JPH07233036A - 外用剤組成物 - Google Patents
外用剤組成物Info
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- JPH07233036A JPH07233036A JP6021715A JP2171594A JPH07233036A JP H07233036 A JPH07233036 A JP H07233036A JP 6021715 A JP6021715 A JP 6021715A JP 2171594 A JP2171594 A JP 2171594A JP H07233036 A JPH07233036 A JP H07233036A
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- JP
- Japan
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- medium
- glycoprotein
- callus
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- Cosmetics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 アラビノース、ガラクトース、ラムノース及
びウロン酸を主要構成糖とする糖含量50〜97%の糖
タンパク質を含有する外用剤組成物。 【効果】 この外用剤組成物は保湿効果に優れ、かつ滑
らかな使用感を有する。
びウロン酸を主要構成糖とする糖含量50〜97%の糖
タンパク質を含有する外用剤組成物。 【効果】 この外用剤組成物は保湿効果に優れ、かつ滑
らかな使用感を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧料、外用医薬品等の
外用剤組成物に関し、更に詳細には皮膚の保護効果、保
湿効果等の優れた外用剤組成物に関する。
外用剤組成物に関し、更に詳細には皮膚の保護効果、保
湿効果等の優れた外用剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外用剤、特に化粧料用保湿剤とし
てはグリセリン、ソルビトール等の低分子量物質、ピロ
リドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿成分等が用い
られていたが、近年、多糖類をはじめとする生体高分子
物質や種々の植物抽出物が保湿剤として利用されてい
る。しかしながら、植物由来の多糖類は増粘剤、ゲル化
剤等として用いられているように、保湿機能を発揮する
のに十分な量を用いると系が増粘し、肌への感触が悪く
なる等の欠点があった。
てはグリセリン、ソルビトール等の低分子量物質、ピロ
リドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿成分等が用い
られていたが、近年、多糖類をはじめとする生体高分子
物質や種々の植物抽出物が保湿剤として利用されてい
る。しかしながら、植物由来の多糖類は増粘剤、ゲル化
剤等として用いられているように、保湿機能を発揮する
のに十分な量を用いると系が増粘し、肌への感触が悪く
なる等の欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、植物
由来の成分を配合し、肌への感触が良好で、優れた保湿
効果を有する外用剤組成物を提供するものである。
由来の成分を配合し、肌への感触が良好で、優れた保湿
効果を有する外用剤組成物を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは種
々の植物細胞の培養物中から保湿成分を得るべく検討し
た結果、特定の糖構成を有する糖タンパク質を配合した
外用剤は、保湿効果に優れ、高保護効果、高平滑化効果
とともに滑らかな使用感を有することを見出し、本発明
を完成するに至った。
々の植物細胞の培養物中から保湿成分を得るべく検討し
た結果、特定の糖構成を有する糖タンパク質を配合した
外用剤は、保湿効果に優れ、高保護効果、高平滑化効果
とともに滑らかな使用感を有することを見出し、本発明
を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明はアラビノース、ガラク
トース、ラムノース及びウロン酸を主要構成糖とする糖
含量50〜97%の糖タンパク質を含有する外用剤組成
物を提供するものである。
トース、ラムノース及びウロン酸を主要構成糖とする糖
含量50〜97%の糖タンパク質を含有する外用剤組成
物を提供するものである。
【0006】本発明に用いられる糖タンパク質は、アラ
ビノース、ガラクトース、ラムノース及びウロン酸を主
要構成糖とするものであるが、微量糖成分としてグルコ
ース、フコース、マンノース、キシロース等が含まれて
いてもよい。また、糖含量は50〜97%であるが、特
に70〜97%であるのが好ましい。
ビノース、ガラクトース、ラムノース及びウロン酸を主
要構成糖とするものであるが、微量糖成分としてグルコ
ース、フコース、マンノース、キシロース等が含まれて
いてもよい。また、糖含量は50〜97%であるが、特
に70〜97%であるのが好ましい。
【0007】本発明に用いられる糖タンパク質は、例え
ば植物細胞を培養することによって製造することができ
る。従来より、植物細胞を培養して糖タンパク質を得る
ことは数多く報告されている。例えば、Psophoc
arpus tetragonolobus L.
(M.Esaka et al.,Plant Phy
siol.100,1339〜1345(199
2))、Rubus fruticosas(N.Ca
rtier et al.,Carbohydr.Re
s.168,275〜283(1987))、Nico
tiana tabacum(H.Hori et a
l.,Phytochemistry 16,1485
〜1487(1977))、Lolium multi
florum(P.A.Gleeson et a
l.,Biochem.J.264,857〜862
(1989))、Ducas carrota(R.
