JPH05212699A - 紙器型抜装置に用いる抜型および該抜型の製造方法 - Google Patents

紙器型抜装置に用いる抜型および該抜型の製造方法

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JPH05212699A
JPH05212699A JP1768692A JP1768692A JPH05212699A JP H05212699 A JPH05212699 A JP H05212699A JP 1768692 A JP1768692 A JP 1768692A JP 1768692 A JP1768692 A JP 1768692A JP H05212699 A JPH05212699 A JP H05212699A
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JP
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blade
mounting hole
blade mounting
width
die
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JP1768692A
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Inventor
Takayuki Takeuchi
孝之 竹内
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NIPPON DAISUCHIILE KK
Nippon Die Steel Co Ltd
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NIPPON DAISUCHIILE KK
Nippon Die Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板への刃の固定を簡単に行えるようにす
る。 【構成】 抜型の基板20に刃取付穴21を貫通して形
成し、刃10をその一端側よりを挿入し、先端に刃先1
1を有する他端側を突出させて固定するものである。刃
10の挿入側は挿入端に向かって刃取付穴21の挿入側
断面幅W2より小さくなるテーパ部12とする。テーパ
部12より刃先11となる他端先端にかけては刃取付穴
21の断面幅W2より僅かに大きな幅W1に設定する。
テーパ部12を刃取付穴21に挿入して仮保持した状態
で、プレスによりワンショットで圧入固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙器型抜装置に用いる抜
型に関し、詳しくは、鉄板等からなる面板上に載置した
シートに対して、基板に刃を突設した抜型を下降して、
シートに所要の型抜きを行うものであって、特に、基板
に対する刃の固定を一度のプレスで取り付け可能とする
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の紙器型抜装置は図7およ
び図8に示すように、固定した面板1の上面にダンボー
ル紙等からなるシート2を載置し、上方に配置した抜型
3を下降して、該抜型3の基板4の下面に突設した刃5
により、シート2に所要の型抜きを施している。型抜後
は基板4に取り付けたゴム6によりシート2を押し戻し
てシート2をスムーズに離反させている。
【0003】抜型3の基板4に突設した刃5は、基板4
に貫通して形成した刃取付穴7に、その一側部5aを挿
入固定して、先端に刃先5bを設けた他端部5cを基板
4より突出させて取り付けている。上記刃5は、シート
2より所要の型抜製品を分離して得るために、型抜製品
の外形ラインに沿って無端状に連続して配置されおり、
その刃先5bに間隔をあけて切欠部5dを設けており、
シート2は切欠部5dと対応する部分では切断されず、
間隔をあけて非切断部を残す形態で型抜きが為され、後
から落丁される。尚、上記図面には外形ラインに沿った
刃5のみを図示しているが、実際には、外形ラインの刃
の内部に所要の折り曲げラインを設けるための刃(先端
