JP3247415B2 - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JP3247415B2
JP3247415B2 JP03547092A JP3547092A JP3247415B2 JP 3247415 B2 JP3247415 B2 JP 3247415B2 JP 03547092 A JP03547092 A JP 03547092A JP 3547092 A JP3547092 A JP 3547092A JP 3247415 B2 JP3247415 B2 JP 3247415B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの通信回線を音声
通話機器とデータ通信機器で共用する通信装置に関し、
特に音声検出により通信回線の接続先を自動的に切り換
える通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1つの通信回線を音声通話機器と
データ通信機器で共用する通信装置、例えばファクシミ
リ装置等が多用されている。このファクシミリ装置は、
小型化、低コスト化、電話機内蔵化が進み、一本の電話
回線を電話としてもファクシミリとしても使用できるこ
とから、一般家庭でも普及し始めた。
【0003】そして、この複合化機能をうまく使い分け
るために、電話/FAX自動切り換え機能が提案されて
おり、一般的には着信時に受信側が応答メッセージ「電
話の方はお話し下さい。FAXの方は・・・」を送出
し、これに対する送信側の応答によってFAXなのか電
話なのかを判別していた。従来のこの種のファクシミリ
装置としては、例えば特開平1−144761号公報等
に記載されたものがあり、電話回線を介して入力される
信号を所定のスレッシュレベルと比較して音声信号の有
無を検出し、検出された音声信号の有無に応じて前記電
話回線を音声通話機器(電話機)またはデータ通信機器
(ファクシミリ装置)の一方に切換え接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通信装置にあっては、装置が設置される仕向
地の電話機送話レベルの違い、設置環境のノイズレベル
の大小等によって、音声信号の有無を誤検出してしまう
という問題があった。そこで、請求項1記載の発明は、
複数のスレッシュレベル、例えば、仕向地毎のスレッシ
ュレベルを予め記憶しておき仕向地などによってスレッ
シュレベルを可変設定することにより、音声信号の検出
精度を向上し回線切換動作を確実化する通信装置を提供
することを目的としている。
【0005】また、請求項記載の発明は、仕向地とは
別にスレッシュレベルを強制設定することにより、予測
と異なる設置環境下にあっても音声信号の検出精度を向
上できる通信装置を提供することを目的としている。ま
た、請求項3記載の発明は、モデム内に常設されている
レベル検出回路によって音声信号を検出することによ
り、音声検出手段のコストを低減できる通信装置を提供
することを目的としている。
【0006】また、請求項記載の発明は、設定された
スレッシュレベルを通信回線のノイズレベルに応じて自
動調整することにより、予測と異なる設置環境下にあっ
ても音声信号の検出精度を向上できる通信装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、通信回線を介して入力され
る信号を所定のスレッシュレベルと比較して音声信号の
有無を検出する音声検出手段と、この音声検出手段によ
って検出された音声信号の有無に応じて前記通信回線を
音声通話機器またはデータ通信機器の一方に切換え接続
する切換え回路と、を備えた通信装置において、設置さ
れる仕向地に対応させた複数の前記スレッシュレベルを
記憶してある記憶部と、この記憶部に記憶してあるスレ
ッシュレベルを読み出して前記音声検出手段のスレッシ
ュレベルを可変設定する設定部と、を備えたことを特徴
とする。
【0008】また、請求項記載の発明は、上記目的を
達成するために、仕向地に応じて設定された音声検出手
段のスレッシュレベルを異なるスレッシュレベルに強制
的に設定する強制設定部を備えたことを特徴とする。ま
