JP5109931B2 - 半導体光集積素子および半導体光集積素子の製造方法 - Google Patents

半導体光集積素子および半導体光集積素子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、光導波路を有する半導体光集積素子およびその製造方法に係り、特に光伝送装置などに用いられる半導体レーザ、光変調器、光増幅器、光検出器、ビームスポット拡大器、光導波路などの半導体光集積素子およびその製造方法に関する。
半導体レーザ、光増幅器、位相変調器、光検出器、光導波路等の異機能領域をモノリシック集積することにより、得られる半導体光集積素子の小型化、低価格化が期待されている。特許文献1には、バットジョイント接合技術を用いたモノリシック集積デバイスが記載されている。
特許文献1に記載のモノリシック集積デバイスの製造方法を図4に示す。図4(a)〜(c)に示されるように、同文献の製造方法では、InP基板101上に光導波路層であるInGaAsP活性層102および105のみを接合させた後に、二領域共有のInP上部クラッド層106を形成している。
より詳細には、特許文献1に記載の方法は、InP基板101上に、半導体積層構造であるInGaAsP活性層102、その上部にInP上部クラッド層103を形成する。次いで、第一領域となる部分にSiOマスク104を形成する。次いで、このSiOマスク104で覆われていない第二領域となる部分をエッチングして、InP基板101を露出し(図4(a))、その後、InGaAsP活性層105を形成し、その上部にInP上部クラッド層106を形成する(図4(b))。
このような製造方法においては、上部クラッド層がサブマイクロメートル程度と十分薄い膜厚において光導波路層の接合を行う。上部クラッド層が厚いと、接合面において、第二領域の光導波路層が第一領域の上部クラッド層側にせり上がり、接合面での異常成長や結合損失が大きくなるという問題が発生する。したがって、同文献に記載の技術では、厚みのある上部クラッド層を形成しようすると、第一領域および第二領域の上部クラッド層を共通(同一のドーパント)とする必要が生じる。このため、光導波路層の接合後に、第一領域および第二領域に共有のInPクラッド層107を追加成長させる(図4(c))。
しかし、複数の異機能領域を有する半導体光集積素子において、それぞれの領域の構造を最適化する場合、必ずしも同一の上部クラッド層が必要なわけではない。
光源等の順バイアス領域、光変調器領域等を集積する半導体集積素子の層構造に目を向けると、変調器領域において上部クラッド層をp型導電層(p−InPクラッド層203)、光導波路層202をノンドープ層(i型)、下部クラッド層をn型導電層(n−InP基板201)で構成するp−i−n構造変調器(図5(a))の適用が、モノリシック集積化に有利である。これは、同じくp−i−n構造を採ることが一般的な順バイアス領域とp型上部クラッド層を共有できるためである。なお、p−InPクラッド層203の上面にはシグナル電極204を備えており、n−InP基板201の下面にはグランド電極205を備えている。
加えて、p−i−n構造変調器は、光導波路層202であるi層に印加電界が集中する。そのため、p−i−n構造変調器は、屈折率の変調効率が高く、短い導波路長で光変調が可能であるといった長所がある。その一方で、p−i−n構造変調器は、p型半導体層での光吸収損失や電気信号の吸収損失が大きい。また、薄いi層は大きなキャパシタンスをもつため速度整合やインピーダンス整合をとることが難しいといった短所がある。
これらの短所を改善する構造として、上部クラッド層をn型導電層(n−InPクラッド層210)、半絶縁性層(SI(Semi−Insulating)−InPクラッド層209)、光導波路層208をノンドープ層、n−InPバッファー層207で形成するn−SI−i−n構造変調器が特許文献2に記載されている(図5(b))。n−SI−i−n構造は、SI−InP基板206に形成されている。n−InPクラッド層210の上面にはシグナル電極211を備えており、n−InPバッファー層207の上面にはグランド電極212を備えている。n−SI−i−n構造変調器は、p型半導体層に起因する電気信号、光信号の損失を小さくでき、特性インピーダンス整合や変調RF信号と光信号の位相速度整合が容易で広帯域化に有利である。
