JP3250256B2 - アルミニウム精製方法及び装置 - Google Patents

アルミニウム精製方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不純物が金属間化合物
として晶出するアルミニウム溶湯を効率よく精製する方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Fe等の不純物と金属間化合物を形成す
る元素をアルミニウム溶湯に添加し、晶出した金属間化
合物を分離することによってアルミニウムの精製を行う
方法が知られている。たとえば、特開昭57−2134
号公報ではAl−Mn系金属間化合物を添加し、特開昭
59−12731号公報ではMn又はAl−Mn及びM
g又はAl−Mgを併用添加している。何れの方法にお
いても、不純物であるFeは、Al−Fe−Mn系金属
間化合物として分離除去される。
【0003】Mnの添加によって不純物を分離除去する
とき、過剰のMnを添加することから、精製後のアルミ
ニウム材料に多量のMnが不純物として含まれる。ま
た、FeのようにMnとの間で金属間化合物を生成しな
い不純物は、アルミニウム材料から分離除去できない。
しかも、晶出した金属間化合物をアルミニウム材料から
分離除去することは非常に困難であり、回収率自体も低
く、実用的な精製法ではない。
【0004】ところで、特開昭57−92148号公報
では、偏析凝固を利用してアルミニウム材料を純化する
方法が紹介されている。この方法においては、ルツボに
収容した溶融アルミニウムを撹拌子で撹拌しながら、溶
融アルミニウムをルツボ底部から順次冷却凝固させる。
凝固界面にある高濃度不純物溶液は、撹拌子で与えられ
た溶融アルミニウムの撹拌流動によって、凝固体に巻き
込まれることなく凝固界面から上部に拡散する。そのた
め、高純度のアルミニウム材料がルツボの底部に凝固体
として生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】凝固体から放出された
高濃度不純物溶液は、溶融アルミニウム全体に拡散す
る。そのため、凝固体が成長するに従って、残りの溶融
アルミニウムに不純物が濃縮される。この不純物濃度が
高くなった状態では、凝固体に不純物が取り込まれるこ
とを防止することができない。
【0006】したがって、特開昭57−92148号公
報記載の方法でアルミニウム材料を精製する場合、ルツ
ボに注入したアルミニウム材料の溶湯量のほぼ半分程度
が凝固したとき、ルツボから残りのアルミニウム溶湯を
排出せざるをえない。すなわち、ルツボに装入されたア
ルミニウム材料の全量が凝固体として精製されるもので
なく、歩留りが悪い精製方法である。また、凝固体とし
て精製されないアルミニウム材料も加熱・溶融するた
め、無駄に消費する熱エネルギーも大きい。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、アルミニウム溶
湯から金属間化合物として晶出する不純物がアルミニウ
ムよりも大きな比重をもつことを利用し、精製容器の上
方で精製アルミニウムを凝固成長させ、晶出した金属間
化合物を精製容器の下部に凝集させることによって、効
率よくアルミニウムの精製を行うことを目的とする。
【0008】本発明のアルミニウム精製方法は、その目
的を達成するため、融液から不純物が金属間化合物とし
て晶出するアルミニウム溶湯を精製容器に収容し、該精
製容器の上部から前記アルミニウム溶湯に冷却体を接触
させてアルミニウム溶湯を冷却し、該アルミニウム溶湯
中に不純物の金属間化合物を晶出させ、晶出した該金属
間化合物を前記精製容器の底部に重力落下させるととも
に、前記冷却体表面に精製アルミニウム固相を固着成長
させ、精製容器の底部に開口した不純物吸引管を介して
前記金属間化合物を不純物濃縮液と共に排出させるとと
もに、前記金属間化合物と不純物濃縮液の排出に見合っ
て、溶湯原料を精製容器に補充することを特徴とする。
【0009】また、アルミニウム精製装置は、アルミニ
ウム溶湯が収容される精製容器と、該精製容器の上部開
口に上下方向移動自在に装着された冷却体と、前記精製
容器の周囲に配置され、加熱制御可能なヒータと、前記
精製容器の底部中心を低くし、周辺に向かって上向きに
傾斜した斜面で形成された不純物濃縮部とを備え、該不
純物濃縮部に外部に連通する不純物吸引管を開口させる
とともに、精製容器の側壁内面に溶湯原料供給管を開口
させ、前記精製容器の底部に形成されている不純物濃縮
部に前記アルミニウム溶湯から晶出した金属間化合物を
