JP4857702B2 - 集積型光半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
このような光通信用デバイスの通信速度向上を背景として、光通信網が幹線系だけではなく、オフィスや家庭などのアクセス系まで市場が広がり、光送受信器に用いられる発光・受光デバイスは高速かつ安価で効率の高いものが求められている。
光通信用の光半導体装置を安価に構成するものとしては、例えばモノリシックに集積された光変調器集積型半導体レーザ装置や光増幅器集積型半導体レーザ装置などがある。
これらの集積型光半導体装置は、半導体レーザ、この半導体レーザと光軸を共有して半導体レーザに前置された光半導体デバイス、例えば光変調器や光増幅器、およびこれらの光デバイスと光軸を共有し前置された窓層構造部を有している。
例えば、光変調器集積型半導体レーザ装置で説明すると、半導体レーザとこの半導体レーザに前置された光変調器とこの光変調器に前置された窓層構造部とは、基本的な構成でいえば、それぞれが例えばInP/InGaAsP/InPからなるダブルへテロ接合構造を有している。
光変調器は基本積層構造として例えばInP基板の上にエピタキシャル成長されたInGaAsP層とこのInGaAsP層の上にエピタキシャル成長されたInP層とを有するダブルへテロ接合構造である。
窓層構造部は基本積層構造として例えばInP基板の上にエピタキシャル成長されたInP層とこのInP層の上にエピタキシャル成長されたInGaAsP層とこのInGaAsP層の上にエピタキシャル成長されたInP層とを有するダブルへテロ接合構造である。そしてこの3つの光素子の基本積層構造はInP基板を共通にしてその上にそれぞれの積層構造がバットジョイントにより接合されている。
この半導体光集積回路の形成方法は、基板上に形成された回折格子とこの上に形成されたInGaAsPの活性層とこの上に形成されたInPからなるクラッド層を有するDFBレーザ、このDFBレーザと光軸を同じにする(InGaMn)As系の希薄磁性半導体層からなるDMS層およびInPからなるクラッド層を有する光アイソレータ領域、及び同じく光軸を同じにするInGaAsPからなる光導波層とInPからなるクラッド層とを有する光導波路を順次形成し、DFBレーザ領域と光アイソレータ領域の境界および光アイソレータ領域と光導波路との境界にエッチングにより凹所を形成し、ここに液晶偏光子を形成するものである(例えば、特許文献1、段落番号[0019]−[0035]、および図1−図4 参照)。
まず、半導体レーザの基本積層構造である第1のInGaAsP層と第1のInP層とをInP基板の上に順次エピタキシャル成長により形成する。
次いで、第1のInP層の表面に酸化シリコン膜を形成し、光軸上における最も先端に配置される窓層構造部を含みさらに若干の光軸方向にマージンを考慮した長さの領域に対応した部分に開口を有する第1の酸化シリコン膜パターンを形成し、この第1の酸化シリコン膜パターンをマスクとして、例えば反応性イオンを用いたドライエッチングなどの非選択性エッチングによりエッチング時間に基づいたエッチング深さ制御を行って第1のInP層を完全に除去し、引き続いて酒石酸のようにInGaAsPに対して反応速度が速く、InPに対しては反応速度が遅いエッチャントを用いて選択性エッチングを行うことにより、エッチング深さの制御性よく第1のInP層と第1のInGaAsP層とを除去する。
次に、光変調器部の基本積層構造の形成を行う。まず、第1の酸化シリコン膜パターンを除去し、窓層構造部を含む基本積層構造と半導体レーザの基本積層構造の表面に酸化シリコン膜を形成し、窓層構造部と半導体レーザとの間に配設されこれらと光軸を共有する光変調器に対応する部分に開口を有する第2の酸化シリコン膜パターンを形成する。この第2の酸化シリコン膜パターンの開口内に先ほど形成された窓層構造部の基本積層構造の一部と半導体レーザの基本積層構造の一部とが含まれる。従って開口内に第1のバットジョイントが存在していることになる。
すなわち、半導体レーザの基本積層構造の一部にはInP基板上にInGaAsP層を有しているので、酒石酸を用いた選択性エッチングを用いることができるが、窓層構造部の基本積層構造の部分はInP基板上にエピタキシャル成長により形成されたInP層が存在しているで、酒石酸を用いた選択性エッチングを用いることができない。このために第2の酸化シリコン膜パターンをマスクにしてエッチングを行う際には、非選択性エッチングを行って、エッチング深さはエッチング時間によって制御せざるを得ない。
