JP6886383B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ヒータの発熱量を増加させることなく、観音開き扉での結露を抑制することを可能とした冷蔵庫を提供することを目的とする。
また、本発明の請求項3に記載の冷蔵庫は、請求項1に記載の蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記扉ガスケットを前記観音開き扉に接触固定する固定用ヒレ部であることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けたことを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の冷蔵庫は、請求項4に記載の蔵庫であって、前記左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けた複数の前記第2のヒレ部材同士が、接触しないこと特徴とする。
また、本発明の請求項6記載の冷蔵庫は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫であって、前記第2のヒレ部材を、前記観音開き扉の縦方向全体にわたって設けたことを特徴とする。
本構成によって、ヒータの発熱量を増加させることなく、観音開き扉のヒレ部材の温度低下を抑制することができる。
本発明の実施の形態2について図1から図6を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫101の正面図である。以下の説明では、図1における上下方向を「縦方向」といい、上方向を「上側」、下方向を「下側」という。また、図1における左右方向を「幅方向」又は「水平方向」といい、右方向を「右側」、左方向を「左側」という。また、図1において紙面に垂直な方向を前後方向といい、手前方向を「前面側」又は「外気側」、奥方向を「庫内側」という。冷蔵庫101の観音開き扉は向かって左側に位置する左側扉102及び向かって右側に位置する右側扉103を有している。ここで観音開き扉とは、左右に開閉する一対の扉である。図1は、左側扉102と右側扉103とを開扉させた状態を示している。左側扉102と右側扉103とが設けられている部分は冷蔵貯蔵室104の部分であり、左側扉102の下は製氷室105、さらに下側は冷凍貯蔵室106、野菜室107とされている。右側扉103の下側、製氷室105の右隣には切替室108が設けられている。左側扉102と右側扉103はそれぞれヒンジ部により枢支されて左側と右側に開くように構成されており、左側扉102の非枢支側には回転仕切体109を設けている。
この回転仕切体109は、左側扉102の開閉動作に応じて回転し、閉扉された状態では、左側扉102、右側扉103の非枢支側を扉ガスケット110を介して閉塞して、冷蔵貯蔵室104内からの冷気漏れを防止している。
また、扉ガスケット110には、吸着面201との接触面積を増加させるとともに、回転仕切体109の上下方向上端と冷蔵庫箱体上部壁302の上下方向下面との間に生じる隙間(図3参照)、および、回転仕切体109の上下方向下端と区画板前面プレート303の上下方向上面との間に生じる隙間(図3参照)を封鎖するように第1のヒレ部材206が配置されている。第1のヒレ部材206は、左側扉102および右側扉103にそれぞれ設けられ、お互いに接触するように配置されている。また、扉ガスケット110には、回転仕切体109から前面側(図2における下方向)に離れた位置に第2のヒレ部材207が配置されている。第2のヒレ部材207は、回転仕切体109と接触しないように配置されている。
本実施の形態1における、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態について図3から図6Bを用いて説明する。冷却運転により、冷蔵貯蔵室104内は冷蔵庫101の周辺外気温度より低温で制御される。冷蔵庫101の表面は温度が低下し、表面温度が外気の露点以下となると結露が発生する。その為、結露防止に仕切体加温手段205、前面部加温手段304と箱体上部壁前面加温手段305を含む、冷蔵庫101の表面を加熱する手段にて、冷蔵庫101の外気との接触する面の温度を外気の露点温度以上に維持している。
本発明の実施の形態2について図7、図8および図9を用いて説明する。本発明の実施の形態2は実施の形態1における図1、図2、図6Aおよび図6Bの構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室周辺部の状態についても実施の形態1と同じである。以下、実施の形態2について、実施の形態1と異なる構成を主に説明し、実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の実施の形態3について図10を用いて説明する。本発明の実施の形態3は実施の形態2における図1、図2、図6A、図6Bおよび図7の構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態についても実施の形態2と同じである。以下、実施の形態3について、実施の形態2と異なる構成を主に説明し、実施の形態2と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の実施の形態4について、図11および図12を用いて説明する。本発明の実施の形態4は実施の形態2における図1、図2および図9の構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室104周辺部の状態についても実施の形態2と同じである。以下、実施の形態4について、実施の形態2と異なる構成を主に説明し、実施の形態2と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の実施の形態5について図13、図14および図15を用いて説明する。本発明の実施の形態5は実施の形態1における図1、図6Aおよび図6Bの構成は同じである。また、冷却運転時の冷蔵貯蔵室周辺部の状態についても実施の形態1と同じである。以下、実施の形態5について、実施の形態1と異なる構成を主に説明し、実施の形態1と同じ構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
