JP3242398B2 - 化粧料 - Google Patents
化粧料Info
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- JP3242398B2 JP3242398B2 JP18919390A JP18919390A JP3242398B2 JP 3242398 B2 JP3242398 B2 JP 3242398B2 JP 18919390 A JP18919390 A JP 18919390A JP 18919390 A JP18919390 A JP 18919390A JP 3242398 B2 JP3242398 B2 JP 3242398B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビタミンC誘導体とガム質とセルロース系
高分子を配合することを特徴とし、皮膚に対しては優れ
た美白効果を有し、且つ保湿効果が高く、安定性の高い
化粧料に関する。
高分子を配合することを特徴とし、皮膚に対しては優れ
た美白効果を有し、且つ保湿効果が高く、安定性の高い
化粧料に関する。
〔従来の技術〕 従来、化粧料において優れた美白効果と優れた保湿効
果を持たせる為には、ビタミンC誘導体と高分子化合物
が配合されている。しかし、保湿効果を付与するために
イオン性の高分子と併用した場合、塩析効果の為に高分
子が固まり沈澱を生じたり、ノニオン性の高分子と併用
した場合、経時で粘度が低下し、保湿効果がそこなわれ
る欠点があった。これらの現象は、ビタミンC誘導体の
配合量を増やすと顕著であり、十分な美白効果、保湿効
果を得ることが難しかった。
果を持たせる為には、ビタミンC誘導体と高分子化合物
が配合されている。しかし、保湿効果を付与するために
イオン性の高分子と併用した場合、塩析効果の為に高分
子が固まり沈澱を生じたり、ノニオン性の高分子と併用
した場合、経時で粘度が低下し、保湿効果がそこなわれ
る欠点があった。これらの現象は、ビタミンC誘導体の
配合量を増やすと顕著であり、十分な美白効果、保湿効
果を得ることが難しかった。
本発明者は、こうした事情にかんがみ、上記従来技術
の欠点を改良するべく鋭意研究を重ねた結果、ビタミン
C誘導体とガム質及びセルロース系高分子を配合するこ
とにより、経時安定性、保湿効果を損なうことのない、
美白効果に優れた化粧料が得られることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
の欠点を改良するべく鋭意研究を重ねた結果、ビタミン
C誘導体とガム質及びセルロース系高分子を配合するこ
とにより、経時安定性、保湿効果を損なうことのない、
美白効果に優れた化粧料が得られることを見い出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、アスコルビン酸リン酸エステル
とガム質とセルロース系高分子とが水相に溶解されて配
合されてなることを特徴とする皮膚用化粧料(但し、油
相/水相/油相型乳化化粧料を除く) 以下、本発明の構成について詳述する。
とガム質とセルロース系高分子とが水相に溶解されて配
合されてなることを特徴とする皮膚用化粧料(但し、油
相/水相/油相型乳化化粧料を除く) 以下、本発明の構成について詳述する。
本発明に適用されるビタミンC誘導体(以下、VC誘導
体と略す)は、ビタミンCすなわちL−アスコルビン酸
の誘導体であり、L−アスコルビン酸アルキルエステ
ル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコル
ビン酸硫酸エステル等が挙げられ、具体例としては、パ
ルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−ア
スコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソ
パルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アス
コルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジステ
アリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−ア
スコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリ
スチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコ
ルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、2−エ
