JP2001116425A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JP2001116425A
JP2001116425A JP29837399A JP29837399A JP2001116425A JP 2001116425 A JP2001116425 A JP 2001116425A JP 29837399 A JP29837399 A JP 29837399A JP 29837399 A JP29837399 A JP 29837399A JP 2001116425 A JP2001116425 A JP 2001116425A
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浩司 脇谷
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 貯蔵室内の温度の均一化を図るとともに結露
を防止できる冷蔵庫を提供する。 【解決手段】 貯蔵物を収納する貯蔵室11と、貯蔵室
11に流入する冷気を生成する冷却器25と、該冷気を
貯蔵室11に導くとともに貯蔵室11と隔壁を介して設
けられる冷気通路28と、前記隔壁の少なくとも一部を
形成して冷却通路内28を流通する冷気による冷熱を貯
蔵室11内に放出する部材42と、部材42の冷却通路
28側の少なくとも一部に部材42との間に隙間28f
を介して配される断熱部材28cとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷気を貯蔵室内に送
出する冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷蔵庫の部分側面断面図を図11
に示す。冷蔵庫1は外部を覆う外箱2aの内側に内箱2
bが配され、外箱2aと内箱2bとの隙間には発泡ポリ
ウレタン等の断熱材2cが充填されている。内箱2bに
より覆われる冷蔵室11の前面は回動式の断熱扉3によ
り開閉可能になっている。
【0003】冷蔵室11の下部には隔離室である氷温室
14が設けられ、その下方には野菜室12が配されてい
る。野菜室12の前面はスライド式の断熱扉4により開
閉可能になっている。冷蔵室11と野菜室12は樹脂成
形品から成る仕切板31、32によって仕切られてい
る。仕切板32には貫通口32aが設けられている。
【0004】冷蔵室11及び氷温室14の背後には冷却
器(不図示)により生成される冷気が流通する冷気通路
28が設けられている。冷蔵室11の背面には冷気通路
28に面する部材42が設けられている。氷温室14の
背面には断熱材36を介して冷気通路28に面する背面
板35が設けられている。
【0005】冷気は部材42及び断熱材36に設けられ
た開口部42a、36aを介して冷蔵室11に流入し、
冷蔵室11内を冷却する。そして、該冷気は自重により
降下し、貫通孔32aから冷気通路30を通って野菜室
12内に流入する空気流を形成する。これにより、野菜
室12内が冷却される。
【0006】また、部材42は金属板等から成り、冷気
通路28を流通する冷気による冷熱を伝えて冷蔵室11
内に放出するようになっている。従って、冷蔵室11は
部材42の全面から放出される冷熱により均一に冷却さ
れるようになっている。更に、冷却器の停止中に、蓄積
した冷熱を放出して冷蔵室11内の保冷を行うようにな
っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の冷蔵庫によると、部材42の全面から放出される
冷熱により冷蔵室11は均一に冷却されるが、冷気通路
28内を流れる冷気量が多くなった場合等に冷蔵室11
内と冷気通路28内との間の温度差が大きくなる。これ
により、部材42の冷蔵室11側の表面に結露が生じ
る。その結果、冷蔵室11内が乾燥して冷蔵室11に貯
蔵される食品等が早く劣化する問題があった。
【0008】本発明は、貯蔵室内の温度の均一化を図る
とともに結露を防止できる冷蔵庫を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室に
流入する冷気を生成する冷却器と、該冷気を前記貯蔵室
に導く冷気通路と、前記冷却通路内を流通する冷気によ
る冷熱を前記貯蔵室内に放出する部材と、前記部材の前
記冷却通路側の少なくとも一部に前記部材との間に隙間
を介して配される断熱部材とを備えたことを特徴として
いる。
【0010】この構成によると、冷却器により生成され
る冷気は冷気通路を通って貯蔵室に流入する。冷気通路
を通る冷気による冷熱は部材に伝えられる。この時、該
冷気の量や温度により前記部材が結露しない程度の大き
さや厚みを有する断熱部材により前記部材が覆われ、該
冷気から受取る冷熱の量が制限される。部材の断熱部材
