JP2018112385A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータの発熱量を増加させることなく、観音開き扉での結露を抑制することを可能とした冷蔵庫を提供すること。【解決手段】回転仕切体109と冷蔵室の前面開口との隙間を、扉ガスケット110に配置され、断熱箱体前面部もしくは区画板303前面と回転仕切体109と接触し、隙間を閉塞させる内部に断熱シートを配置した第1のヒレ部材206と、左右の観音開き扉102の間に回転仕切体109と離れた前面で回転仕切体109と接触しない第2のヒレ部材207と、第1のヒレ部材206に配置された断熱シートによる断熱と、第2のヒレ部材207によって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。【選択図】図3

Description

本発明は、本体上部に設けた貯蔵室の前面開口を併置した左右の観音開き扉で閉塞した冷蔵庫に関する。
家庭用の大容量冷蔵庫は、多様なユーザニーズに対応すべく冷却貯蔵温度の多様化とともに貯蔵室ごとに多くの扉を設けた冷蔵庫が商品化されている。これまで、冷蔵庫に対して冷凍室を上部に配置したトップフリーザータイプ、上部の冷蔵室(冷蔵貯蔵室)と下部の野菜室との間に冷凍室を配置したミドルフリーザータイプ、冷凍室を最下部に配置したボトムフリーザタイプ、上部の冷蔵室の下方に縦長の冷凍室と野菜室を併置したタイプ、冷凍室と冷蔵室とを左右に併置したサイドバイサイドタイプなど様々な形態が商品化されてきた。
このような商品環境の中で、近年では、使い勝手を考慮して、図16に示す様に、冷蔵庫1401において使用頻度が高く収納容積の最も大きい冷蔵室1402を観音開き式の扉として最上段に配置し、その下方に製氷室1403や温度切替室1404、そしてその下方に野菜室(図示せず)、最下部に冷凍室(図示せず)を設置したタイプが主流になっている。前記冷蔵室1402の観音開き扉1405の一方の開放端側の内面に閉扉時には他方の扉側へ回動する仕切体1406を取付けてガスケット1407との吸着面を設けるようにしている。加えて、回転仕切体1406の内部にヒータを設け(図示せず)回転仕切体表面に発生する結露を防止している(例えば、特許文献1参照)。
ここで、特許文献2では、仕切体に配置されたヒータの熱が庫内側へ伝導することを抑えることで庫内への熱負荷を低減するとともに、仕切体の前面部の温度低下を抑制して、結露を防止しつつヒータへの入力を低減する構成が開示されている。図17を用いて特許文献2に記載の従来の冷蔵庫の仕様について説明する。図17は観音開き扉の回転仕切り体部近傍の水平断面図である。仕切体1501は、その前面部を形成して扉に設置されたガスケット1502の当接部となる仕切板1503と、左右の側面部及び背面部を形成して仕切板1503とともに仕切体1501の直方体状の外殻を構成する仕切筐体1504と、仕切板1503の背後に設けられた加熱手段としてのヒータ1505と、仕切筐体1504の内部に設けられた断熱材1506とを備えてなる。
仕切筐体1504は、前方に開口する水平断面コの字状の部材であり、樹脂材料により形成されている。仕切板1503は、ガスケット1502のマグネットにより着磁されるように鉄板により形成されており、また鉄板が熱伝導性に優れることからヒータ1505の加熱によって結露を防止している。ヒータ1505は、仕切体1501の幅方向に所定の間隔をおいて上下方向に延びる電熱線からなり、仕切板1503の背面に当接した状態に貼り付けられている。断熱材1506は、仕切体1501の内部空間を埋めるように充填されており、ヒータ1505による熱が仕切体1501の内部を通って庫内側に伝わらないようにしている。
以上の構成において、仕切筐体1504の左右両側面部1504Aに、上下方向に延びるスリット状の切欠部1507が設けられている。切欠部1507は、各側面部1504Aの前後方向における中央部に設けられており、その前側の側面部前側部分1504A1と、後側の側面部後側部分1504A2とを分断(縁切り)している。これにより、ヒータ1505の熱が仕切板1503から仕切筐体1504を熱伝導により通過して庫内へ侵入することを抑制する。
また、特許文献3では、仕切体の構成としては、仕切体を左右の扉に配置し、左右の仕切体がガスケットを介して当接させるとともに、ガスケットのヒレ部材により仕切体の上下端と冷蔵室開口との間に発生する隙間を塞ぐ構成が開示されている。特許文献3に記載の従来の冷蔵庫の仕様について図18を用いて説明する。図18は観音開き扉の回転仕切り体部近傍の水平断面図である。図18に示すように、左扉1601a、右扉1601bの非枢支側における扉内板の凸条部の側部に、それぞれ仕切体1602a、1602bをピン1603a、1603bにより回動自在に対向して取り付けている。そして、扉裏側にはガスケット1604を取り付け、扉を閉めた際に左扉1601a、右扉1601bとガスケット1604とが接触することで庫内空間を閉鎖する。
そして、仕切体1602bの左扉1601aと対向する側面には、上下に亙って仕切ガスケット1605を取り付けている。この仕切ガスケット1605はマグネットを内包しており、仕切体1602aの右扉1601bと対抗する側面は、仕切ガスケット1605に内在させたマグネットが吸着するよう鉄板を設けている。
