JP5009069B2 - 制御対象判定装置 - Google Patents
制御対象判定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5009069B2 JP5009069B2 JP2007179508A JP2007179508A JP5009069B2 JP 5009069 B2 JP5009069 B2 JP 5009069B2 JP 2007179508 A JP2007179508 A JP 2007179508A JP 2007179508 A JP2007179508 A JP 2007179508A JP 5009069 B2 JP5009069 B2 JP 5009069B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- host vehicle
- control
- traveling
- yaw rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
また、このレーダ装置により自車両の直前を走行する車両(先行車両)を認識し、先行車両との車間制御を行って自車両を追従走行させる車両用走行制御装置が知られている。また、渋滞路での追従走行を想定し、先行車が低速状態から停止状態に至るまで車間制御を行い、先行車両停止時には自車両を停止保持させる車両用走行制御装置も知られている。
この種の車両用走行制御装置では、自車両のヨーレートおよび車速に基づいて自車両の推定軌跡を算出し、その推定軌跡上に存在する物体を制御対象、すなわち先行車両として検出している。
また、特許文献1には、レーダ装置により路上の停止物を検知し、検知結果に基づいて道路形状を推定し、自車両の推定軌跡を補正する技術が開示されている。
そこで、この発明は、路側物体を制御対象としないようにした車両用走行制御装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、自車両の進行方向前方に存在する物体を検出する物体検出手段(例えば、後述する実施例におけるレーダ装置15)と、自車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段(例えば、後述する実施例におけるヨーレートセンサ11)と、自車両の走行速度を検出する車速検出手段(例えば、後述する実施例における車速センサ13)と、前記ヨーレート検出手段および前記車速検出手段の出力に基づいて自車両の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段(例えば、後述する実施例における自車走行軌跡推定部31)と、前記走行軌跡推定手段により推定された走行軌跡上に検出された物体を自車両の制御対象と判定する制御対象判定手段(例えば、後述する実施例における制御対象決定部34)と、を備えた制御対象判定装置(例えば、後述する実施例における制御対象判定装置1)において、前記ヨーレート検出手段の出力に基づいて自車両が直進走行状態であるか否かを判定する自車挙動推定手段(例えば、後述する実施例における自車挙動推定部33)を備え、前記制御対象判定手段は、前記自車挙動推定手段により自車両が直進走行状態であると判定され、前記走行軌跡推定手段により推定された走行軌跡が自車両の直進方向と異なる場合には、前記物体検出手段により自車両の正面に検知された物体を制御対象と判定することを特徴とする。
自車両が先行車両に対して追従走行制御を実行中であって、自車両が直進走行状態であるときには、走行軌跡上に検知された物体が自車両の正面に存在しない場合には該物体を制御対象としないので、自車両の走行路の路側に存在する路側物体を先行車両(制御対象)と判定するのを防止することができる。
加速アクチュエータ22は、制御装置30の指令にしたがって例えばスロットル開度を制御し、自車両を加速する。
制御状態告知装置23は、制御装置30から入力した情報をメータ等の表示手段を用いて運転者に告知する。
また、図4に示すように、自車両が車線変更を行ったりカーブを走行するようなときには、ヨーレートが一定時間変化し、ヨー角が発生する。
このことから、例えば、所定時間当たりの自車両のヨー角変位量の絶対値が所定値以下であるとき、あるいは、所定時間当たりの自車両の横移動量の絶対値が所定値以下であるときは、自車両が直進走行状態であると判定することができる。
また、制御対象決定部34は、前記物体を追従制御対象とすべき先行車両であると判定した場合に、自車両と先行車両との相対距離、相対速度等の情報を制御目標値決定部36へ出力する。
次に、ステップS02に進み、自車両の推定軌跡を算出する。
次に、ステップS03に進み、ヨーレートセンサ11と車速センサ13の出力に基づいて自車両が直進走行状態であるか否かを推定する自車挙動推定処理を実行する。自車挙動推定処理については後で詳述する。
次に、ステップS04に進み、先行車両切替最適化処理を実行して先行車両とすべき物体を決定し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS101における判定結果が「YES」(前回、先行車両あり)である場合には、ステップS102に進み、先行車両決定処理ルーチンを前回実行したときの先行車両(以下、前回先行車両という)が、車両決定処理ルーチンを今回実行したときに推定した自車両の推定軌跡(以下、今回推定軌跡という)の上に存在するか否かを判定する。
上述したステップS101〜S103の一連の処理は、例えば、自車両と先行車両がいずれも車線変更などせず、ほぼ同一軌跡上を安定して走行しており、且つ、自車両のヨーレートにノイズが発生していないときに実行される処理である。
ステップS104における判定結果が「YES」(直進走行状態)である場合には、ステップS105に進み、前回先行車両が自車両の正面に存在するか否かを判定する。
図8(A),(B)は自車両VSのヨーレートが安定し推定軌跡が安定してしており、その推定軌跡上に先行車両VTが存在している場合を示している。このときには、自車両は直進走行状態であり、自車両の正面に前回先行車両が存在し、且つ、前回先行車両が自車両の今回推定軌跡上に存在する。