に面する部分は隙間を通る少量の冷気により冷熱が伝達
され、前記部材の全面から一様に冷熱が貯蔵室内に放出
される。
【0011】また本発明は、貯蔵物を収納する貯蔵室
と、前記貯蔵室に流入する冷気を生成する冷却器と、該
冷気を前記貯蔵室に導くとともに前記貯蔵室と隔壁を介
して設けられる冷気通路と、前記隔壁の少なくとも一部
を形成して前記冷却通路内を流通する冷気による冷熱を
前記貯蔵室内に放出する部材と、前記部材の前記冷却通
路側の少なくとも一部に前記部材との間に隙間を介して
配される断熱部材とを備えたことを特徴としている。
【0012】この構成によると、冷却器により生成され
る冷気は冷気通路を通って貯蔵室に流入する。冷気通路
を通る冷気による冷熱は貯蔵室との隔壁を成す部材に伝
えられる。この時、該冷気の量や温度により前記部材が
結露しない程度の大きさや厚みを有する断熱部材により
前記部材が覆われ、該冷気から受取る冷熱の量が制限さ
れる。部材の断熱部材に面する部分は隙間を通る少量の
冷気により冷熱が伝達され、前記部材の全面から一様に
冷熱が貯蔵室内に放出される。
【0013】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷気通路は複数の分岐通路を有し、第1の分岐
通路と第2の分岐通路を前記隙間により連通させたこと
を特徴としている。
【0014】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記冷却器により冷却された冷気と混合するように
前記貯蔵室内の空気を第1の分岐通路内に導くことを特
徴としている。この構成によると、冷却器により生成さ
れる冷気は貯蔵室内から第1の分岐通路に導かれる空気
と第1の分岐通路内で混流して昇温され、前記部材が昇
温された冷気に曝されて昇温される。
【0015】また本発明は、上記構成の冷蔵庫におい
て、前記隙間を介して第1の分岐通路から第2の分岐通
路に冷気が流入するようにしたことを特徴としている。
この構成によると、冷却器により生成される冷気は貯蔵
室内から第1の分岐通路に導かれる空気と第1の分岐通
路内で混流して昇温され、隙間を介して第2の分岐通路
に流入する。この時、断熱部材に面する前記部材は隙間
を通る昇温された冷気に曝されて昇温される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫を示す
側面断面図である。冷蔵庫1は外部を覆う外箱2aの内
側に内箱2bが配され、外箱2aと内箱2bとの隙間に
は発泡ポリウレタン等の断熱材2cが充填されている。
冷蔵庫1の内部は上から冷蔵室11、野菜室12、冷凍
室13の順に区分けされている。
【0017】野菜室12と冷凍室13は断熱部材から成
る仕切枠17及び断熱部材から成る仕切板19に仕切ら
れており、冷凍室13は更に断熱部材から成る仕切枠1
8により上部と下部に仕切られている。冷蔵室11と野
菜室12は断熱部材から成る仕切枠16及び樹脂成形品
から成る仕切板31、32によって仕切られている。仕
切板32には貫通口32aが設けられている。
【0018】冷蔵室11の下部には仕切板46で仕切ら
れる隔離室である氷温室14が設けられている。冷蔵室
11には複数の棚45が設けられている。冷蔵室11の
前面は回動式の断熱扉3により開閉可能になっている。
野菜室12、冷凍室13の上部及び冷凍室13の下部は
前面が夫々スライド式の断熱扉4、5、6により開閉可
能になっており、収納容器54、55、56を引出せる
ようになっている。
【0019】冷凍室13の後部には圧縮機20が配され
ている。圧縮機20には吐出パイプ20aを介して凝縮
器(不図示)が連結されており、吸込パイプ20bを介
して冷却器21、25が直列に連結されている。凝縮器
と冷却器25は第1キャピラリーチューブ(不図示)を
介して連結されている。冷却器21、25の間には第2
キャピラリーチューブ(不図示)が配されている。
【0020】これにより冷凍サイクルが構成され、冷凍
サイクル運転が行われると冷却器21、25が冷却され
るようになっている。冷却器21、25の下方には冷却
器21、25の除霜を行う除霜ヒータ61、62が設け
られている。63、64はドレン受け部材である。
【0021】また、凝縮器と第1キャピラリーチューブ
との間には切換手段が設けられ、切換手段と冷却器21
とが第3キャピラリーチューブ(不図示)を介して連結
されている。そして、切換手段を切り替えることによ
り、冷却器21のみの冷却を可能にしている。
【0022】冷却器21は冷気通路23内に配されてお
り、冷気通路23は内箱2bと樹脂成形品から成るエバ
カバー33とにより形成されている。冷気通路23内の
冷却器21の上方には送風機22が配されている。冷気
