JP3231020B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP3231020B2
JP3231020B2 JP22331198A JP22331198A JP3231020B2 JP 3231020 B2 JP3231020 B2 JP 3231020B2 JP 22331198 A JP22331198 A JP 22331198A JP 22331198 A JP22331198 A JP 22331198A JP 3231020 B2 JP3231020 B2 JP 3231020B2
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    • HELECTRICITY
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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    • HELECTRICITY
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    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
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    • H10B12/038Making the capacitor or connections thereto the capacitor being in a trench in the substrate
    • H10B12/0385Making a connection between the transistor and the capacitor, e.g. buried strap

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は導電体と半導体領域
との良好な電気的接続を実現するための構造に係り、特
にダイナミックRAM(DRAM)等の高集積化が要求
される半導体装置の新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年半導体集積回路は高集積密度化が進
み、特にDRAMに於いてギガビットレベルの高集積密
度が要求されている。このような半導体集積回路の高集
積密度化に伴い、配線の微細化と多層化が必須技術にな
っている。また、同時に半導体装置の構造は平面的構造
から立体的構造への採用が不可避となりつつあり、平面
的には今までより小さい投影面積で、実質的には今まで
と同等あるいはそれ以上の接触面積を得る技術が採用さ
れている。通常1セル1トランジスタ型のDRAMは、
半導体基板中あるいは層間絶縁膜中に形成された電荷蓄
積容量部と、この電荷蓄積容量部に接続された選択トラ
ンジスタとでメモリセルが構成されている。この場合、
選択トランジスタの主電極領域と電荷蓄積容量部とを接
続するための構造は、メモリサイズが微細化されるに従
い、ますます微細構造が要求されてきている。したがっ
てこの接続部の構造やこれに必要なプロセスに対して多
くの工夫が要求されるようになってきている。
【0003】以下に従来のDRAMの基板コンタクトの
問題点を電荷蓄積容量部と選択トランジスタのソース領
域を接続する部分に着目して説明する。
【0004】図12は、DRAMのメモリセル部の一部
の断面図である。図12に示すようにp- ウェル52上
に、n+ ソース領域61およびn+ ドレイン領域62か
らなる選択トランジスタが配置されている。更に、n+
ソース領域61の左側には、一部図示を省略した電荷蓄
積容量部(トレンチキャパシタ)の一方の電極55、お
よびその上の電極56が位置し、n+ 埋め込みコンタク
ト69によりn+ ソース領域61とトレンチキャパシタ
は電気的に接続されている。また、他のメモリセル選択
トランジスタとの絶縁をとるために、各メモリセルの周
囲は素子分離絶縁膜(STI領域)2が配置されている
(図12においては電荷蓄積容量部の左にその一部が示
されている)。n+ ドレイン領域62とビット線92と
はコンタクトプラグ12を介して互いに接続されてい
る。この構造において、n+ 埋め込みコンタクト69と
- ウェル52は逆方向バイアスがかけられ電流は流れ
ないようになっている。
【0005】図12に示したDRAMの製造工程は以下
のようである。
【0006】(a)まず、(100)面のシリコン基板
上にプレート領域となるn型領域(図示省略)を形成
し、その上にp- ウェル52を形成する。次に図14に
示すように電荷蓄積容量部形成用のトレンチをプレート
領域に達するまで形成する。トレンチ側壁には(11
0)面のシリコンが露出する。このシリコンが露出した
トレンチ側壁および底面に容量絶縁膜(図示省略)を形
成し、さらに電荷蓄積容量部となるヒ素をドープした第
1のn+ ポリシリコン(図示省略)を形成する。そして
第1のn+ ポリシリコンをエッチバックし、トレンチの
上部の側壁にカラー酸化膜(シリコン酸化膜)54を形
成し、第1のn+ ポリシリコンの上にはヒ素をドープし
た第2のn+ ポリシリコン55を形成する。
【0007】(b)次に、カラー酸化膜54と第2のn
+ ポリシリコン55をエッチバックし、ここにノンドー
プのアモルファスシリコン(a−Si)を温度500℃
程度の条件でCVDする。そして、図15に示すようこ
のアモルファスシリコンの上部をエッチバックしアモル
ファスシリコン領域56を形成する。
【0008】(c)次に、図16に示すよう温度900
℃程度の熱処理を行いうと、第2のn+ ポリシリコン5
5中のヒ素がアモルファスシリコン領域56に拡散し、
導電体56が完成する。さらにこのヒ素は導電体56を
抜けてp- ウェル52中にまで拡散し、埋め込みコンタ
クト69が形成される。さらに、この後図16に示すよ
うに素子分離絶縁膜(STI領域)2を形成する。次に
温度900℃程度の条件下でゲート酸化膜3を形成す
る。
【0009】(d)次に、図17に示すようにゲート電
極(ワード線)81、82とシリコン窒化膜4を形成す
る。次にゲート電極81、82とシリコン窒化膜4をマ
スクとしてリンをイオン注入し、その後温度900℃程
度の熱処理を行い、n+ ソース領域61とn+ ドレイン
領域62を形成する。
【0010】(e)ここで図12に戻って説明する。す
なわち、図12に示すように層間絶縁膜(BPSG膜)