また、左右の観音開き扉の各ガスケット1604の非枢支側における上下端部には、互いに重合するように延設した柔軟性のヒレ部材1606a、1606bをそれぞれ対向して設けている。このヒレ部材1606a、1606bにより庫内への熱の侵入を抑制する。
特開2010−249491号公報 特開2014−134377号公報 特開2003−114087号公報
しかしながら、特許文献2に記載の従来の構成では、ヒータ(符号なし)の熱が仕切体を伝熱し庫内へ侵入することを抑制することは可能であるが、仕切体の上下端と冷蔵室開口との間に発生する隙間はガスケットにヒレ部材を配置しても、冷蔵室への熱侵入の原因になる為、また、ヒレ部材の温度低下による結露を防止する為に、前記ヒータの発熱量を増加させる必要がある。
また、特許文献3に記載の従来の構成においても、同様に配置されたヒレ部材1606a、1606bにおいて結露を防止する為に、前記ヒータの発熱量を増加させる必要があるという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ヒータの発熱量を増加させることなく、観音開き扉での結露を抑制することを可能とした冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の冷蔵庫は、断熱箱体を、冷蔵室を含む複数の部屋に区画する区画板と、前記冷蔵室の前面開口に位置し左右に開閉する観音開き扉と、前記観音開き扉の少なくともいずれか一方の内面に縦方向にわたり設けられ、吸着面を形成する仕切板を有する回転仕切体と、前記回転仕切体と前記前面開口との間に位置し、前記吸着面と吸着する扉ガスケットと、前記断熱箱体の前面部と前記区画板の前面とを加温する断熱箱体前面加温手段と、を備え、前記扉ガスケットに配置され、前記断熱箱体の前面部および前記区画板の前面と前記回転仕切体と接触し、前記回転仕切体と前記冷蔵室の前面開口との間の隙間を閉塞させる第1のヒレ部材と、前記扉ガスケットの前記観音開き扉の開閉時に変形しない箇所に配置され、前記左右の観音開き扉の間の隙間であってお互いに接触せず、前記回転仕切体の前面に、前記回転仕切体と接触しない第2のヒレ部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の冷蔵庫は、請求項1に記載の蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記吸着面と前記扉ガスケットを吸着する為に前記扉ガスケット内部に配置された磁性体を固定する箇所であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の冷蔵庫は、請求項1に記載の蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記扉ガスケットを前記観音開き扉に接触固定する固定用ヒレ部であることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の冷蔵庫は、請求項4に記載の蔵庫であって、前記左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けた複数の前記第2のヒレ部材同士が、接触しないこと特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の縦方向全体にわたって設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項7記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の上端側と下端側に分離して設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項8記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の上端側に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項9記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の下端側に設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項10記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材が、前記観音開き扉の上部において水平方向へ延長した構造であることを特徴とする。
また、本発明の請求項11記載の冷蔵庫は、請求項10に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材の前記観音開き扉の上部へ延長した延長部が、前記断熱箱体の前面部に向かって屈曲した構造であることを特徴とする。
また、本発明の請求項12記載の冷蔵庫は、請求項11に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材の屈曲した構造が、前記断熱箱体の前面部と接触することを特徴とする。
