JP2011094917A - 貯蔵庫 - Google Patents

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Toshiaki Kubota
利明 久保田
Yoshinori Kuroda
義憲 黒田
Kenji Nogami
謙治 野上
Junji Okada
純爾 岡田
Isao Koizumi
勲 小泉
Taichi Okabayashi
太市 岡林
Akira Ichinozuka
章 市野塚
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Abstract

【課題】庫口枠のガスケットとの当接面より庫外側の部分の本体側となる箇所やその周辺の本体の外面材に生じる結露を効果的に抑制することができる貯蔵庫を提供する。
【解決手段】本体1の開口3縁部に取り付けられた庫口枠5と、開口3を開閉自在に閉塞する扉20と、この扉20の内面周囲に取り付けられ、庫口枠5に当接するガスケット4とを備えた貯蔵庫において、庫口枠5の、ガスケット4が当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体1側に、結露防止用のヒータを庫外側より収納可能なヒータ収納部を形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、本体の開口縁部に取り付けられた庫口枠と、開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の内面周囲に取り付けられ、庫口枠に当接するガスケットとを備えた貯蔵庫に関する。
従来この種の貯蔵庫は、本体の開口縁部に庫口枠を取り付け、この開口は扉にて開閉自在に閉塞すると共に、この庫口枠には、金属製の当接板を設け、扉の庫内側周縁部に設けられたガスケットを当接させている。そして、このガスケットと当接する当接板の内側には、結露防止用のヒータが収納されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、図7を参照して従来の当該庫口枠の構成について説明する。貯蔵庫を構成する本体100の開口101縁部には、扉枠断熱材102を介して硬質樹脂製の庫口枠103がネジによって固定されている。この庫口枠103の前辺103Aの前面開口101側には、扉105の庫内側周縁部に設けられたガスケット106と対向する位置に結露防止用ヒータ108を収納するヒータ保持部107が形成されている。そして、このヒータ保持部107は、ガスケット106側に開口しており、当該開口は、ステンレス等から成る当板109によって着脱自在に閉塞されている。
これにより、結露防止用ヒータ108の通電によって当板109が加熱され、ガスケット106側に生じる結露の発生が抑制される。
特開平8−145540号公報
しかしながら、上述した如き従来技術では、庫口枠103のガスケット106との当接面より庫外側の部分の本体100側となる箇所120は、庫内側に位置する部分からの冷熱の伝導によって冷やされやすく、外気に晒されることで、結露が発生しやすいという問題があった。特に、本体100の開口101縁部に、庫口枠103が嵌め込まれ、ネジ止めにより固定されるものであったため、本体100の外面と庫口枠103との間の隙間から庫内の冷気が漏洩し、庫口枠103周辺の係る本体100の外面材100Aにも結露が発生しやすいという問題があった。
これに対し、従来の構成では、ヒータ保持部107内に収納されるヒータ108は、扉105のガスケット106と当板109との当接面を加熱するものであったため、係る庫口枠103のガスケット106との当接面より庫外側の部分の本体100側となる箇所120やその周辺の本体100の外面材100Aを加熱することができない。そのため、設置現場では、設置環境の外気条件を変更したり、直接、当該部分に送風機による風を送ることによって、結露の発生を抑制しなければ成らないという問題があった。