8をシリコン窒化膜4の上に成膜する。そして、温度9
00℃程度でリフローを行う。そして層間絶縁膜8中に
コンタクトプラグ12を形成し、最後にビット線92を
形成すれば、図12に示すDRAMのビット線の配線が
完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者らの
検討によればn+ 埋め込みコンタクト69近傍でのリー
ク電流が発生する場合が見いだされた。このリークが発
生すると電荷蓄積容量部に蓄積された電荷が選択トラン
ジスタの開閉によらずn+ ドレイン領域62に流れてし
まい動作不良となる。したがって、本発明者らはこのリ
ークの原因を詳細に調査した。その結果n+ 埋め込みコ
ンタクト69近傍におけるリークの原因は、n+ 埋め込
みコンタクト69およびその近傍に結晶欠陥202が発
生し、この結晶欠陥にそってリーク電流が流れたためで
あるという知見を得た。
【0012】埋め込みコンタクト69のまわりの拡大図
を図13に示す。エッチピットの観察やSEM観察等に
よれば埋め込みコンタクト69に結晶欠陥202が発生
し、p- ウェル52まで伸びていることがわかる。結晶
欠陥201は導電体56にも発生している。そして、埋
め込みコンタクト69内に発生した欠陥202は、導電
体56内に発生した結晶欠陥201から連続して形成さ
れていることがわかる。そして、この結晶欠陥202
は、埋め込みコンタクト69とp- ウェル52の界面に
達しなくても、埋め込みコンタクト69内の空乏領域に
達しさえすればリーク電流の原因となり得るのである。
以下前述の図15から図17そして図13に示した製造
工程の順序に従いこの欠陥の生成過程を述べる。
【0013】まず図15の段階では、導電体56は非晶
質(a−Si)であり結晶欠陥は存在しない。また、今
後形成される埋め込みコンタクト69の位置のp- ウェ
ル52にも結晶欠陥は存在しない。
【0014】全工程での熱工程により結晶化が進むので
あるが、まず、図16の段階では、導電体56は2回の
温度900℃程度の処理を行うことにより、結晶化が開
始する。そしてこの結晶化はa−Si56とシリコン
(埋め込みコンタクト)69との界面から開始されて、
導電体56の内部に向かってエピタキシャル成長するよ
うに進行する。a−Si56結晶化にともない導電体5
6の内部応力が高まり、導電体56の内部に図16に示
すような結晶欠陥201が発生する。この結晶欠陥20
1を介してエピタキシャル成長の基板となった埋め込み
コンタクト69にも内部応力が伝搬し結晶欠陥202を
発生させる。
【0015】次に図17の段階では、n+ ソース領域6
1等の活性化のための熱処理等においてさらにa−Si
56の結晶化が進み、内部応力が蓄積されるので緩和す
るために結晶欠陥201、202がさらに発生し成長す
る。
【0016】最後に図13の段階でリフロー等において
さらにa−Si56の結晶化が進み、内部応力が蓄積さ
れるので緩和するために結晶欠陥201、202がさら
に発生し成長する。最終的に結晶欠陥202は埋め込み
コンタクト69を突き抜けp- ウェル52に達する。
【0017】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは内部電極やプラグ電極等
として機能する導電体と半導体領域との界面における結
晶欠陥の発生と成長を低減させ、結晶欠陥に起因して発
生するpn接合のリーク電流を低減できる高集積密度半
導体集積回路等の半導体装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、第1の半導体領域中に設けられた凹
部に埋め込まれた導電体と第2の半導体領域とが接触す
る構造において、導電体と第2の半導体領域との界面に
おける結晶欠陥の発生と成長を低減させ、結晶欠陥に起
因して発生するpn接合のリーク電流を低減できる高集
積密度半導体集積回路等の半導体装置を提供することに
ある。
【0018】本発明のさらに他の目的は、導電体と半導
体領域の界面が半導体領域に設けられた凹部にある構造
において、導電体と半導体領域との界面における結晶欠
陥の発生と成長を低減させ、結晶欠陥に起因して発生す
るpn接合のリーク電流を低減できる高集積密度半導体
集積回路等の半導体装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】まず、課題を明らかにす
るために結晶欠陥の発生の機構について考察する。そし
て、(a)導電体に異なった面方位に依存したエピタキ
シャル成長が進行して結晶欠陥が発生する過程と、
(b)発生した結晶欠陥が埋め込みコンタクト69に伸
びる過程に分けて検討する。
【0020】(a)エピタキシャル成長は導電体に用い
るアモルファスシリコンや多結晶シリコンが半導体領域
と接触しており、半導体装置製造に必要な種々の熱処理
を経ることにより半導体領域との界面から開始される。
このエピタキシャル成長は本発明者等の検討によれば温
度900℃程度から開始される。さらに、周囲に存在す
る素子分離絶縁膜2等と導電体56との熱膨脹率の差に
より熱処理の際に内部応力が生じる。
【0021】結晶欠陥の発生する場所は導電体と半導体
領域との界面の形状に依存し、特に導電体の角で多くみ
られる。このことを図18(a)の簡略化した構造で説
明する。ここでは、主表面の面方位が(100)面の第
1の半導体領域52と第2の半導体領域61に形成され
た溝の中に導電体56が埋め込まれているとする。ま
た、溝の底には第2の半導体領域の結晶面(100)が
出ており、溝の側面には第2の半導体領域の結晶面(1
10)が出ているものとする。この状態で導電体56を
熱処理すると溝の底と側面とのそれぞれの界面からエピ
タキシャル成長が開始する。このとき溝の底からの上方
向(〈100〉方向)への成長速度と側面からの横方向
(〈110〉方向)への成長速度は互いに異なる。つま
り、別個の面方位を有した成長面が衝突し、この界面に
は結晶構造の不規則性が発生する。これがいわゆる積層
欠陥で今回の結晶欠陥に相当する。
【0022】(b)次に結晶欠陥は熱処理により進行し
伝搬する。したがって所定の半導体製造プロセス中の熱
処理工程を経るうちに図18(b)のように第2の半導
体領域61にも結晶欠陥が生成される。さらに、通常は
エピタキシャル成長の基板となっている第2の半導体領
域にも層間絶縁膜との界面や素子分離絶縁膜との界面に
応力が発生している場合が多く、この応力により結晶欠
陥の伝搬が助長される効果が加わる。
【0023】以上、2つの過程から、結晶欠陥の発生と