また、本発明の請求項13記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項7もしくは請求項9のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材が、前記観音開き扉の下部において水平方向へ延長した構造であることを特徴とする。
また、本発明の請求項14記載の冷蔵庫は、請求項13に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材の前記観音開き扉の下部へ延長した延長部が、前記区画板の前面に向かって屈曲した構造であることを特徴とする。
また、本発明の請求項15記載の冷蔵庫は、請求項14に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材の屈曲した構造が、前記区画板の前面と接触することを特徴とする。
また、本発明の請求項16記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第1のヒレ部材の庫内側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項17記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第1のヒレ部材の外気側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項18記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第1のヒレ部材の中にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする。
また、本発明の請求項19記載の冷蔵庫は、請求項18に記載の冷蔵庫であって、前記シート状の断熱材がシリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ断熱シートであることを特徴とする。
また、本発明の請求項20記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記回転仕切体は、さらに、前記回転仕切体の内部に配設された断熱材と、前記仕切板の周縁部および前記断熱材の外面を覆う仕切枠体と、前記仕切板内面を加温する仕切板加温手段と、を有することを特徴とする。
本構成によって、ヒータの発熱量を増加させることなく、観音開き扉のヒレ部材の温度低下を抑制することができる。
以上のように、本発明の冷蔵庫によれば、観音開き扉での結露を抑制することで、ヒータ消費電力を削減することができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における観音開き扉の水平断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の観音開き扉閉時の図1におけるA−A断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の右側扉開時の観音開き扉上部斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の右側扉開時の観音開き扉下部斜視図 本発明の実施の形態1における第1のヒレ部材の下部拡大正面図 本発明の実施の形態1における第1のヒレ部材の下部拡大右側面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の観音開き扉閉時の縦断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の右側扉開時の観音開き扉上部斜視図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の右側扉開時の観音開き扉下部斜視図 本発明の実施の形態3における冷蔵庫の観音開き扉の水平断面図 本発明の実施の形態4における冷蔵庫の観音開き扉閉時の縦断面図 本発明の実施の形態4における第1のヒレ部材の下部拡大正面図 本発明の実施の形態4における第1のヒレ部材の下部拡大右側面図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の観音開き扉閉時の図1におけるA−A断面図 本発明の実施の形態5における冷蔵庫の観音開き扉閉時の縦断面図 本発明の実施の形態5における扉ガスケットの水平断面図 特許文献1に記載された従来の冷蔵庫の観音開き扉周辺図 特許文献2に記載された従来の観音開き扉の水平断面図 特許文献3に記載された従来の観音開き扉の水平断面図
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態2について図1から図6を用いて説明する。
<全体構成>
