JP3237470B2 - 自動製パン器 - Google Patents

自動製パン器

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JP3237470B2
JP3237470B2 JP16042995A JP16042995A JP3237470B2 JP 3237470 B2 JP3237470 B2 JP 3237470B2 JP 16042995 A JP16042995 A JP 16042995A JP 16042995 A JP16042995 A JP 16042995A JP 3237470 B2 JP3237470 B2 JP 3237470B2
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baking
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効司 野田
昭久 仲野
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Panasonic Holdings Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製パン器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の自動製パン器について図6に従
って説明する。
【0003】1は焼成室、2はヒーター、3は着脱自在
に装着されたパン焼き型、4はモーター、5はモーター
4の動力を伝達するベルト、6はモーター4により駆動
される練り羽根、7はパン焼き型3の外面に当接してプ
ロセス判定や温度制御のためパン焼き型3の温度を検知
する温度検知部、8は蓋、9はイーストを投入するイー
スト投入口、10はイースト投入口9の弁に連動してイ
ーストを落下させるソレノイド、11は温度検知部7か
らの信号によりヒーター2やモーター4やソレノイド1
0を制御してパン焼きを行うマイクロコンピュータを搭
載した制御装置、12は調理メニューや状態などを表示
する表示部、13は操作部である。14は表示部12お
よび操作部13により構成されるタイマー調理スタート
手段であり、タイマー調理を行う場合には、操作部13
内のタイマーキーを操作し調理が終了するまでの時間ま
たは調理終了の時刻を設定し、その後スタートキーを操
作することによりタイマー調理を開始する。このとき、
タイマー設定できる時間は最大で13時間であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
製パン器では、焼成室1内の温度制御はヒーター2のみ
により行われるため、気温が高い時(例えば夏期等)に
は焼成室1内の温度を制御することができず、卵や牛乳
を加えた食材でタイマー調理を行うと、食材が腐敗する
という課題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、タ
マー中に殺菌灯により腐敗の原因となる菌を死滅させ食
材が腐敗するのを防止することを第の目的としてい
る。さらに、タイマー中に焼成室内に炭酸ガスを充満さ
せ、食材が腐敗するのを防止することを第の目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、請求項記載に係る発明は、ヒータ
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内を
殺菌するための殺菌灯と、前記焼成室内の温度を検知す
る温度検知部と、前記温度検知部により検知された温度
によりパン焼き制御を行う制御装置と、出来上がりまで
の時間または出来上がりの時刻を設定しタイマー調理を
行うためのタイマー調理スタート手段を有し、前記制御
装置は、タイマー調理において製パン工程開始までのタ
イマー中には、前記殺菌灯を点灯させて殺菌を行うよう
にしたことを構成としている。
【0007】また、請求項記載に係る発明は、ヒータ
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内に
炭酸ガスを充填するための充填手段と、前記焼成室内の
温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部により検
知された温度によりパン焼き制御を行う制御装置と、出
来上がりまでの時間または出来上がりの時刻を設定しタ
イマー調理を行うためのタイマー調理スタート手段から
なり、前記制御装置は、タイマー調理において工程開始
までのタイマー中には、前記充填手段により炭酸ガスを
前記焼成室内に充填するようにしたことを構成としてい
る。
【0008】
【作用】請求項記載に係る発明の作用は、タイマー中
に焼成室内を殺菌して食材の腐敗を防止するので、卵や
牛乳の入った食材についてもタイマー調理を行うことが
できる。
【0009】また、請求項記載に係る発明の作用は、
タイマー中に焼成室内に炭酸ガスを満たして食材の腐敗
を防止するので、卵や牛乳の入った食材についてもタイ
マー調理を行うことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1を参照しながら
説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を
付して説明を省略する。
【0011】(第1の参考例) 図1は本発明の第1の参考例の主要部の構成を示すブロ
ック図で図に示すように、冷却手段15は表面の空気を
冷却する冷却素子、冷やされた空気を焼成室1内に送り
込む送風ファン、および冷却素子で発生する熱を本体外
部へ排気するための放熱ファンにより構成され焼成室1
内の冷却を行う。制御装置16は温度検知部7および操
作部13からの信号によりヒーター2、モーター4、ソ
レノイド10および冷却手段15の制御を行う。本参考
例においては表示部12としては液晶表示素子、冷却素
子15aとしてはペルチェ素子を使用し、制御装置16
はマイクロコンピュータにより実現している。
【0012】上記構成において、図2を参照して本参考
例による動作を説明すると、図2はタイマー中の温度検
知部7の検知温度を示すグラフであり、縦軸は検知温
度、横軸はタイマー経過時間を示している。また、グラ
フの下に冷却手段15の駆動状態を示している。ここで
θは食材の腐敗が進み出す温度、θ1は冷却手段15を
制御するための制御温度でθよりも低く、また、イース
トを死滅させる温度よりも高い温度である(本実施例に
おいてはθ1=(θ−5)度)。タイマー中に制御装置
16は、温度検知部7により検知した焼成室1内の温度
θtがθ1よりも高い場合には、冷却素子15aに通電
すると同時にファンを駆動して焼成室1の冷却を行い、