成長を抑えるためには導電体と半導体領域との界面から
エピタキシャル成長を開始させないことであることがわ
かる。
【0024】このような知見を基礎として、本発明の第
一の特徴は、第1導電型の第1の半導体領域と、第1の
半導体領域の表面の一部に設けられた第2導電型の第2
の半導体領域と、第2の半導体領域と接して、第1の半
導体領域中に設けられた凹部と、この凹部に埋め込まれ
た導電体領域と、この導電体領域と第2の半導体領域と
の界面に設けられ導電体領域および第2の半導体領域と
は結晶構造が異なる厚さ0.1nmから2nmまでの薄
膜と、導電体領域と第1の半導体領域との界面に設けら
れた絶縁膜とを少なくとも有する半導体装置であること
である。ここで、第1導電型と第2導電型とは互いに反
対の導電型である。例えば、第1導電型をn型とすれ
ば、第2導電型はp型であり、第1導電型をp型とすれ
ば、第2導電型はn型である。また、第1の半導体領域
とは半導体基板そのものでもよく、ウェル領域であって
もよい。第1および第2の半導体領域の材料としてはた
とえば単結晶シリコンや単結晶ガリウム砒素(GaA
s)等が代表的である。第1および第2の半導体領域を
単結晶シリコンとした場合には、導電体の材料としては
たとえばアモルファスシリコンや多結晶シリコン等を用
いる場合が本発明の適応範囲として好適であるが、エピ
タキシャル成長が可能であれば金属でもかまわない。
「導電体領域と第1の半導体領域との界面に設けられた
絶縁膜」とはたとえばDRAMのトレンチキャパシタの
カラー酸化膜や容量絶縁膜等を想定すればよい。
【0025】本発明の第1の特徴において、薄膜は導電
体領域および第2の半導体領域とは結晶構造が異なるの
で、導電体と第2の半導体領域との界面からエピタキシ
ャル成長が開始することはない。また、薄膜の膜厚2n
m以上は導電体と第2の半導体領域間のオーミックコン
タクトを阻害するので好ましくない。特に、薄膜の膜厚
は1nm以下であることが導電体と第2の半導体領域間
の良好なオーミックコンタクトを得るために好ましい。
また、図16に示すような自己整合的な埋め込みコンタ
クトを形成するような工程に対してはこの薄膜が拡散防
止膜として機能するので薄膜の厚さが2nm以上は好ま
しくない。また、ここでの膜厚とは平均的な膜厚の意で
ある。したがって0.1nm等の見かけ上は1原子層よ
りも薄い膜厚、すなわち、まだらな薄膜であっても本発
明の効果が得られる。
【0026】本発明の第2の特徴は、第1導電型の第1
の半導体領域と、第1の半導体領域の一部に設けられた
第2導電型の第2の半導体領域と、少なくとも第2の半
導体領域の表面の一部に設けられた凹部と、凹部に全部
又は一部が埋め込まれた導電体領域と、少なくとも導電
体領域と第2の半導体領域との界面に設けられ導電体領
域および第2の半導体領域とは結晶構造が異なる厚さ
0.1nmから2nmまでの薄膜とを少なくとも有する
半導体装置であることである。ここで、第1の特徴で述
べたように第1導電型と第2導電型とは互いに反対の導
電型である。また、第1の半導体領域とは半導体基板そ
のものでもよく、ウェル領域であってもよい。第1およ
び第2の半導体領域の材料として、たとえば単結晶シリ
コンを用いた場合には、導電体の材料としてはたとえば
アモルファスシリコンや多結晶シリコンを用いた場合
が、本発明の適応範囲として好適である。しかし、エピ
タキシャル成長が可能であれば導電体は金属でもかまわ
ない。
【0027】本発明の第2の特徴において、薄膜は導電
体領域および第2の半導体領域とは結晶構造が異なるの
で、導電体と第2の半導体領域の界面からエピタキシャ
ル成長が開始することはない。また、薄膜の膜厚2nm
以上は導電体と第2の半導体領域間のオーミックコンタ
クトを阻害するので好ましくない。特に、薄膜の膜厚は
1nm以下であることが導電体と第2の半導体領域間の
良好なオーミックコンタクトを得るためには好ましい。
また、ここでの膜厚とは平均的な膜厚の意であり、1原
子層よりも薄い膜厚の場合、すなわち、まだらな薄膜で
あっても本発明の効果が得られる。
【0028】本発明の第1および第2の特徴の薄膜の酸
素の表面濃度が1×10+15 cm-2以上4×10+15
-2以下であることが好ましい。これは、酸素の表面濃
度が1×10+15 cm-2以上4×10+15 cm-2以下で
はリーク電流は発生しないが、これをはずれるとリーク
電流が発生するということが実験的に確かめられたから
である。これは酸素の表面濃度が1×10+15 cm-2
満では薄膜の格子定数が第2の半導体領域の格子定数に
比して大きく変化しておらず、この薄膜上に導電体がエ
ピタキシャル成長してしまうためであると考えられる。
また、酸素の表面濃度が4×10+15 cm-2を超えると
薄膜の結晶構造が大きく変わるので薄膜の周辺の物質と
の間で大きな応力が生じ結晶欠陥が発生しやすくなるた
めであると考えられる。また、薄膜が窒素を含む膜であ
ることにより本発明の第1および第2の特徴はより有利
な効果を奏する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一
又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法と
の関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なるこ
とに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸
法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また
図面相互間においても互いの寸法の関係や比率の異なる
部分が含まれるのはもちろんである。
【0030】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態に係るDRAMの断面図である。本発明の
第1の実施の形態に係るDRAMは、多数の記憶素子要
素(メモリセル)をX−Yマトリックス状に配置して構
成される。そして、それぞれのメモリセルは、1つの選
択トランジスタと1つの電荷蓄積容量部(キャパシタ
部)からなっている。図1は、その内の1個のメモリセ
ルを示す部分図である。この2つのメモリセルの中央に
配置されたコンタクトプラグ12が左右に延長している
ビット線92と接続している。そして、中央のコンタク
トプラグ12の左側に、n+ ソース領域61及びn+
レイン領域62からなる選択トランジスタが配置されて
いる。更に、n+ ソース領域61の左側には、電荷蓄積