I.Pennellet al.,J.Cell Bi
ol.108,1967〜1977(1989))、Z
ea mays(M.Kieliszewski et
al.,Plant Physiol.85,823
〜827(1987))等が挙げられる。しかしながら
これらを外用剤、化粧料等に応用した例はない。
ば植物細胞を培養することによって製造することができ
る。従来より、植物細胞を培養して糖タンパク質を得る
ことは数多く報告されている。例えば、Psophoc
arpus tetragonolobus L.
(M.Esaka et al.,Plant Phy
siol.100,1339〜1345(199
2))、Rubus fruticosas(N.Ca
rtier et al.,Carbohydr.Re
s.168,275〜283(1987))、Nico
tiana tabacum(H.Hori et a
l.,Phytochemistry 16,1485
〜1487(1977))、Lolium multi
florum(P.A.Gleeson et a
l.,Biochem.J.264,857〜862
(1989))、Ducas carrota(R.
I.Pennellet al.,J.Cell Bi
ol.108,1967〜1977(1989))、Z
ea mays(M.Kieliszewski et
al.,Plant Physiol.85,823
〜827(1987))等が挙げられる。しかしながら
これらを外用剤、化粧料等に応用した例はない。
【0008】当該糖タンパク質の採取に用いられる植物
としては、シカクマメ、インゲンマメ、ダイズ、ソラマ
メ、エンドウなどのマメ科の植物が好ましく、特にシカ
クマメが好ましい。以下、マメ科植物より糖タンパク質
を採取する場合を例にとって説明する。
としては、シカクマメ、インゲンマメ、ダイズ、ソラマ
メ、エンドウなどのマメ科の植物が好ましく、特にシカ
クマメが好ましい。以下、マメ科植物より糖タンパク質
を採取する場合を例にとって説明する。
【0009】シカクマメ等のマメ科植物の無菌幼植物の
一部を外植片とし、植物培養用培地に植物ホルモンと炭
素源としての糖を加えた培地を用いてカルスを誘導す
る。このカルスを更に液体培地に移して振とう培養し、
この培養物からカルスを遠沈又は濾過によって除去した
後、濃縮し、濃縮液にエタノールを加えて沈殿させ、沈
殿物を凍結乾燥することにより糖タンパク質を得る。
一部を外植片とし、植物培養用培地に植物ホルモンと炭
素源としての糖を加えた培地を用いてカルスを誘導す
る。このカルスを更に液体培地に移して振とう培養し、
この培養物からカルスを遠沈又は濾過によって除去した
後、濃縮し、濃縮液にエタノールを加えて沈殿させ、沈
殿物を凍結乾燥することにより糖タンパク質を得る。
【0010】本方法では、外植片として、マメ科植物の
無菌幼植物の一部が使用されるが、成長した植物体を殺
菌してその一部を外植片として用いることもできる。カ
ルス誘導用培地としては植物組織培養に通常用いられる
Murashige−skoogの培地、Linsma
ier−skoogの培地、Gamborgの培地、W
hiteの培地、Tuleckeの培地、Nitsch
−Nitschの培地等が用いられる。この培地には植
物ホルモンを添加する必要があり、植物ホルモンとして
は、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、
α−ナフタレン酢酸(NAA)、インドール酢酸(IA
A)、インドール酪酸(IBA)等のオーキシン類;フ
ルフリルアミノプリン(カイネチン)、ベンジルアデニ
ン(BA)、ジメチルアミノプリン(2ip)等のサイ
トカイニン類が挙げられる。そのなかでも2,4−D単
独、2,4−Dとカイネチン、2,4−DとBA、NA
Aとカイネチン又はNAAとBAの組合せが良好な結果
を与える。カルス誘導に必要な植物ホルモン濃度は、い
ずれの場合でも2,4−D、NAAでは5×10-4〜1
×10-7M、カイネチン、BAでは1×10-4〜1×1
0-8Mである。カルス誘導用培地には上記の植物培養用
培地と植物ホルモンの他に炭素源として糖が加えられ
る。糖としてグルコース、フラクトース、マンノース、
キシロース、ラムノース、サッカロース、フコースなど
が挙げられるが通常サッカロースが用いられる。その添
加量は1〜6%が望ましい。カルス誘導は固体培地でも
液体培地でも可能であるが、通常は固体培地が用いられ
る。
無菌幼植物の一部が使用されるが、成長した植物体を殺
菌してその一部を外植片として用いることもできる。カ
ルス誘導用培地としては植物組織培養に通常用いられる
Murashige−skoogの培地、Linsma
ier−skoogの培地、Gamborgの培地、W
