JP2002298299A - 車両の運転支援装置 - Google Patents

車両の運転支援装置

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JP2002298299A
JP2002298299A JP2001102194A JP2001102194A JP2002298299A JP 2002298299 A JP2002298299 A JP 2002298299A JP 2001102194 A JP2001102194 A JP 2001102194A JP 2001102194 A JP2001102194 A JP 2001102194A JP 2002298299 A JP2002298299 A JP 2002298299A
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overtaking
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Kei Takizawa
圭 滝沢
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、自車に対して停止している車両
あるいは後退している車両であっても後続車両として検
出でき、後続車両の検出が高精度で行える。 【解決手段】 この発明は、ある時刻の画像において停
止領域及び後退領域として検出された領域が直前の画像
における後続車両候補領域と共通部分を有する場合、上
記停止領域及び後退領域を後続車両候補領域と判定する
ようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば、カメ
ラなどの撮像手段により車両(自動車等)の後方視野の
画像を撮像し、得られた画像から後方の車両の状態を検
出し、後方の車両の状態に応じて車両の運転者に警告を
報知する車両の運転支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自車の後方に存在する後続車両あ
るいは追越車両を検出し、車両の運転者に注意を促す運
転支援装置が存在する。このような運転支援装置に関連
する従来の技術としては、自車後方を撮影する後方カメ
ラからの入力画像に基づいて追越車両を検出する技術が
ある。
【0003】このような技術では、後方カメラから一定
時間間隔で画像が取込まれる。この後方カメラから取り
込まれた画像からは、自車レーンの左右の白線が検出さ
れ、その白線の交点(FOE)が求められる。これによ
り、入力画像中で白線を検出して、この白線と白線の交
点(FOE)内の領域を自車が走行中の車線(自車レー
ン)の領域とし、この自車レーンに隣接するレーンを追
越レーンの領域としている。後続車両は、自車レーン内
の領域で検出される車両であり、追越車両は、追越レー
ン内の領域で検出される車両である。
【0004】追越車両は、連続して取り込まれた2つの
画像を比較して追越レーンの領域における動きがベクト
ルで検出され、近接するベクトル同士をまとめて追越車
両として検出される。
【0005】しかしながら、従来の追越車両の検出方法
を後続車両の検出に用いた場合、自車に対して停止して
いるもの、あるいは自車に対して後退しているものが、
必ずしも車両に特定できないため、自車に対して相対的
に停止あるいは後退している車両を後続車両として検出
できないという問題点がある。
【0006】また、特開平2000−251198号公
報では、追越車両検出の処理結果の信頼性が低いことを
検出して運転者(ドライバ)に知らせる技術が開示され
ている。この技術では、追越車両検出の処理結果の信頼
性を評価して信頼性が低い場合、ドライバに追越車両検
出が機能していないことを知らせる。具体的には、追越
車両検出において白線が検出されない場合、あるいは、
霧等の発生により入力画像から周囲の状況が得られない
と判断した場合等に、ドライバに対して追越車両検出処
理の検出結果の信頼度が低いことを知らせ、ドライバ自
ら安全確認をすることを促している。
【0007】しかしながら、以下の2つの状況におい
て、追越車両検出の処理結果の信頼性が低いことを検出
できないことである。1つ目は、接近する後続車両の一
部が追越車両検出処理の処理領域にはみ出している場合
である。この場合、接近する後続車両を追越車両として
誤検出してしまう。2つ目は、自車の近くに後続車両が
存在する場合である。この場合、後続車両の存在によっ
て追越車両が見えなくなり追越車両を検出できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、後続
車両が自車に対して停止している場合、あるいは、後続
車両が自車に対して後退している場合、後続車両が検出
できないという問題点を解決するもので、後続車両が自
車に対して停止している場合、あるいは、後続車両が自
車に対して後退している場合であっても、後続車両を検
出することができ、後続車両の検知精度を向上できる車
両の運転支援装置を提供することを目的とする。
【0009】また、自車に接近する後続車両によって追
越車両を誤検出してしまう場合、あるいは、後続車両の
存在によって追越車両が見えなくなり追越車両を検出で
