JP3223239B2 - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JP3223239B2
JP3223239B2 JP30027996A JP30027996A JP3223239B2 JP 3223239 B2 JP3223239 B2 JP 3223239B2 JP 30027996 A JP30027996 A JP 30027996A JP 30027996 A JP30027996 A JP 30027996A JP 3223239 B2 JP3223239 B2 JP 3223239B2
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    • B60W2554/00Input parameters relating to objects

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の座標点の集
合よりなる地図情報に基づいて道路形状を判定し、判定
した道路形状に基づいて車両を制御する車両制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムにより得られた
地図データに基づいて地図上に通過可能ゾーンを設定
し、自車の前方のカーブが通過可能ゾーンから外れた場
合にドライバーに警報を発して減速を促したり、自動ブ
レーキ等を作動させて自動減速を行わせたりするもの
が、本出願人により既に提案されている(特開平6−2
81471号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものは自車位置から遙に前方のカーブについても通
過可否の判断を行っているので、必ずしも必要でない演
算が行われて演算装置の負荷が増大し、そのために大容
量の演算装置が必要になる問題があった。また前方の道
路がS字状に屈曲しているような場合、実際は自車位置
からカーブまでに充分な減速距離が存在するために通過
可能であっても、S字状の道路の一部が自動減速ゾーン
や警報ゾーンに入る場合があり、必ずしも必要でない自
動減速や警報が行われてドライバーに煩わしさを感じさ
せる可能性があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、通過可否の判断を行うための演算量を削減するとと
もに、必ずしも必要でない自動減速や警報が行われるの
を回避することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載に記載され
た発明では、仮自車位置設定手段により自車位置の前方
の道路上に仮自車位置を設定し、通過予測速度算出手段
により自車位置及び仮自車位置間の距離に基づいて仮自
車位置における通過予測速度を算出し、旋回可能半径算
出手段により通過予測速度に基づいて仮自車位置におけ
る旋回可能半径を算出し、更にゾーン設定手段により仮
自車位置の前方の所定距離の範囲内において、仮自車位
置を通る道路の法線、及び旋回可能半径を有して仮自車
位置に接するとともに前記法線上に中心を有する円弧
よって複数の通過可否判定ゾーンを設定する。通過可否
判定手段により仮自車位置よりも前方の道路データを通
過可否判定ゾーンに重ね合わせることにより車両の通過
可否を判定し、その結果車両の通過不能が判定されたと
きに制御手段で車両を制御して前方のカーブを通過でき
るようにする。
【0006】請求項2に記載された発明では、通過可否
判定ゾーンを設定するための所定距離が仮自車位置通過
予測速度に基づいて設定されるので、通過可否判定ゾー
ンを的確に設定することができる。
【0007】請求項3に記載された発明では、S字状カ
ーブ判定手段が仮自車位置から所定距離内の道路にS字
状カーブが存在することを判定すると、前記所定距離を
短縮して仮自車位置からS字状カーブの変曲点までの距
離を所定距離として設定する。これにより、通過可能な
S字状カーブが通過不能であると判定されることが防止
される。
【0008】請求項4に記載された発明では、通過可否
判定ゾーンが通過可能ゾーン、警報ゾーン及び自動減速
