JP3228708B2 - 伝送システムにおける受信インターフェース装置 - Google Patents

伝送システムにおける受信インターフェース装置

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JP3228708B2 JP10876898A JP10876898A JP3228708B2 JP 3228708 B2 JP3228708 B2 JP 3228708B2 JP 10876898 A JP10876898 A JP 10876898A JP 10876898 A JP10876898 A JP 10876898A JP 3228708 B2 JP3228708 B2 JP 3228708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時系列を有するの
ディジタルデータをデータパケット化して高速転送する
伝送システムにおける受信インターフェース装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ機器、ビデオ機器、コンピュ
ータ等の電気機器間でオーディオ信号やビデオ信号等の
時系列を有するディジタルデータをデータパケットにて
高速転送するためのインターフェース規格としてIEE
E1394−1995規格が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、139
4−1995規格に基づくデータ転送装置においては、
当該系の基準時間の変更や、誤動作等の要因などによ
り、受信側では受け取ったディジタルデータをかなりの
期間に亘って適正なタイミングで再生できない場合が生
じると考えられる。
【0004】そこで、本発明の目的は、送信側が送出し
たディジタルデータを、受信側では直ちに適切なタイミ
ングで再生出力できる状態にすることができる伝送シス
テムにおける受信インターフェース装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、時系列データを複数のデータ群に分割してデータ群
中の各データを再生すべき時間を指定する再生指定時間
データをデータ群に付加してなるデータパケットを伝送
バス上に時分割伝送する伝送システムにおける受信イン
ターフェース装置であって、伝送バス上における基準時
間に基づいて自機の基準時間を計数するサイクルタイマ
と、伝送バスを介して受信した信号のうちデータ群中の
再生指定時間データを抽出しバッファ内に記憶する再生
指定時間データ抽出手段と、データ群中の各データを順
次取り込んで記憶して行きこれを再生クロックに応じて
記憶した順に読み出す受信バッファと、自機の基準時間
が再生指定時間と一致した時に基準クロックパルスを発
生する一致検出手段と、基準クロックパルスに応じて該
基準クロックパルスに位相同期したクロック信号を発生
しこれを再生クロックとするPLL回路とを備え、伝送
バス上の基準時間が変化した際に、再生指定時間データ
抽出手段及び受信バッファの各バッファ内に蓄積されて
いる各データを全て削除することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、時系列データを
複数のデータ群に分割してデータ群中の各データを再生
すべき時間を指定する再生指定時間データをデータ群に
付加してなるデータパケットを伝送バス上に時分割伝送
する伝送システムにおける受信インターフェース装置で
あって、伝送バス上における基準時間に基づいて自機の
基準時間を計数し、伝送バス上の基準時間変化前と後の
2つの基準時間を一時的に記憶する少なくとも2つのレ
ジスタを有するサイクルタイマと、伝送バスを介して受
信した信号のうちデータ群中の再生指定時間データを抽
出し記憶する再生指定時間データ抽出手段と、データ群
中の各データを順次取り込んで記憶して行きこれを再生
クロックに応じて記憶した順に読み出す受信バッファ
と、自機の基準時間が再生指定時間と一致した時に基準
クロックパルスを発生する一致検出手段と、基準クロッ
クパルスに応じて該基準クロックパルスに位相同期した
クロック信号を発生しこれを前記再生クロックとするP
LL回路とを備え、再生指定時間データ抽出手段及び/
又は受信バッファは、当該バッファ内の伝送バス上の基
準時間変化前のデータが全て空になった時に制御信号を
出力し、再生指定時間データ抽出手段及び受信バッファ
は、伝送バス上の基準時間が変化した際に各データの書
き込みを中断し、当該バッファ内の伝送バス上の基準時
間変化前のデータが全て空になった時に各データの書き
込みを再開し、サイクルタイマは、制御信号に基づい
て、伝送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間から
伝送バス上の基準時間変化後の自機の基準時間に切換え
て当該自機の基準時間を一致検出回路に出力することを
特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、時系列データを
複数のデータ群に分割してデータ群中の各データを再生
すべき時間を指定する再生指定時間データをデータ群に
付加してなるデータパケットを伝送バス上に時分割伝送
する伝送システムにおける受信インターフェース装置で
あって、伝送バス上における基準時間に基づいて基準時
間を計数するサイクルタイマと、伝送バスを介して受信
した信号のうちデータ群中の再生指定時間データを抽出
しバッファ内に記憶する再生指定時間データ抽出手段
と、データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
信バッファと、自機の基準時間が再生指定時間と一致し
た時に基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、
基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルスに位
相同期したクロック信号を発生しこれを再生クロックと
するPLL回路とを備え、再生指定時間データ抽出手段
は、伝送バス上の基準時間が変化した際に、当該バッフ
ァ内に蓄積されている再生指定時間データを全て削除す
ることを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、時系列データを
複数のデータ群に分割してデータ群中の各データを再生
すべき時間を指定する再生指定時間データをデータ群に
付加してなるデータパケットを伝送バス上に時分割伝送
する伝送システムにおける受信インターフェース装置で
あって、伝送バス上における基準時間に基づいて自機の
基準時間を計数するサイクルタイマと、伝送バスを介し
て受信した信号のうちデータ群中の再生指定時間データ
を抽出しバッファ内に記憶する再生指定時間データ抽出
手段と、再生指定時間データ抽出手段にて抽出された再
生指定時間データからダミーの再生指定時間を生成する
ダミー再生指定時間データ生成手段と、再生指定時間デ
ータ抽出手段からの再生指定時間データとダミー再生指
定時間データ生成手段からのダミー再生指定時間データ
のどちらか一方を選択的に出力する選択手段と、データ
群中の各データを順次取り込んで記憶して行きこれを再
生クロックに応じて記憶した順に読み出す受信バッファ
と、自機の基準時間が選択手段から出力される再生指定
時間と一致した時に基準クロックパルスを発生する一致
検出手段と、基準クロックパルスに応じて該基準クロッ
クパルスに位相同期したクロック信号を発生しこれを前
記再生クロックとするPLL回路とを備え、選択手段
は、伝送バス上の基準時間が変化する前は、再生指定時
間データ抽出手段からの再生指定時間データを選択し、
伝送バス上の基準時間が変化した後は、ダミー再生指定
時間データ生成手段からのダミー再生指定時間データを
選択するように切り換えることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、受信インターフェース装置は、伝送バ
ス上の基準時間変化直前に再生指定時間データ抽出手段
にて抽出された再生指定時間データと基準時間変化直後
に再生指定時間データ抽出手段にて抽出された再生指定
時間データとを減算し、その時間差をダミー再生指定時
間データ生成手段に出力する減算手段をさらに有し、ダ
ミー再生指定時間データ生成手段は、伝送バス上の基準
時間が変化した際に、当該時間差を基準時間変化前に再
生指定時間データ抽出手段内のバッファに蓄積されてい
た再生指定時間データに加えてダミーの再生指定時間デ
ータを生成することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項4乃至5
のいずれか一項に記載の発明において、再生指定時間デ
ータ抽出手段及び/又は受信バッファは、当該バッファ
内の伝送バス上の基準時間変化前のデータが全て空にな
った時に制御信号を出力し、選択手段は、制御信号に基
づいて、再生指定時間データ抽出手段からの再生指定時
間データを選択するように切り換えることを特徴とす
る。
【0011】請求項7に記載の発明は、時系列データを
複数のデータ群に分割してデータ群中の各データを再生
すべき時間を指定する再生指定時間データをデータ群に
付加してなるデータパケットを伝送バス上に時分割伝送
する伝送システムにおける受信インターフェース装置で
あって、伝送バス上における基準時間に基づいて自機の
基準時間を計数するサイクルタイマと、伝送バスを介し
て受信した信号のうちデータ群中の再生指定時間データ
を抽出しバッファ内に記憶する再生指定時間データ抽出
手段と、データ群中の各データを順次取り込んで記憶し
て行きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出
す受信バッファと、自機の基準時間が再生指定時間と一
致した時に基準クロックパルスを発生する一致検出手段
と、基準クロックパルスの周期に基づいてダミー基準ク
ロックパルスを生成するダミー基準クロックパルス生成
手段と、ダミー基準クロックパルス生成手段からのダミ
ー基準クロックパルスと一致検出手段からの基準クロッ
クパルスとのどちらか一方を選択的に出力する選択手段
と、基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
に位相同期したクロック信号を発生しこれを再生クロッ
クとするPLL回路とを備え、選択手段は、伝送バス上
の基準時間が変化する前は、一致検出手段からの基準ク
ロックパルスを選択し、伝送バス上の基準時間が変化し
た後は、前記ダミー基準クロックパルス生成手段からの
ダミー基準クロックパルスを選択するように切り換える
ことを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、ダミー基準クロックパルス生成手段は
カウンターを有し、当該カウンタにより基準クロックパ
ルスの周期を計測し、当該計測値に基づいてダミー基準
クロックパルスを生成することを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の発明は、請求項7乃至8
のいずれか一項に記載の発明において、再生指定時間デ
ータ抽出手段及び/又は受信バッファは、当該バッファ
内の伝送バス上の基準時間変化前のデータが全て空にな
った時に制御信号を出力し、選択手段は、制御信号に基
づいて、一致検出手段からの基準クロックパルスを選択
するように切り換えることを特徴とする。
【0014】請求項10に記載の発明は、時系列データ
を複数のデータ群に分割してデータ群中の各データを再
生すべき時間を指定する再生指定時間データをデータ群
に付加してなるデータパケットを伝送バス上に時分割伝
送する伝送システムにおける受信インターフェース装置
であって、伝送バス上における基準時間に基づいて自機
の基準時間を計数し、伝送バス上の基準時間変化前と後
の2つの基準時間を一時的に記憶する少なくとも2つの
レジスタを有するサイクルタイマと、伝送バスを介して
受信した信号のうちデータ群中の再生指定時間データを
抽出し記憶する再生指定時間データ抽出手段と、データ
群中の各データを順次取り込んで記憶して行きこれを再
生クロックに応じて記憶した順に読み出す受信バッファ
と、自機の基準時間が再生指定時間と一致した時に基準
クロックパルスを発生する一致検出手段と、基準クロッ
クパルスに応じて該基準クロックパルスに位相同期した
クロック信号を発生しこれを再生クロックとするPLL
回路とを備え、サイクルタイマは、伝送バス上の基準時
間変化前に再生指定時間データ抽出手段及び受信バッフ
ァに蓄積されたデータに対しては伝送バス上の基準時間
変化前に記憶された自機の基準時間を出力し、伝送バス
上の基準時間変化後に再生指定時間データ抽出手段及び
受信バッファに蓄積されたデータに対しては伝送バス上
の基準時間変化後に記憶された自機の基準時間を出力す
ることを特徴とする。
【0015】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載の発明において、受信インターフェース装置は、再
