JP3256813B2 - 高速回転ドビーの改良 - Google Patents

高速回転ドビーの改良

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    • F16D11/16Clutches in which the members have interengaging parts with clutching members movable otherwise than only axially
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、高速回転ドビーの改良、ことに
ドビーの主クランクアームの揺動運動を制御するキーを
動かしかつこれら主クランクアームを正規位置に鎖錠す
るのに必要とされるキームーバ機構の部材の数を減らす
ことにより、また作動する慣性質量を減ずることによ
り、さらにはドビーの最も接近可能な領域に位置し主ク
ランクアームの片側だけから操作する単一の制御装置に
よって前記キームーバ機構を操作して、モジュレータに
よって課せられる駆動シャフトの回転の休みの間だけに
これらを動かすことにより、可成りのコスト低減および
保守の容易化が計られるばかりでなく、現代の空気織機
および水織機に要求される高速作動を可能としながら相
当の信頼性および機会的に生ずる制御不良時においてさ
え極度の安全性を得ることができるのである。これに加
えて、このような制御の遂行に用いることができる時間
が増大し、追加的な部材の使用の必要なく駆動シャフト
の任意の角度位置から逆転を果すことが可能となるので
ある。
【0002】さらに詳しくは、本発明は極度に簡易で機
能的な新規キームーバ機構に関し、これらキームーバ機
構のそれぞれは、実質的にクランクアームのカムに
枢装されたふたつの対向するキーイングレバーから成
り、これらのキーイングレバーは一端部において関係す
るキーと協働し、他端部において単一の制御装置と協働
している。本発明はまた、ふたつの同形のカムシステム
を包含する特別な制御装置に関するもので、これらカム
システムはドビー駆動シャフトの半回転ごとに交互
に、異なった行程ストロークのふたつのプシャから成る
単一の作動ユニットに作用して、それぞれキームーバ機
構の前述のふたつの対向するキーイングレバーのひとつ
に作用しこれによってカムを鎖錠したりキーを抜き出
したりするのである。
【0003】周知のように、回転ドビーでは各主クラン
クアームが、駆動シャフトとクランクアーム大端部と
の間に介挿されたカムを介して駆動シャフトに遊嵌さ
れていて、キーによってクランクアームかまたは駆動
シャフトに剛に接続されている。これは180度回転し
て1回休むという間欠運動をしている。キーは前述の
カムによって可動的に支持されており、前述の駆動シャ
フトの休みの間に機械的運動手段によって付勢されて、
その両端の一方が、主クランクアームの大端部に設けた
ふたつの対向する半径方向の溝のひとつ、または駆動シ
ャフトに設けたふたつの対向する半径方向の溝のひとつ
に係合するのである。
【0004】回転ドビーのためのキームーバ機構につい
ては各種型式のものが、当業界において知られている。
【0005】本出願人の1992年1月15日付ヨーロ
ッパ統一特許出願公開第0 466234号に記載の構
造では、前述のキームーバ機構は実質的にだ円形の制御
リングから成る。この制御リングはドビー駆動シャフ
トと同軸に装架され、キー本体に設けた適宜の横方向溝
内に挿入されている。制御リングは作動レバーに固定さ
れており、この作動レバーは複合弾性システムによって
中央休息位置に常に再配置されるようにしてあり、かつ
接近が容易でない領域にその支点を有している。
【0006】このような構造は主クランクアームの一方
の側だけに位置する単一の制御装置で制御され得るとい
う利点を有するものの、様々な欠点を有するものであ
る。これらの欠点のうち主たるものは、強い慣性力を発
生する相当の動的質量から生ずるものである。このよう
な慣性力のため、制御にもこれに対応して大きな力を必
要とし、その結果コストがかかりかつ複雑な構造を必要
とすることとなる。他の欠点としては、主クランクアー
ム、リング制御レバーおよび弾性反動システムを包含す
るユニットを装架することの困難性である。
【0007】このような諸欠点は、キーに剛に取付けら
カムに枢装された単一のレバーを用いた既知の他の
キームーバ機構(たとえば米国特許第4,544,00
0号明細書またはヨーロッパ統一特許出願第239,5
14号参照)では軽減されている。しかしながら、これ
ら既知のキームーバ機構では、ドビー駆動シャフトを
中心とするふたつの対向する位置で作用しなければなら
ない制御装置を必要とし、このような制御装置が構造上
および組立上の複雑性を加え、駆動シャフトの回転の休
みのほかに運動を行なうことを必要とし、このため信頼
性を低下させることとなるのである。
【0008】本発明の目的は、駆動シャフトの運動休止
中のみに主クランクアームの一方の側だけから作用する