本発明は、従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、庫口枠のガスケットとの当接面より庫外側の部分の本体側となる箇所やその周辺の本体の外面材に生じる結露を効果的に抑制することができる貯蔵庫を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の貯蔵庫は、本体の開口縁部に取り付けられた庫口枠と、開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の内面周囲に取り付けられ、庫口枠に当接するガスケットとを備えたものであって、庫口枠の、ガスケットが当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体側に、結露防止用のヒータを庫外側より収納可能なヒータ収納部を形成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、上記において、ヒータ収納部は庫外側に開口しており、この開口を開閉自在に閉塞するカバーを設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、上記において、カバーは、一端のヒンジ部にて庫口枠に一体に形成され、他端には庫口枠に係脱自在に係合する係合部を備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、上記において、ヒンジ部は、係合部よりも本体側に位置することを特徴とする。
請求項5の発明は、上記各発明において、扉には、ガスケットよりも庫内側に位置して先端が当該ガスケットに当接する軟質ヒレを設けたことを特徴とする。
請求項6の発明は、上記において、扉は、外面材と、内面材と、これら面材を接続する樹脂製ブレーカと、これら面材及びブレーカにて囲繞される空間に充填された断熱材とから成り、ガスケットは、庫口枠に当接する袋状部と、この袋状部の庫内側に位置して本体側に突出する軟質ヒレ部とを有し、軟質ヒレは、ブレーカに一体成形され、先端がガスケットの軟質ヒレ部及び庫口枠に当接することを特徴とする。
本発明によれば、本体の開口縁部に取り付けられた庫口枠と、開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の内面周囲に取り付けられ、庫口枠に当接するガスケットとを備えた貯蔵庫において、庫口枠の、ガスケットが当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体側に、結露防止用のヒータを庫外側より収納可能なヒータ収納部を形成したことにより、当該ヒータ収納部に結露防止用のヒータを収納して後付けすることができ、当該庫口枠の、ガスケットが当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体側を加熱することができる。
庫内側から庫外側に渡って設けられる庫口枠は、庫内側からの冷熱が庫外側に伝達されることによって外気に晒される庫外側が冷やされることとなるが、当該結露防止用ヒータによって当該部分を加熱することができ、効果的に当該部分の結露を防止することができる。また、庫口枠の庫外側が冷却されることで、その付近の本体の外面材も冷却されやすくなるが、当該結露防止用ヒータによって当該部分をも加熱することができ、結露を防止することができる。
また、請求項2の発明によれば、上記に加えて、ヒータ収納部は庫外側に開口しており、この開口を開閉自在に閉塞するカバーを設けたことにより、ヒータ収納部内に結露防止用のヒータを収納した場合、当該ヒータはカバーによって被覆されるため、外観の向上及び、感電防止を実現することができるようになる。
請求項3の発明によれば、上記に加えて、カバーは、一端のヒンジ部にて庫口枠に一体に形成され、他端には庫口枠に係脱自在に係合する係合部を備えることにより、カバーを開閉してヒータ収納部に結露防止用ヒータを脱着する際、当該カバーは、庫口枠に連結されているため、紛失する不都合を回避することができる。
請求項4の発明によれば、上記に加えて、ヒンジ部は、係合部よりも本体側に位置するので、庫口枠と本体の外面材との間にコーキングする場合、カバーの係合部までもコーキングされてしまい、カバーを開放することができなくなる不都合を解消することができる。
請求項5の発明によれば、上記各発明に加えて、扉には、ガスケットよりも庫内側に位置して先端が当該ガスケットに当接する軟質ヒレを設けたことにより、当該ガスケットと軟質ヒレとの間に空気層を形成することが可能となる。
これにより、庫内側とガスケットとの間に空気層を増やすことができ、断熱効果を高めることが可能となる。
