JP6654440B2 - 車両認識装置および車両認識方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両認識装置および車両認識方法に関する。
従来、車両の運転者が周辺の状況に応じて適切な運転を行えるように、自車両周辺の他車両を認識して、運転者に対して通知する車両認識装置が知られている。この種の装置は、自車両の運転者に対して適切な運転操作を促す通知を行う。
また、片側複数車線の道路を走行中の自車両が車線変更する場合、走行中の車線と隣接する車線の後方から接近する後方車両の存在を通知することで、自車両の運転者が車線変更することを容易にする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−168063号公報
しかしながら、上述した従来技術では、例えば、自車両が追越車線を走行中の場合、自車両と同一車線の後方から自車両へ接近する後方車両については通知の対象としていなかった。そのため、自車両の運転者が後方車両に気が付かず、後方車両が自車両を追い越せないことで、渋滞が発生するおそれがあった。このように、従来技術は、接近する後方車両を運転者に対して適切に通知するという点で改善の余地があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、接近する後方車両を運転者に対して適切に通知することができる車両認識装置および車両認識方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る車両認識装置は、後方車両検出部と、車線判定部と、通知部とを備える。後方車両検出部は、自車両と同一車線上の後方から自車両へ接近する後方車両を検出する。車線判定部は、自車両が走行している車線が追越車線であるか否かを判定する。通知部は、車線判定部によって追越車線であると判定された場合のみ、後方車両検出部によって検出された後方車両を通知するための通知情報を出力する。
本発明によれば、接近する後方車両を運転者に対して適切に通知することができる。
図1Aは、実施形態に係る車両認識方法の概要を示す図である。 図1Bは、実施形態に係る車両認識方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る車両認識装置が搭載された車両の構成を示すブロック図である。 図3Aは、後方車両の検出方法を示す図(その1)である。 図3Bは、後方車両の検出方法を示す図(その2)である。 図4は、車線判定方法を示す図である。 図5は、周辺状況情報を示す図である。 図6は、車両の周辺状況を示す図(その1)である。 図7は、車両の周辺状況を示す図(その2)である。 図8は、車両の周辺状況を示す図(その3)である。 図9は、車両の周辺状況を示す図(その4)である。 図10は、実施形態に係る車両認識装置が実行する通知処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する車両認識装置および車両認識方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<1.車両認識方法の概要>
まず、実施形態に係る車両認識方法の概要について説明する。図1Aおよび図1Bは、実施形態に係る車両認識方法を示す図である。実施形態に係る車両認識方法は、自車両10に搭載される車両認識装置1によって実行される。
また、図1Aおよび図1Bでは、自車両10(以下、単に「車両10」と記載する場合がある)が片側複数車線の道路を走行中に、後方から後方車両100が接近する場面を例に挙げて説明する。なお、自車両10および後方車両100の種類は、図1Aおよび図1Bに示す自動車の他に、バスやタクシー、バイクなどが挙げられるが、道路上を走行可能なものであれば、これらに限定されるものでない。
また、片側複数車線の道路は、例えば、高速道路や一般道であり、車両が通常時に走行する走行車線L2と、他車両を追い越す際に走行する追越車線L1とで構成される。以下では、左側通行が採用される国(例えば、日本国)において、一般的に採用される車線を例に説明する。このような国では、片側複数車線のうち、進行方向に対して右側の車線は、追越車線L1であり、追越車線L1より左側の車線は、走行車線L2である。そして、追越車線L1の側(対向車線が存在する側)への曲折は、右折である。
ここで、図1Aに示すように、追越車線L1を走行中の自車両10の後方から後方車両100が接近してくる場合、自車両10の運転者が気付いて回避しなければ、後方車両100は自車両10を追い越すことができず、後方車両100の後方において、渋滞が発生するおそれがある。