この結果、エッチング深さが反応速度のバラツキ、例えば+−20%程度のバラツキの影響を受ける。
例えば光変調器集積型半導体レーザ装置でいえば、半導体レーザの活性層と光変調器の吸収層とにずれを生じ、光変調が効率よく行われないということが生じる。またこれは光増幅器集積型半導体レーザ装置でも同様で、効率のよい光増幅器集積型半導体レーザ装置が形成されない。
このように従来の製造方法によっては、異なるダブルへテロ基本積層構造を有する3以上の光素子をバットジョイントによりモノリシックに形成する場合、基板からの層厚方向の相対位置を制御性よく集積するのが困難であるという問題点があった。
図1はこの発明の一実施の形態に係る集積型光半導体装置の基本積層構造を示す断面図である。なお以下の図において同じ符号は同一のものか相当のものを表す。
図1の集積型光半導体装置の基本積層構造10の断面図は半導体レーザの導波路方向に並行する断面における断面図である。
基本積層構造10は、第1の光半導体素子構造としての半導体レーザ部12と、この基本積層構造10において光の出射方向の最先端部に位置する第2の光半導体素子構造としての窓層構造部14と、この窓層構造部14に密接する光半導体素子間構造としての第1素子間部16と、この第1素子間部16と光の出射側の端面が密接し、光の入力側端面が半導体レーザ部12の出射端面に密接する第3の光半導体素子構造としての前置光素子部18、例えば光変調器や光増幅器など、の基本積層構造で構成されている。
窓層構造部14は、InP基板20の上に配設された半導体層としての、例えばInP層26と、このInP層26の上にヘテロ接合された第3積層構造としての1層または複数層からなるInGaAsP層28と、このInGaAsP層28の上にヘテロ接合された第4積層構造としての1層または複数層からなる、例えばInP層30とから構成されている。
第1素子間部16は、半導体レーザ部12と同じ工程で積層された積層構造で、InP基板20の上にヘテロ接合されたInGaAsP層23とこのInGaAsP層23の上にヘテロ接合されたInP層25とから構成されて、その光導波路方向の厚みが100μm以下の厚さであり、実際の形成工程を考慮すると1μm以上で100μm以下、望ましくは2μm以上で10μm以下、さらに望ましくは2μm以上で5μm以下の厚さである。
なお、第1素子間部16はその厚みが厚くなれば光の損失要素となるが、100μm以下の厚さでは、特に大きな損失要因にはならない。
前置光素子部18は、InP基板20の上に配設された例えばInP層32と、このInP層32の上にヘテロ接合された第5積層構造としての1層または複数層からなるInGaAsP層34と、このInGaAsP層34の上にヘテロ接合された第6積層構造としての1層または複数層からなる、例えばInP層36とから構成されている。
図2、図3、図4、及び図5はこの発明の一実施の形態に係る集積型光半導体装置の基本積層構造の製造方法の一工程における基本積層構造の断面図である。
図2を参照して、まずInP基板20の上にInGaAsP層22と同じ構成のInGaAsP層40とInP層24と同じ構成のInP層42を順次エピタキシャル成長により形成する。
次いで、InP層42の表面に酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜の表面にレジスト膜を塗布した後、干渉露光法を適用することにより、光軸上における最も先端に配置される窓層構造部14の形成予定領域に対応する部分に開口44aを有するレジストパターン44を形成し、このレジストパターン44をマスクとしてエッチングを行い、窓層構造部14の形成予定領域に対応する部分に開口46aを有する酸化シリコン膜パターン46を形成する。図2はこの工程の結果を示している。