容量部(トレンチキャパシタ)6が位置し、埋め込みコ
ンタクト69により互いに接続されている。
【0031】図1に示すように、本発明の第1の実施の
形態に係るDRAMは、図示を省略したp型(100)
シリコン基板上に形成されたn- 埋め込み層51をプレ
ート層としている。そして、このプレート層の上にp-
ウェル52を配置し、p- ウェル52の表面に、DRA
Mのユニットセルの選択トランジスタを構成している。
- ウェル52は、STI法等により形成された、素子
分離用のシリコン酸化膜等の絶縁膜2により周辺を囲ま
れ、その内部を活性領域としている。この活性領域中の
- ウェル52表面に、選択トランジスタのn+ ソース
領域61及びn+ ドレイン領域62が配置されている。
選択トランジスタn+ ソース領域61及びn+ ドレイン
領域62の間のp- ウェル52がチャネル領域となる。
このチャネル領域の上部にはゲート酸化膜3を介して、
ポリシリコン等のゲート電極81、82、83が形成さ
れている。ポリシリコンゲート電極81、82、83は
ワード線を兼ねており、ビット線92と直行する方向に
伸延している。ゲート電極81、82、83を覆うよう
にしてシリコン窒化膜(Si3 4 )4が形成されてい
る。そして、シリコン窒化膜)4の上には、BPSG等
の層間絶縁膜8が形成されている。そして、層間絶縁膜
8の上には、バリアメタル11とビット線92が配置さ
れている。
【0032】n+ ドレイン領域62の上部にはコンタク
トプラグ12が接続され、更に、コンタクトプラグ12
はビット線92に接続されている。コンタクトプラグ1
2は、層間絶縁膜8中に形成されたコンタクトホールに
埋め込まれている。
【0033】n+ ソース領域61の近傍にはp- ウェル
52を貫通して、n- プレート層51中をさらに堀込ん
だトレンチが形成され、トレンチ内壁には容量絶縁膜5
7となる厚さが3〜8nmのNO膜が形成されている。
この容量絶縁膜57の表面には、トレンチを埋め込むよ
うに蓄積電極となる第1のn+ ドープドポリシリコン
(もしくはドープドアモルファスシリコン(a−S
i))53が形成されている。第1のn+ ドープドポリ
シリコン53のかわりにW、Ti、Mo等の高融点金属
やこれらのシリサイド(WSi2 、TiSi2 、MoS
2 )等を用いてもよい。あるいは多結晶シリコンとシ
リサイド膜の積層膜(ポリサイド膜)であっても良い。
トレンチ底部の近傍にはn+ 拡散層59が形成されてい
る。第1のn+ドープドポリシリコン53からなる蓄積
電極と容量絶縁膜57とn+ 拡散層59(n+ 拡散層5
9は、n- プレート層51の一部と解することができ
る)とによって、本発明の第1の実施の形態に係るDR
AMの電荷蓄積容量部(トレンチキャパシタ部)6が構
成されている。このトレンチチャパシタ部の蓄積電極5
3と、選択トランジスタのn+ ソース領域61とが、第
2のn+ ドープドポリシリコン(もしくはドープドアモ
ルファスシリコン(a−Si))55、導電体(第3の
+ ドープドポリシリコンもしくはアモルファスシリコ
ン(a−Si))56及びn+ 埋め込みコンタクト69
により接続されている。
【0034】図2にn+ 埋め込みコンタクト69近傍の
拡大図を示す。そして、導電体56とn+ 埋め込みコン
タクト69の間には本発明に係る薄膜41が形成されて
いる。第2のn+ ドープドポリシリコン55とp- ウェ
ル52との間には、カラー酸化膜(厚いシリコン酸化
膜)54が形成されている。カラー酸化膜54は、n+
ソース領域61とn+ 拡散層59/n- プレート層51
間に形成される寄生トランジスタによるリーク電流を抑
えるためのシリコン酸化膜である。
【0035】上記のように構成すれば薄膜41の存在に
より、導電体中にn+ 埋め込みコンタクト69との界面
からエピタキシャル成長が開始されることを防止でき
る。したがって、このエピタキシャル成長に起因した結
晶欠陥の発生が抑制されて、n+ 埋め込みコンタクト6
9近傍のリーク電流が低減できる。
【0036】なお、薄膜41の膜厚は1nm以下である
ことが好ましい。1nm以上になると導電体56とn+
埋め込みコンタクト69間のオーミックコンタクトがと
れにくくなるからである。また、0.1nmの膜厚とは
薄膜41がまだらに成膜されているのを平均的な膜厚と
して表記したので1原子層よりも薄い膜厚になってい
る。そしてたとえまだらであっても0.1nm以上であ
ればエピタキシャル成長防止等の本発明の効果が得られ
た。
【0037】また、薄膜41は膜断面に現れる酸素の表
面濃度が1×10+15 cm-2以上4×10+15 cm-2
下であることが重要である。酸素の表面濃度で現したの
はSIMSで薄膜表面を均一にスパッタリングしながら
薄膜表面に現れる酸素原子をカウントしているからであ
る。したがってこの値は薄膜中の酸素濃度に1対1に対
応するものと考えられる。そして、酸素の表面濃度が1
×10+15 cm-2以上4×10+15 cm-2以下ではリー
ク電流は発生しないが、これをはずれるとリーク電流が
発生する。これは酸素の表面濃度が1×10+15 cm-2
未満では結晶構造がシリコンにたいして大きく変化して
おらず、この薄膜上にシリコンがエピタキシャル成長し
てしまうのでリーク電流が発生してしまう。一方、酸素
の表面濃度が4×10+15 cm-2を超えると薄膜の結晶
構造が大きく変わるので薄膜の周辺の物質との間で応力
が生じ結晶欠陥が発生するのでリーク電流が発生してし
まう。酸素の表面濃度の制御は酸素とキャリアガス窒素
の流量を変化させることにより行う。
【0038】本発明の第1の実施の形態に係るDRAM
は以下のような製造工程で製造できる。
【0039】(a)まずp(100)基板中にヒ素(75
As+ )を1から10MeVイオン注入し、その後アニ
ールすることによりn- 埋め込み層51を形成する。M
eVクラスの高エネルギーイオン注入法を使わないで拡
散で形成しても良い。この場合は、n- 埋め込み層51
の拡散層の表面にp- 層(p- ウェル)52を拡散する
必要がある。あるいは、選択エピタキシャル成長で、n
- 埋め込み層51及びこの上のp- ウェル52を堆積し
ても良い。次に、p- ウェル52の表面にシリコン酸化
膜を形成する。そして、フォトリソグラフィを用い、ト
レンチ(U溝)形成予定部以外にフォトレジストを形成
し、たとえば、CF4 、CF4 /H2 あるいはC3 8
等を用いたECRイオンエッチングあるいはRIEでp
- ウェル52の表面のシリコン酸化膜をエッチングす