そこで、実施形態に係る車両認識方法は、自車両10が追越車線L1を走行中にのみ、検出された同一車線上の後方から接近する後方車両100を、自車両10の運転者に対して通知するものである。
具体的には、まず、実施形態に係る車両認識装置1は、自車両10と同一車線上の後方から自車両10へ接近する後方車両100を検出する。
後方車両100の検出は、例えば、自車両10上のカメラによって所定時間間隔で撮像されるフレーム画像からオプティカルフローを抽出することで、自車両10と同一車線上を走行している後方車両100を検出する。
また、車両認識装置1は、自車両10が走行している車線の種別が追越車線L1であるか否かを判定する。つまり、自車両10の走行している車線が、追越車線L1および走行車線L2のいずれであるかを特定し、追越車線L1である場合、検出された後方車両100を通知するための通知情報を出力する。
通知情報は、自車両10の運転者に対して行う通知の内容を示す情報であり、例えば、後方車両100の接近や、後方車両100の回避のための車線変更を促す通知といった内容の情報を含む。
出力された通知情報は、例えば、自車両10が備える出力部(図示略)によって、「後方車両が接近しています。車線変更してください。」といった内容を文字表示したり音声出力したりすることで自車両10の運転者に対して通知される。
一方、自車両10が走行車線L2を走行中の場合、接近する後方車両100は、一般に、追越車線L1へ車線変更して自車両10を追い越すため、自車両10は後方車両100を回避する必要がない。そのため、このような後方車両100の接近についても通知が為されると、運転者は却って煩わしく感じてしまう。
そこで、図1Bに示すように、実施形態に係る車両認識方法は、自車両10が走行車線L2を走行中の場合には、後方車両100の接近を検出しても、通知情報を出力せず、自車両10の運転者に対して通知を行わないこととする。
このように、実施形態に係る車両認識方法では、自車両10が追越車線L1を走行中にのみ、自車両10へ接近する後方車両100を通知することで、接近する後方車両100を自車両10の運転者に対して適切に通知することができる。
さらに、実施形態に係る車両認識方法では、自車両10の運転者が車線変更を促す通知を受け、追越車線L1から走行車線L2へ車線変更することで、後方車両100が自車両10を追い越すことができ、渋滞の発生を防止することができる。
なお、実施形態に係る車両認識方法では、自車両10が追越車線L1を走行中でも、例えば、走行予定の経路において交差点を右折する等の曲折する必要がある等、自車両10の周辺状況が所定の条件を満たす場合、接近する後方車両100を検出しても、通知情報の出力を中止する場合がある。かかる場合については、図5〜図9を参照して後述する。
<2.車両認識装置1の構成>
次に、図2を参照して、図1で示した車両認識方法が実行される車両認識装置1の構成について具体的に説明する。図2は、実施形態に係る車両認識装置1が搭載された車両10の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、車両10は、車両認識装置1と、カメラ2と、位置検出部3と、入力部4と、出力部5とを備える。まず、車両認識装置1以外の構成について説明する。
カメラ2は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備えるカメラであり、車両10の後方を撮像する位置に設置される。また、カメラ2は、車両10の後方を所定時間間隔(例えば、30fps)で撮像したフレーム画像を車両認識装置1へ出力する。
位置検出部3は、車両10が走行している位置(例えば、緯度経度)を検出する。位置検出部3は、複数のGPS(Global Positioning System)衛星から出力される信号を受信し、受信された信号に基づいて車両10が走行している位置を位置情報として車両認識装置1に対して通知する。
入力部4は、例えばタッチパネル等の入力デバイスであり、運転者からの入力操作を受け付け、その操作内容に応じた信号を車両認識装置1へ出力する。例えば、入力部4は、車両10の出発地から目的地までの案内経路の設定指示を運転者から受け付け、車両認識装置1へ出力する。
出力部5は、例えば、スピーカ等であり、車両認識装置1から出力される通知情報の信号を音声等に変換して出力することで、車両10の運転者に対して後方車両100の接近を通知する。なお、出力部5は、スピーカに限定されるものではなく、通知情報を文字や画像に変換して表示する液晶ディスプレイやHUD(Head Up Display)等のディスプレイであってもよい。