しかし、n−SI−i−n構造変調器を適用すると、順バイアス領域がp型上部クラッド層であることから、光源領域と変調器領域で異なる上部クラッド層を有することになり、モノリシック集積化を難しくする。
このように異なる領域において、層厚が1μm程度の異なるドーパントを有する上部クラッド層の接合が可能なOSCAR−BJ(one−step cladding layer butt joint)技術を用いて製造された半導体光結合回路の例は、特許文献3で報告されている(図6)。
特許文献3の半導体光結合回路の製造方法では、InP基板301上に、InGaAsP活性層302を形成し、その上部にInP上部クラッド層303を形成する。その後、第一領域となる部分にSiOマスク304を形成する。次いで、このSiOマスク304で覆われていない第二領域となる部分をエッチングして、InP基板301を露出し(図6(a))、その後、InGaAsP活性層305を形成して、その上部にInP上部クラッド層306を形成する(図6(b))。
この技術では各領域で異なる活性層と異なるドーパントを有する上部クラッド層を、同時に、同一の接合点で集積する構造が可能となる。これにより、異なる領域の上部クラッド層を共通にしなければならないという制約は解消される。さらに、特許文献3の技術によれば、特許文献1の技術で必要であった、第一領域と第二領域に共通のクラッド層を追加成長させる必要がなくなり、結晶成長回数の削減が可能となる。
一方で、モノリシック集積素子の導波路構造は、集積するそれぞれの領域において、ハイメサ導波路構造、BH(Buried Hetero)構造、リッジ構造といったそれぞれの領域で最適な構造を採用することが望ましい。しかし、その作製工程の複雑さから、ハイメサ埋め込み構造や、リッジ導波路構造などは同一構造に統一することが望ましい。
また、これら導波路形成には、一般的に、導波路幅制御、垂直性、方位無依存という利点からドライエッチングが用いられる。しかしながら、ドライエッチングには、ウェットエッチングに比べ、エッチング面の平滑性やダメージ等により損失が増大するといった課題がある。また、光導波路層にAlを含む層を適用した場合、Al層の酸化やAl層界面への再成長時の前処理などに注意が必要となる。
これらの課題の解決策として、リッジ構造の上部クラッド層を選択成長により形成する手法が特許文献4に記載されている。この方法では、導波路をエッチングレスで形成するため、前記ドライエッチングの不具合を解消するとともに、選択成長用誘電体マスクにより導波路の幅や形状を制御が可能となる。
特開平9−102649号公報 国際公開第2004/081638号パンフレット 特開平11−87844号公報 特開平9−105893号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
特許文献1に記載の半導体光素子の製造方法では、異なる領域の上部クラッド層を共通にする必要がある。一方、特許文献3に記載のOSCAR−BJ技術を用いた半導体光結合回路の製造方法では、異なる領域の上部クラッド層を共通にする必要はないが、第二領域の光導波路層を第一領域の上部クラッド層側にせり上げずに形成するには、構造や形成条件の制約が伴う。
また、近年、光源に光変調器を集積した3つ以上の異機能領域をモノリシック集積することが求められている。3つ以上の異機能領域をモノリシック集積する場合、所定の領域に光導波路や上部クラッド層のバットジョイント接合を繰り返し行う困難さも加味される。
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、製造効率に優れ、光損失が低減した異機能領域を有するモノリシック半導体光集積素子、および、その製造方法を提供するものである。
本発明によれば、同一基板に一方向に連続して配列された互いに機能が異なる第一領域、第二領域、および第三領域を有し、
前記基板に、光導波路層と上部クラッド層とが順次積層された層構造を有し、
前記上部クラッド層を含むリッジ部が形成されており、
前記光導波路層は、前記第一領域に設けられた第一の光導波路層、および、前記第二、第三領域にわたって設けられた第二の光導波路層で構成され、前記第一の光導波路層と前記第二の光導波路層とが前記第一領域と前記第二領域との界面において接合しており、