さらに引き続いて酒石酸のようなエッチャントを用いて選択性エッチングを行うことによりInGaAsP層40の残りの部分を除去する。酒石酸はInGaAsPに対して反応速度が速く、InPに対しては反応速度が遅いエッチャントであるので、InGaAsP層40とInP基板20とにおいて選択性を有する。このために選択性エッチングが可能であり、選択性エッチングを行うことによりエッチング深さはエッチング時間による制御よりも精度よく規定される。この選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図3の領域Bでもって示されている。
次に前置光素子部18の形成を行う。
図5を参照して、酸化シリコン膜パターン46を除去し、窓層構造部14のInP層30とInP層42との表面に酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜の表面にレジスト膜を塗布した後、干渉露光法を適用することにより、窓層構造部14のInP層30と第1素子間部16の形成予定領域に対応する部分とを覆い、前置光素子部18の形成予定領域に対応する部分に開口を有するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてエッチングを行い、窓層構造部14のInP層30と第1素子間部16との形成予定領域に対応する部分とを覆い、前置光素子部18の形成予定領域に対応する部分に開口50aを有する酸化シリコン膜パターン50を形成する。
開口50aはバットジョイント48に並行しながらバットジョイント48からInP層42の側に、例えば2μm以上で5μm以下の距離入り込んだ一辺とこの一辺から前置光素子部18の光軸方向の長さ分だけ離れた距離に形成された対辺とを有している。
次に酸化シリコン膜パターン50をマスクとして、例えば反応性イオンを用いたドライエッチングなどの非選択性エッチングにより、InP層42を完全に除去し、さらにInGaAsP層40の上表面側の厚さの一部をエッチングする程度の深さまで、エッチング時間に基づいたエッチング深さ制御を行ってエッチングを行う。この非選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図5の領域Aでもって示されている。
さらに引き続いて酒石酸のようなエッチャントを用いて選択性エッチングを行うことによりInGaAsP層40の残りの部分を除去する。このエッチングは選択性エッチングであるために、エッチング深さはエッチング時間による制御よりもエッチング深さが精度よく規定される。この選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図5の領域Bで示されている。これにより半導体レーザ部12のInGaAsP層22とInP層24とが形成される。図5はこの工程の結果を示している。
次いで酸化シリコン膜パターン50をマスクとしてエピタキシャル成長により、エッチングにより露呈したInP基板20の表面上にInP層32と、このInP層32の上にヘテロ接合された1層または複数層からなるInGaAsP層34と、このInGaAsP層34の上にヘテロ接合された1層または複数層からなる、InP層36とを順次形成する埋込成長を行う。この際に、前置光素子部18と第1素子間部16および半導体レーザ部12とが光軸を共有するようにバットジョイントが形成されたことになる。この結果図1に示された集積型光半導体装置の基本積層構造10が形成される。そしてさらにこの基本積層構造10の上に所定の半導体層が積層され、集積型光半導体装置として構成される。
この結果、エッチングに続けて行う積層工程により形成された前置光素子部18は、積層の厚み方向の位置誤差を少なく形成できるから、光軸上においてこの前置光素子部18の前後に置かれる窓層構造部14および半導体レーザ部12と光軸の位置ずれが少ない。また歩留まりもよくなる。
従って基本積層構造10に基づいて構成された集積型光半導体装置は、光軸のずれに伴う損失が少なくなるので、簡単な構成で、安価でかつ動作効率の高い集積型光半導体装置を得ることができる。
なおこの実施の形態1では、窓層構造部14と前置光素子部18と半導体レーザ部12との3光素子を有する集積方光半導体装置について説明したが、第1素子間部16と前置光素子部18とを形成する工程を繰り返す頃により、半導体レーザ部12の前に複数の前置光素子部を形成することができ、さらに多くの光素子を配設した集積型光半導体装置を同様の製造方法により精度よく形成することができる。