<2.1.記憶部7>
実施形態に係る車両認識装置1は、制御部6と、記憶部7とを備える。まず、記憶部7について説明する。記憶部7は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部であり、地図情報7a、周辺状況情報7bおよび上述の通知情報7cを記憶する。
地図情報7aは、いわゆる電子地図データであり、交差点および道路上の地点を表すノードと、ノード間を結ぶ道路を表すリンクとによって表される道路網データを含む。ノードには、各ノードを識別するノードIDや、右折専用車線に関する情報などの属性情報などが含まれる。リンクには、各リンクを識別するリンクIDや、リンクに対応する道路の車線数や車線種別、道路種別(例えば、高速道路)などの属性情報などが含まれる。
周辺状況情報7bは、車両10の周辺の状況を示す情報であり、通知情報7cの出力を中止すべき状況を示す情報が含まれる。なお、周辺状況情報7bの具体的な内容については、図5を参照して後述する。
<2.2.制御部6>
制御部6は、後方車両検出部6aと、車線判定部6bと、状況判定部6cと、経路設定部6dと、通知部6eとを備える。
制御部6は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を備えるマイクロコンピュータである。かかるCPUは、たとえば、ROMに予め記憶されたプログラムに従い、演算処理を行うことで、上述した後方車両検出部6a、車線判定部6b、状況判定部6c、経路設定部6dおよび通知部6eとして機能する。
<2.2.1.後方車両検出部6a>
後方車両検出部6aは、車両10と同一車線上の後方から車両10へ接近する後方車両100を検出する。後方車両検出部6aによる後方車両100の検出は、例えば、カメラ2によって撮像されたフレーム画像を用いて行われる。
ここで、図3Aおよび図3Bを参照して、後方車両検出部6aによる後方車両100の検出方法について具体的に説明する。図3Aおよび図3Bは、後方車両100の検出方法を示す図である。
図3Aおよび図3Bに示す各フレーム画像30,31は、カメラ2により車両10の後方を撮像した画像であり、画像内には区画線21,22、後方車両100、後方車両101が映されている。また、フレーム画像30,31は、時系列で連続した画像であり、フレーム画像30が、フレーム画像31よりも前に撮像されている。
まず、後方車両検出部6aは、各フレーム画像について、輝度が不連続になる画素、つまり、区画線21,22および後方車両100,101等の物体やフレーム画像内の背景などの境界となる画素を特徴点として抽出する(例えば、後方車両100における特徴点P10,P20を含む4点)。
なお、図3Aおよび図3Bには、説明の便宜上、各物体について一部の特徴点を選択的に示しているに過ぎず、各物体の境界となる画素であれば、いずれも特徴点として抽出され得る。
また、フレーム画像30における特徴点P10は、フレーム画像31おける特徴点P11と同一の特徴点である。これは、後方車両100が移動することによってフレーム画像内における特徴点P10の位置座標が特徴点P11の位置座標へ変化したことを示している。また、特徴点P20,P21も同一の特徴点であり、後方車両100の移動によって特徴点P20の位置座標が特徴点P21の位置座標へ変化したことを示している。
そして、後方車両検出部6aは、フレーム画像30,31を合成し、各フレーム画像から抽出された特徴点のうち、同一の特徴点を結ぶことで、オプティカルフローを生成する。
例えば、図3Bに示すオプティカルフローF1は、フレーム画像30の特徴点P10およびフレーム画像31の特徴点P11を結ぶことで生成される。また、オプティカルフローF2は、フレーム画像30の特徴点P20およびフレーム画像31の特徴点P21を結ぶことで生成される。
また、フレーム画像31には、生成される各オプティカルフローの延長線上の交点である消失点VPが存在する。そして、後方車両検出部6aは、各物体のオプティカルフローの消失点VPに対する向きによって、物体が接近中か否かを判定する。
後方車両検出部6aは、例えば、後方車両100,101のオプティカルフローが、消失点VPから広がる方向に生成されていることから、後方車両100,101が、車両10へ接近中であると判定する。一方、区画線21のオプティカルフローF31が、消失点VPへ向かう方向に生成されていることから、区画線21は、車両10から遠ざかる物体であるため、接近中ではないと判定する。
