JPH0837563A - 電話機 - Google Patents

電話機

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Publication number
JPH0837563A
JPH0837563A JP17133994A JP17133994A JPH0837563A JP H0837563 A JPH0837563 A JP H0837563A JP 17133994 A JP17133994 A JP 17133994A JP 17133994 A JP17133994 A JP 17133994A JP H0837563 A JPH0837563 A JP H0837563A
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JP
Japan
Prior art keywords
digital identification
identification signal
modem
line control
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP17133994A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shibazaki
徹夫 柴崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP17133994A priority Critical patent/JPH0837563A/ja
Publication of JPH0837563A publication Critical patent/JPH0837563A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】間違ってファクシミリ信号が着信した場合で、
リダイヤルモードが設定されていても2回目以降のリダ
イヤルを禁止できるようにする。 【構成】送信専用のモデム30と、マイコンで構成され
た回線制御部18とを有し、ファクシミリ信号の着信が
あったときに特定のキー17を操作した場合には、回線
制御部18において、端末不整合情報を含んだディジタ
ル識別信号DISが生成される。このディジタル識別信
号DISがモデム30を介して発呼側に送信される。発
呼側ではこのディジタル識別信号を解析することによっ
て、被呼側が通信できない端末であることが判明するの
で発呼側で回線の自動切断処理が行なわれる。これで発
呼側のリダイヤル機能を禁止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクシミリ装置
(FAX)からの誤送信を簡単に回避できる電話機、特
に留守録機能を有する場合に好適な電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の送信者がダイヤル番
号を間違え、ファクシミリ自動受信機能を持たない電話
機に対してファクシミリ送信を行なったとき、被呼側で
は電話機の呼び鈴に応答して送受話器をあげて応答する
のが普通である。それは通常の電話であるか、ファクシ
ミリのように間違った電話であるかを呼び鈴だけでは判
断できないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような場合ファク
シミリ信号であることを示すファクシミリトーンが聞こ
えることによって始めて間違い電話であることが判明し
て、送受話器を戻しているのが実状である。
【0004】ところで、最近ではファクシミリ装置には
話中などによる接続不良の場合を考慮して、小休止後
(2〜2分のインターバルタイム)、自動的に再ダイヤ
ルするリダイヤル機能を備えているものが多い。このリ
ダイヤル機能は原稿を予めメモリし、メモリされた原稿
を送信するメモリ送信機能と併せて使用される場合が多
い。
【0005】このようなリダイヤル機能の付いたファク
シミリ装置が発呼側となったような場合で、しかも上述
したようにダイヤル番号を間違えてしまったようなとき
には被呼側との間でリダイヤル回数だけ送受話器を挙げ
て上述したと同じような間違い回避動作をリダイヤルご
とに行なわなくてはならない。したがってリダイヤル回
数が10〜20回のように多数回設定されているような
ときには、電話機所有者である被呼側に多大なる迷惑を
かけてしまう。これは如何なる場合でも被呼側では繰り
返される着信が、間違い電話であることを予め判別でき
ないためである。
【0006】発呼側においてもリダイヤルの都度、被呼
側で送受話器を上げるため回線がその都度閉結される結
果、課金され非常に不経済である。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、被呼側である電話機側でファ
クシミリ信号であることが判明したときには直ちに発呼
側に端末不整合情報を含んだディジタル識別信号(DI
S信号)を送り返すことによってリダイヤルを繰り返す
ことなく回線を自動切断できるようにした電話機を提案
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に記載した発明では、送信専用のモデム
と、マイコンで構成された回線制御部とを有し、ファク
シミリ信号の着信があったときに特定のキーを操作した
場合には、上記回線制御部において、端末不整合情報を
含んだディジタル識別信号が生成され、このディジタル
識別信号が上記モデムを介して相手側に送信されるよう
にして相手側のリダイヤル機能を禁止するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項2に記載した発明では、送信専用の
モデムと、マイコンで構成された回線制御部とを有し、
上記回線制御部には留守番機能プログラムが内蔵され、
ファクシミリ信号の着信があったときで相手側のコーリ
ングトーン信号を受信したときには上記回線制御部にお
いて、端末不整合情報を含んだディジタル識別信号が生
成され、このディジタル識別信号が上記モデムを介して