前記上部クラッド層は、前記第一、第二領域にわたって設けられた第一の上部クラッド層、および、前記第三領域に設けられた第二の上部クラッド層で構成され、前記第一の上部クラッド層と前記第二の上部クラッド層とが、前記第二領域と前記第三領域との界面において接合している半導体光集積素子が提供される。
また、本発明によれば、一方向に連続して配列された互いに機能が異なる第一領域、第二領域、および第三領域を有する同一基板に、光導波路層と上部クラッド層とを順次積層する工程と、
前記上部クラッド層を含むリッジ部を形成する工程と、
を含み、
前記基板に前記光導波路層を積層する工程は、
第一の光導波路層を前記基板の全面に形成する工程と、
前記第二、前記第三領域に形成された前記第一の光導波路層を除去する工程と、
前記第一領域と前記第二領域との界面において前記第一の光導波路層に接合させつつ、前記第二、前記第三領域にわたって第二の光導波路層を形成する工程と、
を含み、
前記上部クラッド層を前記光導波路層に積層する工程は、
前記第一、前記第二領域にわたって第一開口部を形成しつつ第一誘導体マスクを形成する工程と、
前記第一開口部に第一の上部クラッド層を形成する工程と、
前記第一誘電体マスクを除去した後、前記第三領域に第二開口部を形成しつつ、第二誘電体マスクを形成する工程と、
前記第二領域と前記第三領域との界面において前記第一の上部クラッド層に接合させつつ、前記第二開口部に第二の上部クラッド層を形成する工程と、
を含む半導体光集積素子の製造方法
が提供される。
本発明によれば、製造効率に優れ、光損失が低減した異機能領域を有するモノリシック半導体光集積素子、および、その製造方法が提供される。
また、本発明によれば、集積する各領域において構造の最適化がはかれ素子性能の向上が期待できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1(a)は、図2で示す半導体光集積素子のA−A'断面図である。図1(b)は、図2で示す半導体光集積素子のB−B'断面図である。図1(c)は、図2で示す半導体光集積素子のC−C'断面図である。図1(d)は、図2で示す半導体光集積素子のD−D'断面図である。図1(e)は、図2で示す半導体光集積素子のE−E'断面図である。図2は、本実施形態に係る半導体光集積素子の平面図である。
本実施形態の半導体光集積素子は、同一基板401に一方向に連続して配列された互いに機能が異なる第一領域、第二領域、および第三領域を有し、基板401に、光導波路層と、上部クラッド層とが順次積層された層構造を有する。本実施形態の半導体光集積素子には、上部クラッド層を含むリッジRが形成されている。光導波路層は、第一領域に設けられた光導波路層403(第一の光導波路層)、および、第二、第三領域にわたって設けられた光導波路層406(第二の光導波路層)で構成される。光導波路層403と光導波路層406とは第一領域と第二領域との界面において接合している。上部クラッド層は、第一、第二領域にわたって設けられた上部クラッド層409(第一の上部クラッド層)、および、第三領域に設けられた上部クラッド層412(第二の上部クラッド層)で構成される。上部クラッド層409と上部クラッド層412とは第二領域と第三領域との界面において接合している。
本実施形態の半導体光集積素子では、後述するように、上部クラッド層409、412を選択成長で形成する。そのため、上部クラッド層409、412がリッジ構造となる。
本実施形態において、第三領域の一部のリッジRが、多層構造を有していてもよい。この多層構造は、上部クラッド層412および上部クラッド層412に積層された上部クラッド層414(第三の上部クラッド層)で構成される。上部クラッド層412は半絶縁性半導体層で構成することができる。
以下、本実施形態の半導体光集積素子について詳細に説明する。
本実施形態の半導体光集積素子は、同一基板401上の、少なくとも3つの異機能領域である第一領域、第二領域、および第三領域に、光導波路層403、406および上部クラッド層409、412、414を備える。すなわち、本実施形態の半導体光集積素子は、モノリシック半導体光集積素子である。光導波路層403、406はバットジョイント接合により、同一基板401上に集積されている。また、上部クラッド層409、412、414は、選択成長により同一基板401上に集積されている。
