JPH11166787A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH11166787A
JPH11166787A JP33195897A JP33195897A JPH11166787A JP H11166787 A JPH11166787 A JP H11166787A JP 33195897 A JP33195897 A JP 33195897A JP 33195897 A JP33195897 A JP 33195897A JP H11166787 A JPH11166787 A JP H11166787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
doors
refrigerator
gap
gasket
Prior art date
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Pending
Application number
JP33195897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Saeki
友康 佐伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP33195897A priority Critical patent/JPH11166787A/ja
Publication of JPH11166787A publication Critical patent/JPH11166787A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の扉を有する冷蔵庫において扉間隙にお
ける空気の対流を抑制して扉間の露付きを防止する。 【解決手段】 上下に隣接する扉26,28の上側の扉
26の下面に軟質材のヒレ42を設けて扉間隙44にお
ける前後方向の空気の流れを遮断することにより、扉間
隙44に前方から湿気を含んだ外気G1が流入するのを
防止する。これにより、扉間隙44が後方からの冷気に
より冷されている場合であっても扉26,28間の露付
きを抑制できる。また、ガスケット34,36のヒレ4
6,48を延長して扉間隙44に後方から冷気が流入す
るのを防止することにより露付きを抑制してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関するもの
であり、特にその扉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、冷蔵庫の扉周辺構造において
は、防露パイプ(冷却サイクルの放熱パイプ)等の熱源
を用いてその露付きを防止することがなされている。
【0003】図4にはその一例を示している。冷蔵室1
01と冷凍室102は仕切板103で上下に仕切られて
おり、この仕切板103の前面に冷蔵室扉104と冷凍
室扉105のガスケット106,107が当接すること
により、両室101,102の室内空間が外気から遮断
されるよう構成されている。そして、この仕切板103
の前端部に防露パイプ108が埋設されており、冷却サ
イクルのコンプレッサがONとなることで防露パイプ1
08内に高温の冷媒が流れ、これにより仕切板103の
温度が上昇してその前面の露付きを防止するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造におい
て、コンプレッサがOFFになると、仕切板103は室
101,102内と熱交換して冷されるため、図4
(a)に示すように、仕切板103付近の外気Gxは冷
やされて両扉104,105の間隙109を通って冷凍
室扉105の前面に沿って降下する。この間隙109に
外部から湿気を含んだ外気Gyが流入するため、扉間隙
109における温度の低い箇所に露付き110が生じや
すい。
【0005】そして、コンプレッサがONになると、仕
切板103は温度上昇するが、ガスケット106が室内
101との熱交換で冷やされているため、図4(b)に
示すように、仕切板103付近の外気Gzは、仕切板1
03により暖められて上昇し、ガスケット106で冷や
されて下降するため、仕切板103の直前で渦が発生す
る。このため、扉間隙109の上記露付き110した箇
所付近には熱が伝わりにくく、発生した露が除去されな
い。このように上記従来の構造では、扉間隙に起こる外
気の自然対流のために扉間の露付きを良好に防止するこ
とができない。
【0006】そこで、本発明は、かかる扉間隙における
空気の対流を抑制して扉間の露付きを防止することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
冷蔵庫は、前方に開口する冷蔵庫本体の前面が仕切部材
により複数の開口部に仕切られ、これら開口部にそれぞ
れ扉が配された冷蔵庫において、隣接する扉の間隙にそ
の前後方向における空気の流れを遮る遮断体が設けられ
たことを特徴とする。
【0008】このように隣接する扉の間隙にその前後方
向における空気の流れを遮る遮断体を設けて扉間におけ
る外気の対流を抑制することにより、隣接する扉間にお
ける露付き性能を改善することができる。
【0009】請求項2記載の冷蔵庫は、請求項1におい
て、前記遮断体が前記隣接する扉の間隙の前端部に配さ
れたことを特徴とする。
【0010】このように遮断体を扉間隙の前側に設ける
ことにより、当該扉間隙に前方から湿気を含んだ外気が
流入するのを防止することができる。そのため、扉間隙
が後方からの冷気により冷されている場合であっても扉
間の露付きを抑制することができる。
【0011】請求項3記載の冷蔵庫は、請求項2におい
て、前記隣接する扉が上下に隣接する扉であって、前記
