JP3251171B2 - 紙粉取り装置 - Google Patents

紙粉取り装置

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JP3251171B2
JP3251171B2 JP05478596A JP5478596A JP3251171B2 JP 3251171 B2 JP3251171 B2 JP 3251171B2 JP 05478596 A JP05478596 A JP 05478596A JP 5478596 A JP5478596 A JP 5478596A JP 3251171 B2 JP3251171 B2 JP 3251171B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機やフ
ァクシミリ装置などの画像形成装置に用いられているロ
ーラ上の紙粉を取り除く紙粉取り装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙粉取り装置は、例えば
複写機やファクシミリ装置などに用いられており、画像
転写部の上流側にあるレジストローラ上に付着した紙粉
を取り除いてレジストを保持している。
【0003】図8は従来の紙粉取り装置とレジストロー
ラ対の構成を示す側断面図である。図8において、レジ
スト上ローラ1とレジスト下ローラ2はレジストローラ
対3を構成しており、転写用紙4がそれらの間を通過す
るようにその外周部が互いに対向当接して設けられてい
ると共に、それぞれの回転軸が互いに平行に設けられ、
画像転写部に対する転写用紙4の先端部の搬送タイミン
グをとっている。転写用紙4上に画像が転写される側の
レジスト上ローラ1の外周面には、その幅方向に亘って
対向当接するように、紙粉取り装置5がフレーム6に固
着されて設けられている。この紙粉取り装置5は、弾性
部材としてのスポンジ部材7上にフェルト状のアクリル
系繊維よりなるシール8が固着されており、スポンジ部
材7のシール8側とは反対側の面に両面テープ9により
断面がほぼコ字状のフレーム6内に貼付られて固定され
ている。このシール8の先端部がレジスト上ローラ1の
外周面にその幅方向に亘って当接しており、レジスト上
ローラ1の回転によりレジスト上ローラ1上の紙粉をこ
のシール8で集めてレジスト上ローラ1上から紙粉を取
り除いている。また、この紙粉取り装置5のスポンジ部
材7およびシール8の下方側には、紙粉が下方の転写用
紙4上に落ちないように受けるPETフィルム10が、
紙粉取り装置5の貼り付け部から斜め下方に延出すると
共に、レジスト上ローラ1の外周面上にその幅方向に亘
って当接するように設けられている。
【0004】上記構成により、転写用紙4は、給紙カセ
ットからレジストローラ対3に搬送されてくるときに、
レジストローラ対3のレジスト上ローラ1の外周面に転
写用紙4から付着した紙粉は、フェルト状繊維のシール
8により集められてレジスト上ローラ1上から紙粉を取
り除くことができる。
【0005】その後、紙粉が取り除かれた転写用紙4の
先端部は、画像転写位置とタイミングを合わせるように
レジストローラ対3から画像転写部に搬送されて、この
画像転写部でトナー画像が転写用紙4に良好に転写され
ることになる。このようにして、トナー画像が転写され
た転写用紙4は定着部を経て排紙トレー上に搬出される
ことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の紙粉取り装
置5の構成では、レジスト上ローラ1の外周面に転写用
紙4から付着した紙粉は、紙粉取り装置5のフェルト状
繊維のシール8により集められるが、ある程度、シール
8に紙粉がたまるとシール8から紙粉がオーバーフロー
するため、定期的な紙粉取り装置5の清掃や取替えが必
要であった。このような紙粉取り装置5の清掃や取替え
などのメンテナンス時には、両面テープ9によりフレー
ム6内に貼付られている紙粉取り装置5を取り外す必要
があるが、レジスト上ローラ1の幅方向に亘って貼付ら
れた紙粉取り装置5を剥がさなければならず、各種部材
が高密度に配設された装置内部での作業となるために手
が入りにくく、紙粉取り装置5が非常に取り外しにくく
作業がしずらいという問題を有していた。
【0007】また、紙粉取り装置5をフレーム6内に装
着する際にも、両面テープ9によりレジスト上ローラ1
の幅方向に亘って細長い紙粉取り装置5を均一に貼付け
る必要があったが、各種部材が高密度に配設された装置
内部での作業となるために手が入りにくく、紙粉取り装
置5を非常に貼付にくく作業がしずらいという問題を有
していた。
【0008】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、装着および取り外し作業を容易に行うことができる
