JP2004054320A - 自動販売機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商品収納装置5を備えたケース本体1の前面に、商品取出口を備えた外扉2、および商品払出扉としてのフラップ14aを備えた断熱内扉4を有するものにおいて、フラップ14aが内部に空隙16を備えた硬質プラスチックから構成され、フラップ内部の空隙により、フラップ14aの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は商品収納装置に収納された商品を冷却または加熱して商品を販売するようにした自動販売機に関し、特にその断熱内扉の商品払出扉の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の白動販売機の一般的なものとしては例えば特開平8−315237号公報の従来例に示されているように、断熱内扉のフラツプ部分から庫内に外気熱が侵入したり、逆に庫内の熱が外部に逃げたりするのを抑制するために、断熱内扉の商品払出扉に設けたフラップは、フラップ取付枠に支持して断熱内扉に組み込まれ、フラップは上端を軸支して自重により吊り下げ支持されており、フラップが閉じた状態ではその裏面周囲が取付枠の内周縁へ密着し合うように垂直姿勢から若干斜め前方へ傾いた姿勢で支えられている。
【0003】
フラップは、約3mmの厚さの薄い硬質プラスチックの成形品が一般的で、搬出された商品がシュートを転がり落ちてフラップを押し開き出てくるため、軽量で衝撃に対する強度が必要とされる。また、環境問題から省エネが自動販売機にも要求され、断熱材の改良による消費電力量の低減や、高効率の圧縮機の採用、最適な冷却・加温を行なうダクト構造、さらには販売状況に応じた冷却・加温の制御、ファン制御等が採用されるようになってきている。
【0004】
以下、図面を参照しながら上記従来の自動販売機を説明する。
【0005】
図3は、従来の自動販売機の外観図、図4は図3の側面断面図、図5は従来の自動販売機の商品払出扉の側面断面図である。
【0006】
同図において、1は断熱筐体としてなるキャビネットのケース本体、2は外扉、3は商品取出口、4はケース本体1の前面を閉塞する断熱内扉であり、ケース本体1の庫内には収納庫5(以下、商品収納装置5という)、商品搬出用のシュート6、庫内を冷却する冷却器7、庫内を加温するヒータ8、庫内を攪拌するためのファン9が配置されている。10は、ケース本体1の下部に設けた機械室で、圧縮機11、コンデンサ12、減圧装置(図示せず)等からなる冷却装置が配置されている。
【0007】
また、13はケース本体1の庫内を仕切る断熱仕切壁で硬質プラスチックフォームのスラブ材または、硬質プラスチックフォームを注入して発泡成形した発泡樹脂である。
【0008】
14は、断熱内扉4に商品払出扉として備えたフラップで、硬質プラスチックの成形品が一般に使用されている。15は、フラップ14の上端を支軸にフラップ14が開閉でき、閉じた状態でフラップ14の周囲と密着するフラップ取付枠である。21はフラップ取付枠15とフラップ14より構成された商品払出口である。
【0009】
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
【0010】
商品収納装置5に収納されている商品は、設定された所定の温度になるよう冷却モードの場合は冷却器7で冷却され、加温モードの場合はヒータ8で加熱されて、庫内を攪拌するためのファン9で安定した状態で維持されている。販売動作(商品選択ボタンを押す)が行なわれると、商品収納装置5から所定の商品が落下し、搬出した商品は、シュート6の斜面を転動し、フラップ14を押し開いて商品取出口3に送り出される。
【0011】
商品を収納しているキャビネットのケース本体1と、ケース本体1の前面を閉塞する断熱内扉4と、ケース本体1の庫内を仕切る断熱仕切壁13は、硬質プラスチックフォームのスラブ材または、硬質プラスチックフォームを注入して発泡成形した発泡樹脂が用いられ、それらの断熱材の厚さは、20mmから40mmが一般的であり、庫内に外気熱が侵入したり、逆に庫内の熱が外部に逃げたりするのを抑制するための配慮が行なわれている。
【0012】
一方、商品払出口16に設けたフラップ14は、約3mmの厚さの薄い硬質プラスチックの成形品がー般的で、搬出された商品がシュートを転がり落ちてフラップを押し開き出てくるため、軽量であることが必要とされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような構成では、フラップ14は薄い硬質プラスチックの成形品であるため、断熱性が低く熱リークが大きいという問題点を有していた。また、フラップが商品の転がりによる衝撃を受けるため強度的な耐久性の確保に十分注意を要するという問題点も有していた。
【0014】
本発明は、上記課題に鑑み、断熱性が高く、熱リークの少ない、さらに商品排出時の衝撃に対する強度を十分確保できる商品払出扉を備えた自動販売機を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の発明は、断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を払い出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に空隙を有するものであり、蓋状部材の内部に空隙を有することにより、収納庫内部から蓋状部材を伝わる熱伝導が減少することで断熱効果を持たせ、商品払出時の衝撃を吸収する作用を有する。
【0016】
請求項2に記載の発明は、収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に空隙を有するものであり、フラップ内部の空隙により、熱伝導が減少し、フラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減する作用を有する。また、商品払出時の衝撃を吸収する作用を有する。
