JP3230718B2 - 内装トリムの結合構造 - Google Patents

内装トリムの結合構造

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JP3230718B2 JP16496394A JP16496394A JP3230718B2 JP 3230718 B2 JP3230718 B2 JP 3230718B2 JP 16496394 A JP16496394 A JP 16496394A JP 16496394 A JP16496394 A JP 16496394A JP 3230718 B2 JP3230718 B2 JP 3230718B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の内装トリムの
結合部に適した内装トリムの結合構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、図4に示すように、シートバッ
クサイドトリム41にリヤピラートリム42及びパーテ
ィションフロントトリム43を接合し、シートバックサ
イドトリム41及びリヤピラートリム42との接合部分
におけるパーティショントリム44の端部に、シートベ
ルト取出口45を形成し、このシートベルト取出口45
にガーニッシュベルトアウトレット46を組付けてこれ
により該シートベルト取出口44を覆い、外観の質向上
を図っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の内装トリム
の結合構造では、硬質繊維板を主材料としてなるパーテ
ィショントリム44のシートベルト取出口45に別体の
部品であるガーニッシュベルトアウトレット46を組付
けているため、コスト高になるという欠点があった。
【0004】本発明は、かかる従来の欠点に鑑みなされ
たものであって、別体の部品であるガーニッシュベルト
アウトレットを廃止し、コスト低減を図ることができる
内装トリムの結合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の要旨は、シートバックサ
イドトリム(1)とリヤピラートリム(2)とパーティ
ショントリム(4)とを備え、前記シートバックサイド
トリム(1)は、後上がりに急傾斜した前壁部(6)
と、この前壁部(6)の上端に続く接続片(7)と、側
壁部(8)とを一体に備え、該側壁部(8)の上端をリ
ヤピラートリム(2)寄りの前記パーティショントリム
(4)の部分方向へ延長して形成したベルト取出部
(9)を設け、該ベルト取出部(9)にシートベルトを
取出すためのシートベルト取出口(10)を設け、上記
パーティショントリム(4)は、前端部端縁に挿通切欠
き(4b)を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1に記載の本発明は、シートバックサイ
ドトリムの一部をリヤピラートリム寄りのパーティショ
ントリムの部分方向へ延長して形成したベルト取出部を
設け、該ベルト取出部にシートベルトを取出すためのシ
ートベルト取出口を形成したことにより、ガーニッシュ
ベルトアウトレットの廃止を可能にする。請求項2に記
載の本発明は、リヤピラートリムに突設した内向きのリ
ブでシートバックサイドトリムの端縁を支持することに
よってベルト取出部が下がるのを阻止し、ベルト取出部
の外周縁に下降段差を介在させて設けた張出片をパーテ
ィショントリムの下面によって押えたことによって、該
ベルト取出部の跳ね上がりを確実に防止する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係る内装ト
リムの結合構造をもつ自動車全体の要部を示す斜視図、
図2は本発明の実施例に係る内装トリムの結合構造の要
部を分解して示した斜視図である。
【0008】本発明の実施例に係る内装トリムの結合構
造は、自動車Cの後部座席近傍にあって、合成樹脂で成
形したシートバックサイドトリム1、リヤピラートリム
2及びパーティションフロントトリム3と、主として硬
質繊維板からなるパーティショントリム4とを備えてい
る。
【0009】シートバックサイドトリム1は、上部に、
クリップ挿通用の複数の挿通孔6aを開けてある後上が
りに急傾斜した前壁部6と、この前壁部6の上端に続く
接続片7と、側壁部8とを一体に備え、該側壁部8の上
端をリヤピラートリム2寄りのパーティショントリム4
の部分方向へ延長して形成したベルト取出部9を設け、
側壁部8の前端縁を後方へ折曲げて凹部8aを形成して
あり、挿通孔6aにクリップ13を挿通して所定位置に
取付けてある。
【0010】また、シートバックサイドトリム1は、ベ
ルト取出部9にシートベルトを取出すためのシートベル
ト取出口10を、図4に示すガーニッシュベルトアウト
レット45に近似させて形成し、該シートベルト取出口
10を通じてシートベルトを取り出せるようになってい
る。ベルト取出部9は外周縁に下降段差11(図3参
照)を介在させパーティショントリム4の下面によって
押えられる張出片12を設けてある。該張出片12は、
ベルト取出部9の後端縁と内側縁とに連続し、上面が接
続片7と面一となるように設けられている。
【0011】リヤピラートリム2は、リヤピラーの内側
に取付けられるトリム本体15と、該トリム本体15の
下端の前後方向の中間位置に内向きに突設したリブ16
と、トリム本体15の下端の前部に下向きに突出した接
続突起17とを一体に備え、該リブ16によってシート
バックサイドトリム1のベルト取出部9の後端寄りの側