紙粉取り装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の紙粉取り装置
は、ローラ外周表面に開口部が対向配設されたフレーム
内に前記開口部から突出するように収納され、前記ロー
ラ外周表面から紙粉を取り除く紙粉取り装置において、
前記ローラ外周表面上に当接する紙粉付着部材を固着し
た取付部材に、前記紙粉付着部材の前記ローラ外周表面
との当接による摩擦力により回動する方向に前記フレー
ムとの間で係止可能な係合部が設けられていることを特
徴とするものである。
【0010】上記構成により、ローラ外周表面上に当接
する紙粉付着部材を固着した取付部材にフレームとの間
で係止可能な係合部が設けられているので、紙粉付着部
材がローラ外周表面に当接したときに発生する摩擦力に
よって紙粉取り装置が回動しようとするが、この回動方
向にその係合部がフレームとの間で係止した状態で保持
される。
【0011】また、紙粉取り装置をフレーム内から取り
外す際には、上記回動方向とは反対方向に紙粉取り装置
を回動させてその係合部とフレームとの係合を解除して
容易に取り外すことが可能となる。また、紙粉取り装置
をフレーム内に装着する際には、紙粉取り装置を上記回
動方向に回動させながら係合部をフレームに嵌め込むな
どして、容易に装着することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明が適用され
る画像形成装置の内部構成の一実施形態を示す断面図で
ある。図1において、この画像形成装置の装置本体10
0は、その下部に配設された給紙部10と、この給紙部
10の上方に配設された用紙搬送部20と、この用紙搬
送部20の上方に配設された像形成部30と、この像形
成部30よりも排出側に配設された定着部40と、これ
らの像形成部30および定着部40の上部に配設された
光学部50とを備えるとともに、上面中央部に配設され
たコンタクトガラス60と、コンタクトガラス60上の
原稿を押える原稿押え70とを備えている。
【0013】この給紙部10は、給紙カセット11およ
び給紙ローラ12などから構成されている。この給紙カ
セット11は、ばね13により上方に付勢される用紙載
置板14を備えており、この用紙載置板14上に積層載
置された最上段の転写用紙15が、給紙カセット11の
幅方向両端上部にそれぞれ設けられたさばき爪16によ
って係止されている。
【0014】この給紙ローラ12の外周部は、給紙カセ
ット11内の転写用紙15の給紙方向前方側上方に転写
用紙15の上面と対向するように、図1の点線で示す駆
動モータ120により回転駆動される回転軸と共に回転
自在に軸支されて配設されている。その回転軸の軸芯方
向は給紙方向に直角な方向である。また、この給紙ロー
ラ12の形状は断面がほぼ半月形状の半月形状部12a
を有しており、この半月形状部12aの外周部は用紙表
面との摩擦を大きくするために凹凸状に構成されてい
る。
【0015】また、用紙搬送部20は、給紙部10の給
紙カセット11から給紙ローラ12により給紙された転
写用紙15を反転ガイド21を介して供給して、搬送方
向上流側から、像形成部30に向けて搬送する搬送ロー
ラ対22、光学部50の走査タイミングに同期して駆動
されるレジストローラ対23、および転写用紙15を排
出トレー24上に排出する排出ローラ対25を備えてい
る。
【0016】このレジストローラ対23は、レジスト上
ローラ26とレジスト下ローラ27で構成されており、
転写用紙15がそれらの間を通過するようにその外周部
が互いに対向当接(レジスト上ローラ26の自重で当接
している)して設けられていると共に、それぞれの回転
軸が互いに平行に設けられ、像形成部30の画像転写部
に対する転写用紙15の先端部の搬送タイミングを、光
学部50の走査タイミングと同期させている。この転写
用紙15上に画像が転写される側のレジスト上ローラ2
6の外周面にその幅方向に亘って対向当接することでそ
の外周面から紙粉を取り除くように、メンテナンス用に
取り付けおよび取り外しが自在な嵌め込み式の紙粉取り
装置28がフレーム29内に係合されて納められてい
る。この紙粉取り装置28により、後述する転写部およ
びクリーニング部で紙粉が悪影響を及ぼすのを防止して
いる。
【0017】さらに、像形成部30は、回転可能に軸支
された感光体ドラム31を有するとともに、感光体ドラ
ム31の周囲に回転方向上流側から、主帯電部32、現
像部33、転写分離部34、除電部およびクリーニング
部35を備えている。
【0018】この主帯電部32は感光体ドラム31の表
面を所定電位に均一帯電させるもので、その直ぐ下流に
は光学部50からの原稿の光像を露光する領域が設けら