請求項6の発明によれば、上記に加えて、扉は、外面材と、内面材と、これら面材を接続する樹脂製ブレーカと、これら面材及びブレーカにて囲繞される空間に充填された断熱材とから成り、ガスケットは、庫口枠に当接する袋状部と、この袋状部の庫内側に位置して本体側に突出する軟質ヒレ部とを有し、前記軟質ヒレは、ブレーカに一体成形され、先端がガスケットの軟質ヒレ部及び庫口枠に当接することにより、扉と庫口枠との間には、ガスケットの袋状部内と、袋状部と軟質ヒレ部及びこれらが当接する庫口枠との間、及び、軟質ヒレ部と軟質ヒレとの間で、3つの空気断熱層を形成することができる。
これにより、扉と庫口枠との間の断熱効果を確実に高めることが可能となる。
本発明の貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷凍冷蔵庫の斜視図である。 扉の非枢支側の扉及び庫口枠の部分拡大断面図である。 扉の枢支側の扉及び庫口枠の部分拡大断面図である。 庫口枠の結露防止用ヒータ収納前の状態を示す部分拡大図である。 庫口枠のカバー開放状態を示す部分拡大図である。 庫口枠の結露防止用ヒータ収納状態を示す部分拡大図である。 従来の扉及び庫口枠の部分拡大断面図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の貯蔵庫の実施例としてのプレハブ冷凍冷蔵庫Pの斜視図、図2は非枢支側の扉20及び庫口枠5の部分拡大断面図、図3は枢支側の扉20及び庫口枠5の部分拡大断面図をそれぞれ示している。プレハブ冷凍冷蔵庫Pの本体1は複数枚の断熱プレハブパネル2を接合して組み立てられており、その前面を構成する断熱プレハブパネル2には開口3が形成され、この開口3の周縁部には断面略L字状の庫口枠5がネジ6、7にて固定されている。
断熱プレハブパネル2は鋼板製の内面材2Aと、同じく鋼板製の外面材2Bと、これら面材2A、2B端部を相互に接続するブレーカ13と、これら面材2A、2Bとブレーカ13間に発泡充填された断熱材14から構成されている。また、前記ブレーカ13には相対向する辺に凸部13Aや凹部13Bが形成され、各パネル2を相互に接合する際にはこれら凸部13Aや凹部13Bを係合させる。
一方、庫口枠5の内辺5B(即ち、断熱プレハブパネル2の端部に対向する辺)の内面には凹所15が形成されており、この凹所15内には断熱プレハブパネル2のブレーカ13の前記凸部13Aが進入できるように構成されている。また、断熱プレハブパネル2のブレーカ13の前記凹部13Bが対応する場合には、この凹部13Bと凹所15とで作られる空間に硬質発泡樹脂製のスペーサ16を挿入する。また、庫口枠5を断熱プレハブパネル2に固定する前記ネジ6、7は、このスペーサ16を避け、断熱プレハブパネル2の内面材2A及び外面材2Bに螺合させている。
そして、この庫口枠5が設けられた本体1の前記開口3は、扉20にて開閉自在に閉塞される。この扉20は、ヒンジ21、21にて庫口枠5の一側の前辺5Aに回動自在に枢支されている。28は、この扉20の非枢支側の前面に設けられるラッチであり、本体1側に設けられるラッチ受け29と対を成して開閉自在に扉20の閉鎖状態を保持可能とする。
この扉20は金属製の外面材22及び内面材23と、これら両面材22、23の端部が両端に係合されてネジ24にて固定されることにより、それらを接続する樹脂製ブレーカ25と、これら外面材22、内面材23及びブレーカ25で構成する空間内に発泡充填された断熱材26から成る。
前記ブレーカ25の略中央には後面(断熱プレハブパネル2に対向する面。具体的には、庫口枠5の前辺5Aに対向する面)に開放する溝27が形成されており、この溝27には、ガスケット4の鏃部41が挿入係合されている。これにより、ガスケット4は、扉20の庫内側の周縁部(扉20の内面周囲)に取り付けられる。
このガスケット4は、軟質樹脂にて構成されており、扉20に対向する側には上記鏃部41が形成されていると共に、断熱プレハブパネル2に対向する面、この場合、庫口枠5の前辺5Aに対向する面には、当該庫口枠5の前辺5Aに当接する袋状部42と、この袋状部42の庫内側に位置して本体1側に突出する軟質ヒレ部43とが一体に形成されている。袋状部42は、長手方向に渡って延在する袋状を呈している。袋状部42及び軟質ヒレ部43は、いずれも可撓性を有しており、扉20が閉塞された際、当該袋状部42及び軟質ヒレ部43は、変形しながら庫口枠5の前辺5Aに密着して当接する。
そして、このガスケット4が取り付けられるブレーカ25には、当該ガスケット4よりも庫内側に位置して先端が当該ガスケット4の軟質ヒレ部43の先端に当接する軟質ヒレ44が当該ブレーカ25に一体成形されている。
