JP4689486B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、先行車両等の物体を検出する物体検出装置を搭載し、物体検出装置により先行車を認識して車両制御を行う車両用制御装置に関する。
先行車を認識して車両制御を行う車両用制御装置においては、認識した先行車に追従走行するように自車を制御するために、常に自車と同じ車線上の先行車を認識する必要がある。自車が車線変更を行った際には車線変更の前後で追従走行すべき先行車が変化するが、車線変更後においても車線変更前の先行車を継続して追従走行すべき先行車と認識することを防ぐために、自車の車線変更を正確に検出することが必要となる。
自車の車線変更を検出する一例として特許文献1に開示されているように、ヨーレートセンサや操舵角センサの検出結果、運転者のウィンカー操作に基づいて車線変更を検出する機能が知られている。
特開平11−20504号公報
しかし、上述した自車の車線変更を検出する機能において、ヨーレートセンサや操舵角センサの検出結果を基づいて検出する場合は、横風等によって自車のヨーレートや操舵角がふらついた時に誤って自車が車線変更したと検出する懼れがある。
一方、運転者のウィンカー操作に基づいて検出する場合は、運転者が誤ってウィンカーを操作させた時にも車線変更したと検出する懼れがあるだけでなく、ウィンカー操作後に実際に車線変更を行った時刻を正確に検出できない。このように、上述した自車の車線変更を検出する機能では、自車の車線変更を正確に検出することができないという課題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、自車の車線変更を正確に検出することができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の車両用制御装置は、自車進行方向に存在する物体を検知する物体検知手段(例えば、実施の形態におけるレーダ装置14)と、自車の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段(例えば、実施の形態における走行軌跡推定部12)と、前記物体検知手段および前記走行軌跡推定手段の出力に基づいて制御対象とする車両を検知する制御対象検知手段(例えば、実施の形態における制御対象決定部15)と、自車の車線変更を検知する車線変更検知手段(例えば、実施の形態における車線変更判断部11)と、前記制御対象検知手段により検知された制御対象に対する追従制御を行うとともに前記車線変更検知手段により自車の車線変更が検知された場合には前記追従制御の内容を変更する車速制御手段(例えば、実施の形態における車速制御部16)とを備えた車両用制御装置において、前記車線変更検知手段は、前記走行軌跡推定手段により推定された自車の走行軌跡の左右に振れる振れ速度が所定値以上でありかつ、前記制御対象検知手段により検知された制御対象の自車に対する横方向相対速度が前記自車の走行軌跡の振れ方向と逆向きに所定値以上でありかつ、前記制御対象と前記自車の走行軌跡との軌跡偏差が前記自車の走行軌跡の振れ方向と逆向きに所定値以上である場合には、自車の車線変更が行われたとすることを特徴としている。
上記構成の車両用制御装置によれば、所定値による制限を設けることで、自車の走行軌跡の情報に加えて、自車と制御対象とする車両との相対的速度あるいは相対位置の情報に基づいて自車の車線変更をより確実に検知することが可能である。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置は、請求項1に記載の車両用制御装置において、運転者による方向指示器の操作を検出する方向指示器操作検出手段(例えば、実施の形態におけるウィンカー操作検出部17)をさらに備え、前記車線変更検知手段は、前記方向指示器の操作中または操作終了から所定時間(例えば、実施の形態におけるt3)内に限り前記自車の車線変更の検知を行うことを特徴としている。
上記構成の車両用制御装置によれば、運転者による方向指示器の操作を検出することで車線変更を行うという運転者の意思を加味することが可能である。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置は、請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置において、前記車線変更検知手段は、前記制御対象検知手段により検知された制御対象と自車との相対距離が所定値(例えば、実施の形態におけるL)以内の場合に限り前記自車の車線変更の検知を行うことを特徴としている。
上記構成の車両用制御装置によれば、物体検知手段による位置や速度の検出精度が悪くなる、自車の遠方に存在する車両の情報からは自車の車線変更の検知を行わないようにすることが可能である。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置は、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の車両用制御装置において、前記車線変更検知手段は、自車の車線変更が検知されてから所定時間(例えば、実施の形態におけるt4)内は自車が車線変更したと判断しないことを特徴としている。
上記構成の車両用制御装置によれば、自車の車線変更方向への操舵後に運転者が行う、進行方向を修正するための車線変更とは反対方向の操舵に関しても、自車の車線変更であると誤検知されることを防止することが可能である。
