JP3548009B2 - 車両用走行制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のノードの集合よりなる道路地図情報に基づいて自車の前方の道路形状を予測し、その予測結果に基づいて車両の走行状態を制御する車両用走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる車両用走行制御装置は、本出願人が特願平9−89661号により既に提案している。このものは、図4に示すように、道路地図データとして道路上に所定間隔で設定された多数のノードNN (NN =N0 ,N1 ,N2 ,N3 …)の座標を用いるもので、隣接するノードNN ,NN+1 間の距離として定義されるリンク長LN と、或るリンクNN-1 N とその前方に位置するリンクNN N+1 との成す角度として定義される交差角θN とに基づいて、各ノードNN における通過状態判定量(車両旋回量)θN /LN を算出する。そして通過状態判定量θN /LN に基づいて算出したノードNN の通過可能速度と、自車が前記ノードNN を通過する通過予測速度とを比較し、通過が困難であると判定された場合にドライバーに対する警報や自動減速を行うようになっている。前記通過状態判定量θN /LN は車両の移動距離に対する車両の方位角変化量に対応するもので、その値が大きいということは、道路がカーブしていることを示しており、その値が小さいということは、道路が直線路であることを示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記車両用走行制御装置が適用されるナビゲーションシステムでは、車両を目的地に経路誘導する道路(以下、指定道路という)を自車が実際に走行しているか否かの判断を、つまり自車がオンルート状態にあるかオフルート状態にあるかの判断を、自車の移動軌跡を道路形状に重ね合わせるマップマッチングと呼ばれる手法により行っている。従って、自車がオフルート状態からオンルート状態に移行するとき、あるいはオンルート状態からオフルート状態に移行するときに、一時的に自車が指定道路を走行しているか否かの判断ができない区間が発生する。このような場合に、実際には自車がオフルート状態にあるにも拘わらず、オンルート状態にあると誤判断して指定道路の道路形状に基づいて警報や自動減速を実行してしまうと、ドライバーに違和感を与える可能性がある。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、自車が実際に走行していない道路の形状に基づく不適切な車両制御が行われるのを防止し、ドライバーに違和感を与えないようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、道路地図情報を記憶する道路地図情報記憶手段と、道路上における自車位置を検出する自車位置検出手段と、自車の走行状態を検出する走行状態検出手段と、道路地図情報記憶手段から読み出した自車前方の指定道路の形状および走行状態検出手段で検出した自車の走行状態に基づいて、自車が前記指定道路を通過可能であるか否かを判定する通過可否判定手段と、通過可否判定手段の判定結果に基づいて、自車が前記指定道路を通過できるようにドライバーに対する警報あるいは自車の車速調整により自車の走行状態を制御する車両制御手段とを備えた車両用走行制御装置において、自車が前記指定道路を実際に走行しているか否かを判定するとともに自車が前記指定道路を実際に走行している確実度を判定するオンルート判定手段を備えてなり、オンルート判定手段の判定結果に基づいて車両制御手段は自車の走行状態の制御を中止あるいは抑制することを特徴とする。
【0006】
上記構成によれば、道路地図情報記憶手段から読み出した自車前方の指定道路を自車が正しく走行しているか否かを判定し、その判定結果に基づいて自車の走行状態の制御を変更するので、自車が指定道路を外れて走行しているときに不適切な制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。特に、自車が指定道路から外れている場合、あるいは指定道路から外れている可能性がある場合に、警報や車速調整を中止あるいは抑制するので、自車が実際に走行している道路の形状にそぐわない車両制御が実行されてドライバーに違和感を与えることが防止される。
【0007】
