JP3545185B2 - ロータリードビー及びこのドビーを備えた織機 - Google Patents

ロータリードビー及びこのドビーを備えた織機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、織機に設けられたヘルド枠を操作するためのロータリードビー及びこのドビーを備えた織機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロータリードビーでは、ヘルド枠の垂直運動が揺動部材によって与えられ、この揺動部材が、実際には棒状のアーム組立体或いはローラ支承アームによって構成されていることが知られている。この揺動部材は、第1の場合、偏心輪の形をした作動要素により、第2の場合、カムの形をした作動要素により駆動される。この作動要素は機構の主軸に取付けられ、この主軸は間欠回転運動で駆動され、そして停止時間ごとに、実際には上記軸の全ての半回転ごとに、読取り装置が作動要素を、揺動部材を駆動するために軸か或いはこの揺動部材を周方向で固定するために固定端部と相互ロックさせなければならない。この相互ロックは、ドビー、即ち、各ヘルド枠に関連した作動ユニットの各ヘルドの高さに、かつ織り工程の間織機において得られるデザイン或いは模様に依存して行なわなければならない。
【0003】
一般に選択的な相互ロックは、コッタ或いは捕捉部材の形の可動連結部材によって得られ、この部材は、軸の2つの停止位置でこの可動部材を作動するために軸のいずれかの側に配置された2つの旋回アームの作用を受け、対をなす各旋回アームは、ドビーの読取り装置によって制御される。
フランス国特許公開第2 540 524 号公報には織機のためのロータリードビーが開示されている。この織機では、各ヘルド枠に連結されたプレートが、読取り装置によって制御される2つの旋回アームの捕捉部と相互作用できる、点対象で対向する2つのノッジを備えている。この2つのノッジは異なった形をしている。何故なら、このノッチの一方が、完全に正確な周方向の位置をプレートに与えるために比較的に深く形成する必要があり、その際、必要なだけ長く十分に保持することを確保しなければならないからである。他方のノッジの深さは小さくでき、そして各旋回アームの捕捉部側の先端の面取り部に平行に延びる鐘形の側壁を備えている。その結果、アームの捕捉部は、アームへの読取り装置の作用なしにプレートの回転とともに自動的に駆動される。この第2の場合は、ノッチ内での捕捉部の「消極的」係合である。
【0004】
試験の示すところによるとそのような配置は満足のいくように作用する。しかしながら、この周知の装置では、織機によって織られる所望の模様に依存して、連結つめ部に、それを動かす力を加えることが必要で無いとき、読取り装置のタペットは、点対称に対向するプレートのノッチと消極的な係合状態にある、つめ部の動作を許容するアームの捕捉部の方に偏向させねばならない。従ってほぼ50%の場合において、この発明のドビーの正確な操作にとって、このことが必要でないにもかかわらず、プレートのノッチの一方と消極的な係合にあるアームが動かされる。
【0005】
ドビーの過大なエネルギ消費、高い騒音レベルそしてドビーの構成部材に作用する繰返し機械応力が、機構を作動することにとって確実に不利益となる要素となる。この繰返し応力を考慮すると、駆動軸、フランジ、読取り装置のタペットの寸法はかなり大きくなり、かつコスト高になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これらの欠点を解消し、最適なエネルギ消費で操作でき、大きな騒音を発生せず、さらに周知の形態のドビーに比べてそのコストがより低くできるロータリードビーの構成を容易することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このことを考慮に入れて、本発明は、織機の各ヘルドの高さに、ヘルド枠に連結されかつ前記ドビーの主軸に緩く取付けられた作動要素に枢着された揺動部材と、作動要素にしっかりと取付けられたプレートに載っている可動連結部材とを備え、この可動連結部材が前記主軸にしっかりと取付けられたディスクと前記プレートとの周方向の連結を果たすために弾性手段の力を受けており、また、一方で読取り装置の作用を受け、他方で弾性手段の作用を受ける2つの旋回アームを備え、この弾性手段により、前記アームの捕捉部が前記プレートの2つの結合面の一方と係合させられる、織機のためのロータリードビーであって、前記アームが前記結合面と係合させられたとき、前記アームの一方が読取り装置に所属する作動部材の到達範囲の外側に存在するように構成されていることを特徴とするロータリードビーに関する。