相手側に送信されるようにして相手側のリダイヤル機能
を禁止するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載した発明について説明すると、
図2に示すように着信信号がファクシミリ信号であった
ときには直ちに操作キー16(図1)のうち特定のキー
17を操作する。オフフック状態での特定キー操作であ
ることが回線制御部18で判断されると、このタイミン
グでディジタル識別信号DISが生成される。
【0011】このディジタル識別信号DISは、被呼側
がファクシミリ装置でないことを表すために、ディジタ
ル識別信号を構成するファクシミリ・インフォメーショ
ン・フィールド(FIF)の特定ビット2,5および1
0がそれぞれ「0」になされた識別信号である。
【0012】この端末不整合情報を含むディジタル識別
信号DISは図1に示す送信専用のモデム30を介して
発呼側に送信され、発呼側ではこのディジタル識別信号
DISを解析して被呼側が通信できない端末であること
を自動的に認識する。その結果、発呼側で回線を自動的
に切断する。
【0013】これによってリダイヤル操作は回避され、
被呼側では1回の間違い応答で済むから、被害を最小限
に食い止めることができる。請求項2に係る発明は留守
番機能を利用することによってこの操作が全て自動操作
で処理される。
【0014】
【実施例】続いて、この発明に係る電話機の一例を上述
した留守番機能を備えた電話機に適用した場合につき、
図面を参照して詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明を適用した留守録機能を有
する電話機10の要部の一例を示す。同図において、1
2は公衆回線、14は送受話器であり、16は電話機本
体に設けられた操作キー(テンキーと複数の機能キー)
である。
【0016】テンキーなどの操作はマイコンで構成され
た回線制御部18で解析されて所定のダイヤルパルスに
変換されこれが直流制御回路20に供給されて回線の断
続操作がなされる。回線の接続が行なわれると通話回路
22を介しての通話が可能になる。通話回路22では2
線−4線変換処理を行なっている。
【0017】着信があると着信回路24が動作して呼び
鈴が駆動される他に、着信信号が回線制御部18に供給
されて着信があったことを知らせるようにしている。上
述した回線制御部18にはそのメモリ手段(図示はしな
い)に留守番機能を実現するためのプログラムを始めと
して、通常の電話機が備えている機能(短縮番号機能な
ど)を実現できるようなプログラムが記憶されているも
のとする。
【0018】回線制御部18にはさらに操作キー16の
うちの特定のキー例えば#キーや*キーなどの機能キー
あるいは専用キー(図では*キーを示す)17がオフフ
ック状態のときに操作されたときには、特定のディジタ
ル識別信号(DIS信号)が生成される機能が付加さ
れ、さらにこのディジタル識別信号DISを直流制御回
路20を介して送信できるようにするためこの発明では
さらに送信専用のモデム30が装備されてる。
【0019】特定のディジタル識別信号DISとは、被
呼側がファクシミリ装置でないことを示す情報、つまり
端末不整合情報が付加されたものであって、ディジタル
識別信号DISを構成するファクシミリ・インフォメー
ション・フィールド(FIF)のうち特定のビット、本
例ではビット2(2番目のビットのこと。以下同じ),
ビット5およびビット10の3ビット分がそれぞれ
「0」になされた識別信号である。
【0020】このディジタル識別信号DISは図1に示
す送信専用のモデム30を介して発呼側に送信され、発
呼側ではこのディジタル識別信号DISを解析して被呼
側が通信できない端末(不整合端末)であることを自動
的に認識する。その結果、発呼側であるファクシミリ装
置側では回線を自動的に切断する。
【0021】これによって2回目以降のリダイヤル操作
は回避される。被呼側では1回の間違い応答で済むか
ら、被害を最小限に食い止めることができる。発呼側で
の課金も1回の度数で済むから経済的である。
【0022】図2は上述した動作を実現するためのフロ
ーチャートの一例を示す。このフローチャート40は留
守録機能が付加されていないで自動着信モードがオフに
なっているときのフローチャートである。
【0023】まず、着信があると着信応答モードに遷移
する(ステップ41,42)。着信応答モードは被呼側
で電話機の送受話器14を上げ、オフフックされたこと
を検出することによってこの着信応答モードに遷移す
る。通常の通話であるときは次にオンフック状態を検出
し、通話が終了したとき、つまりオフフックされたとき
は回線を切断する(ステップ43,44)。
【0024】しかし、着信信号がファクシミリ信号であ
るときにはファクシミリトーンが聞こえるだけであるか
ら、その場合には特定のキーつまり、*キー17の操作
の有無が判別される(ステップ45)。*キー17が操
作されたときには上述したような内容のディジタル識別
信号DISが発呼側に送信されたのち回線が切断される
(オフフックする)(ステップ46,44)。
【0025】発呼側では受信したディジタル識別信号D
ISを解析する。受信したディジタル識別信号DISの
うちファクシミリ・インフォメーション・フィールド
(FIF)を構成するビット2,ビット5およびビット
10のそれぞれが「0」であるときは、被呼側が発呼側
とは通信できない端末であると認識するので、このビッ
ト「0」が検出されることによって発呼側は自動的に回
線を切断する作業が行なわれる。したがって2回目のリ
ダイヤルはなされない。
【0026】図3は留守録モードがセットされており、
自動着信モードがオンになされているモードであって、
ファクシミリ装置から間違い電話がかかってしまったと
きに対処するためのフローチャートの一例である。
【0027】留守録モードがセットされていないときは
図2に示す通常の応答処理モード40に遷移する(ステ
ップ51,40)。これに対して留守録モードがセット
されているときで着信があると、その着信回数がカウン
トされ規定のカウント数に至ると自動応答モードとなる
