JP3254629B2 - 自動車のシルサイド部補強構造 - Google Patents
自動車のシルサイド部補強構造Info
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- JP3254629B2 JP3254629B2 JP32515099A JP32515099A JP3254629B2 JP 3254629 B2 JP3254629 B2 JP 3254629B2 JP 32515099 A JP32515099 A JP 32515099A JP 32515099 A JP32515099 A JP 32515099A JP 3254629 B2 JP3254629 B2 JP 3254629B2
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- sill
- filler
- sill side
- side panel
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/20—Floors or bottom sub-units
- B62D25/2009—Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits
- B62D25/2036—Floors or bottom sub-units in connection with other superstructure subunits the subunits being side panels, sills or pillars
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D25/00—Superstructure or monocoque structure sub-units; Parts or details thereof not otherwise provided for
- B62D25/02—Side panels
- B62D25/025—Side sills thereof
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシルサイ
ド部の補強構造に関し、より詳しくは、シルサイドパネ
ルとサイドパネルとの間に補強部材を付加装着させると
ともに、装着構造も変更してシルサイド部に対する構造
的な剛性を補強することによって、側面衝突事故の際、
車体の変形を減らすとともに、これによって搭乗者の安
全を図る自動車のシルサイド部補強構造に関する。
ド部の補強構造に関し、より詳しくは、シルサイドパネ
ルとサイドパネルとの間に補強部材を付加装着させると
ともに、装着構造も変更してシルサイド部に対する構造
的な剛性を補強することによって、側面衝突事故の際、
車体の変形を減らすとともに、これによって搭乗者の安
全を図る自動車のシルサイド部補強構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車のシルサイド部（ｓｉｌ
ｌ ｓｉｄｅ ｐｏｒｔｉｏｎ）１０は、図１において
斜線部位で示すように、下部車体の両側部で地面に隣接
する部位を指すものであるが、従来のシルサイド部１０
の中央部位に当たるセンタフィラーの断面は図２に示す
ように、内側シルサイドパネル１２と外側シルサイドパ
ネル１４並びにサイドパネル１８の下端部がそれぞれ溶
着され、前記内側シルサイドパネル１２と外側シルサイ
ドパネル１４の上端部は、それぞれ溶着され、前記外側
シルサイドパネル１４とサイドパネル１８の下端部との
間にはフィラ補強パネル１６の下端部が溶着されてい
る。
ｌ ｓｉｄｅ ｐｏｒｔｉｏｎ）１０は、図１において
斜線部位で示すように、下部車体の両側部で地面に隣接
する部位を指すものであるが、従来のシルサイド部１０
の中央部位に当たるセンタフィラーの断面は図２に示す
ように、内側シルサイドパネル１２と外側シルサイドパ
ネル１４並びにサイドパネル１８の下端部がそれぞれ溶
着され、前記内側シルサイドパネル１２と外側シルサイ
ドパネル１４の上端部は、それぞれ溶着され、前記外側
シルサイドパネル１４とサイドパネル１８の下端部との
間にはフィラ補強パネル１６の下端部が溶着されてい
る。
【０００３】つまり、前記内側シルサイドパネル１２と
外側シルサイドパネル１４の上下端部が、それぞれ溶着
されて閉領域を形成していることで、その閉領域により
シルサイド部１０の構造的な剛性が保障される構造であ
った。
外側シルサイドパネル１４の上下端部が、それぞれ溶着