通路23は背面板33aに設けられた冷凍室13への流
入口13a及び流出口13bにより冷凍室13と連通し
ている。
【0023】冷却器25は冷気通路27内に配されてい
る。冷気通路27の下部は内箱2bと野菜室12の背面
板34とにより形成されている。背面板34は断熱部材
から成り、冷却器25に近設される野菜室12の過冷却
を防止している。冷気通路27内の冷却器25の上方に
は送風機26が配されている。冷気通路27は流出口1
2bにより野菜室12と連通している。
【0024】冷気通路27の上部は氷温室14の背面板
35に固着される断熱部材36と内箱2bとにより形成
されている。断熱部材36には吐出口36aが設けられ
ている。冷蔵室11の正面図を図2に示すと、背面板3
5には吐出口36aと同じ位置に吐出口35aが設けら
れている。吐出口35a、36aにより冷蔵室11は冷
気通路27と連通している。
【0025】冷気通路27は冷蔵室11の背面部分の冷
気通路28と連通している。図2において、冷気通路2
8は略中央に配される中央通路28a(第1の分岐通
路)と、中央通路28aの両側部に設けられる側方通路
28b(第2の分岐通路)とにリブ28dにより分岐さ
れている。リブ28dは後述する背面板70と一体に形
成されている。また、冷気通路27も冷気通路28に対
応して分岐通路27a、27bに分岐されている。
【0026】中央通路28aの下端には送風機29が配
されている。送風機29の前面には冷蔵室11に臨む送
風機カバー41が取り付けられている。送風機カバー4
1には複数の開口部41aが形成されている。
【0027】送風機29部分の詳細図を図3に示すと、
中央通路28aは、送風機29により開口部41aを介
して冷蔵室11から取入れられる空気と、送風機26
(図1参照)により冷気通路27を流通する冷気とが混
流するようになっている。冷気通路27を流通する冷気
は送風機カバー41の壁面41bに衝突し、案内部41
cにより送風機29の方向に導かれる。案内部41c
は、送風機カバー41が金属の場合には切り起して一体
に形成してもよい。
【0028】この時、送風機カバー41の内面には相応
の断熱部材を冷気通路27からの冷気の流域に設け、結
露対策としてもよい。また、送風機カバー41を金属等
により形成すると、中央通路28aを通る冷気の冷熱が
送風機カバー41から冷蔵室11内に放出されることに
なる。
【0029】開口部41aは案内部41cよりも上方に
形成され、冷気通路27を流通する冷気の進路外に配さ
れている。これにより、冷気通路27を流通する冷気が
開口部41aから冷蔵室11内へ侵入することを防止し
ている。その結果、冷気漏れによる冷蔵室11の局部の
過冷却を防止できるようになっている。
【0030】冷気通路28は冷蔵室11の内壁を形成す
る部材42と内箱2b上に設けられた背面板70とによ
り形成されている。背面板70は上記の背面板35と一
体に形成されている。部材42は図5に示すような形状
の熱伝導性を有する熱伝導部材(例えば、加工性が良く
防錆効果の高いアルミニウム合金やステンレス等)から
形成されている。
【0031】これにより蓄冷及び冷熱の放出を可能にし
ている。なお、前記熱伝導部材の厚みが厚い場合は蓄冷
能力が上がり、強度も増加する。厚みが薄い場合は冷熱
の放出効率が上がり、軽量化にも有利である。そのた
め、目的に応じて薄板材や厚板材を適時適所に選び設け
ればよい。
【0032】部材42の表面に凹凸形状をプレス加工等
により設けると、表面積を増加させることができる。こ
れにより蓄冷や冷熱の放出量が増加して冷却効率の向上
を図ることができる。更に、線状に連続する凹部または
凸部を設けることにより、部材42の強度を補強するこ
とができる。
【0033】また、部材42の上端と下端部分の断面詳
細図を図7、図8に示す。これらの図によると、部材4
2は背面板70に設けられた上取付部71及び背面板3
5に設けられた下取付部72により係止される。上取付
部71のレバー部71aを手指で押上げると爪部71b
の係合が解除される。
【0034】この状態で部材42の上部を手前に倒し
て、上方に引上げることにより部材42を脱着でき、部
材42は着脱自在になっている。これにより冷気通路2
8や部材42の冷気通路28側の清掃等を容易に行うこ
とができるようになっている。尚、部材42の下部は断
熱部材36に固着されるシール材73により密閉されて
いる。
【0035】冷蔵室11の上面部分断面図を図4に示す
と、側方通路28bを覆う部材42の側方通路28b側
の面には、隙間28fを介して断熱部材28cが配され
ている。側方通路28bを通る冷気の冷熱の多くは、断
熱部材28cにより部材42に伝達されないようになっ
ている。断熱部材28cには貫通孔28eが形成され、
これにより中央通路28aと側方通路28bとが連通さ