hiteの培地、Tuleckeの培地、Nitsch
−Nitschの培地等が用いられる。この培地には植
物ホルモンを添加する必要があり、植物ホルモンとして
は、2,4−ジクロロフェノキシ酢酸(2,4−D)、
α−ナフタレン酢酸(NAA)、インドール酢酸(IA
A)、インドール酪酸(IBA)等のオーキシン類;フ
ルフリルアミノプリン(カイネチン)、ベンジルアデニ
ン(BA)、ジメチルアミノプリン(2ip)等のサイ
トカイニン類が挙げられる。そのなかでも2,4−D単
独、2,4−Dとカイネチン、2,4−DとBA、NA
Aとカイネチン又はNAAとBAの組合せが良好な結果
を与える。カルス誘導に必要な植物ホルモン濃度は、い
ずれの場合でも2,4−D、NAAでは5×10-4〜1
×10-7M、カイネチン、BAでは1×10-4〜1×1
0-8Mである。カルス誘導用培地には上記の植物培養用
培地と植物ホルモンの他に炭素源として糖が加えられ
る。糖としてグルコース、フラクトース、マンノース、
キシロース、ラムノース、サッカロース、フコースなど
が挙げられるが通常サッカロースが用いられる。その添
加量は1〜6%が望ましい。カルス誘導は固体培地でも
液体培地でも可能であるが、通常は固体培地が用いられ
る。
【0011】誘導されたカルスは上記のカルス誘導用培
地で同じ形態を維持したまま10代以上にわたって継代
培養することができる。継代培養用の培地としては、カ
ルス誘導用培地と同じ培地を用いることができる。
地で同じ形態を維持したまま10代以上にわたって継代
培養することができる。継代培養用の培地としては、カ
ルス誘導用培地と同じ培地を用いることができる。
【0012】カルスから糖タンパク質を製造するには、
カルスを寒天培地等の固体培地又は液体培地で培養する
が、そのうち液体培地で培養するのが好ましい。糖タン
パク質生産用培地としては、カルス誘導用培地と同じも
の、例えばMurashige−skoogの培地、L
insmaier−skoog、Gamborgの培
地、Whiteの培地、Tuleckeの培地、Nit
sch−Nitschの培地等が用いられうるが、これ
らのうちMurashige−skoogの培地、Li
nsmaier−skoogの培地が好ましい。植物ホ
ルモンの種類及び濃度は糖タンパク質生産の関係があ
り、例えば2,4−D、NAA、IAA、IBA等のオ
ーキシン類;カイネチン、BA、2ipのサイトカイニ
ン類;ジベレリンA3(GA3)等のジベレリン類等が使
用される。この中で2,4−D、NAAを単独で、又は
2,4−Dとカイネチン若しくはBAを組合せて又はN
AAとカイネチン若しくはBAを組合せて用いるのが好
ましく、更に好ましくは、2,4−Dとカイネチンを組
合せて用いる。その濃度は、2,4−D、NAAを単独
で用いる場合には5×10-4〜1×10-7M、特に5×
10-4〜1×10-6Mが、2,4−Dとカイネチン若し
くはBAを組合せて又はNAAとカイネチン若しくはB
Aを組合せて用いる場合には、2,4−D又はNAAの
濃度は5×10-4〜1×10-7M、特に5×10-4〜1
×10-6Mが、カイネチン又はBAの濃度は1×10-4
〜1×10-8M、特に5×10-5〜1×10-7Mが好ま
しい。炭素源としてはグルコース、フラクトース、マン
ノース、キシロース、ラムノース、サッカロース、フコ
ースなどが挙げられるが、通常サッカロースが用いられ
る。その濃度は1〜6%が好ましい。また、生産用培地
には植物ホルモン、糖類の他に塩化ナトリウム等の塩類
を加えることにより糖タンパク質を効率よく生産させる
ことができる。加えられる塩類としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化リチウム、
塩化アルミニウム等が挙げられるが、これらのうち塩化
ナトリウムが好ましい。その濃度は0.01〜5重量%
が好ましく、特に好ましくは0.1〜3重量%である。
培養法に特に制限はないが、通常、20〜30℃の温度
で10〜30日間行うのが好ましく、また振とう培養が
好ましい。
カルスを寒天培地等の固体培地又は液体培地で培養する
が、そのうち液体培地で培養するのが好ましい。糖タン
パク質生産用培地としては、カルス誘導用培地と同じも
の、例えばMurashige−skoogの培地、L
insmaier−skoog、Gamborgの培
地、Whiteの培地、Tuleckeの培地、Nit
sch−Nitschの培地等が用いられうるが、これ
らのうちMurashige−skoogの培地、Li
nsmaier−skoogの培地が好ましい。植物ホ
ルモンの種類及び濃度は糖タンパク質生産の関係があ
り、例えば2,4−D、NAA、IAA、IBA等のオ
ーキシン類;カイネチン、BA、2ipのサイトカイニ
ン類;ジベレリンA3(GA3)等のジベレリン類等が使