また請求項2に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、前記オンルート判定手段は、前記指定道路の方向と走行状態検出手段で検出した自車の進行方向との偏差に基づいて判定を行うことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、自車が指定道路を実際に走行しているか否かを指定道路の方向と自車の進行方向との偏差に基づいて判定するので、前記判定を的確に行うことが可能となる
【0009】
た請求項に記載された発明は、請求項2の構成に加えて、前記オンルート判定手段は、前記偏差が第1の閾値未満のときに自車が前記指定道路を実際に走行していると判定することを特徴とする。
【0010】
また請求項に記載された発明は、請求項の構成に加えて、前記オンルート判定手段は、前記偏差が前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値以上のときに自車が前記指定道路を実際に走行していないと判定することを特徴とする。
【0011】
また請求項に記載された発明は、請求項またはの構成に加えて、前記第1の閾値および前記第2の閾値は、自車の移動距離の増加に応じて増加することを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、自車の移動距離が増加するに伴って第1の閾値および第2の閾値が増加するので、前記移動距離の増加により誤差が集積して前記偏差が増加しても、実際にはオンルート状態にある自車がオフルート状態にあると誤判断されるのを防止することができる。
【0013】
また請求項に記載された発明は、請求項の構成に加えて、前記オンルート判定手段で判定した前記確実度の低下に応じて、車両制御手段は自車の走行状態の制御を抑制することを特徴とする。
【0014】
上記構成によれば、自車が指定道路上を走行している確実度が低い場合に自車の走行状態の制御を抑制するので、自車が走行している道路の形状にそぐわない車両制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。
【0015】
また請求項に記載された発明は、請求項1〜の何れかの構成に加えて、前記指定道路に交差点あるいは分岐点が存在するとき、車両制御手段は前記交差点あるいは分岐点よりも先の道路形状における自車の走行状態の制御を中止することを特徴とする。
【0016】
上記構成によれば、交差点あるいは分岐路において自車が指定道路から外れても、道路の形状にそぐわない車両制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。 図1〜図8は本発明の一実施例を示すもので、図1は車両用走行制御装置の全体構成を示すブロック図、図2は先読み区間および探査区間の説明図、図3は基本制御ルーチンのフローチャート、図4は基準ノードN、リンク長Lおよび交差角θの説明図、図5はオンルート判定ルーチンのフローチャート、図6は道路の方向θM および自車の進行方向θV の説明図、図7は3つの制御領域の説明図、図8は道路の方向θM の他の定義の説明図である。
【0018】
図1に示すように、車両に搭載された車両用走行制御装置は、道路地図情報記憶手段M1と、自車位置検出手段M2と、走行状態検出手段M3と、通過状態判定量算出手段M4と、通過可能速度算出手段M5と、通過予測速度算出手段M6と、通過可否判定手段M7と、車両制御手段M8と、オンルート判定手段M9とを備える。
【0019】
道路地図情報記憶手段M1および自車位置検出手段M2は周知の自動車用ナビゲーションシステムに搭載されているもので、道路地図情報記憶手段M1はICカード、CD−ROM、記憶の書き換えが可能なMO(光磁気ディスク)等に予め記憶された所定範囲の道路地図データを読み出して出力し、自車位置検出手段M2は前記道路地図データにGPSアンテナから受信した自車位置データを重ね合わせて地図上の自車位置Pを検出する。前記道路地図データは道路上に所定間隔で設定された多数のノードNN の座標から構成される。また走行状態検出手段M3は、自車の車速Vを検出する車速センサと、自車のヨーレートYRを検出するヨーレートセンサとから構成される。
【0020】
通過状態判定量算出手段M4は、道路地図情報記憶手段M1から読み出した自車位置Pの前方の道路、即ち自車がこれから走行しようとする道路(指定道路)の道路形状に基づいて、その指定道路上の各ノードNN における通過状態判定量θN /LN を算出する。通過状態判定量θN /LN は指定道路のカーブの程度を表す指標であって、その値が大きい程カーブの旋回半径が小さくなり、その値が小さい程カーブの旋回半径が大きくなる。
