JPH0910115A - 自動製パン器 - Google Patents
自動製パン器Info
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- JPH0910115A JPH0910115A JP16042995A JP16042995A JPH0910115A JP H0910115 A JPH0910115 A JP H0910115A JP 16042995 A JP16042995 A JP 16042995A JP 16042995 A JP16042995 A JP 16042995A JP H0910115 A JPH0910115 A JP H0910115A
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- Japan
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- temperature
- baking
- timer
- baking chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイマー調理の機能を有する自動製パン器に
おいて、食材が腐敗するのを防止することを目的とす
る。 【構成】 ヒーター２を有する焼成室１と、焼成室１内
に装着しうるパン焼き型３と、モーター４により駆動さ
れる練り羽根６と、焼成室１内を冷却する冷却手段１５
と、焼成室１内の温度を検知する温度検知部７と、検知
した温度によりパン焼き制御を行う制御装置１６と、タ
イマー調理を開始するタイマー調理スタート手段１４か
らなり、タイマー中に、焼成室１内が所定の温度以上に
ならないように温度制御を行う自動製パン器。
おいて、食材が腐敗するのを防止することを目的とす
る。 【構成】 ヒーター２を有する焼成室１と、焼成室１内
に装着しうるパン焼き型３と、モーター４により駆動さ
れる練り羽根６と、焼成室１内を冷却する冷却手段１５
と、焼成室１内の温度を検知する温度検知部７と、検知
した温度によりパン焼き制御を行う制御装置１６と、タ
イマー調理を開始するタイマー調理スタート手段１４か
らなり、タイマー中に、焼成室１内が所定の温度以上に
ならないように温度制御を行う自動製パン器。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製パン器に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来例の自動製パン器について図６に従
って説明する。
って説明する。
【０００３】１は焼成室、２はヒーター、３は着脱自在
に装着されたパン焼き型、４はモーター、５はモーター
４の動力を伝達するベルト、６はモーター４により駆動
される練り羽根、７はパン焼き型３の外面に当接してプ
ロセス判定や温度制御のためパン焼き型３の温度を検知
する温度検知部、８は蓋、９はイーストを投入するイー
スト投入口、１０はイースト投入口９の弁に連動してイ
ーストを落下させるソレノイド、１１は温度検知部７か
らの信号によりヒーター２やモーター４やソレノイド１
０を制御してパン焼きを行うマイクロコンピュータを搭
載した制御装置、１２は調理メニューや状態などを表示
する表示部、１３は操作部である。１４は表示部１２お
よび操作部１３により構成されるタイマー調理スタート
手段であり、タイマー調理を行う場合には、操作部１３
内のタイマーキーを操作し調理が終了するまでの時間ま
たは調理終了の時刻を設定し、その後スタートキーを操
作することによりタイマー調理を開始する。このとき、
タイマー設定できる時間は最大で１３時間であった。
に装着されたパン焼き型、４はモーター、５はモーター
４の動力を伝達するベルト、６はモーター４により駆動
される練り羽根、７はパン焼き型３の外面に当接してプ
ロセス判定や温度制御のためパン焼き型３の温度を検知
する温度検知部、８は蓋、９はイーストを投入するイー
スト投入口、１０はイースト投入口９の弁に連動してイ
ーストを落下させるソレノイド、１１は温度検知部７か
らの信号によりヒーター２やモーター４やソレノイド１
０を制御してパン焼きを行うマイクロコンピュータを搭
載した制御装置、１２は調理メニューや状態などを表示
する表示部、１３は操作部である。１４は表示部１２お
よび操作部１３により構成されるタイマー調理スタート
手段であり、タイマー調理を行う場合には、操作部１３
内のタイマーキーを操作し調理が終了するまでの時間ま
たは調理終了の時刻を設定し、その後スタートキーを操
作することによりタイマー調理を開始する。このとき、
タイマー設定できる時間は最大で１３時間であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
製パン器では、焼成室１内の温度制御はヒーター２のみ
により行われるため、気温が高い時（例えば夏期等）に
は焼成室１内の温度を制御することができず、卵や牛乳
を加えた食材でタイマー調理を行うと、食材が腐敗する
という課題があった。