請求項1に記載の本発明の車両用制御装置によれば、自車の走行軌跡の情報に加えて、自車と制御対象とする車両との相対的速度あるいは相対位置の情報に基づいて自車の車線変更を検知することが可能であるため、自車の走行軌跡の情報のみで車線変更を行う場合と比較して、より正確に自車の車線変更を検知することができる。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置によれば、運転者による方向指示器の操作を検出することで車線変更を行うという運転者の意思を加味することが可能であるため、より正確に自車の車線変更を検知することができる。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置によれば、物体検知手段による位置や速度の検出精度が悪くなる、自車の遠方に存在する車両の情報からは自車の車線変更の検知を行わないようにすることが可能であるため、精度の低い車両情報に基づく車線変更の検知を排除することができる。
さらに、請求項に記載の本発明の車両用制御装置によれば、自車の車線変更方向への操舵後に運転者が行う、進行方向を修正するための車線変更とは反対方向の操舵に関しても、自車の車線変更であると誤検知されることを防止することが可能であるため、さらに正確に自車の車線変更を検知することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用制御装置について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる車両用制御装置の構成を示す機能ブロック図である。図1において、車両用制御装置1内の車線変更判断部11(車線変更検知手段)は、制御対象領域設定部13及びウィンカー操作検出部17の出力に基づいて自車が車線変更を行ったか否かを判断し、判断結果を車速制御部16へと出力するものである。なお、車線変更判断部11における動作は、図4のフローチャートを参照して後述する。
走行軌跡推定部12(走行軌跡推定手段)は、ヨーレートセンサ121と、車速センサ122と、舵角センサ123と、ナビゲーション装置124と、自車軌跡推定手段125とから構成され、自車の走行軌跡を推定し制御対象領域設定部13へと出力するものである。
ヨーレートセンサ121は車両のヨーレートを検出し、検出結果を自車軌跡推定手段125へと出力するセンサである。車速センサ122は自車の車速を検出し、検出結果を自車軌跡推定手段125へと出力するセンサである。舵角センサ123は、自車の操舵角を検出し、検出結果を自車軌跡推定手段125へと出力するセンサである。
ナビゲーション装置124は、例えば装置内部で記憶する地図データに対して、GPS(Global Positioning System)やD−GPS(Differential GPS)等を利用して得た現在位置情報に基づいてマップマッチングを行うことで自車の現在位置を算出し、算出した現在位置に基づいて目的地までの経路探索や経路誘導等の処理を行うものである。
自車軌跡推定手段125は、ヨーレートセンサ121、車速センサ122、舵角センサ123の検出結果、あるいはナビゲーション装置124で算出した自車の現在位置等の情報を入力し、自車の走行軌跡を推定するものである。
制御対象領域設定部13は、自車軌跡推定手段125から入力した自車の走行軌跡から図2に示した自車線PRを決定し、設定した自車線PRの垂直方向に一定の距離範囲内(制御対象領域A)を制御対象とする範囲に設定するものである。ここで、自車線PRとは、自車の進行方向を示す直線である。
また、制御対象領域設定部13は、制御対象として設定した範囲を制御対象決定部15へと出力するものである。さらにまた、制御対象領域設定部13は、自車と制御対象の先行車との相対距離、相対速度、あるいは横方向相対速度等の情報を制御対象決定部15から入力し、車線変更判断部11へ出力するものである。
レーダ装置14(物体検知手段)は、例えばレーザ光やミリ波等の電磁波を適宜の検知方向(例えば、自車の進行方向前方)に向けて発信すると共に、この発信した電磁波が自車の外部の物体(例えば、先行車)によって反射されたときに、その反射波を入力するものである。また、レーダ装置14は、発信した電磁波と受信した電磁波(反射波)とを混合してビート信号を生成し、制御対象決定部15へ出力する。
制御対象決定部15(制御対象検知手段)は、レーダ装置14から受信したビート信号を入力し、電磁波を反射した物体と自車との相対距離、相対速度、あるいは横方向相対速度等を算出するものである。ここで、横方向相対速度とは、自車の進行方向に垂直な方向の相対速度の成分を示す。
また、制御対象決定部15は、制御対象領域設定部13より制御対象とする範囲(例えば、図2の制御対象領域A)を入力し、電磁波を反射した物体が先行車であるか否かを判断するものである。例えば、図2に示したように、電磁波を反射した物体(先行車Q)が制御対象領域A内に入っている場合は先行車であると判断し、図3に示したように、電磁波を反射した物体(先行車Q)が制御対象領域A内に入っていない場合は先行車でないと判断する。
さらにまた、制御対象決定部15は、先行車であると判断した際に、上記算出した相対距離、相対速度、あるいは横方向相対速度等の情報を制御対象領域設定部13および車速制御部16へと出力するものである。
車速制御部16(車速制御手段)は、車線変更判断部11および制御対象決定部14から入力した情報に基づいて車速を決定し制御するものであり、制御目標値決定部161と、車両制御部162と、加速アクチュエータ163と、減速アクチュエータ164と、制御状態告知部165とから構成される。
制御目標値決定部161は、自車が車線変更に関する情報を車線変更判断部11から入力し、また、自車と先行車との相対距離、相対速度、あるいは横方向相対速度等の情報を制御対象決定部14から入力し、これら入力した情報から先行車に追従走行するための目標車速を決定するものである。
車両制御部162は、制御目標値決定部161で決定された目標車速となるように加速アクチュエータ163および減速アクチュエータ164を制御するものである。また、車両制御部162は、現在の制御状態を制御状態告知部165へと出力するものである。