このために第2のマスクパターンをマスクとした埋込成長を行うことにより形成される第3の光半導体素子構造はその厚さ方向の位置誤差が少なく形成され、第3の光半導体素子構造の光軸は第3の光半導体素子構造の前後に置かれる第2の光半導体素子構造および第1の光半導体素子構造の光軸の位置とのずれが少なく、また歩留まりも高くなる。従ってこの製造方法による集積型光半導体装置は、光軸のずれに伴う損失が少なくなるので、簡単な工程で安価で動作効率が高い集積型光半導体装置を得ることができる。
図6はこの発明の一実施の形態に係る集積型光半導体装置の斜視図である。
図6において、集積型光半導体装置としての光変調器集積型半導体レーザ装置60は、半導体レーザ部12と光の出射方向の最先端部に位置する窓層構造部14と、この窓層構造部14に密接する第1素子間部16と、この第1素子間部16と光の出射側の端面が密接し光の入力側端面が半導体レーザ部12の出射端面に密接する前置光素子部18、この実施の形態2では光変調器181で構成されている。
光変調器集積型半導体レーザ装置60はn導電型(以下、“n導電型”を“n−”と、“p導電型”を“p−”と、不純物を添加していないものを“i−”と表記する)のInP基板20上の中央部に、光の出射端面側から順次、窓層構造部14、第1素子間部16、光変調器181、および半導体レーザ部12がバットジョイントされ、リッジ状に形成された光素子リッジ部62が配設されている。n−InP基板20上において、光素子リッジ62の両側に分離溝64を介して電極パッド基台66が形成されている。光素子リッジ部62、分離溝64及び電極パッド基台66の表面上は、絶縁膜68で覆われている。
また、光素子リッジ部62の光変調器181の表面には、光変調器181の高電位側電極74が配設され、分離溝64の表面を経由し電極パッド基台66に延長され、電極パッド基台66表面上に配設された高電位側電極パッド76に接続されている。
半導体レーザ部12の基本積層部分は、n−InP基板20の上に順次配設されたn−InGaAsP層121、多重量子井戸構造の活性層122、p−InGaAsP層123、p−InP層124と、このp−InP層124の上に光の導波方向に所定のピッチで離散的に形成されたInGaAsP層の回折格子層125と、この回折格子層125を埋込み、さらに積層したp−InP層126とが積層されている。
半導体レーザ部12のn−InGaAsP層121、活性層122、及びp−InGaAsP層123が第1積層構造を構成しており、クラッド層としてのp−InP層124、回折格子層125およびクラッド層としてのp−InP層126が第2積層構造を構成している。
第1素子間部16の基本積層部分は、半導体レーザ部12の基本積層部分と同じ工程で積層され、n−InGaAsP層121、活性層122、p−InGaAsP層123、p−InP層124と、p−InP層126とが積層されている。図7には第1素子間部16の基本積層部分にInGaAsP層の回折格子層125が含まれていないが、含まれてもかまわない。
また、第1素子間部16の光素子リッジ62の長手方向、すなわち光軸方向の厚みは、例えば2μm以上で5μm以下の厚さである。
光変調器181の基本積層部分は、n−InP基板20の上に順次配設されたn−InGaAsP層184、光吸収層186、p−InGaAsP層188およびp−InP層190で構成されている。
半導体レーザ部12、光変調器181、窓層構造部14そして第1素子間部16の表面上には、コンタクト層84およびコンタクト層86をも含め絶縁膜68が配設されている。コンタクト層84およびコンタクト層86それぞれの表面の一部に個別に絶縁膜68に開口部が設けられ、これらの開口部を介して、半導体レーザ部12ではコンタクト層84とp側電極70とが、また光変調器181ではコンタクト層86と高電位側電極74とがそれぞれ電気的に接続されている。
また図9は図6の集積型光半導体装置のIX−IX断面における断面図である。図9は、光変調器181の、レーザー光の光軸に直交する断面における断面図である。
また図10は図6の集積型光半導体装置のX−X断面における断面図である。図10は、半導体レーザ部12の、レーザー光の光軸に直交する断面における断面図である。図10においては、回折格子層125が無い部分の断面を示している。
