JPS6294297A - ニユ−カツタ−およびその使用方法 - Google Patents

ニユ−カツタ−およびその使用方法

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JPS6294297A
JPS6294297A JP23388185A JP23388185A JPS6294297A JP S6294297 A JPS6294297 A JP S6294297A JP 23388185 A JP23388185 A JP 23388185A JP 23388185 A JP23388185 A JP 23388185A JP S6294297 A JPS6294297 A JP S6294297A
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JP
Japan
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blade
punching
hardness
cutting edge
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP23388185A
Other languages
English (en)
Inventor
江田 隆士
寛 菅野
昭 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP23388185A priority Critical patent/JPS6294297A/ja
Publication of JPS6294297A publication Critical patent/JPS6294297A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、厚紙の打抜き型のカッター、および、前記カ
ッターを使用した抜き型のムラ取り調整方法に関する。
し従来の技術] 厚紙の打抜き機に生じる抜きムラは、(1)プラテンの
上、下定盤の精度、(21面板の厚みの精度、(3)切
刃(カッター)の高さ精度、(!i)ベニヤ板への切刃
の取付は精度、並びに、(6)バックアップブレードお
よび押え板の精度などが総合的に重なり合って、切刃の
面仮に対する相対的高さの異なりができ、そのため切刃
の先端が面板表面に当らない部分の厚紙が切れ不良とな
る現象である。第4図は、従来仕様のブレートを使用し
て組立てた抜き型の断面の一例を示すもので、Aは抜き
型、Bは下型であって、所要の厚紙を両型の間に挟み、
相互に押圧することによってブレート1′の刃先で厚紙
を打抜くようになっている。
図中、抜き型Aの、1′は従来仕様のブレートよりなる
カッター、2はブレード1″を左右から支持する木型(
ベニヤFi)、3はカッター1′の底面を支持して切刃
にかかる反作用を支受するバックアップブレート(2n
u厚のステンレススチール板)、4はムラ取り台紙、5
は鉄板よりなる押え板である。
また、下型Bは、定盤8の表面に雌型6および面板7を
重ねてなり、打抜き用紙は雌型6の上に載置される。
ブレート1′は、第5図において断面で示すように、板
厚0.7no、巾(高さ)23.6unのスチール板帯
で、その下端の刃先は45°に研磨され、約72°Hs
(ジョブ硬度、以下同じ)の硬度を有し、胴および刃裏
は約50°Hsの硬度が与えられて弾性を備え、その先
端は平面に形成され、切刃に掛かる加工圧のすべてをバ
ックアッププレー1・に伝えるようになっているのが標
準である。
上述のような型を用いて厚紙を打抜くとき、抜き型Aの
降下ストロークの下死点でブレードの切刃の先端と面板
7の表面との間隔が、どの個所でも同一で、はぼ零にな
らないと、用紙の切れ不良   ゝ(抜きムラ)が生じ
るとか、切刃が面板7に接触して、その部分の切刃の耐
用時間を縮めると云った不都合が起きるか、従来から切
刃の高さの精度アップ、打抜き部の定盤精度の向上を図
ってきているにもかかわらす、抜き型Aの調整なしで抜
きムラの発生を回避することは不可能に近い。
そこで現状では、型の切替え時に抜き型Aで杓抜き加工
を試みたとき、用紙に抜きムラが発生しCいる個所のブ
レード1′に対応する上部ムラ取り台紙4に、ムラ取す
テープ(0,1na厚)を貼付けて相対的にブレート1
′の切刃の高さを伸ばすようにし、切刃の先端が一様に
面板7に当るよう修正作業を施してから所定の加工を始
めるようにしている。これをムラ取り作業と云い、面付
けにもよるか、−仕様の加工当り、回数にして3〜6回
