JPH10190877A - 間違い電話検出回路 - Google Patents

間違い電話検出回路

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JPH10190877A
JPH10190877A JP34746596A JP34746596A JPH10190877A JP H10190877 A JPH10190877 A JP H10190877A JP 34746596 A JP34746596 A JP 34746596A JP 34746596 A JP34746596 A JP 34746596A JP H10190877 A JPH10190877 A JP H10190877A
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JP
Japan
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call
detecting
modem
party
tone
Prior art date
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Application number
JP34746596A
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English (en)
Inventor
Masaru Omori
勝 大森
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆回線を用いたデータ通信において、誤っ
たダイヤル番号が送信された場合を検出できる間違い電
話検出回路を提供する。 【解決手段】 相手側を呼び出し中であることを検出す
るリングバックトーン検出手段と、相手側が電話に出た
ことを検出する受話検出手段と、相手側が電話を切るこ
とで発生するビジー音を検出するビジー音検出手段と、
リングバックトーンと受話とビジー音とを順次確認し一
度接続できたにもかかわらず直に電話を切られたことを
検出すれば間違い電話であると判断する判断手段とを、
間違い電話検出回路に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線を用いた
データ通信における接続制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)、(b)はデータ通信を行う
ために、パーソナルコンピュータから公衆回線を用いて
ホストコンピュータに接続するための手順の概略を示し
た図である。
【0003】図3(a)に示されるように、パーソナル
コンピュータ12から公衆回線を用いてホストコンピュ
ータ13に接続する場合、公衆回線は一般にアナログ信
号しか扱うことができないため、通信データの変復調を
行うためのモデム1を介してパーソナルコンピュータ1
2を公衆回線に接続する(なお、モデムをあらかじめ内
蔵しているパーソナルコンピュータもある)。パーソナ
ルコンピュータ12からモデム1を介してアナログ信号
に変換された通信データは交換機2を経由してホストコ
ンピュータ13に送信される。
【0004】次に、図3(b)を用いて、パーソナルコ
ンピュータ12からホストコンピュータ13に接続する
ための手順について説明する。図3(b)はモデム1に
内蔵される接続制御回路3と交換機2との信号のやり取
りを中心に表したブロック図である。
【0005】ホストコンピュータ13に接続するために
パーソナルコンピュータ12からモデム1に対してダイ
ヤリングコマンドを送出すると、モデム1に内蔵される
接続制御回路3から交換機2に対してダイヤル信号S1
が公衆回線を通じて送出される。交換機2がダイヤル信
号S1を受信すると、交換機2はモデム1に対しリング
バックトーンS2を送信すると共に、その間にホストコ
ンピュータ13に対し呼び出しを行っている。ホストコ
ンピュータ13側が着呼を確認すると、交換機2はモデ
ム1に対するリングバックトーンS2の送出を中止し、
極性反転S3を行ってモデム1に相手側が受話したこと
を通知する。なお、極性反転S3を行わない交換機もあ
るが、リングバックトーンS2がなくなり、かつ回線切
断を示すビジー音S5が送出されなければモデム1は相
手側が受話したことを確認できる。間違い電話でなけれ
ばアンサートーンS4がホストコンピュータ13から交
換機2を介してモデム1に送出され、接続が完了する。
【0006】しかしながら、例えば予めパーソナルコン
ピュータ12に登録されていたホストコンピュータ13
のダイヤル番号が誤りだった場合等、間違い電話をかけ
てしまった場合、交換機2からアンサートーンS4が帰
ってこないだけでなく、人間が受話器を取ってしまった
場合音声が返ってくる。また、人間が受話器を取れば間
違い電話であることに気づくため電話を切る。そうする
と、回線が切断されるために、ビジー音S5が交換機2
よりモデム1に対して送出される。このビジー音S5を
モデム1が検出すると、モデム1は回線が切断されたこ
