JP3577146B2 - 外用剤組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は外用剤組成物に関し、さらに詳しくは皮膚の保湿効果、保護効果、柔軟・平滑化等の効果、使用感および安定性に優れた皮膚化粧料、毛髪化粧料、外用医薬品等の外用剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外用剤、特に化粧料用保湿剤としては、グリセリン、ソルビトール等の低分子量物質、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等のNMF(天然保湿因子)成分などが用いられてきたが、近年、ムコ多糖類をはじめとする生体高分子物質や種々の植物抽出物が保湿剤として利用されている。しかしながら、植物由来の多糖類は、増粘剤、ゲル化剤等として用いられていることからも明らかなように、保湿機能を発揮するのに十分な量を用いると系が増粘し、肌への感触が悪くなったり、また、天然高分子物質は安定性に問題があるなどの欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、保湿効果、使用感および安定性等に優れた天然高分子物質を含有する外用剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような実情において、本発明者は鋭意検討を行った結果、ポリアンテス属植物由来の酸性ヘテロ多糖類とシロキクラゲ由来の酸性ヘテロ多糖類とを組合せて配合した外用剤は、保湿効果、使用感および安定性等に優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、ポリアンテス属(Polianthes L.)に属する植物より得られる酸性ヘテロ多糖類と、シロキクラゲ(Tremella fuciformis Berk)より得られる酸性ヘテロ多糖類とを含有する外用剤組成物を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において用いる酸性ヘテロ多糖類を得るためのポリアンテス属(Polianthes L.)に属する植物としてはチューベローズ(Polianthes tuberosa L.)が好ましく、チューベローズ由来の酸性ヘテロ多糖類は、例えば以下の方法により得ることができる。
【0007】
組織培養法:
チューベローズの花等の一部を外殖片とし、基本培地に植物ホルモンと炭素源としての糖を加えた培地を用いてカルスを誘導する。このカルスをさらに液体培地に移して振とう培養し、この培養物から細胞を遠沈または濾過によって除去した後、濃縮し、濃縮液にエタノールを加えて沈澱させ、沈澱物を凍結乾燥することにより酸性ヘテロ多糖類を得る。
【0008】
本方法では、外殖片として、チューベローズはその花、茎、葉、鱗茎、根等の器官または組織の一部が使用されるが、特に花の一部が好ましい。
【0009】
カルス誘導用の基本培地としては、植物組織培養に通常用いられるMurasige−Skoogの培地、Linsmaier−Skoogの培地、Gamborgの培地、Whiteの培地、Tuleckeの培地、Nitsch & Nitschの培地などが用いられ得る。
【0010】
この基本培地には植物ホルモンを添加する必要があり、植物ホルモンとしては、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、α−ナフタレン酢酸(NAA)、インドール酢酸(IAA)、インドール酪酸(IBA)等のオーキシン類;フルフリルアミノプリン(カイネチン)、ベンジルアデニン(BA)、ジメチルアミノプリン(2iP)等のサイトカイニン類が挙げられる。その中でも、2,4−D単独、もしくはNAAとBAの組合せ、またはNAAとカイネチンの組合せが良好な結果を与える。カルス誘導に必要な植物ホルモン濃度は、2,4−D単独の場合は5×10−4M〜1×10−7M、NAAとBAまたはNAAとカイネチンの組合せの場合は、NAAの濃度は5×10−4M〜1×10−7M、BAまたはカイネチンの濃度は1×10−4M〜1×10−7Mである。
【0011】
カルス誘導培地には上記の基本培地と植物ホルモンのほかに炭素源として糖が加えられる。糖としては、グルコース、フラクトース、マンノース、キシロース、サッカロース、ラムノース、フコース、デンプンなどが挙げられるが、通常はサッカロースが用いられる。
