JPS59286Y2 - 自動車用リアコ−ナ−トリム - Google Patents

自動車用リアコ−ナ−トリム

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Publication number
JPS59286Y2
JPS59286Y2 JP9179477U JP9179477U JPS59286Y2 JP S59286 Y2 JPS59286 Y2 JP S59286Y2 JP 9179477 U JP9179477 U JP 9179477U JP 9179477 U JP9179477 U JP 9179477U JP S59286 Y2 JPS59286 Y2 JP S59286Y2
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JP
Japan
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trim
panel
corner trim
inner panel
rear corner
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Expired
Application number
JP9179477U
Other languages
English (en)
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JPS5419417U (ja
Inventor
昭博 橋本
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP9179477U priority Critical patent/JPS59286Y2/ja
Publication of JPS5419417U publication Critical patent/JPS5419417U/ja
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Publication of JPS59286Y2 publication Critical patent/JPS59286Y2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のリアピラーインナパネルに設けられる
リアコーナートリムの構造に関する。
従来のリアコーナートリムを第1図及び第2図を用いて
説明する。
図中1はリアピラー、2は該リアピラー1のインナパネ
ル、3は該インナパネル2のエンボス面2aにポル)3
aにより設けられたシートベルトアンカーブラケット ナパネル2にポル1−4aにより設けられたシートベル
トリトラクタ−15は該リトラクタ−4に巻装され、前
記シートベルトアンカーブラケット3に挿通自在に掛止
されたシートベルト、6はリアパーセルシェルフ7に固
設されるリアパーセルシェルフトリム、8はリアウィン
ドガラス、9はウェザ−ストリップ、10はリアシート
バックである。
前記リアパーセルシェルフトリム6の後端部は上方に膨
出してリアパーセルシェルフ7との間に空間を設けてダ
クト11とし、又リアパーセルシェルフトリム6の後端
とリアウィンドガラス8又はウェザ−ストリップ9との
間に前後方向で空間を設けて自動車室内空気の取入れ口
12とするように夫々形成されている。
前記ダクト11の側方はインナパネル2に離間して開口
されている。
又、13はインナパネル2のエンボス面2aに設けられ
た空気吸込口、14はリアピラー1のアウタパネル、1
5は該アウタパネル14に形成された空気吐出口、16
は前記空気吸込口13と該空気吐出口15とを連通ずる
ダクトである。
図中、17はポリプロピレン樹脂などの合成樹脂材より
なるリアコーナートリムで、該リアコーナートリム17
は前記インナパネル2を全面覆っている。
又、リアコーナートリム17の後部下端17aは前記リ
アパーセルシェルフトリム6の側端に当接して前記ダク
ト11と連通ずるとともに、前記シートベルト5を張設
できるようにエンボス面2aとの間に離間形成されてい
る。
又、リアコーナートリム17の中央部にはシートベルト
アンカーブラケット3を介して乗員の肩を拘束すべくシ
ートベルト5を挿通する挿通孔18が形成されている。
又、リアコーナートリム17はシートベルト5に挿通さ
れたアンカーフ゛ラケット3をインナパネル2に固設後
に取付けることになる。
この取付後のシートベルト5のバックル19を挿通しう
る程度に前記貫通孔18を大きくすると、通常使用時は
シートベルト5のウェビング部20が挿通するのみなの
で゛、インナパネル2および゛アンカーフ゛ラケット3
が車室内に露出して見栄えが悪い。
このため、該貫通孔1Bはウェビング部20が挿通しう
る大きさにするとともに、該貫通孔18と下端17aと
の間にスリット21を設けてシートベルト5を挿通して
該リアコーナートリム17をインナパネル2に固設して
いる。
23は前記スリット21端部の折損を防止するためにイ
ンナパネル2に螺合されるビスである。
従って、かがる従来例の構造によれば次に列挙する欠点
を有する。
(イ)車室内空気Aを車室外に吐出する通路22に貫通
孔18および下端17 aのシートベルト5挿通部が夫
々開口しているため、該開口がら車室内空気Aが吸込ま
れるので、リアパーセルシェルフ7のダクト11がらの
車室内空気Aの流れを乱すため換気効率が良くない。
(ロ)車室内空気Aを車室外に吐出する通路22に貫通
孔18が開口しているため、ダクト16を介して車室外
の騒音が直に侵入してくるので室内騒音が高くなる。
(ハ)中央にスリット21が設けられているのでリアコ
ーナートリム17は強度的に弱い。
又、該スリットをおさえるためにビス23を螺合する必
要がある。
に)シートベルト5を交換したりあるいは後取付の場合
はリアコーナートリム17を取り外す必要があり、更に
その毎にパーセルシェルフトリム6との部品あわせを必
要とするのでわずられしい作業である。
本考案はかかる従来例に鑑み、提供するものでリアコー
ナートリム本体に凹部を設けて、該リアコーナートリム
の凹部を介して直接リアピラーインナパネルに固設する
が又はシートベルトアンカーブラケットを介してインナ
パネルに固設するとともに前記凹部の壁およびリアピラ
ーインナパネルとにより車室内空気を車室外に吐出する
空気流通路を形成してなるリアコーナートリムである。
次に第3図乃至第7図を用いて本考案の一実施例につい
て説明する。
第1図及び゛第2図と同−又は均等の部品は同一番号を
用いてその重複する説明を省略する。
30はリアコーナートリムで、トリムパネル31と頭部
緩衝体32とよりなる。
前記トリムパネル31はポリプロピレン樹脂などの合成
樹脂材よりなり、トリムパネル31は前記インナパネル
2を全面覆うよう形成され、後部下端31 aは前記パ