されて閉領域を形成していることで、その閉領域により
シルサイド部１０の構造的な剛性が保障される構造であ
った。
【０００４】これによって、従来の自動車のシルサイド
部１０は、前記内側シルサイドパネル１２と外側シルサ
イドパネル１４とが閉領域を形成するよう、上下端部が
溶着された構造であるとともに、とりわけ、前記シルサ
イド部１０の中央に当たるセンタフィラー部位は、前記
外側シルサイドパネル１４とサイドパネル１８との間に
フィラ補強パネル１６を備えられていることから、その
閉領域とフィラ補強パネル１６によりシルサイド部１０
の構造的な剛性が保障される構造であった。
部１０は、前記内側シルサイドパネル１２と外側シルサ
イドパネル１４とが閉領域を形成するよう、上下端部が
溶着された構造であるとともに、とりわけ、前記シルサ
イド部１０の中央に当たるセンタフィラー部位は、前記
外側シルサイドパネル１４とサイドパネル１８との間に
フィラ補強パネル１６を備えられていることから、その
閉領域とフィラ補強パネル１６によりシルサイド部１０
の構造的な剛性が保障される構造であった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】近年、自動車の側面衝
突事故に備えて前記シルサイド部１０に構造的な剛性を
求める傾向が、漸次高まる実情があり、従って、より高
くなっていく剛性値に対する新たな法規による規定要件
には、上記従来のシルサイド部１０の構造だけでは対応
できないという短所があり、シルサイド部１０に対する
構造的な剛性の増加が、さらに求められている実情があ
る。
突事故に備えて前記シルサイド部１０に構造的な剛性を
求める傾向が、漸次高まる実情があり、従って、より高
くなっていく剛性値に対する新たな法規による規定要件
には、上記従来のシルサイド部１０の構造だけでは対応
できないという短所があり、シルサイド部１０に対する
構造的な剛性の増加が、さらに求められている実情があ
る。
【０００６】このような、自動車のシルサイド部１０へ
の構造的な剛性強化に対する要求は、側面衝突事故の
際、車体のシルサイド部１０に伝達される衝撃力によ
り、サイドパネル１８とフィラ補強パネル１６と外側シ
ルサイドパネル１４並びに内側シルサイドパネル１２
が、それぞれ車室内に向けて押し込まれることによっ
て、誘発される車体の変形に対する搭乗客への安全確保
を図るためのものである。
の構造的な剛性強化に対する要求は、側面衝突事故の
際、車体のシルサイド部１０に伝達される衝撃力によ
り、サイドパネル１８とフィラ補強パネル１６と外側シ
ルサイドパネル１４並びに内側シルサイドパネル１２
が、それぞれ車室内に向けて押し込まれることによっ
て、誘発される車体の変形に対する搭乗客への安全確保
を図るためのものである。
【０００７】そこで、本発明は、上記の問題点を解決す
るためになされたものであつて、車体のシルサイド部に
対する構造的な剛性を補強部材を介して強化させること
によって、側面衝突の際、車体の変形量を減らすととも
に、それによって搭乗客の安全を図ることのできる自動
車のシルサイド部補強構造を提供することを目的とす
る。
るためになされたものであつて、車体のシルサイド部に
対する構造的な剛性を補強部材を介して強化させること
によって、側面衝突の際、車体の変形量を減らすととも
に、それによって搭乗客の安全を図ることのできる自動
車のシルサイド部補強構造を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するためになされた本発明は、自動車の左右側の下端部
を、長さ方向が前輪ホイルハウス隣接部から後輪ホイル
ハウス隣接部にいたるように形成され、内側シルサイド
パネル、外側シルサイドパネル、フィラ補強パネル、サ
イドパネルが空隙を空けて車幅方向に積層、配置され、
前記内側シルサイドパネルと前記フィラ補強パネルと前
記サイドパネルの下端部とがそれぞれ接合されたシルサ
イド部において、前記シルサイド部の長さ方向の中央部
位には、車内側から、内側シルサイドパネル、フィラ補
強パネル、外側シルサイドパネル、サイドパネルの順に
配置され、前記内側シルサイドパネルと前記フィラ補強
パネル並びに前記サイドパネルの下端部がそれぞれ接合
され、前記外側シルサイドパネルは、サイドパネルとフ
ィラ補強パネルとの間の空間に、フィラ補強パネルと外
側シルサイドパネルとで閉領域を形成するように、外側
シルサイドパネルの下端部がサイドパネルとフィラ補強
パネルとが重なる下底部位に挟まれるように接合され、