生指定時間データ抽出手段から出力される再生指定時間
データと一つ前に再生指定時間データ抽出手段から出力
される再生指定時間データとの時間差を減算する減算手
段と、減算手段からの時間差に基づいて伝送バス上の基
準時間変化前の再生指定時間データか基準時間変化後の
再生指定時間データかを判定する判定回路とをさらに備
え、サイクルタイマは、判定回路の判定結果に応じて伝
送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間と伝送バス
上の基準時間変化後の自機の基準時間とを選択的に一致
検出回路に出力することを特徴とする。請求項12に記
載の発明は、請求項11に記載の発明において、再生指
定時間データ抽出手段及び/又は受信バッファは、当該
バッファ内の伝送バス上の基準時間変化前のデータが全
て空になった時に制御信号を出力し、サイクルタイマ
は、制御信号に基づいて、伝送バス上の基準時間変化前
の自機の基準時間と伝送バス上の基準時間変化後の自機
の基準時間とを選択的に一致検出回路に出力することを
特徴とする。
【0016】請求項1に記載の発明によれば、伝送バス
上の基準時間が変化した際に、再生指定時間データ抽出
手段及び受信バッファの各バッファ内に蓄積されている
各データを全て削除するように構成したので、受信側で
は、伝送バス上の基準時間が変化した後、直ちに適切な
タイミングで基準時間変化後のディジタルデータを再生
出力することが可能となる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、再生
指定時間データ抽出手段及び/又は受信バッファは、当
該バッファ内の伝送バス上の基準時間変化前のデータが
全て空になった時に制御信号を出力し、再生指定時間デ
ータ抽出手段及び受信バッファは、伝送バス上の基準時
間が変化した際に各データの書き込みを中断し、伝送バ
ス上の基準時間変化前のデータが全て空になった時に各
データの書き込みを再開し、サイクルタイマは、当該制
御信号に基づいて、伝送バス上の基準時間変化前の自機
の基準時間から伝送バス上の基準時間変化後の自機の基
準時間に切換えて当該自機の基準時間を一致検出回路に
出力するように構成したので、受信側では、伝送バス上
の基準時間が変化した後、直ちに適切なタイミングで伝
送バス上の基準時間変化前のディジタルデータを再生出
力した後、引き続いて伝送バス上の基準時間変化後のデ
ィジタルデータを再生出力することが可能となる。
【0018】また、請求項3に記載の発明によれば、再
生指定時間データ抽出手段は、伝送バス上の基準時間が
変化した際に、当該バッファ内に蓄積されている再生指
定時間データを全て削除する構成としたので、受信側で
は、伝送バス上の基準時間が変化した後、直ちに適切な
タイミングで伝送バス上の基準時間変化前後のディジタ
ルデータを再生出力することが可能となる。
【0019】また、請求項4に記載の発明によれば、選
択手段は、伝送バス上の基準時間が変化する前は、再生
指定時間データ抽出手段からの再生指定時間データを選
択し、伝送バス上の基準時間が変化した後は、ダミー再
生指定時間データ生成手段からのダミー再生指定時間デ
ータを選択するように切り換える構成とし、また、請求
項5に記載の発明によれば、受信インターフェース装置
は、伝送バス上の基準時間変化前に再生指定時間データ
抽出手段にて抽出された再生指定時間データと伝送バス
上の基準時間変化直後に再生指定時間データ抽出手段に
て抽出された再生指定時間データとを減算し、その時間
差をダミー再生指定時間データ生成手段に出力する減算
手段をさらに有し、ダミー再生指定時間データ生成手段
は、伝送バス上の基準時間が変化した際に、当該時間差
を伝送バス上の基準時間変化前に再生指定時間データ抽
出手段内のバッファに蓄積されていた再生指定時間デー
タに加えてダミーの再生指定時間データを生成する構成
と、また、請求項6に記載の発明によれば、再生指定時
間データ抽出手段及び/又は受信バッファは、当該バッ
ファ内の伝送バス上の基準時間変化前のデータが全て空
になった時に制御信号を出力し、選択手段は、制御信号
に基づいて、再生指定時間データ抽出手段からの再生指
定時間データを選択するように切り換えるように構成し
たので、受信側では、伝送バス上の基準時間が変化した
後、直ちに適切なタイミングで伝送バス上の基準時間変
化前後のディジタルデータを再生出力することが可能と
なる。
【0020】また、請求項7に記載の発明によれば、選
択手段は、伝送バス上の基準時間が変化する前は、一致
検出手段からの基準クロックパルスを選択し、伝送バス
上の基準時間が変化した後は、ダミー基準クロックパル
ス生成手段からのダミー基準クロックパルスを選択する
ように切り換えるように構成し、請求項8に記載の発明
によれば、ダミー基準クロックパルス生成手段はカウン
ターを有し、当該カウンタにより基準クロックパルスの
周期を計測し、当該計測値に基づいてダミー基準クロッ
クパルスを生成する構成とし、請求項9に記載の発明に
よれば、再生指定時間データ抽出手段及び/又は受信バ
ッファは、当該バッファ内の伝送バス上の基準時間変化
化前のデータが全て空になった時に制御信号を出力し、
選択手段は、制御信号に基づいて、一致検出手段からの
基準クロックパルスを選択するように切り換える構成と
したので、受信側では、伝送バス上の基準時間が変化し
た後、直ちに適切なタイミングで伝送バス上の基準時間
変化前後のディジタルデータを再生出力することが可能
となる。
【0021】また、請求項10に記載の発明によれば、
サイクルタイマは、伝送バス上の基準時間変化前に再生
指定時間データ抽出手段及び受信バッファに蓄積された
データに対しては伝送バス上の基準時間変化前に蓄積さ
れた自機の基準時間を出力し、伝送バス上の基準時間変
化後に再生指定時間データ抽出手段及び受信バッファに
蓄積されたデータに対しては伝送バス上の基準時間変化
後に蓄積された自機の基準時間を出力する構成とし、請
求項11に記載の発明によれば、受信インターフェース
装置は、再生指定時間データ抽出手段から出力される再
生指定時間データと一つ前に再生指定時間データ抽出手
段から出力される再生指定時間データとの時間差を減算
する減算手段と、減算手段からの時間差に基づいて伝送
バス上の基準時間変化前の再生指定時間データか基準時
間変化後の再生指定時間データかを判定する判定回路と
をさらに備え、サイクルタイマは、判定回路の判定結果
に応じて伝送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間
と伝送バス上の基準時間変化後の自機の基準時間とを選
択的に一致検出回路に出力する構成とし、請求項12に
記載の発明によれば、再生指定時間データ抽出手段及び
/又は受信バッファは、当該バッファ内の基準時間変化
前のデータが全て空になった時に制御信号を出力し、サ
イクルタイマは、制御信号に基づいて、伝送バス上の基
準時間変化前の基準時間と伝送バス上の基準時間変化後
の自機の基準時間とを選択的に一致検出回路に出力する
構成としたので、受信側では、伝送バス上の基準時間が
変化した後、直ちに適切なタイミングで伝送バス上の基
準時間変化前後のディジタルデータを再生出力すること
が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明を適用したデータ転
送装置である。このデータ転送装置は、IEEE139
4−1995規格に基づく高速シリアルデータ転送イン
タフェースを備え、複数の電気機器11 〜15 がデイジ
チェーン(daisy chain )方式と分岐方式とでケーブル
及びコネクタを用いて着脱自在に接続されるものであ
る。複数の電気機器11 〜15 とは、ディジタルビデオ
テープレコーダ、ディジタルビデオディスクプレーヤ、
パーソナルコンピュータ、ディジタルビデオカメラ、ハ
ードディスクドライブ、スキャナ、プリンタ等のディジ
タルデータを入力又は出力する機器である。すなわち、
電気機器にはパーソナルコンピュータ及びそれに接続さ
れる周辺機器に限らず、ディジタルデータを入力又は出
力する家電製品も含まれるのである。複数の電気機器1
1 〜15 各々はデイジチェーンの末端で接続するだけな
らば1つのコネクタジャックを備えたものでも良いが、
デイジチェーン方式を可能にする機器は2つのコネクタ
ジャックを備え、分岐方式を可能にする機器は3つ以上
のコネクタジャックを備えている。コネクタジャックに
接続されるコネクタプラグは各ケーブルの両端に備えら
れている。このようにケーブルで接続された経路がデー
タ転送用のバスである。
【0023】次にIEEE1394−1995規格のデ
ータ転送プロトコルについて説明する。このプロトコル
では電気機器はノードと称され、各ノードには電気機器
を互いに識別するためにノードIDが付けられる。ま
た、各ノードはブランチノード及びリーフノードのいず
れかとなる。すなわち、ブランチノードとは2つ以上の
ノードに接続されたノードであり、リーフノードは1つ
のノードにだけ接続された末端のノードである。複数の
ノードが接続された状態においては、電源投入時、バス
にノードが追加接続された時、又はいずれかのノードが
バスから外された時にバスリセット信号が発生する。バ
スリセット後において、複数のノード間においてルート
ノードが決定される。
【0024】先ず、ルートノードの決定方法に関して詳
述する。バス上に接続された各ノードは、自器がブラン
チノード及びリーフノードのいずれであるかを判断し
て、複数のノードの接続形態(トポロジ)を情報として
検出する。リーフノードと判断したノードはブランチノ
ードに対して子ノードから親ノードヘの通知を示す信号
parent notify を送出する。信号parent notify を受け
たノードはそのリーフノードに対して親ノードから子ノ
ードヘの通知を示す信号child notifyを送出する。これ
によりリーフノードを含むノード間の親子関係が決定さ
れる。この後、ブランチノード間においては、信号pare
nt notify 及び child notifyのいずれも送受信を行な
っていないので、親子関係が決まっていないことを認識
して、信号parent notify を互いに送出する。互いに信
号送出した2つのブランチノード各々は信号parent not
ify を受け取ったことを判断すると、互いに独立した時
間を設定する。その設定時間が先に経過した一方のブラ
ンチノードは信号parent notify を他方のブランチノー
ドに送出する。他方のブランチノードはその設定時間が
経過しないうちに一方のブランチノードからの信号pare
nt notify を受け取ったので、その2つのブランチノー
ド間の親子関係は決定される。このようにして最後に親
子関係が決定した2つのブランチノード間の親ノードが
ルートノードとなる。
【0025】例えば、図2に示すようにノードA〜Fが
接続されたトポロジの場合には、先づ、リーフノード
A,E,Fが子ノードであることが決定される。リーフ
ノードA,E,F各々のポートはcで示すように子ノー
ドに相当し、それらリーフノードが接続されたブランチ
ノードBの一方のポート及びブランチノードDの2つの
ポートはpで示すように親ノードに相当する。次に、ブ
ランチノードC,D間においては、ノードCは2つのポ
ートのいずれも決定されていないので、ブランチノード
Dが先にparent notify をブランチノードCに送出する
ことになる。これは、ポートが1つになった方が先にpa
rent notify を送出することになっているためである。
よって、この時点で、ブランチノードDの残りの1つの
ポートが子ノードcに相当し、ブランチノードCの一方
のポートが親ノードpに相当する。
【0026】最後に、ブランチノードB,C間では、両
ノードともポートが1つになったためお互いにparent n
otify を送出することになる。この時には、先述したよ
うに、互いに信号送出した2つのブランチノード各々は
parent notify を受け取ったことを判断すると、互いに
独立した時間を設定する。本例では、ブランチノードC
が先に設定時間に達したため、ブランチノードBに対し
てparent notify を送出している。ブランチノードBは
その設定時間が経過しないうちに一方のブランチノード
からのparent notify を受け取ったので、その2つのブ
ランチノード間の親子関係は決定される。すなわち、ブ
ランチノードCの他方のポートが子ノードcに相当し、
ブランチノードBのポートが親ノードpに相当する。こ
のようにして最後に親子関係が決定した2つのブランチ
ノード間のうち、親ノードとなったノードBがルートノ
ードとなる。
【0027】次に、各ノードのノードIDの付与方法に
関して詳述する。先ず、ルートノードはノードIDを各
ノードに通知する。この通知処理においては、子ノード
を接続したポート番号順に端末のリーフノードから若い
番号(ノード番号0から)のノードIDが設定される。