る。そして、このシリコン酸化膜をマスクとして、CF
4 、SF6 、CBrF3 、SiCl4 あるいはCCl4
等によるECRイオンエッチングあるいはRIEによ
り、深さ5から10μmのキャパシタ部形成用のトレン
チを形成する。トレンチエッチング時に基板を−110
℃から130℃に冷却することも有効である。そして、
このトレンチの底部にヒ素(75As+ )をイオン注入
し、トレンチ底部近傍にn+ 拡散層59を形成する。
【0040】(b)そして、このトレンチ内に容量絶縁
膜57となる厚さ3から8nmのNO膜を形成する。次
に、トレンチの内部に第1のn+ ドープドポリシリコン
53を埋め込む。ドープドポリシリコン53のかわりに
アモルファスシリコン(a−Si)でもよい。その後、
RIEで第1のn+ ドープドポリシリコン53を約1μ
mエッチバックする。そしてこのエッチバックしたトレ
ンチの内壁を熱酸化して厚いカラー酸化膜54を形成す
る。その後指向性の高いRIEを用いてn+ ドープドポ
リシリコン53の上部の酸化膜のみを選択的に除去す
る。そして第2のn+ ドープドポリシリコン(もしくは
+ ドープドアモルファスシリコン(a−Si))55
を埋め込む。第1及び第2のn+ ドープドポリシリコン
53、55の埋め込みは減圧CVDで行えばよい。その
後第2のn+ ドープドポリシリコン55の上部を埋め込
みコンタクト69の深さ分エッチバックする。そして図
3に示すようにさらに露出したカラー酸化膜54を除去
する。
【0041】そして図4に示すようにトレンチ上部に厚
さ0.1nmから2nmの薄膜41を形成する。薄膜4
1は縦型炉で酸素とキャリアガスに窒素を用いるシリコ
ン表面の酸化、あるいは、酸素とアンモニア(NH3
とキャリアガスに窒素を用いるシリコン表面の酸化窒化
によって形成ればよい。薄膜41の厚さを正確に制御す
る必要がある場合は分子層エピタキシー(MLE)の手
法を用いればよい。すなわち10-7Paから10-8Pa
に真空排気した状態で、トレンチ上部に10-1Paから
10-3Paの圧力でシラン(SiH4 )、ジシラン(S
2 6 )、ジクロルシラン(SiH2 Cl2 )あるい
は有機シリコン等のシリコンを含む化合物のガスを5秒
から30秒導入し、真空排気する。続いて10-1Paか
ら10-3Paの圧力で酸素(O2 )を5秒から30秒導
入し、真空排気する。この導入/排気/導入/排気のサ
イクルを繰り返せば、この1サイクルで1分子層の酸化
膜が形成できる。これは表面吸着現象を用いるので、自
動的に1分子層の厚さで成膜が停止され、何ら膜厚モニ
ターを用いなくてもよい。MBEの手法を用いて、同様
な方法も可能である。すなわち原子層エピタキシー(A
LE)の手法を用いることも可能であるが、この場合は
蒸着を基礎とするのでステップカバレッジが悪い。
【0042】なお、もっとも簡便に成膜する方法は酸化
炉内の残留酸素成分を用いる方法である。厚さが0.1
nmから2nmの薄膜はこの方法によって簡単に成膜で
きる。
【0043】その後図5に示すように指向性の高いRI
Eを用いて第2のn+ ドープドポリシリコン55の上部
の薄膜41のみを選択的に除去する。ただし、この工程
は必ずしも必要でない。薄膜41が薄ければ薄膜41を
第2のn+ ドープドポリシリコン55の上部に残してお
いてもかまわない。
【0044】(c)そして図6に示すように導電体56
を埋め込む。導電体56の埋め込みは温度500℃から
600℃でジシランを原料ガスに用いた減圧CVDでア
モルファスシリコン(a−Si)もしくはドープドポリ
シリコンを成膜すればよい。その後図6に示すようにS
TI領域2に必要な深さ分エッチバックする。
【0045】(d)さらにフォトリソグラフィー法およ
びRIE法を用いて活性領域の周囲のp- 層52をエッ
チング除去する。また、トレンチ上部の余分な導電体5
6を除去する。こうして形成したシャロートレンチ内に
シリコン窒化膜(Si3 4)58を形成し、更にシリ
コン酸化膜(SiO2 )等の絶縁膜2を埋め込み、図7
に示すようなSTI領域を形成する。
【0046】(e)次に、ゲート絶縁膜3、リンをドー
プした厚さ100から300nmのn+ ドープドポリシ
リコン81、82、83及び厚さ150から250nm
のシリコン窒化膜(Si3 4 )4を堆積し、レジスト
をマスクにシリコン窒化膜(Si3 4 )4及びn+
ープドポリシリコン81、82、83をドライエッチン
グして図8に示すようにゲート電極81、82、83を
形成する。次に、ゲート電極81、82、83をマスク
に例えばリン(31+ )をイオン注入する。
【0047】(f)イオン注入後、所定の熱工程を施す
ことによりnMOSFETのn+ ソース領域61、n+
ドレイン領域62を形成する。これはMOSFETの良
く知られた製造工程と同様である。なお、図8に示す以
外の他の構造や、多くの類似の方法を採用できる。例え
ば、イオン注入を2回行いLDD構造のMOSFETを
設けても良い。次に、厚さ150から250nmのシリ
コン窒化膜(Si3 4 )4を堆積し、シリコン窒化膜
(Si3 4 )4をエッチバックして図8に示すように
ゲート電極81、82、83にサイドウォール4を形成
する。
【0048】(g)次に、図9に示すようにBPSG等
の層間絶縁膜を堆積する。その後、リフローを行い、所
定の層間絶縁膜8の厚さ、例えば400から600nm
となるように、平坦化する。そして、層間絶縁膜8の上
にレジストをスピンコートし、フォトリソグラフィー法
を用いてこのレジストのパターニングを行う。このレジ
ストのパターンをマスクにして、RIEを行いコンタク
トホールを開穴する。このコンタクトホールの直径は
0.15から0.5μmとすれば良い。そして、その
後、レジストの剥離を行う。
【0049】(h)次に、図1に示すようにコンタクト
ホール内にn+ ドープドポリシリコンを埋め込みコンタ
クトプラグ12を形成する。最後にバリアメタル11を
形成して、その上に配線(ビット線)を形成する。
【0050】なお、薄膜41の存在により導電体56か
らのn型ドーパントの拡散が阻害されることが心配な場
合は、(c)の工程で導電体56を埋め込む前に、トレ
ンチ上部に、n+ 埋め込みコンタクト69を形成される
部分に基板のななめ上方向からリン(31+ )またはヒ
素(75As+ )をイオン注入することが好ましい。ま
た、上記(c)の工程で、ノンドープのポリシリコンま
たはアモルファスシリコン(a−Si)をCVDするか
わりにn型に高濃度にドーピングしたドープドポリシリ
コンまたはドープドアモルファスシリコン(a−Si)