れている。
【0036】側方通路28bの側壁は背面板70により
形成されており、側壁には複数の開口部70aが設けら
れている。背面板70には部材42の外側周辺を覆う壁
面部70cが形成されている。壁面部70cには開口部
70aと連通する複数の吐出部70bが凹設されてい
る。従って、吐出部70b及び開口部70aを介して、
側方通路28bは冷蔵室11と連通し、冷気を冷蔵室1
1に吐出できるようになっている。
【0037】図2において、壁面部70cは載置部74
に載置される棚45と同じ高さ付近に形成され、棚45
上に載置される食品等が吐出部70bに落下しないよう
になっている。そして、開口部70aは貯蔵物が側方通
路28bに落込まないようにスリット状になっている。
また、背面板70には冷気を吐出部70bに導くリブ7
0dが形成されている。
【0038】冷蔵室11の天井部分には樹脂成形品から
成る上面板43と内箱2bにより天井ダクト54が形成
されている。天井ダクト54は左右に並設されており、
中央通路28aと連通している。中央通路28aを通る
冷気は背面板70に形成されるリブ70eにより左右に
拡散されて天井ダクト54に導かれる。
【0039】そして、上面板43の前後方向に複数設け
られた天井吐出部43aにより左右に分散して冷気を吐
出できるようになっている。中央通路28aを通る冷気
は天井ダクト54に流入する前に左右に拡散されている
ため、冷蔵室11の背面板70に近い位置に設けられた
天井吐出部43aからも充分冷気が吐出される。尚、左
右の天井ダクト54の間には透明な照明カバー53で覆
われる照明灯51が設けられている。
【0040】上記構成の冷蔵庫1において、送風機22
が駆動されると、冷凍室13内の空気は流出口13bか
ら冷気通路23に導かれる。該空気は冷却器21と熱交
換して冷却され、流入口13aから冷凍室13に流入す
る。これにより冷凍室13内が冷却される。
【0041】送風機26、29が駆動されると、野菜室
12内の空気は流出口12bから冷気通路27に導かれ
る。該空気は冷却器25と熱交換して冷却され冷気が生
成される。該冷気の一部は開口部35a、36aから氷
温室14に流入する。これにより氷温室14内が例えば
−1℃に冷却される。
【0042】他の冷気は中央通路28a及び側方通路2
8bに分岐して進行する。側方通路28bを通る冷気は
リブ70dに案内されて吐出部70bから冷蔵室11内
に吐出される。中央通路28aを通る冷気は、開口部4
1aから中央通路28aに導かれる冷蔵室11内の空気
と混流される。そして、天井ダクト54を通り、天井吐
出部43aから吐出される。
【0043】また、中央通路28a内を流通する冷気に
よる冷熱の一部は部材42に伝えられる。少量の冷気は
隙間28fを介して側方通路28bに流入する。この
時、断熱部材28cに面する部材42は、隙間28fを
通る冷気により冷熱が伝えられる。そして、部材42の
全面から冷蔵室11に冷熱として放出される。従って、
部材42からの冷熱と、吐出部70b及び天井吐出部4
3aから分散して吐出される冷気とにより、冷蔵室11
内が効率良く均一に冷却される。
【0044】冷蔵室11内の空気は棚45の間や棚45
の前面を通り氷温室14の下方から開口部32aを介し
て冷気通路30を流通し、野菜室12内の前方に流入す
る。更に収納容器54の前面から下方を通り、野菜室1
2内が冷却される。そして、流出口12bから冷却器2
5の下部に導かれて冷気が循環する。
【0045】温度センサー(不図示)の検知結果に基づ
いて圧縮機20及び送風機26が運転及び停止され、冷
蔵室11及び野菜室12の温度は例えば3℃に維持され
るようになっている。
【0046】また、冷却器25による冷却を停止して送
風機26、29の一方または両方を運転すると、部材4
2に蓄積された冷熱により中央通路28aを通る冷気が
冷却される。該冷気によって冷蔵室11内の冷却が行わ
れる。送風機26を運転する場合は、更に冷却器25の
除霜をして冷蔵室11内の加湿を行うこともできる。
【0047】本実施形態によると、中央通路28a及び
隙間28fを通る冷気の冷熱の一部は熱伝導板として機
能する部材42を熱伝導し、部材42の全面から冷蔵室
11内に放出される。従って、冷蔵室11は中央通路2
8aと側方通路28bを覆う広い面積から一様に放出さ
れる冷熱により均一に冷却される。
【0048】この時、断熱部材28cにより、側方通路
28bを通る冷気から部材42に多くの冷熱は伝達され
ない。このため、冷気通路27に多くの冷気を流した際
に部材42に伝達される冷熱量が制限され、部材42の
結露を防止することができる。そして、断熱部材28c
の面積や厚みを可変することにより、所望の温度や流量
の冷気を流通させることができる。
