JP3249128B2 - 交換可能なインキ含浸パッドを有するインキパッド組立体 - Google Patents

交換可能なインキ含浸パッドを有するインキパッド組立体

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JP3249128B2 JP50231296A JP50231296A JP3249128B2 JP 3249128 B2 JP3249128 B2 JP 3249128B2 JP 50231296 A JP50231296 A JP 50231296A JP 50231296 A JP50231296 A JP 50231296A JP 3249128 B2 JP3249128 B2 JP 3249128B2
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    • B41K1/00Portable hand-operated devices without means for supporting or locating the articles to be stamped, i.e. hand stamps; Inking devices or other accessories therefor
    • B41K1/36Details
    • B41K1/38Inking devices; Stamping surfaces
    • B41K1/54Inking pads

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、ゴムスタンプと共に使用されるインキパッ
ドに関し、より具体的には、スタンプ分野の技術におい
て使用される、インキを含浸した吸収パッドに関する。
〔発明の背景〕
スタンプ工業は二つの異なった分野、即ち、芸術的ス
タンプ分野と工業的スタンプ分野とに分かれる。工業的
分野において、形成すべき刷り(impression)は、通常
は単一の色で形成された単一の語または句から成ってい
る。工業的インキスタンプの設計および製造において考
慮すべき最も重要な要件および関連項目は、耐久性、コ
ンシステンシーおよび使用の容易さである。インキ刷り
の品質、インキスタンプの融通性、および多色インキ刷
りを形成する能力の重要性は低い。
他方、芸術的スタンプの分野においては、芸術的画像
を形成することが目的である。従って、インキ刷りの品
質、インキスタンプの融通性、および多色インキ刷りを
形成する能力は高く評価される。耐久性および使用の容
易さは、審美性の要件の次に重要である。
芸術的スタンプの分野と工業的スタンプの分野とで
は、インキスタンプを使用することの目的が異なるか
ら、一方の分野での使用にために設計された殆どの製品
は、他方の分野での使用には適さない。二つのスタンプ
分野の間のこの区別は、この二種類の製品セットの販売
および流通のチャンネルが相違することによって強調さ
れる。即ち、芸術的スタンプの供給品は、通常は芸術
品、趣味用品または贈答品を扱う店を通して販売される
のに対し、工業的スタンプの供給品は、通常は事務用品
の販売店(office supply outlet)から入手できる。
本発明は、特に芸術的スタンプの分野で用いるときに
効果的である。上記で手短に述べたように、芸術スタン
プの分野においては、二以上の色彩を含む単一画像のイ
ンキ刷りを形成することが非常に望ましい。
ゴムスタンプにインキを移して斯かる多色インキ刷り
を得ることは、二つの基本的な方法によって行うことが
できる。第一の方法としては、単一色の複数のインキパ
ッドをゴムスタンプの特定の部分に連続的に接触させ
て、該ゴムスタンプ上に所望の色彩配置を得るようにす
ればよい。この方法は、例えば本件出願人による同時係
属の米国特許出願第08/224,071号に記載されている。第
二の方法としては、インキパッド自体を幾つかの色のイ
ンキで作り、ゴムスタンプを該パッドに接触させて、幾
つかの色のインキを一度に移すようにしてもよい。この
ような多色インキパッドの例は、本件出願人に賦与され
た米国特許第331,418号および第4,817,526号に記載され
ており、「ラバースタンプペイントボックス(RUBBER S
TAMP PAITBOX)」の商標で本件出願人から入手すること
ができる。
インキパッドは従来、ベースに永続的に接着されて蓋
で覆われたインキ含浸吸収パッドを有する、単一色の形
態で供給されている。これらの単一色インキパッドは、
伝統的には長方形であるが、末端使用者がインキをゴム
スタンプに塗布する便宜を高めるような他の形態でも供
給されてきた。
多色インキパッドは最近開発されたものであり、ベー
スと、工場で該ベースに永続的に接着された多くの個別
のインキ含浸吸収パッドと、ベースを覆う蓋とを備えて
いる。最もポピュラーなインキパッドの個々の吸収パッ
ドは、標準的には長方形であり、長方形のインキ塗布面
を形成するように、縁部と縁部とを合わせて配置されて
いる。幾つかのインキパッドは、長方形以外の形状を有
する別個の吸収パッドからなっている。とは言っても、
これらの不規則な形状を有する吸収パッドは限定的なも
のであり、長方形のインキパッドのようにポピュラーで
はない。
略1990年以来、本発明の出願人は多色インキパッドを
製造および販売してきたが、ここでは夫々のインキパッ
ド配置の色がコーディネートされ、またしばしば「春
(SPRING)」または「クリスマス(CRISTMAS)」のよう
にアレンジされた。多くの末端使用者は、幾つかのイン
キパッド配置を収拾し、所定のインキ画像に適した色配
置を使用するであろう。それらが導入されて以集、斯か
るインキパッドは市場で成功し、また1ダースもの色配
置が容易に入手可能であることが証明された。これらの
インキパッドは、例えば米国特許第331,418号に示され
ている。
個々の吸収パッドから隣接する吸収パッドへと色が滲
んで汚れるので、このような多色インキパッドの洗浄お
よびインキの再塗布は容易ではない。しかしながら、芸
術的スタンプ装置の末端使用者および製造業者は両者
共、一般的にはインキパッド設計の技術の状態に満足し
ている。
〔発明の目的〕
本発明の重要な目的は、改善された多色インキパッ
ド、多色インキ画像を形成する方法、並びに多色インキ
パッドを製造および配布する方法を提供することであ
る。
重要で且つより具体的な本発明の他の目的は、以下の
要素が好都合に案配されてたインキパッド、インキ画像
の形成方法、およびインキパッドの製造方法を提供する
ことである。
a.インキ含浸吸収パッドをベースから取り外して個別的
に使用し、スタンプにインキを載せ、または洗浄もしく
はインキを再塗布すること。
b.インキ含浸吸収パッドを種々の配列でベースに取付
け、ベースに取付けた吸収パッドにゴムスタンプを接触
させることによって使用すること。
c.スタンプに2以上の色を容易に付与すること。
d.単純かつ安価であり、またオートメーションで製造さ
れ得ること。
e.審美的に心地よい形状を有すること。
f.製造業者が、予め配置された色構成の多くの特殊な多
色インキパッドを製造し、在庫として保持しておく必要
をなくすること。
g.製造業者が、実際的かつ費用効率の良い方法で、イン
キパッド配置を注文に合わせて組み立てることを可能に
すること。
〔発明の概要〕
これらの目的および他の目的は本発明、即ち、ベース
と;取付け部材およびインキ含浸吸収パッドから成る複
数のパッド/プレート組立体と;該パッド/プレート組
立体のベースへの手動による取付け、取り外しおよび再
取付けを可能にする取付け手段とを具備した、多色イン
キパッドによって達成される。
手動でベースに取付け可能な、個別のパッド/プレー
ト組立体のこの新規な構成は、製造業者に対して製造効
率および流通行為率の実質的な向上を与えると共に、末
端使用者には改善された機能を与える。
末端使用者は、幾つかの理由により本発明による利益
を享受する。第一に、末端使用者は、単一色のインキパ
ッドおよび多色インキパッドの両方の機能を含む一つの
商品を購入することができる。即ち、パッド/プレート
組立体を従来技術の単一色インキパッドのように使用す
ることができ、またパッド/プレート組立体をベースに
取付けて、従来の多色インキパッドにより与えられるよ
うな多色インキ面を得ることができる。本発明は、従来
技術による単一用途の装置よりも大きな使用の困難性を
低減しながら、このような二重機能性を得ることができ
る。
第二に、末端使用者は色を混合し、該使用者が望むよ
うに適合させることができ、製造業者によって与えられ
る色配置に制限されない。こうして、多色インキパッド