製パン器では、焼成室１内の温度制御はヒーター２のみ
により行われるため、気温が高い時（例えば夏期等）に
は焼成室１内の温度を制御することができず、卵や牛乳
を加えた食材でタイマー調理を行うと、食材が腐敗する
という課題があった。
【０００５】本発明は上記課題を解決するものでタイマ
ー中に焼成室内の温度を所定の温度以下に保つように制
御し、食材が腐敗するのを防止することを第１の目的と
している。また、タイマー中の制御温度を設定したタイ
マーの時間から決定することにより、必要以上に低い温
度で制御して無駄な電力を消費するのを防止することを
第２の目的としている。また、タイマー中に殺菌灯によ
り腐敗の原因となる菌を死滅させ食材が腐敗するのを防
止することを第３の目的としている。さらに、タイマー
中に焼成室内に炭酸ガスを充満させ、食材が腐敗するの
を防止することを第４の目的としている。
ー中に焼成室内の温度を所定の温度以下に保つように制
御し、食材が腐敗するのを防止することを第１の目的と
している。また、タイマー中の制御温度を設定したタイ
マーの時間から決定することにより、必要以上に低い温
度で制御して無駄な電力を消費するのを防止することを
第２の目的としている。また、タイマー中に殺菌灯によ
り腐敗の原因となる菌を死滅させ食材が腐敗するのを防
止することを第３の目的としている。さらに、タイマー
中に焼成室内に炭酸ガスを充満させ、食材が腐敗するの
を防止することを第４の目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第１の目的
を達成するために、請求項１記載に係る発明はヒーター
を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しう
るパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモ
ーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内を冷
却する冷却手段と、前記焼成室内の温度を検知する温度
検知部と、前記温度検知部が検知した温度によりパン焼
き制御を行う制御装置と、出来上がりまでの時間または
出来上がりの時刻を設定しタイマー調理を開始するタイ
マー調理スタート手段を有し、前記制御装置は、前記冷
却手段により室温が高い時でも製パン工程を開始するま
でのタイマー中に、前記焼成室内が所定の温度以上にな
らないように温度制御を行うようにしたことを構成とし
ている。
を達成するために、請求項１記載に係る発明はヒーター
を有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着しう
るパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられモ
ーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内を冷
却する冷却手段と、前記焼成室内の温度を検知する温度
検知部と、前記温度検知部が検知した温度によりパン焼
き制御を行う制御装置と、出来上がりまでの時間または
出来上がりの時刻を設定しタイマー調理を開始するタイ
マー調理スタート手段を有し、前記制御装置は、前記冷
却手段により室温が高い時でも製パン工程を開始するま
でのタイマー中に、前記焼成室内が所定の温度以上にな
らないように温度制御を行うようにしたことを構成とし
ている。
【０００７】また、請求項２記載に係る発明は、請求項
１記載に係る発明に加えて制御装置は、タイマー調理ス
タート手段により設定されたタイマー調理の時間から求
めた所定の温度で、タイマー中の焼成室内の温度制御を
行うようにしたことを構成としている。
１記載に係る発明に加えて制御装置は、タイマー調理ス
タート手段により設定されたタイマー調理の時間から求
めた所定の温度で、タイマー中の焼成室内の温度制御を
行うようにしたことを構成としている。
【０００８】また、請求項３記載に係る発明は、ヒータ
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内を
殺菌するための殺菌灯と、前記焼成室内の温度を検知す
る温度検知部と、前記温度検知部により検知された温度
によりパン焼き制御を行う制御装置と、出来上がりまで
の時間または出来上がりの時刻を設定しタイマー調理を
行うためのタイマー調理スタート手段を有し、前記制御
装置は、タイマー調理において製パン工程開始までのタ
イマー中には、前記殺菌灯を点灯させて殺菌を行うよう
にしたことを構成としている。
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内を
殺菌するための殺菌灯と、前記焼成室内の温度を検知す
る温度検知部と、前記温度検知部により検知された温度
によりパン焼き制御を行う制御装置と、出来上がりまで
の時間または出来上がりの時刻を設定しタイマー調理を
行うためのタイマー調理スタート手段を有し、前記制御