【0021】
通過可能速度算出手段M5は、通過状態判定量θN /LN と、予め設定した設定限界横加速度G(あるいは、設定限界ヨーレートYR)に基づいて、自車が各ノードNN を安全に通過できる最大車速である通過可能速度VmaxNを算出する。
【0022】
通過予測速度算出手段M6は、走行状態検出手段M3で検出した車速Vと、自車位置検出手段M2で検出した自車位置Pと、予め設定した基準減速度βと基づいて自車が各ノードNN を通過する通過予測速度VN を算出する。
【0023】
通過可否判定手段M7は、通過可能速度算出手段M5で算出した通過可能速度VmaxNと、通過予測速度算出手段M6で算出した通過予測速度VN とを比較することにより、自車が指定道路の各ノードNN を通過可能であるか否かを判定する。具体的には、通過予測速度VN を通過可能速度VmaxNと比較した結果、VN ≦VmaxNであれば自車がノードNN を通過可能であると判定し、またVN >VmaxNであれば自車がノードNN を通過困難であると判定する。
【0024】
車両制御手段M8は、ブザーやランプよりなる警報手段と、車両を自動減速するための自動ブレーキ手段、自動変速機のシフトダウン手段、あるいはエンジン出力低減手段よりなる車速調整手段とから構成されており、通過可否判定手段M7により自車がノードNN を通過困難であると判定されたときに、警報手段を作動させてドライバーに自発的な減速を促すとともに、車速調整手段を作動させて車両を自動減速する。
【0025】
オンルート判定手段M9は、道路地図情報記憶手段M1から読み出した指定道路の道路形状と、自車位置検出手段M2で検出した自車位置Pと、走行状態検出手段M3で検出した車速VおよびヨーレートYRとに基づいて、自車が指定道路上に存在するか自車が指定道路から外れているか、即ち自車がオンルートであるかオフルートであるかを判定する。そして前記判定結果に基づいて、車両制御手段M8は警報手段や車速調整手段の制御内容を変更する。
【0026】
次に、自車が指定道路上を正しく走行している場合の車両用走行制御装置の機能、つまり図1におけるオンルート判定手段M9を除く部分の機能を、図2〜図4を参照して詳細に説明する。
【0027】
図2に示すように、自車位置Pの前方の指定道路上に先読み区間および探査区間が設定される。先読み区間は、自車位置Pと通過可否の判断を行うノードNN との間に設定されるもので、車両がその先読み区間を通過してノードNN に達するまでに所定時間tを確保し、その所定時間t内に通過可否の判断を行うとともに警報や自動減速を行うためのものである。探査区間は、その探査区間内に存在するノードNN について通過可否の判断を行うためのもので、これにより遙に遠方のノードNN について不必要な通過可否の判断を行うことが回避される。
【0028】
先読み区間は、ドライバーが前方のカーブを通過すべく自車位置Pにおいて自発的に制動を開始したと仮定した場合に、その制動により発生すると推定される基準減速度βを予め設定しておき、前記所定時間t内に車両が進行する距離Vt−(βt2 /2)により決定される。探査区間の始端は先読み区間の終端に設定され、探査区間の終端は前記基準減速度βで減速する車両が停止する位置、即ち自車位置Pから距離V2 /2βの位置に設定される。
【0029】
而して、図3のフローチャートのステップS1で探査区間内にある複数のノードN…(N=N1 ,N2 ,N3 …)の座標を読み込み、ステップS2で探査区間内にある複数のノードN…の何れかを基準ノードNN として選定する。基準ノードNN は、探査区間内にある全てのノードN…について、その最初のノードN1 から次のノードN2 へと順次選定されるもので、その選定された基準ノードNN の各々について車両の通過可否の判定が実行される。
【0030】
図4に示すように、前記ステップS2で基準ノードNN が選択されると、ステップS3で基準ノードNN の前後に隣接する2個のノードNN-1 ,NN+1 を選定し、ステップS4で前記3個のノードNN-1 ,NN ,NN+1 の座標に基づいて、基準ノードNN におけるリンク長LN および交差角θN を算出する。
【0031】
尚、探査区間内にある最初のノードN1 が基準ノードN1 として選定された場合、その後方に隣接するノードとして探査区間の後方の最初のノードN0 が選定される。このとき、自車位置Pと基準ノードN1 との間に前記ノードN0 が存在しない場合には、自車位置Pが前記ノードN0 の代わりに選定される。