きない場合に、適切な警告を運転者に報知できないとい
う問題点を解決するもので、自車に接近する後続車両に
よって追越車両を誤検出してしまう場合、あるいは、後
続車両の存在によって追越車両が見えなくなり追越車両
を検出できない場合であっても、運転者に安全確認を促
すことができ、車両の運転における安全性を高めること
ができる車両の運転支援装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の車両の運転支
援装置は、車両の後方の画像を連続的に撮像する撮像手
段と、この撮像手段により撮像された画像とこの画像よ
りも前に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対す
る相対的な移動量を検出する検出手段と、この検出手段
により検出された画像上の移動量から上記車両に対して
後方から接近してくる画像上の領域を抽出することによ
り上記車両の後続車両を検出する第1の後続車両検出手
段と、上記撮像手段にて過去に撮像された画像において
上記第1の後続車両検出手段により後続車両と検出され
た画像上の領域に基づき、上記車両に対して後方から接
近してくる領域以外の領域から後続車両を検出する第2
の後続車両検出手段とを有する。
【0011】この発明の車両の運転支援装置は、車両の
後方の画像を連続的に撮像する撮像手段と、この撮像手
段により撮像された画像とこの画像よりも前に撮像され
た画像とに基づいて、上記車両が存在する車線に隣接す
る車線を通過中の追越車両を検出する追越車両検出手段
と、上記撮像手段により撮像された画像とこの画像より
も前に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して
後方から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出
手段と、この後続車両検出手段により検出された後続車
両の位置および速度に基づいて、上記追越車両検出手段
が上記追越車両を誤検出する可能性があるか否かを判断
する判断手段と、この判断手段により上記追越車両を誤
検出する可能性がないと判断された場合に、上記追越車
両の検知結果に基づく警告を報知し、上記判断手段によ
り上記追越車両を誤検出する可能性があると判断された
場合に、目視による安全確認を促す警告を報知する報知
手段とを有する。
【0012】この発明の車両の運転支援装置は、車両の
後方の画像を連続的に撮像する撮像手段と、この撮像手
段により撮像された画像とこの画像よりも前に撮像され
た画像とに基づいて、上記車両が存在する車線に隣接す
る車線を通過中の追越車両を検出する追越車両検出手段
と、上記撮像手段により撮像された画像とこの画像より
も前に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して
後方から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出
手段と、この後続車両検出手段により検出された後続車
両の位置に基づいて、上記追越車両検出手段が検出でき
ない追越車両が存在する可能性があるか否かを判断する
判断手段と、この判断手段により検出できない追越車両
が存在する可能性がないと判断された場合に、上記追越
車両の検知結果に基づく警告を報知し、上記判断手段に
より検出できない追越車両が存在する可能性があると判
断された場合に、目視による安全確認を促す警告を報知
する報知手段とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係る
運転支援装置の概略構成を示す図である。この運転支援
装置1は、自車の後方の状況を検出して音あるいは光な
どで注意を促すことにより運転者の運転を支援する装置
である。
【0014】図1に示すように、運転支援装置1は、後
方カメラ(以下、単にカメラともいう)11、後続車両
検出部12、追越車両検出部13、アラーム抑制部1
4、アラーム生成部15、スピーカ16、及びLED1
7などを有している。
【0015】上記後方カメラ11は、自車の後方の画像
を所定時間間隔で撮影する。上記後続車両検出部12
は、上記後方カメラ11の画像から後続車両を検出する
処理を行う。上記追越車両検出部13は、後方カメラ1
1の画像から追越車両を検出する処理を行う。上記アラ
ーム抑制部14は、後続車両検出部12の処理結果から
追越車両検出の処理結果の信頼度を評価し、その結果に
基づいて追越車両検出のアラームの生成を抑制する。上
記アラーム生成部15は、後続車両検出部12、追越車
両検出部13、あるいはアラーム抑制部14の処理結果
から運転者に対して鳴らすアラームを生成する。上記ス
ピーカ16は、各種アラームとしての音声、または、ブ
ザーを発生する。上記LED17は、各種アラームを点
灯もしくは点滅により発生する。
【0016】図2は、車両における後方カメラ11の設
置例を示す図である。図2に示すように、後方カメラ1
1は、車両の後部に、自車後方を撮影するように設置さ
れる。この後方カメラ11は、所定の視野角内の画像を
撮影する。従って、後方カメラ11により、自車後方の
所定の視野角内の後続車両、追越車両、及び路面上の白
線などが撮影される。
