JP3248636B2 - 複合半導体回路装置の作製方法 - Google Patents
複合半導体回路装置の作製方法Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばGaAs/Si
等に代表される複合半導体基板において、Si電子回路
素子と第III 族−第V族(以下「III 族−V族」と称
す)光・電子回路素子、および光配線(導波路)を同一
基板上に作製する複合半導体回路装置の作製方法に関す
るものである。
等に代表される複合半導体基板において、Si電子回路
素子と第III 族−第V族(以下「III 族−V族」と称
す)光・電子回路素子、および光配線(導波路)を同一
基板上に作製する複合半導体回路装置の作製方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】III 族
−V族/Siにおいては、III 族−V族デバイスを作製
して、そのまま配線工程を行っていた。
−V族/Siにおいては、III 族−V族デバイスを作製
して、そのまま配線工程を行っていた。
【0003】従来の複合半導体回路装置の製造の概略を
図19に示す。同図において、01はSi基板、02は
SiLSI、03は高品質化層、04は素子層を各々図
示する。従来において配線を行う場合、SiLSI02
と素子層04とを単に配線材料を載せて配線05をして
いた。
図19に示す。同図において、01はSi基板、02は
SiLSI、03は高品質化層、04は素子層を各々図
示する。従来において配線を行う場合、SiLSI02
と素子層04とを単に配線材料を載せて配線05をして
いた。
【0004】ところで、図19に示すように、SiLS
I02と素子層04とは段差があり、この段差は、フォ
ト工程の多重化に従って大きくなる。特にIII 族−V族
/Siにおいては、III 族−V族結晶の高品質化層に数
μmに及ぶ膜を積層する必要があり、段差の問題は特に
大きい。また、この表面段差があると、その配線は難し
いものがあった。1つは段差による配線切れ。また1つ
は段差によるフォト工程の焦点深度による、リソの切れ
の悪さがあった。これらの要因により、III 族−V族/
Si複合半導体回路装置は、集積度の低いものしかでき
なかった。
I02と素子層04とは段差があり、この段差は、フォ
ト工程の多重化に従って大きくなる。特にIII 族−V族
/Siにおいては、III 族−V族結晶の高品質化層に数
μmに及ぶ膜を積層する必要があり、段差の問題は特に
大きい。また、この表面段差があると、その配線は難し
いものがあった。1つは段差による配線切れ。また1つ
は段差によるフォト工程の焦点深度による、リソの切れ
の悪さがあった。これらの要因により、III 族−V族/
Si複合半導体回路装置は、集積度の低いものしかでき
なかった。
【0005】他方、光の発光素子−受光素子間を光配線
する必要性が求められている。その1つの方法として、
光導波路を用いる方法がある。光導波路は、一般に、光
を通る部分(コア)と光がコアから逃げない様にする屈
折率の異なる部分(クラッド)(空気の場合もある)か
らなる。コアに入った光は外に洩れること無く(換言す
ると低損失で)所望の所に光を送る技術である。
する必要性が求められている。その1つの方法として、
光導波路を用いる方法がある。光導波路は、一般に、光
を通る部分(コア)と光がコアから逃げない様にする屈
折率の異なる部分(クラッド)(空気の場合もある)か
らなる。コアに入った光は外に洩れること無く(換言す
ると低損失で)所望の所に光を送る技術である。
【0006】しかしながら、光導波路は急激に光を曲げ
ることが難しく、電気の導線とは異なっている。そのた
め、例えば、上記III 族−V族/Si複合半導体回路装
置上に光導波路を形成した場合、表面凹凸が大きく、損
失の原因となるため、実現されることはなかった。
ることが難しく、電気の導線とは異なっている。そのた
め、例えば、上記III 族−V族/Si複合半導体回路装
置上に光導波路を形成した場合、表面凹凸が大きく、損
失の原因となるため、実現されることはなかった。
【0007】本発明は上記問題に鑑み、厚膜形成が必要
なIII 族−V族/Siにおいても、フォト工程、配線工
程が平坦な表面上で行われることを可能とし、それによ
り、配線の段差切れ、フォト精度の向上、ひいては集積
度を向上させ、またこれらを形成した上に低損失の光導
波路を実現させる光・電子複合半導体装置の作製方法を
提供することを目的とする。
なIII 族−V族/Siにおいても、フォト工程、配線工
程が平坦な表面上で行われることを可能とし、それによ
り、配線の段差切れ、フォト精度の向上、ひいては集積
度を向上させ、またこれらを形成した上に低損失の光導
波路を実現させる光・電子複合半導体装置の作製方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成する本発
明に係る複合半導体回路装置の作製方法は、 Si基板上
に化合物半導体をヘテロエピタキシャル成長した複合半
導体基板上に、電気および光素子を形成する工程におい
て、 (1)Si基板の一部に選択的に化合物半導体をヘテロ
エピタキシャル成長させる工程と、 (2)表面全体に亙って平坦化材料からなる第一の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (3)上記第一の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (4)平坦化された、選択成長した半導体の上に所望の
素子構造を成長させる工程と、 (5)表面全体に亙って平坦化材料からなる第二の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (6)上記第二の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (7)平坦化した平坦化材料の一部に、下地Si基板あ
るいは選択成長した半導体基板あるいはそれらに形成さ
れた電極まで穴を開ける工程と、 (8)その穴に配線材料を堆積させ、表面で配線する工
程とを含む、ことを特徴とする。
明に係る複合半導体回路装置の作製方法は、 Si基板上
に化合物半導体をヘテロエピタキシャル成長した複合半
導体基板上に、電気および光素子を形成する工程におい
て、 (1)Si基板の一部に選択的に化合物半導体をヘテロ
エピタキシャル成長させる工程と、 (2)表面全体に亙って平坦化材料からなる第一の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (3)上記第一の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (4)平坦化された、選択成長した半導体の上に所望の