上端部がフィラ補強パネル上部に接合され、第１のシル
サイド補強パネルは、前記内側シルサイドパネルと前記
フィラ補強パネルとの間の空間に、前記内側シルサイド
パネルとで閉領域を形成するように下端部は前記フィラ
補強パネルの下底部位と、上端部は内側シルサイドパネ
ルの上部に接合され、さらに、前記フィラ補強パネルと
記第１のシルサイド補強パネルとの間に、一端部が前記
フィラ補強パネルと接合されつつ、他端部は、第１のシ
ルサイド補強パネルの方向に垂直に延びた自由端である
第２のシルサイド補強パネルが設けられていることを特
徴とする。
するためになされた本発明は、自動車の左右側の下端部
を、長さ方向が前輪ホイルハウス隣接部から後輪ホイル
ハウス隣接部にいたるように形成され、内側シルサイド
パネル、外側シルサイドパネル、フィラ補強パネル、サ
イドパネルが空隙を空けて車幅方向に積層、配置され、
前記内側シルサイドパネルと前記フィラ補強パネルと前
記サイドパネルの下端部とがそれぞれ接合されたシルサ
イド部において、前記シルサイド部の長さ方向の中央部
位には、車内側から、内側シルサイドパネル、フィラ補
強パネル、外側シルサイドパネル、サイドパネルの順に
配置され、前記内側シルサイドパネルと前記フィラ補強
パネル並びに前記サイドパネルの下端部がそれぞれ接合
され、前記外側シルサイドパネルは、サイドパネルとフ
ィラ補強パネルとの間の空間に、フィラ補強パネルと外
側シルサイドパネルとで閉領域を形成するように、外側
シルサイドパネルの下端部がサイドパネルとフィラ補強
パネルとが重なる下底部位に挟まれるように接合され、
上端部がフィラ補強パネル上部に接合され、第１のシル
サイド補強パネルは、前記内側シルサイドパネルと前記
フィラ補強パネルとの間の空間に、前記内側シルサイド
パネルとで閉領域を形成するように下端部は前記フィラ
補強パネルの下底部位と、上端部は内側シルサイドパネ
ルの上部に接合され、さらに、前記フィラ補強パネルと
記第１のシルサイド補強パネルとの間に、一端部が前記
フィラ補強パネルと接合されつつ、他端部は、第１のシ
ルサイド補強パネルの方向に垂直に延びた自由端である
第２のシルサイド補強パネルが設けられていることを特
徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる自動車のシ
ルサイド部補強構造の実施の形態の具体例を図面を参照
しながら説明する。
ルサイド部補強構造の実施の形態の具体例を図面を参照
しながら説明する。
【００１０】この発明に従う自動車のシルサイド部３０
の中央部位は、図３に示すように、内側シルサイドパネ
ル３２とフィラ補強パネル３６並びにサイドパネル３８
の下端部がそれぞれ溶着され、フィラ補強パネル３６と
サイドパネル３８との間には外側シルサイドパネル３４
の下端部が固定されつつ、上端部はフィラ補強パネル３
６の外側で閉領域を形成するように溶着され、フィラ補
強パネル３６の下端部には、第１のシルサイド補強パネ
ル４６の下端部が溶着されつつ、上端部は、内側シルサ
イドパネル３２と閉領域を形成するように溶着されてい
る。
の中央部位は、図３に示すように、内側シルサイドパネ
ル３２とフィラ補強パネル３６並びにサイドパネル３８
の下端部がそれぞれ溶着され、フィラ補強パネル３６と
サイドパネル３８との間には外側シルサイドパネル３４
の下端部が固定されつつ、上端部はフィラ補強パネル３
６の外側で閉領域を形成するように溶着され、フィラ補
強パネル３６の下端部には、第１のシルサイド補強パネ
ル４６の下端部が溶着されつつ、上端部は、内側シルサ
イドパネル３２と閉領域を形成するように溶着されてい
る。
【００１１】さらに、外側シルサイドパネル３４とフィ
ラ補強パネル３６の上端の溶着部の内側には、第２のシ
ルサイド補強パネル４８の一端部４８ａが溶着され、そ
の第２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂは、
第１のシルサイド補強パネル３６側に向けて長めに延長
されつつ、やや離隔されてまとめられているが、その第
２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂは、第１
のシルサイド補強パネル４６と対向する部位の面積の拡
張の為に、上側あるいは下側に折曲されているのが好ま
しい（図３では下方向へ折曲されている）。
ラ補強パネル３６の上端の溶着部の内側には、第２のシ
ルサイド補強パネル４８の一端部４８ａが溶着され、そ
の第２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂは、