【0017】図3は、図2に示すように、車両の後部に
設置された後方カメラ11により撮影された画像の例で
ある。この画像では、後続車両、追越車両、及び白線が
撮影されている。図4は、図3に示す画像から白線検出
処理により検出された白線と、オプティカルフロー検出
処理により検出された画像上の速度ベクトル(オプティ
カルフロー)との検出結果の例を説明するための図であ
る。
【0018】まず、白線検出処理は、後方カメラ11が
撮影した画像から自車が走行中のレーン(自車レーン)
を示す左右の白線を検出して、自車レーンを検出する処
理である。また、白線検出処理では、自車レーンの左右
の白線が検出されると、これらの白線の交点(FOE)
となる位置を判断する。この判断では、後続車両が存在
している場合であっても、検出できた白線部分を延長す
ることにより白線の交点を判断している。
【0019】また、オプティカルフロー検出処理は、後
方カメラ11が撮影した画像と直前に上記後方カメラ1
1が撮影した画像とを比較して画像上の速度ベクトルを
検出する。また、オプティカルフロー検出処理では、画
像上に存在するエッジ部分を検出し、対象物の領域を検
出するようにしている。
【0020】すなわち、上記後方カメラ11では、所定
間隔の後方画像を連続的に撮影している。このため、オ
プティカルフロー検出処理では、検出対象とする画像と
検出対象とする画像の直前に撮影された画像との対応点
をそれぞれ直線で結び、検出対象の画像に対する方向を
設定すれば、画像上の速度ベクトルが検出される。この
ようなオプティカルフロー検出処理により検出された速
度ベクトルをグループ化してまとめると、画像上の各対
象物の領域が検出されるとともに、各対象物の動き、位
置、速度などが検出される。
【0021】次に、上記追越車両検出部13について説
明する。図5は、追越車両検出部13の構成及び動作を
概略的に示す図である。図5に示すように、追越車両検
出部13は、画像入力部21、白線検出部22、オプテ
ィカルフロー検出部23、及び接近領域検出部24など
を有している。
【0022】上記画像入力部21には、上記後方カメラ
11により撮影された自車の後方の画像が入力される。
上記白線検出部22は、自車の走行車線(自車レーン)
を示す白線を検出する白線検出処理を行う。上記オプテ
ィカルフロー検出部23は、自車レーン以外(追越レー
ン)の領域におけるオプティカルフロー検出処理を行
う。このオプティカルフロー検出部23により検出され
るオプティカルフローは、追越車線(追越レーン)内の
対象物(車両、道路標識等)の自車に対する相対速度を
示す速度ベクトルを示すものである。上記接近領域検出
部24は、オプティカルフロー検出部23により検出さ
れたオプティカルフローに基づいて、追越レーン内で自
車に対して接近してくる領域を検出する。
【0023】上記のように構成された追越車両検出部1
3は、以下のように動作する。すなわち、上記後方カメ
ラ11により撮影された自車の後方の画像は、上記画像
入力部21に入力される(ステップS1)。画像入力部
21に画像が入力されると、上記白線検出部22は、入
力された画像から自車の走行レーンを示す2つの白線を
検出する(ステップS2)。これらの検出された白線を
示す情報は、オプティカルフロー検出部23に送られ
る。
【0024】上記オプティカルフロー検出部23では、
白線検出部22により検出された白線を示す情報に基づ
いて、自車の走行レーンに隣接する追越レーン内のオプ
ティカルフローを検出する(ステップS3)。このオプ
ティカルフロー検出部23により検出されるオプティカ
ルフローは、自車に対する追越レーン内の対象物(車両
など)の相対速度を示す速度ベクトルを示すものであ
る。このオプティカルフロー検出部23により検出され
たオプティカルフローは、上記接近領域検出部24に送
られる。
【0025】上記接近領域検出部24は、オプティカル
フロー検出部23により検出された追越レーン内のオプ
ティカルフローに基づいて、追越レーン内で自車に対し
て接近してくる領域を検出する(ステップS4)。この
接近領域検出部24で検出された自車に対して接近して
くる領域が追越レーン内の車両であると確定されると、
その領域が追越車両であると判断できる。この判断結果
は、アラーム生成部15に送信される。
【0026】上記のように、追越車両は、追越レーンに
おけるオプティカルフローに基づいて検出されるが、自
車レーンを走行する後続車両が存在する場合、オプティ
カルフローでは、追越車両を正確に検出できない場合が
存在する。図6及び図7は、追越車両を正確に検出でき
ない場合を示す図である。
【0027】図6は、後続車両によって追越レーン内に
速度ベクトルが検出される場合を示す図である。自車レ
ーン内の後続車両Bが自車Aに対して接近中である場
合、後方カメラ11は、例えば、図6に示すような画像
を撮影する。上記オプティカルフロー検出部23では、
図6に示すような画像に対し、画像上で後続車両Bが自
車レーンからはみ出している部分の速度ベクトルが検出
される。このような自車レーンの後続車両による追越レ
ーン内の速度ベクトルによって追越車両が誤検出されて
しまう場合がある。
【0028】図7は、後続車両によって追越レーン内に
実際には存在している追越車両が画像上に現れない場合