れ、この光像により感光体ドラム31の表面に静電潜像
が形成されるようになっている。また、現像部33は上
記静電潜像に応じてトナーを付着させて現像を行うもの
である。さらに、転写分離部34は感光体ドラム31の
表面のトナー像を転写用紙15に転写するとともに、転
写後の転写用紙15を感光体ドラム31から分離させる
ものである。さらに、除電部およびクリーニング部35
は、感光体ドラム31の表面の残留電荷を消去し、転写
後の感光体ドラム31の表面に残留しているトナーを清
掃するものである。
【0019】さらに、定着部40は加熱ローラ41およ
び加圧ローラ42などからなっており、感光体ドラム3
1から分離された転写用紙15上の転写トナー像を定着
させるものである。この加熱ローラ41はローラ内部に
配設されたヒータを備えており、加圧ローラ42は、表
面が加熱ローラ41の表面より若干軟らかい材質で形成
され、加熱ローラ41に対して所要の付勢力で押し付け
ている。
【0020】さらに、光学部50は、露光ランプ51、
この露光ランプ51からの光を原稿に向けて反射させる
反射板52、原稿から反射した光を所定位置まで導く反
射鏡53a,53b,53c,53d,53e,53f
およびレンズ部54を備えており、露光ランプ51、反
射板52および反射鏡53aと、反射鏡53b,53c
とは、それぞれ所定の速度で図1中の左右方向に往復駆
動されるようになっており、この往動時に原稿画像の走
査を行って、原稿の光像を生成するものである。また、
これらの反射鏡53d,53eはレンズ部54と共に移
動可能にされて、所望の像倍率を得るようにしている。
【0021】ここで、以下に、上記本実施形態の紙粉取
り装置28の構成およびその取付についてさらに詳しく
説明する。
【0022】図2は図1の紙粉取り装置28とレジスト
ローラ対23の構成を示す側断面図、図3は図1および
図2の紙粉取り装置28の要部構成を示す一部斜視図、
図4は図1および図2のフレーム29の紙粉取り装置取
付部の構成を示す一部斜視図である。
【0023】図2〜図4において、この紙粉取り装置2
8は、弾性部材としてのスポンジ部材81の一方側面上
には、フェルト状のアクリル系繊維よりなる紙粉付着部
材としてのシール82が固着されている。また、このス
ポンジ部材81のシール82側とは反対側の他方側面上
には、両面テープや接着剤などの接着部材83などで、
PETフィルム84を介在させると共に下方に延出した
状態で取付部材としての取付板85が貼付けられて固定
されている。このシール82の先端部はレジスト上ロー
ラ26の外周面上にその幅方向に亘って当接しており、
レジスト上ローラ26の回転によりレジスト上ローラ2
6上の紙粉をこのシール82の先端部で集めてレジスト
上ローラ26の外周面上から紙粉を取り除くように構成
されている。さらに、PETフィルム84は、紙粉取り
装置28がフレーム29内に収納されるときに上記下方
に延出した部分がシール82側に曲げられて、紙粉取り
装置28のスポンジ部材81と取付板85の下端部から
斜め下方に延出されると共に、レジスト上ローラ26の
外周面上にその幅方向に亘って当接するようになってお
り、このPETフィルム84によって、紙粉が下方の転
写用紙15上に落ちないようにスポンジ部材81および
シール82の下方側で受けている構成となっている。
【0024】また、このフレーム29の一方端部には、
レジスト上ローラ26を軸受切欠き部86aによってそ
の幅方向に亘って収納する収納孔86が設けられてお
り、この収納孔86の右側位置にはその幅方向に亘っ
て、上部材87、垂直部材88および下部材89が連な
って設けられていると共に、垂直部材88には幅方向に
所定間隔を置いた位置に係合孔90が設けられている。
この係合孔90では、下部材89が所定長延出した延出
部89aを有している。側方から見て、これらの上部材
87、垂直部材88および延出部89aに囲まれたほぼ
コ字形状をしたコ字状部91が構成されており、このコ
字状部91の開口部がレジスト上ローラ26外周面に対
向するようになっている。
【0025】このコ字状部91内に、その開口部からシ
ール82が突出するように紙粉取り装置28が収納され
ると共に、上部材87の上部端縁87aにその係合突部
85aが係合されている。これらの係合突部85aと上
部端縁87aとの係合は、レジスト上ローラ26の外周
表面とシール82の先端部との当接による摩擦力により
取付板85の下端部を支点として紙粉取り装置28が図
2の矢印Aに示す左回りの方向に生じる作用力を受けて
係止されることによりなされている。
【0026】さらに、上記取付板85のシール82側と
は反対側の面には、図5に示すようにその長手方向に亘
って所定の間隔を置いて4個の係合突部材92が、所定
寸法だけ上方向に突出させた状態で貼付るなどして固定