ルートノードが最も大きなノード番号のノードIDとな
る。例えば、図2のトポロジの場合には、図3に示すよ
うにノードIDが付与されるが、その付与方法は、先
ず、ルートノードであるノードBが自機においてポート
番号の若いポートに接続されているノードAに対して、
ノードID番号を付与させるための信号grant を送出す
る。なお、図2においてバスの接続端子付近に付されて
いる番号がポート番号である。ノードAでは、grant 信
号を受信後、ノードID番号をつけた後、親ノードに対
して番号付けを行なったと言う確認の信号を送出する。
その後、ノードAは、全ノードに対して自機のノードI
D番号(ID=0)を送出する。ID番号を受け取った
全ノードは、自機のノードカウンタをインクリメント
(IDカウンタ=0)する。
【0028】次に、ルートノードBは、自機においてポ
ート番号が次に若いポートに接続されているノードCに
対して、ノードID番号を付与させるための信号grant
を送出する。ノードCでは、自機においてポート番号の
若いポートに接続されているノードDに対して、ノード
ID番号を付与させるための信号grant を送出する。ノ
ードDでは、自機においてポート番号の若いポートに接
続されているノードFに対して、ノードID番号を付与
させるための信号grant を送出する。ノードFでは、gr
ant 信号を受信後、ノードID番号をつけた後、親ノー
ドDに対して番号付けを行なったと言う確認の信号を送
出する。その後、ノードFは、全ノードに対して自機の
ノードID番号(ID=1)を送出する。ID番号を受
け取った全ノードは、自機のノードカウンタをインクリ
メント(IDカウンタ=1)する。次に、自機において
ポート番号が次に若いポートに接続されているノードE
に対して、ノードID番号を付与させるための信号gran
t を送出する。以下上述した順番で各機器のノードID
番号が付与され、図3のようになる。
【0029】ノードIDの通知が終了すると、複数のノ
ードのうちからバスマネージャが選択され、バスマネー
ジャはアイソクロナスの帯域制御、アイソクロナスチャ
ンネル制御、電力管理、トポロジマッピング及びスピー
ドマッピングを管理する。この管理の詳細は省略する。
データ転送にはアイソクロナス転送と、アシンクロナス
転送とがある。アイソクロナス転送は周期的に送信する
必要がある同期データの転送用であり、アシンクロナス
転送は非同期データの転送用である。データ転送の1サ
イクルは125μsecであり、各サイクル内には図4に
示すように、先ず、サイクルスタートパケットCS、ア
イソクロナスパケットI1 ,I2 、アシンクロナスパケ
ット(Asyncs転送)がその順で位置する。サイクルスタ
ートパケットCSはサイクルマスタノード(例えばルー
トノード)から全てのノードに対して転送され、そのデ
ータ転送サイクルの開始を示す。例えば、図5に示すよ
うに、IEEE1394−1995規格に基づくバスに
5つのノードA〜Eが接続されているとすると、各ノー
ドA〜Eは24.576MHzの周波数で計数して時間
値を得るサイクルタイマを備え、サイクルタイマの計数
タイミングでデータ送受信動作を行なう。ここで、ノー
ドEがマスタノードであるならば、ノードEは125μ
sec 毎にサイクルスタートパケットCSをノードA〜D
に供給するためにバス上に送出する。サイクルスタート
パケットCSにはノードEのサイクルタイマの時間値が
示されており、各ノードA〜Dはサイクルスタートパケ
ットCSを受信することにより、自身のサイクルタイマ
の時間値を受信サイクルスタートパケットCSに示され
たノードEのサイクルタイマの時間値(基準時間)に等
しくさせるのである。これにより、同一のバスに接続さ
れた全てのノードA〜Eのデータ送受信動作タイミング
を同期させることになる。
【0030】アイソクロナスパケットはアイソクロナス
転送用のパケットであり、1回のアイソクロナスサイク
ルの間に転送するアイソクロナスパケットの単位をチャ
ンネルと呼ぶ。図4では2つのチャンネル分のパケット
1 ,I2 が示されているが、パケット数は各サイクル
毎に設定され、複数のチャンネル分のパケットが時分割
多重化されている。アイソクロナスパケットでデータ転
送するノードは予約手続を予め行ないチャンネルを取得
した後であれば、125μsec に1回はデータパケット
を送出することができる。アイソクロナスパケットは具
体的には図6に示すように、アービトレーションと、デ
ータパケットとからなる。アービトレーションはデータ
転送に先立ってバス使用権をルートノードに要求し、使
用許諾を得るためのデータである。いずれかのノードが
使用許諾を得た場合にはルートノードからそれを知らせ
る信号が各ノードに直ちに供給される。データパケット
は、使用許諾を得た場合に送出され、ヘッダ、ヘッダC
RC、CIPヘッダ、データ部、及びデータCRCを時
間順に有している。ヘッダにはアイソクロナスパケット
で転送するデータの種類を示すチャンネルナンバ及びそ
のデータの時間的長さを示すデータサイズ等が情報とし
て含まれる。チャンネルナンバは0〜63まである。
【0031】CIPヘッダの構成は図7に示すようにな
っている。その構成を簡単に説明すると、SIDは送信
器のID番号を付与するための領域である。DBSは1
サンプルデータ(データブロック)のサイズである。F
N,QPC,SPHは例えばMPEGデータなどの映像
データを送出する際に必要な領域であり、FNはソース
パケットをIEEE1394のパケットにするためにい
くつのデータブロックに分割しているのかを示す数値、
QPCはソースパケットのサイズをDBS倍数にするた
めに加えられたダミーのクワドレット数(1クワドレッ
トは4バイト)、SPHは上記分割したデータパケット
のうちソースパケットヘッダが含まれているデータパケ
ットに対しては1を付与するための領域である。また、
Rsvは予約、DBCはサンプルデータの連続番号を付
与する領域であり、CIPヘッダに示されるDBCはデ
ータパケットの最初のサンプルデータの番号である。次
に、FMTはフォーマットIDであり、データのプロト
コルに応じて付けられる領域であり、例えば、A&M
(Audio/Music )プロトコルの場合には、A&Mプロト
コルのフォーマット情報が付与される。FDFは、前述
したFMTに準拠した領域であり、例えば、A&M(Au
dio/Music )プロトコルの場合には、各データのサンプ
リング周波数などが付与される。SYTは受信側におい
て、当該パケットデータを復調する時間を指し示すもの
であり、タイムスタンプデータ(再生指定時間データ)
のことである。この再生指定時間データSYTは、上述
したようにCIPヘッダのうち下位16bitにより構
成され、この下位16bitのうち、上位4bitはサ
イクルカウントと呼ばれ、1Isoサイクル(125μ
s)毎のカウントを行い、下位12bitはサイクルオ
フセット呼ばれ、24.576MHzのクロックでカウ
ントを行うものである。
【0032】アシンクロナスパケットは転送先を指定し
てデータを転送するためのパケットである。転送先は特
定の1ノード又はバス上の全てのノードである。アシン
クロナスパケットは具体的には図8に示すように、アー
ビトレーションと、データパケットと、アクノリッジパ
ケットとからなる。アービトレーションはデータ転送に
先だってバス使用権をルートノードに要求し、使用許諾
を得るためのデータである。データパケットは、ヘッ
ダ、ヘッダCRC、データ部、及びデータCRCを時間
順に有している。そのヘッダにはアシンクロナスパケッ
トで転送するデータの宛先のノードID、発信元のノー
ドID、及びそのデータの時間約長さを示すデータサイ
ズ等が情報として含まれる。アクノリッジパケットはア
シンクロナスパケットでデータ転送された宛先のノード
がデータ受信を確認して発信元のノードに対して送信す
るパケットである。
【0033】次に、アイソクロナスパケットによるオー
ディオテータの転送方法について説明する。図9に概略
的に示すように、サンプリング周波数fsが例えば、4
4.1KHzの時系列のディジタルデータであるオーデ
ィオデータDATAは1の電気機器9内の送信器11か
ら他の電気機器10内の受信器12にIEEE1394
−1995規格に基づくバス15を介して供給されると
する。電気機器9内には受信器12と同様の受信器13
が備えられ、また電気機器10内には送信器11と同様
の送信器14が備えられている。送信器11(14)に
おいては、図10に示すように、オーディオデータの各
サンプルデータは送信バッファ21に順次蓄えられ、そ
の蓄えられたデータがMUX(マルチプレックス)22
にてデータパケット化されてからバス15に出力され
る。送信バッファ21及びMUX22の動作は図示しな
いマイクロコンピュータによって制御される。
【0034】一方、レジスタからなるサイクルタイマ2
3には上記した24.576MHzのクロック信号が供
給されると共に、サイクルマスタノードから8KHzの
基準信号(基準時間の基となる信号)が供給される。こ
の基準時間により、すべてのノードの時間合わせが行わ
れる。なお、図10はサイクルマスタノード以外のノー
ドの構成を示しており、サイクルマスタノードの場合に
は、自機のクロックにより基準時間を生成するので、8
KHzの基準信号は供給されない。サイクルタイマ23
は基準信号で示された値からクロック信号を計数し、そ
の計数値を時間値としてラッチ回路24に供給する。ラ
ッチ回路24にはタイムスタンプタイミング信号fs/SY
T INTERVALが周期的に供給される。このタイムスタンプ
タイミング信号fs/SYT INTERVALは図示しない手段から
生成され、サンプルデータ(データブロック)にタイム
スタンプ、すなわち時間情報を付加するタイミングを示
す信号であり、サンプリング周波数fs/サンプル間隔
SYTINTERVALで求められる周波数である。
【0035】サンプル間隔SYT INTERVALはサンプルデー
タにタイムスタンプ(SYT)を付加するサンプル間隔
であり、例えば、8である。よって、ラッチ回路24
は、タイムスタンプタイミング信号fs/SYT INTERVALが
供給されたときのサイクルタイマ23の時間値を保持す
る。この保持した時間値は後述する転送遅延時間TD
加算されてMUX22に供給され,パケット化の際にサ
ンプル間隔SYTINTERVALでサンプルデータに対して付加
される。よって、サンプル間隔SYTINTERVAL毎の時間値
を有するサンプルデータがデータパケットとしてバス1
5に送出される。なお、図示していないがラッチ回路2
4の出力に転送遅延時間TDを加算するために加算器が
設けられている。
【0036】受信器12(13)においては、図11に
示すように、バス15からのデータパケットがサイクル
スタートパケット抽出部31及びアイソクロナスパケッ
ト用のデータパケット抽出部32に供給される。バス1
5を介して転送されたデータパケットから、サイクルス
タートパケット抽出部31はサイクルスタートパケット
CSを抽出し、データパケット抽出部32はアイソクロ
ナスパケットを抽出する。抽出されたサイクルスタート
パケットCSはサイクルタイマ33に供給され、サイク
ルタイマ33はそのサイクルスタートパケットCSに示
された時間値がセットされ、そのセット時間値から2
4.576MHzのクロック信号を計数して、その計数
値をサイクルタイム(基準時間)Tcとして一致検出回
路34に出力する。
【0037】一方、データパケット抽出部32で抽出さ
れたアイソクロナスパケットは受信バッファ35に蓄積
されると共に、アイソクロナスパケット中のCIPヘッ
ダに備えられたSYTがSYT抽出部36で取り出され
て一致検出回路34に対して保持出力される。一致検出
回路34はサイクルタイマ33から出力されたサイクル
タイムTcとSYT抽出部36から出力されたSYTと
を比較し、その時間値が一致した時に再生基準クロック
信号CREF を出力し、PLL回路37は再生基準クロッ
ク信号CREF に位相同期して再生サンプリングクロック
信号fsを生成する。再生サンプリングクロック信号f
sは受信バッファ35及びD/A変換器38に送信され
る。受信バッファ35は蓄積されたデータパケットの各
サンプルデータを再生サンプリング信号fsに同期して
各サンプルデータ単位に分離して出力する。D/A変化
器38は受信バッファ35から出力されたサンプルデー
タを再生サンプリングクロック信号fsに同期してアナ
ログオーディオ信号に変換する。そして、各回路を一括
制御するコントロール部39を備えている。なお、バス
上から送信されてくるバスリセット信号はコントロール
部39にて受信される。
【0038】データパケットの転送方法を更に説明する
と、送信器11側ではタイムスタンプタイミング信号fs
/SYT INTERVAL が図12(a)に示す信号波形の如く発
生する。このタイムスタンプタイミング信号fs/SYT INT
ERVAL の立ち上がり時点の時間値T1,T2,T3,…
…がその時点のDBC=i,i+8,i+16のサンプ
