JP3256875B2 - 鉄骨製のサッシ取付用開口部 - Google Patents

鉄骨製のサッシ取付用開口部

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JP3256875B2
JP3256875B2 JP19083197A JP19083197A JP3256875B2 JP 3256875 B2 JP3256875 B2 JP 3256875B2 JP 19083197 A JP19083197 A JP 19083197A JP 19083197 A JP19083197 A JP 19083197A JP 3256875 B2 JP3256875 B2 JP 3256875B2
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竜一 宮川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨住宅などの鉄
骨で形成したサッシ取付用の開口部に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄骨住宅は建物躯体を鉄骨で構成してあ
るから、サッシ取付用の開口部は鉄骨によって矩形状に
形成されている。
【0003】前述の鉄骨で形成されたサッシ取付用の開
口部にサッシを取付けるには、例えば特開平9−789
45号公報に示すように、鉄骨にファスナーを取付け、
そのファスナーにサッシ枠を取付たり、鉄骨にサッシ枠
を直接取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】サッシ取付用の開口部
が鉄骨で形成してあるから、その開口部において室内と
室外とに熱が伝わり易く断熱性が悪い。また、開口部と
サッシ枠との間から室外の空気が鉄骨に触れることがあ
り、寒冷地などでは開口部周囲に結露が生じることがあ
る。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした鉄骨製のサッシ取付用開口部を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、上横鉄骨
と下横鉄骨と左右の縦鉄骨で矩形状の開口部を形成し、
この各鉄骨の室内面、室外面、内面に、断熱パネルをそ
れぞれ設け、前記各鉄骨の内面に設けた断熱パネルでサ
ッシ枠取付用の開口部を形成し、前記各鉄骨の室内面に
設けた断熱パネルに内装材をそれぞれ取付け、前記各鉄
骨の室外面に設けた断熱パネルに外装材をそれぞれ取付
けたことを特徴とする鉄骨製のサッシ取付用開口部であ
る。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、上横
鉄骨、下横鉄骨、左右の縦鉄骨を、ほぼコ字状断面で、
内部に断熱材を充填したものとした鉄骨製のサッシ取付
用開口部である。
【0008】
【作 用】第1の発明によれば、鉄骨の室外面、室内
面、内面が断熱パネルで覆われ、サッシ枠取付用の開口
部とサッシ枠との間から室外の空気が鉄骨に直接的に触
れないから、寒冷地などで開口部周囲に結露が生じるこ
とがない。
【0009】第2の発明によれば、各鉄骨は充填された
断熱材で断熱性が向上するので、その開口部を形成する
鉄骨を伝わって室内と室外とに熱が伝わり難いから、開
口部の断熱性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、上横鉄
骨1と下横鉄骨2と左右の縦鉄骨3,3で矩形状のサッ
シ取付用の開口部としてある。前記各鉄骨は鋼材によっ
て断面ほぼコ字状としてある。
【0011】前記各鉄骨の内部には断熱材、例えば発泡
ウレタン4を充填して断熱性を高くし、室内と室外に熱
が伝わり難くしてある。
【0012】前記各鉄骨の室内面、室外面、内面には断
熱パネル、例えば室内側合板5、室外側合板6、内側合
板7がそれぞれ添設してあり、これら各合板によって鉄
骨の室内面、室外面、内面を被覆してサッシ枠取付用の
開口部8としてある。
【0013】これにより、開口部とサッシ枠10との間
を通って室外の空気が鉄骨に触れることがなく、寒冷地
などで開口部周囲に結露が発生することがない。
【0014】サッシ枠10は上枠11、下枠12、左右
の縦枠13,13で方形枠としてある。各枠は室内側枠
11a,12a,13aと室外側枠11b,12b,1
3bを断熱材14で連結した断熱枠である。
【0015】前記各室外側合板6の開口部周縁には木製
枠材20が方形枠状に取付けてある。この各木製枠材2
0に室外側枠11b,12b,14bが固着具21で取
付けてあり、上枠11の室内側枠11aが上の木製枠材
20に固着具22で取付けてある。
【0016】前記サッシ枠10は開口部8よりも室外側
に突出して取付けてあり、各室内側枠11a,12a,
13aに木製の額縁23がそれぞれ連結され、この各額
縁23は方形枠状で、前記開口部8を覆っていると共
に、開口部8よりも室内に突出した部分に内装材24が
それぞれ接している。25は外装材である。前述のよう
に、木製枠材20、額縁23、内装材24は各合板を介
して各鉄骨に取付けられるから、それらの取付部の気密
性が木製の開口部と同様に優れたものとなる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、鉄骨の室
外面、室内面、内面が断熱パネルで覆われ、サッシ枠取
付用の開口部とサッシ枠との間から室外の空気が鉄骨に
直接的に触れないから、寒冷地などで開口部周囲に結露
が生じることがない。
【0018】請求項2に係る発明によれば、各鉄骨は充
填された断熱材で断熱性が向上するので、その開口部を
形成する鉄骨を伝わって室内と室外とに熱が伝わり難い
から、開口部の断熱性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…上横鉄骨、2…下横鉄骨、3…縦鉄骨、4…発泡ウ
レタン(断熱材)、5…室内側合板(断熱パネル)、6
…室外側合板(断熱パネル)、7…内側合板(断熱パネ
ル)、8…開口部、10…サッシ枠。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上横鉄骨と下横鉄骨と左右の縦鉄骨で矩
    形状の開口部を形成し、 この各鉄骨の室内面、室外面、内面に、断熱パネルをそ
    れぞれ設け、 前記各鉄骨の内面に設けた断熱パネルでサッシ枠取付用
    の開口部を形成し、 前記各鉄骨の室内面に設けた断熱パネルに内装材をそれ
    ぞれ取付け、 前記各鉄骨の室外面に設けた断熱パネルに外装材をそれ
    ぞれ取付けたことを特徴とする鉄骨製のサッシ取付用開
    口部。
  2. 【請求項2】 上横鉄骨、下横鉄骨、左右の縦鉄骨を、
    ほぼコ字状断面で、内部に断熱材を充填したものとした
    請求項1記載の鉄骨製のサッシ取付用開口部。
JP19083197A 1997-07-16 1997-07-16 鉄骨製のサッシ取付用開口部 Expired - Fee Related JP3256875B2 (ja)

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