JPH07205658A - 車両用ライニング構造 - Google Patents
車両用ライニング構造Info
- Publication number
- JPH07205658A JPH07205658A JP585294A JP585294A JPH07205658A JP H07205658 A JPH07205658 A JP H07205658A JP 585294 A JP585294 A JP 585294A JP 585294 A JP585294 A JP 585294A JP H07205658 A JPH07205658 A JP H07205658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lining
- impact absorbing
- shock absorbing
- impact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 車室側面のライニング２に設けるポケット４
の車幅方向の側面に衝撃吸収部５1、５2を一体的に設け
る。側突時に衝撃吸収部を含むポケット全体が変形し
て、衝撃が吸収される。 【効果】 ポケットに衝撃吸収機能を持たせることがで
き、専用の衝撃吸収部材をライニングに後付けする必要
がなく、コストダウンを図れる。
の車幅方向の側面に衝撃吸収部５1、５2を一体的に設け
る。側突時に衝撃吸収部を含むポケット全体が変形し
て、衝撃が吸収される。 【効果】 ポケットに衝撃吸収機能を持たせることがで
き、専用の衝撃吸収部材をライニングに後付けする必要
がなく、コストダウンを図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車室側面のドアライニ
ングやサイドライニングから成る車両用ライニングの構
造に関する。
ングやサイドライニングから成る車両用ライニングの構
造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、側突時の衝撃吸収のため、車室側
面のライニングの裏面にハニカム状等の衝撃吸収部材を
設けたものは知られている。この場合、ライニングの裏
面に衝撃吸収部を一体成形すると、ライニング表面に成
形時のひけ等による凹凸が発生するため、ライニングと
は別体の衝撃吸収部材をライニングの裏面にタッピング
等で取付けている。
面のライニングの裏面にハニカム状等の衝撃吸収部材を
設けたものは知られている。この場合、ライニングの裏
面に衝撃吸収部を一体成形すると、ライニング表面に成
形時のひけ等による凹凸が発生するため、ライニングと
は別体の衝撃吸収部材をライニングの裏面にタッピング
等で取付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、別体の衝
撃吸収部材をライニングに取付けたのではコストが高く
なる。ところで、ライニングには、これに形成した肘掛
部等に一体成形或いは後付けで物入れ用のポケットを凹
設することがある。本発明は、かかるポケットに衝撃吸
収機能を持たせて、専用の衝撃吸収部材を不要としたラ
イニング構造を提供することをその目的としている。
撃吸収部材をライニングに取付けたのではコストが高く
なる。ところで、ライニングには、これに形成した肘掛
部等に一体成形或いは後付けで物入れ用のポケットを凹
設することがある。本発明は、かかるポケットに衝撃吸
収機能を持たせて、専用の衝撃吸収部材を不要としたラ
イニング構造を提供することをその目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は、車室側面のライニングに物入れ用のポケット
を設け、該ポケットの車幅方向の側面に衝撃吸収部を一
体的に設けたことを特徴とする。
本発明は、車室側面のライニングに物入れ用のポケット
を設け、該ポケットの車幅方向の側面に衝撃吸収部を一
体的に設けたことを特徴とする。
【０００５】
【作用】ポケットに設けた衝撃吸収部により側突時の衝
撃が吸収される。特に、ライニングに肘掛部を形成する
場合、この肘掛部に凹設するポケットに衝撃吸収部を設
ければ、乗員の腰部に対する衝撃を効果的に吸収でき、
有利である。尚、衝撃吸収部は接着等でポケットに一体
化しても良いが、一層のコストダウンを図るには衝撃吸
収部をポケットに一体成形することが望ましい。この場
合、ポケットの内表面に凹凸が発生しても、ポケット内
表面はライニングの内側に隠れて見えないため、体裁を
損なうことはない。
撃が吸収される。特に、ライニングに肘掛部を形成する
場合、この肘掛部に凹設するポケットに衝撃吸収部を設
ければ、乗員の腰部に対する衝撃を効果的に吸収でき、
有利である。尚、衝撃吸収部は接着等でポケットに一体
化しても良いが、一層のコストダウンを図るには衝撃吸
収部をポケットに一体成形することが望ましい。この場
合、ポケットの内表面に凹凸が発生しても、ポケット内
表面はライニングの内側に隠れて見えないため、体裁を
損なうことはない。
【０００６】