さらに、後方車両検出部6aは、後方車両100,101のオプティカルフローが消失点VPから拡散する方向に基づいて、後方車両100,101が車両10と同一車線を走行中か否かを判定する。
具体的には、後方車両検出部6aは、後方車両100の各オプティカルフローF1,F2が、消失点VPから放射状に拡散していることから、後方車両100が車両10と同一車線を走行中であると判定する。一方、後方車両検出部6aは、後方車両101の各オプティカルフローF11,F12が、消失点VPから略同一方向(フレーム画像31の右下方向)へ拡散していることから、後方車両101は同一車線を走行中ではないと判定する。
なお、図3Bでは、消失点VPをフレーム画像31の中央上部に示しており、これは、車両10が直進中であることを意味する。一方、車両10がカーブして走行する場合、消失点VPの位置は、かかるカーブの曲率に応じて中央上部から左右方向へズレることとなる。
この場合、後方車両検出部6aは、フレーム画像31の中央上部を消失点VPの基準座標とし、消失点VPの位置座標が基準座標から左右方向へズレた場合、かかるズレ分だけオプティカルフローを座標変換してから判定処理を行う。
このように、後方車両検出部6aは、カメラ2によって撮像されたフレーム画像を用いてオプティカルフローを生成することで、車両10と同一車線上の後方から接近する後方車両100を容易に検出することができる。
<2.2.2.車線判定部6b>
次に、図4を参照して、図2に示す車線判定部6bについて説明する。車線判定部6bは、車両10が走行している車線が追越車線L1であるか否かを判定する車線判定処理を行う。図4は、車線判定方法を示す図である。
図4に示すように、片側複数車線の道路の左右端は、通常、実線である区画線20、21によって規定され、区画線20と区画線21とに挟まれた領域は、破線である区画線22によって追越車線L1と走行車線L2とに区画される。
例えば、車線判定部6bは、かかる区画線20〜22の種類(実線あるいは破線)に着目して、車両10が走行している車線の種別を特定する。具体的には、車線判定部6bは、テンプレートマッチング法などを用いて、カメラ2から取得したフレーム画像(図3A参照)中から、検出すべき区画線のテンプレート画像と一致する領域を探索する。
つまり、車線判定部6bは、フレーム画像の中の画素の輝度値とテンプレート画像の画素の輝度値に基づいて、フレーム画像とテンプレート画像との類似度であるSSD(Sum of Squared Difference)やSAD(Sum of Absolute Difference)を算出する。
そして、車線判定部6bは、算出された類似度に基づいて、フレーム画像内に区画線が存在するか否か、区画線の設置位置、区画線が実線であるか破線であるか等を検出する。
図4に示すように、車線判定部6bは、検出した区画線のうち、車両10の進行方向40に対して車線の右側が実線の区画線21であり、左側が破線の区画線22である場合、車両10が走行中の車線は追越車線L1であると判定する。
一方、車両10の進行方向40に対して車線の右側が破線の区画線22であり、左側が実線の区画線20である場合、車両10が走行中の車線は走行車線L2である、つまり、追越車線L1ではないと判定する。
また、車両10の進行方向40に対して左右両側が実線の区画線である場合は、例えば、片側1車線、つまり、車両10が走行中の車線は追越車線L1ではないと判定する。そして、車線判定部6bは、上述の判定結果を状況判定部6cへ通知する。
なお、図4に示す、区画線20〜22の種類およびその配置は一例であり、これに限定されるものではない。例えば、車両10が走行している車線の道路と進行方向40が逆方向である反対車線の道路とを隔てる区画線21が、2本線や黄線で構成されてもよい。
また、車線判定部6bによる車線の検出方法は、フレーム画像を用いた画像処理に限定されるものではない。例えば、地図情報7aの電子地図データおよびリンクに含まれる車線種別の情報と、位置検出部3が取得した車両10の位置情報とに基づき、車両10の走行位置を電子地図データ上にプロットすることで走行中の車線を特定してもよい。
<2.2.3.状況判定部6c>
状況判定部6cは、周辺状況情報7bに基づいて、車両10の周辺の状況が、所定の条件を満たすか否かを判定し、かかる判定結果を通知部6eへ通知する。
<2.2.4.通知部6e>
通知部6eは、車線判定部6bによって追越車線L1を走行中と判定された場合のみ、後方車両検出部6aによって検出された後方車両100の接近を通知するための通知情報7cを出力する。これにより、接近する後方車両100を運転者に対して適切に通知することができる。