、時間にして、30〜60分程度を必要とし、このこと
が仕事の切替え時間を長(延はしている大きな要因とな
っている。
[考案が解決しようとする問題点] 本発明は、従来の打抜き型に内在する上記欠点を解l]
!!することを目的どし、新規な打抜き切刃用ブレート
の開発と、前記打抜き刃を用いたムラ取り方法に基く打
抜き型の切替時間の短縮および打抜き刃の耐用時間の延
長を図り、以て、多種、少量加工の場合においても1作
業効率を向上させようとするものである。
(ロ)発明の構成 口問題点を解決するための手段] 本発明は、上述の目的を達成するため、従来のムラ取り
技術とは逆の発想に基いて、切刃の高さのムラをブレー
ドそれ自体に吸収させる方式を創出し、各種ブレートに
ついて試みた結果、良好な結果を得たもので、その構成
要件はそれぞれ特許請求の範囲の喝に記載したとおりで
あり、その作用について説明すれは次の通りである。
[作用] ブレードの断面形状と硬度が上述のとおりであるので、
これを木型(ベニヤ板)、バックアップブレードおよび
押え板に取付けて打抜き型を構成し。
面仮に対向取付けて、除々に押圧力を増加させると、ブ
レートの高さの高い切刃部分から先に面板に当接して、
その反力が対応する刃裏の先細テーパ部を通じバックア
ップフレートに掛かるから。
刃先硬度と刃裏硬度との硬度差および刃裏硬度とテーパ
形状とが相俟って、成る程度以上の負荷で当該部分の刃
裏部が弾性限界を越えて歪み、その個所における刃先高
さが相対的に低くなって他の刃先高さに揃うようになる
。以上のプロセスが繰返えされて、打抜き型にセットし
たブレードの、まちまちであった刃先高さは、一番低い
刃先の高さ並に揃うまでになる。かくして打抜き型の刃
先と面板との間隔がどこでも同一になるから、この打抜
き型によって加工された用紙には切れ不良が生じない。
また、特に当りの激しい切刃部分も生じないから、打抜
き型の耐用時間を延すことができる。
実験によれば、上記カッターおよびムラ取り方法によっ
て調整した打抜き型は、加工の途中、再びムラ取り作業
が必要になることはなかった。
また、刃先硬度を従来のブレードのそれよりも高くした
ために、切刃の寿命が長く、切れ味が落ちないため、従
来刃に比較して加工中、紙粉発生量が少ない。
さらに、ブレードの胴の硬度が比較的に軟らかいため、
刃の成形加工が容易で、刃裏にはテーパが付けであるの
で、木型(ベニヤ板)にレーザでカットされた溝にブレ
ードを入れ易く、打抜き型の組立時間を短縮することが
できる。
[実施例] 第1図は本発明によるニューカッターの断面図を示し、
図中、lはカッターを構成するブレードで、肉厚0,7
I、巾23.6nmの磨炭素鋼板よりなり、その上端部
刃先9は45°の角度で鋭い切刃を形成している。lO
は胴部、11は刃裏で、その上端は巾0.15+m+の
平坦面を残して先細テーパレ;形成し、前記テーパの長
さは約2 、1) nuである。刃先硬度は、従来品の
カッターよりもやや高(、はぼ80°Hsとし、胴部I
Oおよび刃裏11の硬度は、従来品のそれよりもやや低
く、はぼ45°Hsに調整することにより、ムラ取り作
業で、刃先の高さの差異を刃先を痛めずに刃具の形の変
形吸収すると共に、変形した後の裏刃部分は、その後の
打抜き加工の際に刃具に掛かる負荷程度では再度変形し
ないようにしている。
第2(a)図、第2(b)図は、本発明ニューカッター
を組付けた打抜き型Aの抜きムラ取りのプロセスを示す
もので、(a)図はムラ取り前の抜き型断面図、(b)
図はムラ取り調整後の抜き型断面図、第3図はブレード
の裏刃の変形拡大図、である。
第2(a)図中1a、1b・・・・は木型2にレーザー
カットした溝に組込まれたカッターで、その刃先9と面
板7との間隔が、カッターの組付は位置によってまちま
ちであることを示しており、このままで用紙の打抜き加
工を施せば、刃先に隙間があるカッター・の部分では切
れ不良が生じることは必然である。第2(b)図は抜き
型Aに除々に押圧力を加えたところで、各切刃9は面板
7表面上に整列してムラ取りが完了すると共に、各ブレ
ードの高さの相違等を刃具の変形によって吸収している
状態を示している。刃具の形は、先細テーパ状であるた
め、変形が大きくなれはなる程、大きな負荷を掛ける必
要かあり、ムラ取りの段階で変形済の刃裏は、用紙の打
抜き時に加わる負荷の程度では再度変形することはない
第3図に示すように、刃裏は、その平坦面が0.111
111程度つふれて歪む場合が多い。
(1)上記ムラ取り方法の採用で、カートンの打抜き加
工において従来35分のムラ取り時間を要したものが、
25分短縮して10分間で済むことか解った。