【実施例】図１を参照して、１は２ドアタイプの自動車
のリヤシートを示しており、リヤシート１の側部のサイ
ドライニング２に肘掛部３を形成して、該肘掛部３に物
入れ用のポケット４を凹設した。
のリヤシートを示しており、リヤシート１の側部のサイ
ドライニング２に肘掛部３を形成して、該肘掛部３に物
入れ用のポケット４を凹設した。
【０００７】該ポケット４は、図２（ａ）に示す如く、
サイドライニング２と別体に形成されて肘掛部３に後付
けされるもので、その車幅方向外側と内側の両側面に夫
々衝撃吸収部５1、５2を一体成形した。
サイドライニング２と別体に形成されて肘掛部３に後付
けされるもので、その車幅方向外側と内側の両側面に夫
々衝撃吸収部５1、５2を一体成形した。
【０００８】図２（ｂ）を参照して、外側の衝撃吸収部
５1は外側に開口するボックス状に形成され、また、内
側の衝撃吸収部５2は下方に開口するボックス状に形成
され、共に内部に隔壁５ａが設けられている。
５1は外側に開口するボックス状に形成され、また、内
側の衝撃吸収部５2は下方に開口するボックス状に形成
され、共に内部に隔壁５ａが設けられている。
【０００９】隔壁５ａの数及び方向は衝撃吸収特性を考
慮して適宜に設定されるもので、衝撃吸収部５1、５2を
含むポケット４全体の変形の変形で側突時の衝撃を吸収
し、乗員の腰部に対する衝撃力を緩和する。
慮して適宜に設定されるもので、衝撃吸収部５1、５2を
含むポケット４全体の変形の変形で側突時の衝撃を吸収
し、乗員の腰部に対する衝撃力を緩和する。
【００１０】尚、上記実施例では、ポケット４の車幅方
向両側の側面に衝撃吸収部を設けたが、片側の側面の衝
撃吸収部を省略しても良い。また、衝撃吸収部の形状は
上記実施例のものに限らず、例えば、図３に示す衝撃吸
収部５のようにハニカム状に形成しても良い。
向両側の側面に衝撃吸収部を設けたが、片側の側面の衝
撃吸収部を省略しても良い。また、衝撃吸収部の形状は
上記実施例のものに限らず、例えば、図３に示す衝撃吸
収部５のようにハニカム状に形成しても良い。
【００１１】ところで、衝撃吸収部５1、５2、５は接着
等でポケット４に一体化しても良いが、一層のコストダ
ウンを図るには上記実施例の如くポケット４に衝撃吸収
部５1、５2、５を一体成形することが望ましい。
等でポケット４に一体化しても良いが、一層のコストダ
ウンを図るには上記実施例の如くポケット４に衝撃吸収
部５1、５2、５を一体成形することが望ましい。
【００１２】また、上記実施例ではポケット４をサイド
ライニング２に後付けするようにしたが、ポケット４を
衝撃吸収部５1、５2、５を含めてサイドライニング２に
一体成形することも可能である。更に、車両用ドアの車
室側に取付けるドアラニングにも上記実施例と同様に本
発明を適用できる。
ライニング２に後付けするようにしたが、ポケット４を
衝撃吸収部５1、５2、５を含めてサイドライニング２に
一体成形することも可能である。更に、車両用ドアの車
室側に取付けるドアラニングにも上記実施例と同様に本
発明を適用できる。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ライニングに設けるポケットに衝撃吸収機能
を持たせることができ、専用の衝撃吸収部材をライニン
グに後付けする必要がなく、コストダウンを図れる。
によれば、ライニングに設けるポケットに衝撃吸収機能
を持たせることができ、専用の衝撃吸収部材をライニン
グに後付けする必要がなく、コストダウンを図れる。
【図１】 本発明の実施の一例を示すライニングの斜視
図
図
【図２】 （ａ）図１のＡ−Ａ線截断面図、（ｂ）図１
のポケットの斜視図
のポケットの斜視図
【図３】 他の実施例を示すポケットの斜視図
２ サイドライニング ３ 肘掛部 ４ ポケット ５1、５2、５ 衝撃吸収部
Claims (2)
- 【請求項１】 車室側面のライニングに物入れ用のポケ
ットを設け、該ポケットの車幅方向の側面に衝撃吸収部
を一体的に設けたことを特徴とする車両用ライニング構
造。 - 【請求項２】 前記ポケットが前記ライニングに形成し
た肘掛部に凹設されるものであることを特徴とする請求
項１に記載の車両用ライニング構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP585294A JPH07205658A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 車両用ライニング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP585294A JPH07205658A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 車両用ライニング構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07205658A true