ゾーンを含んでおり、前方の道路データが警報ゾーンに
含まれるときには制御手段によりドライバーに警報を行
って減速を促し、前方の道路データが自動減速ゾーンに
含まれるときには制御手段により自動減速を行ってカー
ブを確実に通過できるようにする。
【0009】請求項5に記載された発明では、通過可否
判定ゾーンが複数の旋回可能半径と複数の所定距離とに
よって設定されるので、通過可否判定ゾーンを的確に設
定することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図6は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は本発明装置の全体構成を示すブロック図、
図2はフローチャートの第1分図、図3はフローチャー
トの第2分図、図4は道路上における各ゾーンの設定状
態を示す図、図5は仮自車位置N1 における各ゾーンと
道路との関係を示す図、図6は作用の説明図である。
【0012】図1に示すように、本実施例の車両制御装
置は、地図情報出力手段M1と、自車位置検出手段M2
と、車速検出手段M3と、仮自車位置設定手段M4と、
通過予測速度算出手段M5と、旋回可能半径算出手段M
6と、ゾーン設定手段M7と、通過可否判定手段M8
と、車速調整手段M9と、警報手段M10とを備える。
【0013】地図情報出力手段M1及び自車位置検出手
段M2は周知の自動車用ナビゲーションシステムに搭載
されているもので、地図情報出力手段M1はICカード
やCD−ROMに予め記憶された所定範囲の道路データ
を読み出して出力し、自車位置検出手段M2は前記道路
データにGPSアンテナから受信した自車位置データを
重ね合わせて地図上の自車位置P0 を検出する。車速検
出手段M3は、各車輪に設けられた車輪速センサの出力
に基づいて現在の自車の車速V0 を検出する。
【0014】仮自車位置設定手段M4は、自車位置P0
の前方に道路の通過可否を判定するための複数の仮自車
位置を設定する。通過予測速度算出手段M5は、自車位
置P 0 から所定の減速度で減速を行った場合に各仮自車
位置における車速である通過予測速度を算出する。旋回
可能半径算出手段M6は、各仮自車位置において通過予
測速度で旋回を行った場合に、所定横加速度以内で旋回
することのできる旋回可能半径を算出する。
【0015】ゾーン設定手段M7は、各仮自車位置につ
いて後述する通過可能ゾーンZ1 、警報ゾーンZ2 及び
自動減速ゾーンZ3 を設定する。通過可否判定手段M8
は、各仮自車位置において前記各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z
3 と前方の道路とを重ね合わせることにより、前方の道
路を通過可能であるか否かを判定する。車速調整手段M
9はエンジン出力低減手段や制動手段からなり、仮自車
位置の前方の道路が自動減速ゾーンZ3 にある場合に車
両を自動減速する。警報手段M10はブザー、チャイ
ム、ランプ等からなり、仮自車位置の前方の道路が警報
ゾーンZ2 にある場合にドライバーに警報を発する。
【0016】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を、図2及び図3のフローチャートを併せて参照
しながら説明する。
【0017】先ず、路面摩擦係数、ドライバーの状態
(運転技量や疲労状態)、道路勾配、昼夜の別等の制御
に影響を与える各要素を読み込み(ステップS1)、続
いて、前記各要素に基づいて所定の基準横加速度α1
α2 及び基準減速度βを設定する(ステップS2)。
【0018】ここで、第1基準横加速度α1 は車両がカ
ーブを通過する際にその横加速度を越える可能性がある
場合に警報を発するための基準横加速度、第2基準横加
速度α2 は車両がカーブを通過する際にその横加速度を
越える可能性がある場合に自動減速を行うための基準横
加速度であり、例えばα1 =2〜3m/s2 、α2 =4
〜6m/s2 に設定される(α2 >α1 )。また、基準
減速度βは、ドライバーが自発的な制動を行うことによ
り、車両がその減速度で現在位置から減速を行うと仮定