ルデータに対応する。すなわち、サンプルデータ列は図
12(b)に示すように、125μsec 毎に5又は6サ
ンプル単位でパケット化され、そのサンプルデータ列の
うちのタイムスタンプタイミング信号fs/SYT INTERVAL
の立ち上がり時点に位置するサンプルデータの時間値T
1,T2,T3,……に遅延転送時間TD を加えた値
(例えば、T1´,T2´,T3´)が上記のCIPヘ
ッダにSYTとして付加される。その時間値が付加され
るサンプルデータの間隔はサンプル間隔SYT INTERVAL
(図12の例では8)となる。時間値T1´,T2´,
T3´、……は対応したサンプルデータの受信側での再
生出力時点を示すデータであり、上記したように送信器
側のサイクルタイマの現時点の時間値に対して転送遅延
時間TD を加味させている。データパケットはパケット
化が行われた125μsec サイクルの次のサイクルでバ
ス上に図12(c)に示すように、サイクルスタートパ
ケットCSに続いてアイソクロナスパケットISOとし
て送出される。
【0039】受信器12側では送信器11から送出され
たアイソクロナスパケットISOを抽出した後、それを
受信バッファ35に蓄積することが行なわれる。例え
ば、図12(e)に示すように受信器12のサイクルタ
イマの時間値がT1´になったときに、再生サンプリン
グクロック信号fsに同期して、図12(d)に示すよ
うにDBC=iのサンプルデータが受信バッファ35か
ら出力され、それに続くサンプルデータが再生サンプリ
ングクロック信号fsに同期して順に受信バッファ35
から出力される。また、受信器12のサイクルタイマ3
3の時間値がT2´になったときに、再生サンプリング
クロック信号fsに同期しDBC=i+8のサンプルデ
ータが受信バッファ35から出力される。このような動
作が再生基準クロック信号CREFが得られる限り繰り返
されるのでデータ転送が可能となるのである。このよう
に、受信側では転送されたきたデータをバッファし、そ
の受信データのSYT(再生指定時間データ)と受信側
のサイクルタイマから出力されたサイクルタイムTcと
が一致した場合に、そのデータの処理を行うのである。
【0040】しかしながら、アイソクロナス転送を行っ
ているバス上に、例えば、新たな機器が接続された場
合、上述したようにバスリセットが生じるが、その際、
新たに接続されたバス上の機器がサイクルマスタになる
可能性がある。この時、バッファに蓄えられているバス
リセット前と後のデータでは時間情報の基準時間が異な
るため、受信側ではバスリセット前のデータのSYT
(時間データ)と自機ののサイクルタイムとが長時間一
致しなくなった場合、バッファがあふれ正常な受信デー
タの処理ができなくなる可能性がある。具体的には、図
13に示すようにサイクルタイム:CT=Xにて送受信
が行われている少なくとも2台のノードを接続している
バス(a)と,サイクルタイム:CT=Yにて送受信が
行われている少なくとも2台のノードを接続しているバ
ス(b)とが互いに接続され、接続されたバス(c)上
のサイクルタイムがCT=Yとなる場合である。この
時、サイクルタイム:CT=Xで動作していた受信側の
ノードのSYT抽出部36内のバッファには、サイクル
タイム:CT=XのSYT(x20,x21)とサイク
ルタイム:CT=YのSYT(y0,y1,y2)とが
混在している事になる。ここで、例えば、SYT(x2
0,x21)が、バスリセット後のサイクルタイムの基
準時間であるCT=Yよりも過去のデータであった場合
には、データのSYT(再生指定時間データ)と受信側
のサイクルタイムTc(基準時間)とが一致しなくな
り、バッファがあふれ正常な受信データの処理ができな
くなってしまうのである。
【0041】その際は、受信側において、次のような5
つの回復手段を取ることが考えられる。 (1)バスリセット後に、受信側のバッファに蓄えられ
たバスリセット前の受信データ及びそのSYTを全て削
除し、バスリセット後のデータを通常通り処理する。 (2)バスリセット後に、受信側のバッファに蓄えられ
たバスリセット前のデータが処理されるまで、バッファ
へのデータの送信を中断し、バスリセット前のデータが
なくなった後からバスリセット後のSYT情報を持つデ
ータの処理を行う。 (3)バスリセット後に、受信側のバッファに蓄えられ
たSYTのみを全て削除し、バスリセット直前のデータ
はバスリセット前に生成された再生基準クロック信号に
基づいて生成された再生サンプリングクロックfsによ
り処理し、バスリセット後のデータは通常通り処理す
る。 (4)バスリセット後は、バスリセット前のデータに対
してはダミーのSYTまたはダミーの再生基準クロック
信号を用いて処理し、バスリセット前のデータが全て処
理された後は、バスリセット後のSYTまたは再生基準
クロック信号により通常の処理を行う。 (5)バスリセット後は、バスリセット前のデータに対
してはバスリセット前のサイクルタイムを用いて処理
し、バスリセット前のデータが全て処理された後は、バ
スリセット後のサイクルタイムを用いて通常の処理を行
う。
【0042】以下に上記(1)乃至(5)の具体的な方
法を、第1の実施の形態乃至第5の実施の形態として図
を用いて説明する。
【0043】(第1の実施の形態)図14は、上記
(1)の方法を簡略的に示した図である。本図におい
て、図14(a)はサイクルタイム:CT=Xで動作し
ていた受信側のバスリセット直後のSYT抽出部36内
のバッファの状態を表しており、図14(b)は方法
(1)を経た状態を表している。すなわち、バスリセッ
ト前はサイクルタイム:CT=Xで送受信が行われてい
たので、SYT抽出部36内のバッファにはx20、x
21のSYTが蓄積されている(図14(a))。この
後、バスリセットが生じ、バス上のサイクルタイムがC
T=Yになった際に、SYT抽出部36内のバッファに
蓄積されているSYTを全て削除する。なお、SYTと
一緒にパケット化されていた受信バッファ35内のデー
タも削除する。バスリセット後には、サイクルタイムC
T=YのSYTがy0、y1、y2・・・とSYT抽出
部36内のバッファに蓄積されていく(図14
(b))。このように、第1の実施の形態においては、
バスリセット後に、受信側のバッファに蓄えられたバス
リセット前の受信データ及びそのSYTを削除するよう
にしている。
【0044】図15は、上述した受信器の状態をフロー
チャート化したものである。また、図16は、図11の
回路図から第1の実施の形態に係る部分を抜粋したもの
であり、図11と同一の機能を有する回路には同一の符
号が付されており、その説明は省略する。以下、図15
を基に図16を用いて第1の実施の形態の具体的な方法
を説明する。先ず、少なくとも2つのノードによりバス
15上でデータの送受信が行われている状態において、
上述したようにバスからのデータパケットがサイクルス
タートパケット抽出部31にて抽出される。抽出された
サイクルスタートパケットCSはサイクルタイマ33に
供給され、サイクルタイマ33はそのサイクルスタート
パケットCSに示された時間値を図示せぬレジスタにセ
ットする。一方、データパケット抽出部32は、バス上
のアイソクロナスパケットを抽出し、当該パケット内の
データを受信バッファ35に供給する。また、アイソク
ロナスパケット中のCIPに備えられたSYTは、SY
T抽出部36で抽出される。以後、上述した図11に説
明した所定のデータ受信処理にてデータの復調処理が行
われる。
【0045】ここで、データの送受信が行なわれている
最中に新たな機器の接続又は解除などによりバスリセッ
トが生じる(ステップS151)と、コントロール部3
9はバスリセット信号を受信する。その後、サイクルタ
イマ33は新たなサイクルスタートパケットを受信する
(ステップS152)。新たなサイクルスタートパケッ
トを受信したサイクルタイマ33は、そのサイクルスタ
ートパケットCSに示された時間値がセットされ、その
セット時間値から24.576MHzのクロック信号を
計数して、その計数値をサイクルタイム(基準時間)T
cとして一致検出回路34に出力する。また、コントロ
ール部39は受信バッファ35及びSYT抽出部36に
各バッファ内のデータをクリアするように制御信号を送
信する。当該制御信号を受信した受信バッファ35及び
SYT抽出部36は、各々のバッファに蓄積されている
データを全てクリアする(ステップS153)。ステッ
プS153以降は、引き続きバスリセットが生じるまで
通常の動作を繰り返す。すなわち、一致検出回路34に
おいて、サイクルタイマ33から供給されるサイクルタ
イムTcとSYT抽出部36から供給される新たなSY
Tとを比較し、当該時間値が一致した時に再生基準クロ
ック信号CREF を出力する。その後の行程は上述した通
りに行われる。また、ステップS151において、バス
リセットが生じない場合も、引き続きバスリセットが生
じるまで通常の動作を繰り返す。このように、第1の実
施の形態においては、バスリセットが生じた際に、受信
バッファ35及びSYT抽出部36の各バッファ内のデ
ータを全てクリアし、バスリセット後のデータは通常通
り処理が再開されるので、バスリセット前後の時間情報
が異なっても、正常な処理が行われることになる。な
お、第1の実施の形態の場合には、図14(a)で示し
たSYT(x20,x21)に相当するデータは欠落し
てしまうが、簡単な構成でデータの復調が再開されるこ
ととなる。
【0046】(第2の実施の形態)図17は、上記
(2)の方法を簡略的に示した図である。本図における
SYT抽出部36内のバッファの状態も第1の実施の形
態と同一であり、図17(a)はサイクルタイム:CT
=Xで動作している受信側のバスリセット直後のSYT
抽出部36内のバッファの状態を表しており、図17
(b)は方法(2)を経た状態を表している。すなわ
ち、バスリセット前はサイクルタイム:CT=Xで送受
信が行われていたので、SYT抽出部36内のバッファ
にはx20、x21のSYTが蓄積されている(図17
(a))。この後、バスリセットが生じ、バス上のサイ
クルタイムがCT=Yになった際に、SYT抽出部36
内は新たなSYTの取り込みを中断する。そして、SY
T抽出部36内のバスリセット前のデータが全て処理さ
れた後、SYT抽出部36内は新たなSYTの取り込み
を開始する。新たなSYTの取り込み開始後には、サイ
クルタイム:CT=YのSYTがy2、y3、y4、y
5・・・とSYT抽出部36内のバッファに蓄積されて
いく(図17(b))。このように、第2の実施の形態
においては、バスリセット後には、受信側のバッファに
蓄えられたバスリセット前のデータが処理されるまで、
バッファへのデータの供給を中断し、バスリセット前の
データがなくなった後からバスリセット後のSYT情報
を持つデータの供給を行うようにしている。
【0047】図18は、上述した受信器の状態をフロー
チャート化したものである。また、図19は、図11の
回路図から第2の実施の形態に係る部分を抜粋したもの
であり、図11と同一の機能を有する回路には同一の符
号が付されおり、その説明は省略する。なお、本実施の
形態においてはサイクルタイマ33は一時的にデータを
保持するためのレジスタを2つ備えている。以下、図1
8を基に図19を用いて第2の実施の形態の具体的な方
法を説明する。先ず、少なくとも2つのノードによりバ
ス15上でデータの送受信が行われている状態におい
て、上述したようにバスからのデータパケットがサイク
ルスタートパケット抽出部31にて抽出される。抽出さ
れたサイクルスタートパケットCSはサイクルタイマ3
3に供給され、サイクルタイマ33はそのサイクルスタ
ートパケットCSに示された時間値を例えばレジスタ1
にセットする。一方、データパケット抽出部32は、バ
ス上のアイソクロナスパケットを抽出し、当該パケット
内のデータを受信バッファ35に供給する。また、アイ
ソクロナスパケット中のCIPに備えられたSYTは、
SYT抽出部36で抽出される。以後、上述したデータ
受信処理にてデータの復調処理が行われる。
【0048】ここで、データの送受信が行われている最
中に新たな機器の接続または解除などによりバスリセッ
トが生じる(ステップS181)と、コントロール部3
9はバスリセット信号を受信する。その後、コントロー
ル部39は、サイクルタイマ33に新たなサイクルタイ
ムを別のレジスタに蓄積するように制御信号を送出す
る。サイクルタイマ33は、当該制御信号を受信し、例
えば第2のレジスタ2に新たなサイクルタイムを書き込
む。(ステップS182)。このとき、サイクルタイマ
33は、レジスタ1に蓄積されているサイクルタイムに
基づいて自機のサイクルタイムを生成し一致検出回路3
4に供給し続ける。一方、コントロール部39は、受信
バッファ35及びSYT抽出部36に各バッファ内への
データの書き込みを中断するように制御信号を送信する
(ステップS183)。当該制御信号を受信した受信バ
ッファ35及びSYT抽出部36は、各々のバッファ内
へのデータの書き込みを中断する。なお、この時、バス