用される。この中で2,4−D、NAAを単独で、又は
2,4−Dとカイネチン若しくはBAを組合せて又はN
AAとカイネチン若しくはBAを組合せて用いるのが好
ましく、更に好ましくは、2,4−Dとカイネチンを組
合せて用いる。その濃度は、2,4−D、NAAを単独
で用いる場合には5×10-4〜1×10-7M、特に5×
10-4〜1×10-6Mが、2,4−Dとカイネチン若し
くはBAを組合せて又はNAAとカイネチン若しくはB
Aを組合せて用いる場合には、2,4−D又はNAAの
濃度は5×10-4〜1×10-7M、特に5×10-4〜1
×10-6Mが、カイネチン又はBAの濃度は1×10-4
〜1×10-8M、特に5×10-5〜1×10-7Mが好ま
しい。炭素源としてはグルコース、フラクトース、マン
ノース、キシロース、ラムノース、サッカロース、フコ
ースなどが挙げられるが、通常サッカロースが用いられ
る。その濃度は1〜6%が好ましい。また、生産用培地
には植物ホルモン、糖類の他に塩化ナトリウム等の塩類
を加えることにより糖タンパク質を効率よく生産させる
ことができる。加えられる塩類としては、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化リチウム、
塩化アルミニウム等が挙げられるが、これらのうち塩化
ナトリウムが好ましい。その濃度は0.01〜5重量%
が好ましく、特に好ましくは0.1〜3重量%である。
培養法に特に制限はないが、通常、20〜30℃の温度
で10〜30日間行うのが好ましく、また振とう培養が
好ましい。
【0013】このようにして得られた培養物から糖タン
パク質を採取するには、例えば、培養物からカルスを遠
沈又は濾過等によって除去した後、培養液を濃縮し、濃
縮液にエタノールを加えて沈殿させた後、沈殿物を凍結
乾燥することによって行われる。
パク質を採取するには、例えば、培養物からカルスを遠
沈又は濾過等によって除去した後、培養液を濃縮し、濃
縮液にエタノールを加えて沈殿させた後、沈殿物を凍結
乾燥することによって行われる。
【0014】本発明の外用剤組成物に配合する糖タンパ
ク質の量は好ましくは0.0001〜10重量%(以下
「%」で示す)、特に好ましくは0.001〜5%であ
り、更に好ましくは0.02〜2%である。
ク質の量は好ましくは0.0001〜10重量%(以下
「%」で示す)、特に好ましくは0.001〜5%であ
り、更に好ましくは0.02〜2%である。
【0015】本発明の外用剤組成物は、薬用皮膚外用剤
と化粧料に大別される。薬用皮膚外用剤としては、例え
ば薬効成分を含有する各種軟膏剤を挙げることができ
る。軟膏剤としては、油性基剤をベースとするもの、油
/水、水/油型の乳化系基剤をベースとするもののいず
れであってもよい。薬効成分としては、特に制限はな
く、例えば鎮痛消炎剤、鎮痒剤、収斂剤、殺菌消毒剤、
皮膚軟化剤、ホルモン剤等を必要に応じて適宜使用する
ことができる。また、化粧料としては、種々の形態、例
えば油/水、水/油型の乳化化粧料、クリーム、化粧乳
液、化粧水、油性化粧料、口紅、ファンデーション、ヘ
アートニック、整髪剤、養毛剤、育毛剤等の皮膚化粧料
とすることができる。
と化粧料に大別される。薬用皮膚外用剤としては、例え
ば薬効成分を含有する各種軟膏剤を挙げることができ
る。軟膏剤としては、油性基剤をベースとするもの、油
/水、水/油型の乳化系基剤をベースとするもののいず
れであってもよい。薬効成分としては、特に制限はな
く、例えば鎮痛消炎剤、鎮痒剤、収斂剤、殺菌消毒剤、
皮膚軟化剤、ホルモン剤等を必要に応じて適宜使用する
ことができる。また、化粧料としては、種々の形態、例
えば油/水、水/油型の乳化化粧料、クリーム、化粧乳
液、化粧水、油性化粧料、口紅、ファンデーション、ヘ
アートニック、整髪剤、養毛剤、育毛剤等の皮膚化粧料
とすることができる。
【0016】これらの外用剤の調製にあたり、好適に用
いられる油としては、例えば流動パラフィン、パラフィ
ンワックス、セレシン、スクワラン等の炭化水素;蜜ロ
ウ、鯨ロウ、カルナバロウ等のワックス類;オリーブ
油、椿油、ホホバ油、ラノリン等の天然動植物油脂;シ
リコーン油;脂肪酸、高級アルコール及びこれらを反応
して得られるエステル油等が挙げられる。また、界面活
性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
トール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル、アルキルリン酸エステル、脂肪酸アルカ
リ金属塩、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル等が用いられる。また、本発明の外用剤組成
物には、更に各種任意成分を配合することができ、例え