として用いられるとき、本発明の交換可能なパッド/プ
レート組立体は、末端使用者に対して更なる融通性を与
える。
第三に、末端使用者がインキパッドを洗浄し又はイン
キを再度付与したいと思うときには、当該使用者は個々
のパッド/プレート組立体を取り外し、これらの組立体
を洗浄し若しくはインキを再塗布して、これらをベース
へ戻せばよい。これによって、一つの吸収パッドから隣
接の吸収パッドへと汚染される可能性は減少する。
第四に、二つまたは三つの同一色のパッド/プレート
組立体をひとまとめにすることができ、或いは多色イン
キパッドの個々の色の寸法を大きくすることができる。
先の三つの段落で述べたこれらの能力は、従来の多色
インキパッドについては知られておらず、末端使用者に
対して大きな融通性を与える。
インキパッドの製造業者は、何ダースもの異なった色
配置の多色インキパッドの在庫を維持する必要がないの
で、本発明によって利益を受ける。製造業者に必要とさ
れることは、個々のパッド/プレート組立体を備蓄し、
これらのパッド/プレート組立体を、消費者または流通
業者に注文された色配置を有するインキパッドに組み立
てることだけである。これによって、製造業者が人気の
ない色配置の過剰な在庫をかかえたり、また人気のある
色配置の在庫が不十分になるといた可能性は低減され
る。
個々のパッド/プレート組立体をベースに取り付ける
ことを可能にする、多くの異なった取付け手段が提供さ
れる。一般に、パッド/プレート組立体は、吸収パッド
が永続的に固定される取付け用プレートを具備してい
る。パッド/プレート組立体の正確で反復可能な配列が
必要とされるときには、取付け手段は、相互作用するタ
ブと突起物、レールとスロット、および/またはペグと
穴からなるのが好ましい。パッド/プレート組立体のよ
り自由な形の構成が望ましいときには、一時的接着剤ま
たは磁気取付けによる組立体を用いてもよい。
スロット装置、キー装置またはペグ装置が用いられる
とき、取付け手段はユニバーサル取付け装置を使用する
ことができ、同じユニバーサル取付け装置を用いて組立
体を基本のスタイルから他の異なった基本スタイルに交
換することが可能になる。
組立体の形状は、末端使用者が所望する色配置に応じ
て著しく変化させることができる。おそらく、最も単純
かつ最も一般的に有効な形状は長方形である。構築用ブ
ロックとして長方形のものを用いれば、パッド/プレー
ト組立体は、ゴムスタンプへのインキ塗りを著しく容易
にする縞状に配置された吸収パッドを有する正方形また
は長方形のインキ面を形成するであろう。三角形または
管状の断片を、興味深い効果を有する長方形または円形
のインキ面に組み立てることができる。更に、ペグとス
ロット、接着剤、または磁気取付け装置を用いるとき
は、三角形および正方形のような多くの単純な形状を、
より複雑な色配置を得るための構築用ブロックとして用
いることができる。
かくして、本発明はインキパッドを販売し使用する全
く新しい方法を可能にする。個々のパッド/プレート組
立体は、完成された多色インキパッドとは別に販売し収
集すればよいが、極めて多くのオプションが含まれてい
るため、何れかの時点において、従来技術では製造およ
び流通方法の制限に起因して得ることが不可能であった
ような色の組み合わせに再組立てすることができる。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、本発明の第1の実施例の原理に従い、これを
具体化して構成されたインキパッドの実寸大の図面であ
る。
図2は、図1に示したインキパッドの蓋を取り外して
示すの実寸大の図面であり、その一部を形成するパッド
/プレート組立体の取り外しの可能性を示している。
図3〜図6は、図1に示したインキパッド組立体のベ
ース部分、並びにその上に取付けられたパッド/プレー
ト組立体の種々の構成を示す平面図である。
図7および図7Aは、夫々、図1に示したインキパッド
の構造および操作の詳細を示す横断面図および縦面図で
ある。
図8は、本発明の第二の実施例に従い、これを具体化
して構成されたインキパッド組立体の実寸大の図面であ
る。
図9は、図8に示したインキパッド組立体の蓋を取り
外して示すの実寸大の図面であり、その中に用いられて
いるパッド/プレート組立体の取り外し可能性を示して
いる。
図10は、その上に取付けられた四つのパッド/プレー
ト組立体を有する、図8に示したインキパッド組立体の
ベース部分の平面図である。
図11は、図10に示したベース部分の側面図である。
図12は、取付けられた少なくとも一つのパッド/プレ
ート組立体を有する、図8に示したパッド/プレート組
立体の横断面図である。
図13は、本発明の第三の実施例の原理に従い、これを
具体化して構成されたパッド/プレート組立体を描写し
ている。
図14は、パッド/プレート組立体を、図13に示したイ
ンキパッド組立体のベース部分に取付けるための機構を
示す部分横断面図である。
図15は、本発明の第四の実施例の原理に従い、これを
具体化して構成されたパッド/プレート組立体を描写し
ている。
図16は、パッド/プレート組立体を、図15に示したイ
ンキパッド組立体のベース部分に取付けるための機構を
示す部分横断面図である。
図17は、本発明の第五の実施例の原理に従い、これを
具体化して構成されたパッド/プレート組立体を描写し
ている。
図18は、パッド/プレート組立体を、図17に示したイ
ンキパッド組立体のベース部分に取付けるための機構を
示す部分横断面図である。
図19および図20は、一般に三角形のパッド/プレート
組立体を用いて形成された、二つの異なった構成のパッ
ド/プレート組立体を示している。
図21は、図19に示したパッド/プレート組立体の構成
を得るために使用できるベース部分を示している。
図22は、図20に示したパッド/プレート組立体の構成
を得るために使用できるベース部分を示している。
図23〜図27は、図1に描写したインキパッド組立体を
使用する方法を示している。
図28は、図8に示したインキパッド組立体のパッド/
プレート組立体を使用する方法を描写している。
図29は、図1に示したインキパッド組立体の一部を形
成するパッド/プレート組立体の製造および販売を可能
にするための組立体を描写している。
図30は、図1に示したインキパッド組立体のような、
インキパッド組立体を組み立てる方法を描写している。
図31は、本発明の更に別の実施例に従い、これを具体
化して構成されたインキパッド組立体を描写している。
図32は、図1に示したインキパッド組立体のパッド/
プレート組立体を、そのインキパッド組立体のベース部
分に取付けるために用いられる、取付け用の組立部品の
詳細を描写している。
〔発明の詳細な説明〕
上記で簡単に述べたように、多くの機械的な取付け装
置を使用して、本発明の利益を実現することができる。
以下、これらの機械的装置の幾つかについて、個別的に
更に詳細に説明する。
I. 圧嵌め取付け装置 図面を参照すると、本発明の原理に従って構成された
インキパッド組立体の第一の例が、図1の20に示されて
いる。このインキパッド組立体20は、基本的には、
(a)ベース22と、(b)蓋24と、(c)第一、第二お
よび第三のパッド/プレート組立体26a〜cからなって
いる。更に、図2に示すように、夫々のパッド/プレー
ト組立体26は、インキ含浸吸収パッド28および取付け用
プレート30を具備している。標準的には、吸収パッド28
a〜cは異なった色またはインキを含浸されるが、そう
である必要はない。
インキパッド組立体20は更に取付け装置32を具備して
おり、該装置は、(a)ベース22の一部として形成され
た12個9の取付け用突出部34〜56(図2)と、(b)夫
々の取付け用プレート30の一部として形成された一対の
係止タブ(locking tab)58および60(図4)とを有し
ている。この取付け装置32は、パッド/プレート組立体
26を手作業でベース22に取付け、手作業で取り外し、ま
たランダムに再取付けすることを可能にする。
パッド/プレート組立体26a〜cがベース22に取付けら
れると、吸収パッド28a〜cは相互に隣接して、図4お
よび図7に示すように、吸収パッド28a〜cの上面62a〜
cは実質的に連続した平らなインキ面64を形成する。
特に、図4に示すように、取付け用突出部34,36,38お
よび40は、係止タブ58bおよび60bと係合して、パッド/
プレート組立体26bをベース22に結合する圧嵌めを形成
する。パッド/プレート組立体26aをベース22に結合す
るために、係止タブ58aおよび60aへの取付け用突出部42
および44の係合、並びにベース22への取付け部材30Aの
