JP6154348B2 - 走行経路生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の走行経路を生成する走行経路生成装置に関する。
自車両が走行中の道路上で自動操舵を行うために道路に沿って設定された既定経路と、先行車両の走行軌跡に基づいて設定した経路とをそれぞれ認識し、既定経路において障害物と遭遇する可能性が高い場合は、先行車両の走行軌跡に基づいて設定した経路を選択する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−78333号公報
先行車両は、他の車線から自車両が走行中の車線に割り込んできたばかりのものである場合がある。この先行車両の走行軌跡は、車線の幅方向に大きく移動したものとなる。仮に、この先行車両の走行軌跡に基づいて設定した経路を選択すると、自車両の経路が不安定になってしまう。本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、上述した課題を解決できる走行経路生成装置を提供することを目的とする。
本発明の走行経路生成装置は、自車両が走行する走行領域を認識する走行領域認識手段と、自車両の前方を走行する先行車両を検出する先行車両検出手段と、先行車両の走行軌跡を中心とし、先行車両の認識尤度が低いほど幅が大きくなる先行車両走行領域を設定する先行車両走行領域設定手段と、走行領域認識手段で認識した走行領域と、先行車両走行領域との重複範囲内を通る自車両の走行経路を生成する走行経路生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明の走行経路生成装置は、先行車両に対し、先行車両走行領域を設定する。先行車両の認識尤度が高い場合(例えば先行車両の走行軌跡における変動が十分小さい(安定して走行している)場合)、先行車両走行領域は、先行車両の走行軌跡を中心とする狭い領域となり、先行車両走行領域と走行領域との重複範囲は、先行車両走行領域に等しくなる。本発明の走行経路生成装置は、重複範囲内を通る走行経路を生成するので、上記の場合に生成される走行経路は、先行車両の走行軌跡を中心とする狭い先行車両走行領域を通り、先行車両に追随するものとなる。よって、本発明の走行経路生成装置は、認識尤度が高い先行車両に追随する走行経路を設定することができる。
一方、先行車両の認識尤度が低い場合(例えば、先行車両がふらついていたり、他の車線から直前に割り込んできたばかりである等、先行車両の走行軌跡における変動が大きい場合)、本発明の走行経路生成装置は、先行車両走行領域の幅を大きくする。その結果、先行車両走行領域と走行領域との重複範囲は、走行領域に等しいか、それに近くなる。
本発明の走行経路生成装置は、重複範囲を通る走行経路を生成するので、上記の場合、走行経路は、先行車両走行領域に大きく影響されることなく、走行領域に基づき生成される。よって、本発明の走行経路生成装置は、認識尤度が低い先行車両に追随する走行経路を生成してしまうことがない。
前記走行経路生成手段は、例えば、重複範囲における中央を通る走行経路を生成することができる。この場合、安全性が一層高い走行経路を生成できる。
先行車両走行領域の幅における変化範囲は、例えば、走行領域認識手段で認識した走行領域の幅以上の範囲を含むことができる。この場合、走行軌跡における変動が大きい先行車両の先行車両走行領域を、走行領域の外側にまで広げ(先行車両走行領域と走行領域との重複範囲を走行領域に等しくし)、走行経路を、先行車両走行領域に影響されることなく生成することができる。
先行車両走行領域の幅における変化範囲は、例えば、先行車両の車幅以下の範囲を含むことができる。この場合、走行軌跡における変動が小さい先行車両の先行車両走行領域を、先行車両の車幅以下とし、その先行車両走行領域内を通る走行経路を、先行車両に一層正確に追随するものとすることができる。
本発明の走行経路生成装置は、例えば、自車両の前方の障害物を検出する障害物検出手段を備え、先行車両走行領域設定手段は、障害物検出手段が前記障害物を検出した場合は、それ以外の場合に比べ、先行車両走行領域の幅を小さくすることができる。
この場合、自車両の前方に存在する障害物の検出に応じて、先行車両走行領域の幅が小さくなるので、生成される走行経路は、走行軌跡における変動が小さい場合と同様に、先行車両に追随するものになりやすい。よって、本発明の走行経路生成装置は、障害物を避ける先行車両に追随する走行経路を生成することが容易となる。