ば粘度調整剤としてポリビニルアルコール、カルボキシ
メチルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース等の高分子化合物、ゼラチン、トラガントガ
ム等の天然ガム、エタノール、イソプロパノール等のア
ルコール類が、保湿剤としてはプロピレングリコール、
グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ソルビトール、乳酸、乳酸ナトリウム、
ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が、更に防腐剤とし
てはパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウ
ム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタ
ノール等がそれぞれ挙げられる。
いられる油としては、例えば流動パラフィン、パラフィ
ンワックス、セレシン、スクワラン等の炭化水素;蜜ロ
ウ、鯨ロウ、カルナバロウ等のワックス類;オリーブ
油、椿油、ホホバ油、ラノリン等の天然動植物油脂;シ
リコーン油;脂肪酸、高級アルコール及びこれらを反応
して得られるエステル油等が挙げられる。また、界面活
性剤としてはポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビ
トール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ
油アルキル硫酸エステル、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル、アルキルリン酸エステル、脂肪酸アルカ
リ金属塩、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪
酸エステル等が用いられる。また、本発明の外用剤組成
物には、更に各種任意成分を配合することができ、例え
ば粘度調整剤としてポリビニルアルコール、カルボキシ
メチルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ポリビ
ニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、メチル
セルロース等の高分子化合物、ゼラチン、トラガントガ
ム等の天然ガム、エタノール、イソプロパノール等のア
ルコール類が、保湿剤としてはプロピレングリコール、
グリセリン、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、ソルビトール、乳酸、乳酸ナトリウム、
ピロリドンカルボン酸ナトリウム等が、更に防腐剤とし
てはパラオキシ安息香酸エステル、安息香酸ナトリウ
ム、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、フェノキシエタ
ノール等がそれぞれ挙げられる。
【0017】
【発明の効果】本発明の外用剤組成物は、保湿効果に優
れ、かつ滑らかな使用感を有する。
れ、かつ滑らかな使用感を有する。
【0018】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0019】実施例1 糖タンパク質の製造(1) (a)カルスの誘導 シカクマメ種子を70%エタノール溶液で1分間滅菌
し、更に1%次亜塩素酸ナトリウム溶液で10分間滅菌
した後、滅菌水で洗浄した。滅菌された種子を無菌的に
発芽させ、発芽後5日目の幼植物の胚軸部分をカルス誘
導用培地に接種した。カルス誘導用培地には0.8%の
寒天を含むLinsmaier−skoogの培地を用
いた。植物ホルモンとしてはオーキシンとして1×10
-5Mの2,4−Dとサイトカイニンとして1×10-6M
のカイネチンを添加した。炭素源としては3%サッカロ
ースを添加した。この培地を0.1MのKOHでpH5.
7に調整した後、オートクレーブにより120℃、1.
2気圧で20分間滅菌した。培養は25±1℃暗黒下で
行われた。30〜60日間の培養でそれぞれの外植片か
らカルスが誘導された。
し、更に1%次亜塩素酸ナトリウム溶液で10分間滅菌
した後、滅菌水で洗浄した。滅菌された種子を無菌的に
発芽させ、発芽後5日目の幼植物の胚軸部分をカルス誘
導用培地に接種した。カルス誘導用培地には0.8%の
寒天を含むLinsmaier−skoogの培地を用
いた。植物ホルモンとしてはオーキシンとして1×10
-5Mの2,4−Dとサイトカイニンとして1×10-6M
のカイネチンを添加した。炭素源としては3%サッカロ
ースを添加した。この培地を0.1MのKOHでpH5.
7に調整した後、オートクレーブにより120℃、1.