係合によっても圧嵌めが形成される。係止タブ58cおよ
び60cへの取付け用突出部50および52の係合、並びにベ
ース22への取付け部材30cの係合によって形成される同
様の圧嵌めにより、パッド/プレート組立体26cはベー
ス22に取付けられる。
上記の圧嵌めにより、取付け部材29とベース22(また
はこのベース22から剛性をもって延出する突出部)との
間の三つまたは四つの対向する接触点において摩擦が形
成される。これら三つの対向する接触点での摩擦力は、
正常な使用条件下ではパッド/プレート組立体26をベー
ス22に保持するが、末端使用者は、係止タブ58および60
の一方または両方を把持し、該パッド/プレート組立体
26をベース22から遠ざけることことにより、この摩擦力
に抗してこれら組立体26の何れかをベース22から容易に
取り外すことができる。
ここで少し図32を参照すると、パッド/プレート組立
体26をベース22に取付けるための圧嵌めが如何にして樹
立されるかを図示するために、タブ58bおよび取付け用
プレート30bと、取付け用突出部34および36との間の相
互作用が更に詳細に示されている。特に、この圧嵌め
は、図32で34a,b,cおよび36a,b,cとして特定した接合点
での、タブ58bの表面と取付け用突出部34および36との
間の摩擦、並びに取付け用プレート30bと取付け用突出
部34および36との間の摩擦によって生じる。
ベース22および取付け用プレート30は、好ましくは射
出成形される。モデルの欠陥、モールド成形の際に生じ
る部品の欠陥、および温度変化は全て、完全でない嵌合
をもたらし、これは接合点34a〜cおよび36a〜cで係合
する表面の間に摩擦を発生させる。この摩擦は、図1に
示すように組立体26をベース22に取付けるときに、ベー
ス22に対するパッド/プレート組立体26の移動を阻止す
るが、所望のときは該移動を妨げない。
図7および図7Aを参照して、インキパッド組立体20の
二つの更なる特徴を説明する。ベース22の周縁回りに
は、周縁隆起線66が延設されている。この隆起線66は、
パッド/プレート組立体26を取付けまた取り外すとき
に、ベース22を確実に把持する手段を使用者に与え、カ
バーの取り外しおよびベース22の操作を容易にする。更
に、多分図7Aに最も良く示されているように、カバー24
の内側に一対の停止リブ68bが形成されている。カバー2
4がベース22に取付けられると、これらリブ68はパッド
/プレート組立体26のタブ58および60に係合して、ベー
ス22が落下し若しくは揺すられたときにも、これら組立
体26をベース22の上に保持する。
説明したように、ベース22、パッド/プレート組立体
26および取付け装置32は共働して、パッド/プレート組
立体26を異なった形状でベース22の上に配置することを
可能にする。従って、パッド/プレート組立体26a〜c
を再配置することによって、インキ面64は、末端使用者
が種々の所望の配置で構成できる三つの色バンドを具備
することができる。
重要なことは、以下で更に詳細に述べるように、これ
らパッド/プレート組立体26の夫々が、個別的に、イン
キをゴムスタンプに付与するために用い得ることであ
る。パッド/プレート組立体26は小さく、ゴムスタンプ
への正確なインキを付与を可能とするように容易に操作
される。この場合、ベース22はパレットと比較すること
ができ、またゴムスタンプへのインキ付与プロセスには
直接は関与しない。パッド/プレート組立体26を個別に
使用するとき、そのタブ58および60を把持することによ
って、その扱いを容易にすることができる。
更に、取付け用突出物34〜56は、幅の異なるパッド/
プレート組立体26をベース22に取付けることができるよ
うに離間されている。図5は、ベース22の上に、上記の
ような5個のパッド/プレート組立体26d,26e,26fおよ
び26hが取付けられる状況を描写している。これらのパ
ッド/プレート組立体26d〜hは、上記のパッド/プレ
ート組立体26a〜cよりも幅が狭いが、同様の係止タブ5
8d〜hおよび60d〜hを有している。図5に示したベー
ス22は、図3および図4に示したベース22と全く同じで
あるが、明瞭化する目的で、図5においては取付け用突
起物46,48,54および56のみが明示されている。
パッド/プレート組立体26e〜gは、上記のパッド/
プレート組立体26bで用いたのと同様の4接触点圧嵌め
を用いて、ベース22に取付けられる。パッド/プレート
組立体26dをベース22に取付けるために、係止タブ58dお
よび60dと取付け用突出物46および48との係合、並びに
取付け部材30dと隣接する取付け部材30eとの係合による
3点接触の圧嵌めが形成される。同様にして、パッド/
プレート組立体26hは、係止タブ58hおよび60hと取付け
用突出物54および56との係合、並びに取付け部材30hと
隣接する取付け部材30gとの係合から得られる圧嵌めに
よって、ベース22に取り付けられる。
これらの狭いパッド/プレート組立体26d〜hを用い
ることにより、インキ面44は5個までの色バンドを有し
ているが、この場合も、パッド/プレート組立体26d〜
hは何れの色であってもよく、また末端使用者が如何な
る配列で構成することもできる。
他のパッド/プレート組立体26iが、図6に示されて
いる。このパッド/プレート組立体26iは、パッド/プ
レート組立体26a〜hの何れよりも極めて広く、一つの
パッド/プレート組立体26iだけしかベース22に取付け
られない。このパッド/プレート組立体26iは、上記の
パッド/プレート組立体26bと同様の方法で、取付け用
突出物34,36,38および40と係合する係止タブ58iおよび6
0iによって、ベース22に取付けられる。パッド/プレー
ト組立体26iによって形成されるインキ面64は、通常は
単一色である。
単一のパッド/プレート組立体26iを使用すること
は、明らかに、末端使用者が幾つかの色バンドを有する
インキ面64を構成することを妨げるが、多くの状況では
単一色のインキ面が望ましいことがある。
更に、製造業者はそれでも、単一の取付け部材に永続
的に取り付けられた複数の吸収パッドの形で、多色イン
キ面を製造することができる。従って、インキパッドパ
ッド/プレート組立体20は、交換可能性という上記のパ
ッド/プレート組立体の全ての利点を与えるけれども、
所望とあれば、従来技術の多色インキパッドと全く同じ
方法で製造、販売および使用することができる。
II. ロール/摩擦嵌合による取付け装置 図8を参照すると、その中に描かれている120は、本
発明の原理に従い、これを具体化して構成されたインキ
パッド/プレート組立体の第二の実施例である。上記の
実施例のインキパッド組立体20の場合と同様に、組立体
120は、(a)ベース122と、(b)蓋124と、(c)複
数のパッド/プレート組立体26a〜hからなっている。
夫々の組立体126は、インキ含浸吸収パッド128および取
付け用プレート130を備えている。既述した吸収パッド2
8の場合と同様に、吸収パッド128は、標準的には異なっ
た色のインキを含浸されるが、これは必ずしも必要では
ない。
インキパッド組立体120は更に、(a)ベース122に形
成された複数の開口部134と、(b)組立体26a〜hの夫
々の取付け用プレート130に形成されたレール部材136と
を備えた取付け装置132を具備している。レール部材136
は開口部134の中に導入されてこれと係合し、組立体126
a〜hをベース122に取り付ける。
図中には特に、レール部材136の上面138(図9)、開
口部134を定義するベース12上の内面140(図9)、取付
け部材130の下面142(図11)、およびベース122の上面
(図9および図11)が示されている。スロット146はベ
ースの上面144に形成され、図9において142で示す開口
部軸線は、開口部134を通ってベース上面144に平行に延
出している。
パッド/プレート組立体126がベース122の方に移動さ
れて、レール部材136が開口部軸線148に沿ってスロット
134に導入されるとき、レール部材の上面138はベースの
内面140と係合して、ベース122に対するパッド/プレー
ト組立体126の上方への移動を防止する。同時に、取付
け部材の下面142はベースの上面144と係合して、ベース
122に対するパッド/プレート組立体126の下方への移動
を防止する。横移動は、レール部材136のベース122との
係合によって防止される。パッド/プレート組立体126
は、こうして開口部軸線148以外の方向での移動を阻止
される。
加えて、図12は、所定の点において、レール部材136
の端部150がスロット146の端部でベース122上の停止壁1