【0032】
このようにして探査区間内の全てのノードNN におけるリンク長LN および交差角θN が算出されると、ステップS5で各々のノードNN について交差角θN をリンク長LN で除算して通過状態判定量(車両旋回量)θN /LN を算出する。尚、通過状態判定量をθN /LN として算出する代わりに、ノードNN の前後のリンク長LN-1 ,LN を用いて、通過状態判定量をθN /(LN-1 /2+LN /2)として算出しても良い。
【0033】
続くステップS6で、各基準ノードNN における通過可能速度VmaxNを算出する。通過可能速度VmaxNの算出は、以下のようにして行われる。即ち、ノードNN における車両のヨーレートYRは、車両の進行方向の変化量である交差角θN を、それが発生するのに要した時間tで除算したθN /tで与えられる。そして前記時間tはリンク長LN をそこを通過する車速Vで除算したLN /Vで与えられるため、最終的にヨーレートYRは通過状態判定量θN /LN と車速Vの積により算出される。
【0034】
【数1】
Figure 0003548009
【0035】
一方、車両の横加速度GはヨーレートYRと車速Vとの積で与えられる。
【0036】
【数2】
Figure 0003548009
【0037】
而して、ステップS6において、前記(1)式および(2)式から、
【0038】
【数3】
Figure 0003548009
【0039】
を算出する。前記(3)式は、車両がカーブを通過する際に許容される設定限界横加速度Gを定めれば、その設定限界横加速度Gと通過状態判定量θN /LN とに基づいて、車両がカーブを通過する際の通過可能速度VmaxNが得られることを示している。前記通過可能速度VmaxNは、車両の横加速度が前記設定限界横加速度Gを越えずにカーブを通過することができる最大車速である。
【0040】
続くステップS7で、車両が自車位置Pから基準減速度βで減速したと仮定したときにノードNN を通過する通過予測速度VN が、自車位置PからノードNN までの距離をSN として、
【0041】
【数4】
Figure 0003548009
【0042】
により算出される。
【0043】
続くステップS8で通過予測速度VN を通過可能速度VmaxNと比較し、VN ≦VmaxNであれば車両がノードNN を通過可能であると判定し、VN >VmaxNであれば車両がノードNN を通過困難であると判定する。車両がノードNN を通過困難である場合には、ステップS9でドライバーに車両の減速を促すべく警報手段を作動させるとともに、車両を自動減速すべく車速調整手段を作動させる。これにより、ドライバーの自発的な制動や自動減速が行われて車速が低下し、車両はカーブを確実に通過できるようになる。
【0044】
以上説明した基本制御は、自車が正しく指定道路上に存在する場合に実行されるが、自車が指定道路上に存在しない場合、あるいは自車が指定道路上に存在するか否かが不明な場合には、前記基本制御が中止あるいは抑制される。これを図5のオンルート判定ルーチンのフローチャートに基づいて説明する。
【0045】
図6において、適宜選択された基準となるノードN0 において、自車は次のノードN1 に向かう矢印a方向を向いており、その状態から自車が指定道路を離れて分岐路に進入して距離Lだけ走行したとする。このとき、自車の進行方向は矢印bで示されており、最初の進行方向である矢印a方向を基準とした自車の進行方向の方位角はθV で表される。また自車が分岐路に進入せずに指定道路を距離Lだけ走行して鎖線位置に達したとき、その指定道路の方向は矢印c方向であり、最初の進行方向である矢印a方向を基準とした指定道路の方位角はθM で表される。従って、自車が指定道路上を正しく走行している場合と、自車が指定道路を外れた場合とで、θV −θM に相当する偏差Δθが発生することになる。
【0046】
尚、自車の進行方向はθV はヨーレートセンサで検出したヨーレートYRを積分して得ることができ、走行距離Lは車速センサで検出した車速Vを積分して得ることができる。 以上のようにして、図5のフローチャートのステップS11〜S13で偏差Δθ=θV −θM が算出されると、ステップS14およびステップS16で前記偏差Δθ=θV −θM の絶対値|Δθ|を第1の閾値Δθ1 および第2の閾値Δθ2 と比較する。尚、θV とθM とが同方向の場合、|Δθ|=|θV |−|θM |で与えられ、θV とθM とが逆方向の場合、|Δθ|=|θV −θM |で与えられる。