2気圧で20分間滅菌した。培養は25±1℃暗黒下で
行われた。30〜60日間の培養でそれぞれの外植片か
らカルスが誘導された。
【0020】(b)カルスの継代培養 (a)において誘導されたそれぞれのカルスは誘導用培
地と同一の培地を用いて同一条件下で培養され、30日
おきに新しい培地に移植された。
地と同一の培地を用いて同一条件下で培養され、30日
おきに新しい培地に移植された。
【0021】(c)振とう培養 (b)において10代以上継代培養されたカルスについ
て、上記カルス培養培地と同様の成分からなる液体培地
に塩化ナトリウムを2重量%添加した糖タンパク質生産
用培地を用いて振とう培養を行った。培地の量は、50
0ml容の三角フラスコあたり250mlとした。カルスは
新鮮重で25gを接種し、25±1℃、暗黒下、120
rpm で20日間振とう培養した。
て、上記カルス培養培地と同様の成分からなる液体培地
に塩化ナトリウムを2重量%添加した糖タンパク質生産
用培地を用いて振とう培養を行った。培地の量は、50
0ml容の三角フラスコあたり250mlとした。カルスは
新鮮重で25gを接種し、25±1℃、暗黒下、120
rpm で20日間振とう培養した。
【0022】(d)糖タンパク質の採取方法 (c)の培養液から遠心分離又は濾過により細胞を除
き、培養液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し
た。この濃縮培養液に約3倍量のエタノールを加え、5
℃で12時間静置し沈殿を得た。この沈殿を遠心分離に
より回収し、70%エタノールで洗浄した後、凍結乾燥
により水分を除去した。上記の方法によりシカクマメカ
ルスから0.5g/l/20日の糖タンパク質が得られ
た。この糖タンパク質は次のような物性を有していた。
き、培養液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し
た。この濃縮培養液に約3倍量のエタノールを加え、5
℃で12時間静置し沈殿を得た。この沈殿を遠心分離に
より回収し、70%エタノールで洗浄した後、凍結乾燥
により水分を除去した。上記の方法によりシカクマメカ
ルスから0.5g/l/20日の糖タンパク質が得られ
た。この糖タンパク質は次のような物性を有していた。
【0023】
【表1】 外観 白〜灰白色 糖含量 87% タンパク質含量 8% 構成糖 アラビノース、ガラクトース、ラムノース、ウロン酸、 (微量成分:グルコース、フコース、マンノース、キシ ロース) 水分含量 5%
【0024】実施例2 糖タンパク質の製造(2) (a)カルスの誘導 インゲンマメ種子を70%エタノール溶液で1分間滅菌
し、更に1%次亜塩素酸ナトリウム溶液で10分間滅菌
した後、滅菌水で洗浄した。滅菌された種子をを無菌的
に発芽させ、発芽後5日目の胚軸部分をカルス誘導用培
地に接種した。カルス誘導用培地には0.8%の寒天を
含むLinsmaier−skoogの培地を用いた。
植物ホルモンとしてはオーキシンとして1×10-5Mの
NAAとサイトカイニンとして1×10-5MのBAを添
加した。炭素源としては3%サッカロースを添加した。
この培地を0.1MのKOHでpH5.7に調整した後、
オートクレーブにより120℃、1.2気圧で20分間
滅菌した。培養は25±1℃暗黒下で行われた。20〜
40日間の培養でそれぞれの外殖片からカルスが誘導さ
れた。 (b)カルスの継代培養 (a)において誘導されたそれぞれのカルスは誘導用培
地と同一の培地を用いて同一条件下で培養され、30日
おきに新しい培地に移植された。 (c)振とう培養 (b)において10代以上継代培養されたカルスについ
て、上記カルス培養培地の植物ホルモン濃度を、1×1
0-4M NAA+1×10-5M BAに変え、植物ホル
モン以外の成分は同様の成分からなる液体培地を用いて
振とう培養を行った。培地の量は、500ml容の三角フ
ラスコあたり250mlとした。カルスは新鮮重で25g
を接種し、25±1℃、暗黒下、120rpm で20日間
振とう培養した。 (d)糖タンパク質の採取方法 (c)の培養液から遠心分離又は濾過により細胞を除
き、培養液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し
た。この濃縮培養液に約3倍量のエタノールを加え、5
℃で12時間静置し沈殿を得た。この沈殿を遠心分離に
より回収し、70%エタノールで洗浄した後、凍結乾燥
により水分を除去した。上記の方法により0.1g/l
/20日の糖タンパク質が得られた。このタンパク質は
次のような物性を有していた。
し、更に1%次亜塩素酸ナトリウム溶液で10分間滅菌
した後、滅菌水で洗浄した。滅菌された種子をを無菌的
に発芽させ、発芽後5日目の胚軸部分をカルス誘導用培
地に接種した。カルス誘導用培地には0.8%の寒天を
含むLinsmaier−skoogの培地を用いた。
植物ホルモンとしてはオーキシンとして1×10-5Mの
NAAとサイトカイニンとして1×10-5MのBAを添
加した。炭素源としては3%サッカロースを添加した。
この培地を0.1MのKOHでpH5.7に調整した後、
オートクレーブにより120℃、1.2気圧で20分間
滅菌した。培養は25±1℃暗黒下で行われた。20〜
40日間の培養でそれぞれの外殖片からカルスが誘導さ
れた。 (b)カルスの継代培養 (a)において誘導されたそれぞれのカルスは誘導用培
地と同一の培地を用いて同一条件下で培養され、30日
おきに新しい培地に移植された。 (c)振とう培養 (b)において10代以上継代培養されたカルスについ
て、上記カルス培養培地の植物ホルモン濃度を、1×1
0-4M NAA+1×10-5M BAに変え、植物ホル
モン以外の成分は同様の成分からなる液体培地を用いて
振とう培養を行った。培地の量は、500ml容の三角フ