【0049】また、冷気通路28を通る冷気の温度を低
くするか冷気の流量を増やして冷却能力を上げることに
より、中央通路28a付近の部材42の冷蔵室11側に
結露が生じる恐れのある場合や、部材42の冷気による
冷却を和らげるために、薄い断熱部材を中央通路28a
の部材42側にも設けてもよい。
【0050】また、冷却器25により低温に生成された
冷気は、冷蔵室11内の空気と混合することにより若干
昇温される。これにより、中央通路28aに面する部材
42や天井吐出部43a付近に生じる結露や氷結をより
防止することができ、冷蔵室11及び野菜室12の乾燥
を防止することができる。
【0051】そして、隙間28fには中央通路28aか
ら側方通路28bに向けて冷気が通るので、昇温された
冷気が通る。この為、側方通路28bに面する部材42
の表面の結露も、より防止することができる。隙間28
fを通る冷気の流通方向は、例えば、中央通路28aと
側方通路28を異なる断面積にして流速を変える方法等
により制御することができる。
【0052】更に、冷蔵室11及び野菜室12を冷却す
る冷却器25と冷凍室13を冷却する冷却器21を設け
ているので、冷気通路27、28を流通する冷気の温度
を冷気通路23内の冷気の温度より高く設定することが
できる。これにより、部材42や吐出部70bに生じる
結露や氷結をより防止することができる。
【0053】また、吐出部70b及び天井吐出部43a
は冷蔵室11の背面及び上面に複数設けられるため、冷
気が分散して冷蔵室11に流入する。このため、冷蔵室
11は均一且つ迅速に冷却される。
【0054】吐出部70bは、部材42を開口して形成
してもよいが、本実施形態のように部材42の外側周辺
に設ける方が望ましい。即ち、正面側に開口しないた
め、第1に、冷気通路28が覆われて美観が向上する。
第2に、前面へ直接冷気が吐出されないので、側方通路
28b内の騒音や開口部70aでの吐出風の音が正面へ
直接出ず、それらの騒音の低減がなされる。第3に、部
材42に開口部がないため部材42の全面が均一な冷熱
の放出に寄与して更に庫内温度が均一となるとともに、
照明灯51等の光反射面としてもムラなく広範囲に利用
できる。等の効果を得ることができる。
【0055】図6に示すように、部材42はゼリー状や
液状の保冷材42cを包装材42f、42gにより封入
した蓄冷部材にしてもよい。このようにすると、部材4
2は冷気通路28内を流通する冷気の冷熱でより蓄冷さ
れ、冷蔵室11内の温度分布に応じて冷熱として放出す
る。従って、冷蔵室11が均一に冷却される。
【0056】更に、蓄冷部材により圧縮機20の停止中
や冷気通路28内の冷気温度の変動に対して吸熱や放熱
を行い、冷気通路28内の冷気温度を維持することがで
きるようになる。この時、蓄冷部材が冷蔵室11の内壁
を形成しているので冷蔵室11のスペースを広くするこ
とができ、冷蔵庫1の省スペース化を図ることができ
る。包装材42c、42dを熱伝導性を有するアルミニ
ウム合金やステンレスにするとより望ましい。
【0057】また、部材42は冷蔵室11の背面に立設
されて上下方向に延在している。このため、断熱扉3の
開閉回数が多く冷蔵室11内の温度や湿度が非常に上昇
した際に、部材42に結露して水滴が生じても貯蔵物上
に直接滴下することがない。従って、貯蔵物を傷めず、
良好な保存状態を維持できる。
【0058】この時、冷却器25で冷却された冷気通路
28内の冷気の送風を停止すると、部材42が冷蔵室1
1内の温度に近づくとともに温度上昇により冷蔵室11
内が乾燥する。これにより、該水滴は部材42や背面板
35を流下する間に一部が蒸発する。従って、再び冷蔵
室11内の湿度を上昇させることができる。さらに、部
材42の前方に空気流通可能な多孔性(例えば、小判
穴、丸穴等)のフェンス状の防護壁を設けると、部材4
2をさらに薄くできるので、冷熱の放出効果が向上し、
キズ付防止や破損防止にもなる。
【0059】次に、図9は第2実施形態の冷蔵庫を示す
側面断面図である。説明の便宜上図1〜図4の第1実施
形態と同一の部分には同一の符号を付している。冷蔵庫
1は外部を覆う外箱2aの内側に内箱2bが配され、外
箱2aと内箱2bとの隙間には発泡ポリウレタン等の断
熱材2cが充填されている。冷蔵庫1の内部は上から冷
蔵室11、野菜室12、冷凍室13の順に区分けされて
いる。
【0060】野菜室12と冷凍室13は断熱部材から成
る仕切枠17及び断熱部材から成る仕切板19に仕切ら
れており、冷凍室13は更に断熱部材から成る仕切枠1
8により上部と下部に仕切られている。冷蔵室11と野
菜室12は断熱部材から成る仕切枠16及び樹脂成形品
から成る仕切板31、32によって仕切られている。仕
切板32には貫通口32aが設けられている。
【0061】冷蔵室11の下部には仕切板46で仕切ら