【0017】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の発明において、空隙の状態を大気圧より低い内圧状態としたことを特徴としたものであり、フラップ内部の空隙により、熱伝導が滅少し、さらに、大気圧より低い内圧であることからガスの熱伝導がさらに減少するのでよりフラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減する作用を有する。
【0018】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、フラップ内部の空隙にリブ状の突起を設けたもので、このリブ状の突起によりフラップ内部の空隙の間隔を一定にし、フラップの形状を安定させる作用を有する。
【0019】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかにおいて、フラップ内部を複数に分割し独立した空隙を設けたものであり、
突起によって分割された空隙は各々独立した密閉状態となり、フラップ7が破損した場合には、一部の空隙のみの断熱効果が低下するだけで、フラップ全体の断熱効果を維持する作用を有する。
【0020】
請求項6に記載の発明は、断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を取り出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に断熱材を有するものであり、蓋状部材の内部に断熱材を有することにより、収納庫内部から蓋状部材を伝わる熱伝導が減少することで断熱効果を持たせる作用を有する。
【0021】
請求項7に記載の発明は、収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に断熱材を有するものである。この発明によれば、フラップ内部の断熱材により、さらに熱伝導を減少させることができ、フラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減する作用を有する。
【0022】
【実施の形態】
以下、本発明による自動販売機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0023】
なお、従来と同一構成については、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0024】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による白動販売機の商品払出扉の側面断面図である。
【0025】
同図において、14aは内部に空気層を備えた硬質プラスチックからなるフラップである。15は、フラップ14aの上端を支軸にフラップ14aが開閉でき、閉じた状態でフラップ14aの周囲と密着するフラップ取付枠である。フラップ14aとフラップ取付枠15とで商品払出口21aを構成している。
【0026】
16はフラップ14aの内部に設けられた空隙であり、フラップ14aの内部のガスが外気と出入りしないようシール材またはキャップにて密閉状態にしてある。空隙16には、空気や窒素など断熱効果の高いガスを封入してある。または、その内圧を下げて大気圧以下にするものである。さらには、真空状態としてもよい。17はフラップ14aは内部の空隙を確保するためのリブ状の突起である。
【0027】
また突起17によって、空隙16を分割することも可能であり、その際、分割された空隙は各々独立した密閉状態となり、フラップ17が破損した場合には、一部の空隙のみの断熱効果が低下するだけで、フラップ全体に及ぶことを避けることができる。
【0028】
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
【0029】
なお、自動販売機の冷却・加温動作および販売動作については、従来例と同じ動作であるため、ここでは説明を省略する。
【0030】
商品を収納しているキャビネットのケース本体1と、ケース本体1の前而を閉塞する断熱内扉4と、ケース本体1の庫内を仕切る断熱仕切壁13は、硬質プラスチックフォームのスラブ材または、硬質プラスチックフォームを注入して発泡成形した発泡樹脂が用いられ、それらの断熱材の厚さは、20mmから40mmが一般的であり、庫内に外気熱が侵入したり、逆に庫内の熱が外部に逃げたりするのを抑制するための配慮が行なわれている。
【0031】
以上のように、キャビネットのケース本体1や断熱内扉4については、従来と同じ構造である。
【0032】
一方、本実施の形態ではフラップ14aは、搬出された商品がシュートを転がり落ちてフラップを押し開き出てくるため、軽量で、開閉動作に必要な開閉角度を確保するため、約5mm程度の薄いもので内部に空隙層を有した硬質プラスチックで形成されている。
【0033】
例えば、硬質プラスチックのブロー成形品などである。内部のガスは断熱効果を有し、内部のガスが外気と出入りしないため、断熱性能を向上することができる。さらに、その内圧を下げて大気圧以下にしたり、真空状態とすることでガスの熱伝導をさらに下げることができ、断熱性能をさらに向上することができる。
【0034】
また、フラップ14aは内部の空隙を確保するため、一部においてリブ状の突起や補強が施され形状の安定性が図られている。
【0035】
以上のように本実施の形態の自動販売機は、庫内を冷却、ないし加熱する手段を備えて、商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品収納装置5を備えたケース本体1の前而に、商品取出口3を備えた外扉2、および商品払出扉としてのフラッブ14aを備えた断熱内扉4を有するものにおいて、前記フラップ14aが内部に空隙16.を備えた硬質プラスチックから構成され、フラッブ内部の空隙16により、フラップ14aの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。また、冷却運転の場合、外気温と湿度によりフラップ14aに結露することがあるが、フラップ14aの断熱性向上により、結露も低減することができる。