素子構造を成長させる工程と、 (5)表面全体に亙って平坦化材料からなる第二の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (6)上記第二の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (7)平坦化した平坦化材料の一部に、下地Si基板あ
るいは選択成長した半導体基板あるいはそれらに形成さ
れた電極まで穴を開ける工程と、 (8)その穴に配線材料を堆積させ、表面で配線する工
程とを含む、ことを特徴とする。
【0012】上記構成において、上記Si基板の一部に
選択的に化合物半導体をヘテロエピタキシャル成長させ
る際に、あらかじめ化合物半導体を成長させる部分のS
i表面を掘り込んでおき、続く、表面平坦化工程後にお
いても、III 族−V族半導体膜厚を厚く形成することを
特徴とする。
選択的に化合物半導体をヘテロエピタキシャル成長させ
る際に、あらかじめ化合物半導体を成長させる部分のS
i表面を掘り込んでおき、続く、表面平坦化工程後にお
いても、III 族−V族半導体膜厚を厚く形成することを
特徴とする。
【0013】上記構成において、平坦化材料を研磨する
際に、研磨を停止させる、研磨速度の遅い材料を、所望
の厚さの箇所に配設することを特徴とする。
際に、研磨を停止させる、研磨速度の遅い材料を、所望
の厚さの箇所に配設することを特徴とする。
【0014】上記構成において、平坦化膜層の表面に配
線を形成した該平坦表面で第1層の光配線を形成した
後、平坦化材料からなる第三の平坦化膜層で表面凹凸よ
り厚く覆った後表面研磨により平坦化し、次いで、前記
第1層の光配線と略直交する第2層の光配線を形成する
ことを特徴とする。
線を形成した該平坦表面で第1層の光配線を形成した
後、平坦化材料からなる第三の平坦化膜層で表面凹凸よ
り厚く覆った後表面研磨により平坦化し、次いで、前記
第1層の光配線と略直交する第2層の光配線を形成する
ことを特徴とする。
【0015】すなわち、本発明は、(1)平坦化物を厚
く積んで、平坦化に実績のある研磨により平坦化して、
次の工程に進む方法を採用すると共に、(2)III 族−
V族をヘテロエピさせる前に、III 族−V族成長させる
部分を掘り込んでおいて、上記方法による平坦化凹凸を
少しでも少なくすること、(3)平坦化材の研磨をセル
フアライン(縦方向)的に自動的に停止させるマーカを
入れて、研磨に要求される条件を緩くし、再現性向上が
得られること、(4)上記で平坦化されているので、従
来の光導波路技術(含むフォトリソ工程)を光・電子回
路(半導体)を集積した後に作製することが、可能とな
り、電子配線と光配線を組合わせることが可能となる。
換言すると、これまでのSiLSI,III 族−V族光電
子技術を損うことなく、いわゆるボード内、チップ内光
インタコネクションを、実現させようとするものであ
る。
く積んで、平坦化に実績のある研磨により平坦化して、
次の工程に進む方法を採用すると共に、(2)III 族−
V族をヘテロエピさせる前に、III 族−V族成長させる
部分を掘り込んでおいて、上記方法による平坦化凹凸を
少しでも少なくすること、(3)平坦化材の研磨をセル
フアライン(縦方向)的に自動的に停止させるマーカを
入れて、研磨に要求される条件を緩くし、再現性向上が
得られること、(4)上記で平坦化されているので、従
来の光導波路技術(含むフォトリソ工程)を光・電子回
路(半導体)を集積した後に作製することが、可能とな
り、電子配線と光配線を組合わせることが可能となる。
換言すると、これまでのSiLSI,III 族−V族光電
子技術を損うことなく、いわゆるボード内、チップ内光
インタコネクションを、実現させようとするものであ
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。 (実施例1)図1は本実施例に係る複合半導体回路装置
の概略図である。同図に示すように本装置は、Si基板
11上に並んで形成してなるIII 族−V族電子・光素子
12とSiLSI13とを有すると共に、これらを覆う
平坦化層14の平坦面から各々鉛直方向に形成された配
線用穴15内に配線材料を埋め込み配線16を施してな
るものである。
て説明する。 (実施例1)図1は本実施例に係る複合半導体回路装置
の概略図である。同図に示すように本装置は、Si基板
11上に並んで形成してなるIII 族−V族電子・光素子
12とSiLSI13とを有すると共に、これらを覆う
平坦化層14の平坦面から各々鉛直方向に形成された配
線用穴15内に配線材料を埋め込み配線16を施してな
るものである。
【0017】図2にGaAs/Siを例に、第1の実施
例を説明する。Si基板11上にSiLSI12を作製
する。一部の領域をGaAs領域として、なにも形成さ
れていないSi表面が露出している。この基板上にGa
Asを選択成長する工程を行う。まず、SiO2 膜21
をCVD法により積層する。そして、フォトリソ工程に
より、GaAsを成長すべき部分のSiO2 膜21をエ
ッチングし、Si基板11を露出させる(図2
(A))。
例を説明する。Si基板11上にSiLSI12を作製
する。一部の領域をGaAs領域として、なにも形成さ
れていないSi表面が露出している。この基板上にGa
Asを選択成長する工程を行う。まず、SiO2 膜21
をCVD法により積層する。そして、フォトリソ工程に
より、GaAsを成長すべき部分のSiO2 膜21をエ
ッチングし、Si基板11を露出させる(図2
(A))。
【0018】GaAsは気相成長法により成長させる工
程であるが、SiO2 膜21上には成長せず、Si表面
のみに選択的にエピタキシャル成長させることが可能で
ある。この様にしてGaAs層22を約4μm選択成長
させた(図2(B))。
程であるが、SiO2 膜21上には成長せず、Si表面
のみに選択的にエピタキシャル成長させることが可能で
ある。この様にしてGaAs層22を約4μm選択成長
させた(図2(B))。
【0019】続いて、第一の平坦化膜層としてのSiO
2 平坦化膜23をCVD法により、約5μm積層させた
(図3(A))。この膜厚は、Si表面から見て、最も
厚いGaAs表面(4μm)に比較して、1μm厚く設
定させてある。その後、化学機械研磨により、SiO2
平坦化膜23をSi表面から3μmの厚みになるまで、
GaAs層22と共に研磨平坦化させた(図3
(B))。
2 平坦化膜23をCVD法により、約5μm積層させた