端縁を支持した状態にて、接続突起17を凹部8aに嵌
入させ、図示しないクリップをもって接続突起17をシ
ートバックサイドトリム1の上部に結合してある。
【0012】パーティションフロントトリム3は、シー
トバックサイドトリム1の前壁部6に合わせて傾斜させ
た長方形の傾斜板部20と、この傾斜板部20の上端に
連続した接続片21とを一体に備え、傾斜板部20に複
数の挿通孔20aを開けてある。そして、パーティショ
ンフロントトリム3は、傾斜板部20及び接続片21の
端部をシートバックサイドトリム1の前壁部6及び接続
片7の端部に位置合わせし、複数の挿通孔20aにそれ
ぞれ挿通したクリップ23によって所定位置に取付けら
れる。
【0013】パーティショントリム4は、ほぼ真直な前
端縁4aを有し、リヤピラートリム2及びシートバック
サイドトリム1寄りの端縁をベルト取出部9に対応して
切欠いてシートベルトを通すための挿通切欠き4bを設
け、前端縁4aに沿って配置した複数の挿通孔4cを開
けてある。そして、パーティショントリム4は、シート
バックサイドトリム1の接続片7及び張出片12と、パ
ーティションフロントトリム3の接続片21とを覆い、
それぞれの挿通孔4cに挿通した複数のクリップ26を
もって所定位置に取付けてある。
【0014】この実施例に係る内装トリムの結合構造
は、図3に示すように、リヤピラートリム2のリブ16
の上にシートバックサイドトリム1のベルト取出部9の
後端寄りの側端縁が載り、該ベルト取出部9の張出片1
2上にパーティショントリム4の挿通切欠き4bの端縁
が載っている。これにより、ベルト取出部9は、リヤピ
ラートリム2のリブ16に支持されるとともに、張出片
12がパーティショントリム4に押えられて跳ね上がり
を阻止される。
【0015】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、シートバッ
クサイドトリムの一部をリヤピラートリム寄りのパーテ
ィショントリムの部分方向へ延長して形成したベルト取
出部を設け、該ベルト取出部にシートベルトを取出すた
めのシートベルト取出口を形成したことにより、該シー
トベルト取出口からシートベルトを取り出すことができ
るので、ガーニッシュベルトアウトレットを廃止するこ
とが可能であり、コストを低減できるという効果を奏す
る。請求項2に記載の本発明では、リヤピラートリムに
突設した内向きのリブでシートバックサイドトリムの端
縁を支持することによってベルト取出部が下がるのを阻
止することができると同時に、ベルト取出部の外周縁に
下降段差を介在させて設けた張出片をパーティショント
リムの下面で押えることによって該ベルト取出部の跳ね
上がりを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る内装トリムの結合構造を
もつ自動車の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る内装トリムの結合構造を
構成する内装トリムを分解して示した斜視図である。
【図3】本発明の実施例に係る内装トリムの結合構造を
示す部分正断面図である。
【図4】従来の内装トリムの結合構造を構成する内装ト
リムを分解して示した斜視図である。
【符号の説明】
1 シートバックサイドトリム 2 リヤピラートリム 3 パーティションフロントトリム 4 パーティショントリム 4a 前端縁 4b 挿通切欠き 8 側壁部 9 ベルト取出部 10 シートベルト取出口 11 下降段差 12 張出片 16 リブ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックサイドトリム(1)とリヤ
    ピラートリム(2)とパーティショントリム(4)とを
    備え、前記シートバックサイドトリム(1)は、後上が
    りに急傾斜した前壁部(6)と、この前壁部(6)の上
    端に続く接続片(7)と、側壁部(8)とを一体に備
    え、該側壁部(8)の上端をリヤピラートリム(2)寄
    りの前記パーティショントリム(4)の部分方向へ延長
    して形成したベルト取出部(9)を設け、該ベルト取出
    部(9)にシートベルトを取出すためのシートベルト取
    出口(10)を設け、上記パーティショントリム(4)
    は、前端部端縁に挿通切欠き(4b)を設けたことを特
    徴とする内装トリムの結合構造。
  2. 【請求項2】 前記リヤピラートリム(2)は、リヤピ
    ラーの内側に取付けられるトリム本体(15)と、該ト
    リム本体(15)の下端の前後方向の中間位置に内向き
    に突設したリブ(16)と、トリム本体(15)の下端
    の前部に下向きに突出した接続突起(17)とを一体に
    備え、シートバックサイドトリム(1)のベルト取出部
    (9)は外周縁に下降段差(11)を介在させて張出片
    (12)を設けてあり、該張出片(12)は、ベルト取
    出部(9)の後端縁と内側縁とに連続し、上面が接続片
    (7)と面一となるように設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の内装トリムの結合構造。
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JP5400863B2 (ja) * 2011-12-08 2014-01-29 トヨタ自動車株式会社 車両

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