をCVDすることも有効である。
【0051】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては、トレンチ型のDRAMについて説明したが、
これはあくまで例示であり、スタック型DRAM、フィ
ン型DRAM等の種々のDRAMに適用できることはい
うまでもない。
【0052】図10は半発明の第2の実施の形態に依る
フィン型DRAMの模式的な断面図である。図10にお
いては、p型(100)シリコン基板101の表面にS
TI法等により形成された素子分離領域2により周囲を
囲まれた活性領域を有している。この活性領域の表面に
選択タランジスタのn+ ソース領域61およびn+ ドレ
イン領域62が配置されている。選択タランジスタのn
+ ソース領域61とn+ ドレイン領域62の間がチャネ
ル領域になる。このチャネル領域の上部にはゲート酸化
膜3を介して、ポリシリコン等のゲート電極86、8
7、88が形成されている。ポリシリコンゲート電極8
6、87、88はワード線を兼ねており、ビット線92
と直行する方向に伸延している。ゲート電極86、8
7、88の上および側壁には、シリコン窒化膜(Si3
4 )29が形成されている。そして、シリコン窒化膜
(Si3 4 )29の上には、BPSGやSiO2 等の
層間絶縁膜8が形成されている。層間絶縁膜8の上には
ビット線92が配置されている。また、n+ ドレイン領
域62の上部にはコンタクトプラグ12が設けられてい
る。さらにコンタクトプラグ12はビット線92に接続
されている。
【0053】電荷蓄積容量部(キャパシタ部)は蓄積電
極425、容量絶縁膜426とプレート電極427とに
よって構成されている。容量絶縁膜426としては、シ
リコン酸化膜(SiO2 )はもとより、シリコン窒化膜
(Si3 4 )、タンタル酸化膜(Ta2 3 )、チタ
ン酸ストロンチウム膜(SrTiO3 )、チタン酸バリ
ウム膜(BaTiO3 )等の種々の誘電体が使用可能で
ある。また、容量絶縁膜426として、ジルコン酸チタ
ン酸鉛(PZT)やチタン酸バリウムストロンチウム膜
(BaX Sr1-X TiO3 )等の強誘電体膜を用いれ
ば、FRAMとして動作する。
【0054】p型(100)シリコン基板101とその
一部に設けられた選択タランジスタのn+ ソース領域6
1とでpn接合が形成されている。そして、コンタクト
抵抗を低減する等の目的でn+ ソース領域61の表面の
一部に凹部が形成され、その凹部に電荷蓄積容量部の蓄
積電極425である導電体の一部が埋め込まれている。
蓄積電極(導電体)425とn+ ソース領域61とは、
厚さが0.1nmから2nmまでの薄膜441を介して
接続されている。この薄膜441はn+ ソース領域61
とは結晶構造の異なる膜で、たとえば、酸化膜(SiO
2 )や窒化膜(Si3 4 )あるいは酸化窒化膜(Si
ON)等を用いればよい。
【0055】薄膜441の存在により、n+ ソース領域
61と導電体425との界面からエピタキシャル成長が
開始されることを防止できる。したがって、このエピタ
キシャル成長に起因した結晶欠陥の発生が抑制されて、
+ ソース領域61近傍のリーク電流の発生が防止でき
る。このため良好なフィン型DRAMの動作が保証でき
る。
【0056】次にこの接続部は以下のような製造工程で
製造できる。
【0057】まず、従来のnMOSトランジスタと同様
な工程でn+ ソース領域61まで形成する。次にシリコ
ン窒化膜を堆積し、エッチバックすることによりシリコ
ン窒化膜のサイドウォール29を形成する。次に、フォ
トリソグラフィを用い、蓄積電極425とn+ ソース領
域61の接続部の形成予定部以外にフォトレジストを形
成し、シリコン窒化膜29をガイドとして、CF4 、S
6 、CBrF3 、SiCl4 あるいはCCl4 等によ
るECRイオンエッチングあるいはRIEにより、深さ
0.1から0.5μmの埋め込みコンタクト形成用のト
レンチを形成する。次にトレンチ上部に厚さ0.1nm
から2nmの薄膜41を形成する。薄膜41は縦型炉で
酸素とキャリアガスに窒素を用いるシリコン表面の酸
化、あるいは、酸素とアンモニア(NH3 )とキャリア
ガスに窒素を用いるシリコン表面の酸化窒化によって形
成する。あるいは第1の実施の形態と同様の成膜方法が
適応できる。次に、導電体425を埋め込む。導電体4
25の埋め込みは温度500℃から800℃でジシラン
もしくはモノシランを原料ガスに用いた減圧CVDでア
モルファスシリコン(a−Si)もしくはポリシリコン
を成膜すればよい。
【0058】そして、フィン型の電荷蓄積容量部(キャ
パシタ部)の蓄積電極(導電体)425、容量絶縁膜4
26とプレート電極427を形成するために1枚づつフ
ィンを所定枚数分形成する。フィン各層の形成にはそれ
ぞれCVD等の高温熱処理工程が必要である。こうして
フィン構造が形成されたら、層間絶縁膜8をCVD法に
より形成し、コンタクトホールを開孔し、このコンタク
トホール内にコンタクトプラグを形成する。最後にコン
タクトプラグと接するようにビット線92を形成すれば
図10のDRAMが完成する。このようにフィン型DR
AMでは高温な熱処理工程が何度も繰り返される。した
がって薄膜441の存在は、n+ ソース領域61と蓄積
電極425との界面から発生するエピタキシャル成長の
素子に極めて有効となる。
【0059】(第3の実施の形態)本発明は第1および
第2の実施の形態に示した記憶装置に限られるものでは
ない。また、第1および第2の実施の形態に示したMO
S集積回路に限られるものではない。図11は、本発明
の第3の実施の形態としてのバイポーラ集積回路の断面
図である。このバイポーラ集積回路は、一例としてTT
L論理回路の一部を示すものである。図11においてp
型(100)シリコン基板102上にn+ 埋め込み層
(埋め込みコレクタ領域)566が形成され、そのn+
埋め込みコレクタ領域566の上にnウェル領域(コレ
クタ領域)565が形成されている。コレクタ領域56
5の上にはpベース領域563とn+ エミッタ領域56
4が形成される。pベース領域563の表面の一部には
+ ベースコンタクト領域569が形成されている。ま
た、nコレクタ領域565の上にはSTI法等により形
成された素子分離領域2が形成されている。nコレクタ
領域565、p+ ベース領域563、n+ エミッタ領域
564と素子分離領域2上には層間絶縁膜8が形成され
ている。p+ ベースコンタクト領域569とn+ エミッ
タ領域564の上にはベース電極593とエミッタ電極