制御装置によって作動せしめることができ、非常に低質
量で高い信頼性を有する、極端に簡易で機能的なキーム
ーバ機構を提供することにより上述の諸欠点をなくすこ
とにある。
【0009】この目的は、ドビーの各主クランクアーム
カムにそれぞれ枢装したふたつのキーイングレバー
を用い、これらキーイングレバーをそれらの一方の端部
を介して協働するキーを中心として互いに対向して配設
し、それらの自由な他方の端部はドビー駆動シャフト
の軸線を中心としてこれから同じ距離だけ離して直径的
に対向する位置に配置し、これらキーイングレバーが同
一のアーム比を有し、かつ前記自由端部が単一の制御装
置と交互に協働するようにすることにより実質的に達成
される。
【0010】このようにすることにより、たとえば前述
のヨーロッパ統一特許出願公開第0466 234号に
記載の形式のキーは、一方の方向または他方の方向に何
の区別なくふたつのキーイングレバーの一方または他方
によって常に積極的に動かされる。これらの非常に低質
量のキーイングレバーの配置は、ドビーの駆動シャフト
の180度の回転ごとに生ずる休みの間に、キーイング
レバーの一方の自由端が、前記単一の制御装置と協働
するような位置に常にあり、これらキーイングレバーの
一定のアーム比がこのキーの移動ストロークが常に一定
であることを保証している。
【0011】従って、本発明は、それぞれの小端部が対
応主レバーに枢装され、大端部が、カムを介する主ド
ビーシャフトによる180度の回転ごとに休止する間欠
運動で駆動される駆動シャフトに遊嵌されている一連の
主クランクアームを包含し、前記カムがキーにより前
記駆動シャフトに剛に接続されるか可動的に接続されて
いるかのいずれかであり、前記キーは、前記カムによ
って可動的に支持され前記駆動シャフトの休止期間中前
記主クランクアームの一方の側だけに配設され論理ユニ
ットで制御される単一の制御装置によって操作されるキ
ームーバ機構によって前記駆動シャフトのふたつの対向
する半径方向の溝の一方に挿入されるか挿入されないか
のいずれかである、高速回転ドビーにおいて、前記キー
ムーバ機構が前記カムにともに枢装されたふたつのキ
ーイングレバーから成り、これらキーイングレバーがそ
れらの端部の一方を介して協働する前記キーを中心とし
て互いに対向して位置し、他方の自由端部は前記駆動シ
ャフトの軸線を中心としてこの軸線から等距離を隔てて
直径的に対向しており、前記ふたつのキーイングレバー
は等しいアーム比を有すると共に、それらの前記自由端
部は前記単一の制御装置と交互に協働することを特徴と
する高速回転ドビーにある。
【0012】本発明の好適な実施例によれば、前記ふた
つのキーイングレバーが同形のものであって、それらの
自由端部が該自由端部から垂直に突出するピンを介して
前記単一の制御装置と協働し、前記制御装置に設けたC
字形のガイド溝内に挿入され、前記キーが前記駆動シャ
フトの前記半径方向の溝内に挿入されるかまたはこれか
ら抜き出されるかに依存して一方の方向または他方の方
向に前記駆動シャフトに対し半径方向に動かされるよう
にしたことを特徴とする。
【0013】本発明の別の実施例によれば、前記キーが
前記カムの対向する位置に枢装した前記ふたつのキー
イングレバーの一方の端部の一方に剛に連結されてお
り、他方のキーイングレバーは前記キーを包含する前記
端部と協働する対応端部を有していることを特徴とす
る。
【0014】これにより、カム上に設けるキーのため
の滑動ガイドをなくすという簡易化が果たされる。
【0015】最後に、前述のヨーロッパ統一特許出願公
開第0 466 234号記載の型式のキー、すなわち
前述の駆動シャフトの休止中この駆動シャフトか主クラ
ンクアームの大径端かのいずれかに設けたふたつの対向
する半径方向の溝の一方と協働するふたつの能動端部を
そなえた型式のキー、を用いる代りに、本発明の好適な
実施例では、単一のフックの形のキーを用い、このキー
をカムの対向位置に枢装した前述のふたつのキーイング
レバーの一方のふたつの端部の一方に剛に接続し、駆動
シャフトの溝だけに協働するようにしている。この実施
例は、キーの不完全な抜き出しまたは挿入行程によって
生ずる破損の危険性をなくす。このキーは、駆動シャフ
トの溝とクランクアーム大端部の溝とに同時に係合し
たままとなると、駆動シャフト回転が休止後に始まった
時に駆動シャフト−キー−クランクアームシステムを
破損させることとなるのである。しかしながら、主クラ
ンクアームが、その大端部内にキーが挿入されるにつれ
て駆動シャフトの溝からキーを抜き出すごとに、も早正
規位置に鎖錠されなくなるので、この実施例ではこの鎖
錠を果すために特別の部材を使用することを要求され
る。
【0016】これは、前記カム上の対向する位置に枢
装され、単一のフックの形のキーを包含する端部の一方
で相互に協働する前述のふたつのキーイングレバーが、
キーを駆動シャフトの半径方向の溝内に挿入する方向に
ばね負荷されており、異なった移動長さのふたつのプシ