(図3(A))。この膜厚は、Si表面から見て、最も
厚いGaAs表面(4μm)に比較して、1μm厚く設
定させてある。その後、化学機械研磨により、SiO2
平坦化膜23をSi表面から3μmの厚みになるまで、
GaAs層22と共に研磨平坦化させた(図3
(B))。
【0020】この結果、表面平坦性は、凹凸にして50
A以下となった。SiO2 平坦化膜23の平坦化と同時
に、GaAs層22表面もSiO2 表面と同じ高さまで
研磨された。これは、GaAs層22の研磨速度がSi
O2 に比較して、速いため、SiO2 平坦化を行うと自
動的にGaAs表面もSiO2 表面と同じ面で平坦化さ
れるという特徴を有している。
A以下となった。SiO2 平坦化膜23の平坦化と同時
に、GaAs層22表面もSiO2 表面と同じ高さまで
研磨された。これは、GaAs層22の研磨速度がSi
O2 に比較して、速いため、SiO2 平坦化を行うと自
動的にGaAs表面もSiO2 表面と同じ面で平坦化さ
れるという特徴を有している。
【0021】続いて、SiO2 平坦化膜23とGaAs
層22とが露出している表面にGaAs,AlGaAs
からなる電子素子(本実施例ではHBT(hetero BiPol
ar Transistor)24と、HEMT(High Electron Mobi
lity Transistor)およびFET)とGaAs,AlGa
Asからなる光素子(LD(Laser Diode)とPD(Photo
Detector))25とを作製した(図4(A))。ここで
は、図2(B)の工程で示した様に、SiO2 膜により
選択成長が行われ、GaAs層22の表面が露出してい
る部分のみに、電子・光素子26を作製することがで
き、GaAs電子・光素子12を形成した。素子膜厚は
厚い所で、約1μmであった。
層22とが露出している表面にGaAs,AlGaAs
からなる電子素子(本実施例ではHBT(hetero BiPol
ar Transistor)24と、HEMT(High Electron Mobi
lity Transistor)およびFET)とGaAs,AlGa
Asからなる光素子(LD(Laser Diode)とPD(Photo
Detector))25とを作製した(図4(A))。ここで
は、図2(B)の工程で示した様に、SiO2 膜により
選択成長が行われ、GaAs層22の表面が露出してい
る部分のみに、電子・光素子26を作製することがで
き、GaAs電子・光素子12を形成した。素子膜厚は
厚い所で、約1μmであった。
【0022】続いて、平坦化のために、第二の平坦化膜
層としてのSiO2 平坦化膜27を約2μm積層した
(図4(B))。その後、化学機械研磨により、SiO
2 平坦化膜27をSi基板11の表面から4.3μmの
厚みになるまで、研磨平坦化させた(図5(A))。表
面平坦性は、凹凸にして50A以下となった。
層としてのSiO2 平坦化膜27を約2μm積層した
(図4(B))。その後、化学機械研磨により、SiO
2 平坦化膜27をSi基板11の表面から4.3μmの
厚みになるまで、研磨平坦化させた(図5(A))。表
面平坦性は、凹凸にして50A以下となった。
【0023】次にSiLSI13,GaAs電子・光素
子12の電極部分に、配線用の穴開けを行う。フォトレ
ジストを均一にぬり、マスクで露光し、RIEでSiO
2 平坦化膜27を選択的にエッチングするという通常の
フォト工程を行った。ここで、SiO2 平坦化膜27表
面が平坦(<50A)であるため、フォトの切れが良
く、フォト装置の限界(本装置、本工程では0.1μm
の線幅精度)まで、細い穴15を開けることができた
(図5(B))。原理的には、装置の精度が向上すれば
線幅50A程度まで可能と考えられる。
子12の電極部分に、配線用の穴開けを行う。フォトレ
ジストを均一にぬり、マスクで露光し、RIEでSiO
2 平坦化膜27を選択的にエッチングするという通常の
フォト工程を行った。ここで、SiO2 平坦化膜27表
面が平坦(<50A)であるため、フォトの切れが良
く、フォト装置の限界(本装置、本工程では0.1μm
の線幅精度)まで、細い穴15を開けることができた
(図5(B))。原理的には、装置の精度が向上すれば
線幅50A程度まで可能と考えられる。
【0024】その後、CVD法により配線金属を付着さ
せ、配線16を施した。ここでは、SiO2 の穴開け
(ピンホール)部に乱れなく、断線せずに接続される。
ふたたび、表面からフォト工程により望みの配線16を
施すことができた(図1)。
せ、配線16を施した。ここでは、SiO2 の穴開け
(ピンホール)部に乱れなく、断線せずに接続される。
ふたたび、表面からフォト工程により望みの配線16を
施すことができた(図1)。
【0025】尚、ここでは、省略したが、本配線後、図
5(A),図5(B),図1に示す各工程を繰返すこと
により、配線16を多層化することも可能である。実際
に3重の配線を行ったが、配線の精度その他にはなんら
変化無く、多層化することが可能であった。
5(A),図5(B),図1に示す各工程を繰返すこと
により、配線16を多層化することも可能である。実際
に3重の配線を行ったが、配線の精度その他にはなんら
変化無く、多層化することが可能であった。
【0026】(実施例2)図2にInP/Siを例に、
第2の実施例を説明する。Si基板上に配線工程を残し
た、SiLSIを作製する。この基板上にInPを選択
成長する工程を行う。本実施例では、InP層の選択成
長するべき領域として、あらかじめ8μmの凹部31を
Si基板11に掘りこんでおいた。
第2の実施例を説明する。Si基板上に配線工程を残し
た、SiLSIを作製する。この基板上にInPを選択
成長する工程を行う。本実施例では、InP層の選択成
長するべき領域として、あらかじめ8μmの凹部31を
Si基板11に掘りこんでおいた。
【0027】まず、SiO2 膜21をCVD法により積
層する。そして、フォトリソ工程により、InPを成長
すべき部分のSiO2 膜21をエッチングし、Si基板
11を露出させる(図6(A))。
層する。そして、フォトリソ工程により、InPを成長
すべき部分のSiO2 膜21をエッチングし、Si基板
11を露出させる(図6(A))。
【0028】実施例1では、InPを成長させるSi表
面は、他のSi表面と同一であったが、本実施例2で
は、InP成長部分は、上述したように凹部31として
いる。
面は、他のSi表面と同一であったが、本実施例2で
は、InP成長部分は、上述したように凹部31として
いる。
【0029】この凹部分の作製方法としては、2通の方
法を行った。
法を行った。
【0030】その1つは、実施例1における図2(A)