た、請求項記載の発明は、上記目的を達成するため
に、モデム内に常設されているレベル検出回路を音声検
出手段として兼用することを特徴とする。
【0009】また、請求項記載の発明は、上記目的を
達成するために、通信回線のノイズレベルを検出するノ
イズ検出手段と、検出されたノイズレベルに応じて音声
検出手段に設定されているスレッシュレベルを調整する
調整部と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成を有する請求項記載の発明において
は、記憶部に、装置が設置される仕向地に対応させた複
数のスレッシュレベルを記憶しておき、このスレッシュ
レベルを設定部により仕向地などに応じて読み出して、
音声検出手段のスレッシュレベルを可変設定する。
【0011】また、上記構成を有する請求項記載の発
明においては、仕向地に応じて設定された音声検出手段
のスレッシュレベルを、強制設定部により異なるスレッ
シュレベルに強制的に設定し直す。また、上記構成を有
する請求項記載の発明においては、モデム内に常設さ
れているレベル検出回路によって音声信号の有無を検出
する。
【0012】また、上記構成を有する請求項記載の発
明においては、ノイズ検出手段により通信回線のノイズ
レベルを検出し、検出されたノイズレベルに応じて調整
部が音声検出手段に設定されているスレッシュレベルを
調整する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜いずれかに記載された発明の一実施
例に係る通信装置としてのファクシミリ装置を示す図で
あり、同図(a)はそのブロック構成図、同図(b)は
モデムの構成図である。
【0014】まず、構成を説明する。図1(a)におい
て、CPU(Central Processing Unit)11は、RO
M(Read Only Memory)12に格納されているプログラ
ムに従って本装置を制御する。RAM(Random Access
Memory)13は、CPU11の制御に必要なデータを格
納し、またファクシミリ通信に係る画情報を蓄積する。
DCR(画情報圧縮再生部)14は、送信する画情報を
所定の方式で符号化してその情報量を圧縮すると共に、
受信時に符号化されている画情報を元の画情報に復号化
する。オペポート15は、このファクシミリ装置をオペ
レータが任意に操作するための各種操作キー、例えばテ
ンキー、ワンタッチダイヤルキー、短縮ダイヤルキー
や、ファクシミリ装置からオペレータへのメッセージ等
を表示するための各種の表示器等が配設されている。ス
キャナ(読取部)16は、送信原稿を所定の解像度で画
素に分解して、各画素を白黒の画信号に変換する。プロ
ッタ(書き込み部)17は、スキャナ16と同じ解像度
で画像を記録紙に記録して出力する。
【0015】モデム18は、図1(b)に示す変復調回
路18aによって送信信号を変調すると共に受信信号を
復調し、またトーン検出回路18bによって受信したト
ーンを検出し、またトーン送出回路18cによって相手
先にトーンを送出し、またレベル検出回路18dによっ
て回線の信号レベルを検出する。ここで、本実施例にお
いてレベル検出回路18dは、音声検出手段として、電
話回線Lを介して入力される信号を所定のスレッシュレ
ベルSHと比較して音声信号の有無を検出する。
【0016】NCU(網制御部)19は、前記レベル検
出回路18dによって検出された音声信号の有無に応じ
て電話回線Lを、音声通話機器である電話機回路20ま
たはデータ通信機器であるモデム18の一方に切換接続
するために、切換回路としてのリレーRY1を備える。
着信時、リレーRY1は一旦モデム18側に切り換えら
れ、音声応答ユニット21から応答メッセージ「電話の
方はお話し下さい。FAXの方は・・・」を送出し、前
述したようにモデム18のレベル検出回路18dによっ
て音声信号の有無を検出する。NCU19において、リ
ンガー鳴動およびリング検出回路22は、交換機からの
呼出信号を検出し、ベル鳴動を行う。フックスイッチ
(Hook-SW)23は、送受話器24のオンフック/オフ
フックを検出する。オンフックダイヤル用リレーRY2
は、送受話器24をオンフックしたまま発呼する際にフ
ックスイッチ23をパスする切換器である。I/Oポー