これにより、扉20が閉塞された状態では、図2及び図3に示すように、ガスケット4は、袋状部42が庫口枠5の前辺5A(当板11)に変形しながら密着して当接し、軟質ヒレ部43は、庫口枠5の前辺5Aに変形しながら当接することにより、袋状部42と庫口枠5の前辺5Aとの間に空気断熱層45を形成する。そして、ガスケット4よりも庫内側に位置してブレーカ25に一体に成形された軟質ヒレ44は、その先端が当該ガスケット4の軟質ヒレ部43の先端及び庫口枠5の前辺5A(若しくは角隅部)に変形しながら当接することにより、当該軟質ヒレ部43との間に空気断熱層46を形成する。
従って、扉20と庫口枠5との間には、ガスケット4の袋状部42内の空気断熱層と、袋状部42と軟質ヒレ部43及びこれらが当接する庫口枠5との間の空気断熱層45と軟質ヒレ部43と軟質ヒレ44との間の空気断熱層46の3つの空気断熱層を形成することができる。これにより、扉20と庫口枠5との間の断熱効果を確実に高めることが可能となる。
一方、上記庫口枠5は、硬質塩化ビニルの二重押出成形にて構成されており、その内部には長手方向に延在する複数の中空室50が形成されている。この庫口枠5の前辺5Aの前面開口3側には、上述した如きガスケット4に対向する位置に複数条のヒータ保持部8が形成されており、このヒータ保持部8の近傍内側には収納部9が押出成形と同時に長手方向に渡って形成されている。これらヒータ保持部8と収納部9は前面側(後述するガスケット4側)に開放しており、ヒータ保持部8内には図4の如く結露防止用ヒータ10が前面側に露出させた状態で保持され、収納部9内にはこのヒータ10の図示しない過熱防止器やリード線が収納されている。
そして、係るヒータ保持部8と収納部9を被覆してステンレス等から成る当板11が取り付けられる。この当板11は平板状を呈しており、その外側縁は前記収納部9の外側における庫口枠5の前辺5Aに形成された内向きの溝12内に挿入係合されている。
他方、庫口枠5の前辺5Aであって、ガスケット4が当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体1側、即ち、前辺5Aの庫外側の側部5Cには、扉20側とは反対側、即ち、庫外側に向けて開口するヒータ収納部30が形成されている。このヒータ収納部30は、上記ヒータ保持部8と同様に長手方向に渡って形成されている。このヒータ収納部30の近傍には、同じく、扉20側とは反対側、即ち、庫外側に向けて開口する収納部33が長手方向に渡って形成されている。このヒータ収納部30は、後付により長手方向に渡って結露防止用ヒータ31を収納可能とされている(図6参照)。収納部33内には、結露防止用ヒータ30の図示しない過熱防止器やリード線が収納可能とされている。
そして、この庫口枠5の前辺5Aの庫外側側部5Cには、当該ヒータ収納部30及び収納部33の開口30Aを開閉自在に閉塞するカバー32が設けられている。本実施例において当該カバー32は、開口30Aの本体1側端部に軟質塩化ビニルにて構成されたヒンジ部34にて回動自在に庫口枠5に一体に形成されている。このカバー32のヒンジ部34が構成される一端とは反対側の他端には、庫口枠5側に突出する係合部(突起)35が形成され、当該係合部35は、庫口枠5の側部5Cの前記開口30A縁部に形成された係合凹所36に係脱自在とされている。
係る構成により、当該ヒータ収納部30に結露防止用ヒータ31を取り付ける場合には、先ず、図4の状態からカバー32の係合部35側をヒンジ部34を中心として開放方向に回動させる。これにより、図5に示す如くヒータ収納部30及び収納部33の開口30Aが開放される。
この状態で、ヒータ収納部30に結露防止用ヒータ31を収納し、収納部33に過熱防止器やリード線を収納し、ヒンジ部34を中心としてカバー32を閉塞方向に回動させる(図6の状態)。
これにより、庫内側から庫外側に渡って設けられる庫口枠5は、庫内側からの冷熱が庫外側に伝達されることによって外気に晒される庫外側が冷やされることとなるが、当該結露防止用ヒータ31を通電することによって当該部分、特に、カバー32が設けられる庫口枠5の前辺5A庫外側側部5Cを加熱することができ、効果的に当該部分の結露を防止することができる。
また、庫口枠5の庫外側が冷却されることで、その付近の本体1の外面材2Bも冷却されやすくなるが、当該結露防止用ヒータ31を通電することによって当該部分をも加熱することができ、結露を防止することができる。