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫101の正面図である。以下の説明では、図1における上下方向を「縦方向」といい、上方向を「上側」、下方向を「下側」という。また、図1における左右方向を「幅方向」又は「水平方向」といい、右方向を「右側」、左方向を「左側」という。また、図1において紙面に垂直な方向を前後方向といい、手前方向を「前面側」又は「外気側」、奥方向を「庫内側」という。冷蔵庫101の観音開き扉は向かって左側に位置する左側扉102及び向かって右側に位置する右側扉103を有している。ここで観音開き扉とは、左右に開閉する一対の扉である。図1は、左側扉102と右側扉103とを開扉させた状態を示している。左側扉102と右側扉103とが設けられている部分は冷蔵貯蔵室104の部分であり、左側扉102の下は製氷室105、さらに下側は冷凍貯蔵室106、野菜室107とされている。右側扉103の下側、製氷室105の右隣には切替室108が設けられている。左側扉102と右側扉103はそれぞれヒンジ部により枢支されて左側と右側に開くように構成されており、左側扉102の非枢支側には回転仕切体109を設けている。
<回転仕切体109>
この回転仕切体109は、左側扉102の開閉動作に応じて回転し、閉扉された状態では、左側扉102、右側扉103の非枢支側を扉ガスケット110を介して閉塞して、冷蔵貯蔵室104内からの冷気漏れを防止している。
図2は本発明の実施の形態1における観音開き扉の水平断面図である。図2において、回転仕切体109は、扉ガスケット110との吸着面201を形成する仕切板202と、回転仕切体109内部に配設された発泡スチロール製の断熱材203と、仕切板202の周縁部および断熱材203の外面を覆う合成樹脂製の仕切枠体204と、仕切板202内面中央に配設された仕切体加温手段205とから構成されている。
<扉ガスケット110>
また、扉ガスケット110には、吸着面201との接触面積を増加させるとともに、回転仕切体109の上下方向上端と冷蔵庫箱体上部壁302の上下方向下面との間に生じる隙間(図3参照)、および、回転仕切体109の上下方向下端と区画板前面プレート303の上下方向上面との間に生じる隙間(図3参照)を封鎖するように第1のヒレ部材206が配置されている。第1のヒレ部材206は、左側扉102および右側扉103にそれぞれ設けられ、お互いに接触するように配置されている。また、扉ガスケット110には、回転仕切体109から前面側(図2における下方向)に離れた位置に第2のヒレ部材207が配置されている。第2のヒレ部材207は、回転仕切体109と接触しないように配置されている。
ここで、仕切板202は、合成樹脂製であり、内面には2つの磁性体208が取り付けられている。磁性体208は、冷蔵庫101の高さ方向に対して回転仕切体109の略全高域に構成されている。前記磁性体208は左側扉102、右側扉103が閉扉した状態において、扉ガスケット110内に構成された磁性体209と対向するように配置されており、本実施例では直方体のプラスチックマグネットを使用した。
また、仕切体加温手段205は線状ヒータ等の直線状なもので、磁性体208の間に磁性体208と並行して配置される。
図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫101の観音開き扉閉時の図1におけるA−A断面図である。冷蔵貯蔵室104の下部は区画板301、上部は冷蔵庫箱体上部壁302によって囲われている。そして、区画板301の前面には区画板前面プレート303が配置され、その背面には区画した前面部加温手段304が配置されている。また、冷蔵庫箱体上部壁302の前面部を加熱する箱体上部壁前面加温手段305が配置されている。また、扉ガスケット110には、第1のヒレ部材206と第2のヒレ部材207とが配置されている。
図4は、本発明の実施の形態1における観音開き扉の上部斜視図、図5は本発明の実施の形態1における観音開き扉の下部斜視図である。第1のヒレ部材206は回転仕切体109、区画板前面プレート303(図3参照)および冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触し、冷蔵貯蔵室104を閉鎖している。また、また、第2のヒレ部材207の上下方向上端部は観音開き扉の上部において幅方向(水平方向)に延長された延長部を有している。また、第2のヒレ部材207の上下方向下端部は観音開き扉の下部において幅方向(水平方向)延長された延長部を有している。第2のヒレ部材207の延長部は、冷蔵庫箱体上部壁302の前面に向かって屈曲し、冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触する上部屈曲部207a(図4参照)を有する。また、第2のヒレ部材207の延長部は、区画板前面プレート303に向かって屈曲し、区画板前面プレート303と接触する下部屈曲部207b(図5参照)を有する。
また、第2のヒレ部材207の上部屈曲部207aおよび、下部屈曲部207bは切り欠きを形成し、冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触した際に、屈曲部の変形を容易にし、第1のヒレ部材206による、回転仕切体109、区画板前面プレート303および冷蔵庫箱体上部壁302と、左側扉102との密閉性に影響が出ないようにしている。