【0008】
本発明により、読取り装置の作動部材或いはタペットが、到達範囲の外側に存在するアームの方に偏向されるとき、それらの各面の間に物理的な接触がないので、アームと作動部材とは、それぞれの構成要素たる材料の疲労を生じさせる衝撃を受けない。さらに、ドビーに所属する多数のヘルド軸を統計上の観点から考察すると、ヘルド軸の50%は、連結つめ部の側面に位置決めされたアームが動かされてはいけないような位置にあるとみなすことができ、その結果、本発明により、この場合のほぼ50%のアームが作動部材により移動させられない。従って、本発明により、軸の半回転ごとに各ヘルド枠のためのアームを規則正しく移動させねばならない周知の形態のドビーに比べてドビーのエネルギ消費を少なくすることが期待できる。
【0009】
本発明の有利な実施形態によれば、プレートが第1結合面を有する半径方向の延長部を備え、この第1結合面が前記軸の回転軸から距離D1だけ離されており、この距離D1が、前記プレートの前記第1結合面と点対称に対向した第2結合面を前記回転軸から離す距離D2よりも大きい。本発明のこの実施形により、第1結合面と相互作用するアームの支承面からの分離は、アームが読取り装置のタペット或いは作動部材から分離されるようにアームをその軸を中心として回転させることによって、非常に単純に行われる。従って、本発明は先在する部材、或いは本発明に従う、周知のドビーの構成部材を含むドビーの構成部材を利用するので、本発明は、僅かな改造コストで即ち、ドビーの各プレートの回転軸に対して結合面の一方の距離を増加することによって非常に経済的につくることができる。
【0010】
本発明の別の有利な実施形によれば、第2結合面が積極的な、または制御される結合面であるのに対して、前記第1結合面がプレートの消極的な結合面である。本発明のこの実施形により、消極的な結合面と係合されたアームは、読取り装置のタペット或いは作動部材の支承面のないアームとなる。
【0011】
本発明の別の有利の実施形によれば、各旋回アームの前記捕捉部が外側支承面と内側支承面とを備え、これらの支承面が異なった頂角α,βを有している。本発明のこの実施形により、各アームの周方向の運動の大きさは、この捕捉部の支承面が合計されるべき高さを有する2つの結合面とそれぞれ相互作用する場合に必要となる大きさよりも小さく設計できる。
【0012】
最後に、本発明は上述したようなドビーを備えた織機に関する。
【0013】
【発明の実施の形態】
添付した図面を参照して、単に例として与えられたドビーの2つの主要な実施の形態の以下の記載に基づいて、本発明がより理解され、さらにその他の利点の幾つかがはっきりと理解できるであろう。
図1に示すドビーは、半回転ごとに停止する間欠回転運動により駆動される主軸1を備えている。この軸1は、織機のヘルド枠の数に等しい数の多数の軸受を備えている。各軸受には、側面にプレート3と一体形成された偏心輪2が緩く取付けられている。各偏心輪2には連接棒4の開口部が取付けられ、この連接棒の自由端が旋回アーム5に枢着されている。非常に概略的に図示するように、この旋回アームが、ワイヤー6aにより該当するヘルド軸のヘルド枠6の垂直運動を行なう。
【0014】
隣接した2個の偏心輪2の間に、溝付き軸1が、それにしっかりと取付けられた駆動ディスク7を支持する。またこのディスクの外縁には点対象に互いに対向した2個の半径方向のノッチ7aが備えられている。これらノッチ7aは、対応する偏心輪2の側方プレート3に固着されたスピンドル9に連結された捕捉部材8の端部にあるつめ部8aと選択的に係合するようになっている。ばね10は、捕捉部材8のつめ部8aを軸1の方向に向かって連続的に付勢する。