走行経路生成装置1の構成を表すブロック図である。 カメラ9及びその撮影範囲10を表す鳥瞰図である。 走行経路生成装置1が実行する処理を表すフローチャートである。 安定して走行する先行車両103が存在する場合における走行経路123の生成例を表す説明図である。 直前に割り込んできた先行車両103が存在する場合における走行経路123の生成例を表す説明図である。 ふらついている先行車両103が存在する場合における走行経路123の生成例を表す説明図である。 2台の先行車両103、105が存在する場合における走行経路123の生成例を表す説明図である。 2台の先行車両103、105が存在する場合における走行経路123の生成例を表す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.走行経路生成装置1の構成
走行経路生成装置1の構成を図1、図2に基づき説明する。走行経路生成装置1は車両に搭載される車載装置である。以下では、走行経路生成装置1を搭載した車両を自車両とする。走行経路生成装置1は、図1に示すように、周囲情報取得部3、走行情報取得部5、及び演算部7を備える。
周囲情報取得部3は、カメラ9(図2参照)、ミリ波レーダ、レーザレーダ、及びソナーを備える。カメラ9は、図2に示すように、自車両101の前方に取り付けられ、自車両101の前方を撮影することができる。カメラ9の撮影範囲10には、自車両101の前方を走行する先行車両103、105が含まれる。また、カメラ9の撮影範囲には、自車両101が走行中の車線107(車線107の両側の車線境界線109を含む)が含まれる。
また、周囲情報取得部3が備えるミリ波レーダ、レーザレーダ、及びソナーは、先行車両103、105を検出するとともに、先行車両103、105と自車両101との距離、及び自車両101を基準とした先行車両103、105の方位を算出できる。また、ミリ波レーダ、レーザレーダ、及びソナーは、自車両の前方の障害物(例えば停止車両等)も検出することができる。
走行情報取得部5は、GPS、車速センサ、加速度センサ、ヨーレートセンサ、操舵角センサ、及びウインカーセンサ等を備えており、自車両の走行情報を検出する。すなわち、走行情報取得部5は、GPSにより、自車両の位置を取得し、車速センサにより自車両の車速を取得し、加速度センサにより自車両の加速度を取得し、ヨーレートセンサにより自車両のヨーレートを取得し、操舵角センサにより自車両の操舵角を取得し、ウインカーセンサにより、ウインカーの表示状態(ウインカーを表示しているか否か、表示している場合は左右のどちらの表示をしているか)を取得する。
演算部7は、CPU、RAM、ROM等を備える周知のコンピュータであり、周囲情報取得部3及び走行情報取得部5で取得した情報に基づき、後述する処理を実行し、自車両の走行経路を生成する。演算部7は、機能的に、走行領域認識部11、先行車両検出部13、先行車両走行領域設定部15、及び走行経路生成部17を備える。
なお、自車両は、走行経路生成装置1が生成した走行経路に沿って自動操舵により追従走行を行う機構(図示略)を備えている。
2.走行経路生成装置1が実行する処理
自車両の走行中、走行経路生成装置1(特に演算部7)が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図3〜図8に基づき説明する。
図3のステップ1では、周囲情報取得部3が備えるカメラ9を用いて、自車両の前方を撮影し、画像を取得する。
ステップ2では、走行情報取得部5を用いて、自車両の走行情報を取得する。すなわち、GPSを用いて自車両の位置を取得する。また、自車両の位置の経時的な変化、ヨーレートセンサ、操舵角センサ、及びウインカーセンサの検出結果を用いて、今後の自車両の進行方向を予測する。
ステップ3では、走行領域認識部11が、その時点以降に自車両が走行する走行領域を認識する。走行領域とは、自車両が走行可能な領域であって、具体的には、以下のものである。
(i) 走行領域は、基本的には、その時点で自車両が走行中の車線のうち、自車両よりも前方の部分である。
(ii)ただし、図4に示すように、自車両が走行中の車線107内の前方に、停止車両111等の障害物が存在する場合は、車線107のうち、障害物を除く領域が走行領域108となる。