した基準減速度βである。
【0019】これらα1 ,α2 ,βの値はステップS1
で読み込んだ路面摩擦係数、ドライバーの状態、道路勾
配、昼夜の別等に基づいて変更される。即ち、路面摩擦
係数が小さく、ドライバーの状態が悪く、道路勾配が下
り坂であり、視界の悪い夜間等の悪条件時には、早めに
警報又は自動減速を行うべくα1 ,α2 ,βの値が小さ
め(余裕側)に設定される。
【0020】次に、車速検出手段M3から車速V0 を読
み込むとともに、自車位置検出手段M2から自車位置P
0 の座標P0 (X0 ,Y0 )を読み込む(ステップS
3)。続いて、停止距離Sbを算出する(ステップS
4)。停止距離Sbは現在の車速V0 から前記基準減速
度βで減速を行った場合、車両が停止するために要する
距離に対応する。即ち、停止距離Sbは、 Sb=V0 2 /2β …(1) により算出される。
【0021】次に、先読距離Saを算出する(ステップ
S5)。先読距離Saは現在の車速V0 から前記基準減
速度βで所定の先読時間tだけ減速を行った場合、その
先読時間t内に車両が走行する距離に対応する。即ち、
先読距離Saは、 Sa=V0 t−(βt2 /2) …(2) により算出される。
【0022】次に、仮自車位置設定手段M4により、自
車の前方の道路上に、先読距離Sa及び停止距離Sbに
よって区画される処理実行区間Aを算出するとともに、
処理実行区間Aの道路上に設定された複数(n個)のノ
ードNk (k=1,2,3…n)の座標Nk (Xk ,Y
k )を地図情報出力手段M1の道路データにより算出す
る(ステップS6)。これらノードNk は本発明の先読
み位置を構成する。
【0023】次に、通過予測速度算出手段M5により、
自車位置P0 (X0 ,Y0 )と前記各ノードN
k (Xk ,Yk )との距離Sk をそれぞれ算出するとと
もに(ステップS7)、自車位置P0 (X0 ,Y0 )に
おける現在の車速V0 から前記基準減速度βで各ノード
k (Xk ,Yk )に達するまで減速を行った場合、各
ノードNk (Xk ,Yk )での通過予測速度Vk (k=
1,2,3…n)をそれぞれ算出する(ステップS
8)。即ち、距離Sk (k=1,2,3…n)は、 Sk =(V0 2 −Vk 2 )/2β …(3) により与えられるため、通過予測速度Vk は、 Vk =(V0 2 −2βSk 1/2 …(4) により算出される。
【0024】次に、地図情報出力手段M1からの道路デ
ータに基づいて停止距離Sb内の道路形状を判定し(ス
テップS9)、前記停止距離Sb内にカーブが存在する
場合には(ステップS10)、例えばランプ等を用いて
ドライバーにカーブの予告表示を行う(ステップS1
1)。
【0025】次に、旋回可能半径算出手段M6により、
処理実行区間A内に存在する最も手前のノードN1 を仮
自車位置N1 として選択するとともに、前記仮自車位置
1及びその前方の処理実行区間A内に存在する全ての
ノードN2 …における第1旋回可能半径R1 及び第2旋
回可能半径R2 を、それらノードNk における通過予測
速度Vk と、第1、第2基準横加速度α1 ,α2 とに基
づいて、 R1 =Vk 2 /α1 …(5) R2 =Vk 2 /α2 …(6) により算出する(ステップS12)。
【0026】第1旋回可能半径R1 は通過予測速度Vk
でカーブに進入したとき、第1基準横加速度α1 で通過
可能な旋回可能半径に対応し、第2旋回可能半径R2
通過予測速度Vk でカーブに進入したとき、第2基準横
加速度α2 で通過可能な旋回可能半径である。
【0027】次に、各ノードNk において道路の法線N
ORを描き、この法線NOR上に中心を有して各ノード
k に接触するように、前記ステップS12で算出した
第1旋回可能半径R1 を有する左右一対の円弧C1 ,C
1 と、第2旋回可能半径R2を有する左右一対の円弧C
2 ,C2 とを描き、更に各ノードNk を中心として前記
第1旋回可能半径R1 を半径とする円弧C1 ′を描く
(ステップS13)。その結果、図4に示すように、各
ノードNk に対応して5個の円弧C1 ,C1 ;C 2 ,C