【0012】
カルス誘導は固体培地でも液体培地でも可能であるが、通常は固体培地が用いられる。
【0013】
誘導されたカルスは上記のカルス誘導培地で同じ形態を維持したまま10代以上にわたって継代培養をすることができる。継代培養用の培地としては、通常基本培地としてLinsmaier−Skoogの培地、Murasige−Skoogの培地、植物ホルモンとして1×10−4M〜1×10−7Mの2,4−Dまたは1×10−4M〜1×10−7MのNAAと1×10−4M〜1×10−7MのBA、炭素源としては、グルコース、フラクトース、マンノース、キシロース、サッカロース、ラムノース、フコース、デンプン等が用いられるが、この中でサッカロースが好ましく、その添加量は1〜6%が好ましい。
【0014】
カルスから多糖類を製造するには、カルスを寒天培地等の固体培地、液体培地で培養するが、液体培地で培養するのが特に好ましい。
【0015】
基本培地としてはカルス誘導培地と同じもの、例えば、Murasige−Skoogの培地、Linsmaier−Skoogの培地、Gamborgの培地、Whiteの培地、Tuleckeの培地、Nitsch & Nitschの培地などが用いられ得るが、この中でMurasige−Skoogの培地、Linsmaier−Skoogの培地が好ましい。
【0016】
植物ホルモンの種類および濃度は多糖類の生産性に関係があり、例えば2,4−D、NAA、IAA、IBA等のオーキシン類;カイネチン、BA、2iP等のサイトカイニン類;ジベレリンA(GA)等のジベレリン類等が使用される。この中で、2,4−D、NAAを単独で、またはNAAとBAもしくはカイネチンを組合せて用いるのが好ましい。その濃度は、2,4−DまたはNAAを単独で用いる場合は5×10−4M〜1×10−7M、特に1×10−4M〜5×10−6Mが;NAAとBAまたはNAAとカイネチンを組合せて用いる場合には、NAAの濃度は1×10−4M〜1×10−7M、特に1×10−4M〜5×10−6M、BAまたはカイネチンの濃度は5×10−5M〜1×10−9M、特に1×10−5M〜1×10−7Mが好ましい。
【0017】
炭素源としては、グルコース、フラクトース、マンノース、キシロース、サッカロース、ラムノース、フコース、デンプンなどが用いられる。多糖類の生産は添加する炭素源の種類にはあまり強く影響されるものではなく、通常サッカロースが用いられる。炭素源の濃度と多糖類の生産量との間にもあまり深い関係はないが、一般には1〜6%が好ましい。
【0018】
培養法は特に制限されないが、通常、20〜30℃の温度で15〜30日間行うのが好ましく、また振とう培養が好ましい。
【0019】
このようにして得られた培養物から多糖類を採取するには、例えば培養物から細胞を遠沈または濾過等によって除去した後、培養液をロータリーエバポレーター等を用いて濃縮し、濃縮液にエタノールを加えて沈澱させ、沈澱物を凍結乾燥することによって行われる。
【0020】
本発明で用いるシロキクラゲ(Tremella fuciformis Berk)由来の酸性ヘテロ多糖類は、例えば以下の方法により得ることができる。
【0021】
子実体からの抽出:
乾燥したシロキクラゲを水で洗浄し、これに水を加えて抽出を行い、固形物を取り出して再度同様の抽出を行って抽出液を得る。この抽出液と先に得られた抽出液とを合わせ、遠心分離を行って上清を得、上清を濃縮し、これにエタノール等を加えて沈澱を生じさせ、この沈澱物を乾燥させて酸性ヘテロ多糖類を得る。
【0022】
菌体の液体培養:
シロキクラゲ菌体の液体培養条件は、シロキクラゲ菌体が増殖し得る条件であれば特に限定されない。通常液体培養の培地としては、炭素源、窒素源、無機塩を含有する培地が利用でき、その他、天然栄養源、ビタミン、アミノ酸等を加えたものも用いることができる。炭素源としては、前記と同様の糖類が挙げられる。炭素源としては、ペプトン、尿素、アンモニウム塩などが挙げられる。また、無機塩としては、塩化カリウム、硫酸鉄、硫酸マグネシウム、リン酸塩などが挙げられ、これらは必要に応じて添加することができる。天然栄養源としては、麦芽エキス、酵母エキス、カゼイン加水分解物、ココナッツミルク、ポテトエキスなどが挙げられる。
【0023】
培養条件は、温度20〜32℃、pH5〜7で、5〜20日間振とう培養、通気攪拌培養などの方法により好気的条件下で行うのが好ましい。最初から本培養を行うこともできるが、あらかじめ小規模な前培養を行い、これを本培養に接種して行うのが好ましい。