(iii)また、自車両が、その時点で走行中の車線から、他の車線(例えば隣接する車線)に移行することを予定している場合、走行領域は、走行中の車線のうち、移行点までの部分と、他の車線のうち、移行点から先の部分とから成る領域である。
(iv)また、自車両が走行中の車線が、前方において複数の分岐先に分岐している場合、走行領域は、走行中の車線のうち、分岐点までの部分と、自車両が走行する予定の分岐先とから成る領域である。
なお、自車両が走行中の車線は、カメラ9で撮影した画像を用いて認識できる。すなわち、カメラ9で撮影した画像において輝度が急変するエッジ点(車線境界線のエッジに対応)を抽出し、エッジ点を通る近似線を引くことで、車線境界線を検出し、一対の車線境界線で挟まれた領域を車線として認識する。
また、自車両が走行中の車線内の障害物は、カメラ9で撮影した画像に対し周知の画像認識処理を実行することで検出できる。また、自車両が走行中の車線内の障害物は、周囲情報取得部3が備えるミリ波レーダ、レーザレーダ、及びソナーによっても検出できる。
また、自車両が、その時点で走行中の車線から、他の車線に移行することは、例えば、走行情報取得部5が備えるウインカーセンサの検出結果により判断できる。また、自車両が走行中の車線が前方において複数の分岐先に分岐していることや、自車両がどの分岐先を走行するかということは、例えば、自車両が備えるナビゲーションシステムにおける設定により判断できる。
ステップ4では、先行車両検出部13が、前記ステップ1で取得した画像に対し画像認識処理を実行し、自車両の前方を走行する先行車両を検出できるか否かを判断する。先行車両が検出できた場合はステップ5に進み、先行車両が検出できなかった場合はステップ10に進む。
ステップ5では、先行車両走行領域設定部15が、前記ステップ4で検出した先行車両について、X秒前から、その時点までの走行軌跡(先行車両が過去に存在した位置を順次路面にプロットして成る軌跡)を取得する。なお、走行軌跡は、前記ステップ1の処理を所定時間ごとに繰り返し実行した結果得られた複数の画像(異なる時刻において撮影された複数の画像)における先行車両の位置を、時間の経過順にたどることで取得できる。
図4〜図6に、先行車両の走行軌跡の例を示す。図4は、車線107内を、車線107の進行方向に沿って直線する先行車両103の走行軌跡113を表す。図5は、隣の車線114から、自車両101が走行中の車線107に割り込んできた先行車両103の走行軌跡113を示す。図6は、自車両101が走行中の車線107内でふらついている(蛇行して走行している)先行車両103の走行軌跡113を示す。
ステップ6では、先行車両走行領域設定部15が、先行車両の認識尤度を算出する。認識尤度は、以下の基準により増減する。
(i)走行軌跡の幅方向(車線の進行方向に直交する方向)での変動量が大きいほど、認識尤度は低い。
(ii)走行軌跡のうち、車線の進行方向に対する角度が所定の閾値以上である部分(車線の進行方向に対し斜行している部分)の割合が大きいほど、認識尤度は低い。
(iii)自車両101が走行中の車線107内の障害物を、カメラ9、周囲情報取得部3で検出した場合は、それ以外の場合に比べ、認識尤度は高い。
(iv)先行車両103がウインカーを表示させており、自車両101は車線変更を予定していない場合は、それ以外の場合に比べ、認識尤度は低い。
(v)先行車両103がウインカーを表示させており、自車両101が同方向に車線変更を予定している場合は、それ以外の場合に比べ、認識尤度は高い。
(vi)自車両が、道路中の工事区間情報を、カメラ9、周囲情報取得部3で検出した場合は、それ以外の場合に比べ、認識尤度は高い。
(vii)自車両が、渋滞中、交差点または道路の白線かすれなどの車線情報の取得不良により走行中の走行領域の取得が連続的に出来なかった場合は、それ以外の場合に比べ、認識尤度は高い。
例えば、図4に示す走行軌跡113の場合、幅方向での変動量は小さく、車線の進行方向に対し斜行している部分はないので、認識尤度は高い。一方、図5、図6に示す走行軌跡113の場合、幅方向での変動量は大きく、車線の進行方向に対し斜行している部分の割合が大きいので、認識尤度は低い。
ステップ7では、先行車両走行領域設定部15が、先行車両ごとに、先行車両走行領域を設定する。図4〜図6に示すように、先行車両走行領域115は、先行車両103の走行軌跡113を中心とし、右側境界線117から左側境界線119までの、幅Wを有する走行領域である。幅Wの大きさは、前記ステップ6で算出した認識尤度と反比例している。よって、認識尤度が低いほど、幅Wは大きくなる。