ーセルシェルフトリム6の側端に当接して前記ダクト1
1と連通できるように形成され、凹部33は前記リアピ
ラーインナパネル2の車室内側面に当接又は近接(近接
の場合はシーラー材等を介してインナパネル2に接して
いる)する深さを有し、凹部33の下部は前記シートベ
ルトリトラクタ−4に巻装されたシートベルト5に干渉
しないように開成され、上部および前後には壁33 a
が形成されている。
34は機能部品たるシートベルトアンカーブラケット3
又はトリムパネル31自体を取付けるために前記凹部3
3に形成された貫通孔である。
第5図および第6図に示すように前記頭部緩衝体32は
ポリプロピレン樹脂等の合成樹脂材又は段ボール、ハー
ドボード等の紙材によりなるパネル35と、該パネル3
5を覆うウレタンフオーム等の軟材よりなるパッド36
と、前記パネル35より突設されたクリップ37とより
なり、前記トリムパネル31の段凹部38に嵌合する形
状である。
39は該頭部緩衝体32のクリップ37が嵌入するよう
にトリムパネル31に形成された貫通孔である。
4oは第5図および第7図に示すようにトリムパネル3
1の裏面に形成されたクリップ41の取付部である。
このクリップ41は前記インナパネル2に設けたプラグ
(図示せず)に係合することによって、リアコーナート
リム30をインナパネル2に固設する手段である。
図中42はシートベルト5のウェビング部20の挿通し
うる形状の貫通孔で、前記パッド36に形成される。
又、43はシートベルト5のバックル19が挿通しうる
形状の貫通孔で、前記パネル35に形成され、バックル
19を挿通する時はパッド36の貫通孔42を撓わませ
て拡開して挿通する。
46はトリムパネル31の凹部33より前側の下部にイ
ンナパネル2と当接あるいは近接してシーラー材を自由
端に塗布したフランジである。
本考案はかかる構成よりなるがら次にリアコーナートリ
ム30の組立前について説明する。
まず、リアピラー1のインナパネル2のプラグ(図示省
略)にトリムパネル31のクリップ41を押し込み、次
にシートベルトアンカーブラケット3を介して、又は直
接に、トリムパネル31の貫通孔34に挿入したポル)
3a又はビス45(シートベルトアンカーブラケット3
が取付がない場合)により、インナパネル2に固定する
次に頭部緩衝体32の貫通孔43にシートベルト5のバ
ックル19を挿通し、貫通孔42を拡開挿通させ、(勿
論この状態で前記バックル19に連続するウェビング2
oは両頁通孔42.43を挿通している)次にクリップ
37.37をトリムパネル31の段凹部38の貫通孔3
9に嵌入させることによって頭部緩衝体32をトリムパ
ネル31に固定する。
前記シートベルト5が設けられていない自動車において
は、頭部緩衝体32の貫通孔42.43が削除されたも
のを用いたり、貫通孔42、43に盲蓋が設けられてい
ることは勿論である。
従って本考案によれば次に列挙する効果を有する。
(イ)車室内空気Aを車室外に吐出する通路は車室内に
開口していないため、リアパーセルシェルフのダクトか
ら導かれた空気は乱されることなく車室外に吐出される
ので換気効率が良い。
(ロ)前記(イ)の理由により、車室外の騒音が車室内
に直接侵入しないため静かな室内環境を得ることができ
る。
(ハ)中央に凹部が設けられ、下部にフランジが設けら
れているので、リアコーナートリムは剛性がある。
に)シートベルトアンカーブラケット ナートリムとは共線めであり、しかも、シートベルトア
ンカーブラケット ムの後に取付けるので、シートベルトを交換するたびに
リアコーナートリムを取り外す必要は全くなく能率良い
作業ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリアコーナートリム周りの正面説明図、
第2図は第1図のII −II線断面説明図、第3図は
本考案のリアコーナートリム周りの一実施例の正面説明
図、第4図は第3図のIV−IV線断面説明図、第5図
は本考案のリアコーナートリムの一実施例の斜視説明図
、第6図および第7図は第5図の■I−■■線、VII
−Vll線断面説明図である。 図中、1はリアピラー、2はインナパネル、3は機能部
品たるシートベルトアンカーブラケット、5はシートベ
ルト、22は空気流通路、30はリアコーナートリム、
31はトリムパネル、32は頭部緩衝体、33は凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リアピラーインナパネルの車室内側面との間に、車室内
    空気を車室外に吐出する空気流通路を形成するとともに
    、リアピラーインナパネルに当接又は近接して機能部品
    の装着を可能とする凹部を形成するトリムパネルと、該
    凹部を覆う頭部緩衝体とより、構成したことを特徴とす
    る自動車用リアコーナートリム。
JP9179477U 1977-07-11 1977-07-11 自動車用リアコ−ナ−トリム Expired JPS59286Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9179477U JPS59286Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 自動車用リアコ−ナ−トリム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9179477U JPS59286Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 自動車用リアコ−ナ−トリム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5419417U JPS5419417U (ja) 1979-02-07
JPS59286Y2 true JPS59286Y2 (ja) 1984-01-06

Family

ID=29021389

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JP9179477U Expired JPS59286Y2 (ja) 1977-07-11 1977-07-11 自動車用リアコ−ナ−トリム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664901B2 (ja) * 2010-12-07 2015-02-04 スズキ株式会社 シートベルトの保持構造

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Publication number Publication date
JPS5419417U (ja) 1979-02-07

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