を示す図である。図7に示すように、追越車両Cが後続
車両Bに影に隠れてしまうと、追越車両Cが画像に取ら
えられないことになる。従って、このような画像から
は、追越車両Cが検出できないことになる。
【0029】次に、後続車両検出部12について説明す
る。図8は、後続車両検出部12の構成及び動作を概略
的に示す図である。図8に示すように、後続車両検出部
12は、画像入力部31、白線検出部32、オプティカ
ルフロー検出部33、接近領域検出部34、停止領域検
出部35、後退領域検出部36、及び後続車両候補領域
検出部37などを有している。
【0030】上記画像入力部31には、上記後方カメラ
11により撮影された自車の後方の画像が入力される。
上記白線検出部32は、自車の走行レーン(自車レー
ン)を示す白線を検出する白線検出処理を行う。上記オ
プティカルフロー検出部33は、自車レーンの領域にお
けるオプティカルフロー処理を行う。このオプティカル
フローは、自車レーン内の対象物(車両、道路上の標識
等)の自車に対する相対速度を示す速度ベクトルを示す
ものである。
【0031】なお、上記後続車両検出部12の白線検出
部32は、上記追越車両検出部13の白線検出部22と
同様な構成である。このため、上記後続車両検出部12
の白線検出部と上記追越車両検出部13の白線検出部と
を共通にしても良い。
【0032】上記接近領域検出部34は、上記オプティ
カルフロー検出部33により検出されたオプティカルフ
ローに基づいて、自車レーン内で自車に対して接近して
くる領域(接近領域)を検出する。つまり、上記接近領
域検出部34は、オプティカルフローから、自車に対し
て接近している速度ベクトルのみを抽出し、近接する速
度ベクトル同士をグループ化し、接近領域として検出す
る。
【0033】上記停止領域検出部35は、上記オプティ
カルフロー検出部33により検出されたオプティカルフ
ローに基づいて、自車レーン内で自車に対して停止して
いる領域(停止領域)を検出する。つまり、上記停止領
域検出部35は、オプティカルフローから、自車に対し
て停止している速度ベクトル(停止している点)を抽出
し、近接する速度ベクトル(停止している点)同士をグ
ループ化し、停止領域として検出する。
【0034】上記後退領域検出部36は、上記オプティ
カルフロー検出部33により検出されたオプティカルフ
ローに基づいて、自車レーン内で自車に対して後退して
いる領域(後退領域)を検出する。つまり、上記後退領
域検出部36は、オプティカルフローから、自車に対し
て後退している速度ベクトルを抽出し、近接する速度ベ
クトル同士をグループ化し、後退領域として検出する。
【0035】また、上記後続車両候補領域検出部37
は、、接近領域検出部34により検出された接近領域、
停止領域検出部35により検出された停止領域、及び後
退領域検出部36により検出された後退領域などに基づ
いて、後続車両の候補となる領域を検出する。
【0036】上記のように構成された後続車両検出部1
2は、以下のように動作する。すなわち、上記後方カメ
ラ11により撮影された自車の後方の画像は、上記画像
入力部31に入力される(ステップS11)。この画像
入力部31に画像が入力されると、上記白線検出部32
は、入力された画像から自車の走行レーンを示す2つの
白線を検出する(ステップS12)。この検出された白
線を示す情報は、オプティカルフロー検出部33に送ら
れる。
【0037】上記オプティカルフロー検出部33では、
白線検出部32により検出された白線を示す情報に基づ
いて、自車の走行レーン内のオプティカルフローを検出
する(ステップS13)。例えば、図9に示すような白
線が上記白線検出部32により検出されたとする。する
と、オプティカルフロー検出部33では、画像の端部か
ら白線と白線が交差する点(FOE)とで囲まれる領域
(図中の斜線部分)についてオプティカルフローを検出
する。
【0038】すなわち、上記オプティカルフロー検出部
33により検出されるオプティカルフローは、自車レー
ン内の対象物(車両、道路上の標識等)の相対速度を示
す速度ベクトルを示すものである。このオプティカルフ
ロー検出部33により検出されたオプティカルフロー
は、上記接近領域検出部34に送られる。
【0039】上記接近領域検出部34は、オプティカル
フロー検出部33により検出された自車レーン内のオプ
ティカルフローに基づいて、自車レーン内で自車に対し
て接近してくる接近領域を検出する(ステップS1
4)。上記停止領域検出部35は、オプティカルフロー
検出部33により検出された自車レーン内のオプティカ
ルフローに基づいて、自車レーン内で自車に対して停止
している停止領域を検出する(ステップS15)。上記
後退領域検出部36は、オプティカルフロー検出部33
により検出された自車レーン内のオプティカルフローに
基づいて、自車レーン内で自車に対して後退している後
退領域を検出する(ステップS16)。上記接近領域、
停止領域、及び後退領域は、上記後続車両候補領域検出
部37に送られる。
【0040】上記後続車両候補領域検出部37は、上記
上記接近領域、停止領域、及び後退領域は、上記後続車
両候補領域検出部37に基づいて、後続車両の候補とし
ての領域を検出する。この後続車両後方領域検出部37
