JP3232725B2 - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP3232725B2 JP32879392A JP32879392A JP3232725B2 JP 3232725 B2 JP3232725 B2 JP 3232725B2 JP 32879392 A JP32879392 A JP 32879392A JP 32879392 A JP32879392 A JP 32879392A JP 3232725 B2 JP3232725 B2 JP 3232725B2
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光男 服部
均 古田
太郎 高橋
裕一 前田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料に関し、詳細には
水溶性ヘミセルロースを有効成分とする保湿性、安定性
の良好な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧料において保湿効果を賦与す
るために、高分子化合物が配合されている。
【0003】しかし、高分子化合物中にイオン性の高分
子が含まれていると、塩析効果により高分子が固まり沈
澱を生じたり、またノニオン性の高分子が含まれている
と、経時的に粘度の低下が観察され、その結果、保湿効
果が損なわれるという欠点があった。また、通常は美白
効果を賦与するためにビタミンC誘導体が配合される
が、上記欠点はこのようなビタミンC誘導体の配合量が
増加すると顕著であり、その結果、十分な美白効果、保
湿効果を両立することは困難であった。
【0004】近年、アラビアガムのような天然の植物ガ
ム質を配合することによって、以上の欠点を解消した化
粧料が製造されている。
【0005】しかしながら、アラビアガムのような天然
の植物ガム質は、その供給量が生産国の天候に左右され
易く価格の変動が激しい。そのため、最近では加工澱粉
の様なものも開発されているが、経時的な物性の変化が
大きく安定性が劣っているという欠点を伴っていた。
【0006】以上のように、化粧料の成分である水溶性
高分子は、最終製品で使用した場合も、長期にわたって
保湿性が安定しており、またその他の配合物の効果を阻
害しないことが必要があるが、現状では必ずしも全てが
満足されてはいない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、長期間にわ
たって保湿性が安定化し、安価且つ安定供給が可能な化
粧料の開発を志向したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、如上の点
に鑑み鋭意研究した結果、水溶性ヘミセルロース特に豆
類由来の水溶性ヘミセルロースを水溶性高分子として用
いたとき、保湿性、安定性の強い化粧料が得られるとい
う知見を得た。本発明はかかる知見に基づいて、完成さ
れたものである。
【0009】即ち、本発明は 大豆由来の水溶性ヘミセ
ルロースを有効成分とする (シャンプーを除く)化粧
料、である。
【0010】本発明における水溶性ヘミセルロースは
大豆由来、特に大豆子葉由来のものが好ましい。であ
る。
【0011】水溶性ヘミセルロースは、その分子量がど
の様な値のものでも使用可能であるが、好ましくは平均
分子量が数万〜数百万、具体的には5万〜100 万である
のが好ましい。なお、この水溶性ヘミセルロースの平均
分子量は標準プルラン(昭和電工(株)販)を標準物質
として0.1 MのNaNO3 溶液中の粘度を測定する極限粘度
法で求めた値である。また、ウロン酸の測定は Blumenk
rantz 法により、中性糖の測定はアルジトールアセテー
ト化した後にGLC法により行った。
【0012】水溶性ヘミセルロースは 大豆から水抽出
や場合によっては酸、アルカリ条件下で加熱溶出させる
か、酵素により分解溶出させることができる。水溶性ヘ
ミセルロースの製造法の一例を示すと以下のようであ
る。
【0013】原料である大豆から豆腐や豆乳、分離大豆
蛋白を製造するときに副生するオカラを利用することが
できる。
【0014】これらの原料を酸性乃至アルカリ性の条件
下、好ましくは各々の蛋白質の等電点付近のpHで、好ま
しくは130 ℃以下80℃以上、より好ましくは130 ℃以下
100℃以上にて加熱分解し、水溶性画分を分画した後、
そのまま乾燥するか、例えば活性炭処理或いは樹脂吸着
処理或いはエタノール沈澱処理して疎水性物質あるいは
低分子物質を除去し乾燥することによって、水溶性ヘミ
セルロースを得ることができる。
【0015】このような水溶性ヘミセルロースを、化粧
料の原料である水溶性高分子として使用した場合、アラ
ビアガムや加工澱粉を使用した時よりも、更に安定性の
優れた保湿状態が得られる。
【0016】本発明において、水溶性ヘミセルロースは
単独で使用することができるが、既存の水溶性高分子と
併用することにより、該水溶性高分子の欠点を補うこと
ができる。
【0017】既存の天然物水溶性高分子としては、アラ
ビアガム、トラガントガム、カラギーナン、キサンタン
ガム、ベンゾインガム、ダンマルガム、ゼラチン、カゼ