装置は、タイマー調理において製パン工程開始までのタ
イマー中には、前記殺菌灯を点灯させて殺菌を行うよう
にしたことを構成としている。
【０００９】また、請求項４記載に係る発明は、ヒータ
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内に
炭酸ガスを充填するための充填手段と、前記焼成室内の
温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部により検
知された温度によりパン焼き制御を行う制御装置と、出
来上がりまでの時間または出来上がりの時刻を設定しタ
イマー調理を行うためのタイマー調理スタート手段から
なり、前記制御装置は、タイマー調理において工程開始
までのタイマー中には、前記充填手段により炭酸ガスを
前記焼成室内に充填するようにしたことを構成としてい
る。
ーを有する焼成室と、前記焼成室内に着脱自在に装着し
うるパン焼き型と、前記パン焼き型の内底部に設けられ
モーターにより駆動される練り羽根と、前記焼成室内に
炭酸ガスを充填するための充填手段と、前記焼成室内の
温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部により検
知された温度によりパン焼き制御を行う制御装置と、出
来上がりまでの時間または出来上がりの時刻を設定しタ
イマー調理を行うためのタイマー調理スタート手段から
なり、前記制御装置は、タイマー調理において工程開始
までのタイマー中には、前記充填手段により炭酸ガスを
前記焼成室内に充填するようにしたことを構成としてい
る。
【００１０】
【作用】請求項１記載に係る発明の作用は、タイマー中
に焼成室内の温度を所定の温度以下に保って食材の腐敗
を防止するので、卵や牛乳の入った食材についてもタイ
マー調理を行うことができる。
に焼成室内の温度を所定の温度以下に保って食材の腐敗
を防止するので、卵や牛乳の入った食材についてもタイ
マー調理を行うことができる。
【００１１】また、請求項２記載に係る発明の作用は、
前記作用に加えてタイマー中の制御温度を設定されたタ
イマー時間により決定するので、必要以上に低い温度で
制御せず無駄な電力の消費を防ぐことができる。
前記作用に加えてタイマー中の制御温度を設定されたタ
イマー時間により決定するので、必要以上に低い温度で
制御せず無駄な電力の消費を防ぐことができる。
【００１２】また、請求項３記載に係る発明の作用は、
タイマー中に焼成室内を殺菌して食材の腐敗を防止する
ので、卵や牛乳の入った食材についてもタイマー調理を
行うことができる。
タイマー中に焼成室内を殺菌して食材の腐敗を防止する
ので、卵や牛乳の入った食材についてもタイマー調理を
行うことができる。
【００１３】また、請求項４記載に係る発明の作用は、
タイマー中に焼成室内に炭酸ガスを満たして食材の腐敗
を防止するので、卵や牛乳の入った食材についてもタイ
マー調理を行うことができる。
タイマー中に焼成室内に炭酸ガスを満たして食材の腐敗
を防止するので、卵や牛乳の入った食材についてもタイ
マー調理を行うことができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１を参照しながら
説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を
付して説明を省略する。
説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を
付して説明を省略する。
【００１５】（第１の実施例）図１は本発明の第１の実
施例の主要部の構成を示すブロック図で図に示すよう
に、冷却手段１５は表面の空気を冷却する冷却素子、冷
やされた空気を焼成室１内に送り込む送風ファン、およ
び冷却素子で発生する熱を本体外部へ排気するための放
熱ファンにより構成され焼成室１内の冷却を行う。制御
装置１６は温度検知部７および操作部１３からの信号に
よりヒーター２、モーター４、ソレノイド１０および冷
却手段１５の制御を行う。本実施例においては表示部１
２としては液晶表示素子、冷却素子１５ａとしてはペル
チェ素子を使用し、制御装置１６はマイクロコンピュー
タにより実現している。
施例の主要部の構成を示すブロック図で図に示すよう
に、冷却手段１５は表面の空気を冷却する冷却素子、冷
やされた空気を焼成室１内に送り込む送風ファン、およ
び冷却素子で発生する熱を本体外部へ排気するための放
熱ファンにより構成され焼成室１内の冷却を行う。制御
装置１６は温度検知部７および操作部１３からの信号に
よりヒーター２、モーター４、ソレノイド１０および冷
却手段１５の制御を行う。本実施例においては表示部１
２としては液晶表示素子、冷却素子１５ａとしてはペル
チェ素子を使用し、制御装置１６はマイクロコンピュー
タにより実現している。
【００１６】上記構成において、図２を参照して本実施
例による動作を説明すると、図２はタイマー中の温度検
知部７の検知温度を示すグラフであり、縦軸は検知温
度、横軸はタイマー経過時間を示している。また、グラ