リセット前に既に受信バッファ35に蓄積されているデ
ータは処理され続ける。
【0049】その後、受信バッファ35では、受信バッ
ファ35内のFIFOのデータが空になったか否かが監
視され、FIFOのデータが空にならない場合(ステッ
プS184:N)は、バッファ内へのデータの書き込み
中断(ステップS183)が継続され、FIFO内のデ
ータが空になった場合(ステップS184:Y)には、
受信バッファ35はコントロール部39に対してEmptyF
lag を送出する。コントロール部39は、EmptyFlag を
受信すると、サイクルタイム33に対して、サイクルタ
イムの書換指令の制御信号を送出する。当該制御信号を
受信したサイクルタイマ33は、レジスタ2に蓄積され
ていたサイクルタイムをレジスタ1に書き替え(ステッ
プS185)、当該サイクルタイムにより自機のサイク
ルタイムを生成し、一致検出回路に供給する。また、コ
ントロール部39は、受信バッファ35及びSYT抽出
部36に各バッファ内へのデータの書き込みを再開する
ように制御信号を送出する。当該制御信号を受信した受
信バッファ35及びSYT抽出部36は、各バッファ内
へのデータの書き込みを再開する(ステップS18
6)。ステップS186において、受信バッファ35及
びSYT抽出部36の各バッファ内へのデータの書き込
みを再開した後は、引き続きバスリセットが生じるまで
通常の動作を繰り返す。また、ステップS181におい
て、バスリセットが生じない場合も、引き続きバスリセ
ットが生じるまで通常の動作を繰り返す。
【0050】なお、ステップS183において、バスリ
セット後にデータパケット抽出部32にてデータを抽出
しないように制御させることも可能であり、またデータ
パケット抽出部32からデータが送信されないように制
御することも可能である。要は、バスリセット後に受信
バッファ35及びSYT抽出部36にデータが蓄積され
ないように制御すればよい。また、第2の実施の形態に
おいては、受信バッファ35内のデータ量を監視する場
合を説明したが、SYT抽出部36内のFIFOのデー
タを監視し、当該FIFOのデータが空になったら、Em
ptyFlag を送信する構成にすることも可能である。ま
た、後述する(第4の実施の形態にて説明する)よう
に、バスリセット時に、受信バッファ35及び/又はS
YT抽出部36内のFIFOのデータ量を計測し、当該
FIFOから出力されるデータ量がその計測値に達した
ら、所定の制御信号を出力する構成にすることも可能で
ある。要は、受信バッファ35及び/又はSYT抽出部
36内のFIFOのデータにバスリセット前のデータが
なくなったことを示す制御信号を出力すればよい。この
ように、第2の実施の形態においては、バスリセットが
生じた後に、受信バッファ35及びSYT抽出部36の
各バッファ内のデータの書き込みを中断し、バスリセッ
ト前のデータが処理された後、バスリセット後のデータ
の処理を開始するので、バスリセット前後の時間情報が
異なっても、正常な処理が行われることになる。よっ
て、第2の実施の形態の場合には、図17(a)で示し
たSYT(y0,y1)に関するデータは欠落してしま
うが、バスリセット前のデータは正常に処理され、バス
リセット後も通常の処理が再開されることとなる。
【0051】(第3の実施の形態)図20は、上記
(3)の方法を簡略的に示した図である。本図における
SYT抽出部36内のバッファの状態も第1の実施の形
態と同一であり、図20(a)はサイクルタイム:CT
=Xで動作している受信側のバスリセット直後のSYT
抽出部36内のバッファの状態を表しており、図20
(b)は方法(3)を経た状態を表している。すなわ
ち、バスリセット前は、サイクルタイム:CT=Xで送
受信が行われていたので、SYT抽出部36内のバッフ
ァにはx20、x21のSYTが蓄積されている(図2
0(a))。この後、バスリセットが生じ、バス上のサ
イクルタイムがCT=Yになった際に、SYT抽出部3
6内のバッファに蓄積されているSYTを全て削除す
る。そして、SYT抽出部36は新たなSYTの取り込
みを開始する。新たなSYTの取り込み後には、サイク
ルタイムCT=YのSYTがy0、y1、y2、y3・
・・とSYT抽出部36内のバッファに蓄積されていく
(図20(b))。なお、バスリセット後において、受
信バッファ35内のデータのうちバスリセット前のデー
タは、バスリセット前のサイクルタイム:CT=Xの時
に生成された再生基準クロック信号CREF により生成さ
れた再生サンプリングクロックfsにより制御され、サ
イクルタイム:CT=Xに関するデータが全て処理され
た後は、サイクルタイム:CT=Yに関するデータが通
常通りに処理される。このように、第3の実施の形態に
おいては、バスリセット後に、SYT抽出部36内のバ
ッファに蓄えられたSYTを全て削除する構成としてい
る。
【0052】図21は、上述した状態をフローチャート
化したものである。以下、図21を基に図16を用いて
第3の実施の形態の具体的な方法を説明する。先ず、通
常の動作が行われている状態(第1の実施の形態にて説
明されている)において、新たな機器の接続又は解除な
どによりバスリセットが生じる(ステップS211)
と、コントロール部39はバスリセット信号を受信す
る。その後、コントロール部39は、SYT抽出部36
にバッファ内のSYTを全てクリアするように制御信号
を送出する。当該制御信号を受信したSYT抽出部36
は、バッファ内のSYTを全てクリアする(ステップS
212)。また、受信バッファ35内に蓄積されている
データは、バスリセット前に生成されたリファレンスク
ロックCREF に位相同期した再生サンプリングクロック
信号fsに同期して処理され続ける(ステップS21
3)。なお、この状態の時には、一致検出回路34にS
YT抽出部36からしばらくの間SYTが送信されない
ため、一致検出回路34はリファレンスクロックCREF
を出力しない。しかしながら、PLL回路37は、バス
リセット前に生成されたリファレンスクロックCREF
基づいて生成された再生サンプリングクロックfsをし
ばらく維持し続けるので、バスリセット前のデータは、
当該再生サンプリングクロックfsにより処理されるこ
ととなる。一方、サイクルスタートパケット抽出部31
は、新たなサイクルスタートパケットCSを抽出し、サ
イクルタイマ33に当該サイクルスタートパケットCS
を供給する。SYT抽出部36は、新たなSYTを抽出
し、当該SYTを一致検出回路34に供給する。
【0053】サイクルタイマ33は、バスリセット後に
供給されてくるサイクルスタートパケットCSに示され
た時間値から24.576MHzのクロック信号を計数
してサイクルタイムTcを一致検出回路34に供給す
る。一致検出回路34は、サイクルタイマ33から供給
されたサイクルタイムTcとSYT抽出部36から供給
されたSYTとを比較し、その時間値が一致した時に再
生基準クロック信号CREF を生成する(ステップS21
4)。ステップS214において、サイクルタイムTc
とSYTが一致しない時には、受信バッファ35内に蓄
積されているデータは、ステップS213で行われてい
たバスリセット前に生成したリファレンスクロックC
REF に位相同期した再生サンプリングクロック信号fs
に同期して処理され続ける。一方、サイクルタイムTc
とSYTが一致した時には、受信バッファ35内に蓄積
されているデータは、その時間値が一致した時に再生基
準クロック信号CREF に位相同期した再生サンプリング
クロック信号fsに同期して処理される(ステップS2
15)。ステップS215において、通常の再生処理が
再開された後は、引き続きバスリセットが生じるか否か
が監視される。また、ステップS211において、バス
リセットが生じない場合も、引き続きバスリセットが生
じるまで通常の動作を繰り返し行う。
【0054】このように、第3の実施の形態において
は、SYT抽出部36内のバッファのデータを全てクリ
アし、バスリセット直前のデータはバスリセット前に生
成された再生サンプリングクロックfsにより処理し、
バスリセット後のデータは通常通りに処理する構成とし
たので、バスリセット前後の時間情報が異なっても、正
常な処理が行われることになる。なお、第3の実施の形
態の場合には、バスリセット前後においてデータの欠落
を生じることなく、バスリセット前後のデータが正常に
処理される。
【0055】(第4の実施の形態)第4の実施の形態
は、上述の(4)の方法であり、バスリセット後は、バ
スリセット前のデータに対してはダミーのSYTまたは
ダミーのリファレンスクロックを用いて処理し、バスリ
セット前のデータが全て処理された後は、バスリセット
後のSYTまたはリファレンスクロックにより通常の処
理を行うものである。なお、本実施の形態には2通りの
方法があり、第4の実施の形態の第1の方法、第4の実
施の形態の第2の方法として、以下に詳細な説明を行
う。
【0056】(第4の実施の形態の第1の方法)第4の
実施の形態の第1の方法は、ダミーのSYTを生成する
方法である。図22は、第4の実施の形態の第1の方法
を簡略的に示した図である。すなわち、バスリセット前
は、サイクルタイム:CT=Xで送受信が行われていた
ので、SYT抽出部36内のバッファにはX20、X2
1のSYTが蓄積されている。この後、バスリセットが
生じ,バス上のサイクルタイムがCT=Yになった際
に、SYT抽出部36は新たなSYTの取り込みを行
う。新たなSYTの取り込み後は、サイクルタイム:C
T=YのSYTがy0、y1、y2、y3・・・とSY
T抽出部36内のバッファに蓄積されていく。一方、ダ
ミーSYT生成回路41は、バスリセットが生じた後、
x20、x21のSYTに相当するダミーSYTである
x20´、x21´を生成し、選択回路42に供給す
る。選択回路42は、バスリセット信号に応じて、SY
T抽出部36のSYTからダミーSYT生成回路41の
ダミーSYTへの切り換えを行い、一致検出回路34に
そのSYTを供給する。尚、当該ダミーSYTの出力が
終了したら、再び通常のSYTを一致検出回路34に供
給する。このように、第4の実施の形態の第1の方法に
おいては、バスリセット後は、バスリセット前のデータ
に対してはダミーのSYTを用いて処理し、バスリセッ
ト前のデータが全て処理された後は、バスリセット後の
SYTにより通常の処理が行われるようにするものであ
る。
【0057】図23は、上述した受信器の状態をフロー
チャート化したものである。また、図24は、図11の
回路図から第4の実施の形態に係る部分を抜粋したもの
であり、図11と同一の機能を有する回路には同一の符
号が付されており、その説明は省略する。なお、本実施
の形態においては減算回路40、ダミーSYT生成回路
41、選択回路42を新たに備えている。ここで減算回
路40は、SYT抽出部36からSYTを受信し、当該
SYTの前後のSYTの差を後述する演算式により演算
し、その差を時間差(D)としてダミーSYT生成回路
41に供給する。ダミーSYT生成回路41は、当該時
間差(D)を受信し、またSYT抽出部36からSYT
を受信する。そして、当該時間差(D)とSYT抽出部
36からのSYTを用いて後述する演算式によりダミー
SYTを生成し、そのダミーSYTを選択回路42に供
給する。選択回路42は、SYT抽出部36からのSY
TとダミーSYT生成回路41からのSYTを選択的に
一致検出回路に供給する。以下、図23を基に図24を
用いて第4の実施の形態の第1の方法に関して具体的な
方法を説明する。先ず、通常の動作が行われている状態
(第1の実施の形態にて説明されている)において、新
たな機器の接続又は解除などによりバスリセットが生じ
る(ステップS231)と、コントロール部39はバス
リセット信号を受信する。その後、コントロール部39
は、SYT抽出部36にバッファ内のBuffer Size を確
認するように制御信号を送信する。当該制御信号を受信
したSYT抽出部36は、バッファ内のBuffer Size を
確認し、コントロール部39にBuffer Size を送信する
(ステップS232)。このBuffer Size は、バスリセ
ットが生じた時にSYT抽出部36内のバッファに蓄積
されているSYTの個数をカウントした値であり、例え
ば、図22に示されているようにバスリセット前のSY
Tが2個(X20,X21)蓄積されている場合にはBu
ffer Size =2とする。
【0058】また、コントロール部39は、選択回路4
2に切換信号を送出する。当該切換信号を受信した選択
回路42は、ダミーSYT生成回路41から供給されて
くるSYTを一致検出回路34に供給するように切り換
えを行う。(ステップS233)。また、コントロール
部39は、バスリセット以降に、一致検出回路34にて
選択回路42からのSYTとサイクルタイマ33からの
サイクルタイムとが一致した回数をカウントし(ステッ
プS234,S235)、そのカウント値がBuffer Siz
e 以上になったら(ステップS236)、選択回路42
に対して再度切換信号を送信する。これは、例えば、図