2 ;C1 ′が描かれる。それら5個の円弧C1 ,C1
2 ,C2 ;C1′の半径(即ち、第1旋回可能半径R
1 及び第2旋回可能半径R2 )は、自車位置P0 から進
行方向前方に遠ざかる程小さくなる。
【0028】次に、ゾーン設定手段M7により、前記5
個の円弧C1 ,C1 ;C2 ,C2 ;C1 ′及び法線NO
Rにより区画される通過可能ゾーンZ1 、警報ゾーンZ
2 及び自動減速ゾーンZ3 を設定する(ステップS1
4)。図5はノードN1 における前記各ゾーンZ1 ,Z
2 ,Z3 を示すものであり、通過可能ゾーンZ1 は一対
の円弧C1 ,C1 の前方に、警報ゾーンZ2 は一対の円
弧C1 ,C1 と一対の円弧C2 ,C2 との間に、自動減
速ゾーンZ3 は一対の円弧C2 ,C2 と法線NORとの
間に設定される。但し、前記各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3
のノードN1 からの進行方向前方の限界は、ノードN1
を中心とし、第1旋回可能半径R1 を半径とする円弧C
1 ′によって規制される。
【0029】次に、通過可否判定手段M8により、先ず
処理実行区間Aにおいて最も手前のノードN1 を仮自車
位置として設定し、それよりも前方にあり且つ前記円弧
1′の内側にある所定個数のノードN2 ,N3
4 ,N5 が前記何れのゾーンZ 1 〜Z3 に入っている
かを判定する。図5には、ノードN1 を仮自車位置とし
て設定した場合が示される。この作業は、仮自車位置を
処理実行区間A内の最も手前のノードN1 から最も遠い
ノードNn まで順次移動させながら全ての仮自車位置N
1 〜Nn について行われる(ステップS15)。
【0030】而して、ステップS16の答えがYES
で、全ての仮自車位置Nk について、それぞれの仮自車
位置を中心とする円弧C1 ′の内側のノードNk+1 ,N
k+2 …が全て通過可能ゾーンZ1 に入っていれば、前記
ステップS9で判別したカーブを適切な車速で通過可能
であると判定し(ステップS17)、ステップS3にリ
ターンする。
【0031】一方、前記ステップS16の答えがNO
で、何れかの仮自車位置Nk について、円弧C1 ′の内
側のノードNk+1 ,Nk+2 …の何れかが警報ゾーンZ2
又は自動減速ゾーンZ3 に入っていれば、警報手段M1
0を作動させてドライバーに警報を発する(ステップS
18)。
【0032】更に、何れかの仮自車位置Nk について、
円弧C1 ′の内側のノードNk+1 ,Nk+2 …の何れかが
自動減速ゾーンZ3 に入っているか否かを判定し(ステ
ップS19)、その答えがNOであって、自動減速ゾー
ンZ3 に入っているノードN k+1 ,Nk+2 …がなければ
前記ステップS3にリターンするとともに、前記ステッ
プS19の答えがYESであって、自動減速ゾーンZ3
に入っているノードN k+1 ,Nk+2 …があれば車速調整
手段M9を作動させて自動減速を行う(ステップS2
0)。
【0033】上記作用を図6に基づいて更に説明する。
【0034】式(6)で算出される第2旋回可能半径R
2 は処理実行区間Aの入口において最大値を取り、車両
Vが停止する処理実行区間Aの出口において0になる。
従って、自動減速ゾーンZ3 は先細の三角形状となる。
また、式(5)で算出される第1旋回可能半径R1 は処
理実行区間Aの入口において最大値を取り、車両Vが停
止する処理実行区間Aの出口において0になり、且つR
1 >R2 であるため、警報ゾーンZ2 は自動減速ゾーン
3 の両側に沿って延びる一対の先細の三角形状とな
る。そして、前記警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ
3 から外れた領域が通過可能ゾーンZ1 となる。但し、
前記各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 のノードN 1 からの進行
方向前方の限界は、ノードN1 を中心とし、第1旋回可
能半径R1を半径とする円弧C1 ′によって規制される