凝集させて該金属間化合物を不純物濃縮液とともに排出
することを特徴とする。
【0010】以下、図面を参照しながら、本発明を具体
的に説明する。本発明に使用する精製装置は、図1に示
すように縦長の精製容器10を備えている。精製容器1
0は、断熱レンガ11に黒鉛等の熱伝導性が良好なライ
ニング層12を施し、アルミニウム溶湯20を収容する
空間を形成している。ライニング層12には、収容され
たアルミニウム溶湯20を所定の温度に保持するヒータ
13が埋め込まれている。ヒータ13は、精製容器10
の上下方向に関して複数のブロック131,132・・・
13nに区分され、個々のヒータブロック131,132
・・・13nに供給される加熱電流がブロックごとに制
御される。精製容器10の底部には、中央部が窪んだ不
純物濃縮部14が形成されている。
【0011】精製容器10の上部は開放されており、そ
の上部開口に冷却体30が装着される。冷却体30には
冷媒導管31が組み込まれており、アルミニウム溶湯2
0に対向する下面が冷却開始面32となっている。冷媒
導管31には、冷却水,冷風等の冷媒が供給され、冷却
開始面32を介してアルミニウム溶湯20を抜熱した
後、冷却体30から排出される。
【0012】精製容器10の溶湯収容空間に、溶湯原料
供給管40が開口している。精製反応の進行に伴って、
流量調製弁41で調節された流量で溶湯原料42を必要
に応じて補充する。溶湯原料供給管40の開口端部43
は、精製容器10底部の不純物濃縮部14よりも上方に
設定されている。また、不純物濃縮部14には、不純物
吸引管50が開口している。不純物吸引管50は、適宜
のフィルターを経て吸引ポンプに接続されている。
【0013】精製容器10に収容されたアルミニウム溶
湯20の液面に冷却開始面32が接するように、精製容
器10の上部開口を冷却体30で閉塞する。アルミニウ
ム溶湯20は、冷却体30によって抜熱され降温する。
溶湯温度の低下に伴って、Fe,Mn,Si,Cu等の
不純物元素は、金属間化合物としてアルミニウム溶湯2
0から晶出する。晶出した金属間化合物は、アルミニウ
ム溶湯より大きな比重をもつ不純物濃縮液と共に、アル
ミニウム溶湯20中を沈降する。
【0014】金属間化合物は、精製容器10底部の不純
物濃縮部14に集められ、不純物濃縮液21となる。他
方、不純物の分離によって精製されたアルミニウムは、
冷却開始面32から凝固成長し、精製アルミニウム22
となる。不純物濃縮液21は、不純物吸引管50を介し
て精製容器10から適宜排出される。この不純物濃縮液
21の排出によるアルミニウム溶湯20の減量は、溶湯
減量供給管40から溶湯減量42を補充することによっ
て補償される。これにより、精製容器10の内部に、不
純物濃度の上昇が抑制されたアルミニウム溶湯20を常
に一定した量で保持することができる。
【0015】精製容器10の上部は、冷却体30によっ
てアルミニウムの融点以下の温度に維持される。精製容
器10底部の不純物濃縮部14は、晶出した金属間化合
物の融点以下でアルミニウムの融点以上の温度に維持さ
れる。これにより、冷却体30による冷却で晶出した金
属間化合物及び凝固したアルミニウムのうち、金属間化
合物のみが不純物濃縮部14に集積され、凝固アルミニ
ウムは再溶解されてアルミニウム溶湯20に戻される。
このような温度管理は、個々のヒータブロック131
132・・・・13nに供給する加熱電流を制御すること
によって容易に行われる。
【0016】凝固した精製アルミニウム22を精製容器
10から引き抜く際、ヒータ13で精製アルミニウム2
2の表面層が若干溶融する程度に加熱すると、引抜き作
業が容易に行われる。或いは、ライニング層12の内面
に耐熱性及び潤滑性に優れたMoS2,黒鉛粉末,ガラ
ス粉末等をコーティングすることによっても、精製アル
ミニウム22の引抜きが容易になる。
【0017】また、図2に示すように冷却体30を連続
的に上方に移動させることにより、連続鋳造方式で精製
アルミニウム22を得ることも可能である。この場合、
凝固界面23が一定の高さに維持されるように、精製ア
ルミニウム22の引抜き量及び凝集濃縮液21の吸出し
量に見合った溶湯原料42を補充することが好ましい。
これによって、精製容器10内の凝固反応及び金属間化
合物晶出反応が定常化し、一定した純度をもつ精製アル
ミニウム22が得られる。
【0018】精製アルミニウム22の引抜きは、精製ア
ルミニウム22が大きく成長していない段階で行われる
ため、それほど大きな引抜き力は必要とされず、冷却開