ラスコあたり250mlとした。カルスは新鮮重で25g
を接種し、25±1℃、暗黒下、120rpm で20日間
振とう培養した。 (d)糖タンパク質の採取方法 (c)の培養液から遠心分離又は濾過により細胞を除
き、培養液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮し
た。この濃縮培養液に約3倍量のエタノールを加え、5
℃で12時間静置し沈殿を得た。この沈殿を遠心分離に
より回収し、70%エタノールで洗浄した後、凍結乾燥
により水分を除去した。上記の方法により0.1g/l
/20日の糖タンパク質が得られた。このタンパク質は
次のような物性を有していた。
【0025】
【表2】 外観 白〜白灰色 糖含量 81% タンパク質含量 16% 構成糖 アラビノース、ガラクトース、ラムノース、ウロン 酸(微量成分:グルコース、フコース、マンノース 、キシロース) 水分含量 3%
【0026】実施例3 化粧水 下記に示す処方、製法により化粧水を調製し、その保湿
効果及び使用感を調べた。結果を表4及び表5に示す。
効果及び使用感を調べた。結果を表4及び表5に示す。
【0027】
【表3】 (処方) 本発明品(%) 比較品(%) (1)実施例1で得た糖タンパク質 0.5 − (2)1,3−ブチレングリコール 2.5 2.5 (3)グリセリン(86%) 0.5 0.5 (4)ポリエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.5 0.5 (5)乳酸 0.05 0.05 (6)乳酸ナトリウム 0.7 0.7 (7)エタノール 7.0 7.0 (8)メチルパラベン 0.1 0.1 (9)香料 0.05 0.05 (10)精製水 88.1 88.6
【0028】(製法)精製水は(1)、(2)、
(3)、(5)、(6)を加温溶解し、室温に戻した
後、エタノールに(4)、(8)、(9)を溶解したも
のをゆっくり加えて可溶化し、濾過して化粧水を得た。
(3)、(5)、(6)を加温溶解し、室温に戻した
後、エタノールに(4)、(8)、(9)を溶解したも
のをゆっくり加えて可溶化し、濾過して化粧水を得た。
【0029】(保湿効果測定法)実施例3で得た化粧水
と比較品とを用いて、保湿効果試験を行った。すなわ
ち、健常人の前腕部に本発明品及び比較品の化粧水を2
0μl/4cm2塗布し、1時間後の角層水分量を測定した
(N=5、IBS社製SKICON−200)。
と比較品とを用いて、保湿効果試験を行った。すなわ
ち、健常人の前腕部に本発明品及び比較品の化粧水を2
0μl/4cm2塗布し、1時間後の角層水分量を測定した
(N=5、IBS社製SKICON−200)。
【0030】(使用テスト方法)20〜35才の女性2
0名に対し、使用中の滑らかさとその持続性、べたつ
き、しっとり感の項目について、本発明品と比較品の使
用テスト(コンペア評価)を行った。
0名に対し、使用中の滑らかさとその持続性、べたつ
き、しっとり感の項目について、本発明品と比較品の使
用テスト(コンペア評価)を行った。
【0031】
【表4】
【0032】本発明品塗布部位の水分量は、比較品塗布
部位より明らかに増加しており糖タンパク質配合化粧水
の高い保湿効果が確認された。
部位より明らかに増加しており糖タンパク質配合化粧水
の高い保湿効果が確認された。
【0033】
【表5】
【0034】糖タンパク質を配合した本発明品の化粧水
は、使用中の滑らかさとその持続性が顕著であり、しっ
とり感が強いわりにはべたつき感が少ないという特徴的
な使用感を有していた。
は、使用中の滑らかさとその持続性が顕著であり、しっ
とり感が強いわりにはべたつき感が少ないという特徴的
な使用感を有していた。
【0035】実施例4 乳液
【0036】
【表6】 (処方) (1)流動パラフィン 4.0(%) (2)スクワラン 4.0 (3)セタノール 0.5 (4)ステアリン酸 1.5 (5)モノオレイン酸ソルビタン 1.0 (6)モノオレイン酸エチレンソルビタン(20E.O.) 1.0 (7)モノステアリン酸グリセリン 0.5 (8)エチルパラベン 0.2 (9)グリセリン 3.0 (10)1,3−ブチレングリコール 5.0 (11)糖タンパク質(実施例1) 0.3 (12)香料 0.05 (13)精製水 78.95
【0037】(製法)(1)〜(8)、(12)を加熱
溶解し、70℃に保つ(油相)。(9)〜(11)を精
製水に加熱溶解し、徐々に油相に加えて乳化し、徐冷し
て乳液を得た。
溶解し、70℃に保つ(油相)。(9)〜(11)を精
製水に加熱溶解し、徐々に油相に加えて乳化し、徐冷し
て乳液を得た。
【0038】実施例5 クリーム
【0039】
【表7】 (処方) (1)ワセリン 8.0(%) (2)ラノリン 2.0 (3)スクワラン 20.0 (4)セタノール 5.0 (5)モノステアリン酸グリセリン 2.0 (6)ポリオキシエチレンモノラウリン酸ソルビタン (20E.O.) 2.0 (7)エチルパラベン 0.2 (8)グリセリン 5.0 (9)1,3−ブチレングリコール 5.0 (10)糖タンパク質(実施例1) 0.5 (11)香料 0.1 (12)精製水 50.2
【0040】(製法)(1)〜(7)と(11)を加熱
溶解し、70℃に保つ(油相)。(8)〜(10)を精
製水に加熱溶解したものに、攪拌しながら徐々に油相を
加える。ホモミキサー処理した後、急冷してクリームを
得た。
溶解し、70℃に保つ(油相)。(8)〜(10)を精
製水に加熱溶解したものに、攪拌しながら徐々に油相を
加える。ホモミキサー処理した後、急冷してクリームを
得た。
【0041】実施例6 パック
【0042】