ため、実際の各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 はノードN5
近傍において規制されて図6に示す領域となる。
【0035】一方、図6において、例えば曲率半径Rを
有するカーブが処理実行区間A内の道路上に存在すると
仮定すると、曲率半径Rを有するカーブを表す直線が警
報ゾーンZ2 の外縁と交差するa点が警報開始位置とな
り、その警報開始位置までカーブが接近したときに警報
が発せられる。また、前記直線が自動減速ゾーンZ3
外縁と交差するb点が自動減速開始位置となり、その自
動減速開始位置までカーブが接近したときに自動減速が
開始される。従って、カーブの曲率半径Rが処理実行区
間Aの入口における最大の第1旋回可能半径R1 よりも
大きい場合には、前記曲率半径Rを有するカーブを表す
直線は警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ3 に交差す
ることはなく、警報及び自動減速は行われない。
【0036】上述したように、ドライバーが目視或いは
経験によりカーブの手前で自発的な制動を行うことを予
測し、その自発的な制動により予め設定した基準減速度
βで車両が減速するとの仮定の基に通過予測速度Vk
算出しているので、各ノードNk における通過予測速度
k は自車位置P0 から前方に遠ざかる程小さくなる。
従って、前記通過予測速度Vk に基づいて設定された前
記各ゾーンZ1 ,Z2,Z3 もドライバーの自発的な制
動を考慮したものとなり、これにより警報手段M10に
よる警報や車速調整手段M9による自動減速が不必要に
頻繁に行われることを回避し、必要最小限の警報及び自
動減速を行わせることができる。
【0037】しかも、仮自車位置Nk について、円弧C
1 ′の内側に存在する所定個数のノードNk+1 ,Nk+2
…についてのみ通過可否の判定を行っているので、自車
位置P0 から無闇に遠方のノードについて不必要な通過
可否の判定を行うことが防止される。これにより、一層
確実な通過可否の判定が可能になるだけでなく、演算量
を減少させて演算装置の負荷を軽減することができる。
【0038】次に、図7及び図8に基づいて本発明の第
2実施例を説明する。
【0039】この第2実施例は、通過可否判定手段M8
による各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 の設定手法が第1実施
例と異なっている。即ち、図7から明らかなように、第
1実施例における5個の円弧C1 ,C1 ;C2 ,C2
1 ′に加えて、各ノードN k を中心として前記第2旋
回可能半径R2 を半径とする円弧C2 ′を描く。そし
て、警報ゾーンZ2 は一対の円弧C1 ,C1 と、一対の
円弧C2 ,C2 と、円弧C1 ′と、円弧C2 ′と、法線
NORとによって囲まれた範囲に設定され、自動減速ゾ
ーンZ3 は一対の円弧C2 ,C2 と、円弧C2 ′と、法
線NORとによって囲まれた範囲に設定され、円弧
1 ′の内側のその他の領域が通過可能ゾーンZ1 とな
る。
【0040】図8を併せて参照すると明らかなように、
本実施例では自動減速ゾーンZ3 の設定範囲を円弧
2 ′の内側に制限しているので、即ち自動減速ゾーン
3 は比較的に自車位置P0 に近い位置に設定されるの
で、自車位置P0 から前方に遠く離れたノードは自動減
速ゾーンZ3 に関する通過可否の判断から除外される。
従って、例えば図7に鎖線で示すようなS字状に湾曲す
る道路が存在し、そのノードN7 ′が円弧C2 の内側に
含まれる場合を考えると、実際にはノードN7 ′が自車
位置P0 から充分前方にあるために自動減速が不必要で
あるにも関わらず、図5(第1実施例)のゾーン設定で
はノードN7 ′が自動減速ゾーンZ3 に含まれて自動減
速が実行されてしまい、ドライバーに煩わしさを感じさ
せる可能性がある。しかしながら、本実施例では前記ノ
ードN7 ′は自動減速ゾーンZ3 の外部(警報ゾーンZ
2 )に存在するため、不必要な自動減速が実行されるこ
とが防止される。
【0041】次に、図9〜図13に基づいて本発明の第
3実施例を説明する。