【0015】
各捕捉部材8の制御は、軸1に平行に延びる固定のスピンドル12に連結された2個の旋回アーム11によって行われる。各アーム11は、全体的に見て四角の輪郭を有しかつ対応する固定ストッパ14に載るようにするためにばね13によって作用させられる。各アーム11は駆動棒部15を備え、この棒部を、ドビーの読取り装置に所属するタペット或いは作動部材16によって選択的に制御するこができる。
【0016】
タペット16はフランジ16′に取付けらている。このフランジは、例えば図示しないカム機構により動かされるアーム11の一方の固定スピンドル12を中心として旋回することにより往復運動で駆動される。フランジ16′はまた、スピンドル12とは別のスピンドルに連結されているように設計することもできる。フランジ16′の往復運動或いは「ハンマー打ち運動」は図1の矢印Fによって示されている。軸1の半回転ごとに、タペット16はアーム11の棒部15の方へ移動させられる。例えば電磁石のような制御部材16′′を用いて、タペット16をフランジ16′の連結スピンドルを中心として回動させることができる。この回動方向は図1の矢印F′によって示されている。
【0017】
各アーム11は、その棒部15の反対側に捕捉部17を備えており、この捕捉部17がプレート3の外縁に配設された2つの結合面18と19と相互作用可能である。従って、この捕捉部17及び結合面18と19により、図1の左側に示す捕捉部17が面18と相互作用し、他方で右側に示す捕捉部17が面19と相互作用するかどうかによって(図1)、或いは左側に示す捕捉部17が面19と相互作用し、他方で右側に示す捕捉部17が面18と相互作用するかどうかによって(図3)、プレート3を、このプレート3が180°回転することにより分離された2つの位置に固定することができる。
【0018】
読取り装置のタペットが動かされない場合、プレート3のストッパが捕捉部17に丁度面しているときに、ばね13がこの捕捉部とノッチの形の結合面19との相互作用を行なう。このことは、プレート3を周方向で固定し、それとともに偏心輪2及び連接棒4を周方向で固定し、及び捕捉部材8のつめ部8aが係合されたノッチ7aからこのつめ部8aを引っ込ますことにより、捕捉部材8を解放するように制御する付随的な効果をもたらす。これは、アーム11に対するプレート3の「積極的」結合を構成する。
【0019】
他方で、アーム11が対応するばね13に抗してタペット16によって制御されるとき、ばね10によって作用させられる捕捉部材8のつめ部8aが対応するディスク7の2個のノッチ7aのいずれかと係合するようになる。これにより、このディスクと偏心輪2との間の結合が行われ、それ故、軸1の180°ごとに連接棒4及びヘルド枠6の制御を行なうことができる。言い換えれば、図1の位置において、作動部材16がタペットの有効な力を、右側に図示したアーム11の駆動棒部15に伝達するならば、対応する捕捉部17がノッチ19から分離され、そしてプレート3が反対側のアーム11の捕捉部17と相互作用するノッチ19の位置まで180°回転させられる。
【0020】
さらに、図1に示す位置では、結合面18と、左側に示すアームの捕捉部17とがその位置においてプレート3を固定する弾性手段を作るように作用する。固定のためのこの弾性手段は、プレート3を回転させねばならないとき、即ち、つめ部8aがディスク7の2つのノッチ7aの一方と係合するとき、乗越えられねばならない。これは、プレート3の「消極的」固定を意味する。
【0021】
結合面18はプレート3の半径方向の延長部3′に配設されている。結合面18、即ち、延長部3′の先端を軸1の回転軸XX′から離す距離D1は、ノッチ19を回転軸XX′から離す距離D2より大きい。図1の左側の位置にあるアーム11の捕捉部17が面18と相互作用するとき、アームの駆動棒部15がタペットから分離されているような位置に、アーム11が図1の時計周りの方向で外側に向かって駆動され、その結果、アームはタペットの到達範囲の外側に存在する