チルヘキサン酸L−アスコルビル、ジ2−エチルヘキサ
ン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、
ジオレイン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸
アルキルエーテル、L−アスコルビン酸−2−リン酸エ
ステル、L−アスコルビン酸−3−リン酸エステル、DL
−α−トコフェノール−2−L−アスコルビン酸リン酸
ジエステル等のL−アスコルビン酸リン酸エステル、L
−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビ
ン酸−3−硫酸エステル等のL−アスコルビン酸硫酸エ
ステル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合
して用いられるものである。また、本発明に於いては、
これらの塩も使用可能であり、ナトリウム塩、カリウム
塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩
等のアルカリ土類金属塩等が好適に用いられる。
体と略す)は、ビタミンCすなわちL−アスコルビン酸
の誘導体であり、L−アスコルビン酸アルキルエステ
ル、L−アスコルビン酸リン酸エステル、L−アスコル
ビン酸硫酸エステル等が挙げられ、具体例としては、パ
ルミチン酸L−アスコルビル、イソパルミチン酸L−ア
スコルビル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、ジイソ
パルミチン酸L−アスコルビル、ステアリン酸L−アス
コルビル、イソステアリン酸L−アスコルビル、ジステ
アリン酸L−アスコルビル、ジイソステアリン酸L−ア
スコルビル、ミリスチン酸L−アスコルビル、イソミリ
スチン酸L−アスコルビル、ジミリスチン酸L−アスコ
ルビル、ジイソミリスチン酸L−アスコルビル、2−エ
チルヘキサン酸L−アスコルビル、ジ2−エチルヘキサ
ン酸L−アスコルビル、オレイン酸L−アスコルビル、
ジオレイン酸L−アスコルビル等のL−アスコルビン酸
アルキルエーテル、L−アスコルビン酸−2−リン酸エ
ステル、L−アスコルビン酸−3−リン酸エステル、DL
−α−トコフェノール−2−L−アスコルビン酸リン酸
ジエステル等のL−アスコルビン酸リン酸エステル、L
−アスコルビン酸−2−硫酸エステル、L−アスコルビ
ン酸−3−硫酸エステル等のL−アスコルビン酸硫酸エ
ステル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合
して用いられるものである。また、本発明に於いては、
これらの塩も使用可能であり、ナトリウム塩、カリウム
塩等のアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウム塩
等のアルカリ土類金属塩等が好適に用いられる。
上記VC誘導体の中でもL−アスコルビン酸リン酸エス
テル又はその塩は、ガム質及びセルロース系高分子と共
に化粧料に配合した場合に、特に好ましい結果が得ら
れ、本発明に於いては、好適に用いられるものである。
上記のVC誘導体は、主として公知の合成的手法により得
られるものであるが、もちろん、その他の方法により得
られたものでも使用可能であり、市販されているビタミ
ンCの誘導体が使用可能である。
テル又はその塩は、ガム質及びセルロース系高分子と共
に化粧料に配合した場合に、特に好ましい結果が得ら
れ、本発明に於いては、好適に用いられるものである。
上記のVC誘導体は、主として公知の合成的手法により得
られるものであるが、もちろん、その他の方法により得
られたものでも使用可能であり、市販されているビタミ
ンCの誘導体が使用可能である。
VC誘導体の化粧料への配合量は化粧料全量中の0.001
〜15重量%が好ましいが、美白効果及び化粧料としてべ
たつき等の弊害を有さない点で0.01〜5重量%配合が特
に好ましい。なお、0.05重量%以上でガム質及びセルロ
ース系高分子の添加効果が顕著にあらわれる。
〜15重量%が好ましいが、美白効果及び化粧料としてべ
たつき等の弊害を有さない点で0.01〜5重量%配合が特
に好ましい。なお、0.05重量%以上でガム質及びセルロ
ース系高分子の添加効果が顕著にあらわれる。
本発明で用いられるガム質は、天然にある植物から分
泌される樹脂、もしくは、細菌が生産する多糖類で、水
または、有機溶媒に溶けて高粘度粘液質を形成するもの
であり、キサンタンガム、アラビアゴム、ベンゾインゴ
ム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラ
ヤゴム、トラガカントゴム、キャロブゴム、クインスシ
ードなどがあげられ、これらの1種又は2種以上を混合
して用いられる。上記のガム質のなかでも、特にキサン
タンガムが好適である。ガム質の配合量は、化粧料全量
中の0.001〜10重量%が好ましいが、化粧料として、し
っとりさを保持しつつ、べたつきや経時による変臭、変
色をおこさない点で0.01〜5重量%配合が特に好まし
い。
泌される樹脂、もしくは、細菌が生産する多糖類で、水
または、有機溶媒に溶けて高粘度粘液質を形成するもの
であり、キサンタンガム、アラビアゴム、ベンゾインゴ
ム、ダンマルゴム、グアヤク脂、アイルランド苔、カラ
ヤゴム、トラガカントゴム、キャロブゴム、クインスシ
ードなどがあげられ、これらの1種又は2種以上を混合
して用いられる。上記のガム質のなかでも、特にキサン
タンガムが好適である。ガム質の配合量は、化粧料全量
中の0.001〜10重量%が好ましいが、化粧料として、し
っとりさを保持しつつ、べたつきや経時による変臭、変
色をおこさない点で0.01〜5重量%配合が特に好まし
い。
本発明で用いられるセルロース系高分子は、セルロー
ス分子中の水酸基が置換されたものであり、メチルセル
ロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセル
ロースなどがあげられ、これらの1種又は2種以上を混
合して用いられる。セルロース系高分子の配合量は、化
粧料全量中の0.001〜10.0重量%が好ましいが、化粧料
として、しっとりさがあり、べたつきや他の配合成分の
析出、経時による変臭、変色をおこさない点で0.01〜5.
0重量%配合が特に好ましい。
ス分子中の水酸基が置換されたものであり、メチルセル
ロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセル
ロースなどがあげられ、これらの1種又は2種以上を混
合して用いられる。セルロース系高分子の配合量は、化
粧料全量中の0.001〜10.0重量%が好ましいが、化粧料
として、しっとりさがあり、べたつきや他の配合成分の
析出、経時による変臭、変色をおこさない点で0.01〜5.
0重量%配合が特に好ましい。
ガム質とセルロース系高分子の配合比は重量比で20/1
〜1/20が好ましく10/1〜1/10が特に好ましい。
〜1/20が好ましく10/1〜1/10が特に好ましい。
本発明の化粧料には前記の必須成分に加えて、必要に
より、化粧料のタイプに応じて、粉末、顔料、油分、保
湿剤、界面活性剤、酸化防止剤、増粘剤、有機溶剤、可
溶剤、防腐防黴剤、香料等、通常化粧料に用いられる成
分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合でき
る。
より、化粧料のタイプに応じて、粉末、顔料、油分、保
湿剤、界面活性剤、酸化防止剤、増粘剤、有機溶剤、可
溶剤、防腐防黴剤、香料等、通常化粧料に用いられる成
分を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合でき
る。
本発明の化粧料の剤型は任意であり、溶液系、可溶化
系、乳化系、粉末分散系、水−二層系、水−油−粉末三
層系等どのような剤型でも構わない。また、本発明の化
粧料の用途は任意であるが、化粧水、乳液、クリーム、
パック、ファンデーション、ボディー化粧料、クレンジ
ングフォーム等の化粧料が特に好ましい。
系、乳化系、粉末分散系、水−二層系、水−油−粉末三
層系等どのような剤型でも構わない。また、本発明の化
粧料の用途は任意であるが、化粧水、乳液、クリーム、
パック、ファンデーション、ボディー化粧料、クレンジ
ングフォーム等の化粧料が特に好ましい。
次にビタミンC誘導体とガム質とセルロース系高分子
の組み合わせ配合による効果を、実施例をあげて更に説
明する。なお、効果の測定は、以下の評価法によった。
配合量は重量%である。
の組み合わせ配合による効果を、実施例をあげて更に説
明する。なお、効果の測定は、以下の評価法によった。
配合量は重量%である。
<美白効果及び保湿効果の評価> 男女混合計20名をパネラーとし、左上腕内側部に対照
品を、右上腕内側部に本発明品を、それぞれ1日2回通
常の使用状態と同様に塗布し、これを30日間続けた後、
官能にて肌のつや、くすみについて判定し、美白効果を
又、塗布部位の角層内水分量を測定し、保湿効果を評価
した。なお、評価の基準は、以下のとおりである。
品を、右上腕内側部に本発明品を、それぞれ1日2回通
常の使用状態と同様に塗布し、これを30日間続けた後、
官能にて肌のつや、くすみについて判定し、美白効果を
又、塗布部位の角層内水分量を測定し、保湿効果を評価