【0024】
液体培養後の培養液は、通常の方法により除菌を行い、培養液を加熱殺菌し、濾過したものをそのまま用いることもでき、さらに分画・精製して用いることもできる。また、上記培養液及び分画・精製物は必要に応じて濃縮または希釈して用いることもでき、さらに凍結乾燥やスプレードライ等の方法により乾燥させ、乾燥粉末として用いることもできる。
【0025】
本発明の外用剤組成物における酸性ヘテロ多糖類の含有量は、十分な効果を発揮させる点から、ポリアンテス属植物由来のものおよびシロキクラゲ由来のものそれぞれ0.0001〜10重量%(以下単に%で示す)とすることが好ましく、0.001〜5%とすることが特に好ましい。
【0026】
本発明の外用剤組成物は、その使用形態において、薬用皮膚外用剤と化粧料に大別される。
【0027】
薬用皮膚外用剤としては、例えば薬効成分を含有する各種軟膏剤を挙げることができる。軟膏剤としては、油性基剤をベースとするもの、油/水、水/油型の乳化系基剤をベースとするもののいずれであってもよい。薬効成分としては、特に制限はなく、例えば鎮痛消炎剤、鎮痒剤、殺菌消毒剤、収斂剤、皮膚軟化剤、ホルモン剤等を必要に応じて適宜使用することができる。
【0028】
また、化粧料としては、種々の形態、例えば水/油、油/水型乳化化粧料、クリーム、化粧乳液、化粧水、油性化粧料、口紅、ファンデーション、ヘアートニック、整髪剤、養毛剤、育毛剤等の皮膚化粧料とすることができる。
【0029】
これらの外用剤の調製に当り、好適に用いられる油性成分としては、例えば流動パラフィン、パラフィンワックス、セレシン、スクワラン等の炭化水素;蜜ロウ、鯨ロウ、カルナバロウなどのワックス類;オリーブ油、椿油、ホホバ油、ラノリンなどの天然動植物油脂;シリコーン油、脂肪酸、高級アルコールおよびこれらを反応して得られるエステル油等が挙げられる。
【0030】
また、界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル、アルキルリン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルリン酸エステル、脂肪酸アルカリ金属塩、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル等が用いられる。また、本発明の乳化組成物にはさらに各種任意成分を配合することができ、例えば粘度調整剤としてポリビニルアルコール、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロースなどの高分子化合物;ゼラチン、タラカントガムなどの天然ガム類;エタノール、イソプロパノール等のアルコール類が、保湿剤としてはプロピレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ソルビトール、乳液、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が、さらに防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタノール等がそれぞれ挙げられる。
【0031】
【発明の効果】
本発明の外用剤組成物は、チューベローズ由来の酸性ヘテロ多糖類とシロキクラゲ由来の酸性ヘテロ多糖類とを配合することによって、皮膚の保湿効果、保護効果および安定性に優れ、滑らかな使用感を有する。
【0032】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0033】
製造例1
チューベローズ由来の再生ヘテロ多糖類の製造:
開花2〜7日前のチューベローズの蕾を切り取り、70%エタノールおよび1%次亜塩素酸ナトリウムにより滅菌した後、滅菌水で洗浄し、適当な大きさに切り外殖片としてカルス誘導培地に置床した。
【0034】
カルス誘導培地には0.8%の寒天を含むLinsmaier−Skoogの培地を用い、植物ホルモンとしてα−ナフチル酢酸1×10−5Mとベンジルアデニン1×10−6M、炭素源として3%シュークロースを添加した。培養は25±2℃で30日間行い、30日後それぞれの外殖片からカルスが誘導された。
【0035】