そのほか、他の打抜き機械も使用してテークを取ってい
るが、いずれの品目の打抜きでもムラ取り時間を10〜
20分短縮している。そして、作業途中にムラ取りが必
要になる場合も殆どない。
(2)従来のカッターでは、約150,000〜200
,000シ目ツトで刃替えか必要になったか、本発明ニ
ューカッターでは500,000ショット以上でも刃替
えなしで作業を進めることができた。
(3)本発明カッターは従来品より刃先の硬度が高いた
めに、作業進行中、刃先がつぶれることがないので切れ
味が変らず、したがって従来刃に比へて紙粉発生量が少
ない。
(4)胴の硬度が45°Hsと軟いために刃か曲げ易く
加工か容易である。刃裏にはテーパかついているため、
木型にレーザーカッ(−された溝にブレードを入れ易(
、抜き型組付は時間を短縮することかできる。
(ハ)考案の効果 以上述べたとおり、本発明によれば、従来型に比較して
打抜き型の切替時間の短縮と、打抜き刃の寿命延長とを
実現することを可能にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるニューカッターの1実施例の拡大
断面図、第2(a)図、第2(b)図はそれぞれ本発明
ムラ取り方法のプロセスを示す打抜き型の断面図、第3
図はムラ取り後の本発明ニューカッターの刃裏の変形を
示す一部の拡大断面図、第4図は従来使用されている抜
き型の断面図、第5図はその型に使用されているカッタ
ーの拡大断面図。 である。 I・・・ブレード、    2・・・木型(ベニヤ板)
、3 ・・バックアッププレー1−14・・・ムラ取り
台紙、5・・押え板、    6・・・雌型。 7・・・面板、      9・・・刃先。 [0・・・胴部、     A・・・抜き型、B・・・
下型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、刃先硬度をやや高め(75〜85°Hs)に、胴お
    よび刃裏硬度をやや低め(40〜50°Hs)に設定す
    ると共に、刃裏断面を、先端に短かく平面を残して先細
    テーパに成形したブレードよりなることを特徴とするニ
    ューカッター。 2、刃裏断面の先端平面の巾を0.15mmとしてなる
    特許請求の範囲第1項記載のニューカッター。 3、型の切替え時、刃先硬度をやや高め(75〜85°
    Hs)に、胴および刃裏硬度をやや低め(40〜50°
    Hs)に設定すると共に、刃裏断面を、先端に短かく平
    面を残して先細テーパに形成したブレードを組付けた打
    抜き型の刃先を面板に対向させ、 (1)その抜き圧を零から除々に上げて適当圧まで高め
    、 (2)刃先硬度と刃裏硬度との硬度差と、刃裏の先細テ
    ーパ形状とを利用して相対的に高い切刃に対応する個所
    の裏刃を変形させることにより、(3)すべての切刃の
    高さを面板になじませる、ことを特徴とする抜きムラ取
    り方法。 4、打抜き型の抜き圧は、本番刷本が80〜90%切れ
    る程度迄上げることによりなる特許請求の範囲第3項記
    載の抜きムラ取り方法。
JP23388185A 1985-10-20 1985-10-20 ニユ−カツタ−およびその使用方法 Pending JPS6294297A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05212699A (ja) * 1992-02-03 1993-08-24 Nippon Daisuchiile Kk 紙器型抜装置に用いる抜型および該抜型の製造方法
JP2013244541A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Tatsu Kioka 高強度繊維強化プラスチック板の裁断装置
WO2017110596A1 (ja) * 2015-12-24 2017-06-29 帝人株式会社 切断体の製造方法、及び複合材料の切断装置
JP7064729B1 (ja) * 2021-07-08 2022-05-11 株式会社ティーエスインダストリー シート状ワークの打抜き刃

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5847523A (ja) * 1981-09-11 1983-03-19 カ−ル・マ−ルバツハ・ゲ−エムベ−ハ−・ウント・ツエ−オ− 帯状鋼製打抜工具

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