JPH0656679U - 電気冷蔵庫 - Google Patents
電気冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH0656679U JPH0656679U JP26493U JP26493U JPH0656679U JP H0656679 U JPH0656679 U JP H0656679U JP 26493 U JP26493 U JP 26493U JP 26493 U JP26493 U JP 26493U JP H0656679 U JPH0656679 U JP H0656679U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition plate
- compartment
- electric refrigerator
- refrigerating
- refrigerating compartment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電気冷蔵庫の冷蔵室内の結露を無くす。
【構成】 電気冷蔵庫には内箱2を冷蔵室5と野菜室6
とに区画する仕切板4がある。冷蔵室5の後方には蒸発
器で生成された冷気を冷蔵室5および野菜室6に導くダ
クト10がある。12および13は何れも冷気の吹出口
である。冷蔵室5側の吹出口12は仕切板4よりも高い
位置にあるので仕切板4が直接冷却されることはない
が、野菜室6側の吹出口13は仕切板4のすぐ後ろにあ
るので仕切板4の後部は冷却され易く、仕切板4の後部
表面14は冷蔵室5側との温度差が大きくなり、結露し
易い。そこで、この後部表面14の結露を防止するため
に仕切板4の後部に空気層15を設ける。このような空
気層15は断熱効果を有するので冷蔵室5側と仕切板4
の後部表面14の温度差を少なくすることができ、結露
防止になる。
とに区画する仕切板4がある。冷蔵室5の後方には蒸発
器で生成された冷気を冷蔵室5および野菜室6に導くダ
クト10がある。12および13は何れも冷気の吹出口
である。冷蔵室5側の吹出口12は仕切板4よりも高い
位置にあるので仕切板4が直接冷却されることはない
が、野菜室6側の吹出口13は仕切板4のすぐ後ろにあ
るので仕切板4の後部は冷却され易く、仕切板4の後部
表面14は冷蔵室5側との温度差が大きくなり、結露し
易い。そこで、この後部表面14の結露を防止するため
に仕切板4の後部に空気層15を設ける。このような空
気層15は断熱効果を有するので冷蔵室5側と仕切板4
の後部表面14の温度差を少なくすることができ、結露
防止になる。
Description
【0001】
本考案は電気冷蔵庫(以下、冷蔵庫ともいう)の内部構造に関する。
【0002】
冷蔵庫の断熱箱体は図2に示されるような外箱21と、内箱22と、断熱材2 3とで構成され、内箱22の内部は樹脂製の仕切板24によって冷蔵室25と野 菜室26とに区画されている。冷蔵室25の上部には図示されてない仕切り壁で 区画された冷凍室があり、この冷凍室の背後には冷気を生成するための蒸発器と 、この蒸発器により生成された冷気を冷凍室等に送出するための送風機等が有り 、冷蔵室25および野菜室26への冷気は内箱22の背面の沿わせて設けられた ダクト27を介して供給されるようになっている。このダクト27の上端は図示 されてない冷凍室の背後の冷気分配室に結合され、下端は仕切板24の後部に連 設されている。仕切板24の背面側には図3に示されているような凹部28が形 成されていて、ダクト27よりの冷気はこの凹部28を通って野菜室26に供給 されるようになっている。なお、冷蔵室25への冷気はダクト27の前面に設け られているダクトカバー29の吹出口30から供給されるようになっている。
【0003】
ところで、仕切板24の後部は図2に示されているような逆凹部形(底のない 台形)に形成されただけの構造であるため凹部(吹出口)28から野菜室26に 供給される冷気の影響を受け易く、一方、冷蔵室25側への冷気の吹出口30は 仕切板24から離れた上部にあるため仕切板24の後部表面31では冷蔵室25 側との温度差が大きくなってしまい結露するという問題があった。したがって、 本考案においては、このような問題が生ずることのない電気冷蔵庫を提供するこ とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、外箱と内箱との間 に断熱材を充填してなる断熱箱体の内箱内を背面側に凹部を有する仕切板により 冷蔵室と野菜室とに区画し、前記内箱の背面に沿って前記冷蔵室と野菜室に冷気 を供給するダクトの下端を前記凹部に連設してなる電気冷蔵庫において、前記仕 切板の後部に空気層を一体に形成することにした。
【0005】
