JP2002288719A - 自動販売機の商品搬出扉 - Google Patents

自動販売機の商品搬出扉

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JP2002288719A
JP2002288719A JP2001085565A JP2001085565A JP2002288719A JP 2002288719 A JP2002288719 A JP 2002288719A JP 2001085565 A JP2001085565 A JP 2001085565A JP 2001085565 A JP2001085565 A JP 2001085565A JP 2002288719 A JP2002288719 A JP 2002288719A
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JP
Japan
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door
product
heat insulating
heat
vending machine
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JP2001085565A
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English (en)
Inventor
Hajime Fukao
一 深尾
Yukio Kimura
幸雄 木村
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】商品搬出扉の機能を損なうことなく、該扉の断
熱性を高めて高い省エネ効果が得られるようにする。 【解決手段】断熱筐体としてなるキャビネットの庫内に
商品収納ラック,商品搬出シュータ,および庫内ファン
と組合せた冷却/加熱ユニットを配置し、かつ庫外側の
商品取出口へ通じる商品搬出口にフラッパ式の商品搬出
扉7を備えた自動販売機において、商品搬出扉7の扉板
に断熱カバー10を被着し、さらに商品搬出扉と断熱カ
バーとの間に発泡スチロールなどの軽量な断熱材11を
充填し、商品搬出扉の機能を損なわずに扉の断熱性を高
めて熱損失の低減化を図るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、缶,びん,ペット
ボトル入り商品をコールド,ないしホット商品として販
売する自動販売機の商品搬出扉に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、サーペンタイン式商品収納ラック
を搭載した自動販売機を対象に、その従来構成を図4に
示す。図において、1は断熱筐体としてなるキャビネッ
ト、2は前面外扉、3は断熱内扉であり、キャビネット
1の庫内にはサーペンタイン式商品収納ラック4を収設
し、さらにラックの下方には商品搬出シュータ5(シュ
ータ5はその板面に多数の導風穴が開口している),お
よび冷却/加熱ユニット6が設置されている。また、断
熱内扉3には商品搬出シュータ5から外扉2に設けた商
品取出口2aに通じる商品搬出口を塞ぐようにフラッパ
式の商品搬出扉7を備えている。
【0003】ここで、冷却/加熱ユニット6は、風胴に
冷却器(冷凍機のエバポレータ)6a,電熱ヒータ6b
を内蔵し、その前面に庫内ファン6cを組合せた構成に
なり、キャビネット1の庫内背面側に設けた吸込ダクト
8に連ねて庫内底部に設置されている。また、商品搬出
扉7は、図5(a),(b) で示すように、厚さが数mm程度の
樹脂板で作られたもので、その上端の支軸7aを断熱内
扉3に軸支して揺動自在に垂下させたフラッパ式の扉板
で構成されている。
【0004】かかる構成で、商品収納ラック4の各コラ
ムには商品9が収納されており、販売指令に基づいて選
択されたベンド機構(図示せず)が作動すると、そのコ
ラムの最下位に並ぶ商品が下方に払出された後、商品搬
出シュータ5の斜面に沿って転動し、商品搬出扉7を押
し開いて商品取出口2aに搬出されることは周知の通り
である。
【0005】一方、冷却/加熱ユニット6はコールド/
ホットの販売モードに合わせて冷却器6a,電熱ヒータ
6bのいずれかを選択して運転する。これにより、冷却
器6a,または電熱ヒータ6bで冷却,または加熱され
た庫内空気が庫内ファン6cにより前方に吹き出し、そ
の冷気流,または暖気流が図示矢印のように上方に方向