による処理については、後で詳細に説明する。
【0041】図10(a)、(b)は、接近領域及び後
退領域の検出例を示す図である。図10(a)は、ある
時点で後方カメラ11が撮影した自車の後方画像であ
り、図10(b)は、図10(a)の次の時点で後方カ
メラ11が撮影した自車の後方画像である。
【0042】すなわち、図10(a)では、白線内の自
車レーンに道路上に描かれている標識(矢印標識)と、
後続車両とが撮影されている。これに対して、図10
(b)では、図10(a)と比べると、上記矢印標識が
後退しており、かつ、後続車両Bが前進している。図1
0(b)に対するオプティカルフローを検出すると、上
記矢印標識を示す領域が後ろ向きの速度ベクトルを示
し、後続車両Bを示す領域が前向きの速度ベクトルを示
す。従って、上記接近領域検出部34は、後続車両Bを
示す領域を接近領域として検出し、かつ、上記後退領域
検出部36は、道路上の標識を示す領域を後退領域とし
て検出する。
【0043】また、図11(a)、(b)は、接近領
域、及び停止領域の検出例を示す図である。
【0044】図11(a)、(b)は、接近領域及び停
止領域の検出例を示す図である。図11(a)は、ある
時点で後方カメラ11が撮影した自車の後方画像であ
り、図11(b)は、図11(a)の次の時点で後方カ
メラ11が撮影した自車の後方画像である。
【0045】すなわち、図11(a)では、白線内の自
車レーンに道路上に描かれている標識(矢印標識)と、
後続車両とが撮影されている。これに対して、図11
(b)では、図11(a)と比べると、上記矢印標識が
停止しており、かつ、後続車両Bが接近している。図1
1(b)に対する画像に対してオプティカルフローを検
出すると、上記矢印標識を示す領域が停止している点
(停止点)で示され、後続車両Bを示す領域が前向きの
速度ベクトルで示される。従って、上記接近領域検出部
34は、後続車両Bを示す領域を接近領域として検出
し、かつ、上記停止領域検出部35は、道路上の標識を
示す領域を後退領域として検出する。
【0046】ここで、自車が走行中である場合、以下よ
うな判断が行える。まず、接近領域は、路面上を自車よ
りも早い速度で動いているものを示す。また、停止領域
は、路面上を自車と同じ速度で動いているものを示す。
また、後退領域は、路面上を自車よりも遅い速度で動い
ているものか、もしくは、路面に対して停止しているも
のを示す。
【0047】また、自車が停止中である場合、以下のよ
うな判断が行える。まず、接近領域は、自車に向かって
動いているものを示す。また、停止領域は、路面に対し
て停止しているものを示す。また、後退領域は、自車か
ら遠ざかるように動いているものを示す。
【0048】つまり、自車が路面上を後退(後進)して
いる場合を想定しなければ、自車が走行中であっても、
停止中であっても、少なくとも接近領域は、動いている
ものであると判断できる。
【0049】次に、上記後続車両候補領域検出部37に
よる処理について説明する。図12は、後続車両候補領
域検出部37による処理を説明するためのフローチャー
トである。ここで、時刻tの画像における接近領域、停
止領域、及び後退領域を領域Ri(t)(i=1、…、
n)と表すものとする。なお、nは時刻tの画像におけ
る領域の数である。
【0050】ここで、画像が取り込まれた時刻をtと
し、この時刻tの画像からn個の領域Ri(t)(i=
1、…、n)が検出されたとする。まず、時刻tで取り
込まれたの画像からn個の領域Ri(t)(i=1、
…、n)が検出された場合、後続車両候補領域検出部3
7は、変数i(初期値は1)を定義する(ステップS2
1)。次に、後続車両候補領域検出部37は、時刻tに
取り込まれた画像から得られた領域Ri(t)が接近領
域であるか否かを判断する(ステップS22)。
【0051】この判断によりRi(t)が接近領域であ
ると判断すると、後続車両候補領域検出部37は、Ri
(t)を後続車両候補領域とする(ステップS23)。
Ri(t)を後続車両候補領域とすると、後続車両候補
領域検出部37は、i=i+1として上記ステップS2
1へ戻る。
【0052】また、上記判断によりRi(t)が接近領
域でないと判断すると、後続車両候補領域検出部37
は、Ri(t)が時刻t−1の画像において後続車両候
補領域として検出された領域と、共通部分を有するか否
かを判断する。この判断により共通部分がないと判断し
た場合、後続車両候補領域検出部37は、Ri(t)を
後続車両候補領域とせず(ステップS23)、i=i+
1として上記ステップS21へ戻る(ステップS2
5)。
【0053】また、領域Ri(t)が時刻t−1の画像
における後続車両候補領域と共通部分を有すると判断し
た場合、上記後続車両候補領域検出部37は、領域Ri
(t)を後続車両候補領域とする(ステップS26)。
ここで、時刻tの画像における後続車両候補領域をCj
(t)(j=1、…、時刻tの画像における後続車両候
補領域の数)と表せば、Ri(t)と共通部分を有する
時刻t−1の後続車両候補領域Cj(t−1)につい
て、Ri(t)とCj(t−1)との共通部分を時刻t
における後続車両候補領域Cj(t)とする。これによ
り、Ri(t)を後続車両候補領域した際、後続車両候
補領域検出部37は、i=i+1として上記ステップS