インナトリウム、グワーガム、キャロブガム、クインス
シード、タラガム、布海苔、アイルランド海苔、寒天、
ファーセレラン、タマリンド種子多糖、カラヤガム、ト
ロロアオイ、ペクチン、アルギン酸ナトリウム、プルラ
ン、ジェランガム、ローカストビーンガム、ホエー等の
アルブミン、各種澱粉等が挙げられる。半天然物水溶性
高分子としては、カルボキシメチルセルロース(CM
C)、メチルセルロース(MC)、エチルセルロース
(EC)、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ア
ルギン酸プロピレングリコールエステル、や可溶性澱粉
に代表される加工澱粉等がある。
【0018】一方、既存の合成水溶性高分子としては、
カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアク
リルアミド、ポリビニルメチルエーテル、ポリエチレン
オキサイド、ビニルエーテル−無水マレイン酸共重合
体、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体等があげられ
る。
【0019】本発明における水溶性ヘミセルロースは、
上記する各種水溶性高分子の一種または二種以上と併用
することにより一層効果が向上する場合もあり、各種水
溶性高分子の欠点を補うことができる。
【0020】本発明の化粧料中の水溶性高分子の含有量
は、0.001 〜20重量%が適当であり、より好ましい範囲
は0.1 〜10重量%である。
【0021】また本発明の化粧料中に美白効果を賦与す
る目的でビタミンC誘導体、コウジ酸、アルブチン等の
美白効果を有する有効成分を配合することができ、特に
ビタミンC誘導体が好適である。適用されるビタミンC
誘導体(以下VC誘導体と略す)は、ビタミンCすなわ
ちL−アスコルビン酸の誘導体であり、L−アスコルビ
ン酸アルキルエステル、L−アスコルビン酸リン酸エス
テル、L−アスコルビン酸硫酸エステル等があげられ
る。
【0022】具体例としては、パルミチン酸L−アスコ
ルビル、イソパルミチン酸L−アスコルビル、ジパルミ
チン酸L−アスコルビル、ジイソパルミチン酸L−アス
コルビル、ステアリン酸L−アスコルビル、イソステア
リン酸L−アスコルビル、ジステアリン酸L−アスコル
ビル、ジイソステアリン酸L−アスコルビル、ミリスチ
ン酸L−アスコルビル、イソミリスチン酸L−アスコル
ビル、ジミリスチン酸L−アスコルビル、ジイソミリス
チン酸L−アスコルビル、2−エチルヘキサン酸L−ア
スコルビル、ジ2−エチルヘキサン酸L−アスコルビ
ル、オレイン酸L−アスコルビル、ジオレイン酸L−ア
スコルビル等のL−アスコルビン酸アルキルエーテル、
L−アスコルビン酸−2−リン酸エステル、L−アスコ
ルビン酸−3−リン酸エステル、DL−α−トコフェノ
ール−2−L−アスコルビン酸リン酸ジエステル等のL
−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコルビン酸
−2−硫酸エステル、L−アスコルビン酸−3−硫酸エ
ステル等のL−アスコルビン酸硫酸エステル等があげら
れる。
【0023】また本発明においては、これらの塩も使用
可能であり、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金
属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等のアルカリ土類
金属塩等が好適に用いられる。
【0024】上記のVC誘導体の中でもL−アスコルビ
ン酸リン酸エステルまたはその塩が水溶性ヘミセルロー
スと共に化粧料に配合した場合に、特に好ましい結果が
得られる。
【0025】上記のVC誘導体は、主として公知の合成
的手法により得られるものであるが、その他の方法によ
り得られたものでも使用可能であり、市販されているV
C誘導体が使用できる。
【0026】本発明の化粧料へのVC誘導体の配合量
は、化粧料全量中の0.001 〜15重量%が適量であり、よ
り好ましい範囲は0.01〜5重量%である。
【0027】本発明の化粧料には前記の必須成分に加え
て、必要により、化粧料のタイプに応じて、粉末、顔
料、油分、保湿剤、界面活性剤、酸化防止剤、増粘剤、
有機溶剤、可溶剤、防腐防錆剤、香料等、通常化粧料に
用いられる成分を、本発明の効果を損なわない範囲であ
れば配合できる。
【0028】本発明の化粧料の剤型は任意であり、溶液
系、可溶化系、乳化系、粉末分散系、水−二層系、水−
油−粉末三層系等の如何なる剤型でも構わない。
【0029】本発明の化粧料の用途は任意であるが、化
粧水、乳液、クリーム、パック、ファンデーション、ボ
ディー化粧料、クレンジングフォーム等の化粧料が特に
好ましい。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明の実施態様を説明
するが、これは例示であって本願発明の精神がこれらの
例示によって制限されるものではない。なお、例中、部
および%は何れも重量基準を意味する。
【0031】○ 大豆ヘミセルロースの調製 分離大豆蛋白製造工程において得られた生オカラに2倍
量の水を加え、塩酸にてpHを4.5 に調製し、120 ℃で1.