JPH07205658A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=11622528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP585294A Pending JPH07205658A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 車両用ライニング構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07205658A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008228037A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相調整装置、位相調整方法およびデジタルカメラ |
| JP2014054981A (ja) * | 2006-11-16 | 2014-03-27 | Johnson Controls Gmbh | 接続領域により一体的に取り付けられる第１部分領域及び第２部分領域を有する据え付け具、特に自動車用の据え付け具。 |
| JP2016097913A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 豊田鉄工株式会社 | 車両用ドアのプルハンドル |
| KR20190030931A (ko) * | 2017-09-15 | 2019-03-25 | 주식회사 서연이화 | 맵포켓 일체형 임팩트 패드 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP585294A patent/JPH07205658A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014054981A (ja) * | 2006-11-16 | 2014-03-27 | Johnson Controls Gmbh | 接続領域により一体的に取り付けられる第１部分領域及び第２部分領域を有する据え付け具、特に自動車用の据え付け具。 |
| JP2008228037A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 位相調整装置、位相調整方法およびデジタルカメラ |
| JP2016097913A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | 豊田鉄工株式会社 | 車両用ドアのプルハンドル |
| KR20190030931A (ko) * | 2017-09-15 | 2019-03-25 | 주식회사 서연이화 | 맵포켓 일체형 임팩트 패드 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES2266223T3 (es) | Puerta corredera fina ultraligera para un vehiculo. | |
| JPH10167114A (ja) | 自動車のルーフボウ取付構造 | |
| JPH07215134A (ja) | 自動車用の収納区画室 | |
| JPH07205658A (ja) | 車両用ライニング構造 | |
| JP3937303B2 (ja) | エアバッグドア | |
| KR100350274B1 (ko) | 자동차용 글로브박스 | |
| JPH0885339A (ja) | 自動車用内装部品 | |
| JP2852204B2 (ja) | 自動車のフロントボディ構造 | |
| JP2658413B2 (ja) | 車両のドアウエスト構造 | |
| CN212373533U (zh) | 备胎盖板总成、后备箱和汽车 | |
| JP3635924B2 (ja) | 自動車用トリム構造 | |
| JP3871987B2 (ja) | 自動車の車体側壁構造 | |
| JP3843670B2 (ja) | キャブオーバー型トラックのハイルーフ車のヘッダートレイ縁端末処理こう造 | |
| JP4174636B2 (ja) | 自動車のドア構造 | |
| JPH072029A (ja) | 自動車用緩衝内装材 | |
| JPH09207696A (ja) | 自動車の衝撃吸収パッド取付構造 | |
| KR19980042217U (ko) | 자동차 리어 패키지 트레이의 격벽 구조 | |
| JPS6244838Y2 (ja) | ||
| JPH0127961Y2 (ja) | ||
| JPH0139648Y2 (ja) | ||
| JPH0519259Y2 (ja) | ||
| JPH11208396A (ja) | 車両用内装材 | |
| KR100365231B1 (ko) | 해치백형 자동차의 수화물 차단부재 | |
| KR970005628Y1 (ko) | 지프형 자동차의 스페어 타이어 장착구조 | |
| KR200163085Y1 (ko) | 자동차의 리어게이트 및 리어필라 프레임의 보강구조 |