逆にθtがθ1より低い場合には制御装置16は冷却素
子15aおよびファンへの通電を停止する。
【0013】この結果、タイマー中において焼成室1内
を所定の温度(θ)以上にならないよう一定の温度(θ
1)に保つことができるものである。なお、本実施例に
おいては冷却手段15としてペルチェ素子を用いたが、
コンプレッサーおよび冷媒を用いた冷却手段においても
同様の効果を得ることが出来る。また、焼成室1と本体
外郭との間に断熱材を入れることにより冷却効率を高め
ることができるのは言うまでもない。
【0014】(第2の参考例) 図3は、タイマーの設定時間Tと冷却手段15の制御温
度θ1の関係を示すグラフで、縦軸は制御温度θ1、横
軸はタイマー調理スタート手段14により設定されたタ
イマー調理時間である。Δθは所定の温度θと冷却手段
15の制御温度θ1の温度差であり、少なくとも温度制
御時のリップルによっても温度検知部7の検知温度θt
がθを越えない温度差(本参考例においては5度)であ
る。また、θxはイーストを死滅させる温度である。タ
イマー調理スタート手段14によりタイマー調理時間T
2が設定されると、T2に対応して冷却手段15の制御
温度θT2が求められ、制御装置16はタイマー中は、
θT2の温度で冷却手段15の制御を行う。
【0015】この結果、タイマー中に不必要に低い温度
で温度制御を行うことがなく、無駄な電力の消費を防ぐ
ことができるものである。
【0016】(第の実施例) 図4は本発明の第の実施例の主要部の構成を示し、殺
菌灯17は断熱のためのカバーに覆われて蓋8の焼成室
1側に設置されパン焼き型3内の殺菌を行う。制御装置
18は温度検知部7および操作部13からの信号により
ヒーター2、モーター4、ソレノイド10および殺菌灯
17の制御を行う。本実施例においては制御装置18は
マイクロコンピューターにより実現している。
【0017】この構成において、タイマー調理スタート
手段14の操作によりタイマー状態になると、制御装置
18は殺菌灯17を点灯させパン焼き型3内に収容され
た食材の殺菌を行う。その後製パン工程が開始される前
に殺菌灯17を消灯し通常の製パン工程を実行する。こ
の結果、タイマー中に殺菌作用により食材の腐敗を防止
することができる。
【0018】(第の実施例) 図5は本発明の第の実施例の主要部の構成を示し、充
填手段19は炭酸ガスの入ったタンク19a、タンク1
9aの炭酸ガスを焼成室1へ送り込むためのポンプ19
b、およびポンプ19bを介してタンク19aと焼成室
1をつなぐパイプ19cにより構成され、焼成室1内に
炭酸ガスを送り込む。ファン20は本体の外の空気を吸
気口21を通して焼成室1内に送り込む。制御装置22
は温度検知部7および操作部13からの信号によりヒー
ター2、モーター4、ソレノイド10、充填手段19お
よびファン20の制御を行う。本実施例においては制御
装置22はマイクロコンピューターにより実現してい
る。
【0019】この構成において、タイマー調理スタート
手段14の操作によりタイマー状態になると、制御装置
22はポンプ19bを駆動しタンク19a内の炭酸ガス
をパイプ19cを通して焼成室1内に送り込みポンプ1
9bを停止する。その後製パン工程が開始される前にフ
ァン20を駆動し、焼成室1内をそれまでの炭酸ガスか
ら通常の空気に入れ換え製パン工程を実行する。この結
果、タイマー中に炭酸ガスの作用により食材の腐敗を防
止することができるものである。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
記載に係る発明によれば殺菌灯により食材の殺菌を行
い、また請求項記載に係る発明によれば、焼成室内に
炭酸ガスを送り込み、いずれもタイマー中の食材の腐敗
防止が可能であり、卵や牛乳を混ぜた食材でのタイマー
調理を実現することができるものである。
【0021】さらに、各請求項に係る発明は全て、食材
の腐敗が防止できるのでより長時間のタイマー設定を行
うことが可能となり、より使い勝手の良い自動製パン器
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の参考例の自動製パン器の側断面
【図2】同自動製パン器のタイマー経過時間と検知温度
との関係を示すグラフ
【図3】本発明の第2の参考例の設定時間と制御温度と
の関係を示すグラフ
【図4】本発明の第の実施例の自動製パン器の側断面
【図5】本発明の第の実施例の自動製パン器の側断面
【図6】従来例の自動製パン器の側断面図
【符号の説明】
1 焼成室 2 ヒーター 3 パン焼き型 4 モーター 6 練り羽根 7 温度検知部 11、16、18、22 制御装置 12 表示部 13 操作部 14 タイマー調理スタート手段 15 冷却手段 17 殺菌灯 19 充填手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
    型の内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
    根と、前記焼成室内を殺菌するための殺菌灯と、前記焼
    成室内の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部
    により検知された温度によりパン焼き制御を行う制御装
    置と、出来上がりまでの時間または出来上がりの時刻を
    設定しタイマー調理を行うためのタイマー調理スタート
    手段を有し、前記制御装置は、タイマー調理において製
    パン工程開始までのタイマー中には、前記殺菌灯を点灯
    させて殺菌を行うことを特徴とする自動製パン器。
  2. 【請求項2】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
    内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
    型の内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
    根と、前記焼成室内に炭酸ガスを充填するための充填手
    段と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、前
    記温度検知部により検知された温度によりパン焼き制御
    を行う制御装置と、出来上がりまでの時間または出来上
    がりの時刻を設定しタイマー調理を行うためのタイマー
    調理スタート手段を有し、前記制御装置は、タイマー調
    理において工程開始までのタイマー中には、前記充填手
    段により炭酸ガスを前記焼成室内に充填することを特徴
    とする自動製パン器。
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