本実施形態の半導体光集積素子では、第二領域および第三領域の光導波路層406の層構造および組成が共通し、第一領域および第二領域の上部クラッド層409の層構造および組成が共通している。第一領域の光導波路層403と第二領域の光導波路層406との接合面は、第二領域の上部クラッド層409と第三領域の上部クラッド層412との接合面に対して、上面視で異なる位置に存在する。
また、本実施形態の半導体光集積素子では、第三領域の一部に上部クラッド層414が設けられている。そのため、本実施形態の半導体光集積素子は、第一、第二、第三のそれぞれの領域で異なった上部クラッド層を有する。こうすることで、第三領域の2本のアームの電気分離を実現している。
本実施形態では、一例として、3つの異機能領域として光増幅器領域(第一領域)、位相調整領域(第二領域)、MZ(マッハ・ツェンダー)光変調器領域(第三領域)からなるモノリシック半導体光集積素子について説明する。
この例では、第一領域および第二領域は順バイアス領域となる。光増幅器領域および位相調整領域をp−i−n構造とし、MZ光変調器領域をn−SI−i−n構造とする。MZ光変調器領域をn−SI−i−n構造とすることで、結合損失が小さく、インピーダンス整合や位相速度整合が容易となる。なお、位相調整領域および光変調器領域の光導波路は、それぞれ共通であり、光増幅器領域および位相調整領域の上部クラッド層も、それぞれ共通(同一のドーパント)とする。
本実施形態において、光導波路層403は、量子井戸構造を有する活性層である。光導波路層403は、InGaAsPから形成することができる。また、光導波路層403は、Al材料から形成されていてもよい。Al材料としては、AlGaInAs、AlInAn等がある。Al材料を用いることで、高温動作に優れた光集積素子を実現することができる。
つづいて、本実施形態の半導体光集積素子の製造方法の一例について図3を用いつつ説明する。図3(a)〜(e)は、図2で示すA−A'断面における半導体光集積素子の製造方法を説明する図である。また、図3(f)〜(h)は、本実施形態の半導体光集積素子の製造方法を説明する模式的な平面図である。
まず、Feドープ半絶縁性(SI−)InP基板401の(100)面上に、n−InPバッファー層402、InGaAsP活性層403およびp−InPクラッド層404をMOVPE(metal organic vapor phase epitaxy)法により順次積層する。このとき、n−InPバッファー層402、InGaAsP活性層403およびp−InPクラッド層404は、InP基板401の全面にわたって積層する。
n−InPバッファー層402の層厚は、たとえば、厚さ2μmとする。n−InPバッファー層402はInPに通常のn型の導電性を付与するための不純物をドープすることにより形成され、そのキャリア濃度は、たとえば、1×1018cm−3とする。
また、InGaAsP活性層403は、たとえば、厚さ0.3μm、発光波長1.55μmとする。p−InPクラッド層404は、たとえば、厚さ10nmとする。このInGaAsP活性層403が、光増幅器領域の光導波路層となる。
ついで、p−InPクラッド層404のうち光増幅器領域のみSiOマスク405を形成する。SiOマスク405は、CVD(Chemical VaporDeposition)法およびフォトリソグラフィにより形成させるとよい。
その後、ドライエッチングとウェットエッチングを併用し、位相調整領域およびMZ光変調器領域に形成されたp−InPクラッド層404およびInGaAsP活性層403を選択的に除去する。メタン系ガスを用いたドライエッチングにより、InGaAsP活性層403に到達するまでエッチングを行い、ついで、位相調整領域およびMZ光変調器領域に形成されたInGaAsP活性層403をウェットエッチングにより選択的に除去する。ウェットエッチングは、たとえば、硫酸と過酸化水素水と水の混合液を用いて行う(図3(a))。
ついで、位相調整領域およびMZ光変調器領域に、InGaAsP活性層406を再成長させる。このとき、InGaAsP活性層403に接合させつつInGaAsP活性層406を形成する。具体的には、InGaAsP活性層403とInGaAsP活性層406とを光増幅器領域と位相調整領域との界面において接合させる。このように形成されたInGaAsP活性層406は、位相調整領域およびMZ光変調器領域の光導波路層となる(図3(b))。