22の場合には、計数値>2となったら選択回路42に
対して切換信号を送信する。当該切換信号を受信した選
択回路42は、再び通常のSYTを一致検出回路34に
送信するように切り換えを行う(ステップS237)。
一方、ステップS236において、ダミーSYTを計数
した値が、BufferSize より大きくなければ、ダミーS
YTの計数を継続する(ステップS234,S23
5)。ステップS237において、通常の再生処理が再
開された後は、引き続きバスリセットが生じるか否かが
監視される。また、ステップS231において、バスリ
セットが生じない場合も、引き続きバスリセットが生じ
るまで通常の動作を繰り返し行う。
【0059】このように、第4の実施の形態の第1の方
法においては、バスリセット後に、ダミーのSYTを生
成するような構成としたので、バスリセット前後の時間
情報が異なっても、正常な処理が行われることになる。
【0060】なお、ダミーSYTの具体的な生成方法
は、次のように行われる。図24において、減算回路4
0には常にSYTが供給されており、バスリセットが生
じた時に、バスリセット直前のSYT(サイクルタイ
ム:CT=XのSYT)とバスリセット直後のSYT
(サイクルタイム:CT=YのSYT)との時間差を、
【0061】
【数1】時間差(D)=(バスリセット直前のSYT)
−(バスリセット直後のSYT) として演算し、その時間差(D)をDumy SYT生
成回路41に供給する。Dumy SYT生成回路41
は、バスリセット前のサイクルタイム:CT=XのSY
Tに上記時間差を
【0062】
【数2】ダミーSYT=(バスリセット前のSYT)+
時間差(D) として加え、選択回路42に供給する。具体的には、例
えば、図22に示されているように、SYT抽出部36
内のバッファに、サイクルタイム:CT=XのSYT
(x20,x21)が蓄積されている状態において、バ
スリセットが生じると、SYT抽出部36は次のサイク
ルタイムであるCT=YのSYT(y0)を抽出する。
この時、減算回路40はy0−x21=時間差(D)を
演算し、その時間差(D)をDumy SYT生成回路
41に供給する。Dumy SYT生成回路41は、S
YT抽出部36から送信されるサイクルタイム:CT=
XのSYT(x20,x21)に上記時間差(D)を加
え、ダミーSYT(x20´,x21´)を生成し、当
該ダミーSYTを選択回路42に供給する。このように
して、ダミーSYTが生成される。
【0063】なお、第4の実施の形態の第1の方法にお
いては、選択回路42の切り換えをSYT抽出部36内
のバッファ内のBuffer Size に基づいて行っているが、
受信バッファ35のBuffer Size に基づいて行うことも
可能である。このBufferSize の求め方に関しては当該
実施例に限定されること無く、バッファ内のデータ量が
求まれば他の方法でも良い。また、後述する(第5の実
施の形態で説明する)ように、SYT抽出部36におい
て、バスリセット前とバスリセット後のSYTの判別を
行い、当該判別結果に基づいて選択回路42を切り換え
るように構成することも可能である。また、減算した時
間差(D)をサイクルタイム33に送信し、ダミーのサ
イクルタイムを生成することも可能である。その際は、
バスリセット後のサイクルタイムから時間差(D)を減
算すればよい。
【0064】次に、第4の実施の形態の第2の方法は、
ダミーの再生基準クロック信号CREF ´を生成する方法
である。図25は、第4の実施の形態の第2の方法を簡
略的示した図である。すなわち、バスリセット前は、サ
イクルタイム:CT=Xで送受信が行われていたので、
SYT抽出部36内のバッファにはx20、x21のS
YTが蓄積されている。この後、バスリセットが生じ、
バス上のサイクルタイムがCT=Yになった際に、SY
T抽出部36は新たなSYTの取り込みを行う。新たな
SYTの取り込み後は、サイクルタイム:CT=YのS
YTがy0、y1、y2、y3・・・とSYT抽出部3
6内のバッファに蓄積されていく。一方、ダミー再生基
準クロック信号CREF ´生成回路43は、バスリセット
が生じた後、x20、x21のSYTに相当するダミー
再生基準クロック信号CREF ´を生成し、選択回路44
に送出する。選択回路44は、バスリセット信号に応じ
て、一致検出回路34からの再生基準クロック信号C
REF からダミー再生基準クロック信号CREF ´生成回路
43からのダミー再生基準クロック信号CREFへの切り
換えを行い、ダミー再生基準クロック信号CREF ´をP
LL回路37に供給する。なお、バスリセット前のデー
タの処理が終了した後は、再び一致検出回路34からの
再生基準クロック信号CREF をPLL回路37に出力さ
れるようにする。また、後述するが、バスリセット前の
SYTは、削除されることになる。このように、第4の
実施の形態の第2の方法は、バスリセット後は、バスリ
セット前のデータに対してはダミーのリファレンスクロ
ックを用いて処理し、バスリセット前のデータが全て処
理された後は、バスリセット後のリファレンスクロック
により処理を行うものである。
【0065】図26は、上述した受信器の状態をフロー
チャート化したものである。また、図27は、図11の
回路図から第4の実施の形態に係る部分を抜粋したもの
であり、図11と同一の機能を有する回路には同一の符
号が付されており、その説明は省略する。なお、本実施
の形態においてはダミー再生基準クロック信号CREF ´
生成回路43、選択回路44を新たに備えている。ここ
で、ダミー再生基準クロック信号CREF ´生成回路43
は、一致検出回路34より再生基準クロック信号CREF
を受信し、当該再生基準クロック信号CREF から後述す
る方法によりダミー再生基準クロック信号CREF ´を生
成し、当該ダミー再生基準クロック信号CREF ´を選択
回路44に供給する。選択回路44は、一致検出回路3
4からの再生基準クロック信号CREF とダミー再生基準
クロック信号CREF ´からのダミー再生基準クロック信
号CREF ´を選択的にPLL回路37に供給する。以
下、図26を基に図27を用いて第4の実施の形態の第
2の方法に関して具体的な方法を説明する。
【0066】先ず、通常の動作が行われている状態(第
1の実施の形態にて説明されている)において、新たな
機器の接続又は解除などによりバスリセットが生じる
(ステップS261)と、コントロール部39はバスリ
セット信号を受信する。その後、コントロール部39
は、SYT抽出部36にバッファ内のBuffer Size を確
認するように制御信号を送信する。当該制御信号を受信
したSYT抽出部36は、バッファ内のBuffer Size を
確認し、コントロール部39にBuffer Size を送信する
(ステップS262)。この後、バッファ内の全てのS
YTを削除する。なお、このBuffer Size は、第1の方
法にて説明したBuffer Size と同一のものである。ま
た、コントロール部39は、選択回路44に切換信号を
送信する。切換信号を受信した選択回路44は、ダミー
再生基準クロック信号CREF ´生成回路43から供給さ
れてくるダミ−再生基準クロック信号CREF ´をPLL
回路37に供給するように切り換えを行う。(ステップ
S263)。この時、一致検出回路34には、バスリセ
ット後のSYTが供給されるので、当該一致検出回路3
4からの出力は暫くの間行われないことになる。よっ
て、その期間は、ダミー再生基準クロック信号CREF ´
生成回路43からのダミ−再生基準クロック信号CREF
´を選択回路に供給するのである。
【0067】また、コントロール部39は、選択回路4
4に供給されるダミー再生基準クロック信号CREF ´の
立ち上がりを計数し(ステップS264)、その計数値
がBuffer Size と等しくなるか又はそれ以上になったら
(ステップS265)、選択回路44に対して切換信号
を送信する。切換信号を受信した選択回路44は、再び
通常の再生基準クロック信号CREFをPLL回路37に
供給するように切り換える(ステップS266)。一
方、ステップS265において、ダミー再生基準クロッ
ク信号CREF ´の立ち上がりを計数した値が、Buffer S
ize より大きくならない場合には、ダミー再生基準クロ
ック信号CREF ´の計数を継続する(ステップS26
4)。ステップS266において、通常の再生処理が行
われた後は、引き続きバスリセットが生じるか否かが監
視される。また、ステップS261において、バスリセ
ットが生じない場合も、引き続きバスリセットが生じる
まで通常の動作を行う。このように、第4の実施の形態
の第2の方法においては、バスリセット後に、ダミーの
再生基準クロック信号CREF ´を生成し、バスリセット
前のデータに対してはダミーの再生基準クロック信号C
REF ´を用いて処理し、バスリセット前のデータが全て
処理された後は、バスリセット後の再生基準クロック信
号CREFにより処理を行う構成としたので、バスリセッ
ト前後の時間情報が異なっても、正常な処理が行われる
ことになる。
【0068】なお、ダミー再生基準クロック信号CREF
´の具体的な生成方法は、次のように行われる。図27
において、ダミー再生基準クロック信号CREF ´生成回
路43は、一致検出回路34にて生成される再生基準ク
ロック信号CREF のクロック周期(図28)の立ち上が
り及びそのタイミングを図示せぬカウンタでカウント
し、当該クロック周期を図示せぬダミー再生基準クロッ
ク信号CREF ´生成回路43内のバッファに記憶してお
く。図28に示した例においては、クロック周期(T)
がバッファに記憶される。なお、このカウンタはリファ
レンスクロックの立ち上がりでカウンタの値をバッファ
に記憶し、その後次の周期(T)をカウンタするため
に、カウント値をクリアし、再びカウント動作を継続す
る構成となっている。上述した状態において、バスリセ
ットが生じた際に、ダミー再生基準クロック信号CREF
´生成回路43は、バッファに記憶されている周期、例
えば、周期(T)によりダミー再生基準クロック信号C
REF ´を生成し、当該ダミー再生基準クロック信号C
REF ´を選択回路44に供給する。このようにして、ダ
ミー再生基準クロック信号CREF ´が生成される。
【0069】なお、第4の実施の形態の第2の方法にお
いては、選択回路44の切り換えをSYT抽出部36内
のバッファ内のBuffer Size に基づいて行っているが、
受信バッファ35のBuffer Size に基づいて行うことも
可能である。このBufferSize の求め方に関しては当該
実施例に限定されること無く、バッファ内のデータが求
まれば他の方法でも良い。また、後述する(第5の実施
の形態で説明する)ように、SYT抽出部36におい
て、バスリセット前とバスリセット後のSYTの判別を
行い、当該判別結果に基づいて選択回路44を切り換え
るように構成することも可能である。以上に示したよう
に、第4の実施の形態の第1の方法及び第2の方法で
は、バスリセット前後においてデータの欠落を生じるこ
となく、バスリセット前後のデータが正常に処理され
る。
【0070】(第5の実施の形態)図29は、上記
(5)の方法を簡略的に示した図である。本図における
SYT抽出部36内のバッファの状態も第1の実施の形
態と同一であり、図29(a)はサイクルタイムCT=
Xで動作している受信側のバスリセット直後のSYT抽
出部36内のバッファの状態を表しており、図29
(b)は方法(5)を経た状態を表している。すなわ
ち、バスリセット前はサイクルタイム:CT=Xで送受
信が行われていたので、SYT抽出部36内のバッファ
にはx20、x21、X22のSYTが蓄積されている
(図20(a))。この後、バスリセットが生じ,バス
上のサイクルタイムがCT=Yとなった際においても、
通常通りSYT抽出部36は新たなSYTの取り込みを
行う。そして、新たなSYT取り込み後には、サイクル
タイム:CT=XのSYTのx20、x21、x22
と、サイクルタイム:CT=YのSYTがy0、y1、
y2、y3・・・とがSYT抽出部36内のバッファに
蓄積されている(図29(b))。ここで、バッファ内
では各SYTの前後の差が演算され、その差によりバス
リセット前のSYTかバスリセット後のSYTかが判別
され、当該判別結果に基づいて、バスリセット前のデー
タに対してはサイクルタイム:CT=Xで復調処理が行
われるように制御し、バスリセット後のデータに対して
はサイクルタイム:CT=Yで復調処理が行われるよう
に制御する。
【0071】このように、第5の実施の形態において
は、バスリセット前のデータに対してはサイクルタイ
ム:CT=Xで復調処理が行われるように制御し、バス
リセット後のデータに対してはサイクルタイム:CT=
Yで処理されるように構成される。
【0072】図30は、上述した受信器の状態をフロー
チャート化したものである。また、図31は、図11の
回路図から第5の実施の形態に係る部分を抜粋したもの
であり、図11と同一の機能を有する回路には同一の符