52と係合し、パッド/プレート組立体126のベース122の
方への更なる移動を阻止することを示している。
ハンドル154はレール部材136の外側端部に取り付けら
れ、使用者に対して、パッド/プレート組立体126の取
り外しおよび再取り付けのときに把持するための追加の
表面領域を与えている。
レール部材の上面138とベースの内面140との間、およ
び取付け部材の下面138とベースの上面144との間に摩擦
力が発生するように、取付け部材の下面138はレール部
材の上面142から離間されている。これらの摩擦力は、
パッド/プレート組立体126がベース22から偶然に引き
抜かれるのを防止するけれども、末端使用者がパッド/
プレート組立体126を手でベース122から取り外し、また
これをベース122に再度取り付けることもまた可能にす
る。
ベースの上面144および/または取付け用プレートの
下面142に一以上の隆起部144aを単に形成するだけで、
上記の摩擦力を増大させることができる。更に、パッド
/プレート組立体126が完全にベース122に取り付けられ
る直前に摩擦が増大するように、これらの隆起部を配置
することができる。隆起部144aのような摩擦増大手段を
有する場合、パッド/プレート組立体126は、これら隆
起部に遭遇する(この点で摩擦が増大する)まで容易に
摺動するであろう。
ここで少し図10を参照すると、実施例のインキパッド
パッド/プレート組立体22において、スロット146は、
垂直中心軸156から放射状に外側へ延出するように配置
されていることに留意すべきである。更に、パッド/プ
レート組立体は一般に三角形または管形状の上面を提示
し、これは放射状に延出するスロット146と結合したと
きに、インキパッド120のインキ面169(図8)の全体の
形状を一般には円形にする。
既述したパッド/プレート組立体26の場合と同様に、
パッド/プレート組立体126はインキパッド/プレート
組立体120から除去することができ、またゴムスタンプ
に直接インキを付与するように使用することができる。
以下で詳細に述べるように、一般には三角形のパッド/
プレート組立体26の尖端(pointed end)162は、ゴムス
タンプ上に極めて正確にインキを付与するためのマーカ
ーのようにして用いることができる。ハンドル154は、
これをゴムスタンプにインキを付与するために用いるよ
うにすれば、パッド/プレート組立体126の操作が容易
になる。
III. 穴/ペグ取付け装置 図13および図14を参照すると、ここに描かれている22
0は、本発明の原理に従い、これを具体化して構成され
た更に別の実施例になるインキパッドパッド/プレート
組立体である。
第三の実施例になるインキパッドパッド組立体220
は、(a)ベース222と、(b)蓋224と、(c)複数の
パッド/プレート組立体226a〜pとを具備している。図
14に示すように、各パッド/プレート組立体226は、イ
ンキ含浸吸収パッド228および取付け用プレート230を備
えている。既述した吸収パッド28の場合と同様に、吸収
パッド228は、標準的には異なった色のインキを含浸さ
れるが、これは必ずしも必要ではない。
インキパッド組立体220は更に、(a)ベース122に形
成された複数の開口部234と、(b)組立体226a〜pの
夫々の取付け用プレート230に形成された二つのペグ236
を備えた取付け装置232を具備している。
パッド/プレート組立体226をベース222に取り付ける
ために、パッド/プレート組立体226は、ペグ236が開口
部234の中に導入されてこれと係合するまで、穴軸線238
に沿ってベース222の方へと移動される。特に、ペグ236
が穴234に入ると、開口部234の内面240がペグ236の外面
と係合して、穴軸線238に沿った方向を除く何れかの方
向に、パッド/プレート組立体222がベース222に対して
相対的に移動するのを防止する。
パッド/プレート組立体226は、更にベース222の方へ
と動かされて、図14に示した取付け位置へと移動され、
ここでは取付け部材224の底面がベース222の上面に接触
する。
ペグ236は穴234に比較して寸法が大きく、穴234から
のペグ236の引き抜きを妨げる摩擦力をもたらす。これ
らの摩擦力は、パッド/プレート組立体226をベース222
上に固定して、パッド/プレート組立体126の偶然の引
き抜きを防止するが、末端使用者がパッド/プレート組
立体126を手でベース122から取り外し、またパッド/プ
レート組立体226をベース122に再度取り付けることを可
能にするには十分に小さい。
正三角形のパッド/プレート組立体226を用いるこの
実施例のインキパッド組立体220によって得られたイン
キ面244は正方形であるが、インキ面244の全体の形状
は、末端使用者の選択に応じて著しく変化させることが
できる。
更に、ペグ/穴−取付け装置232は、与えられた特定
の形状のパッド/プレート組立体を構築ブロックとして
使用して、最終的にインキ面244を形成する形状および
色構成を構築することを可能にする。この実施例のパッ
ド/プレート組立体226は正三角形であるが、正方形、
長方形、二等辺三角形または他の形状を用いてもよい。
穴234の配置は、使用するパッド/プレート組立体の寸
法および形状、並びにその上のペグの配置によって指定
される。
基本的なアイディアは、インキパッド組立体20および
120を参照して先に説明した長方形バンドおよびパイ形
状の配列以外の、末端使用者が広範な色構成を作り出す
ことを可能にする基本的構築ブロックを与えることであ
る。例えば、4分の1パッド/プレート組立体226a,b,
c,pおよび逆向き4分の1の組立体226h,i,j,iを第一の
色にする一方、残りの4分の2のうちの一つである組立
体226d,e,f,gおよび最後の4分の1の組立体226l,m,n,o
を第二の色とすることにより、チェッカーボードパター
ンを形成してもよい。異なった形状のパッド/プレート
組立体が与えられれば、他の多くのインキ面形状が可能
である。こうして、取付け装置232は、末端使用者に対
して、使用するために利用可能な色選択および配置にお
ける極めて大きな融通性を提供する。
IV. 一時的接着剤による取付け装置 次に、図15および図16を参照すると、その中の320は
本発明の原理に従って、これを具体化した第四の実施例
になるインキパッド組立体を描写している。
この第四の実施例になるインキパッド組立体320は、
(a)ベース322と、(b)蓋324と、(c)複数のパッ
ド/プレート組立体326a〜pとを具備している。図16に
示すように、夫々のパッド/プレート組立体326は、イ
ンキ含浸吸収パッド328および取付け用プレート330を備
えている。既述した吸収パッド28の場合と同様に、吸収
パッド328は、標準的には異なった色のインキを含浸さ
れるが、これは必ずしも必要ではない。
インキパッド組立体320は更に、パッド/プレート組
立体326a〜pの取付け用プレート330の夫々に付着され
た接着剤層334を備えた、取付け装置332を具備してい
る。特に、接着剤層334の上面336は、取り付け用プレー
ト330の下面に永続的に取り付けられる。接着剤層334の
下面340は粘着性である。従って、接着剤層334は、取付
け用プレート330を、これが接触するその下面の何れか
の部分に一時的に付着させる。
従って、パッド/プレート組立体326をベース322に取
り付けるために、パッド/プレート組立体326は、接着
剤層の下面340がベース322の下面に接触するに至るま
で、ベース322の方に移動される。接着剤層334の粘着性
の下面340によって形成された結合は、パッド/プレー
ト組立体326がベース322から偶然に取り外されるのを防
止するには十分であるが、末端使用者がパッド/プレー
ト組立体326をベース322から手で取り外し、またパッド
/プレート組立体をベース322に取り付けるためには十
分に弱い。
上記で述べたインキパッド組立体220の場合と同様
に、パッド/プレート組立体326は剛性の三角形で形成
されており、また正方形のインキ面344を形成するよう
に組み立てられる。しかしながら、これらパッド/プレ
ート組立体326は他の形状で与えられてもよく、多くの
全体形状を有するインキ面に組み立てられてもよい。
V. 磁気取付け装置 次に、図17および図18を参照すると、その中の420は
本発明の原理に従って、これを具体化した他の実施例に
なるインキパッド組立体を描写している。
この追加の実施例になるインキパッド組立体420は、
(a)ベース422と、(b)蓋424と、(c)複数のパッ
ド/プレート組立体426a〜pを具備している。図16に示