に切断用刃先を有しない刃)が突設されており、 上記型
抜きと同時に所要の折り曲げラインも形成される。
【0004】また、上記のように、打抜製品の外形ライ
ンに沿って配置する刃5は無端状に取り付ける必要があ
るが、基板4側では刃取付穴を無端状に形成できないた
め、所要間隔をあけて連結部分を設けており、該連結部
分に対応する位置の刃5には基板挿入側より切欠部(所
謂かじり部)を設けて、 連結部分では刃5をブリッジ状
にまたがせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記基板の刃取付穴7
はレーザー加工等により貫通して形成されており、図9
に示すように同一断面幅、あるいは下方側が縮小する形
状で形成されている。一方、刃5は刃取付穴7に圧入固
定する必要があるため、刃5の厚さW5は刃取付穴7の
断面幅W6より僅かに大きく設定されている。よって、
図示のように、刃5の挿入端を刃取付穴7の開口端7a
の位置に保持した状態で、ハンマー8により打ちこんで
刃5を圧入している。
【0006】上記手動操作によるハンマー8での打き込
みは、刃5の長さ方向にわたって順次行う必要があり、
そのために、手数がかかる欠点がある。特に、抜型が大
型で、刃が長く、かつ、複雑で、折り目ライン形成用の
刃も含めて多数設けられている場合には、非常に手数が
かかることとなる。
【0007】また、ハンマー8による打き込みでは、図
10に示すように、ハンマー8により打いた部分では先
端の刃先5bが陥没することがあり、特に、上記かじり
部分を設けた位置では刃先が陥没しやすく、その場合に
は切れ味が悪くなる欠点がある。よって、刃先が陥没し
た部分では、裏面側より押し上げ板を取り付けて、刃先
が同一線上に位置するように補修を施すことがあり、さ
らに、手数がかかる問題となっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
の問題を解消するため、型抜の基板に設けた刃取付穴に
刃をハンマーによる手動打き込みにより圧入固定するの
ではなく、プレスによる自動圧入作業で挿入可能とする
ものである。
【0009】即ち、本発明は 抜型の基板に刃取付穴を
貫通して形成し、該刃取付穴に刃をその一端側よりを挿
入固定して、先端に刃先を有する他端側を突出させるも
のにおいて、上記刃の形状を、上記刃取付穴への挿入側
を挿入端に向かって断面幅が小さくなるテーパ部とする
と共に、該テーパ部より他端先端にかけては上記刃取付
穴の挿入側の断面幅よりは予め大きな幅に設定してお
り、上記刃はテーパ部を刃取付穴へ挿入後に圧入して、
刃取付穴より断面幅が大きい刃の部分を刃取付穴の断面
幅と略同一幅として基板に押圧固定していることを特徴
とする紙器型抜装置に用いる抜型を提供するものであ
る。
【0010】さらに、本発明は、抜型の基板に貫通した
刃取付穴に、一端側よりを挿入固定して、先端に刃先を
有する他端側を突出させる刃として、上記刃取付穴への
挿入側は挿入端に向かって刃取付穴の断面幅より小さく
なるテーパ部とすると共に、該テーパ部より他端先端に
かけては刃取付穴の断面幅よりは予め大きな幅に設定
し、上記テーパ部に連続する刃取付穴への挿入部は圧入
により刃取付穴の断面幅と略同一幅として基板に押圧固
定するようにしている抜型に取り付ける刃を提供するも
のである。
【0011】上記刃が、抜型より突出する先端に刃先を
有するトムソン刃である場合に、最も好適に適用され
る。しかしながら、トムソン刃以外の先端に切断用刃先
を有しない折り曲げ線形成用の刃、あるいは、型抜後に
落丁を行うための型板に突設する刃に対しても、好適に
適用出来る。
【0012】さらに、本発明は、抜型の基板に一端側に
向かって幅が縮小するテーパー形状あるいは同一断面幅
の刃取付穴を貫通して形成し、上記刃取付穴に挿入固定
する刃として、刃取付穴への挿入側は挿入端に向かって
刃取付穴の断面幅より小さくなるテーパ部とすると共
に、該テーパ部より他端先端にかけては刃取付穴の挿入
側断面幅よりは予め大きな幅に設定した刃を用いて、該
刃のテーパ部を刃取付穴に挿入して仮保持した状態で、