ト25は、NCU19とCPU11との信号入出力を行
うポートであり、リレーRY1、RY2の切換動作を制
御する。ダイヤラーI/F26は、ファクシミリ側のオ
ペポート15から入力された発呼ダイヤルをNCU19
に転送するインターフェースである。
【0017】上記構成において、RAM13は、本実施
例の記憶部として、装置が設置される仕向地毎に前記レ
ベル検出回路18dのスレッシュレベルSHを記憶して
いる。RAM13の記憶内容が図2に示され、まず同図
(a)に示すように、8ビットのコードによって1〜n
(nは整数)までの仕向地コードが記憶されている。図
2(b)は仕向地1〜n毎に対応するスレッシュレベル
のデータを格納しているテーブルを示し、各仕向地1〜
nのスレッシュレベルが規定されている。
【0018】CPU11は、本実施例の設定部として、
RAM13に記憶してあるスレッシュレベルを仕向地1
〜nに応じて読み出して、前記レベル検出回路18dの
スレッシュレベルSHを可変設定する。なお、可変設定
に際して仕向地の認定は、設置時にサービスマンによる
手動、または自機の電話番号登録を受けて、CPU11
によって行われる。仕向地の認定後、CPU11によっ
てRAM13内に、図2(c)に示すように、仕向地と
スレッシュレベルがセットされる。
【0019】また、本実施例は、オペポート15におい
て、図2(a)、(b)に示す仕向地コードおよびスレ
ッシュレベルのデータを一覧できるようになっており、
ユーザーまたはサービスマンによって任意のスレッシュ
レベルを指定することができる。この場合、CPU11
は本実施例の強制設定部として、前記仕向地に応じて設
定されたレベル検出回路18dのスレッシュレベルSH
を、指定された異なるスレッシュレベルに強制的に設定
する。なお、オペポート15にスレッシュレベルの一覧
表時機能がない場合でも、別途用意された一覧表を参照
してスレッシュレベルSHを指定することができる。
【0020】さらに、本実施例は、モデム18内のトー
ン検出回路18bをノイズ検出手段として用い、前記電
話回線Lのノイズレベルを検出する。この場合、CPU
11は本実施例の調整部として、前記トーン検出回路1
8bで検出されたノイズレベルに応じて、最適な音声検
出が可能となるように、前記レベル検出回路18dに設
定されているスレッシュレベルSHを調整する。
【0021】次に、作用を説明する。図3は図1に示す
ファクシミリ装置の着信時の回線切換動作を示すフロー
チャートである。まず、受信待機状態において、リンガ
ー鳴動およびリング検出回路22によって交換機からの
呼出し信号を検出する(ステップS1)。呼出し信号を
検出すると、リンガー鳴動およびリング検出回路22は
ベルを鳴動させると共に、I/Oポート25を介してC
PU11にリンギングを通知する。CPU11はI/O
ポート25を介してリレーRY1をモデム18側に切り
換えて、トランスTにより直流ループを形成する(ステ
ップS2)。次いで、音声応答ユニット21を駆動し、
送信側に電話であれば音声を送出してもらう意味のメッ
セージを送出する(ステップS3)。ここで、モデム1
8のレベル検出回路18dに、送信側からの音声帯域に
合わせた検出周波数を設定し(ステップS4)、音声信
号のレベルを検出する(ステップS5)。この音声信号
レベルは、レベル検出回路18d内部またはCPU11
内部で前記スレッシュレベルSHと比較され(ステップ
S6)、検出した音声信号レベルがスレッシュレベルS
Hより大きい場合は、送信側が電話と判断し、公知のオ
ペレータ呼出手順に移行する。
【0022】一方、ステップS5の判断で音声信号が検
出されなかった場合、またはステップS6の判断で音声
信号レベルがスレッシュレベルSHより小さい場合は、
一定時間が経過するまで音声信号の検出動作を続けた後
(ステップS7)、公知のファクシミリ受信手順に移行
する。ここで、スレッシュレベルSHのデータは、設置
時にサービスマンが設定した仕向地コード(図2(a)
参照)に対応して、スレッシュデータテーブル(図2
(b)参照)から設定された内容であり、サービスマン
がファンクション操作により書換可能なRAM領域にあ
る。従って、設置環境のノイズレベルが大きい場合は、