とを認識する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】モデム1では、一旦交
換機2に対してダイヤル信号S1を送出した後、回線が
切断されたことを認識しても、それが間違い電話による
ものであることは認識できない。一方、通常パーソナル
コンピュータ12では一回で接続が完了しない場合に一
定の回数自動的に接続を試みるオートリダイヤル機能を
設定していることが多いために、ダイヤル信号S1自体
が誤っていた場合であっても何度も同じ間違い電話を繰
り返してしまうという問題があった。また、間違い電話
を受けてしまった側でも、相手方に間違い電話であるこ
とを伝達することができないので電話を切るしかなく、
それが繰り返されると大変な迷惑を被ることになる。
【0008】本発明は上記した問題点にかんがみてなさ
れたものであり、その目的は、公衆回線を用いたデータ
通信において、誤ったダイヤル番号が送信された場合を
検出できる間違い電話検出回路を提供することによっ
て、迷惑電話を最小限にすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明による間違い電話検出回路は、相手側を
呼び出し中であることを検出するリングバックトーン検
出手段と、相手側が電話に出たことを検出する受話検出
手段と、相手側が電話を切ることで発生するビジー音を
検出するビジー音検出手段と、リングバックトーンと受
話とビジー音とを順次確認し一度接続できたにもかかわ
らず直に電話を切られたことを検出すれば間違い電話で
あると判断する判断手段とを有する。
【0010】かかる構成を採用することにより、一回の
送信で直ちに間違い電話であることを検出できる。
【0011】また、間違い電話である旨の表示を行わせ
る表示指示手段を有することによって、電話をする側が
直ちに間違い電話をしたことを知ることができるので、
相手側への迷惑電話を一回で終了させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図1、図2を参照して説明する。
【0013】図1はパーソナルコンピュータ12にモデ
ム1を接続し、公衆回線を用いてホストコンピュータ1
3に接続するときの、モデム1に内蔵される接続制御回
路3と交換機2との信号のやり取りを中心に表したブロ
ック図である。本実施の形態によれば、モデム1には接
続制御回路3に加えて間違い電話検出回路9が設けられ
ている。
【0014】ホストコンピュータ13に接続するために
パーソナルコンピュータ12からモデム1に対してダイ
ヤリングコマンドを送出すると、モデム1に内蔵される
接続制御回路3から交換機2に対してダイヤル信号S1
が公衆回線を通じて送出される。交換機2がダイヤル信
号S1を受信すると、交換機2はモデム1に対しリング
バックトーンS2を送信すると共に、その間にホストコ
ンピュータ13に対し呼び出しを行っている。接続制御
回路3は交換機2からリングバックトーンS2を受信す
ると、リングバックトーン検出信号A2を間違い電話検
出回路9に送信する。
【0015】ホストコンピュータ13側が着呼を確認す
ると、交換機2はモデム1に対するリングバックトーン
S2の送出を中止し、極性反転S3を行ってモデム1に
相手側が受話したことを通知する。リングバックトーン
S2がオフし、極性反転S3がオンしたことを接続制御
回路3が検出すると(または極性反転S3を行わない交
換機のとき、リングバックトーンS2がオフし、かつ回
線切断を示すビジー音S5が送出されなければ)、接続
制御回路3は間違い電話検出回路9に受話検出信号A3
を送信する。
【0016】間違い電話でなければアンサートーンS4
がホストコンピュータ13から交換機2を介して送出さ
れ、アンサートーンS4を受信した接続制御回路3は接
続完了信号A4を間違い電話検出回路9に送信する。
【0017】しかしながら、ダイヤル番号が誤りだった
場合、交換機2からアンサートーンS4が帰ってこない
だけでなく、人間が受話器を取ってしまった場合音声が
返ってくる。また、人間が受話器を取れば間違い電話で
あることに気づくため電話を切る。そうすると、回線が
切断されるために、ビジー音S5が交換機2よりモデム
1に対して送出される。このビジー音S5を接続制御回
路3が検出すると、ビジー音検出信号A5を間違い電話
検出回路9に送信する。
【0018】次に、図1および図2に示すフローチャー
トを用いて、間違い電話検出回路9における間違い電話
検出の判断の手順について説明する。
【0019】間違い電話検出回路9では、パーソナルコ
ンピュータ12からダイヤリングコマンドがモデム1に
送出され、接続制御回路3からダイヤル信号S1が交換
機2に送出されることによって、間違い電話検出判断の
フローに入る(F−1)。そして、リングバックトーン
検出信号A2を受信するまで待機する(F−2)。一定
時間経過してもリングバックトーン検出信号A2を受信
しなければ、接続障害によるオートリダイヤルのための
待機と判断して(F−5)、次のダイヤル信号の送出ま
で待ってステップ(F−1)に戻る。
