JP4980007B2 - 走行制御装置 - Google Patents
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Description
この種の車両制御装置における先行車両の検知手法に、自車両のヨーレートや舵角に基づいて自車両の推定軌跡を算出し、その推定軌跡上に存在する車両を先行車両とする方法がある。
そのため、低速域において運転者により車両制御装置がONされたときに、自車両の推定軌跡が安定して算出されないときには、路側の停止車両や路側の障害物などの非車両物体を制御対象として検知し、その制御対象に対して車両制御を実行してしまう虞がある。
そこで、この発明は、車間制御を行う際に制御対象を正しく決定することができる走行制御装置を提供するものである。
請求項1に係る発明は、自車の走行速度を検出する車速検出手段(例えば、後述する実施例における車速センサ12)と、自車両の進行方向の検知領域に向けて電磁波を発信し該電磁波が前記検知領域内に存在する物体により反射された反射波を受信して該物体との距離および相対速度を検出する物体検出手段(例えば、後述する実施例におけるレーダ装置15)と、自車両の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段(例えば、後述する実施例における自車軌跡推定部31)と、前記物体検出手段の検出結果および前記走行軌跡推定手段の推定結果に基づいて自車両の制御対象とすべき物体を決定する制御対象決定手段(例えば、後述する実施例における制御対象決定部34)と、目標車間距離を算出する目標車間距離算出手段(例えば、後述する実施例における制御目標値決定部36)と、運転者の走行制御開始意思を検出する走行制御開始意思検出手段(例えば、後述する実施例における走行制御開始意志検出部33)と、前記走行制御開始意思検出手段により運転者の走行制御開始意思が検出された場合に、前記物体検出手段により検出された物体との距離および前記目標車間距離に基づき走行制御を行う走行制御手段(例えば、後述する実施例における車両制御部37)と、を備えた走行制御装置(例えば、後述する実施例における走行制御装置1)において、前記物体検出手段の出力に基づき前記物体の走行状態を判定する物体走行状態判定手段(例えば、後述する実施例におけるステップS207)を備え、前記制御対象決定手段は、前記走行制御開始意思検出手段により運転者の走行制御開始意思が検出された際に、前記物体走行状態判定手段により自車両の進行方向と同方向の加速度で加速している物体と判定されたときには該物体を制御対象とすることを特徴とする。
運転者が車間制御走行を行おうとする場合には、通常、制御対象とする先行車両としての意識は、自車両と同様の走行状態である車両の方に強く働く。請求項1に係る発明では、走行制御開始意思検出手段により運転者の走行制御開始意思が検出された際に、物体走行状態判定手段により自車両の進行方向と同方向の加速度で加速している物体と判定されたときには該物体を制御対象とするので、運転者の制御対象決定の意向に添う物体を制御対象に決定することができる。
このように構成することにより、自車走行速度との相対速度差が小さい物体ほど制御対象に決定され易くなる。
このように構成することにより、自車両との距離が近い物体ほど制御対象に決定され易くなる。
このように構成することにより、運転者の走行制御開始意思を適正に検出することができる。
請求項2に係る発明によれば、自車走行速度との相対速度差が小さい物体ほど制御対象に決定され易くなるので、運転者の意向に添った車間距離制御を実行することができる。
請求項3に係る発明によれば、自車両との距離が近い物体ほど制御対象に決定され易くなるので、運転者の意向に添った車間距離制御を実行することができる。
請求項4に係る発明によれば、運転者の走行制御開始意思を適正に検出することができる。
この発明に係る走行制御装置1は、図1の機能ブロック図に示すように、ヨーレートセンサ11、舵角センサ12、車速センサ(車速検出手段)13、ナビゲーション装置14、レーダ装置(物体検出手段)15、アクセルセンサ16、ブレーキセンサ17、設定スイッチ18、減速アクチュエータ21、加速アクチュエータ22、制御状態告知装置23、制御装置30とを備えた車両に搭載されている。
加速アクチュエータ22は、制御装置30の指令にしたがって例えばスロットル開度を制御し、自車両を加速するものである。
制御状態告知装置23は、制御装置30から入力した情報をメータ等の表示手段を用いて運転者に告知するものである。
また、制御モード決定部35で決定された制御モードに応じて、制御対象決定部34は車間制御の際の制御対象の決定方法を最適化する。
車両制御部37は、制御目標値決定部36で決定された制御目標値(目標車速や目標加減速度等)に基づいて、減速アクチュエータ21および加速アクチュエータ22を制御するとともに、現在の制御状態を制御状態告知装置23へ出力する。
初めに、図2のフローチャートに従って第1の制御対象決定の手順を説明する。図2のフローチャートに示す制御対象決定処理ルーチンは制御装置30によって一定時間毎に繰り返し実行される。
まず、ステップS101において、レーダ装置15により物体を検知する。
次に、ステップS102に進み、自車両の推定走行軌跡を算出する。
次に、ステップS103に進み、アクセルセンサ16の出力および車速センサ13の出力に基づいて、自車両が運転者による加速中かあるいは定速走行中かを判定する。
