JP2003051060A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2003051060A
JP2003051060A JP2001240407A JP2001240407A JP2003051060A JP 2003051060 A JP2003051060 A JP 2003051060A JP 2001240407 A JP2001240407 A JP 2001240407A JP 2001240407 A JP2001240407 A JP 2001240407A JP 2003051060 A JP2003051060 A JP 2003051060A
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heat insulating
insulating member
plate
vending machine
moisture
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JP2001240407A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kuwako
久史 桑子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Fukiage Fuji Vending Machine Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Fukiage Fuji Vending Machine Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外箱内側に断熱部材を添設して商品収納室を
囲繞形成する自動販売機において、断熱部材の接合部の
隙間をシール部材等を用いないで塞ぎ断熱性能を良好に
保持するとともに断熱部材の添設作業を容易に行うこと
ができる自動販売機を提供する。 【解決手段】 外箱内面に添設される断熱部材は、発泡
体からなる基材と基材の表面に設けられたシート状の防
湿層からなるとともに、断熱部材同士が隣接する端面に
外側に向かって防湿層を延出して形成されたツバ部を備
え、このツバ部によって当該断熱部材と隣接する断熱部
材との隙間を塞ぐようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を冷却または
加温した状態で、顧客の要望に応じて販売する自動販売
機に関し、更には商品を収納する商品収納室の断熱構造
に工夫を施してなる自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動販売機としては、例
えば、本出願人が先に提案した特開2000−1636
39号公報に記載されているようなものが知られてい
る。この自動販売機は、外郭構造を有する外箱の外壁内
側に、発泡体からなる基材の表面に金属薄板からなる防
湿層が設けられたパネル状の断熱部材を添設することに
より、その内方に商品収納装置、冷却装置、加温装置等
を内蔵する商品収納室を画成したものである。このこと
によって、断熱部材の内側に配設される板金からなる内
箱が不要となり、コストの削減を図ることができるとと
もにリサイクル時の解体作業を容易にすることができ
る。また、断熱部材の防湿層が鉄板やアルミ箔などの金
属薄板からなることから、発泡体にウレタン樹脂を用い
ても防湿層の表面に結露する結露水が発泡体に吸湿され
ることがなく、断熱性能の低下及び加水分解を防止する
ことができ、長期に亘って断熱性能を良好に保つことが
できるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の自動販売機においては、外箱の天板、左右両側
板、背板および底板の内面にそれぞれに対応する断熱部
材を添設して内方に商品収納室を画成するが、このとき
組立を容易に行うとともに冷却加温時等の各部材の伸縮
による変形を防止するために、隣接する断熱部材および
外箱との接合部にはそれぞれに適切な隙間を設ける必要
があった。そして、従来この接合部には、シリコン樹脂
等のシール材が設けられ、それらの隙間を水密的にシー
ルして冷気、暖気の漏れを防止するようになっていた。
しかし、このようなシール作業は、断熱部材の他にシー
ル部材が別に必要でコストが上昇する。また、外箱の内
面に添設する断熱部材の接合部のそれぞれの隙間にシー
ル材を充填するため、作業に手間が掛かり生産性が上が
らない等の問題点があった。
【0004】そこで本発明は、このような問題点を改善