した。なお、評価の基準は、以下のとおりである。
☆美白効果 ◎ 15名以上の人がつや、くすみが改善されたと感じ
た ○ 10名以上の人がつや、くすみが改善されたと感じ
た △ 5名以上の人がつや、くすみが改善されたと感じ
た × つや、くすみが改善されたと感じた人が4名以下
であった ☆保湿効果 ◎ 15名以上の人が角層内水分量が増加した ○ 10名以上の人が角層内水分量が増加した △ 5名以上の人が角層内水分量が増加した × 角層内水分量が増加した人が4名以下であった <安定性の評価> 各試料を0℃、室温、50℃の各恒温槽に1カ月保存
し、0℃保存品に対する室温、50℃保存品の粘度の変化
の程度を以下のように評価した。
た ○ 10名以上の人がつや、くすみが改善されたと感じ
た △ 5名以上の人がつや、くすみが改善されたと感じ
た × つや、くすみが改善されたと感じた人が4名以下
であった ☆保湿効果 ◎ 15名以上の人が角層内水分量が増加した ○ 10名以上の人が角層内水分量が増加した △ 5名以上の人が角層内水分量が増加した × 角層内水分量が増加した人が4名以下であった <安定性の評価> 各試料を0℃、室温、50℃の各恒温槽に1カ月保存
し、0℃保存品に対する室温、50℃保存品の粘度の変化
の程度を以下のように評価した。
A ほとんど変化なし B 50℃で粘度低下を生じる C 室温、50℃両方で粘度低下を生じる 試験例 表1の処方に基づき、常法によりローションを製造
し、美白効果、保湿効果、安定性を評価した。
し、美白効果、保湿効果、安定性を評価した。
実施例3 モイスチャーローション A ワセリン 1.0 流動パラフィン 2.0 酢酸トコフェロール 0.5 POE(20)オレイン酸 1.0 グリセリンモノエレート 1.0 プロピルパラベン 0.2 香料 0.1 B プロピレングリコール 1.0 アラビアゴム 0.03 エチルセルロース 0.05 L−アスコルビン酸−3−硫酸エステルカリウム塩 0.05 精製水 残余 (製造法) Aに属する油相部の原料およびBに属する水相部の原
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化処理する。乳化物を
熱交換機にて終温30℃まで冷却する。
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化処理する。乳化物を
熱交換機にて終温30℃まで冷却する。
上記で得られたモイスチャーローションは、美白効
果、保湿効果、安定性ともにすぐれたものであった。
果、保湿効果、安定性ともにすぐれたものであった。
実施例4 ナイトクリーム A セタノール 2.0 ワセリン 2.0 スクワラン 21.0 グリセリンモノ脂肪酸エステル 2.2 Tween 60 2.8 イソプロピルミリステート 6.0 グリチルレチン酸ステアリル 0.5 エチルパラベン 0.3 香料 0.2 B グリセリン 10.0 プロピレングリコール 5.0 クインスシード 2.0 キサンタンガム 0.5 カルボキシメチルセルロース 5.0 L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウ
ム塩 0.02 精製水 残余 (製造法) Aに属する油相部の原料およびBに属する水相部の原
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化処理する。乳化物を
熱交換機にて終温30℃まで冷却したのち充てんを行う。
ム塩 0.02 精製水 残余 (製造法) Aに属する油相部の原料およびBに属する水相部の原
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化処理する。乳化物を
熱交換機にて終温30℃まで冷却したのち充てんを行う。
上記で得られたナイトクリームは、美白効果、保湿効
果、安定性ともにすぐれたものであった。
果、安定性ともにすぐれたものであった。
実施例5 ファンデーション A セタノール 3.5 脱臭ラノリン 4.0 ホホバ油 5.0 ワセリン 2.0 スクワラン 6.0 グリセリンモノ脂肪酸エステル 2.5 POE(60)硬化ヒマシ油 1.5 POE(25)セチルエーテル 1.0 アスコルビン酸ジパルミテート 0.5 エチルパラベン 0.3 香料 0.1 B グリセリン 2.0 プロピレングリコール 5.0 調合粉末 12.0 タルク 6.2 二酸化チタン 5.0 酸化鉄 Fe2O3 0.32 酸化鉄 Fe3O4 0.08 酸化鉄 FeO(OH) 9.4 L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグネシウ
ム塩 1.0 カラヤゴム 4.0 エチルセルロース 0.8 メチルセルロース 0.2 精製水 残余 (製造法) Aに属する油相部の原料およびBに属する水相部の原
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化する。乳化物を熱交
換機にて終温30℃まで冷却してファンデーションを得
た。
ム塩 1.0 カラヤゴム 4.0 エチルセルロース 0.8 メチルセルロース 0.2 精製水 残余 (製造法) Aに属する油相部の原料およびBに属する水相部の原
料をそれぞれ70℃に加熱し、完全溶解したのち、油相部
を水相部に混合し、乳化機にて乳化する。乳化物を熱交
換機にて終温30℃まで冷却してファンデーションを得
た。
上記で得られたファンデーションは、安定性がよく、
美白効果、保湿効果のいてもすぐれたファンデーション
であった。
美白効果、保湿効果のいてもすぐれたファンデーション
であった。
本発明の化粧料は、ビタミンC誘導体とガム質とセル
ロース高分子を配合することにより、皮膚に対して優れ
た美白効果と高い保湿効果を有し、安定性の高い化粧料
を提供するものである。
ロース高分子を配合することにより、皮膚に対して優れ
た美白効果と高い保湿効果を有し、安定性の高い化粧料
を提供するものである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−178209(JP,A) 特開 昭63−162616(JP,A) 特開 昭52−79032(JP,A) 特開 昭64−9946(JP,A) 特開 昭61−15811(JP,A) 特開 平3−151316(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (2)
- 【請求項1】アスコルビン酸リン酸エステルとガム質と
セルロース系高分子とが水相に溶解されて配合されてな
ることを特徴とする皮膚用化粧料(但し、油相/水相/
油相型乳化化粧料を除く)。 - 【請求項2】ガム質とセルロース系高分子の配合比が重
量比で10/1〜1/10である請求項1記載の皮膚用化粧料
(但し、油相/水相/油相型乳化化粧料を除く)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18919390A JP3242398B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18919390A JP3242398B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0477409A JPH0477409A (ja) | 1992-03-11 |
JP3242398B2 true JP3242398B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=16237075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18919390A Expired - Fee Related JP3242398B2 (ja) | 1990-07-17 | 1990-07-17 | 化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242398B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2724319B1 (fr) * | 1994-09-08 | 1996-10-18 | Oreal | Utilisation d'un compose vegetal pour la fixation d'un parfum dans une composition cosmetique et/ou dermatologique |
JPH11236310A (ja) * | 1997-12-18 | 1999-08-31 | Kose Corp | 化粧料 |
JP6266877B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2018-01-24 | 株式会社コーセー | グリチルレチン酸ステアリル配合乳化組成物 |
-
1990
- 1990-07-17 JP JP18919390A patent/JP3242398B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477409A (ja) | 1992-03-11 |
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