図6は本発明の実施の形態1における第1のヒレ部材206の下部拡大図であり、図6Aは正面図、図6Bは右側面図を示している。図6Aに示しているシート状の断熱材601は第1のヒレ部材206と概同形状であり、図6Bに示すように、第1のヒレ部材206の下端部はシート状の断熱材601を内部に配置している。このシート状の断熱材を断熱シートという場合がある。また、第1のヒレ部材206の上端部も同様にシート状の断熱材601を内部に配置している(図示せず)。このシート状の断熱材601としては、シリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ柔軟性のあるシート状の断熱材を用いているが、他の柔軟性を持つ断熱材を用いてもよい。
ここで、本実施の形態1においては、第2のヒレ部材207の上部屈曲部207aが、冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触し、第2のヒレ部材207の下部屈曲部207bが区画板前面プレート303と接触しているが、接触をさせない構成としてもよい。これにより、接触により扉ガスケット110が変形することで第1のヒレ部材206による冷蔵貯蔵室104の閉鎖力の低下を、接触させない構造とすることで、抑制することが可能となる。
また、第2のヒレ部材207の上下方向上端部および上下方向下端部はそれぞれ屈曲した構造としているが、屈曲させない構成としてもよい。また、図4および図5に示すように、第2のヒレ部材207の上部および下部の屈曲部207a、207bに切り欠き207c、207dを形成しているが、第2のヒレ部材の厚みや材料により変形を容易とすることで、切り欠き207c、207dを形成しない形状としてもよい。また、本実施の形態1において、第2のヒレ部材207の上下方向の中央部分にて幅を狭くしているが、これは第2ヒレ同士の接触による扉開閉時の必要な力を減らす為であり、開閉の力への影響が小さい場合は上下方向に同じ幅としてもよい。また、断熱シート601は第1のヒレ部材206と概同形状としているが、断熱シート601が第1のヒレ部材206の内部に配置される際の形状はこの形に限らず、例えば長方形としてもよい。
<冷却運転時の冷蔵貯蔵室周辺部の状態>
本実施の形態1における、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態について図3から図6Bを用いて説明する。冷却運転により、冷蔵貯蔵室104内は冷蔵庫101の周辺外気温度より低温で制御される。冷蔵庫101の表面は温度が低下し、表面温度が外気の露点以下となると結露が発生する。その為、結露防止に仕切体加温手段205、前面部加温手段304と箱体上部壁前面加温手段305を含む、冷蔵庫101の表面を加熱する手段にて、冷蔵庫101の外気との接触する面の温度を外気の露点温度以上に維持している。
ここで、回転仕切体109と区画板301とは、また、回転仕切体109と冷蔵庫箱体上部壁302とは、接触して左側扉102が開閉できなくなることを防止するため、設計的に隙間が設定されている。その為、第1のヒレ部材206によりその隙間を閉鎖することで、外気の冷蔵貯蔵室104への侵入を防止しているが、この隙間部分の第1のヒレ部材206は冷蔵貯蔵室104の低温冷気により直接冷却されるため、第1のヒレ部材206のその他の部分と比べて最も低温となり結露しやすい箇所となる。その為、仕切体加温手段205により、第1のヒレ部材206の最冷箇所が露点以上となるように加熱する必要があるが、本実施の形態1において、第1のヒレ部材206の内部に断熱シート601(図6A及び図6B参照)を配置していることで、第1のヒレ部材206の表面温度低下を抑制している。
また、区画板前面プレート303および冷蔵庫箱体上部壁302の前面は、それぞれ前面部加温手段304および箱体上部壁前面加温手段305により外気温度以上に加温されており、この近傍の露点以上に加温された雰囲気を、第2のヒレ部材207によりその他の外気と仕切ることで、回転仕切体109と区画板301との隙間部、および、回転仕切体109と冷蔵庫箱体上部壁302との隙間部における第1のヒレ部材206表面近傍の雰囲気温度を高めることで、第1のヒレ部材206の表面温度は第2のヒレ部材207が存在しない場合と比較して高くすることができる。
以上の様に、本実施の形態1の構成によれば、第1のヒレ部材206の内部に配置された断熱シート601による断熱と、第2のヒレ部材207によって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段205に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について図7、図8および図9を用いて説明する。本発明の実施の形態2は実施の形態1における図1、図2、図6Aおよび図6Bの構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室周辺部の状態についても実施の形態1と同じである。以下、実施の形態2について、実施の形態1と異なる構成を主に説明し、実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
図7は本発明の実施の形態2における冷蔵庫101の観音開き扉閉時の縦断面図である。扉ガスケット110には第1のヒレ部材206が配置されている。また、扉ガスケット110には、上部の第2のヒレ部材701aと下部の第2ヒレ部材701bとがそれぞれ上下に分かれて配置されている。