されている。この係合突部材92の上方向の突出部を上
記係合突部85aとしている。これらの取付板85およ
び係合突部材92の下方辺部には、取付板85の長手方
向に亘って傾斜したテーパ部93が設けられ、このテー
パ部93でいわゆる逃げの部分を作っているので、コ字
状部91内への紙粉取り装置28の着脱動作がより容易
になっている。
【0027】上記構成により、まず、コピー動作開始時
に、給紙ローラ12が1回転することで、給紙ローラ1
2の凹凸の付いた外周部で、カセット板14上に収納さ
れた転写用紙15の上面部を押圧しながら、その給紙方
向の摩擦力で最上段の転写用紙15を送り出すと共に、
転写用紙15はさばき爪16で捌かれて1枚づつ取り出
される。さらに、転写用紙15は、反転ガイド21で反
転されて搬送ローラ対22に供給され、さらにレジスト
ローラ対23に搬送されてくる。
【0028】このとき、レジストローラ対23は、転写
用紙15の先端部の搬送タイミングを、光学部50の走
査タイミングと同期させて転写用紙15を転写部に搬送
する。このレジストローラ対23のレジスト上ローラ2
6の外周面に、紙粉取り装置28のフェルト状繊維のシ
ール82が当接しており、レジスト上ローラ26の回転
(図2で矢印で示す方向)に伴うシール82への摩擦力
により紙粉取り装置28は図2の矢印Aに示す方向に力
が働くが、この方向は、係合突部材85aと上部端縁8
7aとが係合する方向であるために、紙粉取り装置28
はコ字状部91内で保持されている状態となる。つま
り、紙粉取り装置28には、その係合突部材85aが上
部端縁87aから外れる方向とは反対方向に力が働くの
で、紙粉取り装置28はコ字状部91内から外れて出て
来るようなことはない。このようにして、レジスト上ロ
ーラ26の外周面上に転写用紙15から付着した紙粉
は、紙粉取り装置28のフェルト状繊維のシール82に
より集められることになる。
【0029】次の像形成部30の転写分離部34では、
紙粉取り装置28により転写用紙15の画像転写側の面
には紙粉が付着していないため、転写用紙15は感光体
ドラム31の表面の、原稿光像によるトナー像が良好に
転写されるとともに、転写後の転写用紙15が感光体ド
ラム31から分離される。その後、分離された転写用紙
15は定着部40の加熱ローラ41および加圧ローラ4
2で、転写用紙15上の転写トナー像が定着されて、排
出ローラ対25を介して排出トレー24上に排出される
ことになる。
【0030】上記紙粉取り装置28のフェルト状繊維の
シール82に紙粉がたまってオーバーフローするため、
定期的に紙粉取り装置28の清掃や取替えが必要であ
る。このような紙粉取り装置28のメンテナンスについ
て以下に説明する。
【0031】この紙粉取り装置28をフレーム29のコ
字状部91内から取り外す場合には、まず、本装置を例
えばクラムシェルタイプとした場合に、反転ガイド21
付近にある回動軸を回動中心として上部ユニットを下部
ユニットから上方向に回動させて開く。次に、レジスト
上ローラ26を軸受部26aと共に軸受切欠き部86a
から上方向に抜き取って交換作業をする。その後、収納
孔86を空にした状態で図6に示すように、紙粉取り装
置28のテーパ部93を延出部89a上に沿って摺動さ
せるように矢印Bに示す奥から手前側の方向に回動させ
て係合突部材85aと上部端縁87aとの係合を解除す
ると共に、フレーム29のコ字状部91内から矢印Cの
方向に紙粉取り装置28を取り出す。さらに、紙粉取り
装置28のフェルト状繊維のシール82を清掃して紙粉
をシール82およびフィルム84から取り除く。
【0032】その後、清掃した紙粉取り装置28をフレ
ーム29のコ字状部91内に装着する場合には、紙粉取
り装置28の係合突部材85aを係合孔90内にその上
端部から挿入して、紙粉取り装置28の長手方向に亘っ
て矢印Bの方向とは反対方向に回動させて係合突部材8
5aと上部端縁87aとを嵌め込んで係合させると共
に、フレーム29のコ字状部91内に紙粉取り装置28
を収納する。このとき、テーパ部93を設けているため
に延出部89aにひっかかるようなようなことはない。
【0033】このように、レジスト上ローラ26の外周
表面上に当接するフェルト状のアクリル系繊維よりなる
シール82を、スポンジ部材81を介して固着した取付
板85にフレーム29の上部端縁87aとの間で係止可
能な係合突部85aが設けられているので、シール82
がレジスト上ローラ26の外周表面上に当接したときに
発生する摩擦力によって紙粉取り装置28が回動しよう
とするが、この回動方向にその係合突部85aが上部端
縁87aとの間で係止した状態で保持される。また、紙
粉取り装置28をフレーム29内から取り外す際には、
上記回動方向とは反対方向に紙粉取り装置28を回動さ