れる隔離室である氷温室14が設けられている。冷蔵室
11には複数の棚45が設けられている。冷蔵室11の
前面は回動式の断熱扉3により開閉可能になっている。
野菜室12、冷凍室13の上部及び冷凍室13の下部は
前面が夫々スライド式の断熱扉4、5、6により開閉可
能になっており、収納容器54、55、56を引出せる
ようになっている。
【0062】冷凍室13の後部には圧縮機20が配され
ている。圧縮機20には吐出パイプ20aを介して凝縮
器(不図示)が連結されており、吸込パイプ20bを介
して冷却器21が連結されている。凝縮器と冷却器21
はキャピラリーチューブ(不図示)を介して連結されて
いる。
【0063】これにより冷凍サイクルが構成され、冷凍
サイクル運転が行われると冷却器21が冷却されるよう
になっている。冷却器21の下方には冷却器21の除霜
を行う除霜ヒータ62が設けられている。64はドレン
受け部材である。
【0064】冷却器21は冷気通路23内に配されてお
り、冷気通路23の下部は内箱2bと樹脂成形品から成
るエバカバー33とにより形成されている。冷気通路2
3内の冷却器21の上方には送風機22が配されてい
る。冷気通路23は背面板33aに設けられた流入口1
3a、13c及び流出口カバー33bに設けられた流出
口13bにより冷凍室13と連通している。
【0065】野菜室12の背面は前述の仕切板19に覆
われており、冷気通路23の上部の圧力室23aはエバ
カバー33と仕切板19とにより形成されている。断熱
部材から成る仕切板19により、冷却器21に近設され
る野菜室12の過冷却を防止している。
【0066】冷気通路23は送風機22の上方に配され
る冷気通路28とダンパー65を介して連通している。
冷気通路28の下部は氷温室14の背面板35に固着さ
れる断熱部材36と内箱2bとにより形成されている。
図10に示すように、背面板35と断熱部材36には同
じ位置に開口部35a、36aが設けられている。開口
部35a、36aにより氷温室14は冷気通路28と連
通している。
【0067】冷気通路28は略中央に配される中央通路
28aと、中央通路28aの両側部に設けられる側方通
路28bとにリブ28dにより分岐されている。リブ2
8dは後述する背面板70と一体に形成されている。
【0068】冷気通路28の上部は冷蔵室11の内壁を
形成する部材42と内箱2b上に設けられた背面板70
とにより形成されている。部材42は第1実施形態と同
様に、アルミニウム合金やステンレス等の熱伝導性を有
する熱伝導部材から形成されている。
【0069】冷蔵室11は前述の図4に示す第1実施形
態と同様に、側方通路28bを覆う部材42の側方通路
28b側の面には、隙間28fを介して断熱部材28c
が配されている。側方通路28bを通る冷気の冷熱の多
くは、断熱部材28cにより部材42に伝達されないよ
うになっている。断熱部材28cには貫通孔28eが形
成され、これにより中央通路28aと側方通路28bと
が連通されている。
【0070】側方通路28bの側壁は背面板70により
形成されており、側壁には複数の開口部70aが設けら
れている。背面板70には部材42の外側周辺を覆う壁
面部70cが形成されている。壁面部70cには開口部
70aと連通する複数の吐出部70bが凹設されてい
る。従って、吐出部70b及び開口部70aにより、側
方通路28bは冷蔵室11と連通し、冷気を冷蔵室11
に吐出できるようになっている。
【0071】壁面部70cは載置部74に載置される棚
45と同じ高さ付近に形成され、棚45に載置される食
品等が吐出部70bに落下しないようになっている。ま
た、背面板70には冷気を吐出部70bに導くリブ70
dが形成されている。そして、開口部70aは貯蔵物が
側方通路28bに落込まないようにスリット状になって
いる。
【0072】冷蔵室11の天井部分には樹脂成形品から
成る上面板43と内箱2bにより天井ダクト54が形成
されている。天井ダクト54は左右に並設されており、
中央通路28aと連通している。中央通路28aを通る
冷気は背面板70に形成されるリブ70eにより左右に
拡散されて天井ダクト54に導かれる。
【0073】そして、上面板43に設けられた天井吐出
部43aにより左右に分散して冷気を吐出できるように
なっている。左右の天井ダクト54の間には透明な照明
カバー53で覆われる照明灯51が設けられている。
【0074】上記構成の冷蔵庫1において、送風機22
が駆動されると、冷凍室13内の空気は流出口13bか
ら冷気通路23に導かれる。該空気は冷却器21と熱交
換して冷却され、流入口13a、13cから冷凍室13
に流入する。これにより冷凍室13内が冷却される。
【0075】また、冷却器21と熱交換した冷気はダン
パー65を介して冷却通路28内を流通する。該冷気の