転換して庫内空間を通風し、庫内の背面側から吸込ダク
ト8を経て再び冷却/加熱ユニット6に戻るように循環
送風される。そして、この冷気,または暖気の循環空気
流との熱交換により、商品収納ラック4に収納した商品
9を保冷,または加温される。
【0006】また、断熱筐体のキャビネット1,断熱内
扉3は、庫内と庫外との間を断熱して外気熱の庫内侵入
を抑え、さらに商品搬出扉7が断熱内扉3の商品搬出口
から庫内の冷気,暖気が庫外に漏出するのを抑止してい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記したコールド,ホ
ット商品の自動販売機では、庫内に収納した商品の保
冷,加熱に費やす電力の比率が大きいことから、そのラ
ンニングコストをできるだけ低く抑えるように省エネ化
を推進することが重要課題となっている。かかる点、自
動販売機の運転時には、図5で示すように冷却/加熱ユ
ニット6から前方に吹出した循環空気流の一部は、商品
搬出扉7の扉面に当たって向きを反転するように通風す
る。この場合に、庫内の商品搬出シュータ5から商品取
出口2aに通じる箇所に配した商品搬出扉7には、冷却
/加熱ユニット6か吹き出した冷気,ないし暖気が吹出
し直後に当たるために扉内外の温度差が最も大きくな
る。しかも、従来の商品搬出扉7は厚さの薄い樹脂製の
扉板で作られたものでその断熱性が低いことから、この
扉板を熱貫流して庫外と庫内の間で出入する熱量が大き
くなる。
【0008】このために、一枚の樹脂板で作られた従来
の商品搬出扉7では、その扉板を通じて庫内と庫外との
間に出入する熱量が多くなり、それだけ冷却/加熱ユニ
ット6の熱負荷が増大して自動販売機のランニングコス
トが嵩むようになる。なお、商品搬出扉自身の断熱性を
高めるために、その扉板の板厚を厚くすると、商品搬出
扉の重量が増して軽量な商品は自重で商品搬出扉を押し
開くことができなくなるといった搬出トラブルを引き起
こすおそれがあって、その樹脂板を厚くすることには制
約がある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、商品搬出扉の機能を
損なうことなく、該扉の断熱性を高めて高い省エネ効果
が得られるように改良した自動販売機の商品搬出扉を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、断熱筐体としてなるキャビネット
の庫内に商品収納ラック,商品搬出シュータ,および庫
内ファンと組合せた冷却/加熱ユニットを配置し、かつ
庫外側の商品取出口へ通じる商品搬出口に常閉の商品搬
出扉を備えた自動販売機において、前記商品搬出扉の扉
板に軽量な断熱カバーを被着して扉の断熱性を高めるよ
うにする(請求項1)ものとし、具体的には次記態様で
構成することができる。
【0011】(1) 商品搬出扉と断熱カバーとの間の空隙
に発泡スチロールなどの断熱材を充填して断熱性をより
一層高めるようにする(請求項2)。 (2) 断熱カバーの四隅に係合爪を設け、該係合爪を商品
搬出扉の扉板に係止固定して断熱カバーをワンタッチで
組付けられるようにする(請求項3)。 (3) 断熱カバーを平板となし、商品搬出扉と一体にその
扉面から突出した上下の支持枠の間に架け渡して固定す
る(請求項4)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図3に示す実施例に基づいて説明する。なお、各実施
例の図中で図4,図5に対応する部材には同じ符号を付
してその説明は省略する。図1(a),(b) は本発明の請求
項1,2に対応した実施例を示すものである。この実施
例においては、樹脂板で作られた商品搬出扉7の裏面側
に、薄肉の樹脂成形品になる蓋状の断熱カバー10が被
着されており、かつ商品搬出扉7の扉板と断熱カバー1
0との間の空隙には発泡スチロールなどの軽量な断熱材
11が充填されている。なお、断熱材11は接着剤によ
り貼り付けるか、あるいは断熱カバー10と一体に発泡
成形することができる。
【0013】かかる構成により、商品搬出扉7は扉板自
身の板厚を増すことなく、したがって扉重量を大きく増
加させることなしに断熱性が大幅に高まる。これによ
り、自動販売機の運転時に冷却/加熱ユニット6(図4
参照)から前方に吹き出した冷気ないし暖気が商品搬出
扉7の背面壁に吹きつけ、このために庫外の外気側との
間で商品搬出扉7の内外に大きな温度差が生じても、商
品搬出扉7を熱貫流して庫内と庫外との間に出入りする