ャから成りカムシステムで制御される作動ユニットによ
って作動せしめられることによって実質的に達成され
る。前述のふたつのプシャはそれぞれ、前記キーイング
レバーの前記自由端の一方と協働し、ドビー駆動シ
ャフトの軸線から同じ距離にありこの軸線を中心とする
直径的に対向する位置において主カムに設けたふたつの
鎖錠スロットの一方と協働するのである。
【0017】このようにして、ふたつのプシャの両方は
カムを鎖錠し、これらの一方によって正規位置を占め
る主クランクアームは前記鎖錠スロットのひとつに挿入
され、前記ふたつのキーイングレバーの一方の自由端
に作用する他方のプシャによってキーを抜き出すのであ
る。
【0018】従って、この回転ドビーは、前記ふたつの
キーイングレバーが、それらの一方が単一のフックの形
のキーを包含する隣接端部において相互に協働し、これ
らキーイングレバーが、前記単一のフックの形のキーが
前記駆動シャフトの前記半径方向の溝内に挿入される方
向にばねによってばね負荷されており、回転ドビーのた
めの前記制御装置のカム系統によって制御される一連の
作動ユニットのうちのひとつで前記自由端部で交互に作
動せしめられ、前記作動ユニットが異なる移行ストロー
クのふたつのプシャから成り、これらプシャは別のばね
によってばね負荷されており、その一方のプシャすなわ
ち制御プシャは前記キーイングレバーの前記自由端部の
ひとつと協働し、他方のプシャすなわち補助プシャは前
記駆動シャフトの前記軸線を中心としこの軸線から同一
距離を隔てた直径的に対向する位置において前記主カム
に設けたふたつの鎖錠リセスのひとつと協働することを
特徴とする。
【0019】本発明の別の好適な実施例によれば、前記
キーイングレバーのための前記ばねが前記駆動シャフト
前記半径方向の溝内に前記単一のフック形のキーを挿
入する方向に作用しており、これらのばねが前記カム
に形成したスロットに収容されて、このスロットの内壁
と前記キーイングレバーの前記隣接端部に枢装されたピ
ンとの間で倒立V字形に延在していることを特徴とす
る。
【0020】このことは、カムの最適軽量化を達成し
てこの結果慣性質量を大巾に減じると共に、大きな直径
のばねを用いて最大限の作動信頼性を得るという2重の
利益を与えるのである。
【0021】駆動シャフトの半径方向の溝からキーを抜
き出すと同時に主クランクアームを鎖錠することが必要
であるだけであるので、またこの抜き出しに対して前記
クランクアームまたはそのカムをわずかに早く鎖錠
することは前記休止を行うのに駆動シャフトの突然の休
止に由来する有害な振動をなくすばかりでなく、駆動シ
ャフトの半径方向の溝内でキーを完全に中心に置くこと
を可能とし、これによってキーの抜き出しを極度に簡単
にするので、本発明の好適な実施例によれば、回転ドビ
ーのための前記制御装置の前記カム系統で制御される前
記単一の作動ユニットが前記駆動シャフトに平行に同一
軸線上に枢装したふたつの可回転プシャで構成され、端
部の一方から突出する第1の歯を介して前記キーイング
レバーの前記自由端部の一方に協働する一方のプシャす
なわち制御プシャが固定当接部に対するばねによって脱
係合位置へと付勢されて、前記制御装置の前記カム系統
によって前記ばねとは反対の方向に回転せしめられ、こ
れに対して、他方のプシャすなわち補助プシャは前記第
1の歯よりもさらに突出する第2の対応歯を介して
カムの前記ふたつの鎖錠リセスのひとつと協働し
て、前記ふたつのプシャ間に延在するばねによって付勢
され、前記補助プシャが前記制御プシャに剛に当接する
まで前記鎖錠リセスの方に前記補助プシャを回転せしめ
るようにしたことを特徴とする。
【0022】このようにして、制御装置のカムシステム
作動ユニットの制御プシャを作動させてキーを後退さ
せる時、前記制御プシャはまた補助プシャを回転させて
歯を突出させ、この歯をカムの鎖錠リセス内に挿入し
て、キー抜き出し段階が開始するまではこれを正規位置
に固定する。次いで、制御プシャが、今や固定されてい
補助プシャとは異なった移動距離だけ回転し続け、こ
れによってふたつのプシャ間に延在するばねを付勢する
ので、キー抜き出し段階となり得るのである。
【0023】最後に、本発明の好適な実施例によれば
転ドビーのための前記制御装置の前記カム系統は前記
作動ユニット上で同じ方向に作用するふたつの同形の制
御ユニットから成り、それぞれの制御ユニットは前記回
転ドビーの前記主クランクアームの数と同数の1組の鉄
材料製のストライカバーを包含し、それぞれのストライ
カバーの上端部は制御カムによって揺動される単一の
1の制御シャフトから等しく突出する対応制御アームに
枢装されており、各ストライカバーは、このストライト
カバーをそれ自体の前記作動ユニットの前記制御プシャ
と協働する第1の位置から、前記論理ユニットの所定の
プログラムにしたがって付勢される電磁石と協働する第
2の位置へ回動せしめる各自の随伴アームに対して、ば
ねによって付勢され、各制御ユニットの前記随伴アーム
のすべては単一の第2の制御シャフトと剛に連結され、