592が形成されている。n+ 埋め込みコレクタ領域5
66は導電体(引き出し用電極)56を介してコレクタ
電極591に接続される。
【0060】p型(100)シリコン基板102とその
一部に設けられたn+ 埋め込みコレクタ領域566とで
pn接合が形成されている。そして、電極を半導体表面
に引き出す等の目的でn+ 埋め込みコレクタ領域566
の表面の一部に凹部が形成され、その凹部にコレクタの
引き出し用電極56であるn+ ドープトアモルファスシ
リコンもしくはn+ ドープトポリシリコンからなる導電
体の全部が埋め込まれている。コレクタの引き出し用電
極(導電体)56とn+ 埋め込みコレクタ領域566と
の界面には導電体、n+ 埋め込みコレクタ領域566、
nコレクタ領域565とは結晶構造が異なり、厚さが
0.1nmから2nmまでの薄膜541が形成されてい
る。
【0061】薄膜541としては酸化膜(SiO2 )、
窒化膜(Si3 4 )、酸化窒化膜(SiON)等を用
いればよい。薄膜541をコレクタ引き出し電極541
とn+ 埋め込みコレクタ領域566との界面およびコレ
クタ引き出し電極541とnコレクタ領域565との界
面に形成しているので、これらの界面からn+ ドープト
アモルファスシリコンまたはn+ ドープトポリシリコン
に対するエピタキシャル成長が開始されることを防止で
きる。したがって、このエピタキシャル成長に起因した
結晶欠陥の発生および伝搬が抑制される。この結果、コ
レクタ引き出し電極541近傍のリーク電流の発生が防
止できる。
【0062】次にこの接続部は以下のような製造工程で
製造できる。
【0063】まず、従来のnpnバイポーラトランジス
タと同様な工程でn+ 埋め込みコレクタ領域566とn
コレクタ領域565を形成する。次に、フォトリソグラ
フィを用い、コレクタの引き出し電極56の形成予定部
以外にフォトレジストを形成し、CF4 、SF6 、CB
rF3 、SiCl4 あるいはCCl4 等によるECRイ
オンエッチングあるいはRIEにより、深さ0.5から
2μmの引き出し電極形成用のトレンチを形成する。次
にトレンチ内壁に厚さ0.1nmから2nmの薄膜54
1を形成する。薄膜541は縦型炉で酸素とキャリアガ
スに窒素を用いるシリコン表面の酸化、あるいは、酸素
とアンモニア(NH3 )とキャリアガスに窒素を用いる
シリコン表面の酸化窒化によって形成する。あるいは第
1の実施の形態と同様の成膜方法が適応できる。次に、
導電体56を成膜し、エッチバックすることで埋め込
む。導電体56の成膜は温度500℃から800℃でジ
シランもしくはモノシランを原料ガスに用いた減圧CV
Dでアモルファスシリコン(a−Si)もしくはポリシ
リコンを成膜すればよい。この時ドーパントガスとして
アルシン(AsH3 )もしくはフォスフィン(PH3
を用いればn+ ドープトアモルファスシリコンもしくは
+ ドープトポリシリコンが堆積できる。
【0064】その後STI領域2をRIEおよびCVD
を用いて形成する。そしてpベース領域563形成用に
ボロン(11+ )をイオン注入し、アニールする。さら
にn+ エミッタ領域564形成用にヒ素(75As+
を、p+ ベースコンタクト領域569形成用にボロン(
11+ )もしくは49BF2 + をイオン注入し、その後熱
処理する。さらに、CVD法によりSiO2 、PSG、
BPSG等の層間絶縁膜8を形成する。そして、この層
間絶縁膜8中にコンタクトホールを開孔し、それぞれの
コレクタ電極591、エミッタ電極592、ベース電極
593を形成する。
【0065】このようにコレクタ引き出し電極56の形
成後に多くの熱処理工程がなされるが、薄膜541が存
在するため、コレクタ引き出し電極56とn+ 埋め込み
コレクタ領域566との界面およびコレクタ引き出し電
極56とnコレクタ領域565との界面からエピタキシ
ャル成長が開始することが阻止できる。
【0066】(その他の実施の形態)上記のように、本
発明は第1から第3の実施の形態によって記載したが、
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定す
るものであると理解すべきではない。この開示から当業
者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明
らかになろう。
【0067】本発明は第1から第3の実施の形態に記載
した集積回路に限られるわけでなく、たとえば単体のパ
ワーデバイスや高周波用のトランジスタの電極部分等に
用いることが可能である。また、半導体材料としてシリ
コンを代表例として示したが、ガリウム砒素(GaA
s)等の化合物半導体にも適応できることはもちろんで
ある。
【0068】この様に、本発明はここでは記載していな
い様々な実施の形態等を包含するということを理解すべ
きである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特
許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ限定され
るものである。
【0069】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、導
電体と半導体領域との界面からエピタキシャル成長が開
始されるのを抑制することにより、導電体と半導体領域
との界面近傍における結晶欠陥の発生および伝搬を低減
できる。したがってこの結晶欠陥に起因して発生するp
n接合のリーク電流を低減できる。
【0070】また、本発明によれば、トレンチ内部に埋
め込まれた導電体と半導体領域とが接触する構造におい
て、導電体と半導体領域との界面からエピタキシャル成
長が開始されるのが抑制される。したがって、導電体と
半導体領域との界面における結晶欠陥の発生と成長を低
減させ、結晶欠陥に起因して発生するpn接合のリーク
電流を低減できる。このため、特にトレンチ構造を有し
たダイナミックRAM(DRAM)等の高集積密度半導
体集積回路等の半導体装置を提供することができる。
【0071】さらに、本発明によれば、導電体と半導体
領域の界面が半導体領域に設けられた凹部にある構造に
おいて、導電体に対して半導体領域との界面からエピタ
キシャル成長が開始されるのが抑制される。このため電
極部となる導電体とトランジスタの主電極領域との界面
における結晶欠陥の発生と成長を低減させ、結晶欠陥に
起因して発生するpn接合のリーク電流を低減できる。
したがって微細構造において電極部の良好な電気的接続
が必要な高集積密度半導体集積回路や高周波用トランジ