上記刃の突出端面の全体に、プレス板を当接して、プレ
ス板を水平状態を保持しつつ押圧していくことにより、
プレスにより刃を一度に刃取付穴に圧入し、上記テーパ
部に連続する刃取付穴への挿入部は圧入により刃取付穴
の断面幅と略同一幅として基板に押圧固定して、刃を基
板に取り付けることを特徴とする紙器型抜装置に用いる
抜型の製造方法を提供するものである。
【0013】上記製造方法に用いるプレスとして、刃の
先端面と当接するプレス板を最大の抜型の基板と対応さ
せる大きさに設定しておくと、全ての抜型における刃固
定用治具として共用して使用できると共に、大型の抜型
に多数の刃を固定する必要がある場合にも、全ての刃を
1回のプレス作動で刃を固定することが出来る。また、
上記プレス板の刃当接面には刃先に損傷を与えないよう
に樹脂板、アルミ板、ステンレス板を先端に取り付ける
か、あるいはプレス板を上記樹脂板、アルミ板、ステン
レス板で形成しても良い。
【0014】
【作用】上記したように、刃の刃取付穴挿入側に挿入端
に向かって幅が縮小するテーパ部を設け、挿入端の幅を
刃取付穴の幅より小さくしているため、まず、手で挿入
端部を刃取付穴に押し込んで位置決め保持でき、この状
態で、プレスにより自動圧入作業が出来るようになる。
このプレスによる圧入作業は、抜型に取り付ける刃の全
てを一度に圧入固定出来るため、作業が非常に効率よく
行うことが出来る。
【0015】また、プレスにより刃の全体に渡って同一
圧力をかけて均一に押圧するため、刃先の位置が同一直
線位置に保持できると共に刃先の損傷が防止でき、切れ
味を良好とすることが出来る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1および図2に示すように、トムソン刃
からなる刃10は、薄肉で長尺なプレートからなり、上
端の刃先11から全高Hの略1/3までの上部を基板2
0より突出させる突出部10aとし、残り略2/3の中
央部から下部を基板20の刃取付穴21に挿入する埋込
部10bとしている。
【0017】上記埋込部10bには、刃取付穴21に対
する挿入側となる下端より全体の高さの略1/3程度の
高さで、下端に向けて両側より薄幅となるテーパ部12
を形成している。上記テーパ部12の上端から刃先先端
までは同一幅のストレート形状としている。また、刃1
2を挿入する刃取付穴21はレーザー加工により同一幅
のストレート穴として形成している。
【0018】上記刃10のテーパ部12の上端より上部
の埋込部分10bおよび突出部10aの幅W1は、刃取
付穴21の挿入側の幅W2より僅かに大きく設定してお
り、かつ、テーパ部12の先端幅W3は刃取付穴21の
上記幅W2よりかなり小さく設定している。例えば、本
実施例においては、W1は0.5mm、 W2は0.7mm、 W
3は0.8mmに設定している。 また、 テーパ部12の高
さは5〜7mm程度に設定している。刃先11の高さは0.
8mmである。
【0019】上記断面形状からなる刃10には、図1に
示すように、テーパ部12の下端よりアーチ形状の切欠
部13を長さ方向に所定間隔をあけて形成しており、こ
れら切欠部13の部分で、図3および図4に示すよう
に、型抜製品の外形ラインに沿って穿設する複数の刃取
付穴21の間に残される連結部分22をまたぐようにし
ている。なお、上記連結部分22で刃10を分割して、
連結部分22の上面に突出する側端部を設け、隣接する
側端部を連続させるようにしても良い。刃10には、刃
先11に所要間隔をあけて切欠部14を設け、型抜シー
トに切断されずに残されるつなげ目を設けるようにして
いる。尚、このつなぎ目は型抜動作後のシートを落丁す
る時に切断される。
【0020】図3および図4に示すように、抜型の基板
20には、上記刃取付穴21をレーザー加工で貫通して
穿設している。該刃取付穴21には、図5に示すよう
に、刃突出側と反対側の幅が先端に向かって縮小するテ
ーパー部21aが形状されている。上記刃10のテーパ
部12は上記テーパ部21aに密嵌するように形状設定
されている。
【0021】上記各刃取付穴21の端部には、円形の貫
通穴25を連通して穿設している。さらに、隣接する刃