21へ戻る。
【0054】上記のように、ある時刻の画像において停
止領域及び後退領域として検出された領域が直前の画像
における後続車両候補領域と共通部分を有する場合、上
記停止領域及び後退領域を後続車両候補領域と判定する
ようにしたものである。
【0055】これにより、自車に対して停止している車
両あるいは後退している車両であっても後続車両として
検出でき、後続車両の検出が高精度で行える。
【0056】次に、後方カメラ11が撮影した複数の画
像に対する処理の例について説明する。図13〜図16
は、上記後方カメラ11が撮影した複数の画像であり、
画像の経時変化を示している。ここで、自車は、以下の
ような動きをしているものとする。 t=1〜100;自車は停止しており、後続車両は自車
に対して接近している。 t=101;自車は停止しており、後続車両は停止して
いる。 t=102;自車が前方に移動し、後続車両が自車に対
して後退している。 なお、図中の入力画像の左側の「t=数字」は、入力画
像が取込まれた時刻を表すものとする。
【0057】まず、t=1〜100では、後続車両は、
自車に対して接近している。このため、図13に示すよ
うに、後続車両は接近領域として検出され、この接近領
域が後続車両候補領域として検出される。
【0058】次に、t=101では、図14に示すよう
に、後続車両は、道路面上の標識としての矢印と共に、
停止領域として抽出される。しかしながら、t=101
の停止領域は、t=101の直前の画像であるt=10
0の画像における後続車両候補領域と共通部分を有する
ものとして検出される。このため、t=100で後続車
両が停止していても、後続車両候補領域として検出され
る。
【0059】t=102〜119では、図15に示すよ
うに、t=101の場合と同様、後続車両は、道路面上
の標識としての矢印と共に、停止領域として検出される
が、前のフレームの後続車両候補領域との共通部分を有
するため、後続車両候補領域として検出される。
【0060】t=120においては、自車が前進してい
るため、図16に示すように、後続車両は、道路面上の
矢印と共に、後退領域として検出されるが、t=119
の後続車両候補領域との共通部分を有するため、後続車
両候補領域として検出される。
【0061】次に、アラーム抑制部14の処理の流れに
ついて説明する。アラーム抑制部14は、後続車両検出
部の処理結果として与えられる以下の2つの情報に基づ
いて処理を行う。 ・後続車両候補領域の入力画像中での検出位置 ・後続車両候補領域の入力画像中での速度 前者は、入力画像の座標系における、後続車両候補領域
を囲む矩形の四隅の座標値として表される。後者は、後
続車両候補領域を構成するオプティカルフローの移動量
(速度ベクトル)の平均値とする。
【0062】アラーム制御部14では、これらの情報か
ら次の2つの条件が成立するか否かを判定する。 条件1;追越車両検出部において、接近する後続車両を
追越車両として検出する可能性がある。 条件2;後続車両によって追越車両が見えなくなり、追
越車両検出部において、自車に近い位置でしか追越車両
の検出ができなるなくなったり、追越車両の検出ができ
なくなる可能性がある。
【0063】まず、上記条件1について説明する。図5
は、条件1が成立する具体例を示している。すなわち、
図5では、接近する後続車両の一部が追越車両検出処理
の処理領域にはみ出しているため、後続車両の一部が追
越車両として誤検出(過剰検出)される状況である。こ
のような状況が条件1である。この条件1の具体的な判
定条件としては、例えば、後続車両候補領域の自車レー
ンからはみ出す面積が所定の値Tα1以上であり、か
つ、後続車両候補領域の移動量が所定の速度Tv以上の
場合に、追越車両が誤検出される可能性があると判定す
るものである。
【0064】次に、上記条件2について説明する。図6
は、条件2が成立する具体例を示している。図6では、
自車の近くに存在する後続車両により、追越車両が見え
なくなり追越車両を検出できない状況を示している。こ
のような状況が条件2である。この条件2の具体的な判
定条件としては、後続車両候補領域の自車線からはみ出
す面積が所定の値Tα2以上である場合に、追越車両を
検出できない可能性があると判定するものである。
【0065】上記のような2つの条件のうちどちらか1
つでも成立した場合、追越車両検出部の処理結果が有効
であることを示すバリッド信号(valid信号)はオンさ
れ、2つの条件がいずれも成立しない場合、追越車両検
出部の処理結果が無効であることを示すために上記バリ
ッド信号がオフされる。
【0066】図17は、アラーム抑制部14の処理を流
れを説明するためのフローチャートである。まず、アラ
ーム抑制部14は、後続車両検出部12からの処理結果
を受けると、後続車両(後続車両候補領域)が検出され
ているか否かを判断する(ステップS31)。この判断
により後続車両が検出されていないと判断した場合、ア
ラーム抑制部14は、後述するステップS35へ進み、
追越車両に対する警報を制御するための上記バリッド信
号をオンにする(ステップS35)。
【0067】また、上記判断により後続車両が検出され
ていると判断した場合、アラーム抑制部14は、上記条
件1が成立するか否かを判断する。つまり、アラーム抑