ここで、位相調整領域およびMZ光変調器領域のInGaAsP活性層403を選択的に除去したことにより、光増幅器領域のp−InPクラッド層404およびSiOマスク405はサイドエッチされて、庇部が形成されている。この庇部がInGaAsP活性層406とInPクラッド層407との接合面におけるせり上がり成長を抑制する。
また、InGaAsP活性層403とInGaAsP活性層406との高さがほぼ一致するため、InGaAsP活性層403とInGaAsP活性層406との接合面での結合損失の小さいバットジョイント接合が実現できる。
ついで、InGaAsP活性層406にi−(ノンドープ)InPクラッド層407を積層する。位相調整領域およびMZ光変調器領域に形成されたInPクラッド層407は、上部保護層としての役割を果たす厚さを有していればよい。InPクラッド層407は、10μm程度に薄くすることができる。したがって、位相調整領域およびMZ光変調器領域においてInGaAsP層406のバットジョイント接合による大幅な段差が生じる懸念はない。
ついで、SiOマスク405を除去後、図3(f)で示すように、光増幅器領域および位相調整領域に開口部(第一開口部)P1を形成しつつSiOマスク408(第一誘電体マスク)を形成する。SiOマスク408は、CVD法およびフォトリソグラフィを用いて形成させることができる。
ついで、図3(c)で示すように、p−InP上部クラッド層409およびp−InGaAsコンタクト層410を選択成長により順にSiOマスク408の開口部P1に形成する。ここで、図3(f)で示すように、SiOマスク408による開口部P1をInGaAsP活性層403の外周領域Aに設ける。こうすることで、異常成長を抑制させつつp−InP上部クラッド層409を形成することができる。
ここで、p−InP上部クラッド層409は、たとえば、厚さ1.5μm、キャリア濃度1×1018cm−3とし、p−InGaAsコンタクト層410は、たとえば、厚さ0.1μm、キャリア濃度1×1019cm−3とする。
なお、位相調整領域においては、i−InP層407にp−InP上部クラッド層409が形成される。p−InP上部クラッド層409は、上部クラッド層409の成長時にZn(p型ドーパント)が拡散することでp型化する。
ついで、SiOマスク408を除去した後、位相調整領域およびMZ光変調器領域に、開口部(第二開口部)P2を形成しつつ、SiOマスク411(第二誘電体マスク)を形成する(図3(g))。
ついで、図3(d)で示すように、Feドープ半絶縁性(SI−)InP上部クラッド層412を選択成長によりSiOマスク411の開口部P2に形成し、MZ光変調領域のInGaAsP活性層406にi−InP上部クラッド層407を介してSI−InP上部クラッド層412を積層させる。このとき、p−InP上部クラッド層409とSI−InP上部クラッド層412とを位相調整領域とMZ光変調器領域との界面において接合させる。なお、SI−InP上部クラッド層412は、たとえば、抵抗率1×10〜1×10(Ωcm)とすることができる。また、SI−InP上部クラッド層412の厚さ1〜1.5μmとすることで10〜20V程度の耐電圧を得ることができる。
ここで、SiO2マスク411による開口部P2は、図3(g)で示すように光導破路上部以外に外周領域Bにも設ける。こうすることで、選択成長時の異常成長を抑制させつつSI−InP上部クラッド層412を形成することができる。また、先に形成した位相調整領域のp−InP上部クラッド層409の端とここで形成するSI−InP上部クラッド層412が重複するように面に沿う様にSiO2マスク411の端面を形成させる。
このようにして、InGaAsP活性層403とInGaAsP活性層406とのバットジョイント接合を良好に行いつつ層厚が1μm以上の上部クラッド層を形成することができる。
ついで、図3(e)に示すように、SiOマスク411を除去後、MZ変調器領域の2本のアーム上の位相変調領域に開口部P3を形成しつつ、SiOマスク413を形成する。
その際、図3(h)のInGaAsP活性層406の外周領域CにもSiOマスク413による開口部P3を設ける。また、SiOマスク413による開口部P3は、InGaAsP層406の幅より広くなっても構わない。