前記ふたつの制御ユニットの前記ふたつの第2の制御シ
ャフトは連結ロッドによって一緒に連結されて記駆
動シャフトの休止期間外に作用する輪郭部を有する単
作動カムによって互いに反対方向に揺動せしめられ、
この作動カムは前記ふたつの制御ユニットの前記制御カ
と同期しており、これらの制御カムは同形のカムであ
って互いに角度的に食いちがって前記主ドビーシャフト
に固定してあり、これによって前記主ドビーシャフトの
半回転ごとの前記休止期間内だけに交互に作用すること
を特徴とする。
【0024】各制御ユニットの鉄材料ストライカバー
は、これらが電磁石によって誘引された前記第2の位置
にある時でも作動カムによって揺動せしめられて、前記
電磁石に対する有害な滑動接触から妨げられ、従って容
易な揺動を保証されるので、本発明の更なる特徴によれ
ば、各鉄材料ストライカバーは、このストライトカバー
が当接したときにこのストライカバーと関係電磁石との
間にごくわずかな空気間隙を残すように配置した非磁性
肩部と当接する前記第2の位置へと動くのである。
【0025】このようなカムシステムは以下のように作
動する。
【0026】ふたつの同形の制御カムの形状が適切であ
り、かつ互いに食いちがっているので、回転ドビーの駆
動シャフトの各休止時中のみに、第1の制御ユニットの
ストライカバーはそれぞれの制御プシャから引き出さ
れ、他方第2の制御ユニットのストライカバーはそれぞ
れの制御プシャの方へと動き、関係電磁石によって保留
されておらず、従って関係制御プシャと協働する第1の
位置にあるストライカバーは関係する作動ユニットを動
かして、補助プシャによって関係カムを鎖錠する。こ
れに続いて制御プシャによってキーイングレバーの運動
が生じ、この結果キーが抜き出される。これとは対照的
に、電磁石によって保持されず関係制御プシャと協働す
る前記第1のユニットのストライカバーは、それらの後
退運動のために戻しばねの作用によって関係作動ユニッ
トを戻し、かつその戻しばねの作用によって関係キーイ
ングレバーを戻す。この結果関係キーは駆動シャフトの
ふたつの対向する半径方向の溝の一方に挿入され、補助
プシャによってカムが釈放される。カムシステムのふ
たつの制御ユニットのふたつの随伴アーム群におけるひ
とつの休止と次の休止との間に、前記第1の制御ユニッ
トに作用する随伴アーム群はこの第1の制御ユニットの
ストライカバーを前記第2の位置に随伴する。このよう
随伴アーム群は単一の作動カムの輪郭部のために休止
の期間中休止状態に維持されている。前記第2の位置と
は、関係する電磁石が論理ユニットのプログラムに従っ
て付勢されていてもいなくても、また前述の鉄材料スト
ライカバーを保持していてもいなくても、さらには次の
休止期間の開始の前に前記随伴アームが後方に戻ってい
る時でさえも、この関係する電磁石に向う位置である。
これに対し、これとは反対に作動する、前記制御ユニッ
トに作用する随伴アーム群は第2の制御ユニットの関係
ストライカバーに何の影響をも与えない。次の休止期間
の間およびこの休止期間と次の休止期間との間の次の段
階の間に、上述の作用はくり返される。しかしこの時は
前述のふたつの制御ユニットの作用は反対となる。
【0027】上述のカムシステムの利点は次のとおりで
ある。
【0028】まず、現在の技術とは異なり、キーイング
部材またはデキーイング部材が休止期間中にのみ動き、
次の休止期間までは到達位置で休止したままであるの
で、偶発的にも損傷が生ずることが実質的に不可能であ
ることである。また、前述のふたつの制御ユニットは交
互に作動するので、休止期間の間の期間に対応する、ふ
たつの制御ユニットのひとつが休止している全時間が、
この休止中の制御ユニットに対する操作を行うのに利用
できるのである。すなわち、電磁石を付勢させて随伴ア
ームを動かす前に前記制御ユニットのストライカバー
を、論理ユニットで設定された位置へともち来らすので
ある。これに加えて、回転ドビー制御装置の前述のカム
システムの作動カムの輪郭部が休止期間に対して対称的
であるので、駆動シャフトの任意の角度位置から反対方
向に動くことが可能である。最後に、制御リンケージの
構成部材の数が、電磁石がキーイングまたはデキーイン
グを行なう力発生部材に直接に作用するので、減らされ
ていることである。
【0029】添付図面に例示した本発明の好適な実施例
について以下詳細に説明するが、本発明はこれらの特定
の実施例に限定されるものではなく、本発明の精神を逸
脱しないで幾多の変化変形がなし得ることはもちろんで
ある。
【0030】図面の図1ないし図3において、符号1は
回転ドビーの主クランクアームを示し、その小端部1′
はそれぞれの主レバー2に枢装されている。これに対し
て、その大端部1′′は駆動シャフト4にカム3を介
して遊嵌されている。この駆動シャフト4は、既知の型
式のものゆえ図示してない変調機構によって、これも図
示していない主ドビーシャフトの180度の回転ごとに
休止期間を伴って回転せしめられる。前述のカム3は
これによって可動的に支持されているキー5によって駆
