JP3241409U - パテベラ - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、パテを中高く成形するとともに、ヘラの復元力によって継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することが容易なパテベラを提供する。【解決手段】本考案に係るパテベラ1は、基端側に設けられる基端部32と、先端側に設けられるヘラ先部34と、を有するヘラ本体3と、基端部32に設けられる柄5と、を備え、ヘラ先部34は、先端が直線形状を有し、中央に肉薄な薄ベラ34aが設けられ、両端に肉厚な厚ベラ34bがそれぞれ設けられる。【選択図】図1

Description

本考案は、パテを塗布するパテベラに関するものである。
壁紙などを石膏ボードやベニヤ板などの下地板上に張り付ける場合、下地板の継ぎ目で段差が生まれないようにパテを塗布する。その際、乾燥によるパテの収縮、下地板が吸収するパテの量を想定し、継ぎ目上のパテを厚く塗布する処理を行う。継ぎ目上に塗布したパテは、かまぼこ型に盛り上げられることが好ましいとされている。
以前より、刃先の中央部分が湾曲したヘラが存在している(特許文献1参照)。このヘラでパテを塗布すると、ヘラの刃先の形状に沿ってパテが中高く成形されながら塗布される。
特開2012-225137号公報
しかし、上述したヘラは、パテを中高く成形することができるものの、湾曲している中央部分の刃先にヘラの復元力が伝わらず、継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することができなかった。
このことを鑑み、本考案は、パテを中高く成形するとともに、ヘラの復元力によって継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することが容易なパテベラを提供する。
本考案に係るパテベラは、基端側に設けられる基端部と、先端側に設けられるヘラ先部と、を有するヘラ本体と、前記基端部に設けられる柄と、を備え、前記ヘラ先部は、先端が直線形状を有し、前記ヘラ先部は、中央に肉薄な薄ベラが形成され、前記薄ベラの両側に前記薄ベラより肉厚な厚ベラがそれぞれ形成される。
この構成によれば、本考案に係るパテベラは、パテを下地板に押し当てると、薄ベラが弾性変形することにより、パテを中高く盛り上げたかまぼこ型に成形するとともに、ヘラの復元力がパテに伝わり、継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することができる。また、本考案に係るパテベラは、下地板に押し当てる角度を調整すれば、パテの盛り上げ高さを調整することができる。
また、前記ヘラ先部は、前記ヘラ先部の先端を形成する方向に前記薄ベラと前記厚ベラとがなだらかに連なることが好ましい。
この構成によれば、前記薄ベラと前記厚ベラとがなだらかに連なることで、中高く成形されたパテで生じる段差を軽減することができる。
また、前記厚ベラの厚さは、前記基端部と同じ厚さに形成されることが好ましい。
この構成によれば、厚ベラがヘラ本体の基端部と同じ厚さに形成されることで、ヘラ先部が形成し易くなる。
また、前記ヘラ本体は、1枚のプレートからなり、前記薄ベラは、前記ヘラ本体の一面を切削して形成されることが好ましい。
この構成によれば、本考案に係るパテベラの作製コストを低減することができる。
また、前記ヘラ本体は、1枚のプレートからなり、前記薄ベラは、前記ヘラ本体の両面を切削して形成されることが好ましい。
この構成によれば、本考案に係るパテベラを両面で使用することができる。
本考案は、パテを中高く成形するとともに、ヘラの復元力によって継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することが容易なパテベラを提供することができる。
本考案の実施形態に係るパテベラを示す斜視図である。 図1に示したパテベラのヘラ本体に係るヘラ先部の先端を示す模式図である。 図1に示したパテベラを用いて下地板にパテを塗布する状況を示す斜視図である。 図1に示したパテベラを用いて下地板にパテを成形する状況を示す模式図である。 図1に示したパテベラを下地板に押し当てる角度を示す模式図である。 本考案のその他の実施形態に係るパテベラのヘラ先部の先端を示す模式図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1は、本考案の実施形態に係るパテベラ1を示す斜視図である。図1に示すパテベラ1は、ヘラ本体3と、柄5とを備える。
ヘラ本体3は、パテベラ1の基端側に設けられる基端部32と、パテベラ1の先端側に設けられるヘラ先部34とを有する。ヘラ本体3は、金属プレート、例えばステンレスプレートが好ましい。ヘラ本体3は、基端部32からヘラ先部34まで1枚のプレートからなるため、成形し易い。柄5は、基端部32に設けられる。柄5は、パテベラ1を押し当てる際の押圧力に耐え得る強度を有する材質、例えば木やプラスチックなどで形成されることが好ましい。
図2は、図1に示したパテベラ1のヘラ本体3に係るヘラ先部34の先端を示す模式図である。ヘラ先部34は、図2で示したとおり、先端が直線形状を有する。ヘラ先部34は、基端部32より肉薄な薄ベラ34aがヘラ先部34の一面の中央に形成される。薄ベラ34aは、ヘラ本体3の一面から他面へと向かう厚さ方向に窪んで形成される。
ヘラ先部34は、基端部32と同じ厚さで薄ベラ34aより肉厚な厚ベラ34bがヘラ先部34の両側にそれぞれ形成される。これにより、薄ベラ34aを形成するだけで、ヘラ先部34が容易に形成される。