遮断体が、上側の扉の下面に取付けられて下方に突出す
るヒレ状の軟質材であることを特徴とする。
【0012】上記のように遮断体を扉間隙の前端部に配
する場合、外観上の見栄えを考慮して、遮断体は上下に
隣接する扉の上側の扉の下面に取付けることが好まし
い。
【0013】請求項4記載の冷蔵庫は、請求項1におい
て、前記遮断体が前記隣接する扉の間隙の後端部に配さ
れたことを特徴とする。
【0014】このように遮断体を扉間隙の後側に設ける
ことにより、当該扉間隙に後方から冷気が流入するのを
防止することができる。すなわち、仕切部材近傍の外気
が庫内と熱交換することにより冷却された冷気がその前
方の扉間隙を通って扉前面に下降するのを防止すること
ができる。これにより、扉間隙の冷却が抑制されるの
で、前方から湿気を含んだ外気が流入した場合であって
も扉間の露付きを抑制することができる。
【0015】請求項5記載の冷蔵庫は、請求項4におい
て、前記扉の後面に前記仕切部材の前面と当接して両者
間をシールするガスケットが取付けられており、前記遮
断体が、隣接する一方の扉から他方の扉に向って突出す
るヒレ状をなして前記ガスケットに一体に設けられたこ
とを特徴とする。
【0016】上記のように遮断体を扉間隙の後端部に配
する場合、ガスケットと一体に設けることにより、部品
点数及び製造工数の削減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の1実施形態に係る冷蔵庫
10における扉構造を示す要部拡大縦断面図、図2は、
該冷蔵庫10の斜視図である。ここで、図1は、図2の
A−A断面を示している。
【0019】図2に示すように、この冷蔵庫10は、上
から冷蔵室12、第1冷凍室14、第2冷凍室16及び
野菜室18の4つの冷却室を有する冷蔵庫である。ここ
で、冷蔵室12と第1冷凍室14、及び第2冷凍室16
と野菜室18は、仕切部材20,22により上下に断熱
仕切されているが、第1冷凍室14と第2冷凍室161
間は、棒状の仕切部材24によりその開口部のみが上下
に仕切られている。
【0020】各室12,14,16,18の前面には、
それぞれ冷蔵室扉26、第1冷凍室扉28、第2冷凍室
扉30及び野菜室扉32が配されており、これら扉によ
って開閉されるようになっている。
【0021】ここで、冷蔵室扉26と第1冷凍室扉28
との扉間構造について詳述する。
【0022】図1に示すように、冷蔵室扉26と第1冷
凍室扉28の後面には、それぞれその周縁部にマグネッ
ト34a,36aが埋設されたガスケット34,36が
取付けられている。このガスケット34,36は、仕切
部材20の前面に配された金属板20aに当接すること
により、扉26,28と仕切部材20との間をシールす
るように構成されている。そして、両扉26,28を閉
じた状態において、扉間には、その相対する扉表面と仕
切部材20の前面とで囲まれる凹状の空間が形成され
る。
【0023】仕切部材20の前端部には、防露パイプ3
8が埋設されている。この防露パイプ38は、パイプ押
え40により金属板20aの後面に接触状態に押えつけ
られている。
【0024】冷蔵室扉26の下面には、下方に延びて第
1冷凍室扉28上面の直前で終端するゴム等の軟質材よ
りなるヒレ42が取付けられている。このヒレ42は、
図2に示すように冷蔵室扉26の下面の前端部に扉全幅
にわたって設けられており、図1に示すように第1冷凍
室扉28との間隙44をその前端部、即ち扉前面側にお
いて前後に仕切るよう構成されている。これにより、ヒ
レ42は、上記間隙44の前端部においてその前後方向
における空気の流れを遮るように作用する。
【0025】そのため、コンプレッサOFF時に室1
2,14内との熱交換により冷された仕切部材20近傍
の外気が扉間隙44にその後方から進入する等して、両
扉26,28の相対する面が冷されている場合であって
も、上記ヒレ42により、扉間隙44への湿気を含んだ
外気G1の流入が防止されるため、扉26,28間の露
付きが抑制される。
【0026】なお、このヒレ42は、第1冷凍室扉28
の上面に取付けてもよい。また、両扉26,28の相対
する位置に互いに向合うように設けて、双方のヒレで扉
間隙44を仕切る1の遮断体を構成してもよい。だだ
し、上記のように隣接する扉26,28における上側の
扉26の下面にのみ取付ける構成とすれば、扉28を引
出したときにもヒレが外から見えにくいため、外観上に
優れる。
【0027】図3は、本発明の他の実施形態に係る冷蔵
庫における扉間構造を示したものである。
【0028】この実施形態では、扉間隙44において、
冷蔵室扉26と第1冷凍室扉28の相対するガスケット
34,36のヒレ46,48をともに延長することによ
り、双方のヒレ46,48で扉間隙44における空気の
流れを遮る1の遮断体を構成している。
【0029】すなわち、冷蔵室扉26の下縁のガスケッ
ト34のヒレ46を下方に延設せしめるとともに、第1
冷凍室扉28の上縁のガスケット36のヒレ48を上方
に延設せしめて、双方の先端が扉間隙44の上下方向略
中央でほぼ当接するように構成している。
【0030】これにより、扉間隙44は、その後端部、
即ち扉後面側において前後方向における空気の流れが遮
断されている。そのため、コンプレッサOFF時に室1
2,14内との熱交換により冷された仕切部材20近傍
の外気が扉間隙44にその後方から進入するのを防止す
ることができ、よって両扉26,28の相対する面が冷
されるのを防ぐことができる。そのため、扉間隙44に
前方から湿気を含んだ外気が流入してきても、扉26,
28間の露付きが抑制される。
【0031】また、このように扉間隙44の遮断体をガ
スケット34,36と一体のヒレ46,48として設け