SiOマスク413により設けられた開口部にn−InP上部クラッド層414、n−InGaAsコンタクト層415を選択成長により順次形成する。これにより、MZ変調器の位相変調領域にはn−SI−i−nの層構造が形成される。
つづいて、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態の半導体光集積素子において、光導波路層403と光導波路層406との接合面は、上部クラッド層409と上部クラッド層412との接合面と、上面視で異なる位置に存在し、位相調整領域とMZ光変調領域の光導波路層が共通であり、光増幅領域と位相調整領域の上部クラッド層が共通である。これにより、光導波路層および上部クラッド層の各々が1つの接合面を有する構成で、3つの異機能領域を得ることができる。より詳細には、本実施形態では、光導波路層と上部クラッド層とは、各々2種の領域を含む。これらを上記のように、接合面が上面視で異なる位置になるように組み合わせることにより、3領域を少ない接合点で得ることができる。これにより、製造効率に優れ、結合損失が低減された半導体光集積素子が実現される。
本実施形態の半導体光集積素子は、2種の光導波路層の接合面と2種の上部クラッド層の接合面とを上面視で異なる位置に設けて形成されている。これにより、光導波路層のバットジョイント接合に微細な段差があってもほとんど影響を受けずに2種の上部クラッド層を結合させることができる。したがって、複数の異機能領域からなるモノリシック半導体光集積素子であっても、接合面における異常成長の発生を抑制して、結合損失などの悪影響を低減させることが可能となる。また、接合面の凹凸によるエッチングマスクのゆらぎや被膜されない領域の発生といったプロセス不具合を抑制することができ、素子の歩留まりを向上させることが可能となる。
ドライエッチングにおいてはエッチング底面やエッチング側面に微小な凹凸ができてしまい、その凹凸により伝搬光に散乱損失が生じてしまう。また、ドライエッチングの条件によっては深さ方向にもダメージが進行する懸念があり、上部クラッド層をドライエッチングにより光導波路層403、406にダメージを付与してしまう可能性も否定できない。一方、本実施形態の半導体光集積素子は、選択成長で上部クラッド層409、412を形成させる。したがって、上部クラッド層の側面は平滑であり散乱損失を低く抑えることが可能であるとともに光導波路層403、406にドライエッチングによるダメージ付与することなく信頼性の高い素子を実現することができる。
また、本実施形態の半導体光集積素子では、選択成長により上部クラッド層409、412を形成させるため、SiOマスクにより導波路の幅や形状を容易に制御することができる。したがって、複雑な導波路構造を容易に作製することも可能となる。
また、本実施形態の半導体光集積素子では、上部クラッド層409、412を選択成長で形成させるため、光導波路層403、406が大気暴露しない。したがって、光導波路層にAl材料を用いた際にもAl酸化の問題も生じない。
さらに、本実施形態によれば、図1、図2(d)、(e)で示すように、MZ変調器の位相変調領域はSI−InPクラッド層412のみで形成された二本のアームにより電気分離することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態では寸法例、濃度例も示したが、結晶成長条件、レーザ構造などで大幅に変化するので、それと共に適切な寸法、濃度を採用すべきことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、誘電体マスクとしてSiOマスクを例に挙げて説明したが、誘電体マスクの種類に関して制限はない。
また、上記実施形態では、基板としてFeドープ半絶縁性基板を例に挙げて説明したが、半絶縁性基板に制限されるものではない。
また、活性層に関しては、InGaAsP、InGaAs、AlGaInAs等が例示できるが適用可能な活性層であれば制限はなく、バルク構造でも量子井戸構造でも良い。
また、実施の形態では、InP系材料を例に挙げたが、本発明の半導体光集積素子は、GaAs系材料により形成されていてもよい。
