JP3541530B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話交換局による発信電話番号通知サービスを有効利用できるファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からファクシミリ装置では、画像データを受信できない状態、つまり、記録紙がなく、更に、代行受信メモリに空きがない状態では、発信元の呼出に対して、着信しないようになっている。
このような状態では、外部のファクシミリ装置は画像データを送信しようとしても、呼出に対して着信されないのでリダイヤルを繰り返すことになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、上記従来のファクシミリ装置では、発信元の呼出に対して着信できないときでも、そのことを発信元に知らせる機能はなく、そのため、発信者に不快感を与えるだけではなく、所定回数リダイヤルが行われても着信できないときには、そのことを発信者に電話などを使って知らせてもらっていた。
【0004】
また、発信元が自動リダイヤル機能を使用してファクシミリ送信を行っている場合には、受信側が着信できない状態であるにもかかわらず、所定回数は必ずリダイヤルを行ってしまうため、無駄な時間を費やすことになっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、発信元の呼出に対して着信できない状態にあるときには、そのことを発信元に自動的に知らせ、これによって、無駄なリダイヤル操作を防ぐことが出来るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に提案される請求項1に記載の本発明では、交換機から送出される発信元電話番号を検出する発信元電話番号検出手段と、自動発呼手段と、着信不可情報登録メモリとを備え、発信元からの呼出に対して着信できなかったときには、自動発呼手段を作動し、発信元電話番号検出手段で検出した発信元電話番号を発呼して、着信不可情報登録メモリに登録したデータ内容を通知し、上記データ内容は、予め、発信元電話番号と同じ電話番号を短縮、ワンタッチダイヤル用のメモリ等に登録しているときには、そのメモリに併せて登録されている発信元の名称を自動的にデータ内容に付加することを特徴とする。
【0006】
ここに、着信不可情報登録メモリには、ファクシミリ送信するための画像データや、音声メッセージが登録でき、これらを発信元のファクシミリ装置や電話機に通知すれば、発信元においてファクシミリ送信等ができないことが、すぐに分かる内容になっている。
このファクシミリ装置では、電話番号通知サービスによって、外線からの呼出時に、加入者線交換機から送信されて来る発信元電話番号を発信元電話番号検出手段で検出する。
【0007】
図4には、電話番号通知サービスの基本動作をシーケンス図で示している。
図中の(a)〜(i)は、各動作に対して割り付けられた記号であり、ID受信端末は本発明のファクシミリ装置に相当する。
加入者線交換機では、予めサービス契約がされた端末に対する呼出があった場合には、加入者線の極性を反転し(a)、ID受信端末起動信号を送出する(b)。端末側では発信元電話番号の受信が可能な状態になると、端末内の直流回路を閉じることで一次応答信号を送出する(c)。
【0008】
交換機では、直流抵抗値から一次応答信号を判断すると、モデム信号である発信元電話番号を端末側に送信し(d)、その後、端末側から直流回路を開くことによる受信完了信号を受けてから(e)、呼出信号を送信する(f)。
ID受信端末では、呼出信号を受けると呼出音を鳴動させて着信を促すが、予め発信元電話番号を受信しディスプレイに表示するなどして、相手の電話番号を確認しているので、電話をかけてきた相手に応じた対応をとることができる。呼出信号に対して、ハンドセットを取り上げるなどして応答すると、再度直流回路を閉じて二次応答信号を送出し(g)、その後、極性が復極されて通話ができるようになる(h),(i)。
【0009】
なお、発信元電話番号を含んだモデム信号には、ダイヤルイン番号等の番号情報も併せて通知することができ、また、発信元電話番号を通知できない場合には発信元電話番号非通知理由が通知できる。ちなみに、この発信元電話番号非通知理由には、公衆電話からの発信、電話番号入力前の操作等により非通知指定をした場合の発信、サービス提供地域外からの発信などがある。
【0010】
発信電話番号通知サービスには、ここに説明した動作によって発信元電話番号を交換機からID受信端末に通知するものの他に、呼出信号の停止期間中に発信元電話番号を含んだモデム信号を送出し、一旦回線を接続しなくても、端末側で発信元電話番号が検出できる方式もある。
請求項2に記載の本発明では、請求項1に記載の着信不可情報登録メモリには画像データを登録しており、発信元からの呼出に対して着信できなかったときには、この画像データをファクシミリ送信することを特徴とする。この画像データは、製造時に予め登録、あるいは、使用者がキー操作等によって任意に登録できる。
【0011】
請求項3に記載の本発明では、請求項1または2に記載の発信元電話番号検出手段は、起動信号を検出した後に、回線を接続して通信モデムによって発信元電話番号を受信し、その後、回線を切断して呼出信号の送信を待つことを特徴とする。
ここでは、図4を用いて説明した発信電話番号通知サービスの動作に従った具体的構成を示しており、本発明のファクシミリ装置には、このサービスを受けるために、交換機との接続動作を行う機能を備えるか、この機能を備えたアダプタを接続する必要がある。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図とともに本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るファクシミリ装置Fの構成の一例を示したブロック図である。
図において、1は電話回線Lに対する接続や切換制御を行い、通信モデム1aを備えてファクシミリ通信手順を実行するとともに、交換機から送出されて来る呼出信号や発信元電話番号等を検出するための回線制御部(発信元電話番号検出手段)、2はCPU等で構成され各部を制御する信号処理部、3はROM3aと、代行受信メモリを有したRAM3bと、着信ができない旨を画像データや音声で登録した着信不可情報登録メモリ3cとで構成された記憶部、4はテンキーやモード設定スイッチ等で構成された操作部、5は液晶画面等で構成された表示部、6は印字出力部、7は画像読取部、8はオートダイヤラー(自動発呼手段)である。