ステップS104における判定結果が「YES」(制御対象候補あり)である場合には、ステップS105に進み、運転者による走行制御開始意志があるか否かを判定する。
ステップS105における判定結果が「YES」(走行制御開始意志あり)である場合には、ステップS106に進み、自車両の車速、制御対象候補の相対速度に基づいて、制御対象候補が停止物体、あるいは、自車両の走行速度よりも所定値以上遅い速度で移動する物体であるか否かを判定する。
一方、ステップS106における判定結果が「NO」(停止物体でも遅い物体でもない)である場合には、ステップS108に進み、この制御対象候補を制御対象として、本ルーチンの実行を一旦終了する。
また、ステップS103またはS104またはS105における判定結果が「NO」である場合には、それ以降の処理を行わずに本ルーチンの実行を一旦終了する。
なお、図2のフローチャートにおけるステップS107の処理を、制御対象候補を制御対象として決定するまでの時間を遅延させる処理にしてもよく、そのようにしても上述と同様の作用・効果を得ることができる。
まず、ステップS201において、レーダ装置15により物体を検知する。
次に、ステップS202に進み、自車両の推定走行軌跡を算出する。
次に、ステップS203に進み、アクセルセンサ16およびブレーキセンサ17の出力および車速センサ13の出力に基づいて、自車両が停止状態から発進したか否かを判定する。
ステップS203における判定結果が「YES」(停止から発進)である場合には、ステップS204に進み、アクセルセンサ16の出力および車速センサ13の出力に基づいて、自車両が運転者による加速中あるいは定速走行中か否かを判定する。
ステップS205における判定結果が「YES」(制御対象候補あり)である場合には、ステップS206に進み、運転者による走行制御開始意志があるか否かを判定する。
ステップS206における判定結果が「YES」(走行制御開始意志あり)である場合には、ステップS207に進み、自車両の車速、制御対象候補の相対速度に基づいて、制御対象候補が自車両の停止からの加速度と同等の加速度を持つ物体か否かを判定する。
一方、ステップS207における判定結果が「NO」である場合には、ステップS210に進んでこの制御対象候補をカテゴリーBとし、さらに、ステップS211に進んで、カテゴリーBとした制御対象候補について優先順位を決定して、ステップS212に進む。
ステップS212における判定結果が「NO」である場合には、ステップS207に戻る。
ステップS212における判定結果が「YES」である場合には、ステップS213に進み、カテゴリーBの制御対象候補よりもカテゴリーAの制御対象候補の優先順位を高くし、全制御対象候補の優先順位を決定し、本ルーチンの実行を一旦終了する。
また、ステップS203またはS204またはS205またはS206における判定結果が「NO」である場合には、それ以降の処理を行わずに本ルーチンの実行を一旦終了する。
なお、図5のフローチャートにおけるステップS207の処理を、制御対象候補が自車両と同等の加速度で加速した履歴を持つ物体か否かを判定する処理にしてもよく、そのようにしても上述と同様の作用・効果を得ることができる。
12 車速センサ(車速検出手段)
15 レーダ装置(物体検出手段)
18 設定スイッチ(走行制御スイッチ)
31 自車軌跡推定部(走行軌跡推定手段)
33 走行制御開始意志検出部(走行制御開始意志検出手段)
34 制御対象決定部(制御対象決定手段)
37 車両制御部(走行制御手段)
S106 低速物体判定手段
S207 物体走行状態判定手段
Claims (4)
- 自車の走行速度を検出する車速検出手段と、
自車両の進行方向の検知領域に向けて電磁波を発信し該電磁波が前記検知領域内に存在する物体により反射された反射波を受信して該物体との距離および相対速度を検出する物体検出手段と、
自車両の走行軌跡を推定する走行軌跡推定手段と、
前記物体検出手段の検出結果および前記走行軌跡推定手段の推定結果に基づいて自車両の制御対象とすべき物体を決定する制御対象決定手段と、
目標車間距離を算出する目標車間距離算出手段と、
運転者の走行制御開始意思を検出する走行制御開始意思検出手段と、
前記走行制御開始意思検出手段により運転者の走行制御開始意思が検出された場合に、前記物体検出手段により検出された物体との距離および前記目標車間距離に基づき走行制御を行う走行制御手段と、
を備えた走行制御装置において、
前記物体検出手段の出力に基づき前記物体の走行状態を判定する物体走行状態判定手段を備え、
前記制御対象決定手段は、前記走行制御開始意思検出手段により運転者の走行制御開始意思が検出された際に、前記物体走行状態判定手段により自車両の進行方向と同方向の加速度で加速している物体と判定されたときには該物体を制御対象とすることを特徴とする走行制御装置。 - 自車走行速度との相対速度差が小さい物体ほど制御対象の優先度を大きくすることを特徴とする請求項1に記載の走行制御装置。
- 自車両との距離が近い物体ほど制御対象の優先度を大きくすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の走行制御装置。
- 走行制御開始意思検出手段は、走行制御スイッチON操作またはアクセルペダル踏込み操作またはブレーキペダル開放操作または音声入力に基づいて、運転者の走行制御開始意思を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の走行制御装置。
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