号が付されており、その説明は省略する。なお、本実施
の形態においては減算回路45、判定回路46を新たに
備えている。また、サイクルタイム33は一時的にデー
タを保持するためのレジスタを2つ備えている。ここ
で、減算回路45はSYT抽出部36からSYTを受信
し、当該SYTの前後の時間差を後述する演算式により
演算し、当該時間差を時間差(D)として判定回路46
に供給する。判定回路46は、減算回路45から時間差
(D)を受信し、当該時間差(D)に基づいて後述する
方法により、バスリセット前のSYTかバスリセット後
のSYTかの判定を行い、当該結果をコントロール部3
9に供給する。
【0073】以下、図30を基に図31を用いて第5の
実施の形態の具体的な方法を説明する。先ず、少なくと
も2つのノードによりバス15上でデータの送受信が行
われている状態において、上述したようにバスからのデ
ータパケットがサイクルスタートパケット抽出部31に
て抽出される。抽出されたサイクルスタートパケットC
Sはサイクルタイマ33に送信され、サイクルタイマ3
3はそのサイクルスタートパケットCSに示されたサイ
クルタイムを例えばレジスタ1にセットし、当該サイク
ルタイムに基づいて自機のサイクルタイムを生成し、一
致検出回路34に供給する。一方、データパケット抽出
部32は、バス15上のアイソクロナスパケットを抽出
し、当該パケット内のデータを受信バッファ35に供給
する。また、アイソクロナスパケット中のCIPに備え
られたSYTは、SYT抽出部36で抽出される。SY
T抽出部36は、アイソクロナスパケット中のCIPに
備えられたSYTを一致検出回路34及び減算回路45
に供給する。減算回路45では、当該SYTの各々の時
間差(D)を後述する演算式により演算し、その時間差
(D)を判定回路46に供給する。判定回路46では、
減算回路45から時間差(D)を受信し、当該時間差
(D)に基づいて後述する方法により、バスリセット前
のSYTかバスリセット後のSYTかの判定を行い、当
該結果をコントロール部39に供給する。以後、上述し
たデータ受信処理にてデータの復調処理が行われる。
【0074】データの送受信を行っている最中に新たな
機器の接続又は解除などによりバスリセットが生じる
(ステップS301)と、コントロール部39はバスリ
セット信号を受信する。その後、コントロール部39
は、サイクルタイマ33に新たなサイクルタイムを別の
レジスタに蓄積するように制御信号を送信する。サイク
ルタイマ33は、当該制御信号を受信し、例えば第2の
レジスタ2に新たなサイクルタイムを書き込む。このと
き、サイクルタイマ33は、レジスタ1に蓄積されてい
るサイクルタイムにより自機のサイクルタイムを生成
し、その値を一致検出回路34に供給し続ける。一致検
出回路34は、当該サイクルタイムとSYT抽出部36
より供給されるSYTにより再生基準クロック信号C
REF を生成する。一方、減算回路45は、SYT抽出部
36よりSYTが供給され、当該SYTの各々の差を検
出し、その差を判定回路46に送信する(ステップS3
02)。判定回路46は、減算回路45より供給されて
くるSYTの差を蓄えておき、供給されてくるSYTと
の差を前回のものと比較して当該差が後述する所定範囲
内か否かを判定(ステップS303)し、所定範囲内で
あれば通常の処理が継続される。
【0075】一方、所定範囲外の場合には、コントロー
ル部39に制御信号を送信する。コントロール部39
は、当該制御信号を受信すると、サイクルタイマ33に
対して、サイクルタイムの書換指令の制御信号を送信す
る。当該制御信号を受信したサイクルタイム33は、レ
ジスタ2に蓄積されていたサイクルタイムをレジスタ1
に書き換え(ステップS304)、当該サイクルタイム
に基づいて自機のサイクルタイムを生成し、一致検出回
路34に供給する。ステップS304において、サイク
ルタイムの書き換えが行われた後は、引き続きバスリセ
ットが生じるまで通常の動作を繰り返し行う。また、ス
テップS301において、バスリセットが生じない場合
も、引き続きバスリセットが生じるまで通常の動作を繰
り返し行う。
【0076】このように、第5の実施の形態において
は、受信側において、バスリセット前と後のサイクルタ
イムを反映する複数のサイクルタイムレジスタを備え、
バスリセット後は、バスリセット前のデータに対しては
バスリセット前のサイクルタイムを用いて処理し、バス
リセット前のデータが全て処理された後は、バスリセッ
ト後のサイクルタイムを用いて通常の処理を行うので、
データ欠落のないデータの復調が行われることになる。
【0077】なお、減算回路45におけるSYTの時間
差(D)の具体的な演算方法及び判定回路46の判定方
法は、次のように行われる。図29において、(b)に
示されている各SYTは、SYT抽出部36より減算回
路45に供給される。減算回路45では、当該SYTを
用いて、
【0078】
【数3】時間差(D)=現在のSYT−1つ前のSYT として時間差(D)を演算し、当該時間差(D)を判定
回路46に供給する。判定回路46では、当該時間差
(D)によりバスリセット前のSYTとバスリセット後
のSYTとの境界を検出し、当該検出結果をコントロー
ル部39に送信する。すなわち、境界前後のSYTの時
間差(D´)は、それ以外のSYTの時間差(D)とは
値が異なるため、その時間差(D´)が求められたSY
Tがバスリセット前のSYTとバスリセット後のSYT
となる。より具体的には、図29(b)において、減算
回路45では、時間差(D)を
【0079】
【数4】 とし、次に、
【0080】
【数5】 とし、次に、
【0081】
【数6】 として演算する。この時、サイクルタイム:CT=Xの
時に付加されたSYTにて演算された(数4)乃至(数
5)は、所定の時間差(a)である。これが、バスリセ
ット直後においては、サイクルタイム:CT=Xの時に
付加されたSYTとサイクルタイム:CT=Yの時に付
加されたSYTにて演算するため、バスリセット前後の
基準時間が異なっている場合には、所定の時間差(b)
となる。よって、この時間差の値を比較することにより
上述した境界部分が検出されることになる。なお、上記
の例ではサイクルタイム:CT=Xの時に付加されたS
YTにて演算された所定の時間差を(a)としたが、実
際には、この時間差にも多少のジッタ成分αが有るた
め、他の時間差と比較する場合には、a±αと比較する
のが良い。このようにして、バスリセット前のSYTと
バスリセット後のSYTが判別される。なお、第5の実
施の形態においては、サイクルタイマ33のレジスタの
切り換えを判定回路46の判定結果に基づいて行った
が、前述したようにSYT抽出部36及び/又は受信バ
ッファ内のBuffer Size に基づいて行うことも可能であ
る。
【0082】以上示したように、本発明は、送信側が送
出したディジタルデータを、受信側では直ちに適切なタ
イミングで再生出力できる状態に戻ることができるので
ある。また、本発明はA&M Protocolにて決められている
伝送方式の1つであるNon-Blocking転送方式(1Iso
サイクル単位でパケット化を行う)の場合について説明
したが、Blocking転送方式(所定数のサンプル単位でパ
ケット化を行う)についても適用可能である。また、サ
ンプリング周波数も32[KHz] 以外の場合においても適
用可能である。なお、本発明においては、伝送バス上の
基準時間が変化する時をバスリセットが生じる際とした
が、バスリセットが生じない場合でも、例えばサイクル
マスタノードが基準時間の変更を行った際には、本発明
の各方法を適用することが可能である。また、上記各実
施の形態においては、本発明による受信インターフェー
ス回路12,13によって所定のデータの再生を実施す
る旨を述べたが、この再生対象となるデータは映像デー
タや音声データであっても構わない。又、上記実施例に
おいては、かかる受信インターフェース回路12,13
をIEEEl394−1995規格による伝送システム
に採用した場合の動作について説明したが、適用可能な
伝送システムとしては、IEEE1394−1995規
格に限定されるものではない。
【0083】要するに、音声データ及び映像データの如
き時系列データを複数のデータ群に分割し、これらデー
タ群中の各データを受信側において再生すべき時間を指
定する再生指定時間データを上記データ群に付加してな
るデータパケットを時分割伝送するような伝送システム
の受信インターフェース装置であれば良い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信側が送出したディジタルデータを、受信側では直ち
に適切なタイミングで再生出力できる状態にすることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】高速シリアルデータ転送インターフェースによ
って接続された複数の電気機器を示す図である。
【図2】ノードA〜Fが接続されたトポロジにおいてル
ートノードの決定手順を説明するための図である。
【図3】ノードIDの各ノードへの通知手順を説明する
ための図である。
【図4】サイクル内のパケット構造を示す図である。
【図5】サイクルスタートパケットCSの転送を示す図
である。
【図6】アイソクロナスパケットの構造を示す図であ
る。
【図7】CIPヘッダの構造を示す図である。
【図8】アシンクロナスパケットの構造を示す図であ
る。
【図9】送受信器を含む電気機器間の接続状態を示す図
である。
【図10】送信器の構成を示すブロック図である。
【図11】受信器の構成を示すブロック図である。
【図12】データパケット転送を説明するための図であ
る。
【図13】本発明の問題点を説明するための図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態の簡略図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態のフローチャート
を示す図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図17】本発明の第2の実施の形態を示す簡略図であ
る。
【図18】本発明の第2の実施の形態のフローチャート
を示す図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図20】本発明の第3の実施の形態を示す簡略図であ
る。
【図21】本発明の第3の実施の形態のフローチャート
を示す図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態の第1の方法を示
す簡略図である。
【図23】本発明の第4の実施の形態の第1の方法のフ
ローチャートを示す図である。
【図24】本発明の第4の実施の形態の第1の方法を示
すブロック図である。
【図25】本発明の第4の実施の形態の第2の方法を示
す簡略図である。
【図26】本発明の第4の実施の形態の第2の方法のフ
ローチャートを示す図である。
【図27】本発明の第4の実施の形態の第2の方法を示
すブロック図である。
【図28】本発明の第4の実施の形態の第2の方法の再
生基準クロック信号CREF のクロック周期を示した図で
ある。
【図29】本発明の第5の実施の形態を示す簡略図であ
る。
【図30】本発明の第5の実施の形態のフローチャート
を示す図である。
【図31】本発明の第5の実施の形態のブロック図であ
る。
【主要部分の符号の説明】
9,10・・・電気機器 11,14・・・送信器 12,13・・・受信器 15・・・IEEE1394−1995バス 21・・・送信バッファ 22・・・MUX 23,33・・・サイクルタイマ 24・・・ラッチ回路 31・・・サイクルスタートパケット抽出部 32・・・データパケット抽出部 34・・・一致検出回路 35・・・受信バッファ 36・・・SYT抽出部 37・・・PLL回路 38・・・D/A変換器 39・・・コントロール部 40,45・・・減算回路 41・・・Dumy SYT生成回路 42,44・・・選択回路 43・・・Dumy CREF ´生成回路 46・・・判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松丸 誠 埼玉県鶴ヶ島市富士見6丁目1番1号 パイオニア株式会社 総合研究所内 (72)発明者 長谷部 誠一 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイ オニア株式会社 所沢工場内 審査官 阿部 弘 (56)参考文献 特開 平7−321849(JP,A) 特開 平8−279818(JP,A) 特開 平11−261608(JP,A) 特開 平11−261579(JP,A) 特開 平6−30047(JP,A) 特表 平10−509294(JP,A) 特表2000−510659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/00 H04L 12/28 200 H04L 12/44