取付穴21の間に残された連結部分22の刃突出側型面
には刃取付穴21と直交する凹溝26を形成している。
上記貫通穴25および凹溝26は型抜動作時におけて、
刃10とシートにより密閉される空間の空気の逃げ路と
して作用させるようにしている。尚、基板20には、上
記型抜製品の外形ラインに沿った刃10を取り付ける為
の刃取付穴のみでなく、必要に応じて、これら刃取付穴
により囲まれた内部に折り曲げ用の刃を取り付けるため
の刃取付穴も設けられる。
【0022】次に、上記刃10を刃取付穴21に挿入固
定する作動について説明する。上記したように、図5
(A)に示す基板20の刃取付穴21の挿入側の幅W2
は、刃10の挿入側に形成したテーパ部12の下端の幅
W3より大きいため、(B)に示すように、手でテーパ部
12より刃取付穴21へ押し込むことが出来る。上記テ
ーパ部12の押し込みで、刃10は刃取付穴21に対し
て下側部が挿入された仮係止状態で垂直保持される。
【0023】上記のようにして、基板20に固定する全
ての刃10を刃取付穴21に仮保持した状態で、(C)に
示すように、上方からプレス装置(全体は図示せず)のプ
レス板30を水平状態を保持しながら下降する。該プレ
ス板30は基板20の大きさと略等しいか或いはそれ以
上としており、かつ、樹脂製として刃10の刃先11に
当接した時に、刃先11に損傷を与えないようにしてい
る。
【0024】上記プレス板30により刃10の先端を水
平を保持しながら均等な力で押し下げていくことによ
り、テーパ部12につづく刃取付穴21の幅W2より大
きな幅W1に設定した埋設部上部が刃取付穴21に圧入
され、刃10の幅W1の部分が刃取付穴の幅W2と略同
一とされ、刃10は刃取付穴21内に固定される。か
つ、その時、刃10のテーパ部12外周面は、刃取付穴
21のテーパ部21aの内周面と密嵌し、刃10の基板
への埋込部10bの全体が刃取付穴21内にガタつきな
く固定される。
【0025】尚、刃取付穴21は図6(A)〜(D)に示す
ように同一径の直線状としてもよい。この場合、刃取付
穴21の直径W2を、W1>W2>W3の関係に設定し
ておくと、上記図5と同様に刃10を基板の刃取付穴2
1に取り付けることが出来る。
【0026】上記プレス板30は、最大の抜型の基板と
略等しい大きさに設定しておくと、全ての抜型における
刃の固定に共用して用いることが可能となる。
【0027】このように、刃10の挿入側に刃取付穴2
1に手で押し込むことが出来るテーパ部12を設けてい
るため、簡単に刃10を刃取付穴21に仮支持でき、よ
って、その後、プレスを用いてワンショットで全ての刃
を一度に固定することが可能となる。
【0028】また、刃10の全体に一度に均等な力を作
用させて押圧するため、刃先11は長さ方向にわたって
同一高さに保持出来ると共に、従来のようにハンマーで
局部的に打き込んでいた場合に切欠部13の部分で発生
していた陥没を無くすことが出来る。よって、刃先11
による切れ味を改良することが出来る。
【0029】上記プレスを用いて刃を基板に固定する方
法を採用した場合、トムソン刃にかぎらず、折り曲げ用
の刃の場合にも、先端が均一となるため、各部の折り曲
げ部分が均等な深さで折り曲げ用の凹部を形成できるよ
うになる。また、製品型抜後に落丁する落丁装置におい
ても、落丁用の突出部材(刃)を上記のように基板に固定
すると、 固定作業が極めて簡単となる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、基板に
穿設した刃取付穴に圧入固定する刃を、その挿入端側を
刃取付穴より小さくなくテーパ状に形成しているため、
刃取付穴に簡単に仮保持することができる。このよう
に、仮保持が可能となったため、基板に固定する全ての
刃をプレスによるワンショット動作で圧入固定すること
が出来る。その結果、従来の刃の長さ方向にわたって順
次ハンマーで打き込んで圧入固定していた場合と比較し
て、固定作業が大幅に自動化できる。かつ、プレスで均
一に圧入固定するため、固定精度の向上を図ることがで
き、結果的に製品の型抜精度を向上させることも出来る