認識尤度が変化したときの幅Wの変化範囲は、走行領域の幅以上の範囲を含む。すなわち、図5、図6に示すように、先行車両103の走行軌跡113における変動が十分著しく、認識尤度が十分低い場合、幅Wは、走行領域108(車線107)の幅よりも大きくなる。また、幅Wの変化範囲は、先行車両の車幅以下の範囲を含む。すなわち、図4に示すように、先行車両103の走行軌跡113における変動が十分小さく、認識尤度が十分高い場合、幅Wは、先行車両103の車幅以下となる。また、先行車両を複数検出した場合は、図7、図8に示すように、先行車両ごとにそれぞれ先行車両走行領域115を設定する。
ステップ8では、走行経路生成部17が、前記ステップ3で認識した走行領域と、前記ステップ7で設定した先行車両走行領域との重複範囲を認識する。図4に示す例では、走行領域108は、車線107のうち、停止車両111を除く部分である。先行車両103の先行車両走行領域115は、走行領域108に含まれる。よって、走行領域108と先行車両走行領域115との重複範囲は、先行車両走行領域115に等しい。
また、図5、図6に示す例では、走行領域108は、車線107に等しい。また、先行車両103の先行車両走行領域115は、幅方向の両側において、概ね、車線107よりも外側にまで広がっている。よって、走行領域108と先行車両走行領域115との重複範囲は、走行領域108(車線107)に等しい。
また、図7、図8に示すように、複数の先行車両走行領域115が存在する場合は、全ての先行車両走行領域115、及び走行領域108が重複する重複範囲を認識する。図7の例では、2つの先行車両走行領域115は、いずれも、幅方向の両側において、走行領域108(車線107)よりも外側にまで広がっているので、走行領域108と2つの先行車両走行領域115との重複範囲は、走行領域108に等しい。また、図8の例では、矢印で示す領域121が、走行領域108と2つの先行車両走行領域115との重複範囲である。
ステップ9では、走行経路生成部17が、図4〜図8に示すように、前記ステップ8で認識した重複範囲の中央(車線107の幅方向における中央)を通る走行経路123を生成する。
一方、前記ステップ4で否定判断した場合はステップ10に進む。ステップ10では、前記ステップ3で認識した走行可能領域の中央(車線107の幅方向における中央)を通る走行経路を生成する。
3.走行経路生成装置1が奏する効果
(1)走行経路生成装置1は、先行車両に対し、先行車両走行領域を設定する。先行車両の認識尤度が高い場合(例えば、先行車両が自車両と同じ車線を安定して走行している(ふらついたりすることなく、また、他の車線から直前に割り込んできた車両でもない)場合)、図4に示すように、走行経路生成装置1は、先行車両走行領域115の幅Wを小さくし、先行車両走行領域115は走行領域108に含まれる。
その結果、先行車両走行領域115と走行領域108との重複範囲は、先行車両走行領域115に等しくなる。走行経路生成装置1は、重複範囲内を通る走行経路を生成するので、図4に示す例では、生成される走行経路は、先行車両走行領域115を通り、先行車両103に追随するものとなる。よって、走行経路生成装置1は、認識尤度が高い先行車両に追随する走行経路を生成することができる。
(2)先行車両の認識尤度が低い場合(例えば、先行車両がふらついていたり、他の車線から直前に割り込んできた車両である等、先行車両の走行軌跡における変動が大きい場合)、図5、図6に示すように、走行経路生成装置1は、先行車両走行領域115の幅Wを大きくし、先行車両走行領域115は走行領域108(車線107)よりも外側に広がる。
その結果、先行車両走行領域115と走行領域108との重複範囲は、走行領域108に等しくなる。走行経路生成装置1は、重複範囲の中央を通る走行経路を生成するので、図5、図6に示す例では、その走行経路は、先行車両走行領域115に影響されることなく、走行領域108の中央となる。よって、走行経路生成装置1は、認識尤度が低い先行車両に追随する走行経路を生成してしまうことがない。
<第2の実施形態>
1.走行経路生成装置1の構成
走行経路生成装置1の構成は前記第1の実施形態と同様である。
2.走行経路生成装置1が実行する処理
走行経路生成装置1が実行する処理は基本的には前記第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態では、先行車領域における幅Wの設定において一部相違する。以下では、その相違点を中心に説明する。