なお、通知部6eは、状況判定部6cから車両10の周辺状況が所定の条件を満たす旨の判定結果を受け付けた場合、かかる通知情報7cの出力を中止する。つまり、通知部6eは、運転者に対して後方車両100の接近の通知を行わないようにする。
<2.2.5.状況判定部6cの判定処理>
ここで、図5を参照して、状況判定部6cが判定処理の指標としている周辺状況情報7bについて説明する。図5は、周辺状況情報7bを示す図である。図5に示す周辺状況情報7bは、「No.」、「周辺状況」、「条件」といった項目を含む。なお、図5に示す周辺状況情報7bは一例であり、これに限定されるものではない。
「No.」は、各周辺状況を識別する番号を示している。「周辺状況」は、車両10の周辺状況を示している。「条件」は、状況判定部6cによって「周辺状況」を満たすと判定されるための条件を示している。
つまり、状況判定部6cは、周辺状況情報7bに従って、車両10の周辺状況が各周辺状況に対応する条件を満たすか否かを判定し、かかる条件を満たす場合、通知情報7cの出力を中止するよう通知部6eへ通知する。以下、図5に示した車両10の周辺状況について図6〜図9を用いて具体的に説明する。
<周辺状況No.1:右折すべき交差点へ接近>
図6〜図9は、車両10の周辺状況を示す図である。まず、図6を参照して、車両10が右折すべき交差点へ接近する場合について説明する。図6には、車両10の前方が交差点50である場合を示す。なお、車両10は、後述する経路設定部6dによって設定された案内経路に従って、交差点50を右折する予定である。
図6に示すように、車両10が交差点50を右折するためには、追越車線L1を走行して右折する必要がある。ところが、車両10は、後方車両100の接近を示す通知を受けて、後方車両100を回避するため追越車線L1から走行車線L2へ車線変更すると、交差点までの距離によっては、追越車線L1へ戻り損ね、右折できないおそれがある。
そこで、状況判定部6cは、車両10が接近中の交差点50で追越車線L1から右折する必要がある場合、「右折すべき交差点へ接近」の条件を満たすと判定することとする。具体的には、まず、状況判定部6cは、地図情報7aの電子地図データ上において、車両10の位置情報に基づく走行位置の座標と、かかる交差点50を示すノードN1の位置座標とに基づいて、各座標間の長さである距離を算出する。
状況判定部6cは、算出した距離が所定距離d1以下(例えば、300m以下)である場合、条件である「交差点まで所定距離以下」を満たすと判定する。そして、通知部6eは、かかる判定結果を受けて、通知情報7cの出力を中止することにより、車両10が後方車両100を回避するために車線変更することで、交差点を右折できない状況になることを防ぐことができる。
なお、状況判定部6cは、所定距離d1を、法律によって規定された車線変更の禁止区間に加え、運転者の運転レベルなどを考慮した距離に設定してもよい。これにより、運転者の運転レベルに応じて適切に通知することができる。
また、上述の状況判定部6cによる判定方法は、交差点50を右折する場合に限らず、車両10が交差点50をUターンする場合にも適用可能である。かかる場合、上述の「右折」を「Uターン」に置き換えることで同様の判定処理を行うことができる。
<周辺状況No.2:右折専用車線あり交差点へ接近>
次に、図7を参照して、車両10が右折専用車線L3(曲折専用車線の一例)のある交差点51へ接近する場合について説明する。図7では、車両10が右折専用車線L3のある交差点51を追越車線L1を走行して直進通過する場合を示す。
車両10の前方に右折専用車線L3がある交差点51において、後方車両100は、右折専用車線L3へ車線変更しようとして、車両10へ接近してしまう場合がある。ところが、車両10の運転者に対して、かかる後方車両100の接近の通知は、本来不要なため、運転者が却って煩わしく感じるおそれがある。
そこで、状況判定部6cは、車両10が右折専用車線L3のある交差点51へ接近中の場合、「右折専用車線あり交差点へ接近」の条件を満たすと判定することとする。具体的には、まず、状況判定部6cは、地図情報7aの電子地図データ上において、車両10(図7の下側の車両10)の位置情報に基づく走行位置の座標と、かかる交差点51を示すノードN2の位置座標とに基づいて、各座標間の長さである距離を算出する。
状況判定部6cは、算出した距離が所定距離d2以下である場合、条件である「交差点まで所定距離以下」を満たすと判定する。なお、所定距離d2の始点は、ノードN2に含まれる右折専用車線に関する情報に基づいて、右折専用車線L3の分岐が開始される地点に設定されることが好ましい。