【0042】前述した第1実施例では、仮自車位置Nk
を中心とする円弧C1 ′の半径R1(即ち、各ゾーンZ
1 ,Z2 ,Z3 の仮自車位置Nk からの進行方向前方の
限界を決定する円弧C1 ′の半径R1 )は、仮自車位置
k における通過予測速度V k 及び基準横加速度α1
基づいて式(5)から算出した第1旋回可能半径R1
等しく設定されており、その第1旋回可能半径R1 は道
路形状に関わらず一定であった。以下に述べる第3実施
例では、S字状カーブ判定手段M11を備えており(図
1参照)、仮自車位置Nk の前方の道路にS字状カーブ
が存在するか否かを判定し、S字状カーブが存在する場
合には、通過可否判定手段M8による各ゾーンZ1 ,Z
2 ,Z3 の範囲を修正する。即ち、前記円弧C1 ′の半
径R1 に対応する判定距離Lk が仮自車位置Nk の前方
の道路形状に応じて、即ち道路がS字状であるか否かに
応じて変化する。従って、各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3
領域が仮自車位置Nk の前方の道路形状に応じて変化す
ることになる。
【0043】次に、前記判定距離Lk の設定について説
明する。図9において、自車位置P 0 での車速V0 に前
方注視時間t0 を乗算して前方注視距離S(矩形部分の
面積)を算出する。前方注視距離Sはドライバーが運転
中に前方の道路を注視する距離に相当し、車速V0 の増
加に応じて前方注視距離Sも増加する。次に、車両が減
速度βで減速しなが前方注視距離Sを走行するのに必要
な時間である、減速のための予測時間tを算出する。こ
の減速のための予測時間tは、図9における矩形と同面
積Sを有する台形の高さとして算出することができ、そ
の予測時間tの長さは前方注視時間t0 よりも長くな
る。
【0044】続いて、処理実行区間A内にある全ての仮
自車位置Nk について、その仮自車位置Nk における通
過予測速度Vk に前記減速のための予測時間tを乗算す
ることにより、各仮自車位置Nk に対応して判定距離L
k を算出する。通過予測速度Vk は遠方の仮自車位置N
k ほど小さくなるため、判定距離Lk も遠方の仮自車位
置Nk ほど小さくなる(図10参照)。
【0045】図11は仮自車位置Nk における各ゾーン
1 ,Z2 ,Z3 の領域を示すものであり、それらゾー
ンZ1 ,Z2 ,Z3 の進行方向前方の限界を決定する円
弧C k の半径は判定距離Lk である。しかしながら、判
定距離Lk の内側にある道路が変曲点を持つ場合には
(即ち、道路形状がS字状である場合には)、前記判定
距離Lk は変曲点の次のノードの位置に対応する判定距
離Lk ′まで減少方向に持ち換えられる。図11の例で
は、ノードNk 〜Nk+4 の区間は右カーブであるが、ノ
ードNk+3 からノードNk+4 に移行する間に左カーブに
切り換わっている。従って、判定距離Lk は前記ノード
k+4 を通過する判定距離Lk ′に持ち換えられる。
【0046】これを、図12及び図13に基づいて更に
詳述する。図12に示すように仮自車位置Nk を中心と
して半径が判定距離Lk に等しい円弧Ck 内に、例えば
7個のノードNK 〜Nk+6 が存在する場合を考える。ノ
ードNk とノードNK+1 との距離ΔL0 を算出し、ノー
ドNK-1 及びノードNk を結ぶ直線とノードNk 及びノ
ードNk+1 を結ぶ直線との成す交差角θ0 を算出する。
またノードNk+1 とノードNK+2 との距離ΔL1 を算出
し、ノードNK 及びノードNk+1 を結ぶ直線とノードN
k +1及びノードNk+2 を結ぶ直線との成す交差角θ1
算出する。同様にして距離ΔL2 〜ΔL6 と、交差角を
θ2 〜θ6 とを算出する。交差角をθ0〜θ6 は右カー
ブの場合に正値とし、左カーブの場合に負値とする。
【0047】次に、θ0 /ΔL0 、θ1 /ΔL1 、……
…、θ6 /ΔL6 を算出し、これを横軸に距離とった直
交座標の縦軸にプロットすると、図13に示すグラフが
得られる。このグラフから明らかなように、折れ線はノ
ードNK+3 とノードNk+4 との間で横軸と交差してお