加速アクチュエータ163は、例えばスロットル開度を制御し、車両制御部162の指示に従って自車を加速するものである。減速アクチュエータ164は、例えばスロットル開度やブレーキ液圧を制御し、車両制御部162の指示に従って自車を減速するものである。制御状態告知部165は、車両制御部162から入力した情報をメータ等の表示手段を用いて運転者に報知するものである。
ウィンカー操作検出部(方向指示器操作検出手段)17は、運転者によるウィンカー操作を検出し、検出結果を車線変更判断部11へと出力するものである。
次に、図1の車線変更判断部11で自車が車線変更を行ったか否かを判定する手順に関して、図2および図3の記載の記号を用い、図4のフローチャートにしたがって詳細を説明する。
まず初めに、図4のステップS401においては、車線変更判断部11は図2の制御対象領域Aから先行車Qが解除されたか否かを判定する。なお、制御対象領域Aおよび先行車Qの情報は、制御対象領域設定部13より取得する。ステップS401では、自車Pの車線変更時に進路(すなわち、自車線PR)が隣の車線をまたぐ方向へと移動し、それに伴って先行車Qが制御対象領域Aから外れたときに、車線変更判断部11は先行車Qが解除されたと判定する。
ステップS401における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS402へと進む。一方、ステップS401における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS402においては、ステップS401で先行車Qが解除されるまでに、先行車Qが所定時間t1以上先行車として認識したか否かを判定する。ステップS402では、所定時間以上先行車として認識されていた場合のみ次のステップへと進むようにすることで、例えば一時的に自車Pと先行車Qとの間に入り、その後すぐに別の車線へと移動するような車両を先行車として認識することを防ぐことができる。
ステップS402における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS403へと進む。一方、ステップS402における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS403においては、ステップS401で先行車Qが解除された時点において、その先行車Qと自車Pとの距離が所定距離L以内であるか否かを判定する。先行車Qと自車Pとの距離が離れている場合には、先行車Qの位置を正確に検出することが困難となり、例えばステップS401における先行車解除の判定の制度が落ちる。
ステップS403では、所定距離以内の先行車のみを車線変更の判定の対象とすることで、ステップS401等において判定の制度が悪くなり、結果的に車線変更の判定を誤ることを防ぐことができる。
ステップS403における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS404へと進む。一方、ステップS403における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS404においては、ステップS401で先行車Qが解除された時点から過去所定時間t2の間に自車軌跡の振れ速度が所定値v1以上であるか否かを判定する。ここで、自車軌跡の振れ速度とは、図3の自車線PRが自車Pの進路変更に伴い、道路の車線に沿った方向から道路の車線をまたぐ方向へと方向を変える速度を示す。
一般的に、自車Pが低速で走行している場合には車体のゆれが大きくなる傾向があり、このゆれが原因で自車Pの自車線PRの方向が一時的に変化し、例えばステップS401の判定で先行車Qが解除されたと判定されることが考えられる。ステップS404では、自車線PRの変化する自車軌跡の振れ速度が所定値以上である場合にのみ次のステップへと進むようにすることで、車体のゆれによる車線変更の誤判定を防ぐことができる。
ステップS404における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS405へと進む。一方、ステップS404における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS405においては、自車Pと先行車Qとの軌跡偏差が所定値ΔR以上であるか否かを判定する。ここで、軌跡偏差とは、図3に示すとおり、自車Pの自車線PRと先行車Qの自車線PR2との距離である。ステップS405では、自車Pと先行車Qとの軌跡偏差が所定距離以上である場合にのみ次のステップへと進むようにすることで、自車Pの軌跡が先行車Qの走行車線と隣接した車線に移動する軌跡であることを確認することが可能であるため、自車Pの車線変更の判定をより正確に行うことができる。
ステップS405における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS406へと進む。一方、ステップS405における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS406においては、自車軌跡(図3の自車線PR)の振れと逆方向の、先行車の横方向相対速度が所定値v2以上であるか否かを判定する。自車Pが車線変更を行うために進路を変更すると、自車Pからはその進路変更の方向とは逆方向に先行車Qが移動しているように検出される。ステップS406では、この逆方向の横方向相対速度が所定値以上である場合にのみ次のステップへと進むようにすることで、自車Pの車線変更の判定をより正確に行うことができる。