第１のシルサイド補強パネル３６側に向けて長めに延長
されつつ、やや離隔されてまとめられているが、その第
２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂは、第１
のシルサイド補強パネル４６と対向する部位の面積の拡
張の為に、上側あるいは下側に折曲されているのが好ま
しい（図３では下方向へ折曲されている）。
【００１２】これによって、上記のような構造を有する
自動車のシルサイド部３０の中央部位から外れた部位が
作られると、側面衝突の際、まず、サイドパネル３８と
外側シルサイドパネル３４並びにフィラ補強パネル３６
のもつ構造的な剛性を通じて衝撃力を一次的に吸収する
ようになり、以後、第１のシルサイド補強パネル４６と
内側シルサイドパネル３２のもつ構造的な剛性を通じて
衝撃力を再度にわたって吸収するようになるが、この
際、第２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂ
は、第１のシルサイド補強パネル４６と平行に折曲され
ていることから、フィラ補強パネル３６と第１のシルサ
イド補強パネル４６との間で持ちこたえる働きができる
ことから、シルサイド部３０に対する変形の度合を最少
化できるようになる。
自動車のシルサイド部３０の中央部位から外れた部位が
作られると、側面衝突の際、まず、サイドパネル３８と
外側シルサイドパネル３４並びにフィラ補強パネル３６
のもつ構造的な剛性を通じて衝撃力を一次的に吸収する
ようになり、以後、第１のシルサイド補強パネル４６と
内側シルサイドパネル３２のもつ構造的な剛性を通じて
衝撃力を再度にわたって吸収するようになるが、この
際、第２のシルサイド補強パネル４８の他端部４８ｂ
は、第１のシルサイド補強パネル４６と平行に折曲され
ていることから、フィラ補強パネル３６と第１のシルサ
イド補強パネル４６との間で持ちこたえる働きができる
ことから、シルサイド部３０に対する変形の度合を最少
化できるようになる。
【００１３】その結果、シルサイド部３０は、衝突事故
の際、車室内に押し込まれる変形量を最小限に減少でき
ることから、搭乗客の安全が図れるようになる。
の際、車室内に押し込まれる変形量を最小限に減少でき
ることから、搭乗客の安全が図れるようになる。
【００１４】以上のように、内側シルサイドパネル３２
とフィラ補強パネル３６との間には第１のシルサイド補
強パネル４６が閉領域を形成するように溶着され、その
第１のシルサイド補強パネル４６とフィラ補強パネル３
６との間には、一側がフィラ補強パネル３６上に溶着さ
れつつ、他側が第１のシルサイド補強パネル４６とやや
離隔された状態で配置された第２のシルサイド補強パネ
ル４８が設けられていることから、シルサイド部３０の
中央部位に対する構造的な剛性が補強されるようにな
る。
とフィラ補強パネル３６との間には第１のシルサイド補
強パネル４６が閉領域を形成するように溶着され、その
第１のシルサイド補強パネル４６とフィラ補強パネル３
６との間には、一側がフィラ補強パネル３６上に溶着さ
れつつ、他側が第１のシルサイド補強パネル４６とやや
離隔された状態で配置された第２のシルサイド補強パネ
ル４８が設けられていることから、シルサイド部３０の
中央部位に対する構造的な剛性が補強されるようにな
る。
【００１５】このように、本発明のシルサイド部３０の
構造は、従来の構造に対して、より構造的な剛性の度合
を見積るうえに重要な目安となる閉領域の数量の増加さ
れた状態を示しており、これは自動車の側面衝突の際、
シルサイド部３０が衝突の際、発生される衝撃力により
効果的に対応できることを意味しているのである。
構造は、従来の構造に対して、より構造的な剛性の度合
を見積るうえに重要な目安となる閉領域の数量の増加さ
れた状態を示しており、これは自動車の側面衝突の際、
シルサイド部３０が衝突の際、発生される衝撃力により
効果的に対応できることを意味しているのである。
【００１６】つまり、自動車のシルサイド部３０の中央
部位の断面は、内側シルサイドパネル３２と第１のシル
サイド補強パネル４６並びに前記フィラ補強パネル３６
と外側シルサイドパネル３４を介して、それぞれ二重の
閉領域を形成するように溶着され、フィラ補強パネル３
６の内側には第２のシルサイド補強パネル４８の一端部
４８ａが溶着されつつ、その他端部４８ｂは、第１のシ
ルサイド補強パネル４６とやや離隔された状態で配置さ
れるように設けられることにより、側面衝突の際に発生
される衝撃力に効果的に持ち堪えられるようになる。