スレッシュデータSHを変更することができる。
【0023】このように、本実施例においては、仕向地
毎のスレッシュレベルを予めRAM13に記憶してお
き、仕向地によってスレッシュレベルSHを可変設定す
るので、電話機送話レベルや設置環境のノイズレベルに
かかわりなく音声信号を検出でき、確実に電話回線Lを
電話機またはファクシミリ装置に切り換え接続できる。
また、本実施例においては、仕向地とは別にスレッシュ
レベルを強制設定するので、サービスマンによって容易
にスレッシュレベルSHを変更でき、予測と異なる設置
環境下にあっても音声信号の誤検出を低減できる。
【0024】また、本実施例においては、モデム18内
に常設されているレベル検出回路18dによって音声信
号を検出するので、音声検出に係るハードウェアを増設
する必要がなく、コストを低減できる。さて、以上の実
施例においては、設置される仕向地に対応したスレッシ
ュデータのテーブルが有り、かつ設置場所の環境(ノイ
ズレベル)に応じてスレッシュデータSHを変更できる
ようにしてあるが、データの変更にはサービスマンの介
入を必要とするため、サービスコストがかかる虞れがあ
る。
【0025】そこで、図4にスレッシュレベルSHの自
動調整処理を示す。まず、設置時にパワーONされると
(ステップT1)、CPU11は、オンフックダイヤル
用リレーRY2をONにして(ステップT2)、電話回
線Lを電話機回路20に接続し直流ループを形成する。
直流ループを形成すると、交換機からダイヤルトーンが
来るため、電話機回路20内のダイヤラーを制御しダイ
ヤル信号(例えばダイヤル1)を送出し(ステップT
3)、ダイヤルトーンを来ないようにする(無音状態と
なる)。
【0026】次いで、リレーRY1をONにして電話回
線Lをモデム18側に接続すると共に、この接続後、オ
ンフックダイヤル用リレーRY2をOFFする(ステッ
プT4)。リレーRY1によって電話回線Lに接続され
たモデム18は、内蔵するトーン検出回路18bによっ
て電話回線Lのノイズレベルを検出する(ステップT
5)。
【0027】このときの検出レベルが例えばXdBm であ
れば、CPU11は、この検出レベルXdBm と所定のス
レッシュデータ例えばPdBm とを比較し(ステップT
6)、検出レベルXdBm がスレッシュデータPdBm より
大きい場合、電話回線Lのノイズレベルが大きいと判断
し、図2(c)に示したスレッシュデータSHに代えて
(X+M)dBm の値を書き込み(ステップT7)、リレ
ーRY1をOFFして(ステップT8)、処理を終了す
る。
【0028】一方、ステップT6の判断で、検出レベル
XdBm がスレッシュデータPdBm より小さい場合、電話
回線Lのノイズレベルが低いと判断し、図2(c)に示
したスレッシュデータSHを変更しないようにする。な
お、トーン検出回路18bにおける検出レベルXのスレ
ッシュデータP、および検出レベルXの加算値Mは、任
意の値を設定可能であるが、前記実施例においてサービ
スマンによって設定されたスレッシュ値SHを用いても
構わない。
【0029】このように、本実施例においては、設定さ
れたスレッシュレベルSHを電話回線Lのノイズレベル
に応じて調整し、設置場所に適した音声レベルスレッシ
ュ値SHを自動的に設定できるため、誤検出の低減、サ
ービスコストの低減が可能である。以上の実施例では電
話機を備えたファクシミリ装置を例示したが、本発明は
ファクシミリ装置に限るものではなく、例えばテレビ電
話、会議システム等、音声通話機器(電話機)と組み合
わされた全てのデータ通信機器に実施可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係る通信装置によれば、記憶部に、装置が設置され
る仕向地に対応させた複数のスレッシュレベルを記憶し
ておき、このスレッシュレベルを設定部により仕向地な
どに応じて読み出して、音声検出手段のスレッシュレベ
ルを可変設定するので、音声通話レベルや設置環境のノ
イズレベルにかかわりなく音声信号を検出でき、確実に
通信回線を音声通話機器またはデータ通信機器に切り換
え接続できる。
【0031】また、請求項記載の発明に係る通信装置
によれば、仕向地に応じて設定された音声検出手段のス