り、この横軸切片が道路の変曲点に対応している。そし
て、図12に示すように変曲点の次のノードNk+4 を通
る半径Lk ′の円弧Ck′を描き、半径Lk の円弧Ck
に代えて半径Lk ′の円弧Ck ′の内側に各ゾーン
1 ,Z2 ,Z3 を設定して通過可否の判断が行われ
る。
【0048】而して、通過可否の判断を行う領域内にS
字状カーブが存在すると正確な通過可否の判断ができな
くなり、不必要な警報や自動減速が行われてドライバー
に煩わしさを感じさせる可能性があるが、本実施例の如
くS字状カーブの変曲点の内側の領域だけで通過可否の
判断を行うことにより、前述した不具合を解消すること
ができる。
【0049】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではなく、種々の設計
変更を行うことができる。
【0050】例えば、第3実施例において判定距離
k ,Lk ′を仮自車位置Nk を中心とする円弧Ck
k ′の半径として測っているが、前記判定距離Lk
k ′を道路に沿う曲線として測っても良い。
【0051】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、ゾーン設定手段が通過可否判定ゾーンを設
定する際に、旋回可能半径を半径として仮自車位置に接
する円弧に基づいて通過可否判定ゾーンを設定するだけ
でなく、その通過可否判定ゾーンを仮自車位置から所定
距離の範囲内に制限するので、仮自車位置から遙に前方
のカーブやS字状に屈曲したカーブであって充分な減速
距離が存在するために通過可能であるカーブが、通過不
能であると判定されることが防止される。これにより、
不要な演算を行う必要がなくなって演算装置に負荷を軽
減することができ、しかも必ずしも必要でない自動減速
や警報が行われてドライバーが煩わしさを感じることが
防止される。
【0052】また請求項2に記載された発明によれば、
通過可否判定ゾーンを設定するための前記所定距離を通
過予測速度に基づいて設定するので、通過可否判定ゾー
ンを的確に設定することができる。
【0053】また請求項3に記載された発明によれば、
仮自車位置から前記所定距離内の道路にS字状カーブが
存在するか否かを判定するS字状カーブ判定手段を備え
てなり、S字状カーブが存在した場合に前記所定距離と
して仮自車位置からS字状カーブの変曲点までの距離を
設定するので、通過可能なS字状カーブが通過不能であ
ると判定されることが防止される。
【0054】また請求項4に記載された発明によれば、
通過可否判定ゾーンが通過可能ゾーン、警報ゾーン及び
自動減速ゾーンを含み、仮自車位置よりも前方の道路デ
ータが警報ゾーンに含まれるときに制御手段は警報を行
い、仮自車位置よりも前方の道路データが自動減速ゾー
ンに含まれるときに制御手段は自動減速を行うので、前
方の道路のカーブの状態に応じてきめ細かい車両制御を
行うことができる。
【0055】また請求項5に記載された発明によれば、
旋回可能半径及び前記所定距離をそれぞれ複数設定し、
これら複数の旋回可能半径と複数の所定距離とによって
通過可否判定ゾーンを設定するので、通過可否判定ゾー
ンを的確に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構成を示すブロック図
【図2】フローチャートの第1分図
【図3】フローチャートの第2分図
【図4】道路上における各ゾーンの設定状態を示す図
【図5】仮自車位置N1 における各ゾーンと道路との関
係を示す図
【図6】作用の説明図
【図7】仮自車位置N1 における各ゾーンと道路との関
係を示す図
【図8】作用の説明図
【図9】減速のための予測時間の算出手法を説明する図
【図10】判定距離Lk の設定状態を示す図
【図11】仮自車位置Nk における各ゾーンと道路との
関係を示す図
【図12】道路の変曲点を求める手法を説明する図
【図13】道路の変曲点を求めるためのグラフ
【符号の説明】