すように、夫々のパッド/プレート組立体426は、イン
キ含浸吸収パッド428および取付け用プレート430を備え
ている。既述した吸収パッド28の場合と同様に、吸収パ
ッド428は、標準的には異なった色のインキを含浸され
るが、これは必ずしも必要ではない。
インキパッド組立体420は更に、(a)パッド/プレ
ート組立体426a〜pの夫々の取付け用プレート430の下
面に永続的に取り付けられた第一の層434と、(b)ベ
ース422の上面に永続的に取り付けられた第二の層437と
を備えた、取付け装置432を具備している。第一および
第二の層434および436の一方は磁気材料でできているの
に対して、第一および第二の層434および436の他方は磁
気により取付け可能な材料でできている。
パッド/プレート組立体426をベース422に取り付ける
ために、パッド/プレート組立体426は、第一の層434が
第二の層438に磁気で取り付けられるまで、ベース422の
方に移動される。磁気による引力は、パッド/プレート
組立体426をベース422に対して固定するが、容易に引き
離すことができるので、末端使用者がパッド/プレート
組立体426をベース422から手で取り外し、またパッド/
プレート組立体426をベース422に取り付け直すことが可
能である。
上記で述べたインキパッド組立体220および320の場合
と同様に、パッド/プレート組立体426は正三角形で形
成されており、また正方形のインキ面344を形成するよ
うに組み立てられる。しかしながら、上記で述べたパッ
ド/プレート組立体226および326の場合と同様に、これ
らパッド/プレート組立体426は他の形状で与えられて
もよく、多くの全体形状を有するインキ面に組み立てる
ことができる。
V.モジュラー装置 以上で簡単に説明したように、パッド/プレート組立
体26、126、226、326、426は様々な異なるインキ付け面
の構成を行うモジュラー装置に基本構築構築ブロックと
して使用される多くの異なる形状で製造される。更に、
このモジュジュール性は、同じ基本パッド/プレート組
立体構築ブロックを上記ベース22および上記の概ね円形
のベース122のような矩形ベースに使用し得るように異
なるベース形状にわたって支持することができる。
第19図および第20図を参照すると、本発明の原理によ
り構成され、本発明の原理を具体化する6個および7個
の好例のインキパッド組立体が520a、520bで示されてい
る。これらのインキパッド組立体520a、520bは、2つの
異なるベース形状について単一のパッド/プレート組立
体の形状が使用されるモジュラー装置を示している。
図面に示すように、同じグループの三角形のパッド/
プレート組立体526a〜fがインキパッド組立体520a、52
0bの各々に使用される。インキパッド組立体520a、520b
は上記取付け装置132と同じであるレール/摩擦取付け
装置532を用いている。更に、形状を除いて、パッド/
プレート組立体526は上記パッド/プレート組立体126と
全く同じである。従って、取付け装置532およびパッド
/プレート組立体526の詳細をここでは再度説明しな
い。
第21図に522aで示す第1ベースは第6インキパッド組
立体520aの一部をなし、第22図に522bで示す第2ベース
は第7インキパッド組立体520bの一部をなす。第1ベー
ス522aでは、取付け装置526の一部をなスロット534は互
いに平行であり、ベース522aの対向縁部536、538から内
方に延びている。第2ベース522bでは、取付け装置526
の一部をなスロット534はベース522bの周縁部538a〜f
から半径方向内方に延びている。
その結果、第1ベース522aに設けられたパッド/プレ
ート組立体526a〜fにより構成されたインキ付け面542
は平行四辺形であり、第2ベース522bに設けられたパッ
ド/プレート組立体526a〜fにより構成されたインキ付
け面544は六角形である。かくして、三角形パッド/プ
レート組立体526を異なるベースについて基本構築ブロ
ックとして使用してより多くの色構成および組成の多く
の異なるインキ付け面を得ることができる。
更に、好例のインキパッド組立体520a、520bはレール
/摩擦取付け装置を用いたが、取付け装置の他の種類の
いずれも同様な方法で作動する。一般には、パッド/プ
レート組立体の正確な位置合わせを望む場合には、圧嵌
めレール、ホール/ペグ取付け装置が望ましく、またパ
ッド/プレート組立体を組合わせるより自由な形態の方
法を望む場合には、仮接着/磁気取付け装置が効果的で
ある。
また、任意の所定のインキパッド組立体において上記
の種々の取付け機構を組合わせることができることはわ
かるべきである。例えば、仮接着を使用して1つまたは
それ以上の吸収パッドを上記パッド/プレート組立体26
iの取付けプレート30iのような取付けプレートに取付け
ることができる。次いで、タブ取付け装置を使用して取
付けプレートをベースに取付けて慣性インキパッド組立
体を構成することができる。末端使用者に更に大きい融
通性を持たせるのに、多くの他の変形例が可能である。
VII.使用方法 第23図ないし第27図を参照して、本発明の原理による
インキパッド組立体を使用する方法を説明する。
詳細には、第23図は上記組立体20と同様なインキパッ
ド組立体620の頂面図を示している。このインキパッド
組立体620はベース622およびパッド/プレート組立体62
6a〜cを備えている。
初めに、第23図に示すように、パッド/プレート組立
体626a、626b、626cはこの順序でベース622に設けられ
てインキ付け面628aを構成している。ゴムスタンプまた
は版ダイ630の版面をインキ付け面628aと接触させてイ
ンキをパッド/プレート組立体626a〜cからダイ630の
版面630aに移す。第24図を参照して、次いで、版ダイ63
0の版面630aを画像支持部材632と接触させてインキ画像
をそこに形成する。
次に、第25に示すように、パッド/プレート組立体62
6a、626bおよび新しいパッド/プレート組立体626dを上
記のようにベース622に取付けて色の異なる配列および
組成のインキ付け面628bを構成する。次いで、第26図に
示すように、他の版ダイ634を新たに構成されたインキ
付け面628bと接触させてこの面628bからインキを版ダイ
634の版面634aへ移す。第27図は、次いでこの版ダイ634
を画像支持部材632と接触させて第2画像をそこに形成
することを示している。上記のように形成された2つの
画像は末端使用者により作られる色構成で構成される。
更に、第28図に示すように、パッド/プレート組立体
をベースから取外し、不動版第の版面と接触させる。第
28図では、上記のようなパッド/プレート組立体126は
花画像が形成されるゴムスタンプ636にインキを付ける
のに使用される場合について示されている。花画像636
は基本的にペダル部分640および茎/葉部分642を備えて
いる。組立体126の尖端によりインキを茎/葉部分642に
付けることができ、ペダル部分には付けなく、次いで、
異なる色のパッド/プレート組立体126を使用してイン
キをペダル部分640に付ける。従って、パッド/プレー
ト組立体126をベースに設けられるグループのかかる組
立体の一部としてではなく個々に使用するのがよい。
尖端を有するパッド/プレート組立体126が上記のよ
うな個々の使用に恐らく最も好適であるが、ここに記載
の他のパッド/プレート組立体も同様な効果で個々に使
用することができる。
その結果、本発明は単色または多色インキ画像を形成
する際に末端使用者に非常に大きい融通性を与える。こ
の融通性はアートスタンプ分野で非常に遊離である。か
かる使用融通性はアートスタンプに今まで完全には利用
できなかった。
VIII.製造方法 本発明は末端使用者に利点を与えるだけではなく、製
造業者が本発明の原理から利益を得るであろう。パッド
/プレート組立体をベースと別に製造し、貯蔵し、販売
することができる。しかしながら、予備構成インキパッ
ド組立体を望む場合には、パッド/プレート組立体をベ
ースに組付けて注文を満たすのに必要とする所望数の各
構成のインキパッド組立体を得、それ以上は得ない。か
くして、製造は注文されるより多い予備構成インキパッ
ド組立体を製造しなくてよい。
第29図および第30図を参照して、本発明の原理による
インキパッド組立体を製造する方法を更に詳細に説明す
る。
本発明の製造方法は基本の2工程、すなわち、パッド
/プレート組立体の組付けの第1工程と、インキパッド
組立体の組付けの第2工程よりなる。これらの工程のう
ちの第1工程は基本的に第29図に示されている。