【0047】
図7に示すマップは縦軸に前記偏差の絶対値|Δθ|をとり、横軸に前記移動距離Lをとったもので、2本の直線で示される第1の閾値Δθ1 および第2の閾値Δθ2 によって領域(1)〜領域(3)に区画される。領域(1)は偏差の絶対値|Δθ|が小さい状態であり、このとき自車は指定道路上に存在する確実度が高い(オンルート)と判定され、図3のフローチャートで説明した基本制御(警報および車速制御)がそのまま継続される(ステップS17)。領域(3)は偏差の絶対値|Δθ|が大きい状態であり、このとき自車は指定道路上に存在する確実度が低い(オフルート)と判定され、前記基本制御が中止される(ステップS19)。領域(2)は偏差の絶対値|Δθ|が中程度の状態であり、このとき自車は指定道路上に存在する否かが不明であると判定され、前記基本制御が抑制される(ステップS18)。基本制御の抑制には、自動制動を行わずに警報だけを行うこと、自動制動の制動力の立ち上がりや最大値を減少させること等が含まれる。尚、領域(2)で基本制御を抑制する代わりに、基本制御を中止することも可能である。
【0048】
図7において、第1の閾値Δθ1 および第2の閾値Δθ2 のラインが右上がりになっている理由は以下の通りである。自車の移動距離Lが増加するに伴って偏差の絶対値|Δθ|は累積されて増加する傾向にあるため、仮に第1の閾値Δθ1 および第2の閾値Δθ2 のラインが水平であると、実際には自車がオンルート状態であるにも拘わらず、誤差の累積によってオフルート状態であると誤判断され易くなるからである。
【0049】
またステップS14でオフルート状態でないとき、ステップS15で指定道路の前方に交差点あるいは分岐点が存在する場合には、ステップS19に移行して交差点あるいは分岐点よりも前方での車両制御が中止される。なぜならば、指定道路に基づく経路誘導中であっても、交差点あるいは分岐点の前方では自車が指定道路に進入するか否かが不確定であるため、前記交差点あるいは分岐点の前方の道路形状に基づいて車両制御を行うとドライバーに違和感を与える可能性があるためである。
【0050】
以上のように、自車が正しく指定道路上に存在するか否かを判定し、自車が指定道路から外れている場合、あるいは指定道路から外れている可能性がある場合に、警報や車速制御を中止あるいは抑制するので、自車が実際に走行している道路の形状にそぐわない車両制御が実行されてドライバーに違和感を与えることが防止される。
【0051】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0052】
例えば、実施例では設定限界横加速度Gに基づいて通過可能速度VmaxNを算出しているが、設定限界横加速度Gに代えて設定限界ヨーレートYRに基づいて通過可能速度VmaxNを算出することも可能である。即ち、前記(1)式から、通過可能速度VmaxNを、
【0053】
【数5】
Figure 0003548009
【0054】
により算出しても良い。
【0055】
また上記実施例では、図8(A)に示すように、指定道路の方位角θM をノードN1 からノードN2 に延びる矢印c方向として定義したが、図8(B)に示すように、指定道路の方位角θM を自車位置PからノードN2 に延びる矢印c′方向として定義しても良い。この場合の自車位置Pは、ノードN1 の座標を基準として、ヨーレートセンサで検出したヨーレートYRおよび車速センサで検出した車速Vに基づいて算出することができる。
【0056】
また偏差Δθを算出する際に、自車の進行方向の方位角θV および指定道路の方位角θM を直接比較する代わりに、それら方位角θV ,θM の微分値どうし、あるいは積分値どうしを比較することも可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、道路地図情報記憶手段から読み出した自車前方の指定道路を自車が正しく走行しているか否かを判定し、その判定結果に基づいて自車の走行状態の制御を変更するので、自車が指定道路を外れて走行しているときに不適切な制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。特に、自車が指定道路から外れている場合、あるいは指定道路から外れている可能性がある場合に、警報や車速調整を中止あるいは抑制するので、自車が実際に走行している道路の形状にそぐわない車両制御が実行されてドライバーに違和感を与えることが防止される。
【0058】