5 時間加水分解した。冷却後遠心分離し(10000 G ×30
分)、上澄と沈澱部に分離した。こうして分離した沈澱
部を更に等重量の水で水洗し、遠心分離し、上澄を先の
上澄と一緒にして活性炭カラム処理した後、乾燥して水
溶性ヘミセルロース(イ)を得た。
【0032】更に、この水溶性ヘミセルロースを0.5 %
食塩水に溶解し、エタノール濃度が50%となるように再
沈澱を3回繰り返し、イオン交換樹脂(オルガノ(株)
製「アンバーライトIR−120 B」)を用いて脱塩して
水溶性ヘミセルロース(ロ)を得た。
【0033】一方、前記方法において活性炭カラム処理
をしないで同様に水溶性ヘミセルロース(ハ)を得た。
【0034】以上の結果をまとめると以下のとおり。 組成割合(%) ─────────────────────────────────── 成 分 (イ) (ロ) (ハ) ───────────────────────────────── 水 分 5.71 7.75 5.10 粗蛋白 1.93 1.03 5.43 粗灰分 5.29 0.22 5.30 多糖類 87.07 91.00 84.17 ──────────────────────────────── 平均分子量 178,000 207,000 114,000 ───────────────────────────────────
【0035】次に、(イ)、(ロ)及び(ハ)の水溶性
ヘミセルロースの糖組成を次の方法で分析した。ウロン
酸の測定は Blumenkrantz 法により、また中性糖はアル
ジトールアセテート法によりGLCを用いて測定した。
【0036】結果は以下のとおり。 糖組成(重量%) ─────────────────────────────────── 糖の種類 (イ) (ロ) (ハ) ───────────────────────────────── ウロン酸 20.4 16.9 19.4 ラムノース 1.6 2.7 2.1 フコース 2.7 5.2 3.9 アラビノース 19.9 19.2 23.1 キシロース 6.4 8.4 5.8 ガラクトース 47.3 46.8 43.4 グルコース 1.8 0.9 2.3 ───────────────────────────────────
【0037】実施例1 水溶性大豆ヘミセルロース(イ) 2.5部 L-アスコルヒ゛ン酸 -2-リン酸エステルノ マク゛ネシウム塩 3.0部 グリセリン 5.0部 1,3 ブチレングリコール 5.0部 エタノール 10.0部 防腐剤 0.1部 香料 0.1部 POE(50) オレイルエーテル 1.0部 精製水 78.3部 上記の処方に基づき、常法によりローションを得た。
【0038】実施例2 実施例1において、水溶性大豆ヘミセルロース(イ)を
用いる代わりに、水溶性大豆ヘミセルロース(ロ)を使
用した以外は実施例1と全く同様にしてローションを得
た。
【0039】実施例3 実施例1において、水溶性大豆ヘミセルロース(イ)を
用いる代わりに、水溶性大豆ヘミセルロース(ハ)を使
用した以外は実施例1と全く同様にしてローションを得
た。
【0040】実施例4 水溶性大豆ヘミセルロース(イ) 2.0部 ヒドロキシエチルセルロース 0.5部 L-アスコルヒ゛ン酸 -2-リン酸エステルノ マク゛ネシウム塩 3.0部 グリセリン 5.0部 1,3 ブチレングリコール 5.0部 エタノール 10.0部 防腐剤 0.1部 香料 0.1部 POE(50) オレイルエーテル 1.0部 精製水 78.3部 上記の処方に基づき、常法によりローションを得た。
【0041】比較例1 実施例1において、水溶性大豆ヘミセルロース(イ)を
用いる代わりに、アラビアガムを使用した以外は実施例
1と全く同様にしてローションを得た。
【0042】比較例2 実施例1において、水溶性大豆ヘミセルロース(イ)を
用いる代わりに、クインスシードを使用した以外は実施
例1と全く同様にしてローションを得た。
【0043】比較例3 実施例4において、水溶性大豆ヘミセルロース(イ)を
用いる代わりに、アラビアガムを使用した以外は実施例
4と全く同様にしてローションを得た。
【0044】以上の実施例および比較例で得たローショ
ンを以下の項目について、その効果を評価した。 a.美白効果。男女混合計40名をパネラーとし、左上腕
内側部に比較例で得たローションを、右上腕内側部に実
施例で得たローションを、それぞれ1日2回通常の使用
状態と同様に塗布し、これを30日間続けた後、官能にて
肌の艶、くすみについて判定し、美白効果を評価した。 ◎ 30名以上の人が艶、くすみが改善されたと判定し
た。 ○ 20名以上の人が艶、くすみが改善されたと判定し
た。 △ 10名以上の人が艶、くすみが改善されたと判定し