熱量を低減して冷却/加熱ユニット6に対する不要な熱
負荷の増加を防ぐことができる。
【0014】なお、前記の断熱材11を省略し、扉板と
断熱カバー10との間に空気断熱層を形成して扉の断熱
性を高めるようにすることも可能である。また、断熱カ
バー10は商品搬出扉7の表面側に設けることもでき
る。また、前記の断熱カバー10は、商品搬出扉7の扉
板に接着剤で貼り付けるほか、図2(a),(b) に示す構造
で扉板に組付けることかできる。すなわち、図2(a) の
実施例では、断熱カバー10の四隅に係合爪10aを設
けておき、この係合爪10aを商品搬出扉7の扉板穿孔
した爪係合穴7bに嵌挿して係止固定することで、断熱
カバー10をワンタッチで商品搬出扉7に組付けること
ができる。また、図2(b) の実施例では、樹脂成形品と
してなる商品搬出扉7の扉板と一体にその上下端部から
背後にリブ状の支持枠7bを成形し、この支持枠7bの
間に跨がって平板の断熱カバー10を圧入して固定す
る。これにより、商品搬出扉の組立作を簡単に行える。
【0015】なお、上記の実施例では、商品搬出扉7,
断熱カバー10をそれぞれ別部材で形成する例を示した
が、ブロー成形やダブルウォールブロー成形などの成形
法にらり、単一の部材に中空部分(空気断熱層)を形成
して商品搬出扉を構成することもできる。次に、本発明
の応用実施例を図3に示す。この実施例では、商品搬出
扉7の扉板に断熱材11を貼り付け、さらに断熱材11
を覆うようにフィルム状の断熱カバー12を被着して構
成している。この実施例においても、図1と同様に断熱
性を高める効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、断熱筐体としてなるキャビネットの庫内に商品収納
ラック,商品搬出シュータ,および庫内ファンと組合せ
た冷却/加熱ユニットを配置し、かつ庫外側の商品取出
口へ通じる商品搬出口に常閉の商品搬出扉を備えた自動
販売機において、前記商品搬出扉の扉板に断熱カバーを
被着したことにより、商品搬出扉の機能を損なうことな
く、扉の断熱性を高めて省エネ効果の改善に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による商品搬出扉の構造図であ
り、(a),(b) はそれぞれ扉の裏面図、および断面図
【図2】図1における要部の詳細構造図であり、(a),
(b) はそれぞれ異なる断熱カバーの取付け構造を表す要
部断面図
【図3】本発明の応用実施例を示す商品搬出扉の部分断
面図
【図4】本発明の実施対象となる自動販売機の庫内構成
【図5】従来における商品搬出扉の構成図であり、(a),
(b) はそれぞれ正面図、および側面図
【符号の説明】
1 キャビネット 2 外扉 2a 商品取出口 3 断熱内扉 4 商品収納ラック 6 冷却/加熱ユニット 7 商品搬出扉 9 商品 10 断熱カバー 10a 係合爪 11 断熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱筐体としてなるキャビネットの庫内に
    商品収納ラック,商品搬出シュータ,および庫内ファン
    と組合せた冷却/加熱ユニットを配置し、かつ庫外側の
    商品取出口へ通じる商品搬出口に常閉の商品搬出扉を備
    えた自動販売機において、前記商品搬出扉の扉板に断熱
    カバーを被着したことを特徴とする自動販売機の商品搬
    出扉。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品搬出扉において、商品
    搬出扉と断熱カバーとの間に断熱材を充填したことを特
    徴とする自動販売機の商品搬出扉。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の商品搬出扉におい
    て、断熱カバーの四隅に係合爪を設け、該係合爪を商品
    搬出扉の扉板に係止固定したことを特徴とする自動販売
    機の商品搬出扉。 【請求項4 】請求項1または2記載の商品搬出扉におい
    て、断熱カバーを平板となし、商品搬出扉と一体にその
    扉面から突出した上下の支持枠の間に架け渡して固定し
    たことを特徴とする自動販売機の商品搬出扉。
JP2001085565A 2001-03-23 2001-03-23 自動販売機の商品搬出扉 Pending JP2002288719A (ja)

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