フの下に冷却手段１５の駆動状態を示している。ここで
θは食材の腐敗が進み出す温度、θ１は冷却手段１５を
制御するための制御温度でθよりも低く、また、イース
トを死滅させる温度よりも高い温度である（本実施例に
おいてはθ１＝（θ−５）度）。タイマー中に制御装置
１６は、温度検知部７により検知した焼成室１内の温度
θｔがθ１よりも高い場合には、冷却素子１５ａに通電
すると同時にファンを駆動して焼成室１の冷却を行い、
逆にθｔがθ１より低い場合には制御装置１６は冷却素
子１５ａおよびファンへの通電を停止する。
例による動作を説明すると、図２はタイマー中の温度検
知部７の検知温度を示すグラフであり、縦軸は検知温
度、横軸はタイマー経過時間を示している。また、グラ
フの下に冷却手段１５の駆動状態を示している。ここで
θは食材の腐敗が進み出す温度、θ１は冷却手段１５を
制御するための制御温度でθよりも低く、また、イース
トを死滅させる温度よりも高い温度である（本実施例に
おいてはθ１＝（θ−５）度）。タイマー中に制御装置
１６は、温度検知部７により検知した焼成室１内の温度
θｔがθ１よりも高い場合には、冷却素子１５ａに通電
すると同時にファンを駆動して焼成室１の冷却を行い、
逆にθｔがθ１より低い場合には制御装置１６は冷却素
子１５ａおよびファンへの通電を停止する。
【００１７】この結果、タイマー中において焼成室１内
を所定の温度（θ）以上にならないよう一定の温度（θ
１）に保つことができるものである。なお、本実施例に
おいては冷却手段１５としてペルチェ素子を用いたが、
コンプレッサーおよび冷媒を用いた冷却手段においても
同様の効果を得ることが出来る。また、焼成室１と本体
外郭との間に断熱材を入れることにより冷却効率を高め
ることができるのは言うまでもない。
を所定の温度（θ）以上にならないよう一定の温度（θ
１）に保つことができるものである。なお、本実施例に
おいては冷却手段１５としてペルチェ素子を用いたが、
コンプレッサーおよび冷媒を用いた冷却手段においても
同様の効果を得ることが出来る。また、焼成室１と本体
外郭との間に断熱材を入れることにより冷却効率を高め
ることができるのは言うまでもない。
【００１８】（第２の実施例）図３は、タイマーの設定
時間Ｔと冷却手段１５の制御温度θ１の関係を示すグラ
フで、縦軸は制御温度θ１、横軸はタイマー調理スター
ト手段１４により設定されたタイマー調理時間である。
Δθは所定の温度θと冷却手段１５の制御温度θ１の温
度差であり、少なくとも温度制御時のリップルによって
も温度検知部７の検知温度θｔがθを越えない温度差
（本実施例においては５度）である。また、θｘはイー
ストを死滅させる温度である。タイマー調理スタート手
段１４によりタイマー調理時間Ｔ２が設定されると、Ｔ
２に対応して冷却手段１５の制御温度θＴ２が求めら
れ、制御装置１６はタイマー中は、θＴ２の温度で冷却
手段１５の制御を行う。
時間Ｔと冷却手段１５の制御温度θ１の関係を示すグラ
フで、縦軸は制御温度θ１、横軸はタイマー調理スター
ト手段１４により設定されたタイマー調理時間である。
Δθは所定の温度θと冷却手段１５の制御温度θ１の温
度差であり、少なくとも温度制御時のリップルによって
も温度検知部７の検知温度θｔがθを越えない温度差
（本実施例においては５度）である。また、θｘはイー
ストを死滅させる温度である。タイマー調理スタート手
段１４によりタイマー調理時間Ｔ２が設定されると、Ｔ
２に対応して冷却手段１５の制御温度θＴ２が求めら
れ、制御装置１６はタイマー中は、θＴ２の温度で冷却
手段１５の制御を行う。
【００１９】この結果、タイマー中に不必要に低い温度
で温度制御を行うことがなく、無駄な電力の消費を防ぐ
ことができるものである。
で温度制御を行うことがなく、無駄な電力の消費を防ぐ
ことができるものである。
【００２０】（第３の実施例）図４は本発明の第３の実
施例の主要部の構成を示し、殺菌灯１７は断熱のための
カバーに覆われて蓋８の焼成室１側に設置されパン焼き
型３内の殺菌を行う。制御装置１８は温度検知部７およ
び操作部１３からの信号によりヒーター２、モーター
４、ソレノイド１０および殺菌灯１７の制御を行う。本
実施例においては制御装置１８はマイクロコンピュータ
ーにより実現している。
施例の主要部の構成を示し、殺菌灯１７は断熱のための
カバーに覆われて蓋８の焼成室１側に設置されパン焼き
型３内の殺菌を行う。制御装置１８は温度検知部７およ
び操作部１３からの信号によりヒーター２、モーター
４、ソレノイド１０および殺菌灯１７の制御を行う。本
実施例においては制御装置１８はマイクロコンピュータ
ーにより実現している。
【００２１】この構成において、タイマー調理スタート
手段１４の操作によりタイマー状態になると、制御装置
１８は殺菌灯１７を点灯させパン焼き型３内に収容され
た食材の殺菌を行う。その後製パン工程が開始される前
に殺菌灯１７を消灯し通常の製パン工程を実行する。こ
の結果、タイマー中に殺菌作用により食材の腐敗を防止
することができる。
手段１４の操作によりタイマー状態になると、制御装置