これらのカルスは外殖片から切り離し、カルス誘導培地と同一組成の培地を用いて同一条件下で培養した。30日おきに繰り返し新しい培地にカルスを移植して増殖した後、上記カルス誘導培地と同様の成分から成る、寒天を含まない液体培地を用いて振とう培養を行った。培地の量は、200ml容の三角フラスコ当り80mlとし、カルスは新鮮重量で2gを接種し、25±2℃、120rpmで30日間振とう培養した。
【0036】
この培養液1Lから遠心分離により細胞を除き、培養液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮した。濃縮培養液250mlに750mlのエタノールを加え、5℃で24時間静置し沈澱を得た。
【0037】
この沈澱を遠心分離により回収し、70%エタノールで洗浄した後、凍結乾燥により水分を除去し、チューベローズ由来の多糖類2.9gを得た。多糖類を構成する成分はアラビノース、ガラクトース、グルコース、マンノースおよびキシロースと酸性糖としてグルクロン酸であり、酸性ヘテロ多糖類であった。
【0038】
製造例2
シロキクラゲ由来の酸性多糖類の製造
乾燥したシロキクラゲ50gを冷水にて洗浄し、水5Lを加えて100℃、1時間抽出を行い、ガーゼを用いて固形物を除き、抽出液約2Lを得た。上記固形物を再度同様の抽出を行い、ガーゼを用いて固形物を除き、抽出液約2Lを得た。該抽出液を最初に得られた抽出液とあわせた後、遠心分離を行い、透明な上清を約3.5L得た。
【0039】
次に、この上清をロータリーエバポレーターを用いて約500mlに濃縮し、濃縮物にエタノールを1.5L加え生じた沈澱物を濾別した。この沈澱物を凍結乾燥し、4.2gのシロキクラゲ多糖類を得た。多糖類を構成する成分はグルコース、マンノースおよびキシロースと酸性糖としてグルクロン酸であり、酸性ヘテロ多糖類であった。
【0040】
実施例1
下記に示す処方、製法により化粧水を調製し、その保湿効果および使用感を調べた。
【0041】
【表1】
Figure 0003577146
【0042】
(製法)
精製水に(1)、(2)、(3)、(5)、(6)を加温溶解し、室温に戻した後、エタノールに(4)、(8)、(9)を溶解したものをゆっくりと加えて可溶化し、濾過して化粧水を得た。
【0043】
試験例1
実施例1で得た化粧水を用いて、保湿効果試験を行った。すなわち健常人の前腕部に本発明品および比較品を0.02ml/4cm塗布し、1時間後の角層水分量を測定した(n=5、測定装置:IBS社製SKICON−200)。結果を次表に示す。
【0044】
【表2】
Figure 0003577146
【0045】
本発明品塗布部位の水分量は、比較品塗布部位より明らかに増加しており、チューベローズ由来多糖類とシロキクラゲ由来多糖類を配合した化粧水は高い保湿効果を有することが確認された。
【0046】
試験例2
20〜35才の女性20名に対し、使用中の滑らかさとその持続性、きしみ、べたつき、しっとり感の項目について、本発明品と比較品の使用テスト(コンペア評価)を行った。結果を次表に示す。
【0047】
【表3】
Figure 0003577146
【0048】
チューベローズ由来多糖類とシロキクラゲ由来多糖類配合化粧水は、使用中の滑らかさと、その持続性が高く、しっとり感が強いわりにはべたつきが少なく、きしみも比較的少ないという優れた使用感であった。

Claims (4)

  1. ポリアンテス属(Polianthes L.)に属する植物より得られる酸性ヘテロ多糖類と、シロキクラゲ(Tremella fuciformis Berk)より得られる酸性ヘテロ多糖類とを含有する外用剤組成物。
  2. ポリアンテス属に属する植物がチューベローズ(Polianthes tuberosa L.)であり、酸性ヘテロ多糖類がチューベローズの組織培養によって得られたものである請求項1記載の外用剤組成物。
  3. シロキクラゲより得られる酸性ヘテロ多糖類が子実体からの抽出または菌体の液体培養により得られたものである請求項1記載の外用剤組成物。
  4. ポリアンテス属に属する植物より得られる酸性ヘテロ多糖類および、シロキクラゲより得られる酸性ヘテロ多糖類の含有量がそれぞれ0.0001〜10重量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の外用剤組成物。
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