の工程の後に凹部31を形成する方法である。図2
(A)の工程で、SiO2 膜21をエッチングし、更に
Si基板もエッチングし、図6(A)に示す様に、Si
表面から、約8μmの凹部31になるようにした。この
Si基板11のエッチングとして本実施例では、SiO
2膜21をエッチングするフォトレジストをそのまま残
しておき、RIE(リアクティブイオンエッチング)法
により、凹部31に形成した。尚、その他のSiドライ
エッチング技術、ウェットエッチング技術、その他従来
から知られている技術、方法を用いることが可能である
ことはいうまでもない。
の工程の後に凹部31を形成する方法である。図2
(A)の工程で、SiO2 膜21をエッチングし、更に
Si基板もエッチングし、図6(A)に示す様に、Si
表面から、約8μmの凹部31になるようにした。この
Si基板11のエッチングとして本実施例では、SiO
2膜21をエッチングするフォトレジストをそのまま残
しておき、RIE(リアクティブイオンエッチング)法
により、凹部31に形成した。尚、その他のSiドライ
エッチング技術、ウェットエッチング技術、その他従来
から知られている技術、方法を用いることが可能である
ことはいうまでもない。
【0031】他の1つの方法は、SiLSI13を形成
する前に、Si基板11のうち、InPを成長させる領
域を上記の方法により凹部31をに形成しておく方法で
ある。本実施例では、上記2つの方法両方を用いたが、
どちらも同様の効果が得られた。この凹部の形成時期に
ついては、SiLSI形成工程との関連において、有利
な方を用いることができる。
する前に、Si基板11のうち、InPを成長させる領
域を上記の方法により凹部31をに形成しておく方法で
ある。本実施例では、上記2つの方法両方を用いたが、
どちらも同様の効果が得られた。この凹部の形成時期に
ついては、SiLSI形成工程との関連において、有利
な方を用いることができる。
【0032】InPは気相成長法により成長させる工程
であるが、SiO2 膜21上には成長せず、Si基板1
1の表面にエピタキシャルに選択的に成長させることが
可能である。この様にしてInP層32を約10μm成
長させた(図6(B))。
であるが、SiO2 膜21上には成長せず、Si基板1
1の表面にエピタキシャルに選択的に成長させることが
可能である。この様にしてInP層32を約10μm成
長させた(図6(B))。
【0033】続いて、第一の平坦化膜としてのSiO2
平坦化膜23をCVD法により、約3μm積層させた
(図7(A))。この膜厚は、Si表面から見て、最も
厚いInP表面(2μm)に比較して、1μm厚く設定
させてある。その後、化学機械研磨により、SiO2 平
坦化膜23をSi基板11の表面から1μmの厚みにな
るまで、研磨平坦化させた(図7(B))。
平坦化膜23をCVD法により、約3μm積層させた
(図7(A))。この膜厚は、Si表面から見て、最も
厚いInP表面(2μm)に比較して、1μm厚く設定
させてある。その後、化学機械研磨により、SiO2 平
坦化膜23をSi基板11の表面から1μmの厚みにな
るまで、研磨平坦化させた(図7(B))。
【0034】表面平坦性は、凹凸にして50A以下とな
った。SiO2 平坦化膜23の平坦化と同時に、InP
層32表面もSiO2 表面と同じ高さまで研磨された。
これは、InPの研磨速度がSiO2 に比較して、速い
ため、SiO2 平坦化を行うと自動的にInP表面もS
iO2 表面と同じ面で平坦化されるという特徴を有して
いる。続いて、SiO2 とInPが露出している表面に
InP,InGaAsPからなる電子素子(本実施例で
はHBT(Hetero BiPolar Transistor)33とHEMT
(High Electron Mobility Transistor)およびFET)
とInP,InGaAsPからなる光素子(LD(Lase
r Diode)とPD(Photo Detector))34を作製し電子
・光素子35を得た(図8(A))。
った。SiO2 平坦化膜23の平坦化と同時に、InP
層32表面もSiO2 表面と同じ高さまで研磨された。
これは、InPの研磨速度がSiO2 に比較して、速い
ため、SiO2 平坦化を行うと自動的にInP表面もS
iO2 表面と同じ面で平坦化されるという特徴を有して
いる。続いて、SiO2 とInPが露出している表面に
InP,InGaAsPからなる電子素子(本実施例で
はHBT(Hetero BiPolar Transistor)33とHEMT
(High Electron Mobility Transistor)およびFET)
とInP,InGaAsPからなる光素子(LD(Lase
r Diode)とPD(Photo Detector))34を作製し電子
・光素子35を得た(図8(A))。
【0035】ここでは、先に示した様に、SiO2 によ
り選択性が保たれ、InPが露出している部分のみに、
電子・光素子35を作製することが可能であった。素子
膜厚は厚い所で、約1μmであった。
り選択性が保たれ、InPが露出している部分のみに、
電子・光素子35を作製することが可能であった。素子
膜厚は厚い所で、約1μmであった。
【0036】続いて、平坦化のために、第二の平坦化膜
としてSiO2 平坦化膜27を約2μm積層した(図8
(B))。その後、化学機械研磨により、SiO2 平坦
化膜27をSi表面から3.3μmの厚みになるまで、
研磨平坦化させた(図9(A))。表面平坦性は、凹凸
にして50A以下となった。
としてSiO2 平坦化膜27を約2μm積層した(図8
(B))。その後、化学機械研磨により、SiO2 平坦
化膜27をSi表面から3.3μmの厚みになるまで、
研磨平坦化させた(図9(A))。表面平坦性は、凹凸
にして50A以下となった。
【0037】次に、SiLSI13,InP電子・光素
子36の電極部分に、配線用の穴開けを行う。フォトレ
ジストを均一にぬり、マスクで露光し、RIEでSiO
2 平坦化膜27を選択的にエッチングするという通常の
フォト工程を行った。ここで、SiO2 平坦化膜27表
面が平坦(<50A)であるため、フォトの切れが良
く、フォト装置の限界(本装置、工程では0.1μmの
精度)まで、細い穴15を開けることができた(図9
(B))。
子36の電極部分に、配線用の穴開けを行う。フォトレ
ジストを均一にぬり、マスクで露光し、RIEでSiO
2 平坦化膜27を選択的にエッチングするという通常の
フォト工程を行った。ここで、SiO2 平坦化膜27表
面が平坦(<50A)であるため、フォトの切れが良
く、フォト装置の限界(本装置、工程では0.1μmの
精度)まで、細い穴15を開けることができた(図9
