JP2000189271A - 車両用シ―トのフレ―ム構造 - Google Patents
車両用シ―トのフレ―ム構造Info
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Abstract
ム側の取付部に係止することにより、トリムカバーの端
末を係止する自動車用シートにおいて、シートの下部側
面の角部におけるトリムカバーの皺、タルミの発生を防
止することである。 【構成】フレーム(1)の端縁より下方に向けて突設し
た取付部(12)(14)の角部(13A)に、形状出
し突片(10)をフレーム(1)より延設し、この形状
出し突片(10)に取付部(12)(14)に係止する
長尺状のホック(3)を係合させることを特徴とする。
Description
席)などのシートアジャスタを備えた車両用シートのフ
レーム構造、詳しくは、シートアジャスタを備えたシー
トのパン型クッションフレーム構造に関する。
トの前後位置調節用のシートアジャスタを取付けた自動
車用シートは、フレームに支持される発泡体製パッド被
覆用のトリムカバーの端末に、フックを縫着し、このフ
ックをフレームの下端縁又はこの下端縁の内側に設けた
掛止部に掛止することにより、トリムカバーの端末を固
定している。
タは、シールドカバーに覆われ、シールドカバーはシー
トアジャスタを構成しフレーム側に固定されるアッパー
レールに締結されている。
は樹脂製で、金属製のフレームと別体でシートアジャス
タにビス等の締結部材でシートクッションの外側面下部
を覆うように締結されている。
スタに締結する手数を要する不具合があった。
の外側面との間に隙間が発生するため、シートクッショ
ンの外観品質が損なわれていた。斯かる隙間の発生を防
止するために、シールドカバーをシートクッションの外
側面に接合すると、シートクッションは、内部のパッド
が乗員の着座により上下方向に伸縮し、それに伴いシー
トクッションの外側面を構成するトリムカバーが上下方
向に伸縮するため、トリムカバーがシールドカバーに接
触し損傷するし、こすれ音が発生する不具合があった。
体に設けたシールドカバーによる不具合を除去すること
を目的とする。
めの本発明に係る車両用シートのフレーム構造は、トリ
ムカバーに被覆される発泡体製パッドを支持するパン型
のフレーム本体と、このフレーム本体の端縁より下方に
延設した側壁部と、該側壁部より下方に延設してシート
アジャスタを覆うシールドカバー部と、このシールドカ
バー部と前記側壁部との間に、開口を側壁部に対して外
方に向けて形成して前記トリムカバーの端末を挿入係止
する略U字状の係止部とからなるものである。
が、従来のシールドカバーと同様にシートアジャスタを
覆うため、従来のシールドカバーが不要になる。
を係止する係止突起、係止孔を設けることにより、トリ
ムカバーの端末を確実に取付けることができる。
右より延設する側壁部の全周に設けることにより、袋状
に縫製したトリムカバーの開口部端縁が係止部に係止で
き、トリムカバーの取付作業が行い易く、しかもシート
クッションの外観品質を向上し得る。
ドカバー部、係止部を合成樹脂で一体成形することによ
り、フレームの成形性が向上する。
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係るフレーム
構造を採用した自動車用シートのシートクッション(S
C)を示し、シートクッション(SC)を前後方向に移
動調節するためのシートアジャスタがフレーム本体と一
体のシールドカバー部(2)によって覆われている。
示すように、フレーム本体(1)に設けた側壁部(1
0)に一体成形され、シートアジャスタ(4)を覆うよ
うに取付けられている。
図1に示すように、シートクッション(SC)の前側ま
で延設してシートアジャスタ(4)の前端部を覆うよう
に構成されている。なお、図1はシートクッション(S
C)を最後方に移動した状態を示し、シールドカバー部
(2)が車床側に固定したロアレール(41)に突き当
たることがないように取付けられている。
壁部(10)の下端との間には、側壁部(10)の外方
に向けて開口部を有する略U字状の係止部(11)が一
体成形されている。
(1)、側壁部(10)、シールドカバー部(2)は、
強化プラスチックなどの剛性を有する合成樹脂で一体成
形されている。
図示するように、凹凸状の補強部が設けてある。そし
て、その前後、左右端縁である周縁より、前記側壁部
(10)が下方に向けて延設され、更に、その側壁部
(11)の全周には前記係止部(11)が一体成形され
ている。
固定されるロアレール(41)と、このロアレール(4
1)内をスライド自在に嵌合するアッパーレール(4
2)とから構成されている従来周知の構造のものであ
る。
方に一体に延設したブラケット部(40)が設けてあ
り、このブラケット部(40)の頂部の折曲部(43)
がフレーム本体(1)又は図示するように側壁部(1
0)に取付ブラケット(13)を介して締結されてい
る。
(3)の端末(30)が挿入係止される。図中(5)は
フレーム本体(1)に支持されトリムカバー(3)によ
って被覆される発泡体製のパッドを示す。