するため、特別にシール材等を必要としないとともに組
立作業を効率的に行うことができて、商品収納室の断熱
性能を良好に保持することを可能にする自動販売機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、天板、左右両側板、背板
および底板を備える外箱と、前記外箱の内面に、発泡体
からなる基材と前記基材の表面に設けられたシート状の
防湿層からなる断熱部材を添設して商品収納室を形成す
る自動販売機において、前記断熱部材は、断熱部材同士
が隣接する端面に外側に向かって延出して形成されたツ
バ部を備え、前記ツバ部が当該断熱部材と隣接する断熱
部材との隙間を塞ぐようにしたことによって、当該断熱
部材と隣接する断熱部材との隙間をシール材を用いない
で塞ぐことができる。
【0006】請求項2にかかる発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ツバ部は、前記断熱部材の外箱当
接面側に形成されたことによって、前記断熱部材を前記
外箱の内側に添設するとき、前記ツバ部を隣接する断熱
部材との隙間に容易に折り曲げて配設することができ
る。
【0007】請求項3にかかる発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記ツバ部の延出長さ
は、当該断熱部材の厚さを超えないことによって、前記
ツバ部を隣接する断熱部材との隙間から食み出さないよ
うに配設することができる。
【0008】請求項4にかかる発明は、天板、左右両側
板、背板および底板を備える外箱と、前記外箱の内面に
断熱部材を添設して商品収納室を構成し、前記商品収納
室を2室以上に分割する断熱性を有する仕切板を備えた
自動販売機において、前記仕切板は、発泡体からなる基
材と前記基材の表面に設けられたシート状の防湿層から
成るとともに後端面に後方に向かって延出して形成され
たツバ部を備え、前記ツバ部を前記背板に添設した断熱
部材と当接して前記仕切板を配設したことによって、当
該仕切板と前記背板に添設された断熱部材との隙間をシ
ール材を用いないで塞ぐことができる。
【0009】請求項5にかかる発明は、請求項4に記載
の発明において、前記ツバ部の延出長さは、当該仕切板
の厚さを超えないことによって、前記ツバ部を当該仕切
板と前記背板に添設された断熱部材との隙間から食み出
さないように配設することができる。
【0010】請求項6にかかる発明は、請求項1乃至請
求項5の何れかに記載の発明において、前記ツバ部は、
前記防湿層を有する片側に延出して形成されたことによ
って、前記ツバ部の加工・形成を容易にすることができ
る。
【0011】請求項7にかかる発明は、請求項1乃至請
求項6の何れかに記載の発明において、前記防湿層は、
可撓性を有するとともに弾性を有することによって、前
記ツバ部を容易に屈曲させて前記隙間に配設することが
できるとともに前記ツバ部を前期隙間の一方の側に圧接
して前記隙間を密接して塞ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明の実施例を示す自動販売機
の正面図、図2は本発明の実施例を示す自動販売機の側
面図、図3は本発明の実施例を示す自動販売機の側面要
部断面図、図4は本発明の実施例を示す自動販売機の平
面要部断面図を示す。
【0014】図1乃至図4に示すように、本発明の実施
例を示す自動販売機は、外箱3の外壁内側に発泡体から
なる断熱部材を添設することにより、その内方に前記断
熱部材に囲繞された商品収納室2を画成する機体1と、
商品収納室2の前面開口を開閉する断熱扉4と、機体1
の前面を開閉する主扉5とから構成されている。
【0015】商品収納室2の内部には商品搬出装置26
を組み込んだ商品収納ラック25や内部冷却装置27が
配設され、主扉5の外側にはサンプル商品15を展示す
る商品展示室16、商品選択ボタン17、貨幣投入口1
8、金額表示器19、返却レバー20、釣銭返却口2
1、商品取出口22等が配設されている。
【0016】販売商品は、その補充時に、機体1前面に
回動可能に配設される主扉5および断熱扉4とを開蓋し
て、商品収納ラック25内に収納される。商品収納ラッ
ク25に投入された商品は内部冷却装置27または図示
しない加温装置によって予め定められた温度に冷却また
は加温される。
【0017】このように構成される自動販売機の貨幣投
入口18に顧客が貨幣を投入すると、図示しない貨幣識
別装置が作動して投入貨幣の識別を行い、投入貨幣が正
貨と識別されると、商品選択ボタン17の販売可ランプ
23を点灯させる。そして商品選択ボタン17が押釦さ