【0036】
さらには、商品の排出時にフラップ14aに衝突する衝撃に対しても、空隙16を介した二重構造とすることにより強度的な補強が図れ、耐久性を高めることができる。
【0037】
(実施の形態2)
次に本発明の実施の形態2の自動販売機について図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1と同一の構成については、その詳細な説明を省略する。
【0038】
図2は本発明の実施の形態2による白動販売機の商品払出扉の側面断面図である。
【0039】
同図において、14bは内部に断熱材を備えた硬質プラスチックからなるフラップである。15は、フラップ14bの上端を支軸にフラップ14bが開閉でき、閉じた状態でフラップ14bの周囲と密着するフラップ取付枠である。フラップ14bとフラップ取付枠15とで商品払出口21bを構成している。18はフラップ14bの内部に設けられた断熱材である。
【0040】
また、本実施の形態では断熱材18として、真空断熱材を用いたものである。
【0041】
真空断熱材は内部に芯材としてグラスファイパー、その周囲を多層構造としたラミネートフィルムで覆い、内部を減圧し内部真空度を67Pa以下としたものである。その熱伝導率は、0.0055W/m程度で、ケース本体1と、ケース本体1の前面を閉塞する断熱内扉4と、ケース本体1の庫内を仕切る断熱仕切壁13に使用されるウレタン発泡樹脂の3倍以上の断熱性能を有するものである。真空断熱材は外袋のラミネートフィルムが破れ内部の真空度が低下するとその断熱性能が低下するが、フラップ14bは断熱材18を完全に硬質プラスチックで覆っているため、ラミネートフィルムが破れることがなく、高い断熱性能を長期間維持することができる。また、真空断熱材は高温にも強いためフラップ14bの硬質プラスチック成形にも適している。
【0042】
以上のように構成された自動販売機について、以下その動作を説明する。
【0043】
なお、自動販売機の冷却・加温動作および販売動作については、従来例と同じ動作であるため、ここでは説明を省略する。
【0044】
商品を収納しているキャビネットのケース本件1と、ケース本体1の前両を閉塞する断熱内扉4と、ケース本体1の庫内を仕切る断熱仕切壁13は、硬質プラスチックフォームのスラブ材または、硬質プラスチックフォームを注入して発泡成形した発泡樹脂が用いられ、それらの断熱材の厚さは、20mmから40mmが一般的であり、庫内に外気熱が侵入したり、逆に庫内の熱が外部に逃げたりするのを抑制するための配慮が行なわれている。
【0045】
以上のように、キャビネットのケース本体1や断熱内扉4については、従来例と同じ構造である。
【0046】
一方、本実施の形態ではフラップ14bは、搬出された商品がシュートを転がり落ちてフラップを押し開き出てくるため、軽量で、開閉動作に必要な開閉角度を確保するため、約5mm程度の薄いもので内部に断熱材を備えた硬質プラスチックで形成されている。内部の断熱材は高い断熱効果を有し、自動販売機の商品払出扉の断熱性能を向上することができる。また、フラップ14bは一部において補強リブが施され形状の安定性が図られている。
【0047】
以上のように本実施の形態の自動販売機は、庫内を冷却、ないし加熱する手段を備えて、商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品収納装置5を備えたケース本体1の前面に、商品取出口3を備えた外扉2、および商品払出扉としてのフラップ14bを備えた断熱内扉4を有するものにおいて、前記フラップ14bが内部に断熱材18を備えた硬質プラスチックから構成され、フラップ内部の断熱材18により、フラップ14bの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。また、冷却運転の場合、外気温と湿度によりフラップ14aに結露することがあるが、フラップ14aの断熱性向上により、結露も低減することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載の発明は、断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を払い出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に空隙を有するものであり、蓋状部材の内部に空隙を有することにより、収納庫内部から蓋状部材を伝わる熱伝導が減少することで断熱効果を持たせることで消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。また、商品払出時の衝撃を吸収し強度を高めることができる。
【0049】
また請求項2に記載の発明は、収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に空隙を有するものにおいて、前記フラップが内部に空隙を備えた硬質プラスチックから構成され、フラップ内部の空隙により、フラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。また、商品払出時の衝撃を吸収し強度を高めることができる。
【0050】
また、請求項3に記載の発明は、収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品収納装置を備えたケース本体の前面に、商品取出口を備えた外扉、および商品払出扉としてのフラップを備えた断熱内扉を有するものにおいて、前記フラップが内部に空隙を備え、その空隙を大気圧より低い内圧とした硬質プラスチックから構成され、フラップ内部の空隙と、内部の希薄なガスにより、フラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。