せてその係合突部85aと上部端縁87aとの係合を解
除して容易に取り外すことができ、また、装着する際に
は、紙粉取り装置28を上記回動方向に回動させながら
係合突部85aを上部端縁87aに嵌め込むなどして、
容易に装着することができる。
【0034】なお、本実施形態では、係合突部85aと
係止可能な上部端縁87aを設けたが、フレーム29の
上部材87から下方に突出した突出部を設け、この突出
部と係合突部85aとを係合させるようにしてもよい。
この場合には、係合孔90を設ける必要がない。
【0035】また、本実施形態では、図5に示すよう
に、取付板85に係合突部材92を所定間隔置いて接着
剤や両面テープなどで固着して係合突部85aとした
が、図7に示すような係合突部85a′を有する取付板
85′としても良く、この場合には、一体物の1部品と
なって部品点数が減ると共に別部品としての係合突部材
92を取り付ける工数もなくなる。
【0036】さらに、本実施形態では、垂直部材88に
係合孔90を設けたが、上部材87に係合突部85aが
挿入され得る係合孔を設けてその係合孔と係合突部85
aを係合させるようにしても良い。これらの場合にも上
記実施形態と同様に容易に装脱できる効果を奏するもの
である。
【0037】さらに、本実施形態では、紙粉取り装置2
8をその長手方向を回動軸として回動させて係合突部8
5aを上部端縁87aに嵌め込んで係合させたが、フレ
ーム29の上部材87を開閉自在に構成して係合突部8
5aと上部端縁87aを係合させるようにしてもよい。
また、レジスト上ローラ26の径が比較的小さい場合に
はレジスト上ローラ26の軸受部26aが邪魔をして図
2の手前側の方向(紙粉取り装置28の長手方向)に紙
粉取り装置28を引き抜くことができないので、上記実
施形態のように嵌め込み係合式などに構成する必要があ
るが、レジスト上ローラ26の径が比較的大きい場合に
は、図2の手前側の方向(紙粉取り装置28の長手方
向)に紙粉取り装置28を引き抜くことが可能なため、
取付板に突部やつば部などを形成して横方向からフレー
ム側に嵌合するようにしてもよい。これらの場合にも、
容易に紙粉取り装置28を装脱することができてメンテ
ナンスを容易に行うことができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ローラ外
周表面上に当接する紙粉付着部材を固着した取付部材
に、紙粉付着部材のローラ外周表面との当接による摩擦
力により回動する方向にフレームとの間で係止可能な係
合部が設けられているため、紙粉取り装置を回動させる
などして係合部をフレームに嵌め込むなど、容易に装着
および取り外しを行うことができてメンテナンスを容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の内部構成の
一実施形態を示す断面図である。
【図2】図1の紙粉取り装置とレジストローラ対の構成
を示す側断面図である。
【図3】図1および図2の紙粉取り装置の要部構成を示
す一部斜視図である。
【図4】図1および図2のフレームの紙粉取り装置取付
部の構成を示す一部斜視図である。
【図5】図2および図3の取付板の背面図である。
【図6】図3の紙粉取り装置をフレームから取り外す場
合の状態を示す図である。
【図7】図2および図3の取付板の別の実施形態を示す
背面図である。
【図8】従来の紙粉取り装置とレジストローラ対の構成
を示す側断面図である。
【符号の説明】
15 転写用紙 23 レジストローラ対 26 レジスト上ローラ 28 紙粉取り装置 81 スポンジ部材 82 シール 84 PETフィルム 85,85′ 取付板 85a,85a′ 係合突部 87 上部材 87a 上部端縁 88 垂直部材 89a 延出部 90 係合孔 91 コ字状部 92 係合突部材 93 テーパ部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/00 B65H 5/06 G03G 15/00 G03G 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローラ外周表面に開口部が対向配設され
    たフレーム内に前記開口部から突出するように収納さ
    れ、前記ローラ外周表面から紙粉を取り除く紙粉取り装
    置において、前記ローラ外周表面上に当接する紙粉付着
    部材を固着した取付部材に、前記紙粉付着部材の前記ロ
    ーラ外周表面との当接による摩擦力により回動する方向
    に前記フレームとの間で係止可能な係合部が設けられて
    いることを特徴とする紙粉取り装置。
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