また、半絶縁性層のドーパントとしてFeを挙げたが、Ru(ルテニウム)のように半絶縁性ドーパントとして機能するならば制限はない。
さらに、上記実施形態では3領域を備える半導体光集積素子の例を挙げて説明したが、3以上の異機能領域を備える半導体光集積素子においても本発明は適用可能であり、領域数に制限はないことは言うまでもない。
なお、本発明は以下の態様にも適用可能である。
(1)同一基板上の、異機能領域である第一領域、第二領域、および第三領域に、光導波路層および光導波路上部クラッド層が積層された半導体光集積素子であって、前記第一領域、前記第二領域、および前記第三領域はこの順で一方向に配列され、前記第一領域に第一の光導波路層が設けられるとともに、前記第二領域および第三領域にわたって、第二の光導波路層が設けられ、前記第一の光導波路層と前記第二の光導波路層は、前記第一領域と前記第二領域との界面において接合され、前記第一領域および前記第二領域にわたって、第一の光導波路上部クラッド層が設けられるとともに、前記第三領域に、第二の光導波路上部クラッド層が設けられ、前記第一の光導波路上部クラッド層と前記第二の光導波路上部クラッド層は、前記第二領域と前記第三領域との界面において接合されており、且つリッジ導波路構造を有することを特徴とする半導体光集積素子。
(2)前記第一の光導波路上部クラッド層および第二の光導波路上部クラッド層が選択成長により形成されることを特徴とする、(1)の半導体光集積素子。
(3)前記第一領域が光増幅器領域であり、前記第二領域が位相調整領域であり、前記第三領域が光変調器領域であることを特徴とする、(2)の半導体光集積素子。
(4)前記第一の光導波路上部クラッド層がp型半導体、前記第二の光導波路上部クラッド層はn型半導体および半絶縁性半導体からなる多層層構造を有することを特徴とする、(3)の半導体光集積素子。
(5)異機能領域である第一領域、第二領域、および第三領域がこの順で一方向に配列された同一基板上の全面に、光導波路層を形成する工程と、前記第二領域および前記第三領域に形成された光導波路層を選択的に除去するとともに、前記第一領域に前記光導波路層を残して、前記第一領域に第一の光導波路層を形成する工程と、前記第二領域および第三領域に、前記光導波路層を再成長させて、前記第一の光導波路層に接合された第二の光導波路層を形成する工程と、前記第一および第二領域上に、導波路形成領域が開口した誘電体マスクを形成し第一の光導波路上部クラッド層を開口部に形成する工程と、前記第三領域上に導波路形成領域が開口した誘電体マスクを形成し、前記第一の光導波路上部クラッド層に接合させた第二の光導波路上部クラッド層を開口部に形成する工程と、を含み、前記第一の光導波路層と前記第二の光導波路層は、前記第一領域と前記第二領域との界面において接合し、前記第一の光導波路上部クラッド層と前記第二の光導波路上部クラッド層は、前記第二領域と前記第三領域との界面において接合され、且つ各上部クラッド層は選択成長により形成されることを特徴とする半導体光集積素子の製造方法。
実施の形態に係る半導体光集積素子の断面図である。図1(a)は、図2で示す半導体光集積素子のA−A'断面図である。図1(b)は、図2で示す半導体光集積素子のB−B'断面図である。図1(c)は、図2で示す半導体光集積素子のC−C'断面図である。図1(d)は、図2で示す半導体光集積素子のD−D'断面図である。図1(e)は、図2で示す半導体光集積素子のE−E'断面図である。 実施の形態に係る半導体光集積素子の平面図である。 実施の形態に係る半導体光集積素子の製造方法を説明する図である。図3(a)〜(e)は、図1で示す半導体光集積素子のA−A'断面図である。図3(f)〜(h)は、実施の形態に係る半導体光集積素子の平面図である。 本発明に関連する技術を説明する図である。 本発明に関連する技術を説明する図である。 本発明に関連する技術を説明する図である。
符号の説明
101 InP基板
102 InGaAsP活性層
103 InP上部クラッド層
104 SiOマスク
105 InGaAsP活性層
106 InP上部クラッド層
107 InPクラッド層
201 n−InP基板
202 光導波路層
203 p−InPクラッド層
204 シグナル電極
205 グランド電極
206 SI−InP基板
207 n−InPバッファー層
208 光導波路層
209 SI−InPクラッド層