【0013】
回線制御部1には、通信モデム1aの他に、回線切換部1b(CMLリレー)、発信元電話番号を受信するため、その前に極性反転を検出する極性反転検出回路1c、トランス1d、電話回線Lからの呼出信号を検出するとともに、ID受信端末起動信号を検出する機能も有している呼出信号検出回路1eを備えており、通信モデム1aは、プロトコル信号発生回路、プロトコル信号検出回路、発信元電話番号のモデム信号や送受信される画像データを変調、復調する変復調回路等を含んでいる。
【0014】
以下に、このファクシミリ装置Fの動作を説明する。
本発明に係るファクシミリ装置Fは、電話交換局による発信電話番号通知サービスを利用できる機能を備えており、図4を用いて説明した動作に従って、極性反転を極性反転検出回路1cで検出すると、その後に送出されて来るID受信端末起動信号を呼出信号検出回路1eで検出し、発信元電話番号のモデム信号を通信モデム1aで復調して、信号処理部2で発信元電話番号等の情報を判別する。
【0015】
その後、呼出信号検出回路1eによって呼出信号を検出するが、印字出力部6の紙センサ(不図示)によって記録紙がないことを検出したり、更にRAM3bの代行受信メモリの空き容量が不足しているときには、自動着信は行わず、呼出信号は鳴動し続ける。
発信元では、このファクシミリ装置Fが一定時間、着信しないと、呼出を停止してリダイヤル待機状態などに移行する。
【0016】
ここで、本発明のファクシミリ装置Fでは、オートダイヤラー8を作動し、検出した発信元電話番号を発呼して、着信不可情報登録メモリ3cに登録した画像や音声のデータ内容を通知する。
この内容は、例えば、図2の符号ウに示すような内容になっている。図2は、発信元のファクシミリ装置に印字出力される着信不可情報の一例である。
【0017】
本発明に係るファクシミリ装置Fでは、予め、発信元電話番号と同じ電話番号を短縮、ワンタッチダイヤル用のメモリ等に登録しているときには、そのメモリに併せて登録されている発信元の名称(符号ア)を自動的に画像データに付加することが出来る。また、固定情報(符号イ)を予め登録しておくことが出来るので、ここに電話番号を登録し、送信する画像データに付加しておけば、図示した着信不可情報メッセージ(符号ウ)に従って、電話をかけてもらうことが出来る。
【0018】
この図では、着信不可情報メッセージ(符号ウ)には、記録紙がセットされていない旨を記してあるがこれには限定されず、信号処理部2によって着信できない理由を判断し、着信不可情報登録メモリ3cから、予め記憶した着信不可理由に対応したメッセージを読み出して、送信することもできる。
次に、このファクシミリ装置Fの基本動作の一例を、図3に示したフローチャート(ステップ100〜111)を用いて説明する。
【0019】
ID受信端末起動信号を検出するとループを閉成し、通信モデム1aによって発信元電話番号を受信した後に、ループを開放して受信完了信号を送出する。その後、呼出信号を受信するが、着信できない状態であると、発信元からの呼出信号の停止を待って、受信した発信元電話番号を自動発呼し、着信不可情報をファクシミリ送信することができる。
【0020】
なお、一度、着信不可情報の通知を行った後は、その理由がなくなるまで、同じ発信元電話番号から呼出があると、着信不可情報を通知しないようにしたり、強制的に回線を切断するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明からも理解できるように、本発明の請求項1〜3に記載のファクシミリ装置によれば、発信電話番号通知サービスを有効利用して、発信元からの呼出に対して着信できなかったときに、検出した発信元電話番号を自動発呼して、着信できないことを通知できるので、発信元では、通信中であると判断することはなく、無駄なリダイヤルを行わなくて済む。更に、発信元に対して、電話機などを使ってファクシミリ送信ができないことを知らせてくれるように要請することもできるので、早急にファクシミリ通信の復旧ができる。
【0022】
特に、請求項2に記載のファクシミリ装置によれば、発信元からの呼出に対して着信できなかったときには、そのことを画像データで通知するので、着信不可状態であることが発信元に確実に伝わる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の基本構成の一例を示したブロック図である。
【図2】発信元における着信不可情報の印字出力例を示した図である。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置の基本動作の一例を示したフローチャートである。
【図4】発信電話番号通知サービスの基本動作を示したシーケンス図である。
【符号の説明】
F・・・本発明に係るファクシミリ装置
1・・・回線制御部(発信元電話番号検出手段)
1a・・・通信モデム
1c・・・極性反転検出回路
1e・・・呼出信号検出回路
2・・・信号処理部
3・・・記憶部
3c・・・着信不可情報登録メモリ
8・・・オートダイヤラー(自動発呼手段)
L・・・電話回線

Claims (3)

  1. 交換機から送出される発信元電話番号を検出する発信元電話番号検出手段と、自動発呼手段と、着信不可情報登録メモリとを備え、発信元からの呼出に対して着信できなかったときには、上記自動発呼手段を作動し、上記発信元電話番号検出手段で検出した発信元電話番号を発呼して、上記着信不可情報登録メモリに登録したデータ内容を通知し、
    上記データ内容は、予め、発信元電話番号と同じ電話番号を短縮、ワンタッチダイヤル用のメモリ等に登録しているときには、そのメモリに併せて登録されている発信元の名称を自動的にデータ内容に付加することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 上記着信不可情報登録メモリには画像データを登録しており、発信元からの呼出に対して着信できなかったときには、上記画像データをファクシミリ送信することを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 上記発信元電話番号検出手段は、起動信号を検出した後に、回線を接続して通信モデムによって発信元電話番号を受信し、その後、回線を切断して呼出信号の送信を待つことを特徴とする請求項1または2に記載のファクシミリ装置。
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