【表8】 (処方) (1)ポリビニルアルコール 18.0(%) (2)ポリエチレングリコール 2.0 (3)1,3−ブチレングリコール 5.0 (4)糖タンパク質(実施例1) 0.5 (5)エタノール 8.0 (6)メチルパラベン 0.1 (7)香料 0.05 (8)精製水 66.35
【0043】(製法)精製水に(2)〜(4)、(6)
を加え、攪拌溶解し、次にポリビニルアルコールを加え
加熱攪拌する。ここに香料を溶解したエタノールを加え
て溶解してパックを得た。
を加え、攪拌溶解し、次にポリビニルアルコールを加え
加熱攪拌する。ここに香料を溶解したエタノールを加え
て溶解してパックを得た。
【0044】実施例7 エッセンス
【0045】
【表9】 (処方) (1)糖タンパク質(実施例1) 1.0(%) (2)1,3−ブチレングリコール 20.0 (3)グリセリン 15.0 (4)ポリエチレングリコール 5.0 (5)ポリオキシエチレンヘキサデシルエーテル(20E.O.) 0.1 (6)クエン酸 0.05 (7)クエン酸ナトリウム 0.5 (8)メチルパラベン 0.2 (9)香料 0.1 (10)精製水 58.05
【0046】(製法)(1)〜(8)を精製水に加熱溶
解したものに、(9)を加えて可溶化しエッセンスを得
た。
解したものに、(9)を加えて可溶化しエッセンスを得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C12P 21/00 C12R 1:91)
Claims (5)
- 【請求項1】 アラビノース、ガラクトース、ラムノー
ス及びウロン酸を主要構成糖とする糖含量50〜97%
の糖タンパク質を含有する外用剤組成物。 - 【請求項2】 糖タンパク質が、植物細胞を培養するこ
とにより得られるものである請求項1記載の外用剤組成
物。 - 【請求項3】 糖タンパク質が、マメ科に属する植物細
胞を培養することにより得られるものである請求項1記
載の外用剤組成物。 - 【請求項4】 化粧料である請求項1〜3のいずれかに
記載の外用剤組成物。 - 【請求項5】 薬用皮膚外用剤である請求項1〜3のい
ずれかに記載の外用剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021715A JPH07233036A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 外用剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6021715A JPH07233036A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 外用剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07233036A true JPH07233036A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12062773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6021715A Pending JPH07233036A (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 外用剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07233036A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003015724A1 (fr) * | 2001-08-21 | 2003-02-27 | Shiseido Company, Ltd. | Substances capables de potentialiser la productivite de la laminine 5 dans des cellules epidermiques et utilisation desdites substances |
WO2022080197A1 (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-21 | 日油株式会社 | 消毒用組成物 |
-
1994
- 1994-02-21 JP JP6021715A patent/JPH07233036A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003015724A1 (fr) * | 2001-08-21 | 2003-02-27 | Shiseido Company, Ltd. | Substances capables de potentialiser la productivite de la laminine 5 dans des cellules epidermiques et utilisation desdites substances |
KR100892888B1 (ko) * | 2001-08-21 | 2009-04-15 | 가부시키가이샤 시세이도 | 표피세포에 있어서의 라미닌 5 생산능을 증강시킬 수 있는물질 및 이들의 사용 |
EP2113245A3 (en) * | 2001-08-21 | 2010-01-13 | Shiseido Company, Ltd. | Substances capable of potentiating laminin 5 productivity in epidermal cells and their use |
WO2022080197A1 (ja) * | 2020-10-13 | 2022-04-21 | 日油株式会社 | 消毒用組成物 |
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