プレートからなるヘラ本体3は、金型などによるプレス加工でヘラ先部34の薄ベラ34aとなる中央に窪みを予め設けることができる。しかし、パテベラ1の作製コストが嵩むため、ヘラ先部34の一面を切削して薄ベラ34aを形成することが好ましい。なお、説明を容易にするため、パテベラ1は、薄ベラ34aで窪んでいる側を施工面10と称して説明する。
次に、本考案に係るパテベラ1を用いたパテPの塗布について説明する。なお、図3から図5は、方向関係を明確にするために適宜XYZ直交座標軸が示される。図3は、図1に示したパテベラを用いて下地板にパテを塗布する状況を示す斜視図である。図4は、図1に示したパテベラを用いて下地板にパテを成形する状況を示す模式図である。図5は、図1に示したパテベラを下地板に押し当てる角度を示す模式図である。
パテベラ1は、図3で示したとおり、所定の量のパテPが付いた施工面10を下地板9に押し当て、継ぎ目90が伸びる方向であるY軸方向に沿ってパテPを継ぎ目90に塗り込ませる。パテPは、図4で示したとおり、薄ベラ34aと継ぎ目90を含む下地板9との間にできた間隙Sの形状に沿って継ぎ目90が伸びる方向に直交する方向であるX軸方向に広がりながらY軸方向に塗布されていく。
パテPを下地板9に押し当てられると、パテベラ1はパテPからの反発力を受ける。反発力は、下地板9に対して垂直方向であるZ軸方向に生じる。パテベラ1は、当該反発力を受けると、薄ベラ34aが図4のように下地板9から離間するZ軸方向に弾性変形量N程度に弾性変形し、継ぎ目90上に塗布されたパテPが中高いかまぼこ型に成形される。
薄ベラ34aには、パテPからの反発力で弾性変形するとともに、同じZ軸方向で反発力に対向する復元力が生じる。パテPは、パテベラ1によって継ぎ目90に押し当てられるとともに、薄ベラ34aの復元力によって継ぎ目90に緊密に塗布される。
図5で示した角度Aは、パテベラ1の下地板9に対する押し当て角度である。図5(a)で示した狭い角度Aで施工面10を下地板9に押し当てると、薄ベラ34aはパテPからの反発力が受け入れやすくなって弾性変形量Nが大きくなることから、パテPの盛り上げMが高くなる。
その反面、図5(b)で示した広い角度Aで施工面10を下地板9に押し当てると、薄ベラ34aはパテPからの反発力を受け流すことから、弾性変形量Nが小さくなってパテPの盛り上げMが低くなる。従って、パテベラ1は、図5で示したとおり、角度Aを調整することで、パテPの盛り上げMの高さを調整することができる。
また、ヘラ先部34は、図2及び図4で示したとおり、両端に形成された厚ベラ34bから中央に形成された薄ベラ34aに向かって徐々に傾斜する勾配Tが設けられる。薄ベラ34a及び厚ベラ34bは、勾配Tによりヘラ先部34の先端が形成される方向に沿ってなだらかに連なって設けられる。パテPは、勾配Tを含む薄ベラ34aと下地板9との間で形成された間隙Sにおいて、地板9と密着した厚ベラ34bに到達するまでX軸方向に広がる。パテPは、パテベラ1によって中高く成形されながら下地板9に塗布される際、勾配TがパテPと下地板9との境目をなだらかにつなげることから、下地板9との間の段差が軽減される。
上述した実施形態以外にも、ヘラ本体3の両面の中央、特にヘラ先部34の両面の中央に、薄ベラ34aを設ける実施形態が考えられる。図6は、本考案のその他の実施形態に係るパテベラのヘラ先部の先端を示す模式図である。その他の実施形態に係るヘラ本体3は、上述した実施形態と同じく、基端部32からヘラ先部34まで1枚のプレートからなる。厚ベラ34bは、上述した実施形態と同じく、基端部32と同じ厚さである。薄ベラ34aは、図6で示したとおり、ヘラ先部34の両面から厚さ方向に窪んで形成される。このため、ヘラ本体3の両面がパテPを塗布する施工面10となることから、パテベラ1は、表裏問わず、下地板9の継ぎ目90に対して、パテPを中高いかまぼこ型に成形しながら塗布することができる。
これにより、本考案は、パテを中高く成形するとともに、ヘラの復元力によって継ぎ目に対してパテを緊密に塗布することが容易なパテベラを提供することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこうした実施形態に何ら限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
1 パテベラ
3 ヘラ本体
5 柄
9 下地板
10 施工面
32 基端部
34 ヘラ先部
34a 薄ベラ
34b 厚ベラ
90 継ぎ目
A 角度
N 弾性変化量
M 盛り上げ
P パテ
S 間隙
T 勾配

Claims (5)

  1. 基端側に設けられる基端部と、先端側に設けられるヘラ先部と、を有するヘラ本体と、
    前記基端部に設けられる柄と、を備え、
    前記ヘラ先部は、先端が直線形状を有し、
    前記ヘラ先部は、中央に肉薄な薄ベラが形成され、前記薄ベラの両側に前記薄ベラより肉厚な厚ベラがそれぞれ形成される、パテベラ。
  2. 前記ヘラ先部は、前記ヘラ先部の先端を形成する方向に前記薄ベラと前記厚ベラとがなだらかに連なる、請求項1に記載のパテベラ。
  3. 前記厚ベラの厚さは、前記基端部と同じ厚さに形成される、請求項1又は2に記載のパテベラ。
  4. 前記ヘラ本体は、1枚のプレートからなり、
    前記薄ベラは、前記ヘラ先部の一面を切削して形成される、請求項3に記載のパレベラ。
  5. 前記ヘラ本体は、1枚のプレートからなり、
    前記薄ベラは、前記ヘラ先部の両面を切削して形成される、請求項3に記載のパテベラ。
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