上記実施の形態は、自由に組み合わせることができる。
102 左側扉
103 右側扉
104 冷蔵貯蔵室
105 製氷室
106 冷凍貯蔵室
107 野菜室
108 切替室
109 回転仕切体
110 扉ガスケット
201 吸着面
202 仕切板
203 断熱材
204 仕切枠体
205 仕切体加温手段
206 第1のヒレ部材
207 第2のヒレ部材
207a 第2のヒレ部材の上部屈曲部
207b 第2のヒレ部材の下部屈曲部
208 磁性体
209 磁性体
301 区画板
302 冷蔵庫箱体上部壁
303 区画板前面プレート
304 前面部加温手段
305 箱体上部壁前面加温手段
601 シート状の断熱材(断熱シート)
701a 上部の第2のヒレ部材
701b 下部の第2のヒレ部材
1501 仕切体
1502 ガスケット
1503 仕切板
1504 仕切筐体
1504A 仕切筐体の左右両側面部
1504A1 仕切筐体の側面部前側部分
1504A2 仕切筐体の側面部後側部分
1505 ヒータ
1506 断熱材
1507 切欠部
1601a 左扉
1601b 右扉
1602a 仕切体
1602b 仕切体
1603a ピン
1603b ピン
1604 ガスケット
1605 仕切ガスケット
1606a ヒレ部材
1606b ヒレ部材
1701 第2のヒレ部材
1901 扉ガスケットの断熱層部
1902 扉ガスケットに配置された磁性体
1903 扉ガスケットの扉固定用ヒレ部
Claims (15)
- 断熱箱体を、冷蔵室を含む複数の部屋に区画する区画板と、
前記冷蔵室の前面開口に位置し左右に開閉する観音開き扉と、
前記観音開き扉の少なくともいずれか一方の内面に縦方向にわたり設けられ、吸着面を形成する仕切板を有する回転仕切体と、
前記回転仕切体と前記前面開口との間に位置し、前記吸着面と吸着する扉ガスケットと、
前記断熱箱体の前面部と前記区画板の前面とを加温する断熱箱体前面加温手段と、を備え、
前記扉ガスケットに配置され、前記断熱箱体の前面部および前記区画板の前面と前記回転仕切体と接触し、前記回転仕切体と前記冷蔵室の前面開口との間の隙間を閉塞させる第1のヒレ部材と、
前記扉ガスケットの前記観音開き扉の開閉時に変形しない箇所に配置され、前記左右の観音開き扉の間の隙間であって、前記回転仕切体の前面に配置され、前記回転仕切体と接触せず、かつ、お互いに接触しない第2のヒレ部材と、を有し、
前記第2のヒレ部材は、前記観音開き扉の上部において水平方向へ延長した構造であり、
前記第2のヒレ部材における前記観音開き扉の上部において水平方向へ延長した部位は、前記断熱箱体の前面部に向けて屈曲し、かつ、前記断熱箱体の前面部に接触しないように形成されている上部屈曲部を有することを特徴とする冷蔵庫。 - 前記上部屈曲部は、前記観音開き扉よりも上方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記上部屈曲部は、切り欠かれている部位を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材が配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所は、前記吸着面と前記扉ガスケットと吸着させる為に前記扉ガスケット内部に配置された磁性体が固定されている箇所であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材が配置される、前記扉ガスケットの変形しない箇所が、前記扉ガスケットを前記観音開き扉に接触固定する固定用ヒレ部であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材を、左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記左右の扉ガスケットのそれぞれに少なくとも2つ以上設けた複数の前記第2のヒレ部材同士が、接触しないことを特徴とする請求項6記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材が、前記観音開き扉の下部において水平方向へ延長した構造であることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材の前記観音開き扉の下部へ延長した延長部が、前記区画板の前面に向かって屈曲した構造であることを特徴とする請求項8記載の冷蔵庫。
- 前記第2のヒレ部材の屈曲した構造が、前記区画板の前面と接触することを特徴とする請求項9に記載の冷蔵庫。
- 前記第1のヒレ部材の庫内側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記第1のヒレ部材の外気側外表面にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記第1のヒレ部材の中にシート状の断熱材を配置したことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記シート状の断熱材がシリカエアロゲルを繊維シートの空隙に埋め込んだ断熱シートであることを特徴とする請求項13記載の冷蔵庫。
- 前記回転仕切体は、さらに、
前記回転仕切体の内部に配設された断熱材と、
前記仕切板の周縁部および前記断熱材の外面を覆う仕切枠体と、
前記仕切板内面を加温する仕切板加温手段と、を有する請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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