が固定部9bと干渉する部分が切り欠かれているため、取付枠9に関係なくヒレ状パッキン17を扉両側のほぼ全長に亘って配設することできる。
図10は、図5〜図9において説明した各実施例の構造によるヒレ状パッキン17と内箱面との当接状態を示す図である。図10に示すように、ヒレ状パッキン17のヒレ部は冷凍室扉6の平面部の対向部となる内箱面ではなく、内箱の側面と当接させている。
この構成によれば、ヒレ状パッキン17のヒレ部は軟質材であることから、内箱面との距離にバラツキがあっても当接状態を維持することができ、第1のパッキン16(図10には不図示)を介して侵入した熱が庫内に侵入することをヒレ状パッキン17によって抑制することができる。
また、冷凍室扉6に収納物が挟まった等によって、扉6が完全に閉塞されていない状態(いわゆる半ドア状態)においても、冷凍室3の側面とヒレ状パッキン17との当接状態を維持することができる。
また、内箱の側面が、開口前縁に向かって室内の幅が広くなるように傾斜する構成としていることから、扉を開く際におけるヒレ状パッキン17のヒレ部と内箱側面との間の接触状態は、所定の開き寸法以上となると解除され、両者の接触によって生ずる音も低減することができる。
以上説明した実施例によれば、次の効果が得られる。
まず、第1のパッキン16側へと冷気が流れるのを遮断すべく、扉内板6aと内箱開口縁部1aとの間の狭小空間18に軟質材からなるヒレ部17cを有するヒレ状パッキン17を扉側に設け、ヒレ部17cを保持する支持部17aの係止部17bを、扉内板6a側に設けた溝部19に挿入する構成としているため、凸状の土手部を形成するものと比較して扉の断熱壁厚を十分に確保することができ、省エネ化を図ることができる。
また、係止部17bを溝部19に挿入して係止させるために、係止部17bの持つ弾性を利用したので、冷蔵庫の使用時にヒレ状パッキン17が扉内板6aから抜け落ちにくい構成となっている。
また、ヒレ状パッキン17の取付用の溝19を扉内板6aの冷凍室3側への突出面となる突出部6cに形成し、ヒレ状パッキン17を扉内板6aの下側及び両側部のほぼ全長に亘って設けることによって、省エネ化をさらに促進することができる。
また、溝部19を扉内板6aと一体に形成したものであるから、特別な別品を使うことなく、ヒレ状パッキン17を取り付けることができ、製造効率等の向上にも寄与している。
また、ヒレ状パッキン17の支持部17aは、扉内板6aと取付枠9の固定部との間に位置させたため、ヒレ状パッキン17の取り付けのために取付枠9を扉中央側に寄せる必要がなく、取付枠9の形状の複雑化を防ぎ、生産性やコストの面で有利なものとなる。取付枠9の扉内板6aへの取付部分に対応するヒレ状パッキン17の支持部17aを部分的に切り欠いた場合においても同様である。
さらには、ヒレ状パッキン17の係止部17bの先端を狭くし、途中に広がり部17dを有する形状とし、一方、溝19に狭小部19bを備えたため、広がり部17dが狭小部19bに係止する。そして、ヒレ状パッキン17は、連続して作られた扉6側の溝19にVカット溝を利用して折り曲げられて係止される。したがって、ヒレ状パッキン17の溝部19への取り付けは、支持部17aを溝19へと押し付けるだけでよい。また、突出部6cの突出面と支持部17aの平面形状部分が重ね合わされるように取り付けられるため、収納物の落下等の衝撃を受けにくい構成とすることができる。
加えて、取付枠9の固定部を、ヒレ状パッキン17の支持部17aとさらに重ね合わされた場合には、ヒレ状パッキン17の蓋部材としても機能するため、ヒレ状パッキン17が冷蔵庫の使用中に落下することを防止できる。したがって、冷蔵庫の使用者が、落下したヒレ状パッキン17を取り付けるという必要がなくなり、使い勝手の向上を図ることができる。
なお、上記の例は、冷凍室3を閉塞する冷凍室扉6を用いて説明したが、これに限られるものではなく、引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室であれば適用可能である。すなわち、野菜室扉であっても、同様の構造を採用することで、同様の作用効果を得ることができる。
冷蔵庫の要部断面図。 冷凍室扉を冷凍室側より見た正面図。 冷凍室の開口前縁部の近傍を表す断面図。 ヒレ状パッキンの斜視図。 冷凍室扉を扉内板側から見た平面図とヒレ状パッキンの折曲げ状態を示す図。 図5(a)のA−A断面図。 図5(a)のA−A断面図であり、図6とは異なる例を示す図。 冷凍室扉を扉内板側から見た平面図。 図8のB−B断面図。 ヒレ状パッキンと内箱面との当接状態を示す図。 冷蔵庫の要部を示す斜視図。 ヒレ状パッキンを備えた従来の冷蔵庫の要部断面図。 扉の下部に設けられるヒレ状パッキンを扉の両側に取り付けた場合を示す図。
符号の説明
1…冷蔵庫本体、1a…開口前縁(前縁部)、3…冷凍室、6…冷凍室扉、6a…扉内板、6c…突出部、9…取付枠、9c…段差部、17…ヒレ状パッキン、17a…支持部、17b…係止部、17c…ヒレ部、17e…切欠き部、18…狭小空間、19…溝、19b…狭小部、22…段差部。

Claims (10)

  1. 引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、前記扉とともに前記容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、
    前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