スタ等の半導体装置の特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの断
面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの断
面図で、薄膜の周辺部の拡大図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その1)に係る断面図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その2)に係る断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その3)に係る断面図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その4)に係る断面図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その5)に係る断面図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その6)に係る断面図であ
る。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るDRAMの製
造方法を説明する工程図(その7)に係る断面図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る半導体装置
(DRAM)の断面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係る半導体装置
(バイポーラトランジスタ)の断面図である。
【図12】従来の半導体装置(DRAM)の断面図であ
る。
【図13】従来の半導体装置(DRAM)の結晶欠陥の
発生箇所を説明する断面図である。
【図14】従来の半導体装置(DRAM)の製造方法と
結晶欠陥の生成過程を説明する工程断面図である(その
1)。
【図15】従来の半導体装置(DRAM)の製造方法と
結晶欠陥の生成過程を説明する工程断面図である(その
2)。
【図16】従来の半導体装置(DRAM)の製造方法と
結晶欠陥の生成過程を説明する工程断面図である(その
3)。
【図17】従来の半導体装置(DRAM)の製造方法と
結晶欠陥の生成過程を説明する工程断面図である(その
4)。
【図18】結晶欠陥の生成過程を模式的に説明する断面
図である。(a)が結晶欠陥の発生過程を説明し、
(b)が結晶欠陥の成長過程を説明する。
【符号の説明】
2 素子分離絶縁膜(STI領域) 3 ゲート酸化膜 4、29、58 シリコン窒化膜 6 電荷蓄積容量部(トレンチキャパシタ部) 8 層間絶縁膜 11 バリアメタル 12 コンタクトプラグ 41、441、541 薄膜 51 n- 埋め込み層(n- プレート電極) 52 p- ウェル 53、425 蓄積電極(第1のn+ ドープトポリシリ
コン) 54 シリコン酸化膜(カラー酸化膜) 55 第2のn+ ドープトポリシリコン 56 導電体 57、426 容量絶縁膜 59 n+ 拡散層 61 n+ ソース領域 62 n+ ドレイン領域 69 n+ 埋め込みコンタクト 81〜83、86〜88 ワード線 92 ビット線 101、102 p型(100)シリコン基板 201、202 結晶欠陥 427 電荷蓄積容量部電極 563 pベース領域 564 n+ エミッタ領域 565 nコレクタ領域 566 n+ 埋め込みコレクタ領域 569 p+ ベースコンタクト領域 591 コレクタ電極 592 エミッタ電極 593 ベース電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−49654(JP,A) 特開 平2−98964(JP,A) 特開 平9−55477(JP,A) 特開 平11−284150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/768 H01L 21/8242 H01L 29/43

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の第1の半導体領域と、 該第1の半導体領域の表面の一部に設けられた第2導電
    型の第2の半導体領域と、 該第2の半導体領域と接して、前記第1の半導体領域中
    に設けられた凹部と、該凹部に埋め込まれた導電体領域
    と、 該導電体領域と前記第2の半導体領域との界面に設けら
    れ、該導電体領域および前記第2の半導体領域とは結晶
    構造が異なる、厚さ0.1nmから2nmまでの窒素を
    含むシリコン酸化膜である薄膜と、 前記導電体領域と前記第1の半導体領域との界面に設け
    られた絶縁膜とを少なくとも有することを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の第1の半導体領域と、 該第1の半導体領域の一部に設けられた第2導電型の第
    2の半導体領域と、 少なくとも該第2の半導体領域の表面の一部に設けられ
    た凹部と、 該凹部に全部又は一部が埋め込まれた導電体領域と、 少なくとも該導電体領域と前記第2の半導体領域との界
    面に設けられ、該導電体領域および前記第2の半導体領
    域とは結晶構造が異なる、厚さ0.1nmから2nmま
    での窒素を含むシリコン酸化膜である薄膜とを少なくと
    も有することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の半導体領域がメモリセルを構
    成するトランジスタの一方の主電極領域として機能し、 前記導電体が電荷蓄積容量部の1電極として機能するこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の半導体領域は単結
    晶シリコンよりなる領域であり、 前記導電体領域はアモルファスシリコンおよび多結晶シ
    リコンの少なくとも一方からなる領域であることを特徴
    とする請求項1から3のいずれか1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記薄膜の酸素の表面濃度が1×10
    +15 cm-2以上4×10+15 cm-2以下であることを特
    徴とする請求項1から4のいずれか1記載の半導体装
    置。
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