走行経路生成装置1は、周囲情報取得部3を用いて、自車両の前方に存在する障害物を検出することができる。走行経路生成装置1は、障害物を検出した場合、障害物を検出しない場合に比べ、先行車両走行領域の幅Wを小さくする。
なお、障害物を検出した場合同士で比較すると、前記第1の実施形態と同様に、先行車両走行領域の幅Wは、走行軌跡の変動の程度が大きいほど、大きく設定される。また、障害物を検出しない場合同士で比較しても、前記第1の実施形態と同様に、先行車両走行領域の幅Wは、走行軌跡の変動の程度が大きいほど、大きく設定される。
3.走行経路生成装置1が奏する効果
(1)本実施形態の走行経路生成装置1は、前記第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(2)自車両の前方に存在する障害物を検出した場合、本実施形態の走行経路生成装置1は、先行車両走行領域の幅Wを小さくするので、図4に示すように、走行経路生成装置1が生成する走行経路123は、先行車両103に追随するものになりやすい。よって、走行経路生成装置1は、障害物(図4に示す例では停止車両111)を避ける先行車両103と同様の走行経路123を生成することができる。
<その他の実施形態>
(1)前記第1、第2の実施形態において、走行経路は、重複範囲内であれば、重複範囲の中央以外(例えば、重複範囲内における右寄りの位置、又は左寄りの位置等)を通るものであってもよい。
(2)前記第1、第2の実施形態において、先行車両走行領域の幅Wは、走行軌跡における変動の程度が大きくなるにつれて、連続的に(例えば線形的に)大きくなってもよいし、段階的に大きくなってもよい。
(3)前記第1、第2の実施形態において、走行領域は、自車両が走行中の車線と常に等しいものであってもよい。
(4)前記第1、第2の実施形態において、先行車両走行領域の幅Wにおける変化範囲は適宜設定できる。例えば、先行車両走行領域の幅Wは、最も大きくなったときでも、走行領域の幅より小さくてもよい、また、先行車両走行領域の幅Wは、最も小さくなったときでも、先行車両の車幅より大きくてもよい、
1…走行経路生成装置、3…周囲情報取得部、5…走行情報取得部、7…演算部、9…カメラ、10…撮影範囲、11…走行領域認識部、13…先行車両検出部、15…先行車両走行領域設定部、17…走行経路生成部、101…自車両、103、105…先行車両、107…車線、108…走行領域、109…車線境界線、111…停止車両、113…走行軌跡、114…隣の車線、115…先行車両走行領域、117…右側境界線、119…左側境界線、123…走行経路

Claims (5)

  1. 自車両が走行する走行領域を認識する走行領域認識手段と、
    自車両の前方を走行する先行車両を検出する先行車両検出手段と、
    前記先行車両の走行軌跡を中心とし、前記先行車両の認識尤度が低いほど幅が大きくなる先行車両走行領域を設定する先行車両走行領域設定手段と、
    前記走行領域認識手段で認識した前記走行領域と、前記先行車両走行領域との重複範囲内を通る自車両の走行経路を生成する走行経路生成手段と、
    を備えることを特徴とする走行経路生成装置。
  2. 前記走行経路生成手段は、前記重複範囲における中央を通る前記走行経路を生成することを特徴とする請求項1に記載の走行経路生成装置。
  3. 前記先行車両走行領域の幅における変化範囲は、前記走行領域認識手段で認識した前記走行領域の幅以上の範囲を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の走行経路生成装置。
  4. 前記先行車両走行領域の幅における変化範囲は、前記先行車両の車幅以下の範囲を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の走行経路生成装置。
  5. 自車両の前方の障害物を検出する障害物検出手段を備え、
    前記先行車両走行領域設定手段は、前記障害物検出手段が前記障害物を検出した場合は、それ以外の場合に比べ、前記先行車両走行領域の幅を小さくすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の走行経路生成装置。
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