このように、本実施例では、庫口枠5のヒータ収納部30に結露防止用ヒータ31を収納して後付けすることができ、当該庫口枠5の、ガスケット4が当接する位置よりも庫外側に位置する部分における本体1側を加熱することができる。そのため、使用状況例えば、当該部分にまで冷熱が伝導しやすい冷凍使用とした場合において、後付にて結露防止用ヒータ31を設けることができ、利便性の向上を図ることができる。
また、本実施例において、ヒータ収納部30及び収納部33は、庫外側に開口しており、当該開口は、カバー32にて開閉自在に閉塞されるため、ヒータ収納部30内や収納部33内に結露防止用ヒータ31やリード線等を収納した場合、これらをカバー32によって被覆することができ、外観の向上及び、感電防止を実現することができるようになる。
更に、本実施例では、カバー32の一端は、可撓性材料にて構成されたヒンジ部34にて庫口枠5に一体形成されているため、カバー32を開閉してヒータ収納部30等にに結露防止用ヒータ31を脱着する際、当該カバー32は、庫口枠5に連結されているため、紛失する不都合を回避することができる。
このとき、ヒンジ部34は、カバー32の開放側であって開閉自在に閉塞状態を保持する係合部35よりも本体1側に位置するので、例えば、庫口枠5と本体1の外面材2Bとの間に冷気漏洩を防止するためコーキング(コーキング剤37)を行った場合であっても、当該コーキング剤37は、カバー32のヒンジ部34側に位置することとなるため、当該カバー32の係合部35までもコーキングされてしまい、カバー32を開放することができなくなる不都合を解消することができる。
また、本実施例では、上述したように結露防止用ヒータ31は、カバー32を開閉することで、容易に庫口枠5に形成されたヒータ収納部30より着脱自在とされているため、当該ヒータ31を交換する際にも、庫口枠5を断熱プレハブパネル2から取り外す必要がなく、メンテナンス作業性も著しく向上する。
P プレハブ冷凍冷蔵庫(貯蔵庫)
1 本体
2 断熱プレハブパネル
2A 内面材
2B 外面材
3 開口
4 ガスケット
5 庫口枠
5A 前辺
5C 前辺庫外側側部
20 扉
21 ヒンジ
22 外面材
23 内面材
25 樹脂製ブレーカ
26 断熱材
30 ヒータ収納部
30A 開口
31 結露防止用ヒータ
32 カバー
33 収納部
34 ヒンジ部
35 係合部
36 係合凹所
37 コーキング剤
41 鏃部
42 袋状部
43 軟質ヒレ部
44 軟質ヒレ
45、46 空気断熱層
50 中空室

Claims (6)

  1. 本体の開口縁部に取り付けられた庫口枠と、前記開口を開閉自在に閉塞する扉と、この扉の内面周囲に取り付けられ、前記庫口枠に当接するガスケットとを備えた貯蔵庫において、
    前記庫口枠の、前記ガスケットが当接する位置よりも庫外側に位置する部分における前記本体側に、結露防止用のヒータを庫外側より収納可能なヒータ収納部を形成したことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 前記ヒータ収納部は庫外側に開口しており、この開口を開閉自在に閉塞するカバーを設けたことを特徴とする請求項1に記載の貯蔵庫。
  3. 前記カバーは、一端のヒンジ部にて前記庫口枠に一体に形成され、他端には前記庫口枠に係脱自在に係合する係合部を備えることを特徴とする請求項2に記載の貯蔵庫。
  4. 前記ヒンジ部は、前記係合部よりも前記本体側に位置することを特徴とする請求項3に記載の貯蔵庫。
  5. 前記扉には、前記ガスケットよりも庫内側に位置して先端が当該ガスケットに当接する軟質ヒレを設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載の貯蔵庫。
  6. 前記扉は、外面材と、内面材と、これら面材を接続する樹脂製ブレーカと、これら面材及びブレーカにて囲繞される空間に充填された断熱材とから成り、
    前記ガスケットは、前記庫口枠に当接する袋状部と、この袋状部の庫内側に位置して前記本体側に突出する軟質ヒレ部とを有し、
    前記軟質ヒレは、前記ブレーカに一体成形され、先端が前記ガスケットの軟質ヒレ部及び庫口枠に当接することを特徴とする請求項5に記載の貯蔵庫。
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