第29図では、保持トレー組立体720が示されている。
この保持トレー組立体720は保持トレー722と、吸収パッ
ド726および取付けプレート728を備えた複数のパッド/
プレート組立体724とを備えている。第29図に示すよう
に製造されたパッド/プレート組立体724は上記パッド
/プレート組立体126と同じである。しかしながら、第2
9図および第30図に示す基本製造技術を使用して他の構
成のパッド/プレート組立体を製造することができる。
保持トレー720は一連のキャビティ730を構成してい
る。キャビティ730の平面図は吸収パッド724のものと略
同じであるが、これらのキャビティ730の容積は吸収パ
ッド724のものの略半分である。従って、第29図に732で
示されるように、所定の吸収パッド724がその対応キャ
ビティ730内にあるとき、これらのパッド724の上面734
は組立体トレー720の上面736の上方で延びている。
取付けプレート728をキャビティ730の上方でトレー72
0に取付けるための位置合わせ装置746は、(a)短リブ
741により連結されたポスト738、740、および短リブ745
により連結されたポスト742、744(これらのポスト73
8、840、742、744およびリブ741、745はキャビティ730
の各々に隣接して保持トレーに形成されている)と、
(b)取付けプレート728に形成されたタブ748、750と
により構成されている。ポスト738〜744はタブ748、750
と圧嵌めをなして取付けプレート728をトレー722に取付
ける。ポスト738〜744とタブ748、750との間に形成され
る圧嵌めは第32図に示すタブ58bと突起34、36との間に
形成されるものと同様である。
複数のパッド/プレート組立体724を製造するには、
吸収パッド726を732で示すようにトレー720に構成され
た複数のキャビティ730の各々に設置する。次いで、接
着剤を取付けプレート728のうちの所定の1つのプレー
トの底面752に設置する。次いで、ポスト738〜744がタ
ブ748、750に係合するまで、所定の取付けプレート728
をトレー722に向けて変位させて所定の取付けプレート7
28をキャビティ730のうちの所定の1つの上方でトレー7
22に取付け、吸収パッド726がキャビティ730に設置され
たら、プレート底面752の接着剤は所定のキャビティ730
内の吸収パッド726の上面734と接触する。
吸収パッド726がトレー722の上面736のわずかに上方
で延びていることにより、未硬化の接着剤がトレー722
に接触する可能性を減ずる。更に、取付けプレート728
はパッド726をわずかに圧縮して取付けプレート728上の
接着剤と吸収パッド726との良好な接触を確保する。
キャビティ730のすべてが取付けプレート728により覆
われるまで、この方法を繰り返す。位置合わせ装置746
は、接着剤が硬化するまで、取付けプレート728をトレ
ー722上の適所に保持する。そのように構成されたパッ
ド/プレート組立体724をトレー722上に貯蔵してもよい
し、或いは接着剤が硬化した直後に取り外してもよい。
重要なことには、位置合わせ装置746は、吸収パッド7
26が取付けプレート728に正確に取付けられるように取
付けプレート728をキャビティ730の上方に精密に位置合
わせし、プレート728上のパッド726のいずれの不整合の
結果も、多色インキパッド組立体を構成する隣接パッド
間にギャップが生じたり、あるいは互いに隣の2つの不
整合のパッド/プレート組立体を適切なベースに取付け
ることができなかったりする。
ポスト738、740、742、744間に延びる短リブ741、745
により、取付けプレート728をトレー722の上面728のわ
ずか上方に隔てられる。これにより、パッド/プレート
組立体724の組付け中、未硬化の接着剤をトレーの上面7
36と接触しないようにするのを助け、且つこれらの組立
体724をトレーから取り外すときに組立者すなわち末端
使用者は容易に把持することができる。
なお、他の構成のパッド/プレート組立体の製造を行
うのに、位置合わせ装置746を変えることができる。例
えば、第8図ないし第12図に示すようなレール/スロッ
ト取付け装置では、トレー722に蓋を設けてもよい。取
付けプレートは蓋に形成されたスロットと係合され、蓋
は、取付けプレートがトレー722の凹部の上方に精密に
位置決めされるようにトレー722に取付けられる。接着
剤が硬化すると、蓋をトレーから取り外し、構成された
パッド/プレート組立体を貯蔵するように使用してもよ
い。ペグ/ホール取付け装置では、同様な蓋位置合わせ
装置が良好に作用する。
多色インキパッド組立体を製造する方法における第2
基本工程は、適切な構成で上記のように構成されたパッ
ド/プレート組立体をベースに取付けことである。この
工程を行うための好例の工作台が第30図に754で示され
ている。上記のような第1ないし第5トレー722a、722
b、722c、722d、722eがこの順序で台754に配列されて示
されている。好例の第1ないし第5トレー722a〜eはそ
れぞれ、赤色、青色、緑色、黄色、オレンジ色と関連さ
れている。これらのトレー722a〜eの各々は上記のよう
に構成された1つまたはそれ以上のパッド/プレート組
立体724を包含している。パッド/プレート組立体724の
吸収パッド726には、着色インキが含浸されている。吸
収パッド726のうちの任意の所定の1つにより収容され
たインキの色は所定パッド726が貯蔵されるトレー722と
関連されたものと同じである。
一般には、所望の色構成に基づいて、所望の色構成の
パッド/プレート組立体724をトレー722a〜eから選択
し、ベースに所望の順序で設ける。詳細には、所望の色
構成が赤−オレンジ−青(この順序で)であるなら、75
6で示すベースを左から右へ台754を横切って赤トレー72
2aに隣接した位置、青トレー722bに隣接した位置、およ
びオレンジトレー722eに隣接した位置まで移動させる。
赤トレー722aでは、パッド/プレート組立体724を取外
し、ベース756の第1位置756aに取付ける。青トレー722
bでは、パッド/プレート組立体724を取外し、ベース75
6の第3位置756cに取付ける。オレンジトレー722eで
は、パッド/プレート組立体724を取外し、ベース756の
第2位置756bに取付ける。かくして、完成インキパッド
組立体758は所望の順序、赤−オレンジ−青、で所望の
色のパッド/プレート組立体724を取付けたベース756に
より構成される。
上記本発明の製造方法を5色より多い色に、また3色
より多いまたは少ない色を有するインキパッド組立体に
容易に展開することができる。これらの方法は製造設備
を効率的に使用し、製造業者の在庫に保たなければなら
ない完全に組立てられたインキパッド組立体の数を減少
させる。
上記のようなトレー722の1つの他の顕著な特徴は、
これらのトレーをパッド/プレート組立体の異なる色を
充填して、或いは空で末端使用者に販売して末端使用者
が個々に販売されたパッド/プレート組立体を集めるこ
とができると言う点である。末端使用者はパッド/プレ
ート組立体を貯蔵するのにトレー722を使用することが
でき、また色を選択して所望の構成でベースに設けるパ
レットとしてトレー722を使用することができる。
IX.レール/回り止め取付け装置 第31図を参照すると、本発明の原理により構成され、
本発明の原理を具体化する他の好例のインキパッド組立
体が820で示されている。上記の好例のインキパッド組
立体と同様に、組立体820は、(a)ベース822と、
(b)複数のパッド/プレート組立体826a〜fとを備え
ている。各パッド/プレート組立体826はインキ含浸吸
収パッド828および取付けプレート830を備えている。上
記吸収パッドと同様に、吸収パッド828は通常だが、必
ずとは限らなず、異なる色のインキが含浸されている。
更に、インキパッド組立体820は取付け装置832を備え
ており、この取付け装置832は、(a)ベース822に構成
された開口部834と、(b)パッド/プレート組立体826
a〜hの取付けプレート830の各々に構成されたレール部
材836とを備えている。レール部材136は開口部134に入
って開口部134に係合してパッド/プレート組立体126a
〜hをベース122に取付ける。
レール部材836が開口部軸線838に沿って開口部134に
入るようにパッド/プレート組立体826をベース822に対
して下方に変位させると、レール部材の表面840はベー
スの内面842および隣接レール部材の表面840に係合して
ベース822に対するパッド/プレート組立体826の横移動