部位の断面は、内側シルサイドパネル３２と第１のシル
サイド補強パネル４６並びに前記フィラ補強パネル３６
と外側シルサイドパネル３４を介して、それぞれ二重の
閉領域を形成するように溶着され、フィラ補強パネル３
６の内側には第２のシルサイド補強パネル４８の一端部
４８ａが溶着されつつ、その他端部４８ｂは、第１のシ
ルサイド補強パネル４６とやや離隔された状態で配置さ
れるように設けられることにより、側面衝突の際に発生
される衝撃力に効果的に持ち堪えられるようになる。
【００１７】その結果、本発明に従う自動車のシルサイ
ド部３０は、最近に至って、より激しい衝撃力への対応
を求めている新規法規に満足できる構造的な剛性を確保
できるようになる。
ド部３０は、最近に至って、より激しい衝撃力への対応
を求めている新規法規に満足できる構造的な剛性を確保
できるようになる。
【００１８】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、自動車
の側下部の車体をなしているシルサイド部が内部に複数
の補強部材を介して複数の閉領域を形成するようになっ
ているため、これに対する構造的な剛性が強化されるこ
とにつれて、自動車の側面衝突の際、車室内に押し込ま
れるシルサイド部の変形量が最少化されることから、搭
乗者の安全が図られる効果を有するようになる。
の側下部の車体をなしているシルサイド部が内部に複数
の補強部材を介して複数の閉領域を形成するようになっ
ているため、これに対する構造的な剛性が強化されるこ
とにつれて、自動車の側面衝突の際、車室内に押し込ま
れるシルサイド部の変形量が最少化されることから、搭
乗者の安全が図られる効果を有するようになる。
【図１】自動車のシルサイド部を示す斜視図である。
【図２】従来の自動車のシルサイド部補強構造の中央部
位を示す断面図である。
位を示す断面図である。
【図３】本発明の自動車のシルサイド部補強構造の中央
部位を示す断面図である。
部位を示す断面図である。
３０ シルサイド部 ３２ 内側シルサイドパネル ３４ 外側シルサイドパネル ３６ フィラ補強パネル ３８ サイドパネル ４６ 第１のシルサイド補強パネル ４８ 第２のシルサイド補強パネル ４８ａ 第２のシルサイド補強パネルの一端部 ４８ｂ 第２のシルサイド補強パネルの他端部
Claims (2)
- 【請求項１】 自動車の左右側の下端部を、長さ方向が
前輪ホイルハウス隣接部から後輪ホイルハウス隣接部に
いたるように形成され、内側シルサイドパネル、外側シ
ルサイドパネル、フィラ補強パネル、サイドパネルが空
隙を空けて車幅方向に積層、配置され、前記内側シルサ
イドパネルと前記フィラ補強パネルと前記サイドパネル
の下端部とがそれぞれ接合されたシルサイド部におい
て、 前記シルサイド部の長さ方向の中央部位には、車内側か
ら、内側シルサイドパネル、フィラ補強パネル、外側シ
ルサイドパネル、サイドパネルの順に配置され、前記内
側シルサイドパネルと前記フィラ補強パネル並びに前記
サイドパネルの下端部がそれぞれ接合され、 前記外側シルサイドパネルは、サイドパネルとフィラ補
強パネルとの間の空間に、フィラ補強パネルと外側シル
サイドパネルとで閉領域を形成するように、外側シルサ
イドパネルの下端部がサイドパネルとフィラ補強パネル
とが重なる下底部位に挟まれるように接合され、上端部
がフィラ補強パネル上部に接合され、 第１のシルサイド補強パネルは、前記内側シルサイドパ
ネルと前記フィラ補強パネルとの間の空間に、前記内側
シルサイドパネルとで閉領域を形成するように下端部は
前記フィラ補強パネルの下底部位と、上端部は内側シル
サイドパネルの上部に接合され、 さらに、前記フィラ補強パネルと記第１のシルサイド補
強パネルとの間に、一端部が前記フィラ補強パネルと接
合されつつ、他端部は、第１のシルサイド補強パネルの
方向に垂直に延びた自由端である第２のシルサイド補強
パネルが設けられていることを特徴とする自動車のシル
サイド部補強構造。 - 【請求項２】 前記第２のシルサイド補強パネルの他端
部は、前記第１のシルサイド補強パネルと平行に対向す
るように折曲されることを特徴とする請求項１記載の自
動車のシルサイド部補強構造。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2019990008124U KR200227705Y1 (ko) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 자동차의 실사이드부 보강구조 |
| KR1999/U8123 | 1999-05-13 | ||