(B))。
【0038】その後、CVD法により配線金属を付着さ
せた。ここでは、SiO2 の穴開け(ピンホール)部に
乱れなく、断線せずに接続される。ふたたび、表面から
フォト工程により望みの配線16を形成することができ
た(図10)。
せた。ここでは、SiO2 の穴開け(ピンホール)部に
乱れなく、断線せずに接続される。ふたたび、表面から
フォト工程により望みの配線16を形成することができ
た(図10)。
【0039】本実施例では、あらかじめInP層32の
成長領域を掘り込んで凹32を形成してあるため、Si
表面上の構造を実施例1と同じ厚みとしても、出来上が
ったInP層32の膜厚が、掘り込んだ8μm分だけ厚
くすることができる。InPはGaAsと比較して、II
I 族−V族/Siとしては、比較的厚くてもクラックの
発生が少ない(従来の技術参照)。従って、高品質化に
10μm程度あった方が有利である。
成長領域を掘り込んで凹32を形成してあるため、Si
表面上の構造を実施例1と同じ厚みとしても、出来上が
ったInP層32の膜厚が、掘り込んだ8μm分だけ厚
くすることができる。InPはGaAsと比較して、II
I 族−V族/Siとしては、比較的厚くてもクラックの
発生が少ない(従来の技術参照)。従って、高品質化に
10μm程度あった方が有利である。
【0040】実施例1,2では、平坦化膜としてSiO
2 を用いた例を示したが、その他にSiNX ,Si3 N
4 ,ポリイミドを同様に実施したが同様の結果が得られ
た。この様に平坦化膜としては、化学機械研磨により平
坦化でき、かつ、各素子、配線等に影響を及ぼさない材
料であれば、全て利用できる。また、平坦化膜の作製方
法においても同様に多種多用(スピンオングラス,CV
D,スパッタ成膜,塗布等)の方法を用いることができ
る。
2 を用いた例を示したが、その他にSiNX ,Si3 N
4 ,ポリイミドを同様に実施したが同様の結果が得られ
た。この様に平坦化膜としては、化学機械研磨により平
坦化でき、かつ、各素子、配線等に影響を及ぼさない材
料であれば、全て利用できる。また、平坦化膜の作製方
法においても同様に多種多用(スピンオングラス,CV
D,スパッタ成膜,塗布等)の方法を用いることができ
る。
【0041】(実施例3)次に化学機械研磨の際に、研
磨停止層を挿入する場合を説明する。
磨停止層を挿入する場合を説明する。
【0042】ほとんどの工程は、実施例1と同じであ
る。異なる工程を以下に示す。
る。異なる工程を以下に示す。
【0043】実施例1と同様に操作して図2(B)に示
すSi基板11の表面のみにGaAs層22を選択成長
させた。
すSi基板11の表面のみにGaAs層22を選択成長
させた。
【0044】次に、SiO2 膜21に比較して研磨速度
の遅いSi3 N4 膜41を、2.95μm±0.05μ
mで研磨停止層として積層した(図11(A))。
の遅いSi3 N4 膜41を、2.95μm±0.05μ
mで研磨停止層として積層した(図11(A))。
【0045】次に、平坦部において、Si3 N4 膜41
を選択的にエッチングする(図11(B))。更に、第
一の平坦化膜としてSiO2 平坦化膜23を5μm積層
する(図12(A))。
を選択的にエッチングする(図11(B))。更に、第
一の平坦化膜としてSiO2 平坦化膜23を5μm積層
する(図12(A))。
【0046】その後、化学機械研磨により、SiO2 平
坦化膜23の研磨を行う。この際研磨終了を実施例1と
同じ様に4.3μmを目標にするが、それよりも約0.
1μmオーバ研磨を行った。しかしながら、Si3 N4
はSiO2 に比較して研磨速度が遅いため、研磨はSi
3 N4 層41の所で停止する(図12(B))。
坦化膜23の研磨を行う。この際研磨終了を実施例1と
同じ様に4.3μmを目標にするが、それよりも約0.
1μmオーバ研磨を行った。しかしながら、Si3 N4
はSiO2 に比較して研磨速度が遅いため、研磨はSi
3 N4 層41の所で停止する(図12(B))。
【0047】これは、実施例1では、研磨停止が、Si
基板11と研磨布との平行度で決定され、その位置精度
で残されたSiO2 膜分布が決定する。すなわち精度が
必要であった。それに比較し、本実施例では、研磨停止
が研磨停止剤(Si3 N4 )で決定されるため、平行度
の精度は必要ない。その結果、研磨機械が安価ですむ。
特別の技術が無くとも、再現性に優れた研磨面が得られ
るという特徴を有する。尚、第二の平坦化膜層を形成し
て平坦化層を形成する図4(B)〜図5(A)に示した
工程においても、同様の研磨停止を入れて、同様に操作
した結果、平行度の精度が必要なかった。
基板11と研磨布との平行度で決定され、その位置精度
で残されたSiO2 膜分布が決定する。すなわち精度が
必要であった。それに比較し、本実施例では、研磨停止
が研磨停止剤(Si3 N4 )で決定されるため、平行度
の精度は必要ない。その結果、研磨機械が安価ですむ。
特別の技術が無くとも、再現性に優れた研磨面が得られ
るという特徴を有する。尚、第二の平坦化膜層を形成し
て平坦化層を形成する図4(B)〜図5(A)に示した
工程においても、同様の研磨停止を入れて、同様に操作
した結果、平行度の精度が必要なかった。
【0048】(実施例4)次に第4の実施例として、基
板の一部に選択成長し、その選択成長表面を平坦化した
例を示す。
板の一部に選択成長し、その選択成長表面を平坦化した
例を示す。
【0049】実施例1〜3では問題に成らない成長条件
で行ったが、化合物半導体の成長方法、条件により、選
択成長がうまく達成できない場合がある。
で行ったが、化合物半導体の成長方法、条件により、選
択成長がうまく達成できない場合がある。
【0050】その例として、エッジグロース,選択マス
クへの多結晶成長がある。
クへの多結晶成長がある。
【0051】エッジグロースとは、選択成長において、
選択成長マスク近傍が目的とする成長速度より速くなる
現象である。これは、未成長の選択マスク上の成長原料
が気相拡散あるいは成長面マイグレーションにより選択
成長領域に運ばれ、選択成長の選択成長マスク近傍の成
長速度が速まるものと理解されている。
選択成長マスク近傍が目的とする成長速度より速くなる
現象である。これは、未成長の選択マスク上の成長原料
が気相拡散あるいは成長面マイグレーションにより選択
成長領域に運ばれ、選択成長の選択成長マスク近傍の成
長速度が速まるものと理解されている。
【0052】選択マスクへの多結晶等の成長とは、本
来、選択マスクにはなにも成長しないはずであるが、成
長条件によっては、(例えば、成長の加飽和度が高すぎ
る場合など)選択マスク上にも化合物半導体が析出す