図8は本発明の実施の形態2における冷蔵庫101の右側扉103開時の観音開き扉上部斜視図である。図9は本発明の実施の形態2における冷蔵庫101の右側扉103開時の観音開き扉下部斜視図である。第1のヒレ部材206は回転仕切体109、区画板前面プレート303および冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触し、冷蔵貯蔵室104を閉鎖している。上部の第2のヒレ部材701aは屈曲し、冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触している。下部の第2のヒレ部材701bは屈曲のない構造となっている(図7参照)。
ここで、第2のヒレ部材は屈曲した先端が、冷蔵庫箱体上部壁302の前面、および区画板前面プレート303と接触しているが、接触により扉ガスケット110が変形することで第1のヒレ部材206による冷蔵貯蔵室104の閉鎖力の低下を抑制するため、接触をさせない構成としてもよい。また、上部の第2のヒレ部材701aは上端部にて屈曲した構造としているが、屈曲させない構成としてもよい。また、上部の第2のヒレ部材701aの屈曲部は切り欠き形状を配置していないが、切り欠きを形成して右側扉103の閉時に右側扉103の扉ガスケット110に配置される第2のヒレ部材(図示せず)と接触した際に、屈曲部の変形を容易にしてもよい。また同様に、下部の第2のヒレ部材701bは屈曲部のない構造となっているが、屈曲部を配置し、区画板前面プレート303と接触する構成としてもよい。
以上の様に、本実施の形態2の構成によれば、第1のヒレ部材206の内部に配置された断熱シート601による断熱、上部の第2のヒレ部材701a及び下部の第2のヒレ部材701bによって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段205に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について図10を用いて説明する。本発明の実施の形態3は実施の形態2における図1、図2、図6A、図6Bおよび図7の構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態についても実施の形態2と同じである。以下、実施の形態3について、実施の形態2と異なる構成を主に説明し、実施の形態2と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
図10は本発明の実施の形態3における観音開き扉の水平断面図である。扉ガスケット110には第1のヒレ部材206、扉ガスケット110上端部には第2のヒレ部材701aが配置され、第1のヒレ部材206は回転仕切体109、区画板前面プレート303および冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触し冷蔵貯蔵室104を閉鎖している。上部の第2のヒレ部材701aは上端部にて屈曲し、冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触している。
ここで、本実施の形態3においては、上部の第2のヒレ部材701aの屈曲部は切り欠き形状を配置していないが、切り欠きを形成して右側扉103閉時に右側扉103の扉ガスケット110に配置される第2のヒレ部材(図示せず)と接触した際に、屈曲部の変形を容易にしてもよい。
以上の様に、本実施の形態3の構成によれば、第1のヒレ部材206の内部に配置された断熱シート601による断熱と、第2のヒレ部材701aによって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段205に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について、図11および図12を用いて説明する。本発明の実施の形態4は実施の形態2における図1、図2および図9の構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態についても実施の形態2と同じである。以下、実施の形態4について、実施の形態2と異なる構成を主に説明し、実施の形態2と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
図11は本発明の実施の形態4における冷蔵庫101の観音開き扉閉時の縦断面図である。扉ガスケット110には第1のヒレ部材206が配置され、第2のヒレ部材207は左側扉102及び右側扉103それぞれに固定される形で配置されている。第1のヒレ部材206は回転仕切体109、区画板前面プレート303および冷蔵庫箱体上部壁302の前面と接触し、冷蔵貯蔵室104を閉鎖している。
図12Aは本発明の実施の形態4における第1のヒレ部材の下部拡大正面図である。図12Bは本発明の実施の形態4における第1のヒレ部材の下部拡大右側面図である。シート状の断熱材601は第1のヒレ部材206と概同形状であり、図12Bに示すように、第1のヒレ部材206の庫内側外表面にはシート状の断熱材601を配置している。このシート状の断熱材601としては、シリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ柔軟性のあるシート状の断熱材を用いているが、他の柔軟性を持つ断熱材を用いてもよい。