ステップS406における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS407へと進む。一方、ステップS406における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS407においては、ウィンカー操作検出部17の検出結果から車線変更判断部11は運転者によるウィンカー操作があったか否かを判定する。ステップS407では、ウィンカー操作の検出により運転者の車線変更の意思を車線変更判断部11で加味することができるため、より適切に車線変更の判定を行うことができる。
なお、運転者は状況によってウィンカーの操作終了後に車線変更を行う可能性があるため、ウィンカー操作検出後の一定時間t3内に限り次のステップへと進むことが可能であるようにすると、さらに適切に車線変更の判定を行うことができる。
ステップS407における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS408へと進む。一方、ステップS407における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
ステップS408においては、ステップS401で先行車Qが解除された時点から過去所定時間t4以内に車線変更の判定がなされていないかを判定する。車線変更の際には、自車Pが車線変更方向への操舵を行い隣接する車線に移動した後に、自車Pの進行方向が道路の方向と平行になるように車線変更とは反対方向の操舵を運転者が行う必要がある。
特許文献1に記載の発明では、この車線変更とは反対方向の操舵によっても車線変更が行われたと誤判定される。しかし、ステップS408では、車線変更の判定後の一定時間の間に再度車線変更の判定が行われないようにしており、車線変更とは反対方向の操舵による誤判定がなくなる。
ステップS408における判定結果が「Yes」の場合には、ステップS409へと進む。一方、ステップS408における判定結果が「No」の場合には、図4に示した車線変更の判定手順を終了する。
最後に、ステップS409においては、自車Pが車線変更を行ったと判断する。この車線変更の情報は、車線変更判断部11から制御目標値決定部161へと出力され、制御目標値決定部161は車線変更情報を用いて追従制御の内容を変更する。以後、再び制御対象決定部15から新しく先行車の情報が入力されると、制御目標値決定部161はその先行車を対象とした追従走行を行うように制御する。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、先行車両等の物体を検出する物体検出装置を搭載し、物体検出装置により先行車を認識して車両制御を行う車両用制御装置に用いて好適である。
本発明の一実施形態にかかる車両用制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 自車が先行車に追従して走行している状態において、自車と先行車との位置関係を示した図である。 図2の状態から自車が車線変更を行う状態において、自車と先行車との位置関係を示した図である。 図1に示す車線変更判断部11で車線変更の判断を行う手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 … 車両用制御装置
11 … 車線変更判断部(車線変更検知手段)
12 … 走行軌跡推定部(走行軌跡推定手段)
14 … レーダ装置(物体検知手段)
15 … 制御対象決定部(制御対象検知手段)
16 … 車速制御部(車速制御手段)
17 … ウィンカー操作検出部(方向指示器検出手段)

Claims (4)

  1. 自車進行方向に存在する物体を検知する物体検知手段と、
    自車の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、
    前記物体検知手段および前記走行軌跡推定手段の出力に基づいて制御対象とする車両を検知する制御対象検知手段と、
    自車の車線変更を検知する車線変更検知手段と、
    前記制御対象検知手段により検知された制御対象に対する追従制御を行うとともに前記車線変更検知手段により自車の車線変更が検知された場合には前記追従制御の内容を変更する車速制御手段と
    を備えた車両用制御装置において、
    前記車線変更検知手段は、
    前記走行軌跡推定手段により推定された自車の走行軌跡の左右に振れる振れ速度が所定値以上でありかつ、
    前記制御対象検知手段により検知された制御対象の自車に対する横方向相対速度が前記自車の走行軌跡の振れ方向と逆向きに所定値以上でありかつ、
    前記制御対象と前記自車の走行軌跡との軌跡偏差が前記自車の走行軌跡の振れ方向と逆向きに所定値以上である場合には、
    自車の車線変更が行われたとすることを特徴とする車両用制御装置。
  2. 運転者による方向指示器の操作を検出する方向指示器操作検出手段をさらに備え、
    前記車線変更検知手段は、
    前記方向指示器の操作中または操作終了から所定時間内に限り前記自車の車線変更の検知を行うことを特徴とする請求項1に記載の車両用制御装置。
  3. 前記車線変更検知手段は、
    前記制御対象検知手段により検知された制御対象と自車との相対距離が所定値以内の場合に限り前記自車の車線変更の検知を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用制御装置。
  4. 前記車線変更検知手段は、
    自車の車線変更が検知されてから所定時間内は自車が車線変更したと判断しないことを特徴とする請求項1から請求項の何れか1項に記載の車両用制御装置。
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