そして、状況判定部6cは、かかる交差点51で後方車両100が右折しない、つまり、車両10の後方を引き続き追走すると推定できる位置(例えば、ノードN2の位置)を後方車両100が通過すると、上記条件を満たさないと再度判定し直す。そして、通知部6eは、かかる再判定の結果を受け付けると、通知情報7cを出力する。
つまり、通知部6eは、右折専用車線L3の区間は、通知情報7cの出力を一時的に中止することで、本来不要な通知を抑え、車両10の運転者が煩わしさを感じにくくすることができる。
<周辺状況No.3:後方車両が車線変更>
次に、図8を参照して、車両10と同一車線上を走行中の後方車両100が隣接する走行車線L2へ車線変更する場合について説明する。図8では、車両10へ接近する後方車両100が走行車線L2へ車線変更しようとしている場合を示す。
この場合、車両10の運転者が、後方車両100の接近の通知を受けて走行車線L2へ車線変更すると、車両10と後方車両100とがともに走行車線L2を走行することとなり、走行車線L2において車両10および後方車両100が再度接近するおそれがある。
そこで、状況判定部6cは、後方車両100が車線変更するために、ウインカーWを出す等の所定の動作が検出された場合、「後方車両が車線変更」の条件を満たすと判定することとする。
状況判定部6cは、例えば、カメラ2によって撮像されたフレーム画像内のウインカーWがある領域の画素の輝度が所定の変化率を超えるなど、ウインカーWの点滅によって急激に変化した場合、条件である「後方車両が車線変更動作」を満たすと判定する。
また、車線変更の動作は、ウインカーWの点滅に限定されず、後方車両100の前輪の旋回角度の変化や、後方車両100の前輪が区画線22を跨ぐといった動作なども含んでいてもよい。これにより、車両認識装置1は、自車両10が不要な車線変更を行って、走行車線L2で後方車両100と再度接近することを防ぐことができる。
<周辺状況No.4:前方車両あり>
次に、図9を参照して、車両10の前方を前方車両102が走行中の場合について説明する。図9では、追越車線L1において車両10の前方を前方車両102が走行している場合を示す。
この場合において、車両10が接近してくる後方車両100を回避しようと、走行車線L2へ車線変更しても、後方車両100は、前方車両102を追い越すことができず、後方車両100の後方で渋滞が発生してしまい、結果として、車線変更が不要な場合が多い。
そこで、状況判定部6cは、追越車線L1を走行中の車両10と同一車線上の前方に前方車両102が存在する場合、「前方車両を検出」の条件を満たすと判定する。前方車両102の検出は、例えば、車両10の前方を撮像するカメラ2から取得したフレーム画像からパターンマッチングなどを用いた画像解析によって行う。
これにより、車両認識装置1は、不要な車線変更を行うことを低減することができる。なお、車両認識装置1は、前方車両102の前方に別の前方車両が存在することをフレーム画像による画像解析や、ミリ波レーダを用いて検出し、前方の混雑度合を確認するようにしてもよい。
また、状況判定部6cは、前方車両102がウインカーを出す等の車線変更する動作を検出した場合には、「前方車両あり」の条件を満たさないと判定し、通知部6eは、かかる判定結果を受けて、通知情報7cを出力するようにしてもよい。
<周辺状況No.5:分岐点へ接近>
次に、車両10の前方の分岐点へ接近する場合について説明する。分岐点とは、例えば、高速道路におけるジャンクションであり、走行中の道路が複数の道路へ分岐する地点である。
車両10が高速道路のジャンクションにおいて追越車線L1を走行して分岐先の道路へ進入する必要がある場合、後方車両100を回避するために走行車線L2へ車線変更して、追越車線L1へ戻り損ねてしまうと、分岐した道路に入れないおそれがある。
そこで、状況判定部6cは、車両10が高速道路において分岐点へ接近中の場合、「分岐点へ接近」の条件を満たすと判定することとする。かかる場合は、交差点と車両10との距離d1(図6参照)の算出と同様の算出方法を用い、「交差点」のノードN1を「分岐点」のノードに置き換えることで実現できる。
状況判定部6cは、分岐点から車両10までの距離が所定距離以下である場合、条件である「分岐点まで所定距離以下」を満たすと判定する。なお、かかる場合の所定距離は、高速道路での走行速度を考慮すると、上述した距離d1や距離d2より長く設定されることが好ましい。これにより、分岐点において、車両10が所望の道路へ入り損ねることを防ぐことができる。