上記の構成であれば、仕切板の後部に形成された空気層が断熱効果を発揮する ので仕切板の表面と冷蔵室側との温度差を少なくすることができ、仕切板の表面 の結露を防止できる。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図1に基づいて説明する。図1は本考案に係わる要 部を側断面で表したもので、1は外箱、2は内箱、3は発泡断熱材である。内箱 2の内部は仕切板4で冷蔵室5と野菜室6とに区画されている。7は冷蔵室5側 の扉、8は野菜室6側の扉、9は野菜容器である。冷蔵室5の後方には断熱材で できた冷気を通すためのダクト10があり、このダクト10の前面はダクトカバ ー11で覆われており、冷蔵室5への冷気は吹出口12から供給され、また、野 菜室6への冷気は吹出口13から供給されるようになっている。野菜室6に供給 された冷気は野菜容器9を包み込むようにして前方に流れた後、仕切板4に形成 されている図示されてない孔を経て冷蔵室5内に入り、吹出口12から冷蔵室5 に供給された冷気と共に図示されてない上部の冷気還流路に入り、図示されてな い蒸発器側に戻されるようになっている。
【0007】 ところで、仕切板4の後部表面14は冷蔵室5側と野菜室6側との温度差によ り結露する恐れがあるので、本実施例においては、仕切板4の後部に空気層15 を設けて断熱効果をもたせ、仕切板4の後部表面14が吹出口13から野菜室6 に供給される冷気の影響を受けないようにしている。このような空気層15があ れば仕切板4の後部表面温度を冷蔵室5側の温度とほぼ等しくすることができる ので後部表面14での結露を防止することができるわけである。なお、空気層1 5は金型内部に所定のガスを注入させて樹脂を膨らますガス成形法と呼ばれる成 形方法を用いれば簡単に成形できる。また、空気層15は必ずしも仕切板4の背 面側全域に設ける必要はなく、特に野菜室6への冷気の影響を受け易い中央部だ けでもよい。
【0008】
以上、説明したような仕切板を具備する冷蔵庫であるならば、仕切板の後部に 形成されている空気層が断熱交換を発揮するので仕切板の表面温度は冷蔵室側の 温度とほぼ等しくなり、仕切板の表面が結露するようなことはなくなる。
【図1】本考案の一実施例を示す電気冷蔵庫の要部側断
面図である。
面図である。
【図2】従来例を示す電気冷蔵庫の要部側断面図であ
る。
る。
【図3】仕切板とダクトの関係を表す要部斜視図であ
る。
る。
1 外箱 2 内箱 3 発泡断熱材 4 仕切板 5 冷蔵室 6 野菜室 9 野菜容器 10 ダクト 11 ダクトカバー 12 吹出口 13 吹出口 14 後部表面(仕切板4の) 15 空気層
Claims (3)
- 【請求項1】 外箱と内箱との間に断熱材を充填してな
る断熱箱体の内箱内を背面側に凹部を有する仕切板によ
り冷蔵室と野菜室とに区画し、前記内箱の背面に沿って
前記冷蔵室と野菜室に冷気を供給するダクトの下端を前
記凹部に連設してなる電気冷蔵庫において、前記仕切板
の後部に空気層を一体に形成してなることを特徴とする
電気冷蔵庫。 - 【請求項2】 前記空気層を前記仕切板の凹部に形成し
てなる請求項1記載の電気冷蔵庫。 - 【請求項3】 前記空気層をガス成形法により成形して
なる請求項1および2記載の電気冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26493U JPH0656679U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 電気冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26493U JPH0656679U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 電気冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656679U true JPH0656679U (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11469059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26493U Pending JPH0656679U (ja) | 1993-01-08 | 1993-01-08 | 電気冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0656679U (ja) |
-
1993
- 1993-01-08 JP JP26493U patent/JPH0656679U/ja active Pending
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