【0051】
請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれかにおいて、フラップ内部の空隙にリブ状の突起を設けたもので、このリブ状の突起によりフラップ内部の空隙の間隔を一定にし、フラップの形状を安定させることで断熱性能を安定させ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。
【0052】
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれかにおいて、フラップ内部を複数に分割し独立した空隙を設けたものであり、
突起によって分割された空隙は各々独立した密閉状態となり、フラップ7が破損した場合には、一部の空隙のみの断熱効果が低下するだけで、フラップ全体の断熱効果を維持し熱リークを低減することができます。
【0053】
また、請求項6に記載の発明は、断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を取り出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に断熱材を有するものであり、蓋状部材の内部に断熱材を有することにより、収納庫内部から蓋状部材を伝わる熱伝導が減少することで断熱効果を持たせることで、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。
【0054】
また、請求項7に記載の発明は、収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に断熱材を有するもので、前記フラップが内部に断熱材を備えた硬質プラスチックから構成され、フラップ内部の断熱材により、フラップの断熱性向上が図られ、熱リークを低減し消費電力量の低減すなわち省エネを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動販売機の実施の形態1の要部側面断面図
【図2】本発明による自動販売機の実施の形態2の要部側面断面図
【図3】従来の自動販売機の外観斜視図
【図4】従来の自動販売機の断面図
【図5】従来の自動販売機の商品払出扉の側面断面図
【符号の説明】
1 ケース本体
5 商品収納装置(収納庫)
4 断熱内扉
5 商品収納装置
14a,14b フラップ
16 空隙
17 突起
18 断熱材
21a,21b 商品払出口
Claims (7)
- 断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を払い出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に空隙を有することを特徴とした自動販売機。
- 収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に空隙を有することを特徴とした自動販売機。
- 空隙は大気圧より低い内圧状態としたことを特徴とした請求項1および請求項2に記載の自動販売機。
- フラップ内部の空隙にリブ状の突起を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動販売機。
- フラップ内部を複数に分割し独立した空隙を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の自動販売機。
- 断熱材で囲まれた収納庫の一部に前記収納庫に収納されている収納物を取り出す払出口と、この払出口を塞ぐ蓋状部材を設け、前記蓋状部材は内部に断熱材を有することを特徴とした自動販売機。
- 収納庫に収納されている商品を冷却または加熱して販売する自動販売機において、商品を収納するケース本体の前面に、商品払出口とこの商品払出口を塞ぐフラップを備えた断熱内扉を構成し、前記フラップ内部に断熱材を有することを特徴とした白動販売機。
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JP2002206803A JP2004054320A (ja) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | 自動販売機 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2004054320A true JP2004054320A (ja) | 2004-02-19 |
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Cited By (2)
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JP2008102655A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機の商品搬出扉 |
JP2009015762A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Panasonic Corp | 自動販売機 |
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2002
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JP2009015762A (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-22 | Panasonic Corp | 自動販売機 |
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