レッシュレベルを、強制設定部により異なるスレッシュ
レベルに容易に変更できるので、予測と異なる設置環境
下にあっても音声信号の誤検出を低減できる。また、請
求項記載の発明に係る通信装置によれば、モデム内に
常設されているレベル検出回路によって音声信号の有無
を検出するので、音声検出に係るハードウェアを増設す
る必要がなく、コストを低減できる。
【0032】また、請求項記載の発明に係る通信装置
によれば、ノイズ検出手段により通信回線のノイズレベ
ルを検出し、検出されたノイズレベルに応じて調整部が
音声検出手段に設定されているスレッシュレベルを調整
するので、設置場所に適したスレッシュレベルを自動的
に設定でき、誤検出の低減、サービスコストの低減が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜いずれかに記載された発明の一実
施例に係る通信装置としてのファクシミリ装置を示す図
であり、同図(a)はそのブロック構成図、同図(b)
はモデムの構成図である。
【図2】RAMの記憶内容を示す図であり、同図(a)
は仕向地コードテーブル、同図(b)はスレッシュデー
タテーブル、同図(c)はスレッシュデータRAMを示
す。
【図3】図1に示すファクシミリ装置の着信時の回線切
換動作を示すフローチャートである。
【図4】図1に示すファクシミリ装置におけるスレッシ
ュレベルの自動調整処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(設定部、強制設定部、調整部) 13 RAM(記憶部) 15 オペポート 18 モデム(データ通信機器) 18b トーン検出回路(ノイズ検出手段) 18d レベル検出回路(音声検出手段) 19 NCU(網制御部) 20 電話機回路(音声通話機器) RY1 リレー(切換回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−52559(JP,A) 特開 昭63−63262(JP,A) 特開 昭60−186162(JP,A) 特開 平2−288436(JP,A) 特開 平3−141740(JP,A) 特開 平1−288020(JP,A) 特開 平3−276947(JP,A) 特開 昭48−34403(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して入力される信号を所定の
    スレッシュレベルと比較して音声信号の有無を検出する
    音声検出手段と、 この音声検出手段によって検出された音声信号の有無に
    応じて前記通信回線を音声通話機器またはデータ通信機
    器の一方に切換え接続する切換え回路と、を備えた通信
    装置において、設置される仕向地に対応させた 複数の前記スレッシュレ
    ベルを記憶してある記憶部と、 この記憶部に記憶してあるスレッシュレベルを読み出し
    て前記音声検出手段のスレッシュレベルを可変設定する
    設定部と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】仕向地に応じて設定された音声検出手段の
    スレッシュレベルを異なるスレッシュレベルに強制的に
    設定する強制設定部を備えたことを特徴とする請求項
    記載の通信装置。
  3. 【請求項3】モデム内に常設されているレベル検出回路
    を音声検出手段として兼用することを特徴とする請求項
    または2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】通信回線のノイズレベルを検出するノイズ
    検出手段と、 検出されたノイズレベルに応じて音声検出手段に設定さ
    れているスレッシュレベルを調整する調整部と、を備え
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の通
    信装置。
JP03547092A 1992-02-24 1992-02-24 通信装置 Expired - Lifetime JP3247415B2 (ja)

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