また請求項2に記載された発明によれば、自車が指定道路を実際に走行しているか否かを指定道路の方向と自車の進行方向との偏差に基づいて判定するので、前記判定を的確に行うことが可能となる。
【0059】
また請求項に記載された発明によれば、自車の移動距離が増加するに伴って第1の閾値および第2の閾値が増加するので、前記移動距離の増加により誤差が集積して前記偏差が増加しても、実際にはオンルート状態にある自車がオフルート状態にあると誤判断されるのを防止することができる。
【0060】
また請求項に記載された発明によれば、自車が指定道路上を走行している確実度が低い場合に自車の走行状態の制御を抑制するので、自車が走行している道路の形状にそぐわない車両制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。 また請求項に記載された発明によれば、交差点あるいは分岐路において自車が指定道路から外れても、道路の形状にそぐわない車両制御が行われてドライバーが違和感を受けるのを未然に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の通過可否判定装置の全体構成を示すブロック図
【図2】先読み区間および探査区間の説明図
【図3】基本制御ルーチンのフローチャート
【図4】基準ノードN、リンク長Lおよび交差角θの説明図
【図5】オンルート判定ルーチンのフローチャート
【図6】道路の方向θM および自車の進行方向θV の説明図
【図7】3つの制御領域の説明図
【図8】道路の方向θM の他の定義の説明図
【符号の説明】
M1 道路地図情報記憶手段
M2 自車位置検出手段
M3 走行状態検出手段
M7 通過可否判定手段
M8 車両制御手段
M9 オンルート判定手段
L 自車の移動距離
P 自車位置
θM 指定道路の方向
θV 自車の進行方向
Δθ 偏差
Δθ1 第1の閾値
Δθ2 第2の閾値

Claims (7)

  1. 道路地図情報を記憶する道路地図情報記憶手段(M1)と、
    道路上における自車位置(P)を検出する自車位置検出手段(M2)と、
    自車の走行状態を検出する走行状態検出手段(M3)と、
    道路地図情報記憶手段(M1)から読み出した自車前方の指定道路の形状および走行状態検出手段(M3)で検出した自車の走行状態に基づいて、自車が前記指定道路を通過可能であるか否かを判定する通過可否判定手段(M7)と、
    通過可否判定手段(M7)の判定結果に基づいて、自車が前記指定道路を通過できるようにドライバーに対する警報あるいは自車の車速調整により自車の走行状態を制御する車両制御手段(M8)と、
    を備えた車両用走行制御装置において、
    自車が前記指定道路を実際に走行しているか否かを判定するとともに自車が前記指定道路を実際に走行している確実度を判定するオンルート判定手段(M9)を備えてなり、オンルート判定手段(M9)の判定結果に基づいて車両制御手段(M8)は自車の走行状態の制御を中止あるいは抑制することを特徴とする車両用走行制御装置。
  2. 前記オンルート判定手段(M9)は、前記指定道路の方向(θM )と走行状態検出手段(M3)で検出した自車の進行方向(θV )との偏差(Δθ)に基づいて判定を行うことを特徴とする、請求項1に記載の車両用走行制御装置。
  3. 前記オンルート判定手段(M9)は、前記偏差(Δθ)が第1の閾値(Δθ1 )未満のときに自車が前記指定道路を実際に走行していると判定することを特徴とする、請求項2に記載の車両用走行制御装置。
  4. 前記オンルート判定手段(M9)は、前記偏差(Δθ)が前記第1の閾値(Δθ1 )よりも大きい第2の閾値(Δθ2 )以上のときに自車が前記指定道路を実際に走行していないと判定することを特徴とする、請求項に記載の車両用走行制御装置。
  5. 前記第1の閾値(Δθ1 )および前記第2の閾値(Δθ2 )は、自車の移動距離(L)の増加に応じて増加することを特徴とする、請求項またはに記載の車両用走行制御装置。
  6. 前記オンルート判定手段(M9)で判定した前記確実度の低下に応じて、車両制御手段(M8)は自車の走行状態の制御を抑制することを特徴とする、請求項に記載の車両用走行制御装置。
  7. 前記指定道路に交差点あるいは分岐点が存在するとき、車両制御手段(M8)は前記交差点あるいは分岐点よりも先の道路形状における自車の走行状態の制御を中止することを特徴とする、請求項1〜の何れかに記載の車両用走行制御装置。
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