を防ぐ。表面840、842間の摩擦により、パッド/プレー
ト組立体826がベース822から移動して抜けるのを阻止す
るが、必要時に組立体826をベース822から手で取り外す
ことができる。
更に、パッド/プレート組立体826をベースに確実に
係止するためにパッド/プレート組立体826の各々毎に
回り止め係止装置が構成されるのがよい。詳細には、組
立体826の各々には、回り止め844が構成されており、ベ
ース822には、回り止め844の各々に対応する切欠き846
が構成されている。回り止めの各々には、丸い突起848
が構成されており、レール部材836を十分に開口部834に
挿入すると、丸い突起848が切欠き846を取り囲むベース
表面850に係合して開口部の軸線838に沿ったパッド/プ
レート組立体826の上方への抜けを防ぐようになってい
る。
パッド/プレート組立体826をベース822から抜き取る
には、使用者はわずかな内方圧力を突起848に加えて突
起848を表面850から解放するだけでよい。突起848を丸
くすることにより、この解放を容易にする。次いで、ベ
ース822の底部を通して押し上げることにより、或いは
パッド/プレート組立体826上の張出部のような突起を
把持することにより、パッド/プレート組立体826をベ
ース822から抜き出すことができる。
上記他の好例のインキパッド組立体と同様に、組立体
820によれば、パッド/プレート組立体826を無秩序に再
配列して種々の色構成を得ることができる。
上記から、本発明を上記の形態以外の形態で具体化す
ることはあきらかであるはずである。従って、上記実施
例はあらゆる点で例示的であって、限定するものではな
いと考えるべきであり、本発明の範囲は上記説明ではな
く添付の請求項により示される。
請求項の意味および範囲に入るあらゆる変更例が包含さ
れるものと思われる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平7−28660(JP,U) 実開 平1−112968(JP,U) 米国特許3839960(US,A) 米国特許4221164(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 1/54 B41K 1/42

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a.ベースと、 b.複数のパッド/プレート組立体とを備え、各パッド/
    プレート組立体は i.取付け部材と、 ii.取付け部材に取付けられた吸収パッドとを備え、各
    吸収パッドには、インキが含浸されており、 c.ベースに設けられた隣接吸収パッドが互いに当接して
    実質的連続した平らなインキ付け面を構成するようにパ
    ッド/プレート組立体をベースに手で取付けたり、ベー
    スから手で取り外したり、またベースに手で再度取付け
    たりするための取付け手段を備え、この取付け手段によ
    り、末端使用者はパッド/プレート組立体を再構成し、
    かくして種々の色列を得ることができるようにしたこと
    を特徴とするインキパッド組立体。
  2. 【請求項2】取付け手段は a.ベースに形成された複数のベース係止部材と、 b.取付け部材の各々に形成された少なくとも1つのパッ
    ド係止部材とよりなり、 所定のパッド/プレート組立体をベースに取付けるに
    は、所定のパッド/プレート組立体の少なくとも1つの
    パッド係止部材がベース係止部材のうちの少なくとも1
    つに係合するまで、所定のパッド/プレート組立体およ
    びベースを手で互いに向けて変位させてパッド/プレー
    ト組立体をベースに係止するが、ベースからのパッド/
    プレート組立体を手で取り外せる圧嵌めを行うことを特
    徴とする請求項1に記載のインキパッド組立体。
  3. 【請求項3】圧嵌めは所定のパッド/プレート組立体を
    ベースに取付けたときに、所定のパッド/プレート組立
    体の取付け部材の周縁部と、所定のパッド/プレート組
    立体に隣接する他のパッド/プレート組立体の取付け部
    材の周縁部との係合により行われることを特徴とする請
    求項2に記載のインキパッド組立体。
  4. 【請求項4】a.取付け部材の第1および第2端部には、
    第1および第2係止タブが形成されており、パッド係止
    部材は係止タブにより構成されており、 b.ベースには、第1、第2、第3および第4取付け突起
    が形成されており、ベース係止部材は第1ないし第4取
    付け突起により構成されており、 所定のパッド/プレート組立体がベースに設けられ、所
    定のパッド/プレート組立体第1および第2係止タブと
    第1ないし第4取付け突起との接合部に生じる摩擦によ
    り、所定のパッド/プレート組立体をベースの取付ける
    圧嵌めを行うことを特徴とする請求項2に記載のインキ
    パッド組立体。
  5. 【請求項5】取付け手段は a.ベースおよび取付け部材の一方に形成された少なくと
    も1つの開口部を備えており、この少なくとも1つの開
    口部は開口部軸線を有しており、 b.ベースおよび取付け部材の他方に形成された少なくと
    も1つのレール部材を備えており、 所定パッド/プレート組立体をベースの取付けるには、
    少なくとも1つのレール部材が少なくとも1つの開口部
    い入るように、所定パッド/プレート組立体を開口部軸
    線に沿ってベースに対して変位させることを特徴とする
    請求項1に記載のインキパッド組立体。
  6. 【請求項6】レール部材および取付け部材の少なくとも
    一方がベースに係合して開口部軸線に沿る以外の方向に
    おけるベースに対する所定のパッド/プレート組立体の
    移動を防ぐことを特徴とする請求項5に記載のインキパ
    ッド組立体。
  7. 【請求項7】取付け部材は更に、 a.ベースおよび取付け部材の一方に形成された係止突起
    と、 b.ベースおよび取付け部材の他方に形成された係止面と
    を備えており、 所定のパッド/プレート組立体がベースに対して所望の
    位置にあるとき、係止突起と形成面との係合によりパッ
    ド/プレート組立体をベースに係止するが、係止突起を
    係止面との係合から手で解放してパッド/プレート組立
    体をベースから手で取り外すことができることを特徴と
    する請求項5に記載のインキパッド組立体。
  8. 【請求項8】係止面および係止突起の少なくとも一方が
    丸くなっていて所定のパッド/プレート組立体をベース
    から手で取外し易くすることを特徴とする請求項6に記
    載のインキパッド組立体。
  9. 【請求項9】取付け手段は a.ベースおよび取付け部材の一方に形成された係止ペグ
    を備えており、係止ペグはペグ軸線を有しており、 b.ベースおよび取付け部材の他方に形成された係止面に
    より構成された少なくとも1つの係止穴を備えており、 所定のパッド/プレート組立体をベースに取付けるに
    は、少なくとも1つの係止ペグが少なくとも1つの係止
    穴に入ってペグ軸線に沿る以外の方向におけるベースに
    対する所定のパッド/プレート組立体の移動を防ぐよう
    に、係止穴がペグ軸線と整合した状態で所定のパッド/
    プレート組立体をベースに対して変位させ、経皮ペグと
    係止面との摩擦により、ペグ軸線に沿った所定のパッド
    /プレート組立体の移動を阻止するが、所定のパッド/
    プレート組立体をベースから手で取外すことができるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のインキパッド組立体。
  10. 【請求項10】取付け手段は a.ベースおよび取付け部材の一方に形成された仮接着剤
    と、 b.ベースおよび取付け部材の他方に形成された接着面と
    を備えており、 所定のパッド/プレート組立体をベースに取付けるに
    は、ベースに対する所定のパッド/プレート組立体の偶
    発移動を阻止するが、所定のパッド/プレート組立体を
    ベースから手で取り外すことができる方法で仮接着剤が
    接着面と接着するように、所定のパッド/プレート組立
    体をベースに対して変位させることを特徴とする請求項
    1に記載のインキパッド組立体。
  11. 【請求項11】取付け手段は a.ベースおよび取付け部材の一方に形成された磁気材料
    と、 b.ベースおよび取付け部材の他方に形成された磁気吸着