なお、上述の「周辺状況」の具体例は、一例であり、これに限定されず、「周辺状況」は、車両10が車線変更を行うことが困難な状況や、後方車両100の接近の通知が不要な状況であればよい。
これにより、実施形態に係る車両認識装置1は、車線変更が困難な状況等では、運転者に対して通知しないようにすることができる。
<2.2.6.経路設定部6d>
図2に戻って、制御部6の説明を続ける。経路設定部6dは、入力部4から受け付けた運転者の指定した目的地を示す信号を受信して、地図情報7aの電子地図データにおける出発地(例えば、車両10の現在地)から目的地までの案内経路を設定する。そして、経路設定部6dは設定した案内経路を案内経路情報として状況判定部6cへ通知する。
なお、経路設定部6dは、図示しないナビゲーション装置へ案内経路情報を通知し、ナビゲーション装置は、案内経路情報の案内経路に従い、案内するための文字や音声を出力することで車両10の走行を誘導し、目的地までの経路を案内する。
<3.車両認識装置1のフローチャート>
次に、実施形態に係る車両認識装置1が実行する通知処理の処理手順について、図10を用いて説明する。図10は、実施形態に係る車両認識装置1が実行する通知処理の処理手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、後方車両検出部6aは、例えば、カメラ2から取得したフレーム画像に基づいて、車両10と同一車線上の後方から車両10へ接近する後方車両100を検出する(ステップS101)。
つづいて、車線判定部6bは、例えば、カメラ2から取得したフレーム画像30,31に基づいて、車線の種別を特定することで、車両10が走行している車線が追越車線L1であるか否かを判定する(ステップS102)。
車線判定部6bが、追越車線L1であると判定した場合(ステップS102,Yes)、状況判定部6cは、車両10の周辺状況が周辺状況情報7bに含まれる条件を満たすか否かを判定する(ステップS103)。
状況判定部6cが、周辺状況情報7bに含まれる条件を満たさないと判定した場合(ステップS103,No)、通知部6eは、出力部5へ通知情報7cを出力し(ステップS104)、処理を終了する。
一方、ステップS102の判定処理において、走行車線L2を走行中、言い換えれば、追越車線L1を走行中ではないと判定された場合(ステップS102,No)、通知部6eは、通知情報7cの出力を中止し(ステップS105)、処理を終了する。
一方、ステップS103の判定処理において、周辺状況情報7bに含まれる条件を満たすと判定された場合(ステップS103,Yes)、通知部6eは、通知情報7cの出力を中止し(ステップS105)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る車両認識装置1は、後方車両検出部6aと、車線判定部6bと、状況判定部6cと、経路設定部6dと、通知部6eとを備える。後方車両検出部6aは、車両10と同一車線上の後方から車両10へ接近する後方車両100を検出する。車線判定部6bは、車両10が走行している車線が追越車線L1であるか否かを判定する。状況判定部6cは、車両10の周辺状況が所定の条件を満たすか否かを判定する。経路設定部6dは、車両10の出発地から目的地までの案内経路を設定する。通知部6eは、車線判定部6bによって追越車線L1であると判定された場合のみ、後方車両検出部6aによって検出された後方車両100を通知するための通知情報7cを出力する。また、通知部6eは、状況判定部6cによって、所定の条件を満たすと判定された場合、通知情報7cの出力を中止する。
これにより、実施形態に係る車両認識装置1によれば、接近する後方車両100を車両10の運転者に対して適切に通知することができる。
なお、上述の実施形態では、後方車両100や前方車両102などの他車両について、カメラ2によるフレーム画像を用いて検出したが、これに限定されず、例えば、ミリ波レーダによって他車両を検出してもよい。
ミリ波レーダを用いる場合、車両10の前方あるい後方の所定角度の範囲へ電波を送信し、この送信電波が検出対象となる他車両によって反射され、受信波として受信することで検出する。例えば、送信電波と受信電波との時間差やなす角、受信電波の強度などによって他車両との速度差、同一車線か否か、車間距離などを検出する。
また、後方車両検出部6aによる後方車両100の検出処理の時間間隔を、車両10の車速に応じて変更してもよい。例えば、車速センサから取得される車両10の車速が所定速度よりも速い場合は、検知処理の時間間隔を長くし、遅い場合は、検知処理の時間間隔を短くする。