れると、図示しない制御ユニットが商品収納ラック25
の商品搬出装置26を駆動して所望の商品が搬出され、
デリバリーシュート24を介して商品取出口22に商品
が搬出される。
【0018】次に、図5を参照して機体1について説明
する。図5は本発明の実施例を示す機体1の分解斜視図
を示す。図に示すように、機体1は、上部の天板3a
と、左右の両側板3bと、後部の背板3cと、下部の底
板3dと、冷却装置の室外機28等を載置するをベース
部3eとからなる外箱1と、外箱1の内側に添設され、
発泡ウレタン樹脂からなるパネル状の天面断熱板6と、
側面断熱板7と、背面断熱板8と、発泡スチロール樹脂
からなり排水路等が配設可能に成形された底面断熱板9
と、排水路等が絞り加工されて底面断熱板9上に積層さ
れる底板表面材10とを備え、これらの断熱板6、7、
8、9および底板表面材10によって内方に商品収納室
2が囲繞形成されるとともに、商品収納室2の開口縁に
は断熱扉4と当接して商品収納室2を密閉するブレーカ
ー11が周設されている。さらに、機体1は商品収納室
2をホット商品室2aとコールド商品室2bとに区画す
る発泡ウレタン樹脂からなるパネル状の仕切板12を備
えている。
【0019】このような商品収納室2を構築する天面断
熱板6、側面断熱板7、背面断熱板8は、ウレタン樹脂
などの発泡体をパネル状に成形した基材6a、7a、8
aと、基材表面の一方の面にビス保持性の高い板金の薄
板からなる表面層6b、7b、8bと、他方の面に容易
に屈曲可能なポリエチレンシートなどの薄板からなる低
透湿係数を有する防湿層6c、7c、8cとが設けられ
た形態を有する。また、これらの断熱板6、7、8の端
面には隣接する断熱板6、7、8、9および外箱3との
接合部に、防湿層6c、7c、8cおよび基材6a、7
a、8aからなる薄板状のツバ部6d、7d、8dが形
成されている。そして、このようにツバ部6d、7d、
8dを防湿層6c、7c、8cを含む片面に形成するこ
とで、加工・形成を容易にするとともにツバ部6d、7
d、8dの強度が増し、製造コストを安価にして、取り
扱いを容易にすることができる。
【0020】図6(a)は、図3のA部拡大図で、機体
1背面の上部における背面断熱板8および天面断熱板6
の取付構造を示す図である。図に示すように、この部分
には商品収納室2に突設して商品収納ラック25を係止
するラック取付板29が、背面断熱板8と天面断熱板6
の隙間を通って外箱3の背板3cに接合されて配設され
る。そして、背面断熱板8は、上端部に外側表面を被う
ポリエチレンシートの防湿層8cと若干の厚みを有する
発泡ウレタン樹脂からなるツバ部8dを備え、このツバ
部8dを内方に折り曲げてラック取付板29と当該背面
断熱板8の隙間に配設し、前記隙間を密接に塞ぐ。ま
た、天面断熱板6は、ラック取付板29の背板3cとの
接合端部に同様のツバ部6dを備え、このツバ部6dを
下方に折り曲げてラック取付板29との接合部の隙間を
塞ぐように配設される。このように背面断熱板8および
天面断熱板6の端部に設けたツバ部8d、6dを上述の
ラック取付板29との接合部に配設することによって、
前記接合部の隙間を塞ぐことができる。
【0021】図6(b)は、図3のB部拡大図で、機体
1背面の下部における背面断熱板8および底面断熱板9
の接合部の構造を示す図である。図に示すように、背面
断熱板8は、下端部に外側表面を被うポリエチレンシー
トの防湿層8cと若干の厚みを有する発泡ウレタン樹脂
からなるツバ部8dを備え、このツバ部8dを内方に折
り曲げて底面断熱板9との接合部に配設して前記接合部
の隙間を塞ぐ。これによって、他のシール部材を用いな
いで前記接合部の隙間を塞ぐことができ、材料コストを
安くすることができる。また、底面断熱板9は発泡スチ
ロール樹脂からなり、背面および両側面の外周にコ字状
に土手9e(図5参照)が設けられるとともに上面に排
水路が配設可能に成形されている。さらに、排水路10
aが絞り加工された底板表面材10が底面断熱板9上に
積層状態で配設される。ところで、このような構成にお
いて、底面断熱板9、背面断熱板8、底板表面材10を
外箱内側に配設する手順を説明すると、まず底面断熱板
9を底板3d上に配置し、次に背面断熱板8を背板3c
の内側に添設し、続いて底板表面材10を底面断熱板9
上に積層状態で添設する。ここで、背面断熱板8のツバ
部8dを外箱3との当接面側に形成することによって、
ツバ部8dを内方に折り曲げて底面断熱板9との接合部
に容易に配設することができ、組立作業を容易にするこ
とができる。また、ツバ部8dの長さは背面断熱板8の
厚さを超えないように形成されることによって、ツバ部