ステップS107における判定結果が「NO」である場合、すなわち先行車両候補物体が自車両の正面に存在する場合には、ステップS108に進み、先行車両候補物体を先行車両として、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS110における判定結果が「YES」である場合、すなわち今回推定軌跡上に先行車両候補物体が存在する場合には、ステップS111に進み、先行車両候補物体を先行車両として、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS113における判定結果が「YES」(先行車両候補物体あり)である場合には、ステップS114に進み、前記先行車両決定処理におけるステップS03で実行した自車挙動推定処理の結果が直進走行状態か否かを判定する。
ステップS114における判定結果が「NO」である場合、すなわち自車両が直進走行状態でない場合(例えば自車両がカーブを走行中であったり車線変更をしているときなど)には、ステップS115に進み、先行車両候補物体を先行車両として、本ルーチンの実行を一旦終了する。
ステップS116における判定結果が「NO」である場合、すなわち先行車両候補物体が自車両の正面に存在する場合(例えば、隣車線を走行していた他車両が車線変更して自車両の前方に入ってきたときなど)には、ステップS115に進み、先行車両候補物体を先行車両として、本ルーチンの実行を一旦終了する。
図10のフローチャートに示す自車挙動推定処理は自車両の横移動量ΔYに基づいて自車両の挙動を推定する方法であり、図12のフローチャートに示す自車挙動推定処理は自車両のヨー角変位量Δθに基づいて自車両の挙動を推定する方法であり、いずれの方法も採用可能である。
まず、ステップS201において、ヨーレートセンサ11により検出された自車両のヨーレートを積分処理して、ヨー角θを算出する。
次に、ステップS202に進み、所定時間t1におけるヨー角変位量Δθを算出する。
次に、ステップS204に進み、所定時間t1における自車両の横移動量ΔYを算出する。自車両の移動距離ΔXと横移動量ΔYとヨー角の変位量Δθとの間には図11に示す関係があるので、自車両の横移動量ΔYは式(1)に基づいて算出することができる。
ΔY=ΔX・tanΔθ ・・・ 式(1)
ステップS205における判定結果が「YES」(|ΔY|<ΔY1)である場合には、ステップS206に進み、自車両は直進走行状態であると判定して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
まず、ステップS301において、ヨーレートセンサ11により検出された自車両のヨーレートを積分処理して、ヨー角θを算出する。
次に、ステップS302に進み、所定時間t2におけるヨー角変位量Δθを算出する。
ステップS303における判定結果が「YES」(|Δθ|<Δθ1)である場合には、ステップS304に進み、自車両は直進走行状態であると判定して、本ルーチンの実行を一旦終了する。
11 ヨーレートセンサ(ヨーレート検出手段)
13 車速センサ(車速検出手段)
15 レーダ装置(物体検出手段)
31 自車走行軌跡推定部(走行軌跡推定手段)
33 自車挙動推定部(自車挙動推定手段)
34 制御対象決定部(制御対象判定手段)
Claims (5)
- 自車両の進行方向前方に存在する物体を検出する物体検出手段と、
自車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、
自車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
前記ヨーレート検出手段および前記車速検出手段の出力に基づいて自車両の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、
前記走行軌跡推定手段により推定された走行軌跡上に検出された物体を自車両の制御対象と判定する制御対象判定手段と、
を備えた制御対象判定装置において、
前記ヨーレート検出手段の出力に基づいて自車両が直進走行状態であるか否かを判定する自車挙動推定手段を備え、
前記制御対象判定手段は、前記自車挙動推定手段により自車両が直進走行状態であると判定され、前記走行軌跡推定手段により推定された走行軌跡が自車両の直進方向と異なる場合には、前記物体検出手段により自車両の正面に検知された物体を制御対象と判定することを特徴とする制御対象判定装置。 - 前記制御対象判定手段は、前記自車挙動推定手段により自車両が直進走行状態であると判定され、且つ、前記走行軌跡推定手段により推定された走行軌跡上に検知された物体が自車両の正面に存在しない場合には、該物体を制御対象と判定しないことを特徴とする請求項1に記載の制御対象判定装置。
- 前記自車挙動推定手段は、所定時間におけるヨーレートの積分値の絶対値が第1の所定値以下の場合に自車両が直進走行状態であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御対象判定装置。
- 前記自車挙動推定手段は、ヨーレートと車速から算出される所定時間当たりの自車両の横移動量の絶対値が第2の所定値以下の場合に自車両が直進走行状態であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御対象判定装置。
- 前記自車挙動推定手段は、ヨーレートの積分値に基づいて自車両の進行方向を算出するとともに、所定時間当たりの自車進行方向の変化量が第3の所定値以下の場合に自車両が直進走行状態であると判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御対象判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179508A JP5009069B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 制御対象判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007179508A JP5009069B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 制御対象判定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009012704A JP2009012704A (ja) | 2009-01-22 |