等の種々の利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる刃の正面図である。
【図2】 (A)は上記刃の断面図、(B)は(A)の要部拡
大図である。
【図3】 上記刃を固定する抜型の基板の平面図であ
る。
【図4】 図3の底面図である。
【図5】 (A)(B)(C)(D)は上記刃を基板に固定する
工程を示す要部断面図である。
【図6】 (A)(B)(C)(D)は図5と刃取付穴の形状が
相違した変形例の場合における要部断面図である。
【図7】 従来の装置を示す概略図である。
【図8】 従来の抜型の平面図である。
【図9】 従来の刃の固定方法を示す概略図である。
【図10】 従来の固定方法による欠点を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
2 シート 10 刃 10a 突出部 10b 埋込部 11 刃先 12 テーパ部 20 抜型の基板 21 刃取付穴 30 プレス板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】上記埋込部10b には、刃取付穴21に対
する挿入側となる下端より全体の高さの略1/3程度の
高さで、下端に向けて両側より薄幅となるテーパ部12
を形成している。上記テーパ部12の上端から刃先先端
までは同一幅のストレート形状としている。また、刃1
0を挿入する刃取付穴21はレーザー加工により同一幅
のストレート穴として形成している。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抜型の基板に刃取付穴を貫通して形成
    し、該刃取付穴に刃をその一端側よりを挿入固定して、
    先端に刃先を有する他端側を突出させるものであって、 上記刃の形状を、上記刃取付穴への挿入側を挿入端に向
    かって断面幅が小さくなるテーパ部とすると共に、該テ
    ーパ部より他端先端にかけては上記刃取付穴の挿入側の
    断面幅よりは予め僅かに大きな幅に設定しており、 上記刃はテーパ部を刃取付穴へ挿入後に圧入して刃取付
    穴より断面幅が大きい刃の部分を刃取付穴の断面幅と略
    同一幅として基板に押圧固定していることを特徴とする
    紙器型抜装置に用いる抜型。
  2. 【請求項2】 抜型の基板に貫通した刃取付穴に、一端
    側よりを挿入固定して、先端に刃先を有する他端側を突
    出させる刃であって、 上記刃取付穴への挿入側は挿入端に向かって刃取付穴の
    断面幅より小さくなるテーパ部とすると共に、該テーパ
    部より他端先端にかけては刃取付穴の断面幅よりは予め
    大きな幅に設定し、上記テーパ部に連続する刃取付穴へ
    の挿入部は圧入により刃取付穴の断面幅と略同一幅とし
    て基板に押圧固定するようにしている抜型に取り付ける
    刃。
  3. 【請求項3】 上記刃は抜型より突出する先端に刃先を
    有するトムソン刃からなる請求項2記載の刃。
  4. 【請求項4】 抜型の基板に一端側に向かって断面幅が
    縮小する形状あるいは同一断面幅の刃取付穴を貫通して
    形成し、 上記刃取付穴に挿入固定する刃として、刃取付穴への挿
    入側は挿入端に向かって刃取付穴の断面幅より小さくな
    るテーパ部とすると共に、該テーパ部より他端先端にか
    けては刃取付穴の挿入側断面幅よりは予め大きな幅に設
    定した刃を用いて、該刃のテーパ部を刃取付穴に挿入し
    て仮保持した状態で、 上記刃の突出端面の全体をプレス板を当接してプレスに
    より刃取付穴に圧入し、上記テーパ部に連続する刃取付
    穴への挿入部は圧入により刃取付穴の断面幅と略同一幅
    として基板に押圧固定して、刃を基板に取り付けること
    を特徴とする紙器型抜装置に用いる抜型の製造方法。
JP1768692A 1992-02-03 1992-02-03 紙器型抜装置に用いる抜型および該抜型の製造方法 Pending JPH05212699A (ja)

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