一部は開口部35a、36aから氷温室14に流入す
る。これにより氷温室14内が例えば−1℃に冷却され
る。
【0076】他の冷気は中央通路28a及び側方通路2
8bに分岐して進行する。側方通路28bを通る冷気は
リブ70dに案内されて吐出部70bから冷蔵室内に吐
出される。中央通路28aを通る冷気は、天井ダクト5
4を通り、天井吐出部43aから吐出される。
【0077】また、中央通路28a内を流通する冷気に
よる冷熱の一部は部材42に伝えられる。少量の冷気は
隙間28fを介して側方通路28bに流入する。この
時、断熱部材28cに面する部材42は、隙間28fを
通る冷気により冷熱が伝えられる。そして、部材42の
全面から冷蔵室11に冷熱として放出される。従って、
部材42からの冷熱と、吐出部70b及び天井吐出部4
3aから分散して吐出される冷気とにより、冷蔵室11
内が効率良く均一に冷却される。
【0078】冷蔵室11内の空気は棚45の間や棚45
の前面を通り氷温室14の下方から開口部32aを介し
て冷気通路30を流通し、野菜室12内の前方に流入す
る。更に収納容器54の前面から下方を通り、野菜室1
2内が冷却される。そして、流出口(不図示)からダク
ト(不図示)を通り冷却器21の下部に導かれて冷気が
循環する。冷蔵室11の温度に応じてダンパー65が開
閉し、冷蔵室11及び野菜室12の温度を例えば3℃に
維持するようになっている。
【0079】本実施形態によると、第1実施形態と同様
に、部材42は中央通路28a及び隙間28fを通る冷
気の冷熱の一部を熱伝導させて冷蔵室11内に放出する
熱伝導板として機能している。従って、冷蔵室11は広
い面積から一様に放出される冷熱により均一に冷却され
る。
【0080】この時、断熱部材28cにより側方通路2
8bを通る冷気から部材42に冷熱の多くは伝達されな
い。このため、冷気通路27に多くの冷気を流した場合
に部材42の結露を防止できる。断熱部材28cを設置
する面積を可変することにより、所望の温度や流量の冷
気を流通させることができる。
【0081】また、吐出部70bを部材42の外側周辺
に設けることにより、美観の向上、騒音を防止、全面か
ら均一な冷熱の放出、及び光反射面として広範囲の利用
を図ることができる。そして、吐出部70bを中央通路
28aの側壁を成すリブ28dと冷蔵室11の側壁との
間の略中央に配しているので、温度ばらつきが低減さ
れ、より均一な冷却を行うことができる。部材42は前
記と同様に図6に示すような蓄冷部材にしてもよい。
【0082】本実施形態の中央通路28aに前述の図3
に示す送風機29を設けると、冷蔵室11内の冷気と中
央通路28aを通る冷気とが混合され、第1実施形態と
同様の効果を得ることができる。
【0083】第1、第2実施形態において、冷気通路2
8を中央通路28aと側方通路28bに分岐させ、隙間
28fを介して連通させているが、冷気通路28を分岐
させない場合や、隙間28fを介して同一の分岐通路に
帰還させる場合についても同様の効果を得ることができ
る。
【0084】即ち、部材42との間に隙間28fを介し
て断熱部材28bを配することにより、部材42の断熱
部材28bに面する部分には隙間28fを通る冷気によ
り冷熱が伝達され、冷蔵室11には部材42の全面から
一様に冷熱が放出される。そして、低温または多量の冷
気を冷気通路28に流通させても、隙間28fを通る冷
気は少量のため部材42に伝達される冷熱量が制限され
て部材42に結露を防止することができる。
【0085】また、第1、第2実施形態は、冷気通路2
8を中央通路28aと2つの側方通路28bとの3分割
に分岐した実施例であるが、冷気通路28を4個以上の
分岐通路に分岐して冷気供給量に合わせて適所に断熱部
材を設けた場合であっても同様の効果を得ることができ
る。例えば、冷気通路28を5分割とし、中央部以外に
断熱部材を上記と同様に設ける。そして、左右の各2通
路の内、中央側の通路を通って上昇する冷気を外側の通
路を通って下降させて冷蔵室11内に吐出するようにし
てもよい。
【0086】尚、本発明において、冷気通路を通る冷気
による冷熱の一部が部材を介して貯蔵室内に放出される
とは、冷気通路を通る冷気の一部が部材から吸熱して該
部材を冷却し、部材が貯蔵室内から吸熱して貯蔵室内を
冷却することを意味する。
【0087】
【発明の効果】本発明によると、冷気通路を通る冷気の
冷熱の一部は蓄冷部材や熱伝導部材から成る部材に伝え
られ、貯蔵室内に放出される。この時、冷気通路の一部
は冷気からの冷熱の伝達が断熱部材により制限され、隙
間を通る少量の冷気の冷熱が伝達される。従って、より
低温またはより多量の冷気を冷気通路に流通させて冷却
能力を向上させた場合であっても、断熱部材の大きさや
厚みを可変することにより、貯蔵室は広い面積から一様