8dが商品収納室2内に食み出さないため、図に示すよ
うに底板表面材10等の部品が商品収納室2の内壁に沿
って配設可能である。
【0022】図7(a)は、図4のA部拡大図で、機体
1背面の側部における側面断熱板7および背面断熱板8
の接合部の構造を示す図である。図に示すように、側面
断熱板7は、後端部に外側表面を被うポリエチレンシー
トの防湿層7cと若干の厚みを有する発泡ウレタン樹脂
からなるツバ部7dを備え、このツバ部7dを内方に折
り曲げて背面断熱板8と当該側面断熱板7の接合部に配
設して前記接合部の隙間を塞ぐ。また、前記隙間の大き
さに応じてツバ部7dを構成する発泡ウレタン樹脂の厚
さを調整して形成することにより、前記隙間を密接に塞
ぐことが可能である。
【0023】図7(b)は、図4のB部拡大図で、機体
1後部の背面断熱板8と仕切板12の当接部の構造を示
す図である。図に示すように、商品収納室2を区画する
仕切板12は、ウレタン樹脂の発泡体をパネル状に成形
した基材12aと、基材表面に屈曲可能なポリエチレン
シートなどの薄板からなる低透湿係数を有する防湿層1
2cとが設けられた形態を有する。さらに仕切板12
は、後端面に防湿層12cと若干の厚みを有する基材1
2aからなるツバ部12dを備え、このツバ部12dを
仕切板12の厚み方向に折り曲げて背面断熱板8と当該
仕切板12の間に配設して前記当接部の隙間を塞ぐよう
に配設される。このように構成することによって、背面
断熱材8と当該仕切板12との当接部をシール材等を用
いることなく密接に塞ぐことができ、材料コストを安く
することができる。また、ツバ部12dを防湿層12c
を有する方面に形成することで、加工・形成を容易にし
て製造コストを安価にすることができる。ところで、背
面断熱板8の表面層には、仕切板12のツバ部12dが
当接する部位に沿って、上下方向に直線的に連続して形
成されたスリット8fが設けられている。すなわちこれ
によって、仕切板12によって区画される例えばホット
商品収納室2aとコールド商品収納室2bとの境界部位
である背面断熱材8の表面層8bを冷熱路として伝導す
る熱を遮断し、両商品収納室2a、2b間の熱損失を減
少させることができる。さらに、仕切板12のツバ部1
2dの長さは当該仕切板12の厚さを超えないことが望
ましい。すなわち、これによってツバ部12d表面を構
成する防湿層12cは仕切板12の両側面から食み出す
ことがないため、仕切板12の両側商品収納室2a、2
b間の熱伝導が防湿層12cを介して行われることがな
く断熱効率を向上させることができる。
【0024】ここで、仕切板12や各断熱板6、7、8
の防湿層12c、6c、7c、8cは可撓性を有すると
ともに弾性を備えることが望ましい。例えば、仕切板1
2の防湿層12cが弾性を有することにより、背面断熱
板8と当該仕切板12の当接部に折り曲げられて配設さ
れる仕切板12のツバ部12dは、その表面を構成する
防湿層12cの復元力によって背面断熱板8の表面層8
bに圧接し、接合部の隙間をより確実に密接して塞ぐこ
とができる。
【0025】ところで、上記の実施の形態においては、
天面断熱板6、側面断熱板7、背面断熱板8は、基材表
面の一方の面にビス保持性の高い板金の薄板からなる表
面層6b、7b、8bを備えることにより、外箱3の内
側にこれらの表面層6b、7b、8bを内壁とした断熱
性を有する商品収納室を直接に画成するものである。し
かしながら、本発明はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の趣旨を包含する範囲で応用可能であり、例
えば、外箱と、商品収納室の外郭を形成する内箱と、前
記外箱と内箱の間に介在させる断熱部材を備える形態の
自動販売機においても、応用実施可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る発明
によれば、当該断熱部材と隣接する断熱部材との隙間を
シール材を用いないで塞ぐことができることにより、材
料コストを安くすることが可能になる。
【0027】請求項2に係る発明によれば、断熱部材を
外箱の内側に添設するときツバ部を隣接する断熱部材と
の隙間に容易に折り曲げて配設することができることに
より、組立を容易にすることができる。
【0028】請求項3に係る発明によれば、ツバ部を隣
接する断熱部材との隙間から食み出さないように配設す
ることにより、部品等が商品収納室の内壁に沿って配設
可能である。
【0029】請求項4に係る発明によれば、仕切板と背
板に添設された断熱部材との隙間をシール材を用いない
で塞ぐことができることにより、材料コストを安くする