１８は殺菌灯１７を点灯させパン焼き型３内に収容され
た食材の殺菌を行う。その後製パン工程が開始される前
に殺菌灯１７を消灯し通常の製パン工程を実行する。こ
の結果、タイマー中に殺菌作用により食材の腐敗を防止
することができる。
【００２２】（第４の実施例）図５は本発明の第４の実
施例の主要部の構成を示し、充填手段１９は炭酸ガスの
入ったタンク１９ａ、タンク１９ａの炭酸ガスを焼成室
１へ送り込むためのポンプ１９ｂ、およびポンプ１９ｂ
を介してタンク１９ａと焼成室１をつなぐパイプ１９ｃ
により構成され、焼成室１内に炭酸ガスを送り込む。フ
ァン２０は本体の外の空気を吸気口２１を通して焼成室
１内に送り込む。制御装置２２は温度検知部７および操
作部１３からの信号によりヒーター２、モーター４、ソ
レノイド１０、充填手段１９およびファン２０の制御を
行う。本実施例においては制御装置２２はマイクロコン
ピューターにより実現している。
施例の主要部の構成を示し、充填手段１９は炭酸ガスの
入ったタンク１９ａ、タンク１９ａの炭酸ガスを焼成室
１へ送り込むためのポンプ１９ｂ、およびポンプ１９ｂ
を介してタンク１９ａと焼成室１をつなぐパイプ１９ｃ
により構成され、焼成室１内に炭酸ガスを送り込む。フ
ァン２０は本体の外の空気を吸気口２１を通して焼成室
１内に送り込む。制御装置２２は温度検知部７および操
作部１３からの信号によりヒーター２、モーター４、ソ
レノイド１０、充填手段１９およびファン２０の制御を
行う。本実施例においては制御装置２２はマイクロコン
ピューターにより実現している。
【００２３】この構成において、タイマー調理スタート
手段１４の操作によりタイマー状態になると、制御装置
２２はポンプ１９ｂを駆動しタンク１９ａ内の炭酸ガス
をパイプ１９ｃを通して焼成室１内に送り込みポンプ１
９ｂを停止する。その後製パン工程が開始される前にフ
ァン２０を駆動し、焼成室１内をそれまでの炭酸ガスか
ら通常の空気に入れ換え製パン工程を実行する。この結
果、タイマー中に炭酸ガスの作用により食材の腐敗を防
止することができるものである。
手段１４の操作によりタイマー状態になると、制御装置
２２はポンプ１９ｂを駆動しタンク１９ａ内の炭酸ガス
をパイプ１９ｃを通して焼成室１内に送り込みポンプ１
９ｂを停止する。その後製パン工程が開始される前にフ
ァン２０を駆動し、焼成室１内をそれまでの炭酸ガスか
ら通常の空気に入れ換え製パン工程を実行する。この結
果、タイマー中に炭酸ガスの作用により食材の腐敗を防
止することができるものである。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように請求項１
記載に係る発明によれば、気温が高い時にタイマー調理
を行った場合でも、冷却手段によりタイマー中の焼成室
内に温度を低く保つことにより収容した食材の腐敗を防
止し、卵や牛乳を食材の中に混ぜた場合でもタイマー調
理ができるものである。
記載に係る発明によれば、気温が高い時にタイマー調理
を行った場合でも、冷却手段によりタイマー中の焼成室
内に温度を低く保つことにより収容した食材の腐敗を防
止し、卵や牛乳を食材の中に混ぜた場合でもタイマー調
理ができるものである。
【００２５】また、請求項２記載に係る発明によれば前
記効果に加えて設定されたタイマー時間に合わせてタイ
マー中の制御温度を変えることにより必要以上に冷却す
ることを防ぎ、無駄な電力の消費を防ぐことができるも
のである。
記効果に加えて設定されたタイマー時間に合わせてタイ
マー中の制御温度を変えることにより必要以上に冷却す
ることを防ぎ、無駄な電力の消費を防ぐことができるも
のである。
【００２６】また、請求項３記載に係る発明によれば殺
菌灯により食材の殺菌を行い、また請求項４記載に係る
発明によれば、焼成室内に炭酸ガスを送り込み、いずれ
もタイマー中の食材の腐敗防止が可能であり、卵や牛乳
を混ぜた食材でのタイマー調理を実現することができる
ものである。
菌灯により食材の殺菌を行い、また請求項４記載に係る
発明によれば、焼成室内に炭酸ガスを送り込み、いずれ
もタイマー中の食材の腐敗防止が可能であり、卵や牛乳
を混ぜた食材でのタイマー調理を実現することができる
ものである。
【００２７】さらに、従来タイマー調理時間は１３時間
までしか設定できなかったが、各請求項に係る発明は全
て、食材の腐敗が防止できるのでより長時間のタイマー
設定を行うことが可能となり、より使い勝手の良い自動
製パン器を提供できるものである。
までしか設定できなかったが、各請求項に係る発明は全
て、食材の腐敗が防止できるのでより長時間のタイマー
設定を行うことが可能となり、より使い勝手の良い自動
製パン器を提供できるものである。
【図１】本発明の第１の実施例の自動製パン器の側断面
図
図
【図２】同自動製パン器のタイマー経過時間と検知温度
との関係を示すグラフ
との関係を示すグラフ
【図３】本発明の第２の実施例の設定時間と制御温度と
の関係を示すグラフ
の関係を示すグラフ
【図４】本発明の第３の実施例の自動製パン器の側断面
図
図