また第1素子間部16の、レーザー光の光軸に直交する断面における断面図は、図10においてコンタクト層84、絶縁膜68の開口、p側電極70および半導体レーザ電極パッド72を除いた断面図に相当する。
このように構成された光変調器集積型半導体レーザ装置60は、n−InP基板20に接続されたn側電極(図示せず)とp側電極70との間に電圧が印加され、これに伴ってレーザ発振が励起こされる。発光したレーザ光は、n−InP基板20と接続されたn側電極(図示せず)と高電位側電極74との間に印加されたRF電圧により、光変調器181により変調を受け、信号光として窓層構造部14を経由し出射される。
図11、図12、図13、図14、図15、及び図16はこの発明の一実施の形態に係る集積型光半導体装置の製造方法の一工程における集積型光半導体装置の断面図である。
図11を参照して、まずn−InP基板20の上にn−InGaAsP層121、多重量子井戸構造の活性層122、p−InGaAsP層123、p−InP層124、および回折格子層125としてのInGaAsP層128を順次エピタキシャル成長により形成する。
次いで、InGaAsP層128の表面に、例えばSiO2などの酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜の表面にレジスト膜を塗布した後、干渉露光法あるいは電子ビーム露光法を適用することにより、回折格子パターンを描画し、回折パターンと同じ形状のレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてInGaAsP層128の表面が露呈するまで酸化シリコン膜をエッチングし、回折格子パターンと同じ形状の酸化シリコン膜パターン202を形成する。次いでレジストパターンを除去する。図11はこの工程の結果を示す。
図13を参照して、次にp−InP層126の表面上に酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜の表面にレジスト膜を塗布した後、干渉露光法あるいは電子ビーム露光法を適用することにより、光変調器集積型半導体レーザ装置60の光軸上における最も先端に配置される窓層構造部14の形成予定領域に対応する部分に開口を有するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてエッチングを行い、窓層構造部14の形成予定領域に対応する部分に開口46aを有する酸化シリコン膜パターン46を形成する。
さらに引き続いて酒石酸のようなエッチャントを用いて選択性エッチングを行うことによりp−InGaAsP層123の残りの部分、活性層122およびn−InGaAsP層121を除去する。酒石酸はInGaAsPに対して反応速度が速く、InPに対しては反応速度が遅いエッチャントであるので、n−InGaAsP層121とn−InP基板20とにおいて選択性を有するので選択性エッチングが可能である。この結果、エッチング深さはエッチング時間による制御よりも精度よく規定される。この選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図13の領域Bで示されている。図13はこの工程の結果を示している。
図15を参照して、酸化シリコン膜パターン46を除去し、窓層構造部14のi−InP層30とp−InP層126との表面に酸化シリコン膜を形成し、この酸化シリコン膜の表面にレジスト膜を塗布した後、干渉露光法あるいは電子ビーム露光法を適用することにより、窓層構造部14と第1素子間部16の形成予定領域とを覆い、光変調器181の形成予定領域に対応する部分に開口を有するレジストパターンを形成し、このレジストパターンをマスクとしてp−InP層126の表面が完全に露呈するまでエッチングを行い、光変調器181の形成予定領域に対応する部分に開口50aを有する酸化シリコン膜パターン50を形成する。
次に酸化シリコン膜パターン50をマスクとして、例えば反応性イオンを用いたドライエッチングなどの非選択性エッチングにより、p−InP層126、回折格子層125、およびp−InP層124を完全に除去し、さらにp−InGaAsP層123の上表面側の厚さの一部を除去する。この非選択性エッチングはエッチング時間に基づいたエッチング深さ制御により行われる。この非選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図15の領域Aで示されている。