始面32に対する精製アルミニウム22の凝固付着力で
行うことも可能である。しかし、冷却開始面32から下
方に突出するフック33を冷却体30に設けるとき、凝
固した精製アルミニウム22を冷却体30で確実に把持
することができる。なお、精製容器10から引き抜かれ
た精製アルミニウム22は、その重量が精製容器10内
部のアルミニウム溶湯20に悪影響を与えないように、
精製容器10の上方に配置されたピンチロール(図示せ
ず)によって支持される。或いは、精製容器10に連通
している補助容器(図示せず)に収容したアルミニウム
溶湯の静圧を精製容器10内のアルミニウム溶湯20に
加えることによって、精製容器10から精製アルミニウ
ム22を押出すことも可能である。
【0019】精製容器10から引抜かれた精製アルミニ
ウム22の側面に、冷媒噴射ノズル25から冷風等の冷
媒26を噴射させる。冷却された精製アルミニウム22
は、アルミニウム溶湯20に対する抜熱体として働く。
【0020】
【実施例】内径200mm,高さ500mmの内部空間
をもち、底壁が角度15度で中心部に向けて傾斜した精
製容器10を使用した。精製容器10に、Si:2.5
%,Fe:0.4%及びCu:0.5%のアルミニウム
溶湯20を30Kg装入した。そして、アルミニウム溶
湯20の液面に冷却開始面32が接触するように、外径
195mm,厚み30mmの冷却体30を精製容器10
の上部開口に装着した。この状態でヒータ13によりア
ルミニウム溶湯20を均一加熱した。
【0021】次いで、精製容器10の高さ方向に各ヒー
タブロック131,132・・・・13nに供給する加熱
電流を調節し、冷却初期条件を設定した。また、冷却体
30に、冷媒導管31から冷風を流量100リットル/
分で供給した。
【0022】この条件下で冷却を継続するとき、凝固界
面23が0.5mm/分の速度で下方に移動し、精製ア
ルミニウム22が成長することが過去のデータから予め
判明している。そこで、精製アルミニウム22の成長状
態に対応させて各ヒータブロック131,132・・・・
13n-iに供給する加熱電流を順次少なくし、凝固界面
23近傍を常にアルミニウムの融点直下の温度に維持し
た。他方、金属間化合物の融点以下で且つアルミニウム
の融点以上の温度に精製容器10の底部が維持されるよ
うに、精製容器10の底部に対応するヒータブロック1
nには一定電流を供給した。
【0023】冷却体30によるアルミニウム溶湯20の
冷却開始から2時間経過した時点で、精製容器10の底
部に溜った凝集濃縮液21の排出を流量5Kg/分で開
始した。また、凝集濃縮液21の排出によるアルミニウ
ム溶湯20の減量を補償するため、5Kg/時の流量で
溶湯原料42を補充した。
【0024】精製作業を5時間継続した後、長さ150
mmに成長した精製アルミニウム22を精製容器10か
ら引き抜いた。引抜きの際、精製容器10の内壁面に接
する精製アルミニウム22の表面層が溶融するように、
一時的に各ヒータブロック131,132・・・・13
n-iに供給する加熱電流を増加させた。得られた精製ア
ルミニウム22は、不純物濃度がSi:1.9%,F
e:0.35%及びCu:0.3%であった。他方、排
出された凝集濃縮液21には、Si:2.7%,Fe:
0.45%及びCu:0.6%と不純物が濃縮されてい
た。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は、アル
ミニウム溶湯から金属間化合物として晶出する不純物の
比重がアルミニウム溶湯よりも大きいことを利用し、晶
出した金属間化合物が凝集し不純物が濃縮した凝集濃縮
液を精製容器の底部に集め、低部に集めた凝集濃縮液を
排出するとともに溶湯原料を精製容器に補充し、上部か
らの冷却によって精製容器の上部で精製アルミニウムを
得ている。この方法によるとき、不純物の晶出分離が効
率よく行われ、純度の良い精製アルミニウムが高い歩留
りで製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明で使用する精製装置の概略図
【図2】 連続鋳造方式を取り入れた精製装置
【符号の説明】
10:精製容器 13:ヒータ 14:不純物濃縮
部 20:アルミニウム溶湯 21:凝集濃縮液
22:精製アルミニウム 25:冷媒噴出ノズル
26:冷媒 30:冷却体 40:溶湯原料供給