【0022】
以下に作用を説明する。
図1の位置において、図1の右側に位置するアーム11の捕捉部17にとって、捕捉部材8のつめ部8aがばね10によってノッチ7aの方向に駆動されるようにノッチ19を分離させることが必要であるならば、タペット16は、図1の右側に位置するアーム11の駆動棒部15の方向に向けられ、その結果、アームに、このアームに連結されたばね13の復帰力に打ち勝つための十分な力を加えることができる。
【0023】
他方で、図1の右側の位置にあるアーム11の捕捉部17をノッチ19から離脱することが必要でないならば、タペット16は、制御部材16′′によって図3の左側の位置にあるアーム11の方向に向けられる。アーム11はタペット16の到達範囲の外側に存在するとき、図1の左側の位置にあるアーム11とタペット16との間に衝突は生じない。その結果、騒音は発生せず、さらにアーム11及びまたはタペット16を形成する材料は疲労しない。
【0024】
図1の左側の位置にあるアーム17は、この位置において消極的な結合でプレート3と相互作用するので、この位置ではそのアーム17が動かされないようになっているということが判る。言い換えれば、プレート3の回転が行なわれるとき、アームは自動的に分離されるので、図1の左側の位置にあるアームに作用させることは必要でない。
【0025】
図3には、プレート3が図1のその位置に対して180°回転した後の状態が示されている。この位置では、図3の右側の位置にあるアーム11は、そのスピンドル12を中心として反時計方向で外側に向かって駆動される。その結果、アームはタペット16の到達範囲の外側に存在する。上述のように、図3の左側の位置にあるアームに作用させることが必要でないならば、タペット16は、図3の右側の位置にあるアーム11の方向へ向けられ、かつタペット16が取付けられたフランジ16′による往復運動或いは「ハンマー打ち」運動によって、作動部材16とアーム11の一方との接触を生じる運動なしに駆動することができる。
【0026】
周知の技術様式から、唯一のフランジ16′が、図1及び図3の矢印Fによって示された往復運動を作動部材に加えることによってドビーの各ヘルド枠のために使用される作動部材の組立体を支持できるということが知られている。図1及び図3の矢印F′によって示された回転駆動動作は単に、別個の方法で本発明によるドビーの作動部材16に作用する電磁機構16′′によって行なわなければならない。
【0027】
必須ではない本発明の有利な実施形によれば、捕捉部が同一の幾何学形状であり、かつ外側支承面20と内側支承面21とを有するように設計され、その結果、捕捉部が各結合面18と19とに相互作用できる。これらの支承面はそれぞれ、結合面19と18にも相互作用可能である。
外側支承面20は、ノッチ19を区画する面に嵌合するようになっている幾何学形状を有している。この支承面20の頂角はαで示す。内側支承面21は、捕捉部17のくぼみ部として形成され、そしてこの支承面21の頂角はβで示す。支承面21の幾何学形状は、図5に示すように、結合面18に所属する歯部18aの外側面に嵌合可能であるように設計されている。
【0028】
頂角βは頂角αより大きいので、捕捉部17が本発明のドビーの操作方法に関連しなければならない、面19と相互作用するときより、面18と相互作用するときのほうが捕捉部17を離脱することが容易であるということが判る。本発明では、面18によって得られる結合は「消極的」であり、他方で、ノッチ19によって得られる結合は「積極的」である。
【0029】
支持面21の高さH2は、支持面20の高さH1とは異なっている。特に、
内側支承面21が外側支承面20の幅の内側に収容される、即ち、高さH2は高さH1より小さいということが判る。
本発明の図示しない変形例によれば、内側支持面21の頂角が外側支持面20の頂角より小さな値を有しているように設計できる。支持面20の離脱を容易にする必要がある場合、この形態は、効果的或いは「積極的」な結合が図5の歯部18に対応する歯部によって得られなければならないとき使用できる。この形態は、歯部を備えた結合面が捕捉部材8の先端にあるとき使用できる。