動シャフト4に、または前述のクランクアーム1にと
交互に、剛に連結される。このキー5の一端部は前述の
休止期間中に、前記駆動シャフト4に設けたふたつの対
向する半径方向の溝6または6′の一方に、または主ク
ランクアーム1の大端部1′′に設けられたふたつの対
向する半径方向の溝7または7′の一方に挿入されたり
挿入されなかったりされる。半径方向の溝7および7′
はふたつの弾性ハーフリング8および9のふたつの隣接
対向端部8′,9′および8′′,9′′に対応して設
けられている。ふたつの弾性ハーフリング8および9は
ふたつの固定ピン10によって主クランクアーム1の大
端部1′′に中心線を合せて固定されており、前述の半
径方向の溝7および7′の上においてふたつの心決めピ
ン11に対して予負荷されている。前述のキー5は板ば
ね12によって前記カム3に対して押し付けられて維
持されている。板ばね12は前記カムと一体のピン1
3によって支持され、キー5のスロットを貫通してい
る。
【0031】キー5の挿入、非挿入は、主クランクアー
ムの一方の側部に位置し論理ユニット16によって制御
される単一の制御装置15によって操作されるキームー
バ機構14によって達成される。
【0032】前述のキームーバ機構14は、本発明によ
れば、実質的に同形のふたつのキーイングレバー17お
よび18から成る。これらキーイングレバーの双方と
、キー5を中心として互いに対向するように前記
ム3にそれぞれ符号19および20で示すピンによって
枢装してあり、両者はそれぞれ隣接端部17′および1
8′から突出するピン21を介して、キー5の横方向の
溝22協働している。他方、その自由な他端部1
7′′および18′′は、この自由端部から垂直に突出
するピン23を介して単一の制御装置15交互に協働
する。ピン23は制御装置15のC形のガイド溝24
内に挿入されている。この制御装置は、駆動シャフト4
の半径方向に矢印25で示す方向に、従って駆動シャフ
ト4の中心を通る軸線26(図2参照)に沿って、キー
5を駆動シャフト4の半径方向の溝6,6′へ挿入する
か抜き出すかに依存して一方の方向または他方の方向へ
と動かされる。前述のキーイングレバー17および18
はそれらのアーム間に同じ割合を有する。すなわち、ピ
ン23−19、19−21および23−20、20−2
1の間の距離の比が一定である。これに加えて、自由端
部17′′および18′′におけるピン23は互いに直
径的に対向しており、駆動シャフト4の軸線27(図2
参照)から同じ距離にあり、前述の軸線26上に横たわ
っている。このことは、カム3の180度の回転ごと
に、図2および図3に示すようにピン23が制御装置1
5のガイド溝24と協働すると共に、キー5の同じ動き
がキーイングレバーの作動に関係なく常に得られること
を保証している。
【0033】図4に示す変形例においては、キー5が独
立の部材ではなく、キーイングレバー17の非自由端部
17′と合体していることが前述の実施例とは異なって
いる。
【0034】図5、図6および図7に示す実施例では、
キーは単一のフック5′の形となっている。このフック
5′はキーイングレバー17の端部17′から突出して
おり、ピン28により他方のキーイングレバー18の隣
接端部18′に枢装されている。これらふたつのキーイ
ングレバー17および18は、ふたつのばね29および
30によって、駆動シャフト4の半径方向の溝6または
6′へフック5′を挿入するように付勢する向きにばね
負荷されている。これらふたつのばね29および30は
カム3のスロット31内に収容されており、ピン28
とこのスロット31の内壁との間に逆V字形をなして延
在している。
【0035】この場合、カム3、従って主クランクア
ーム1は関係する作動ユニット32によって正規位置に
鎖錠されている。作動ユニット32はドビー駆動シャ
フト4に平行に枢軸35に枢装したふたつの可回転プシ
ャ33および34から成る。これらプシャの一方、すな
わち制御プシャ33は一方の端部から突出する第1の
36を介して前述のキーイングレバー17および18の
自由端部17′′および18′′の一方と協働するよう
に配置してあり、固定当接部38に対してばね37によ
って付勢され、前述の自由端部がはずれる位置へともち
来たらされる。他方のプシャすなわち補助プシャ34
は、駆動シャフト4の軸線27(図7参照)から等距離
にある直径的に対向する位置においてカム3の突起4
0および40′に設けたふたつの鎖錠リセス39,3
9′の一方と協働するように配置してある。これは第1
の歯36よりも遠くに端部から突出している対応する
2の歯41による。補助プシャ34は、ふたつのプシャ
33および34の間に延在するばね42により付勢さ
れ、当接部43が制御プシャ33と一体である限り前述
鎖錠リセス39,39′に向けて回動する傾向を有す
る。
【0036】各作動ユニット32の前述の異なるストロ
ークのプシャ33および34は、カム型のふたつの各別
の同形の制御ユニット44および44′によって、それ
ぞれキーイングレバー17および18の端部17′また