制部14は、後続車両候補領域の位置及び速度に基づい
て、追越車両の過剰検出が発生する可能性があるか否か
を判断する(ステップS32)。この判断により過剰検
出が発生する可能性があると判断した場合、アラーム抑
制部14は、追越車両に対する警報を抑制するために上
記バリッド信号をオフにする(ステップS33)。
【0068】また、上記判断により過剰検出が発生する
可能性がないと判断した場合、アラーム抑制部14は、
上記条件2が成立しているか否かを判断する。つまり、
アラーム抑制部14は、後続車両候補領域の位置に基づ
いて、追越車両の検出もれが発生する可能性があるか否
かを判断する(ステップS34)。この判断により追越
車両の検出もれが発生する可能があると判断した場合、
アラーム抑制部14は、追越車両に対する警報を抑制す
るために上記バリッド信号をオフにする(ステップS3
3)。
【0069】また、上記判断により追越車両の検出もれ
が発生する可能がないと判断した場合、アラーム抑制部
14は、上記条件1及び上記条件2の何れも成立してい
ないと判断し、追越車両に関する警報を発生させるため
に上記バリッド信号をオンにする(ステップS35)。
【0070】上記のように、アラーム抑制部では、上記
条件1あるいは上記条件2のように、追越車両の検出結
果の信頼性の低い場合、追越車両の検出結果を無効とす
るような制御をアラーム生成部に対して行うようにした
ものである。これにより、アラーム生成部では、追越車
両の検出結果の信頼性が低いものに対する警報を抑制で
きる。
【0071】次に、アラーム生成部15の処理の流れに
ついて説明する。図18は、アラーム生成部15の処理
の流れを説明するためのフローチャートである。ここ
で、アラーム生成部15は、追越車両及び後続車両に関
するアラーム(警告)を生成するものである。また、追
越車両に関するアラームは、運転者が方向指示器(ウィ
ンカ)のスイッチをオンにしているときにのみ発生され
る。また、後続車両のアラームは、後続車両が自車に急
速に接近している場合に発生される。また、図18で
は、ステップS41〜S47が追越車両に関する警報を
行う場合の処理であり、ステップS48からS50が後
続車両に関する警報を行う場合の処理である。
【0072】すなわち、アラーム生成部15は、まず、
運転者が方向指示器(ウィンカ)のスイッチをオンにし
ているか否かを判断する(ステップS41)。この判断
により方向指示器のスイッチがオンされていないと判断
した場合、アラーム生成部15は、追越車両に関する警
報を行わないと判断して後述するステップS48へ進
む。
【0073】また、上記判断により方向指示機のスイッ
チがオンされていると判断した場合、上記バリッド信号
がオンになっているか否かを判断する(ステップS4
2)。この判断によりバリッド信号がオフになっている
場合、アラーム生成部15は、追越車両の検出の信頼性
が低いものと判断して、例えば、「目視により追越車両
を確認して下さい」というような警告を生成する(ステ
ップS43)。この生成された警告は、上記スピーカ1
6から音で発せられ、運転者の注意を促す。この際、上
記LED17を点灯あるいは点滅させるようにしても良
い。
【0074】また、上記判断によりバリッド信号がオン
になっていると判断した場合、アラーム生成部15は、
方向指示器が右に入っているか否かを判断する(ステッ
プS44)。この判断により方向指示器が右に入ってい
ると判断すると、上記アラーム生成部15は、右に隣接
する車線(右側の追越レーン)に追越車両が検出されて
いるか否かを判断する(ステップS45)。
【0075】この判断により右側の追越レーンに追越車
両が検出されていると判断した場合、アラーム生成部1
5は、追越レーンに車両が存在することを報知するため
に、例えば、「追越車両がいます注意して下さい。」と
いうような警告を生成する(ステップS47)。この警
告は、上記スピーカ16から音で発せられ、運転者の注
意を促す。この際、上記LED17を点灯あるいは点滅
させるようにしても良い。
【0076】また、上記判断によりこの判断により方向
指示器が右に入っていない(左に入っている)と判断す
ると、上記アラーム生成部15は、左に隣接する車線
(左側の追越レーン)に追越車両が検出されているか否
かを判断する(ステップS46)。
【0077】この判断により左側の追越レーンに追越車
両が検出されていると判断した場合、アラーム生成部1
5は、上記ステップS47へ進み、追越レーンに車両が
存在することを報知するための警告を生成する(ステッ
プS47)。この警告は、上記スピーカ16から音で発
せられ、運転者の注意を促す。この際、上記LED17
を点灯あるいは点滅させるようにしても良い。
【0078】また、上記ステップS45で、右側の追越
レーンに追越車両が検出されていないと判断した場合、
あるいは、上記ステップS46で、左側の追越レーンに
追越車両が検出されていないと判断した場合、アラーム
生成部15は、追越車両に関する警報を行わないと判断
してステップS48へ進む。
【0079】上記のような追越車両に関する警報の処理
を終了すると、アラーム生成部15は、後続車両に関す
る警報の処理を行う。後続車両に関する警報の処理で