| KR1999/U8124 | 1999-05-13 | ||
| KR2019990008123U KR200260745Y1 (ko) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 자동차의 실사이드부 보강구조 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318653A JP2000318653A (ja) | 2000-11-21 |
| JP3254629B2 true JP3254629B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=26634807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32515099A Expired - Fee Related JP3254629B2 (ja) | 1999-05-13 | 1999-11-16 | 自動車のシルサイド部補強構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6354656B1 (ja) |
| JP (1) | JP3254629B2 (ja) |
| DE (1) | DE19955755C2 (ja) |
Families Citing this family (23)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6709047B2 (en) * | 2002-07-19 | 2004-03-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaihsa | Bulkhead locking construction |
| KR100458058B1 (ko) * | 2002-09-24 | 2004-11-26 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 센터필러 하부 보강구조 |
| JP4272626B2 (ja) * | 2005-01-20 | 2009-06-03 | 本田技研工業株式会社 | 車体下側部構造 |
| DE102005009162A1 (de) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeug mit einem Seitenschweller |
| US7857377B2 (en) * | 2006-10-09 | 2010-12-28 | Ford Global Technologies, Llc | Tubular B-pillar to stamped rocker joint and method of assembling the same |
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| US8966766B2 (en) | 2007-10-25 | 2015-03-03 | Zephyros, Inc. | Reinforcement structure and method employing bulkheads |
| WO2009078288A1 (ja) * | 2007-12-19 | 2009-06-25 | Honda Motor Co., Ltd. | 車体側部構造 |
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| DE102008009088B4 (de) * | 2008-02-14 | 2017-06-29 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Karosserie eines Kraftfahrzeugs mit einem Seitenschweller |
| JP4719785B2 (ja) * | 2008-10-31 | 2011-07-06 | 本田技研工業株式会社 | 車体側部構造 |
| US8662575B2 (en) * | 2009-12-22 | 2014-03-04 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle chassis side structure |
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