る。この析出物も表面凹凸として、後工程に各種の障害
を与える。
来、選択マスクにはなにも成長しないはずであるが、成
長条件によっては、(例えば、成長の加飽和度が高すぎ
る場合など)選択マスク上にも化合物半導体が析出す
る。この析出物も表面凹凸として、後工程に各種の障害
を与える。
【0053】実施例2と同様に操作して、InPを成長
するべき所のSi表面を露出させ、成長させたくない所
は、SiO2 膜21を選択成長膜とした(図13
(A))。本実施例では、成長時間を短縮させるためす
なわち、成長時間を短くして、スループットを上げる目
的のために加飽和度を上げた。
するべき所のSi表面を露出させ、成長させたくない所
は、SiO2 膜21を選択成長膜とした(図13
(A))。本実施例では、成長時間を短縮させるためす
なわち、成長時間を短くして、スループットを上げる目
的のために加飽和度を上げた。
【0054】そのため、InP成長領域においては、
目的とするInP層32の成長膜厚以上がSiO2 選択
成長膜近傍で成長(エッジグロース)32aした、選
択成長膜上にも、結晶32bが成長した(図13
(B))。
目的とするInP層32の成長膜厚以上がSiO2 選択
成長膜近傍で成長(エッジグロース)32aした、選
択成長膜上にも、結晶32bが成長した(図13
(B))。
【0055】これらは、次の工程において問題となる。
本実施例では、この状態において、同様に平坦化膜とし
てのSiO2 平坦化膜23を積層した(図14
(A))。その後、化学機械研磨により平坦化を行った
(図14(B))。
本実施例では、この状態において、同様に平坦化膜とし
てのSiO2 平坦化膜23を積層した(図14
(A))。その後、化学機械研磨により平坦化を行った
(図14(B))。
【0056】その結果、エッジグロース32a、多結晶
32bの選択成長膜への成長等が有ったにもかかわら
ず、表面が平坦化された(同図14(B))。
32bの選択成長膜への成長等が有ったにもかかわら
ず、表面が平坦化された(同図14(B))。
【0057】InP選択成長領域は、エッジグロース3
2aがあったにもかかわらず、平坦なInP面が作成さ
れた。
2aがあったにもかかわらず、平坦なInP面が作成さ
れた。
【0058】多結晶32bは、平坦化材(ここでは、S
iO2 )内に存在するが、表面としては、平坦化が実現
された。
iO2 )内に存在するが、表面としては、平坦化が実現
された。
【0059】(実施例5)次に、第5の実施例として、
光−電子融合に加え、光導波路も一緒にした例を示す。
工程としては、実施例2の図10に示した配線工程の後
(図15(A))に、次の工程を行った。
光−電子融合に加え、光導波路も一緒にした例を示す。
工程としては、実施例2の図10に示した配線工程の後
(図15(A))に、次の工程を行った。
【0060】実施例2で配線工程を行った後、光発光受
光素子(ここでは、装置表面方向からの光の入出力が行
われる)間の表面に、高屈折率の光導波路51を作製し
た(図15(B))。ここでは、図16に示す様に、発
光受光素子12からの光は、斜に作製された導波路51
により全反射され、横方向に伸びる光導波路51へ光が
効率良く方向転換されている。この段階で、光配線,電
気配線が完成し、目的を果たしている。
光素子(ここでは、装置表面方向からの光の入出力が行
われる)間の表面に、高屈折率の光導波路51を作製し
た(図15(B))。ここでは、図16に示す様に、発
光受光素子12からの光は、斜に作製された導波路51
により全反射され、横方向に伸びる光導波路51へ光が
効率良く方向転換されている。この段階で、光配線,電
気配線が完成し、目的を果たしている。
【0061】本実施例では、さらに光配線を2重化し
た。平坦化材52を配線段差より厚い膜厚で積層し、化
学機械研磨により平坦化を行った(図17(A))。
た。平坦化材52を配線段差より厚い膜厚で積層し、化
学機械研磨により平坦化を行った(図17(A))。
【0062】その後CVDとフォトエッチング等によ
り、光導波路を所望の発光素子と受光素子間に光配線を
行った(図17(B))。ここでは、光配線の2重化と
して、横方向を第1層の光導波路51A(図17
(B))、紙面方向を第2層の光導波路51B(図17
(B))とした(図18の平面図参照)が、これらを適
当に組合わせることはもちろん可能である。また、第2
層目の光配線の工程において、電気配線を同時に実施す
ることも可能である。
り、光導波路を所望の発光素子と受光素子間に光配線を
行った(図17(B))。ここでは、光配線の2重化と
して、横方向を第1層の光導波路51A(図17
(B))、紙面方向を第2層の光導波路51B(図17
(B))とした(図18の平面図参照)が、これらを適
当に組合わせることはもちろん可能である。また、第2
層目の光配線の工程において、電気配線を同時に実施す
ることも可能である。
【0063】本実施例において、化合物半導体による発
光受光素子は、他の素子等に較べて、高い位置にあり
(換言すると、発光受光素子と光導波路との距離が短い
ため)、光洩れが少なく、良い光結合(光配線)が実現
された(III 族−V族結晶が厚膜であることが、本実施
例においては有効な良い方向に現れている)。
光受光素子は、他の素子等に較べて、高い位置にあり
(換言すると、発光受光素子と光導波路との距離が短い
ため)、光洩れが少なく、良い光結合(光配線)が実現
された(III 族−V族結晶が厚膜であることが、本実施
例においては有効な良い方向に現れている)。
【0064】ここで、本実施例においては、光配線工程
において、表面は平坦化が成されており(50A以
下)、光導波路として損失あるいは外部への漏洩(クロ
ストークに関係する)はきわめて少ない物を実現するこ
とが可能となった。
において、表面は平坦化が成されており(50A以
下)、光導波路として損失あるいは外部への漏洩(クロ
ストークに関係する)はきわめて少ない物を実現するこ
とが可能となった。
【0065】尚、電気配線工程と光配線工程を逆にし
て、光配線工程の後に、電気配線工程を行っても、同様
の動作特性を有していた。
て、光配線工程の後に、電気配線工程を行っても、同様
の動作特性を有していた。
【0066】尚、本実施例では、発光受光方向を面発光
として、光配線は横方向とした。そして、光の横−縦斜
方向への変換を、斜に作製した全反射面を利用して行っ
ている。
として、光配線は横方向とした。そして、光の横−縦斜
方向への変換を、斜に作製した全反射面を利用して行っ
ている。
【0067】その他に、面方向の光を横方向に変換する
にはグレーティングによる方法も実施した。また、キャ
ビティを形成する横方向のLDや受光素子において、