管 50:不純物吸引管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−164047(JP,A) 特開 平3−20422(JP,A) 特開 昭63−101002(JP,A) 特開 昭56−55530(JP,A) 特開 昭63−259030(JP,A) 実開 昭58−148060(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C22B 1/00 - 61/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 融液から不純物が金属間化合物として晶
    出するアルミニウム溶湯を精製容器に収容し、該精製容
    器の上部から前記アルミニウム溶湯に冷却体を接触させ
    てアルミニウム溶湯を冷却し、該アルミニウム溶湯中に
    不純物の金属間化合物を晶出させ、晶出した該金属間化
    合物を前記精製容器の底部に重力落下させるとともに、
    前記冷却体表面に精製アルミニウム固相を固着成長さ
    、かつ精製容器の底部に開口した不純物吸引管を介し
    て前記金属間化合物を不純物濃縮液と共に排出させると
    ともに、前記金属間化合物と不純物濃縮液の排出量に見
    合った量の溶湯原料を精製容器に補充することを特徴と
    するアルミニウム精製方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の精製アルミニウム固相
    は、加熱によって精製容器内壁に接する表面層を溶融さ
    せた後、前記精製容器から引き抜かれることを特徴とす
    るアルミニウム精製方法。
  3. 【請求項3】 融液から不純物が金属間化合物として晶
    出するアルミニウム溶湯を精製容器に収容し、該精製容
    器の上部から前記アルミニウム溶湯に冷却体を接触させ
    てアルミニウム溶湯を冷却し、該アルミニウム溶湯中に
    不純物の金属間化合物を晶出させ、晶出した該金属間化
    合物を前記精製容器の底部に重力落下させるとともに、
    前記冷却体表面に精製アルミニウム固相を固着成長さ
    せ、該精製アルミニウム固相を前記精製容器から連続的
    に上方に引き抜き且つ底部に集められた前記金属間化合
    物と不純物濃縮液を排出すると共に、前記精製アルミニ
    ウム固相の引抜き量及び前記金属間化合物と不純物濃縮
    液の排出量に見合った量の溶湯原料を前記精製容器に補
    充することを特徴とするアルミニウム精製方法。
  4. 【請求項4】 アルミニウム溶湯が収容される精製容器
    と、該精製容器の上部開口に上下方向移動自在に装着さ
    れた冷却体と、前記精製容器の周囲に配置され、加熱制
    御可能なヒータと、前記精製容器の底部中心を低くし、
    周辺に向かって上向きに傾斜した斜面で形成された不純
    物濃縮部とを備え、該不純物濃縮部に 外部に連通する不
    純物吸引管を開口させるとともに、精製容器の側壁内面
    に溶湯原料供給管が開口していることを特徴とするアル
    ミニウム精製装置。
  5. 【請求項5】 ヒータが、独立制御可能な複数のヒータ
    ブロックに精製容器の上下方向に関して区分されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミニウム精製装
    置。
  6. 【請求項6】 アルミニウム溶湯が収容される精製容器
    と、該精製容器の上部開口に装着され、精製アルミニウ
    ム固相の凝固成長に伴って上方に移動する冷却体と、前
    記精製容器の周囲に配置され、加熱制御可能なヒータ
    と、前記精製容器の底部に形成されている不純物濃縮部
    に開口した不純物吸引管と、前記精製容器の側壁内面に
    開口した溶湯原料供給管とを備え、前記冷却体の移動に
    よって前記精製アルミニウム固相を前記精製容器から連
    続的に引き抜き、前記精製アルミニウム固相の引抜き量
    及び前記不純物濃縮液の排出量に見合った量で溶湯原料
    を前記精製容器に補充することを特徴とするアルミニウ
    ム精製装置。
  7. 【請求項7】 精製容器から引き抜かれた精製アルミニ
    ウム固相の側面に対向して冷媒噴出ノズルを配置した請
    求項6に記載のアルミニウム精製装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101730354B1 (ko) 2016-02-25 2017-04-28 최은영 불산 정제 장치

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