に放出される冷熱により均一に冷却されるとともに部材
の結露を防止できる。
【0088】また本発明によると、冷気通路は、複数の
分岐通路に分岐され、第1の分岐通路に貯蔵室内の高温
の空気を混流させて冷気を昇温することにより、第1の
分岐通路を通る冷気による結露の発生が更に防止され
る。そして、昇温された冷気を隙間を通じて第2通路に
導くことにより断熱部材に面する部材表面の結露も更に
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の側面断面
図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の
正面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の要部詳細
図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の上面断面
図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の部材を示
す斜視図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の他の部材
を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の部材の要
部断面図である。
【図8】 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の部材の要
部断面図である。
【図9】 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の側面断面
図である。
【図10】 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の冷蔵室の
正面図である。
【図11】 従来の冷蔵庫の正面断面図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 2a 外箱 2b 内箱 3、4、5、6 断熱扉 11 冷蔵室 12 野菜室 13 冷凍室 14 氷温室 20 圧縮機 21、25 冷却器 22、26、29 送風機 23、27、28、30 冷気通路 28a 中央通路(第1の分岐通路) 28b 側方通路(第2の分岐通路) 28c 断熱部材 28f 隙間 36 断熱部材 42 部材 50 脱臭部 51 照明灯 53 照明カバー 54 天井ダクト 61、62 除霜用ヒータ 65 ダンパー 70 背面板 70b 吐出部
フロントページの続き (72)発明者 吉村 宏 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 大城 泰治 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室
    に流入する冷気を生成する冷却器と、該冷気を前記貯蔵
    室に導く冷気通路と、前記冷却通路内を流通する冷気に
    よる冷熱を前記貯蔵室内に放出する部材と、前記部材の
    前記冷却通路側の少なくとも一部に前記部材との間に隙
    間を介して配される断熱部材とを備えたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 貯蔵物を収納する貯蔵室と、前記貯蔵室
    に流入する冷気を生成する冷却器と、該冷気を前記貯蔵
    室に導くとともに前記貯蔵室と隔壁を介して設けられる
    冷気通路と、前記隔壁の少なくとも一部を形成して前記
    冷却通路内を流通する冷気による冷熱を前記貯蔵室内に
    放出する部材と、前記部材の前記冷却通路側の少なくと
    も一部に前記部材との間に隙間を介して配される断熱部
    材とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 前記冷気通路は複数の分岐通路を有し、
    第1の分岐通路と第2の分岐通路を前記隙間により連通
    させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 前記冷却器により冷却された冷気と混合
    するように前記貯蔵室内の空気を第1の分岐通路内に導
    くことを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 前記隙間を介して第1の分岐通路から第
    2の分岐通路に冷気が流入するようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の冷蔵庫。
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