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列データを複数のデータ群に分割し
    て前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定す
    る再生指定時間データを前記データ群に付加してなるデ
    ータパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出しバッファ内に記憶
    する再生指定時間データ抽出手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記再生指定時間と一致した時に
    基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記伝送バス上の基準時間が変化した際に、前記再生指
    定時間データ抽出手段及び前記受信バッファの各バッフ
    ァ内に蓄積されている各データを全て削除することを特
    徴とする伝送システムにおける受信インターフェース装
    置。
  2. 【請求項2】 時系列データを複数のデータ群に分割し
    て前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定す
    る再生指定時間データを前記データ群に付加してなるデ
    ータパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数し、前記伝送バス上の基準時間変化前と後の
    2つの基準時間を一時的に記憶する少なくとも2つのレ
    ジスタを有するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出し記憶する再生指定
    時間データ抽出手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記再生指定時間と一致した時に
    基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記再生指定時間データ抽出手段及び/又は前記受信バ
    ッファは、当該バッファ内の前記伝送バス上の基準時間
    変化前のデータが全て空になった時に制御信号を出力
    し、 前記再生指定時間データ抽出手段及び前記受信バッファ
    は、前記伝送バス上の基準時間が変化した際に前記各デ
    ータの書き込みを中断し、前記各バッファ内の前記伝送
    バス上の基準時間変化前のデータが全て空になった時に
    前記各データの書き込みを再開し、 前記サイクルタイマは、前記制御信号に基づいて、前記
    伝送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間から基準
    時間変化後の自機の基準時間に切換えて当該自機の基準
    時間を一致検出回路に出力することを特徴とする伝送シ
    ステムにおける受信インターフェース装置。
  3. 【請求項3】 時系列データを複数のデータ群に分割し
    て前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定す
    る再生指定時間データを前記データ群に付加してなるデ
    ータパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出しバッファ内に記憶
    する再生指定時間データ抽出手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記再生指定時間と一致した時に
    基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記再生指定時間データ抽出手段は、前記伝送バス上の
    基準時間が変化した際に、当該バッファ内に蓄積されて
    いる再生指定時間データを全て削除することを特徴とす
    る伝送システムにおける受信インターフェース装置。
  4. 【請求項4】 時系列データを複数のデータ群に分割し
    て前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定す
    る再生指定時間データを前記データ群に付加してなるデ
    ータパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出しバッファ内に記憶
    する再生指定時間データ抽出手段と、 前記再生指定時間データ抽出手段にて抽出された再生指
    定時間データからダミーの再生指定時間を生成するダミ
    ー再生指定時間データ生成手段と、 前記再生指定時間データ抽出手段からの再生指定時間デ
    ータと前記ダミー再生指定時間データ生成手段からのダ
    ミー再生指定時間データのどちらか一方を選択的に出力
    する選択手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記選択手段から出力される再生
    指定時間と一致した時に基準クロックパルスを発生する
    一致検出手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記選択手段は、前記伝送バス上の基準時間が変化する
    前は、前記再生指定時間データ抽出手段からの再生指定
    時間データを選択し、前記伝送バス上の基準時間が変化
    した後は、前記ダミー再生指定時間データ生成手段から
    のダミー再生指定時間データを選択するように切り換え
    ることを特徴とする伝送システムにおける受信インター
    フェース装置。
  5. 【請求項5】 前記受信インターフェース装置は、前記
    伝送バス上の基準時間変化直前に前記再生指定時間デー
    タ抽出手段にて抽出された再生指定時間データと基準時
    間変化直後に前記再生指定時間データ抽出手段にて抽出
    された再生指定時間データとを減算し、その時間差をダ
    ミー再生指定時間データ生成手段に出力する減算手段を
    さらに有し、 前記ダミー再生指定時間データ生成手段は、前記伝送バ
    ス上の基準時間が変化した際に、前記時間差を前記基準
    時間変化前に前記再生指定時間データ抽出手段内のバッ
    ファに蓄積されていた再生指定時間データに加えてダミ
    ーの再生指定時間データを生成することを特徴とする請
    求項4に記載の伝送システムにおける受信インターフェ
    ース装置。
  6. 【請求項6】 前記再生指定時間データ抽出手段及び/
    又は前記受信バッファは、当該バッファ内の前記伝送バ
    ス上の基準時間変化前のデータが全て空になった時に制
    御信号を出力し、 前記選択手段は、前記制御信号に基づいて、前記再生指
    定時間データ抽出手段からの再生指定時間データを選択
    するように切り換えることを特徴とする請求項4乃至5
    のいずれか一項に記載の伝送システムにおける受信イン
    ターフェース装置。
  7. 【請求項7】 時系列データを複数のデータ群に分割し
    て前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定す
    る再生指定時間データを前記データ群に付加してなるデ
    ータパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出しバッファ内に記憶
    する再生指定時間データ抽出手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記再生指定時間と一致した時に
    基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、 前記基準クロックパルスの周期に基づいてダミー基準ク
    ロックパルスを生成するダミー基準クロックパルス生成
    手段と、 前記ダミー基準クロックパルス生成手段からのダミー基
    準クロックパルスと一致検出手段からの基準クロックパ
    ルスとのどちらか一方を選択的に出力する選択手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記選択手段は、前記伝送バス上の基準時間が変化する
    前は、前記一致検出手段からの基準クロックパルスを選
    択し、前記伝送バス上の基準時間が変化した後は、前記
    ダミー基準クロックパルス生成手段からのダミー基準ク
    ロックパルスを選択するように切り換えることを特徴と
    する伝送システムにおける受信インターフェース装置。
  8. 【請求項8】 前記ダミー基準クロックパルス生成手段
    はカウンターを有し、当該カウンタにより前記基準クロ
    ックパルスの周期を計測し、当該計測値に基づいてダミ
    ー基準クロックパルスを生成することを特徴とする請求
    項7に記載の伝送システムにおける受信インターフェー
    ス装置。
  9. 【請求項9】 前記再生指定時間データ抽出手段及び/
    又は前記受信バッファは、当該バッファ内の前記伝送バ
    ス上の基準時間変化前のデータが全て空になった時に制
    御信号を出力し、 前記選択手段は、前記制御信号に基づいて、前記一致検
    出手段からの基準クロックパルスを選択するように切り
    換えることを特徴とする請求項7乃至8のいずれか一項
    に記載の伝送システムにおける受信インターフェース装
    置。
  10. 【請求項10】 時系列データを複数のデータ群に分割
    して前記データ群中の各データを再生すべき時間を指定
    する再生指定時間データを前記データ群に付加してなる
    データパケットを伝送バス上に時分割伝送する伝送シス
    テムにおける受信インターフェース装置であって、 前記伝送バス上における基準時間に基づいて自機の基準
    時間を計数し、前記伝送バス上の基準時間変化前と後の
    2つの基準時間を一時的に記憶する少なくとも2つのレ
    ジスタを有するサイクルタイマと、 前記伝送バスを介して受信した信号のうち前記データ群
    中の前記再生指定時間データを抽出し記憶する再生指定
    時間データ抽出手段と、 前記データ群中の各データを順次取り込んで記憶して行
    きこれを再生クロックに応じて記憶した順に読み出す受
    信バッファと、 前記自機の基準時間が前記再生指定時間と一致した時に
    基準クロックパルスを発生する一致検出手段と、 前記基準クロックパルスに応じて該基準クロックパルス
    に位相同期したクロック信号を発生しこれを前記再生ク
    ロックとするPLL回路とを備え、 前記サイクルタイマは、前記伝送バス上の基準時間変化
    前に前記再生指定時間データ抽出手段及び前記受信バッ
    ファに蓄積されたデータに対しては前記伝送バス上の基
    準時間変化前に記憶された自機の基準時間を出力し、前
    記伝送バス上の基準時間変化後に前記再生指定時間デー
    タ抽出手段及び前記受信バッファに蓄積されたデータに
    対しては前記伝送バス上の基準時間変化後に記憶された
    自機の基準時間を出力することを特徴とする伝送システ
    ムにおける受信インターフェース装置。
  11. 【請求項11】 前記受信インターフェース装置は、前
    記再生指定時間データ抽出手段から出力される再生指定
    時間データと一つ前に前記再生指定時間データ抽出手段
    から出力される再生指定時間データとの時間差を減算す
    る減算手段と、 前記減算手段からの前記時間差に基づいて、前記伝送バ
    ス上の基準時間変化前の再生指定時間データか基準時間
    変化後の再生指定時間データかを判定する判定回路とを
    さらに備え、 前記サイクルタイマは、前記判定回路の判定結果に応じ
    て前記伝送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間と
    前記伝送バス上の基準時間変化後の自機の基準時間とを
    選択的に一致検出回路に出力することを特徴とする請求
    項10に記載の伝送システムにおける受信インターフェ
    ース装置。
  12. 【請求項12】 前記再生指定時間データ抽出手段及び
    /又は前記受信バッファは、当該バッファ内の前記伝送
    バス上の基準時間変化前のデータが全て空になった時に
    制御信号を出力し、 前記サイクルタイマは、前記制御信号に基づいて、前記
    伝送バス上の基準時間変化前の自機の基準時間と前記伝
    送バス上の基準時間変化後の自機の基準時間とを選択的
    に一致検出回路に出力することを特徴とする請求項11
    に記載の伝送システムにおける受信インターフェース装
    置。
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