【0020】リングバックトーン検出信号A2を受信す
ると(F−2)、受話検出信号A3を受信するまで待機
する(F−3)。一定時間経過しても受話検出信号A3
を受信しなければ、接続障害によるオートリダイヤルの
ための待機と判断して(F−5)、次のダイヤル信号の
送出まで待ってステップ(F−1)に戻る。
【0021】受話検出信号A3を受信すると(F−
3)、接続完了信号A4を受信するまで待機する(F−
3)。
【0022】接続完了信号A4を受信すると(F−
4)、間違い電話検出回路9は正常な接続と判断し(F
−7)、データ通信が開始される。
【0023】一方、接続完了信号A4を一定時間経過し
ても受信しないと(F−4)、次にビジー音検出信号A
5を受信したか否か判断する(F−6)。一定時間内に
ビジー音を検出しなければ接続障害によるオートリダイ
ヤルのための待機と判断して(F−5)、次のダイヤル
信号の送出まで待ってステップ(F−1)に戻る。
【0024】ビジー音検出信号A5を受信すれば(F−
6)、間違い電話検出回路9は間違い電話であると判断
し(F−9)、パーソナルコンピュータ12にその旨を
表示させる信号を送信する(F−10)。
【0025】なお、上記の実施の形態において、間違い
電話検出回路9が一定時間内にリングバックトーン検出
信号A2、受話検出信号A3、接続完了信号A4やビジ
ー音検出信号A5を受信しない場合に、接続障害による
オートリダイヤルのための待機と判断するフローは別の
フローに置き換えてもよい。すなわち、本発明の特徴
は、相手側を呼び出し中であることを検出するリングバ
ックトーン検出信号、相手側が電話に出たことを検出す
る受話検出信号、相手側が電話を切ることで発生するビ
ジー音検出信号を順次確認し、一度接続できたにもかか
わらず、直に電話を切られたことを検出することによっ
て間違い電話であると判断することにあるからである。
【0026】また、本発明による間違い電話検出回路
は、本実施の形態のように、モデムの中に独立して設け
てもよいが、接続制御回路と組み合わせて構成してもよ
いし、パーソナルコンピュータ側に設けてもよい。
【0027】さらに、本発明による間違い電話検出回路
は、パーソナルコンピュータによるデータ通信ばかりで
なく、公衆回線を利用したファクシミリ通信にも適用す
ることが可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、相手側への電話が一度
受話されたにもかかわらず切断されたときは間違い電話
であると判断し、パーソナルコンピュータに予め設定し
てあったダイヤル番号が誤っていることを表示させるこ
とによって、オートリダイヤルによる間違い電話の繰り
返しを防止することができ、相手側への迷惑電話を一回
で終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態によるパーソナルコンピュータか
ら公衆回線を用いてホストコンピュータに接続する手順
の概略を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態による間違い電話を検出するため
の判断の手順を示すフローチャートである。
【図3】(a)、(b)はパーソナルコンピュータから
公衆回線を用いてホストコンピュータに接続する従来の
手順の概略を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 モデム 2 交換機 3 接続制御回路 9 間違い電話検出回路 12 パーソナルコンピュータ 13 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側を呼び出し中であることを検出す
    るリングバックトーン検出手段と、相手側が電話に出た
    ことを検出する受話検出手段と、相手側が電話を切るこ
    とで発生するビジー音を検出するビジー音検出手段と、
    リングバックトーンと受話とビジー音とを順次確認し一
    度接続できたにもかかわらず直に電話を切られたことを
    検出すれば間違い電話であると判断する判断手段とを有
    することを特徴とする間違い電話検出回路。
  2. 【請求項2】 間違い電話であると判断したときに、そ
    の旨の表示を行わせる表示指示手段をさらに有する請求
    項1に記載の間違い電話検出回路。
  3. 【請求項3】 公衆回線を用いたデータ通信において、
    相手側を呼び出し中であることを検出するリングバック
    トーンと、相手側の受話と、相手側が電話を切ることで
    発生するビジー音を順次確認し、一度接続できたにもか
    かわらず直に電話を切られたことを検出すれば間違い電
    話であると判断することを特徴とする、間違い電話検出
    方法。
JP34746596A 1996-12-26 1996-12-26 間違い電話検出回路 Pending JPH10190877A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990706