210 n−InPクラッド層
211 シグナル電極
212 グランド電極
301 InP基板
302 InGaAsP活性層
303 InP上部クラッド層
304 SiOマスク
305 InGaAsP活性層
306 InP上部クラッド層
401 SI−InP基板
402 n−InPバッファー層
403 InGaAsP活性層(光導波路層)
404 p−InPクラッド層
405 SiOマスク
406 InGaAsP活性層(光導波路層)
407 i−InPクラッド層
408 SiOマスク
409 p−InP上部クラッド層
410 p−InGaAsコンタクト層
411 SiOマスク
412 SI−InP上部クラッド層
413 SiOマスク
414 n−InP上部クラッド層
415 n−InGaAsコンタクト層
R リッジ

Claims (8)

  1. 同一基板に一方向に連続して配列された互いに機能が異なる第一領域、第二領域、および第三領域を有し、
    前記基板に、光導波路層と上部クラッド層とが順次積層された層構造を有し、
    前記上部クラッド層を含むリッジ部が形成されており、
    前記光導波路層は、前記第一領域に設けられた第一の光導波路層、および、前記第二、第三領域にわたって設けられた第二の光導波路層で構成され、前記第一の光導波路層と前記第二の光導波路層とが前記第一領域と前記第二領域との界面において接合しており、
    前記上部クラッド層は、前記第一、第二領域にわたって設けられた第一の上部クラッド層、および、前記第三領域に設けられた第二の上部クラッド層で構成され、前記第一の上部クラッド層と前記第二の上部クラッド層とが前記第二領域と前記第三領域との界面において接合している半導体光集積素子。
  2. 前記第一の上部クラッド層および前記第二の上部クラッド層がそれぞれ選択成長により形成される請求項1に記載の半導体光集積素子。
  3. 前記リッジ部は、前記第二の上部クラッド層に積層された第三の上部クラッド層を含み、
    前記第二の上部クラッド層は半絶縁性半導体層で構成された請求項1または2に記載の半導体光集積素子。
  4. 前記第一領域が光増幅器領域であり、前記第二領域が位相調整領域であり、前記第三領域が光変調器領域である請求項1乃至3いずれかに記載の半導体光集積素子。
  5. 一方向に連続して配列された互いに機能が異なる第一領域、第二領域、および第三領域を有する同一基板に、光導波路層と上部クラッド層とを順次積層する工程と、
    前記上部クラッド層を含むリッジ部を形成する工程と、
    を含み、
    前記基板に前記光導波路層を積層する工程は、
    第一の光導波路層を前記基板の全面に形成する工程と、
    前記第二、前記第三領域に形成された前記第一の光導波路層を除去する工程と、
    前記第一領域と前記第二領域との界面において前記第一の光導波路層に接合させつつ、前記第二、前記第三領域にわたって第二の光導波路層を形成する工程と、
    を含み、
    前記上部クラッド層を前記光導波路層に積層する工程は、
    前記第一、前記第二領域にわたって第一開口部を形成しつつ、第一誘導体マスクを形成する工程と、
    前記第一開口部に第一の上部クラッド層を形成する工程と、
    前記第一誘電体マスクを除去した後、前記第三領域に第二開口部を形成しつつ、第二誘電体マスクを形成する工程と、
    前記第二領域と前記第三領域との界面において前記第一の上部クラッド層に接合させつつ、前記第二開口部に第二の上部クラッド層を形成する工程と、
    を含む半導体光集積素子の製造方法。
  6. 前記第一の上部クラッド層および前記第二の上部クラッド層を選択成長により形成する請求項5に記載の半導体光集積素子の製造方法。
  7. 前記第二の上部クラッド層に積層された第三の上部クラッド層を積層させることで前記リッジ部を形成し、
    半絶縁性半導体層で前記第二の上部クラッド層を形成する請求項5または6に記載の半導体光集積素子の製造方法。
  8. 前記第一領域が光増幅器領域であり、前記第二領域が位相調整領域であり、前記第三領域が光変調器領域である請求項5乃至7いずれかに記載の半導体光集積素子の製造方法。
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