ここで、本実施の形態4では、第2のヒレ部材207は屈曲部のない構造となっているが、屈曲部を配置し、区画板前面プレート303と接触する構成としてもよい。第1のヒレ部材206の下端部はシート状の断熱材601を内部に配置している。また、上端部も同様にシート状の断熱材601を内部に配置している(図示せず)。このシート状の断熱材601としては、シリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ柔軟性のある断熱シートを用いているが、他の柔軟性を持つ断熱材を用いてもよい。また、本実施の形態4では、シート状の断熱材601は第1のヒレ部材206の庫内側外表面に配置しているが、シート状の断熱材601を第1のヒレ部材206の外気側外表面に配置してもよい。また、シート状の断熱材601は第1のヒレ部材206と概同形状としているが、シート状の断熱材601が第1のヒレ部材206の外形寸法内であればこの形に限らず、例えば長方形としてもよい。
以上の様に、本実施の形態4の構成によれば、第1のヒレ部材206の内部に配置された断熱シート601による断熱と、第2のヒレ部材207によって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段205に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について図13、図14および図15を用いて説明する。本発明の実施の形態5は実施の形態1における図1、図6Aおよび図6Bの構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室周辺部の状態についても実施の形態1と同じである。以下、実施の形態5について、実施の形態1と異なる構成を主に説明し、実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
図13は本発明の実施の形態5における、観音開き扉の水平断面図、図14は本発明の実施の形態5における冷蔵庫101の観音開き扉閉時の縦断面図である。扉ガスケット110には第1のヒレ部材206が配置されている。また、扉ガスケット110には、複数の第2のヒレ部材207,1701が配置されている。
図15は本発明の実施の形態5における扉ガスケット110の水平断面図である。第1のヒレ部材206は回転仕切体109と接触している。第2のヒレ部材207,1701は扉ガスケット110の断熱層部1901ではなく、それぞれ扉ガスケットの扉固定用ヒレ部1903、扉ガスケットに配置された磁性体1902を囲う箇所に配置されている。これにより、観音開き扉の開閉により変形する扉ガスケット110の断熱層部1901ではなく、観音開き扉の開閉の影響を受けない、変形しない箇所に第2のヒレ部材207,1701を配置することで、第2のヒレ部材207,1701の変形や方向のズレを抑制することが可能となる。
以上の様に、本実施の形態5の構成によれば、第1のヒレ部材206の内部に配置された断熱シート601による断熱、第2のヒレ部材207,1701によって温度の高い雰囲気を囲い込むことにより、回転仕切体109に設置された仕切体加温手段205に対するヒータ加熱を行うための投入電力を少なくすることができ、消費電力の削減が可能となる。
(全体として)
上記実施の形態は、自由に組み合わせることができる。
本発明の冷蔵庫は、ヒータへの投入電力を少なくても外気接触面の表面温度を高めることで結露を防止する能力を有し、観音開き扉構造を有する断熱箱体等の結露防止や消費電力削減の用途にも適用できる。
101 冷蔵庫
102 左側扉
103 右側扉
104 冷蔵貯蔵室
105 製氷室
106 冷凍貯蔵室
107 野菜室
108 切替室
109 回転仕切体
110 扉ガスケット
201 吸着面
202 仕切板
203 断熱材
204 仕切枠体
205 仕切体加温手段
206 第1のヒレ部材
207 第2のヒレ部材
207a 第2のヒレ部材の上部屈曲部
207b 第2のヒレ部材の下部屈曲部
208 磁性体
209 磁性体
301 区画板
302 冷蔵庫箱体上部壁
303 区画板前面プレート
304 前面部加温手段
305 箱体上部壁前面加温手段
601 シート状の断熱材(断熱シート)
701a 上部の第2のヒレ部材
701b 下部の第2のヒレ部材
1501 仕切体
1502 ガスケット
1503 仕切板
1504 仕切筐体
1504A 仕切筐体の左右両側面部
1504A1 仕切筐体の側面部前側部分
1504A2 仕切筐体の側面部後側部分
1505 ヒータ
1506 断熱材
1507 切欠部
1601a 左扉
1601b 右扉
1602a 仕切体
1602b 仕切体
1603a ピン
1603b ピン
1604 ガスケット
1605 仕切ガスケット
1606a ヒレ部材
1606b ヒレ部材
1701 第2のヒレ部材
1901 扉ガスケットの断熱層部
1902 扉ガスケットに配置された磁性体
1903 扉ガスケットの扉固定用ヒレ部