さらに引き続いて酒石酸のようなエッチャントを用いて選択性エッチングを行うことによりp−InGaAsP層123の残りの部分、活性層122およびn−InGaAsP層121を除去する。このエッチングは選択性エッチングにより行われるので、エッチング深さは精度よく規定される。この選択性エッチングによりエッチングされた領域が、図15の領域Bで示されている。図15はこの工程の結果を示している。
次いで、酸化シリコン膜パターン50が除去される。半導体レーザ部12のp−InP層126、窓層構造部14のInP層30、第1素子間部16のp−InP層126、および光変調器181のp−InP層190の上表面は、ほぼ同一平面となるように形成され、これらの表面上にp−InP層80がエピタキシャル成長により形成される。
さらに、半導体レーザ部12及び光変調器181に対応してp−InP層80の表面上に、それぞれ個別にコンタクト層84及びコンタクト層86が形成される。
次いでコンタクト層84及びコンタクト層86の表面上に位置する絶縁膜68に開口が形成される。この開口を介してコンタクト層84と電気的に接続されたp側電極70及び半導体レーザ電極パッド72が絶縁膜68上に形成され、同じく開口を介してコンタクト層86と電気的に接続された高電位側電極74および高電位側電極パッド76が絶縁膜68上に形成され、図6、図7、図8、図9及び図10で示された光変調器集積型半導体レーザ装置60が形成される。
この結果、エッチングに続けて行う積層工程により形成された光変調器181の基本積層部分は、積層の厚み方向の位置誤差を少なく形成できるから、光軸上においてこの光変調器181の前後に置かれる窓層構造部14および半導体レーザ部12と光軸の位置ずれが少ない。従って光変調器集積型半導体レーザ装置60は、光軸のずれに伴う損失が少なくなりまた歩留まりもよい。従って第1素子間部16を残すという簡単な構成で、安価で動作効率の高い光変調器集積型半導体レーザ装置60を得ることができる。
図17において、集積型光半導体装置としての光増幅器集積型半導体レーザ装置90は、光変調器集積型半導体レーザ装置60の光変調器181を光増幅器192に置き換えたもので、他の構成は同じである。
図18は図17の集積型光半導体装置のXVIII−XVIII断面における断面図である。
光増幅器192の基本積層部分は、n−InP基板20の上に順次配設されたn−InGaAsP層194、多重量子井戸構造の活性層196、p−InGaAsP層198、およびp−InP層199で構成されている。
半導体レーザ部12のp−InP層126、窓層構造部14のInP層30、第1素子間部16のp−InP層126、および光増幅器192のp−InP層199の上表面はほぼ同一平面となるように形成され、これらの表面上にp−InP層80が配設されている。半導体レーザ部12と光増幅器192に対応してp−InP層80の表面上にはそれぞれ個別にコンタクト層84及びコンタクト層86が形成される。
半導体レーザ部12、光増幅器192、窓層構造部14そして第1素子間部16の表面上には、コンタクト層84およびコンタクト層86をも含め絶縁膜68が配設されている。コンタクト層84およびコンタクト層86それぞれの表面に位置して個別に絶縁膜68に開口部が設けられている。これらの開口部を介して、半導体レーザ部12ではコンタクト層84とp側電極70とが、また光増幅器192ではコンタクト層86と高電位側電極74とがそれぞれ電気的に接続されている。
また図17の集積型光半導体装置のVIII−VIII断面における断面図、およびX−X断面における断面図は図9及び図10とそれぞれ同一である。
また第1素子間部16の、レーザー光の光軸に直交する断面における断面図は、図10においてコンタクト層84、p側電極70および半導体レーザ電極パッド72を除いた断面図に相当する。
光増幅器集積型半導体レーザ装置90の製造方法は、光増幅器192の基本積層部分であるn−InGaAsP層194、多重量子井戸構造の活性層196、p−InGaAsP層198、およびp−InP層199をn−InP基板20の上に順次積層する工程が光変調器集積型半導体レーザ装置60の製造方法と異なり、他の工程は同じである。