【図５】本発明の第４の実施例の自動製パン器の側断面
図
図
【図６】従来例の自動製パン器の側断面図
１ 焼成室 ２ ヒーター ３ パン焼き型 ４ モーター ６ 練り羽根 ７ 温度検知部 １１、１６、１８、２２ 制御装置 １２ 表示部 １３ 操作部 １４ タイマー調理スタート手段 １５ 冷却手段 １７ 殺菌灯 １９ 充填手段
Claims (4)
- 【請求項１】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
型の内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
根と、前記焼成室内を冷却する冷却手段と、前記焼成室
内の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部が検
知した温度によりパン焼き制御を行う制御装置と、出来
上がりまでの時間または出来上がりの時刻を設定しタイ
マー調理を開始するタイマー調理スタート手段を有し、
前記制御装置は、前記冷却手段により室温が高い時でも
製パン工程を開始するまでのタイマー中に、前記焼成室
内が所定の温度以上にならないように温度制御を行うこ
とを特徴とする自動製パン器。 - 【請求項２】 制御装置は、タイマー調理スタート手段
により設定されたタイマー調理の時間から求めた所定の
温度で、タイマー中の焼成室内の温度制御を行うことを
特徴とする請求項１記載の自動製パン器。 - 【請求項３】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
型の内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
根と、前記焼成室内を殺菌するための殺菌灯と、前記焼
成室内の温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部
により検知された温度によりパン焼き制御を行う制御装
置と、出来上がりまでの時間または出来上がりの時刻を
設定しタイマー調理を行うためのタイマー調理スタート
手段を有し、前記制御装置は、タイマー調理において製
パン工程開始までのタイマー中には、前記殺菌灯を点灯
させて殺菌を行うことを特徴とする自動製パン器。 - 【請求項４】 ヒーターを有する焼成室と、前記焼成室
内に着脱自在に装着しうるパン焼き型と、前記パン焼き
型の内底部に設けられモーターにより駆動される練り羽
根と、前記焼成室内に炭酸ガスを充填するための充填手
段と、前記焼成室内の温度を検知する温度検知部と、前
記温度検知部により検知された温度によりパン焼き制御
を行う制御装置と、出来上がりまでの時間または出来上
がりの時刻を設定しタイマー調理を行うためのタイマー
調理スタート手段を有し、前記制御装置は、タイマー調
理において工程開始までのタイマー中には、前記充填手
段により炭酸ガスを前記焼成室内に充填することを特徴
とする自動製パン器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042995A JP3237470B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 自動製パン器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16042995A JP3237470B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 自動製パン器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910115A true JPH0910115A (ja) | 1997-01-14 |
| JP3237470B2 JP3237470B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=15714748
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16042995A Expired - Fee Related JP3237470B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 自動製パン器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3237470B2 (ja) |
-
1995
- 1995-06-27 JP JP16042995A patent/JP3237470B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3237470B2 (ja) | 2001-12-10 |
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|---|---|---|---|
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