斜に作製した全反射グレーチィング導波路間の干渉
等により、第1の光配線と第2の光配線を結合させるな
ど行ったが、従来の平面上に作製した光配線(導波路)
と同程度の特性を有するものが得られた。その他に、既
存の導波路技術を全て適用できることは言うまでも無
い。
にはグレーティングによる方法も実施した。また、キャ
ビティを形成する横方向のLDや受光素子において、
斜に作製した全反射グレーチィング導波路間の干渉
等により、第1の光配線と第2の光配線を結合させるな
ど行ったが、従来の平面上に作製した光配線(導波路)
と同程度の特性を有するものが得られた。その他に、既
存の導波路技術を全て適用できることは言うまでも無
い。
【0068】(実施例6)上記方法により作製した複合
半導体回路装置の特徴を示す。
半導体回路装置の特徴を示す。
【0069】平坦上に電気配線を行うため、従来の方法
で必要であった段差上の配線が不要となった。従来、段
差上に配線した場合、その部分の配線が薄くなり、回路
装置稼働中に配線がきれるなど信頼性に問題があった。
本回路装置においては、平坦な部分でのみ配線されてい
るため、段差によるこの劣化の問題はなくなり、回路装
置の信頼性(配線の寿命試験)は、従来の平坦部の配線
と同様になり、格段の向上が得られた。
で必要であった段差上の配線が不要となった。従来、段
差上に配線した場合、その部分の配線が薄くなり、回路
装置稼働中に配線がきれるなど信頼性に問題があった。
本回路装置においては、平坦な部分でのみ配線されてい
るため、段差によるこの劣化の問題はなくなり、回路装
置の信頼性(配線の寿命試験)は、従来の平坦部の配線
と同様になり、格段の向上が得られた。
【0070】また逆に、従来法においては、上記信頼性
を確保するために、配線の幅あるいは厚みを厚くする方
法が必要であった。換言すると、配線幅規制は、平坦部
のそれで決まるのではなく、段差部で決まっていた。そ
のため、例えば本実施例の半導体回路装置作製装置にお
いて、平坦部においては0.1μmの線幅精度を有して
いるにも拘らず、従来法においては、段差部の上記信頼
性を維持するために、線幅として、0.5μmまでしか
確保できなかった。本実施例の場合、この様なことはな
く、装置性能の0.1μmとしても、信頼性、歩留りに
悪影響をあたえることはない。従って、本発明の方法に
よれば、従来の物に比較して、高集積の複合半導体回路
装置を得ることができた。
を確保するために、配線の幅あるいは厚みを厚くする方
法が必要であった。換言すると、配線幅規制は、平坦部
のそれで決まるのではなく、段差部で決まっていた。そ
のため、例えば本実施例の半導体回路装置作製装置にお
いて、平坦部においては0.1μmの線幅精度を有して
いるにも拘らず、従来法においては、段差部の上記信頼
性を維持するために、線幅として、0.5μmまでしか
確保できなかった。本実施例の場合、この様なことはな
く、装置性能の0.1μmとしても、信頼性、歩留りに
悪影響をあたえることはない。従って、本発明の方法に
よれば、従来の物に比較して、高集積の複合半導体回路
装置を得ることができた。
【0071】光配線においても、上記電気配線と同様の
特徴を有している。更に、光配線においては、下記の特
徴を有し、従来法では不可能である複合半導体回路を実
現できた。
特徴を有している。更に、光配線においては、下記の特
徴を有し、従来法では不可能である複合半導体回路を実
現できた。
【0072】従来の段差上の光配線においては、横方向
の光配線であるにも拘らず、段差に従い、配線が上下方
向に変化していた。導波路により光のとじ込めが成され
ているとはいえ、この段差により、光の散乱、導波路外
への漏洩等により、光配線を伝わる光の損失、光漏洩に
よる配線間のクロストーク、シングルモードの崩壊が生
じた。そのため、細い光配線、長距離の光伝送が不可能
であった。その一例として、3μmの段差においては、
約3dBの損失があった。本実施例の場合、それらの問題
が全て解決されているという特徴を有している。
の光配線であるにも拘らず、段差に従い、配線が上下方
向に変化していた。導波路により光のとじ込めが成され
ているとはいえ、この段差により、光の散乱、導波路外
への漏洩等により、光配線を伝わる光の損失、光漏洩に
よる配線間のクロストーク、シングルモードの崩壊が生
じた。そのため、細い光配線、長距離の光伝送が不可能
であった。その一例として、3μmの段差においては、
約3dBの損失があった。本実施例の場合、それらの問題
が全て解決されているという特徴を有している。
【0073】また、光配線において、その伝播特性は、
導波路の界面の平坦性が大きな要因となる。導波路の界
面に凹凸がある場合、光はそこで、散乱され、伝播損失
の増大、外部への光の放出が生じて、導波路特性を著し
く悪化させる。従来、段差上で導波路を作製した場合、
フォト工程の焦点深度の関係から、フォトの切れを良く
することができなかった。そのため、段差が大きくなる
と、導波路の界面(外壁)に凹凸が発生した。段差3μ
mにおいては、1μmの凹凸が発生していた。1μmの
凹凸では、1.5μmの光をシングルモードを伝播させ
ることは不可能であった。しかしながら、本実施例にお
いては、界面の凹凸は、0.03μm以下に制御されて
おり、伝播効率に格段の向上がみられ、チップ内の伝送
(約4mm)においてはその損失が1dB以下になってい
る。
導波路の界面の平坦性が大きな要因となる。導波路の界
面に凹凸がある場合、光はそこで、散乱され、伝播損失
の増大、外部への光の放出が生じて、導波路特性を著し
く悪化させる。従来、段差上で導波路を作製した場合、
フォト工程の焦点深度の関係から、フォトの切れを良く
することができなかった。そのため、段差が大きくなる
と、導波路の界面(外壁)に凹凸が発生した。段差3μ
mにおいては、1μmの凹凸が発生していた。1μmの
凹凸では、1.5μmの光をシングルモードを伝播させ
ることは不可能であった。しかしながら、本実施例にお
いては、界面の凹凸は、0.03μm以下に制御されて
おり、伝播効率に格段の向上がみられ、チップ内の伝送
(約4mm)においてはその損失が1dB以下になってい
る。
【0074】この様に、本発明の方法による複合半導体
装置は、上下方向、横方向(界面の凹凸)両方の、光導
波路の界面平坦性(直線性)が向上していると言う特徴
を有しており、従来の技術では得られない、光配線特性
を有している。
装置は、上下方向、横方向(界面の凹凸)両方の、光導
波路の界面平坦性(直線性)が向上していると言う特徴
を有しており、従来の技術では得られない、光配線特性
を有している。
【0075】半導体部分が厚くなっているため、III 族