た。 × 10名以下の人が艶、くすみが改善されたと判定し
た。
【0045】b.保湿効果。美白効果の判定時にローシ
ョンを塗布した部位の角質内水分量を測定し、保湿効果
を評価した。 ◎ 30名以上の人が角質内水分量が増加した。 ○ 20名以上の人が角質内水分量が増加した。 △ 10名以上の人が角質内水分量が増加した。 × 10名以下の人が角質内水分量が増加した。
【0046】c.安定性。各試料を0℃、室温、50℃の
各恒温槽に1ヶ月間保存し、0℃保存品に対する室温、
50℃保存品の粘度低下の程度を評価した。 ○ ほとんど変化が見られない。 △ 50℃では粘度低下を生じる。 × 室温、50℃の両方で粘度低下を生じる。
【0047】結果を比較して以下に示す。 美白効果 保湿効果 安定性 ──────────────────────────────── 実施例1 ◎ ◎ ○ ──────────────────────────────── 実施例2 ◎ ◎ ○ ──────────────────────────────── 実施例3 ◎ ◎ ○ ──────────────────────────────── 実施例4 ◎ ◎ ○ ──────────────────────────────── 比較例1 ◎ △ ○ ──────────────────────────────── 比較例2 ○ × △ ──────────────────────────────── 比較例3 ◎ ○ △ ────────────────────────────────
【0048】以上のように水溶性大豆ヘミセルロースを
用いた場合、美白効果、保湿効果、安定性のいずれにお
いても優れたローションが調製できた。
【0049】実施例5 A セタノール 3.5部 脱臭ラノリン 4.0部 ホホバ油 5.0部 ワセリン 2.0部 スクワラン 6.0部 グリセリンモノ脂肪酸エステル 2.5部 POE(60)硬化ヒマシ油 1.5部 POE(25)セチルエーテル 1.0部 アスコルビン酸ジパルミテート 0.5部 エチルパラベン 0.3部 香料 0.1部 B 水溶性大豆ヘミセルロース(イ) 5.0部 L-アスコルヒ゛ン酸 -2-硫酸エステル- マク゛ネシウム塩 1.0部 グリセリン 2.0部 プロピレングリコール 5.0部 調合粉末 12.0部 タルク 6.2部 二酸化チタン 5.0部 酸化鉄 Fe2O3 0.32部 酸化鉄 Fe3O4 0.08部 酸化鉄 FeO(OH) 9.4部 精製水 27.7部
【0050】A群に属する油層部の原料およびB群に属
する水層部の原料をそれぞれ70℃に加熱し、完全に溶解
した後、油層部と水層部を混合し、乳化機にて乳化す
る。乳化物を熱交換機にて最終温度30℃まで冷却してフ
ァンデーションを得た。
【0051】上記で得られたファンデーションは、安定
性が極めて高く、優れた美白効果と高い保湿効果を両立
した、優れたファンデーションであった。
【0052】
【発明の効果】このように、水溶性ヘミセルロースを用
いて得られた化粧料は、ビタミンC誘導体により賦与さ
れる優れた美白効果等の、他の成分に由来する効果を損
なうことなく、高い保湿効果を両立させることができ
る。また最終製品においても高い安定性を保持すること
ができるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−258713(JP,A) 特開 平3−58770(JP,A) 特開 平5−194158(JP,A) 特開 平5−97627(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大豆由来の水溶性ヘミセルロースを有効
    成分とする (シャンプーを除く)化粧料。
  2. 【請求項2】水溶性ヘミセルロースが大豆 子葉由来で
    ある、請求項1に記載の化粧料。
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DE60226931D1 (de) 2001-07-16 2008-07-17 Canon Kk Verfahren zur Herstellung von Polyester, Verfahren zur Herstellung von substituierter alpha-Hydroxycarbonsäure und Clostridium beijerinckii-Stamm HICA432
KR20130000362A (ko) * 2011-08-18 2013-01-02 박찬오 헤미셀룰로오즈를 이용한 프라스틱 대체용품 제조방법 및 헤미셀룰로오즈 이용방법

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