    前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
    前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
    前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
    前記ヒレ状パッキンは、前記内板の下側及び両側部のほぼ全長に亘って設けられ、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部を備えた冷蔵庫。
  2. 引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、前記扉とともに前記容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、
    前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
    前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
    前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
    前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
    前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
    前記支持部に前記内板の面と重ね合わされる平面形状部を有する冷蔵庫。
  3. 引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、前記扉とともに前記容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、
    前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
    前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
    前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の下側及び両側部に設けられる溝と、
    前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
    前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の下面及び両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
    前記内板と固定される前記取付枠の固定部と前記内板との間に前記支持部を位置させた冷蔵庫。
  4. 前記内板と固定される前記取付枠の固定部は、前記内板の面と重ね合わされる前記平面形状部の上からさらに重ね合わされることを特徴とする請求項2又は3記載の冷蔵庫。
  5. 前記平面形状部の肉厚あるいはこれよりも大きな段差を有する段差部を、前記内板又は前記固定部に設けたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 前記ヒレ状パッキンは、前記内板と固定される前記取付枠の固定部に対応する位置の前記支持部が部分的に切り欠かれた切欠き部を有することを特徴とする請求項2記載の冷蔵庫。
  7. 前記溝を前記内板と一体に形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記係止部を先端が狭く途中に広がり部を持った形状とし、前記溝は奥底部よりも開口寸法の小さい狭小部を有し、前記狭小部に前記広がり部が係止して取り付けられることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の冷蔵庫。
  9. 前記扉は前記内板が前記貯蔵室側に突出する突出部を有し、前記溝はこの突出部の突出面の外周に設けられ、前記ヒレ状パッキンは前記第1のパッキンと前記貯蔵室の空間との間の狭小空間に冷気が流れるのを遮断するためにヒレ部を有し、前記ヒレ部は2条のヒレを備えて構成され、前記2条のヒレが前記貯蔵室の側面と当接することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の冷蔵庫。
  10. 引出し式の扉によって閉塞される貯蔵室内に容器を備え、前記扉とともに前記容器が引き出される構成を備えた冷蔵庫において、
    前記扉の外周に備えられ、前記貯蔵室の開口前縁と当接して前記貯蔵室を閉塞する第1のパッキンと、
    前記扉の内板に固定され前記容器を取り付けるための取付枠と、
    前記取付枠よりも前記扉の外側であって前記第1のパッキンよりも内側に位置し、前記扉の両側部に設けられる溝と、
    前記溝内に挿入されて係止されるヒレ状パッキンとを備え、
    前記ヒレ状パッキンは、前記溝に挿入される係止部と、前記貯蔵室の両側面と当接するヒレ部と、前記係止部とヒレ部とを支持する支持部とを備え、
    前記貯蔵室の両側面は開口前縁に向かって幅が広くなるように傾斜しており、
    前記ヒレ部は、前記貯蔵室の両側面のうち、前記傾斜する部分に当接することを特徴とする冷蔵庫。
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