は18′に向って、カム3の鎖錠リセス39または3
9′内へと動く向きに作動せしめられる。これらの制御
ユニット44および44′はそれぞれ鉄製のストライカ
バー45,45′を包含し、ストライカバーの一端部
それぞれ単一の第1の制御シャフト47,47′から
突出する制御アーム46,46′に枢装されている。
制御シャフト47,47′には、それぞれ関係する制御
ユニット15のすべての他の対応制御アームが装架され
ている。各制御シャフト47,47′は、これから突出
して支持されているフィーラローラ49によって、主ド
ビーシャフト(図示してない)に固定された制御カム4
,48′で揺動せしめられる。ストライカバー4
,45′それぞればね50,50′により、随伴ア
ーム51,51′に対して付勢されている。ストライ
カバー45,45′は、それぞれ関係する制御プシャ3
3と協働する第1の位置(図6のストライカバー45′
の位置)から、非磁性肩部52,52′当接している
が、論理ユニット16の所定のプログラムに従って付勢
される関係電磁石54,54′との間に極くわずかな空
気間隙53を残す第2の位置へと回動する(図6のスト
ライカバー45の位置)。各随伴アーム51,51′
それぞれ単一の第2の制御シャフト55,55′と一体
になっている。各制御シャフト55,55′それぞれ
関係する制御装置15の他の対応する随伴アームのすべ
てが装架されており、これらふたつの制御シャフト55
および55′はそれぞれに設けたふたつの突起57およ
び58の間に枢装された連結ロッド56で一緒に連結さ
れ、一方の突起58で支持されたフィーラローラ60を
介して他の単一の作動カム59で互いに反対方向に揺動
せしめられる。
【0037】この作動カム59は前述のふたつの制御
ム48および48′と同期しており、図9に線63で示
すように外側で前述の休止期間を実行するような輪郭部
(図8を参照。ドビー駆動シャフト4の休止期間は軸
線61および62の間に囲まれる対向するハッチ部分で
あらわされている)を有する。図9においては、横軸は
主ドビーシャフトが回転する角度を示し、駆動シャフト
4の休止期間は180度離れたハッチ領域で示し、縦軸
は随伴アーム5151′、従ってストライトカバー4
8,48′の運動量を示す。ふたつの同形の制御カム4
8および48′は同形の輪郭部を有し、これら輪郭部は
互いに角度的に食いちがわせてあり(図8参照)、これ
によって図9の線64および65に示されるように主
ビーシャフトの半回転ごとに前述の休止期間中のみに交
互に作用するのである
【0038】このようにして、従来偶発的に重大な損傷
を受けることがあるキーイングおよびクランクアーム
鎖錠部材は休止期間中のみに動かされ、残りの期間では
静止している(図9の線64および65参照)ので、明
かにこれらの部材が何等かの損傷を受ける実質的な可能
性がなくなるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により形成したキームーバ機構を用いた
回転ドビーの部分斜視図である。
【図2】図1に示した部分の正面図である。
【図3】カムを180度回転させた状態で示す図1の
部分の正面図である。
【図4】本発明の変形例の正面図である。
【図5】本発明の好適な実施例の斜視図である。
【図6】図5の部分の拡大正面図である。
【図7】図5の詳細を拡大して示す斜視図である。
【図8】回転ドビー制御装置のカムシステムの作動を示
す略図である。
【図9】回転ドビー制御装置のカムシステムの作動を示
す略図である。
【符号の説明】
1 主クランクアーム 2 主レバー 3 カム 4 駆動シャフト 5 キー 6 半径方向の溝 7 半径方向の溝 8 弾性ハーフリング 9 弾性ハーフリング 10 固定ピン 11 心決めピン 12 板ばね 13 ピン 14 キームーバ機構 15 制御装置 16 論理ユニット 17 キーイングレバー 18 キーイングレバー 21 ピン 22 横方向の溝 23 ピン 24 ガイド溝 26 軸線27 軸線 28 ピン 29 ばね 30 ばね 31 スロット 32 作動ユニット 33 可回転プシャ(制御プシャ) 34 可回転プシャ(補助プシャ) 35 枢軸 36 第1の歯 37 ばね 39,39′ 鎖錠リセス 40,40′ 突起 41 第2の歯 42 ばね 43 当接部 44,44′ 制御ユニット 45,45′ ストライカバー 46,46′ 制御アーム 47,47′ 第1の制御シャフト 48,48′ 制御カム 50,50′ ばね 51,51′ 随伴アーム 52,52′ 非磁性肩部 53 空気間隙 54,54′ 電磁石 55,55′ 第2の制御シャフト 56 連結ロッド 57 突起 58 突起 59 作動カム 60 フィーラローラ 61 軸線 62 軸線 63 線 64 線 65 線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マッシーモ・アルタモーレ イタリー国スカンディッチ市ビア・メン ザ・アルチベスコビーレ4 (72)発明者 マッシミリアーノ・ボニ イタリー国フローレンス市ビア・オッセ ルバトリオ46 (72)発明者 マッシーモ・コッピーニ イタリー国ボルゴ・サン・ロレンツォ市 ビア・マッサレンチ25 (72)発明者 フランチェスコ・グリフォーニ イタリー国ビッキオ市ビア・レオナル ド・ダ・ビンチ26 (56)参考文献 特開 昭55−122039(JP,A) 特開 昭61−146837(JP,A) 特公 昭45−21262(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D03C 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの小端部(1′)が対応主レバー
    (2)に枢装され、大端部(1′′)が、カム(3)
    を介する主ドビーシャフトによる180度の回転ごとに
    休止する間欠運動で駆動される駆動シャフト(4)に遊
    嵌されている一連の主クランクアーム(1)を包含し、
    前記カム(3)がキー(5)により前記駆動シャフト
    (4)に剛に接続されるか可動的に接続されているかの
    いずれかであり、前記キー(5)は、前記カム(3)
    によって可動的に支持され前記駆動シャフト(4)の休
    止期間中前記主クランクアーム(1)の一方の側だけに
    配設され論理ユニット(16)で制御される単一の制御
    装置(15)によって操作されるキームーバ機構(1
    4)によって前記駆動シャフト(4)のふたつの対向す
    る半径方向の溝(6,6′)の一方に挿入されるか挿入
    されないかのいずれかである、高速回転ドビーにおい
    て、前記キームーバ機構(14)が前記カム(3)
    ともに枢装されたふたつのキーイングレバー(17,1
    8)から成り、これらキーイングレバーがそれらの端部
    の一方(17′,18′)を介して協働する前記キー
    (5)を中心として互いに対向して位置し、他方の自由
    端部(17′′,18′′)前記駆動シャフト(4)
    の軸線(27)を中心としてこの軸線から等距離を隔て
    て直径的に対向しており、前記ふたつのキーイングレバ
    (17,18)は等しいアーム比を有すると共に、
    れらの前記自由端部(17′′,18′′)は前記単一
    の制御装置(15)と交互に協働することを特徴とする
    高速回転ドビー。
  2. 【請求項2】請求項1記載の高速回転ドビーにおいて、
    前記ふたつのキーイングレバー(17,18)が同形の
    ものであって、それらの前記自由端部(17′′,1
    8′′)該自由端部から垂直に突出するピン(23)
    を介して前記単一の制御装置(15)と協働し、前記制
    御装置(15)に設けたC字形のガイド溝(24)内に
    挿入され、前記キー(5)が前記駆動シャフト(4)
    前記半径方向の溝(6, 6′)内に挿入されるかまたは
    これから抜き出されるかに依存して一方の方向または他
    方の方向に前記駆動シャフト(4)に対し半径方向に動
    かされるようにしたことを特徴とする高速回転ドビー。
  3. 【請求項3】請求項1記載の高速回転ドビーにおいて、
    前記キー(5)が前記カム(3)の対向する位置に枢
    装した前記ふたつのキーイングレバーの一方(17)
    端部の一方(17′)に剛に連結されており、他方のキ
    ーイングレバー(18)は前記キー(5)を包含する前
    記端部(17′)と協働する対応端部(18′)を有し
    ていることを特徴とする高速回転ドビー。
  4. 【請求項4】請求項1ないし3のいずれかに記載の高速
    回転ドビーにおいて、前記ふたつのキーイングレバー
    (17,18)が、それらの一方(17)が単一のフッ
    (5′)の形のキーを包含する隣接端部(17′,1
    8′)において相互に協働し、これらキーイングレバー
    (17,18)が、前記単一のフック(5′)の形の
    ーが前記駆動シャフト(4)前記半径方向の溝(6,
    6′)内に挿入される方向にばね(29,30)によっ
    ばね負荷されており、回転ドビーのための前記制御装
    (15)のカム系統によって制御される一連の作動
    ニット(32)のうちのひとつで前記自由端部(1
    7′′,18′′)で交互に作動せしめられ、前記作動
    ユニット(32)が異なる移行ストロークのふたつのプ
    シャ(33,34)から成り、これらプシャは別のばね
    (37,42)によってばね負荷されており、その一方
    のプシャすなわち制御プシャ(33)は前記キーイング
    レバー(17,18)の前記自由端部(17′′,1
    8′′)のひとつと協働し、他方のプシャすなわち補助
    プシャ(34)は前記駆動シャフト(4)の前記軸線
    (27)を中心としこの軸線から同一距離を隔てた直径