JP5009069B2 true JP5009069B2 (ja) | 2012-08-22 |
Family
ID=40354122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007179508A Active JP5009069B2 (ja) | 2007-07-09 | 2007-07-09 | 制御対象判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5009069B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6154348B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-06-28 | 株式会社Soken | 走行経路生成装置 |
JP6536064B2 (ja) | 2015-02-10 | 2019-07-03 | 株式会社デンソー | 走行軌跡選定装置、走行軌跡選定方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3351259B2 (ja) * | 1996-08-28 | 2002-11-25 | トヨタ自動車株式会社 | 車輌の車輪速度補正方法及び装置 |
JP3165045B2 (ja) * | 1996-10-31 | 2001-05-14 | 株式会社データ・テック | 角速度データ補正装置 |
JP3548009B2 (ja) * | 1998-07-10 | 2004-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 車両用走行制御装置 |
JP3984897B2 (ja) * | 2002-09-18 | 2007-10-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用障害物検知装置 |
JP2006011570A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | カメラキャリブレーション方法及びカメラキャリブレーション装置 |
JP4696671B2 (ja) * | 2005-05-09 | 2011-06-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両制御装置 |
JP4823642B2 (ja) * | 2005-10-21 | 2011-11-24 | 住友ゴム工業株式会社 | Gps情報を用いたタイヤ内圧低下警報方法および装置、ならびにタイヤ内圧低下警報プログラム |
-
2007
- 2007-07-09 JP JP2007179508A patent/JP5009069B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009012704A (ja) | 2009-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10407061B2 (en) | Vehicle control system | |
JP4762610B2 (ja) | 車両の走行安全装置 | |
JP4909790B2 (ja) | 車両用走行制御装置 | |
US10414394B2 (en) | Vehicle control system | |
US10994726B2 (en) | Vehicle control system | |
JP4689486B2 (ja) | 車両用制御装置 | |
JP4946212B2 (ja) | 走行支援装置 | |
JP2020052646A (ja) | 車両制御装置 | |
US10351130B2 (en) | Vehicle control system | |
JP2009070094A (ja) | 車両の走行安全装置 | |
JP2010091317A (ja) | レーダ装置 | |
JP2016200443A (ja) | 障害物検出装置 | |
JP4689546B2 (ja) | 車両用物体検出装置 | |
JP5009069B2 (ja) | 制御対象判定装置 | |
JP4976998B2 (ja) | 車両の走行安全装置 | |
JP4191667B2 (ja) | 車両用制御対象判定装置 | |
JP5315298B2 (ja) | 車両の走行制御装置 | |
JP4717742B2 (ja) | 車両用物体検知装置 | |
JP4326446B2 (ja) | 車両用制御対象判定装置 | |
JP4722799B2 (ja) | 走行制御装置 | |
JP4980007B2 (ja) | 走行制御装置 | |
JP4818863B2 (ja) | 車両用制御対象決定装置 | |
JP7175344B1 (ja) | 車両制御装置、車両制御システム、車両制御方法及び車両制御プログラム | |
JP2023019804A (ja) | 衝突回避支援制御を行う制御装置、衝突回避の支援の方法 | |
JP2004082942A (ja) | 車両の追従走行装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120530 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5009069 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150608 Year of fee payment: 3 |