これは、後方車両100との速度差を考慮しており、車両10の車速が所定速度よりも速い場合は、後方車両100との速度差が相対的に小さくなり、所定速度よりも遅い場合は、かかる速度差が相対的に大きくなるためである。
これにより、車両10と後方車両100との速度差が大きい場合に、後方車両100の急接近をより早く検出でき、また、かかる速度差が小さい場合には、検知処理の時間間隔を長くすることで、CPUの処理負担を軽減でき、消費電力を低減することができる。
上述した実施形態では、左側通行が採用される国を例として、片側複数車線において車両10の進行方向に対して右側を追越車線L1、左側を走行車線L2として説明した。これに対して車両10が走行する国が右側通行が採用される国の場合は、上記で説明した位置関係を左右で入れ替えればよい。例えば、上記では、追越車線側(対向車線が存在する側)への曲折は右折であると説明したが、右側通行が採用される国の場合は左折として読み替えればよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車両認識装置
6a 後方車両検出部
6b 車線判定部
6c 状況判定部
6d 経路設定部
6e 通知部
7c 通知情報
100 後方車両

Claims (7)

  1. 自車両と同一車線上の後方から前記自車両へ接近する後方車両を検出する後方車両検出部と、
    前記自車両が走行している車線が追越車線であるか否かを判定する車線判定部と、
    前記車線判定部によって前記追越車線であると判定された場合のみ、前記後方車両検出部によって検出された前記後方車両を通知するための通知情報を出力する通知部と
    前記自車両の周辺状況が所定の条件を満たすか否かを判定する状況判定部と、
    前記自車両の出発地から目的地までの案内経路を設定する経路設定部と、
    を備え
    前記通知部は、
    前記状況判定部によって前記所定の条件を満たすと判定された場合、前記通知情報の出力を中止し、
    前記状況判定部は、
    前記案内経路において前記自車両が接近中の交差点で前記追越車線から右折する必要がある場合、前記所定の条件を満たすと判定する
    ことを特徴とする車両認識装置。
  2. 前記状況判定部は、
    前記自車両が接近中の交差点に曲折専用車線が存在する場合、前記所定の条件を満たすと判定すること
    を特徴とする請求項に記載の車両認識装置。
  3. 前記状況判定部は、
    前記後方車両において前記追越車線と隣接する走行車線へ車線変更するための所定動作が検出された場合、前記所定の条件を満たすと判定すること
    を特徴とする請求項またはに記載の車両認識装置。
  4. 前記状況判定部は、
    前記自車両の前方に前記自車両と同一車線上を走行中の前方車両が存在する場合、前記所定の条件を満たすと判定すること
    を特徴とする請求項のいずれか一つに記載の車両認識装置。
  5. 前記状況判定部は、
    複数の道路へ分岐する分岐点へ前記自車両が接近している場合、前記所定の条件を満たすと判定すること
    を特徴とする請求項のいずれか一つに記載の車両認識装置。
  6. 前記後方車両検出部は、
    前記自車両において所定の時間間隔で撮像された複数のフレーム画像における同一特徴点を結ぶことによって生成されるオプティカルフローに基づき、前記フレーム画像に含まれる前記後方車両の前記自車両への接近を検出すること
    を特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載の車両認識装置。
  7. 自車両と同一車線上の後方から前記自車両へ接近する後方車両を検出する後方車両検出工程と、
    前記自車両が走行している車線が追越車線であるか否かを判定する車線判定工程と、
    前記車線判定工程によって前記追越車線であると判定された場合のみ、前記後方車両検出工程によって検出された前記後方車両を通知するための通知情報を出力する通知工程と
    前記自車両の周辺状況が所定の条件を満たすか否かを判定する状況判定工程と、
    前記自車両の出発地から目的地までの案内経路を設定する経路設定工程と、
    を含み、
    前記通知工程は、
    前記状況判定工程によって前記所定の条件を満たすと判定された場合、前記通知情報の出力を中止し、
    前記状況判定工程は、
    前記案内経路において前記自車両が接近中の交差点で前記追越車線から右折する必要がある場合、前記所定の条件を満たすと判定する
    ことを特徴とする車両認識方法。
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