    的に対向する位置において前記主カム(3)に設けたふ
    たつの鎖錠リセス(39,39′)のひとつと協働する
    ことを特徴とする高速回転ドビー。
  5. 【請求項5】請求項4記載の高速回転ドビーにおいて、
    前記キーイングレバー(17,18)のための前記ば
    (29,30)が前記駆動シャフト(4)前記半径方
    向の溝(6,6′)内に前記単一のフック(5′)形の
    キーを挿入する方向に作用しており、これらのばね(2
    9,30)が前記カム(3)に形成したスロット(3
    1)に収容されて、このスロット(31)の内壁と前記
    キーイングレバー(17,18)の前記隣接端部(1
    7′,18′)に枢装されたピン(28)との間で倒立
    V字形に延在していることを特徴とする高速回転ドビ
    ー。
  6. 【請求項6】請求項4記載の高速回転ドビーにおいて、
    この回転ドビーのための前記制御装置(15)前記
    ム系統で制御される前記単一の作動ユニット(32)
    記駆動シャフト(4)に平行に同一軸線上に枢装した
    ふたつの可回転プシャ(33,34)で構成され、端部
    の一方から突出する第1の(36)を介して前記キー
    イングレバー(17,18)の前記自由端部(1
    7′′,18′′)の一方に働する一方のプシャすな
    わち制御プシャ(33)が固定当接部(38)に対する
    ばね(38)によって脱係合位置へと付勢されて、前記
    制御装置(15)の前記カム系統によって前記ばね(3
    7)とは反対の方向に回転せしめられ、これに対して
    他方のプシャすなわち補助プシャ(34)は前記第1の
    (36)よりもさらに突出する第2の対応歯(41)
    を介して前記カム(3)の前記ふたつの鎖錠リセス
    (39,39′)のひとつと協働して、前記ふたつのプ
    シャ(33,34)間に延在するばね(42)によって
    付勢され、前記補助プシャ(34)が前記制御プシャ
    (33)に剛に当接するまで前記鎖錠リセスの方に前記
    補助プシャ(34)を回転せしめるようにしたことを特
    徴とする高速回転ドビー。
  7. 【請求項7】請求項ないし6のいずれかに記載の高速
    回転ドビーにおいて、この回転ドビーのための前記制御
    装置(15)の前記カム系統は前記作動ユニット(3
    2)上で同じ方向に作用するふたつの同形の制御ユニッ
    (45,45′)から成り、それぞれの制御ユニット
    前記回転ドビーの前記主クランクアーム(2)の数と
    同数の1組の鉄材料製のストライカバー(45,4
    5′)を包含し、それぞれのストライカバーの上端部は
    制御カム(48,48′)によって揺動される単一の
    1の制御シャフト(47,47′)から等しく突出する
    対応制御アーム(46,46′)枢装されており、各
    ストライカバーは、このストライトカバーをそれ自体の
    前記作動ユニット(32)の前記制御プシャ(33)
    協働する第1の位置から、前記論理ユニット(16)
    所定のプログラムにしたがって付勢される電磁石(5
    4,54′)と協働する第2の位置へ回動せしめる各自
    の随伴アーム(51,51′)に対して、ばね(50,
    50′)によって付勢され、各制御ユニット(44,4
    4′)の前記随伴アーム(51,51′)のすべては単
    一の第2の制御シャフト(55,55′)と剛に連結さ
    れ、前記ふたつの制御ユニットの前記ふたつの第2の制
    御シャフト(55,55′)は連結ロッド(56)によ
    って一緒に連結されて記駆動シャフト(4)の休止
    期間外に作用する輪郭部を有する単一の作動カム(5
    9)によって互いに反対方向に揺動せしめられ、この
    動カム(59)は前記ふたつの制御ユニットの前記制御
    カム(48,48′)と同期しており、これらの制御カ
    ム(48,48′)は同形のカムであって互いに角度的
    に食いちがって前記主ドビーシャフトに固定してあり、
    これによって前記主ドビーシャフトの半回転ごとの前記
    休止期間内だけに交互に作用することを特徴とする高速
    回転ドビー。
  8. 【請求項8】請求項7記載の高速回転ドビーにおいて、
    各制御ユニット(44,44′)の各鉄材料製ストライ
    カバー(45,45′)それ自身の前記随伴アーム
    (51,51′)によって、このストライカバーが当接
    したときにこのストライカバーと関係電磁石(54,5
    4′)との間に極くわずかな空気間隙(53)を残すよ
    うに配置された非磁性肩部(52,52′)と当接する
    前記第2の位置へと動かされるようにしたことを特徴と
    する高速回転ドビー。
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