−V族化合物半導体の結晶性が向上している。従来法に
より作製した場合、本実施例と同じ結晶性を得ようとす
る、換言すると、同等のIII 族−V族半導体素子特性を
得ようとすると、III 族−V族半導体素子の上面が、S
i−LSIの上面より高い位置になる。そのため、光・
電気配線において、縦方向の配線が長くなるという不利
があった。本発明の方法による回路装置においては、II
I 族−V族回路装置も、Si回路装置も上面は同じ高さ
となり、縦方向の配線が短く実現されている。配線が短
くなり、電気・光配線による伝播効率が向上するという
特徴を有している。
−V族化合物半導体の結晶性が向上している。従来法に
より作製した場合、本実施例と同じ結晶性を得ようとす
る、換言すると、同等のIII 族−V族半導体素子特性を
得ようとすると、III 族−V族半導体素子の上面が、S
i−LSIの上面より高い位置になる。そのため、光・
電気配線において、縦方向の配線が長くなるという不利
があった。本発明の方法による回路装置においては、II
I 族−V族回路装置も、Si回路装置も上面は同じ高さ
となり、縦方向の配線が短く実現されている。配線が短
くなり、電気・光配線による伝播効率が向上するという
特徴を有している。
【0076】
【発明の効果】本発明の方法によれば、III −Vヘテロ
エピタキシャル生長、III −V素子形成(成長)、フォ
トリソ工程、配線等を平坦な表面上で行うことが可能と
なり、凹凸に起因する、配線の段差切れ、フォトの焦点
深度差によるボケ等が解決できる。従って、高集積が可
能となる。その結果応答が高速になる。また従来の技術
では、損失が大きく、実現不可能と考えられていた、光
導波路を、光素子を形成した上に作成することが可能と
なる。
エピタキシャル生長、III −V素子形成(成長)、フォ
トリソ工程、配線等を平坦な表面上で行うことが可能と
なり、凹凸に起因する、配線の段差切れ、フォトの焦点
深度差によるボケ等が解決できる。従って、高集積が可
能となる。その結果応答が高速になる。また従来の技術
では、損失が大きく、実現不可能と考えられていた、光
導波路を、光素子を形成した上に作成することが可能と
なる。
【図1】第1の実施例に係る複合半導体回路装置の概略
図である。
図である。
【図2】第1の実施例の工程図である。
【図3】第1の実施例の工程図である。
【図4】第1の実施例の工程図である。
【図5】第1の実施例の工程図である。
【図6】第2の実施例の工程図である。
【図7】第2の実施例の工程図である。
【図8】第2の実施例の工程図である。
【図9】第2の実施例の工程図である。
【図10】第2の実施例の工程図である。
【図11】第3の実施例の工程図である。
【図12】第3の実施例の工程図である。
【図13】第4の実施例の工程図である。
【図14】第4の実施例の工程図である。
【図15】第5の実施例の工程図である。
【図16】斜全反射による光配線図である。
【図17】第5の実施例の工程図である。
【図18】光配線(二重)、電気配線の平面図である。
【図19】従来の複合半導体回路装置の概略図である。
【符号の説明】 11 Si基板 12 GaAs電子・光素子 13 SiLSI 14 SiO2 膜 15 穴 16 配線 21 SiO2 膜 22 GaAs層 23,27 SiO2 平坦化膜 24,33 電子素子 25,34 光素子 26,35 電子・光素子 31 凹部 32 InP層 32a エッジグロース 32b 結晶 36 InP電子・光素子 41 Si3 N4 膜 51 光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須郷 満 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐々木 徹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 二三彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−191572(JP,A) 特開 平3−50822(JP,A) 特開 平4−164331(JP,A) 特開 昭60−245187(JP,A) 特開 平6−224404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/15 H01L 21/3205 - 21/3213 H01L 21/768
Claims (4)
- 【請求項1】 Si基板上に化合物半導体をヘテロエピ
タキシャル成長した複合半導体基板上に、電気および光
素子を形成する工程において、 (1)Si基板の一部に選択的に化合物半導体をヘテロ
エピタキシャル成長させる工程と、 (2)表面全体に亙って平坦化材料からなる第一の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (3)上記第一の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (4)平坦化された、選択成長した半導体の上に所望の
素子構造を成長させる工程と、 (5)表面全体に亙って平坦化材料からなる第二の平坦
化膜層で表面凹凸より厚く覆う工程と、 (6)上記第二の平坦化膜層の表面を研磨により平坦化
する工程と、 (7)平坦化した平坦化材料の一部に、下地Si基板あ
るいは選択成長した半導体基板あるいはそれらに形成さ
れた電極まで穴を開ける工程と、 (8)その穴に配線材料を堆積させ、表面で配線する工
程とを含む、ことを特徴とする複合半導体回路装置の作
製方法。 - 【請求項2】 請求項1において、上記Si基板の一部
に選択的に化合物半導体をヘテロエピタキシャル成長さ
せる際に、あらかじめ化合物半導体を成長させる部分の
Si表面を掘り込んでおき、続く、表面平坦化工程後にお
いても、III族−V族半導体膜厚を厚く形成することを
特徴とする複合半導体回路装置の作製方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、平坦化材料を
研磨する際に、研磨を停止させる、研磨速度の遅い材料
を、所望の厚さの箇所に配設することを特徴とする複合
半導体回路装置の作製方法。 - 【請求項4】 請求項1において、平坦化膜層の表面に
配線を形成した該平坦表面で第1層の光配線を形成した
後、平坦化材料からなる第三の平坦化膜層で表面凹凸よ
り厚く覆った後表面研磨により平坦化し、次いで、前記
第1層の光配線と略直交する第2層の光配線を形成する
ことを特徴とする複合半導体回路装置の作製方法。
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