口部の口縁に内方に膨出する係止突部(11A)(11
B)を設けて、係止部(11)に差し込んだトリムカバ
ー(3)の端末(30)が脱出することがないようにし
ている。図示するトリムカバー(3)の端末(30)
は、袋状に折り返されて縫着され、その内部に芯材(3
1)が挿通されている。
をあけて係止孔(11C)が開孔されており、この係止
孔(11C)に挿入係止する樹脂製の掛止片(32)
が、トリムカバー(3)の端末(30′)に縫着され、
掛止片(32)の先端には係止孔(11C)に挿入して
係止する断面矢印状の係止突部(32A)が一体成形さ
れている。
0′)及びこの端末(30)(30′)を係止する係止
部(11)の形状等は、図3、図4に限定されるもので
なく、例えば、U字状の係止部(11)又はトリムカバ
ー(3)の端末に設けた弾性部材の弾性を利用してトリ
ムカバー(3)の端末を固定するものなど種々のものが
考えられる。
ドカバー部を延設しているので、従来の如く、シールド
カバーをシートアジャスタ側に締結する必要がないし、
また、シールドカバーを別体に成形する必要もない。従
って、部品点数が少なくなり、成形性が向上し、取付工
数も低減できる。
係止部にトリムカバーの端末を挿入係止することができ
るため、前記従来品の如きトリムカバーが破損したり、
こすれ音が発生したりする虞れが全くない。
ッションの斜視図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 トリムカバーに被覆される発泡体製パッ
ドを支持するパン型のフレーム本体と、 このフレーム本体の端縁より下方に延設した側壁部と、 該側壁部より下方に延設してシートアジャスタを覆うシ
ールドカバー部と、 このシールドカバー部と前記側壁部との間に、開口を側
壁部に対して外方に向けて形成して前記トリムカバーの
端末を挿入係止する略U字状の係止部とからなる車両用
シートのフレーム構造。 - 【請求項2】 前記係止部にトリムカバーの端末を係止
する係止突起、係止孔を設けてなる請求項1記載の車両
用シートのフレーム構造。 - 【請求項3】 前記係止部をフレーム本体の前後左右よ
り延設する側壁部の全周に設けてなる請求項1記載の車
両用シートのフレーム構造。 - 【請求項4】 前記フレーム本体、側壁部、シールドカ
バー部、係止部を合成樹脂で一体成形してなる請求項1
記載の車両用シートのフレーム構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP37695298A JP3729238B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 車両用シートのフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP37695298A JP3729238B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 車両用シートのフレーム構造 |
Publications (2)
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JP3729238B2 JP3729238B2 (ja) | 2005-12-21 |
Family
ID=18508009
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP37695298A Expired - Fee Related JP3729238B2 (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 車両用シートのフレーム構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3729238B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077387A1 (ja) * | 2012-11-19 | 2014-05-22 | テイ・エス テック株式会社 | シート装置 |
JP2014100991A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Ts Tech Co Ltd | シート装置 |
US8814267B2 (en) | 2010-02-16 | 2014-08-26 | Lear Corporation | Vehicle seat trim paddle attachment |
KR200484812Y1 (ko) * | 2017-04-04 | 2017-10-27 | 주식회사 이기엔터프라이즈 | 차량용 시트커버의 측방고정구 |
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-12-28 JP JP37695298A patent/JP3729238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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