図20はこの発明の一実施の形態に係る集積型光半導体装置の変形例の製造方法の一工程における集積型光半導体装置の断面図である。
この光増幅器集積型半導体レーザ装置90の製造方法では、光増幅器192の基本積層部分の形成を行う際のエッチングは、第1素子間部16を残してエッチングを行っている。このために光増幅器192の基本積層部分の形成を行う際のエッチングは、窓層構造部14の形成予定領域のエッチングと同様に、まず最初に非選択性エッチングを行い、次いでn−InGaAsP層121とn−InP基板20との選択性を利用する選択性エッチングを行うことができるので、エッチング深さの制御性がよくなる。
Claims (6)
- 第1の半導体からなる半導体基板の上にこの半導体基板とヘテロ接合され所定のエッチャントに対して第1の半導体のエッチング速度よりも大きなエッチング速度を有する第2の半導体で構成された1層または複数層からなる第1積層構造を形成し、この第1積層構造の上にヘテロ接合された1層または複数層からなる第2積層構造を形成し、第1積層構造と第2積層構造とを有する第1の光半導体素子構造を含む積層構造を形成する工程と、
第2積層構造の表面上に所定の形状の開口を有する第1のマスクパターンを形成し、この第1のマスクパターンをエッチングマスクとして非選択性エッチングにより第2積層構造と第1積層構造との境界を越えた深さまでエッチングを行い、次に第1のマスクパターンをエッチングマスクとして上記所定のエッチャントを用いて半導体基板が露呈するまで第1の積層構造を選択的にエッチングし、次いで第1のマスクパターンをマスクとして埋込成長によりこの露呈した半導体基板の上に所定のエッチャントに対して第1の半導体のエッチング速度と同程度のエッチング速度を有する半導体層を形成しついでダブルへテロ構造を形成することにより第2の光半導体素子構造を形成する工程と、
第2の光半導体素子構造と第2積層構造との表面を覆うとともに第2の光半導体素子構造と第2積層構造との境界から第2積層構造側に1μm乃至100μmの距離を隔て前記境界に沿って延長された一辺とこの一辺から所定の距離を隔てた対辺とを有する開口を備えた第2のマスクパターンを形成し、この第2のマスクパターンをエッチングマスクとして非選択性エッチングにより第2積層構造と第1積層構造の境界を越えた深さまでエッチングを行い、次に第2のマスクパターンをエッチングマスクとして上記所定のエッチャントを用いて半導体基板が露呈するまで第1の積層構造を選択的にエッチングすることにより第2の光半導体素子構造の端面に密接した光半導体素子間構造を形成する工程と、
エッチングにより露呈した半導体基板の上に第2のマスクパターンをマスクとした埋込成長を行うことにより、第1の端面が光半導体素子間構造と密接するダブルへテロ構造の第3の光半導体素子構造を形成する工程と、
を含む集積型光半導体装置の製造方法。 - 第2の光半導体素子構造を形成する工程が、半導体基板とヘテロ接合され第2の半導体で構成された1層または複数層からなる第3積層構造を形成する工程とこの第3積層構造の上にヘテロ接合された1層または複数層からなる第4積層構造を形成する工程とを含むことを特徴とした請求項1記載の集積型光半導体装置の製造方法。
- 第3の光半導体素子構造を形成する工程が、半導体基板とヘテロ接合され第2の半導体で構成された1層または複数層からなる第5積層構造を形成する工程とこの第5積層構造の上にヘテロ接合された1層または複数層からなる第6積層構造を形成する工程とを含むことを特徴とした請求項1または2記載の集積型光半導体装置の製造方法。
- 第1の光半導体素子構造の第1積層構造にレーザ活性層が含まれ、第2積層構造にクラッド層が含まれることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の集積型光半導体装置の製造方法。
- 第1積層構造と第2積層構造との間に回折格子が形成されたことを特徴とした請求項4記載の集積型光半導体装置の製造方法。
- 第1の半導体がInPで、第2の半導体がInGaAsPであることを特徴とした請求項1乃至5のいずれか1項に記載の集積型光半導体装置の製造方法。
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