    性材料とを備えており、 所定のパッド/プレート組立体をベースに取付けるに
    は、ベースに対する所定のパッド/プレート組立体の偶
    発移動を阻止するが、所定のパッド/プレート組立体を
    ベースから手で取り外すことができる方法で磁気材料が
    磁気吸着性材料を吸着するように、所定のパッド/プレ
    ート組立体をベースに対して変位させ、取付け手段によ
    り、末端使用者はパッド/プレート組立体をベースに再
    構成し、かくして種々の色列を得ることができることを
    特徴とする請求項1に記載のインキパッド組立体。
  12. 【請求項12】a.上面を有するベースと、 b.複数のパッド/プレート組立体とを備え、各パッド/
    プレート組立体は i.取付け部材と、 ii.取付け部材に取付けられた吸収パッドとを備え、各
    吸収パッドは周縁部を有しており、インキが含浸されて
    おり、且つ実質的に平らな上面を有しており、 c.ベースに設けられた任意の所定対の隣接吸収パッドの
    周縁部が互いに当接して吸収パッドの平らな上面がこれ
    と平行で且つこれから隔てられた実質的連続したインキ
    付け面を構成するように、パッド/プレート組立体をベ
    ースに手で取付けたり、ベースから手で取り外したり、
    またベースに無秩序に手で再度取付けたりするための取
    付け手段を備えていることを特徴とするインキパッド組
    立体。
  13. 【請求項13】上面および取付け部材は矩形であり、取
    付け部材は a.上面の第1および第2縁部の各々に沿って延びる複数
    の係止突起と、 b.取付け部材の各々の第1および第2縁部から延びる第
    1および第2取付けタブとよりなり、 パッド/プレート組立体をベースに取付けると、取付け
    部材の第1および第2縁部がそれぞれ上面の第1および
    第2取付けタブと整合され、これらの取付けタブが係止
    突起に係合してパッド/プレート組立体をベースに取付
    ける圧嵌めを行うことを特徴とする請求項12に記載のイ
    ンキパッド組立体。
  14. 【請求項14】ベースに取付けられた第1パッド/プレ
    ート組立体については、その第1取付けタブは第1およ
    び第2係止突起に係合し、その第2取付けタブは第3お
    よび第4係止突起に係合することを特徴とする請求項13
    に記載のインキパッド組立体。
  15. 【請求項15】ベースに取付けられた第2パッド/プレ
    ート組立体については、その第1取付けタブは第2係止
    突起および第3係止突起に係合し、その第2取付けタブ
    は第6係止突起および第3係止突起に係合することを特
    徴とする請求項14に記載のインキパッド組立体。
  16. 【請求項16】ベースに取付けられた第2パッド/プレ
    ート組立体については、その第1取付けタブは第5係止
    突起に係合し、その第2取付けタブは第6係止突起に係
    合し、第3パッド/プレート組立体の取付け部材は第1
    パッド/プレート組立体の取付け部材に係合することを
    特徴とする請求項13に記載のインキパッド組立体。
  17. 【請求項17】ベースに取付けられた第3パッド/プレ
    ート組立体については、その第1取付けタブは第7係止
    突起に係合し、その第2取付けタブは第8係止突起に係
    合し、第3パッド/プレート組立体の取付け部材は第2
    パッド/プレート組立体の取付け部材に係合することを
    特徴とする請求項15に記載のインキパッド組立体。
  18. 【請求項18】ベースに取付けられた所定のパッド/プ
    レート組立体については、所定のパッド/プレート組立
    体の第1取付けタブは第1係止突起に係合し、所定のパ
    ッド/プレート組立体の第2取付けタブは第4係止突起
    に係合し、所定のパッド/プレート組立体の取付け部材
    はベースに係合することを特徴とする請求項13に記載の
    インキパッド組立体。
  19. 【請求項19】取付け手段は a.ベースに構成されてベースの中心から半径方向に延び
    る複数のスロットを備えており、これらのスロットの各
    々はスロット軸線を有しており、 b.パッド/プレート組立体の各々に構成されたレール部
    材を備えており、 レール部材をスロットに挿入すると、レール部材はベー
    スに係合してスロット軸線の沿う以外の方向におけるパ
    ッド/プレート組立体とベースとの相対移動を防ぐこと
    を特徴とする請求項12に記載のインキパッド組立体。
  20. 【請求項20】レール部材がベースに摩擦的に係合して
    いる請求項19に記載のインキパッド組立体。
  21. 【請求項21】レール部材とベースとの間の摩擦を増す
    ために、隆起部がレール部材とベースのうちの少くとも
    一方に形成される、請求項20に記載のインキパッド組立
    体。
  22. 【請求項22】a.版面を有する少なくとも1つの版ダイ
    を用意し、版ダイの版面には、インキをパターン状態に
    保持する手段が構成されており、 b.インキパッドベースを用意し、 c.各々が取付け部材とインキを含浸して吸収パッドとよ
    りなる複数のパッド/プレート組立体を用意し、吸収パ
    ッドは取付け部材にしっかり取付けられ、各パッド/プ
    レート組立体はこれに取付けられた吸収パッドの周囲に
    より構成される周縁部を有しており、 d.吸収パッド取付け部材およびスタンプパッドベースに
    設けられた取付け手段を用意し、任意の所定対の隣接パ
    ッド/プレート組立体の周縁部が互いに当接して実質的
    に連続した平らなインキ付け面を構成するように、パッ
    ド/プレート組立体をスタンプパッドベースに手で取付
    けたり、スタンプパッドベースから手で取外したり、ス
    タンプパッドベースに無秩序に手で再度取付けたりする
    ことができ、 e.複数のパッド/プレート組立体を第1構成でスタンプ
    パッドベースに取付け、 f.版ダイの版面をパッド/プレート組立体の第1構成に
    より構成されたインキ付け面と接触させ、 g.版ダイの版面を支持部材と接触させてインキ画像を支
    持部材に転写し、 h.パッド/プレート組立体をスタンプパッドベースから
    取外し、 i.複数のパッド/プレート組立体を第2構成でスタンプ
    パッドベースに取付け、 j.版ダイの版面をパッド/プレート組立体の第2構成に
    より構成されたインキ付け面と接触させ、 k.版ダイの版面を支持部材と接触させてインキ画像を支
    持部材に転写する工程を備えたことを特徴とするインキ
    画像を支持部材に形成する方法。
  23. 【請求項23】a.インキパッドベースを用意し、 b.複数の貯蔵トレーを用意し、各貯蔵トレーは所定の色
    と関連されており、 c.複数のパッド/プレート組立体を用意し、各パット/
    プレート組立体は i.取付け部材と、 ii.吸収パッドとを備えており、これらの吸収パッドは
    取付け部材にしっかり取付けられており、各吸収パッド
    は周縁部を有しており、各吸収パッドには、着色インキ
    が含浸されており、 d.任意の所定パッド/プレート組立体と関連されたイン
    キの色は所定のパッド/プレート組立体が貯蔵された貯
    蔵トレーと関連された色と合致するようにパッド/プレ
    ート組立体を貯蔵びん内に設置し、 e.スタンプパッドベースのための所望の構成を定め、所
    望の構成はスタンプパッドベースに取付けるべきパッド
    /プレート組立体の色および順序を鑑定し、 f.所望の構成により鑑定されたパッド/プレート組立体
    を選択し、 g.i.隣接したパッド/プレート組立体が互いに当接して
    スタンプパッドベースに取付けられた吸収パッドを横切
    って実質的に連続した平らなインキ付け面を構成し、且
    つ ii.隣接した吸収パッドの周縁部が互いに当接して実質
    的に連続した平らなインキ付け面を構成した状態で、パ
    ッド/プレート組立体をスタンプパッドベースから手で
    取外したり、種々の構成でスタンプパッドベースに再度
    取付けたりし得るように、選択されたパッド/プレート
    組立体を所望の構成により鑑定された順序でスタンプパ
    ッドベースに取付けることを特徴とするスタンプパッド
    組立体を作製する方法。
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