(ステップ53,54)。
【0028】自動応答モードで回線の接続が行なわれ、
このとき発呼側からコーリングトーン信号(CNG信
号)が送信されてきたかどうかの判定がなされる(ステ
ップ55)。コーリングトーン信号CNGが受信できな
いときは発呼側端末は電話機であると判断できるので、
この場合には応答メッセージが発呼側に送出され、その
後要件録音モードに遷移する(ステップ56,57)。
要件録音が終了すると回線が自動的に切断される(ステ
ップ58)。
【0029】これに対してコーリングトーン信号CNG
が検出されたときには、発呼側端末はファクシミリ装置
であることが判明する。この場合には直ちにディジタル
識別信号DISがモデム30を介して送出され、その後
回線が自動的に切断される(ステップ59,58)。
【0030】送出されるディジタル識別信号DISは上
述したと同様な信号であり、留守録モードではコーリン
グトーン信号CNGが検出されることによってディジタ
ル識別信号が生成されることになる。
【0031】発呼側での回線自動切断処理を行なうため
に上述した実施例ではディジタル識別信号DISを利用
したが、手順終了信号(EOP)などを利用することも
できる。上述した構成に加え、発呼側では受信した端末
不整合情報に基づいて、例えば「ダイヤル番号確認」な
どのエラーメッセージを点滅表示させるようにすること
もできる。こうすると発呼側でも誤送信を簡単に認識で
きる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載したこの
発明に係る電話機ではファクシミリ信号の着信があった
ときには、端末不整合情報を含んだディジタル識別信号
を送信専用のモデムを介して相手側に送信し、相手側の
リダイヤル機能を禁止するようにしたものである。
【0033】これによれば、自動着信モードが設定され
ていないときは最初に送受話器を操作して特定キーを操
作するだけで2回目以降のリダイヤル操作が禁止される
ので、被呼側では1回の間違い応答で済むから、被害を
最小限に食い止めることができる。発呼側も経済的であ
る。
【0034】請求項2に係る発明は留守番機能を利用す
ることによって自動着信モードにセットできるから、こ
の場合には上述した一連の操作が全て自動操作で処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電話機の一例を示す要部の系統
図である。
【図2】自動着信モードがオフのときのフローチャート
である。
【図3】自動着信モードをオンしたときのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 電話機 14 送受話器 16 操作キー 17 *キー 18 回線制御部 22 通話回路 30 送信専用モデム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信専用のモデムと、マイコンで構成さ
    れた回線制御部とを有し、 ファクシミリ信号の着信があったときに特定のキーを操
    作した場合には、上記回線制御部において、端末不整合
    情報を含んだディジタル識別信号が生成され、 このディジタル識別信号が上記モデムを介して相手側に
    送信されるようにして相手側のリダイヤル機能を禁止す
    るようにしたことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 送信専用のモデムと、マイコンで構成さ
    れた回線制御部とを有し、 上記回線制御部には留守番機能プログラムが内蔵され、 ファクシミリ信号の着信があったときで相手側のコーリ
    ングトーン信号を受信したときには上記回線制御部にお
    いて、端末不整合情報を含んだディジタル識別信号が生
    成され、 このディジタル識別信号が上記モデムを介して相手側に
    送信されるようにして相手側のリダイヤル機能を禁止す
    るようにしたことを特徴とする電話機。
JP17133994A 1994-07-22 1994-07-22 電話機 Pending JPH0837563A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17133994A JPH0837563A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 電話機

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JPH0837563A true JPH0837563A (ja) 1996-02-06

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ID=15921391

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17133994A Pending JPH0837563A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 電話機

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JP (1) JPH0837563A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018173896A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社Tkc 残高整合性チェック装置、残高整合性チェック方法および残高整合性チェックプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018173896A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社Tkc 残高整合性チェック装置、残高整合性チェック方法および残高整合性チェックプログラム

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