Claims (20)

  1. 断熱箱体を、冷蔵室を含む複数の部屋に区画する区画板と、
    前記冷蔵室の前面開口に位置し左右に開閉する観音開き扉と、
    前記観音開き扉の少なくともいずれか一方の内面に縦方向にわたり設けられ、吸着面を形成する仕切板を有する回転仕切体と、
    前記回転仕切体と前記前面開口との間に位置し、前記吸着面と吸着する扉ガスケットと、
    前記断熱箱体の前面部と前記区画板の前面とを加温する断熱箱体前面加温手段と、を備え、
    前記扉ガスケットに配置され、前記断熱箱体の前面部および前記区画板の前面と前記回転仕切体と接触し、前記回転仕切体と前記冷蔵室の前面開口との間の隙間を閉塞させる第1のヒレ部材と、
    前記扉ガスケットの前記観音開き扉の開閉時に変形しない箇所に配置され、前記左右の観音開き扉の間の隙間であって、前記回転仕切体の前面に配置され、前記回転仕切体と接触せず、かつ、お互いに接触しない第2のヒレ部材と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第2のヒレ部材が配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記吸着面と前記扉ガスケットを吸着する為に前記扉ガスケット内部に配置された磁性体とを固定する箇所であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記第2のヒレ部材が配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記扉ガスケットを前記観音開き扉に接触固定する固定用ヒレ部であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2のヒレ部材を、左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けた複数の前記第2のヒレ部材同士が、接触しないことを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の縦方向全体にわたって設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の上端側と下端側に分離して設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の上端側に設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の下端側に設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記第2のヒレ部材が、前記観音開き扉の上部において水平方向へ延長した構造であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記第2のヒレ部材の前記観音開き扉の上部へ延長した延長部が、前記断熱箱体の前面部に向かって屈曲した構造であることを特徴とする請求項10記載の冷蔵庫。
  12. 前記第2のヒレ部材の屈曲した構造が、前記断熱箱体の前面部と接触することを特徴とする請求項11に記載の冷蔵庫。
  13. 前記第2のヒレ部材が、前記観音開き扉の下部において水平方向へ延長した構造であることを特徴とする請求項1から請求項7もしくは請求項9のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記第2のヒレ部材の前記観音開き扉の下部へ延長した延長部が、前記区画板の前面に向かって屈曲した構造であることを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
  15. 前記第2のヒレ部材の屈曲した構造が、前記区画板の前面と接触することを特徴とする請求項10に記載の冷蔵庫。
  16. 前記第1のヒレ部材の庫内側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  17. 前記第1のヒレ部材の外気側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  18. 前記第1のヒレ部材の中にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項17のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  19. 前記シート状の断熱材がシリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ断熱シートであることを特徴とする請求項18記載の冷蔵庫。
  20. 前記回転仕切体は、さらに、
    前記回転仕切体の内部に配設された断熱材と、
    前記仕切板の周縁部および前記断熱材の外面を覆う仕切枠体と、
    前記仕切板内面を加温する仕切板加温手段と、を有する請求項1から請求項19のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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