【0030】
上述の様式のドビーを備えた織機はより高速操作ができ、エネルギの消耗もすくなく、破損及びきずもなく、さらに従来様式の織機のドビーを備えた織機より騒音が少なくできる。
さらに、上述の記載は単に例として記載されたものであり、また詳細に上述した形態を均等の形態に置き換えることによっても本発明から逸脱するものでないような本発明の範囲を少しも限定するものでない。特に、作動要素が連接棒に連結された偏心輪によって構成されないで、ヘルド枠6に連結されたローラ支承アームを制御するために形成されたカムによって構成されたドビーを本発明に用いることができることが想到できる。同様に、また傾斜した捕捉部が可動連結部材のために最も有利な設計であると思われるが、半径方向の移動させられるコッター機構に頼ることができる。可動結合部材もまた、幾つかの構成部材、例えば2つのフック、2つの留具或いは2つのコッターによって構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドビーの概略断面図である。
【図2】図1に示すドビーの1つのヘルド枠の本質的な構成部材を分解した状態で示す斜視図である。
【図3】図1の位置に対して180°回転した位置にある、図1と同様な簡易断面図である。
【図4】旋回アームの捕捉部と、第1結合位置において1つのヘルドに関連するプレートのノッチとを拡大して示す図である。
【図5】図4に示す部分と直径方向で対向するプレートの部分と、それと相互に作用するアームとを示す、図4と同一の図である。
【符号の説明】
1 主軸
2 作動要素
3 プレート
3′ プレートの延長部
4 揺動部材
6 ヘルド枠
6a ワイヤー
7 ディスク
7a ノッチ
8 捕捉部材
8a つめ部
9,12 スピンドル
10,13 弾性手段
11 旋回アーム
15 駆動棒部
16,16′,16′′ 読取り装置
17 捕捉部
18,19 結合面
20,21 支承面
XX′ 回転軸
α,β 頂角

Claims (5)

  1. 織機の各ヘルドの高さに、ヘルド枠(6)に連結されかつ前記ドビーの主軸(1)に緩く取付けられた作動要素(2)に枢着された揺動部材(4)と、作動要素にしっかりと取付けられたプレート(3)に載っている可動連結部材(8)とを備え、この可動連結部材が前記主軸にしっかりと取付けられたディスク(7)と前記プレートとの周方向の連結を果たすために弾性手段(10)の力を受けており、また、一方で読取り装置(16,16′,16′′)の作用を受け、他方で弾性手段(13)の作用を受ける2つの旋回アーム(11)を備え、この弾性手段により、前記アームの捕捉部(17)が前記プレートの2つの結合面(18,19)の一方と係合させられる、織機のためのロータリードビーにおいて、
    前記アームが前記結合面と係合させられたとき、前記アームの一方が読取り装置に所属する作動部材(16)の到達範囲の外側に存在するように構成されていることを特徴とするロータリードビー。
  2. 前記プレート(3)が第1結合面(18)を有する半径方向の延長部(3′)を備え、この第1結合面が前記軸(1)の回転軸(XX′)から距離(D1)だけ離されており、この距離(D1)が、前記プレートの前記
    第1結合面と点対称に対向した第2結合面(19)を前記回転軸から離す距離(D2)よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のロータリードビー。
  3. 第2結合面(19)が積極的な、または制御される結合面であるのに対して、前記第1結合面(18)がプレート(3)の消極的な結合面であることを特徴とする請求項2記載のロータリードビー。
  4. 各旋回アーム(11)の前記捕捉部(17)が外側支承面(20)と内側支承面(21)とを備え、これらの支承面が異なった頂角(α,β)を有していることを特徴とする請求項1記載のロータリードビー。
  5. 請求項1記載のロータリードビーを備えた織機。
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