ることにより、別途遮断体を取付ける場合に比べて部品
点数及び製造工数の削減が図れる。
【0032】なお、このように扉間隙44を遮るヒレを
ガスケットと一体に設ける場合、上下いずれか一方の扉
26,28のガスケット34,36のみヒレを延長して
扉間隙44を遮るように構成してもよい。その場合、上
側の扉26のガスケット34のヒレを延長すれば、扉2
8を引出したときにもヒレが外から見えないため、外観
上に優れる。
【0033】以上説明した扉間構造は、冷蔵室扉26と
第1冷凍室扉28との扉間に限らず、第2冷凍室扉30
と野菜室扉32との扉間にも、また、開口部のみを仕切
る仕切部材24が配された第1冷凍室扉28と第2冷凍
室扉30との扉間にも、同様に適用することができる。
また、本実施形態のように、上下に隣接した扉間のみな
らず、左右に隣接した扉間においても同様に適用するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の請求項1〜5の冷蔵庫である
と、隣接する扉間隙に遮断体を設けて外気の対流を抑制
することにより、扉間の露付き性能を改善することがで
きる。
【0035】特に、請求項3の冷蔵庫であると、該遮断
体を上下に隣接する扉の上側の扉の下面に取付けること
により、扉を開けたときでも外観上、見栄えを損なうこ
とがない。
【0036】また、請求項5の冷蔵庫であると、該遮断
体を扉のガスケットと一体に設けることにより、部品点
数及び製造工数の削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る冷蔵庫における扉間
構造を示す要部拡大縦断面図である。
【図2】本実施形態に係る冷蔵庫の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る冷蔵庫における扉
間構造を示す要部拡大縦断面図である。
【図4】従来の冷蔵庫の扉間構造を示す要部拡大縦断面
図であり、(a)はコンプレッサOFFの状態、(b)
はコンプレッサONの状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
10……冷蔵庫 12……冷蔵室 14……第1冷凍室 26……冷蔵室扉 28……第1冷凍室扉 34,36……ガスケット 42,46,48……ヒレ 44……扉間隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に開口する冷蔵庫本体の前面が仕切
    部材により複数の開口部に仕切られ、これら開口部にそ
    れぞれ扉が配された冷蔵庫において、 隣接する扉の間隙にその前後方向における空気の流れを
    遮る遮断体が設けられたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記遮断体が前記隣接する扉の間隙の前
    端部に配されたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 前記隣接する扉が上下に隣接する扉であ
    り、 前記遮断体が、上側の扉の下面に取付けられて下方に突
    出するヒレ状の軟質材であることを特徴とする請求項2
    記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記遮断体が前記隣接する扉の間隙の後
    端部に配されたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵
    庫。
  5. 【請求項5】 前記扉の後面に前記仕切部材の前面と当
    接して両者間をシールするガスケットが取付けられてお
    り、 前記遮断体が、隣接する一方の扉から他方の扉に向って
    突出するヒレ状をなして前記ガスケットに一体に設けら
    れたことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
JP33195897A 1997-12-02 1997-12-02 冷蔵庫 Pending JPH11166787A (ja)

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JP33195897A JPH11166787A (ja) 1997-12-02 1997-12-02 冷蔵庫

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102927740A (zh) * 2011-08-12 2013-02-13 三星电子株式会社 冰箱
JP2014134377A (ja) * 2014-04-23 2014-07-24 Toshiba Corp 冷蔵庫
JP2016017727A (ja) * 2014-07-11 2016-02-01 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2016035381A (ja) * 2015-11-05 2016-03-17 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
JP2018112385A (ja) * 2017-01-06 2018-07-19 パナソニック株式会社 冷蔵庫
US10823483B1 (en) 2019-10-15 2020-11-03 Haier Us Appliance Solutions, Inc. Refrigerator appliance with heat transfer features for reducing condensation

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