M1 地図情報出力手段 M2 自車位置検出手段 M3 車速検出手段 M4 仮自車位置設定手段 M5 通過予測速度算出手段 M6 旋回可能半径算出手段 M7 ゾーン設定手段 M8 通過可否判定手段 M9 車速調整手段(制御手段) M10 警報手段(制御手段) M11 S字状カーブ判定手段 N ノード(道路データ)NOR 法線k 仮自車位置 P0 自車位置 R1 第1旋回可能半径(旋回可能半径) R2 第2旋回可能半径(旋回可能半径) Vk 通過予測速度 V0 車速 Z1 通過可能ゾーン(通過可否判定ゾーン) Z2 警報ゾーン(通過可否判定ゾーン) Z3 自動減速ゾーン(通過可否判定ゾーン)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/09 - 1/16 G01C 21/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が走行する道路の道路データ(N)
    を含む地図を出力する地図情報出力手段(M1)と、 地図上における自車位置(P0 )を検出する自車位置検
    出手段(M2)と、 車速(V0 )を検出する車速検出手段(M3)と、 自車位置(P0 )の前方の道路上に仮自車位置(Nk
    を設定する仮自車位置設定手段(M4)と、 自車位置(P0 )及び仮自車位置(Nk )間の距離に基
    づいて仮自車位置(Nk )における通過予測速度
    (Vk )を算出する通過予測速度算出手段(M5)と、 通過予測速度(Vk )に基づいて仮自車位置(Nk )に
    おける旋回可能半径(R1 ,R2 )を算出する旋回可能
    半径算出手段(M6)と、 仮自車位置(Nk )の前方の所定距離の範囲内におい
    て、仮自車位置(N k )を通る道路の法線(NOR)、
    及び旋回可能半径(R 1 ,R 2 )を有して仮自車位置
    (N k )に接するとともに前記法線(NOR)上に中心
    を有する円弧によって区画される複数の通過可否判定ゾ
    ーン(Z1 ,Z2 ,Z3 )を設定するゾーン設定手段
    (M7)と、 仮自車位置(Nk )よりも前方の道路データ(N)を通
    過可否判定ゾーン(Z1 ,Z2 ,Z3 )に重ね合わせる
    ことにより車両の通過可否を判定する通過可否判定手段
    (M8)と、 車両の通過不能が判定されたときに車両を制御する制御
    手段(M9,M10)と、 を備えたことを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 通過可否判定ゾーン(Z1 ,Z2
    3 )を設定するための前記所定距離を通過予測速度
    (Vk )に基づいて設定することを特徴とする、請求項
    1記載の車両制御装置。
  3. 【請求項3】 仮自車位置(Nk )から前記所定距離内
    の道路にS字状カーブが存在するか否かを判定するS字
    状カーブ判定手段(M11)を備えてなり、S字状カー
    ブが存在した場合に前記所定距離として仮自車位置(N
    k )からS字状カーブの変曲点までの距離を設定するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の車両制御装置。
  4. 【請求項4】 通過可否判定ゾーン(Z1 ,Z2
    3 )が通過可能ゾーン(Z1 )、警報ゾーン(Z2
    及び自動減速ゾーン(Z3 )を含み、仮自車位置
    (Nk )よりも前方の道路データ(N)が警報ゾーン
    (Z2 )に含まれるときに制御手段(M9,M10)は
    警報を行い、仮自車位置(Nk )よりも前方の道路デー
    タ(N)が自動減速ゾーン(Z3 )に含まれるときに制
    御手段(M9,M10)は自動減速を行うことを特徴と
    する、請求項1記載の車両制御装置。
  5. 【請求項5】 前記旋回可能半径(R1 ,R2 )及び前
    記所定距離をそれぞれ複数設定し、これら複数の旋回可
    能半径(R1 ,R2 )と複数の所定距離とによって通過
    可否判定ゾーン(Z1 ,Z2 ,Z3 )を設定することを
    特徴とする、請求項1記載の車両制御装置。
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