とともに仕切板の着脱を容易にすることができる。
【0030】請求項5に係る発明によれば、ツバ部を当
該仕切板と背板に添設された断熱部材面との隙間から食
み出さないように配設することにより、仕切板の両側商
品収納室間の熱伝導を遮断して断熱効率を向上させるこ
とができる。
【0031】請求項6に係る発明によれば、ツバ部の加
工・形成を容易にすることができることにより、製造コ
ストを安くすることができる。
【0032】請求項7に係る発明によれば、ツバ部を容
易に屈曲させて隙間に配設することができるとともにツ
バ部を隙間の一方の側に圧接して隙間を密接して塞ぐこ
とができることにより、組立を容易にするとともに断熱
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す自動販売機の正面図であ
る。
【図2】本発明の実施例を示す自動販売機の側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す自動販売機の側面要部断
面図である。
【図4】本発明の実施例を示す自動販売機の平面要部断
面図である。
【図5】本発明の実施例を示す機体の分解斜視図であ
る。
【図6】(a)は、図3のA部拡大図で、機体背面の上
部における背面断熱板および天面断熱板の取付構造を示
す図である。(b)は、図3のB部拡大図で、機体背面
の下部における背面断熱板および底面断熱板の接合部の
構造を示す図である。
【図7】(a)は、図4のA部拡大図で、機体背面の側
部における側面断熱板および背面断熱板の接合部分の構
造を示す図である。(b)は、図4のB部拡大図で、機
体後部の背面断熱板と仕切板の当接部の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
2 商品収納室 3 外箱 3a 天板 3b 側板 3c 背板 3d 底板 6 天面断熱板(断熱部材) 6a 基材 6c 防湿層 6d ツバ部 7 側面断熱板(断熱部材) 7a 基材 7c 防湿層 7d ツバ部 8 背面断熱板(断熱部材) 8a 基材 8b 表面層 8c 防湿層 9 底面断熱板(断熱部材)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板、左右両側板、背板および底板を備
    える外箱と、前記外箱の内面に、発泡体からなる基材と
    前記基材の表面に設けられたシート状の防湿層からなる
    断熱部材を添設して商品収納室を形成する自動販売機に
    おいて、前記断熱部材は、断熱部材同士が隣接する端面
    に外側に向かって延出して形成されたツバ部を備え、前
    記ツバ部が当該断熱部材と隣接する断熱部材との隙間を
    塞ぐようにしたことを特徴とする自動販売機。
  2. 【請求項2】 前記ツバ部は、前記断熱部材の外箱当接
    面側に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の自
    動販売機。
  3. 【請求項3】 前記ツバ部の延出長さは、当該断熱部材
    の厚さを超えないことを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 天板、左右両側板、背板および底板を備
    える外箱と、前記外箱の内面に断熱部材を添設して商品
    収納室を構成し、前記商品収納室を2室以上に分割する
    断熱性を有する仕切板を備えた自動販売機において、 前記仕切板は、発泡体からなる基材と前記基材の表面に
    設けられたシート状の防湿層から成るとともに後端面に
    後方に向かって延出して形成されたツバ部を備え、前記
    ツバ部を前記背板に添設した断熱部材と当接して前記仕
    切板を配設したことを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 前記ツバ部の延出長さは、当該仕切板の
    厚さを超えないことを特徴とする請求項4に記載の自動
    販売機。
  6. 【請求項6】 前記ツバ部は、前記防湿層を有する片側
    に延出して形成されたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5の何れかに記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記防湿層は、可撓性を有するとともに
    弾性を有すること特徴とする請求項1乃至請求項6の何
    れかに記載の自動販売機。
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