は、まず、アラーム生成部15は、後続車両(後続車両
候補領域)が検出されているか否かを判断する(ステッ
プS48)。この判断により後続車両が検出されていな
い場合、アラーム生成部15は、一連の処理を終了す
る。
【0080】また、後続車両が検出されていると判断し
た場合、アラーム生成部15は、後続車両と自車との相
対速度が所定の速度THv(dst)以上であるか否か
を判断する。この際、後続車両と自車との相対速度は、
上記オプティカルフロー検出部により検出されオプティ
カルフローにおいて、上記後続車両検出部が後続車両候
補領域と判定した領域内の平均速度である。
【0081】上記判断により後続車両と自車との相対速
度が所定の速度THv(dst)以上であると判断した
場合、アラーム生成部15は、後続車両が接近している
ことを運転者の報知するため、例えば、「後続車両が接
近しています。注意して下さい。」とうような警告を生
成する。この警告は、上記スピーカ16から音で発せら
れ、運転者の注意を促す。この際、上記LED17を点
灯あるいは点滅させるようにしても良い。
【0082】また、上記判断により後続車両と自車との
相対速度が所定の速度THv(dst)以上であると判
断しなかった場合、アラーム生成部15は、一連の処理
を終了する。
【0083】上記のように、後続車両の一部が追越車両
として誤検出される可能性があるか否かを判断し、追越
車両の誤検出が発生する可能性があると判断した場合
に、運転者に対する追越車両に関する警報を追越車両の
誤検出が発生する可能性を考慮したものに変更するよう
にしたものである。これにより、追越車両が誤検出され
る可能性がある場合に、追越車両の誤検出が発生する可
能性を考慮した警報を運転者に報知することができ、車
両の運転における安全性を高めることができる。
【0084】また、後続車両に影響で追越車両が検出で
きない可能性があるか否かを判断し、追越車両の検出も
れが発生する可能性があると判断した場合に、運転者に
対する追越車両に関する警報を追越車両の検出もれが発
生する可能性を考慮したものに変更させるようにしたも
のである。これにより、追越車両が検出もれされる可能
性がある場合に、追越車両の検出もれが発生する可能性
を考慮した警報を運転者に報知することができ、車両の
運転における安全性を高めることができる。
【0085】上記のような実施の形態とまとめると、以
下のような3つの点が本実施の形態の特徴として挙げら
れる。 (1)オプティカルフローに基いて、過去に自車に対し
て接近する移動量を持った領域を車両を追従して検出す
るようにしたものである。これにより、後続車両が、自
車に対して停止している場合、あるいは後退している場
合でも、車両の検出が可能となる。
【0086】(2)入力画像中で、後続車両の自車線か
らはみ出している面積の値が予め定められた閾値以上で
あり、かつ、後続車両の自車に対する接近速度が予め定
められた閾値以上である場合に、ドライバに、追越車両
検出処理において過剰検出の発生する可能性があると判
断し、追越車両検出の処理結果の信頼性が低いことを知
らせるようにしたものである。これにより、自車に接近
する後続車両による追越車両の誤検出を予測でき、追越
車両検出の処理結果の信頼性が低いことをドライバに知
らせることができる。従って、運転者は、自ら安全確認
を行わなければならない状況であることを知り、安全に
車線変更等の操作を行うことができ、車両の運転におけ
る安全性を高めることができる。
【0087】(3)入力画像中で、後続車両の自車線か
らはみ出している面積の値が閾値以上の場合に、検出で
きない追越車両が存在する可能性があると判断し、ドラ
イバに、追越車両検出の処理結果の信頼性が低いことを
知らせるようにしたものである。これにより、後続車両
の存在によって追越車両が検出できない状況であること
を予測でき、追越車両検出の処理結果の信頼性が低いこ
とをドライバに知らせることができる。従って、運転者
は、自ら安全確認を行わなければならない状況であるこ
とを知り、安全に車線変更等の操作を行うことができ、
車両の運転における安全性を高めることができる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、後続車両が自車に対して停止している場合、あるい
は、後続車両が自車に対して後退している場合であって
も、後続車両を検出することができ、後続車両の検知精
度を向上できる車両の運転支援装置を提供できる。
【0089】また、自車に接近する後続車両によって追
越車両を誤検出してしまう場合、あるいは、後続車両の
存在によって追越車両が見えなくなり追越車両を検出で
きない場合であっても、運転者に適切な安全確認を促す
ことができ、車両の運転における安全性を高めることが
できる車両の運転支援装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る運転支援装置の概
略構成を示すブロック図。
【図2】自車の後部に設置された後方カメラに対する、
後続車両、追越車両、及び白線などの関係を説明するた
めの図。
【図3】後方カメラにより撮影される画像の例を示す
図。
【図4】図3に示す画像からの白線、及びオプティカル
フローの検出結果の例を示す図。
【図5】追越車両検出部の構成と動作とを概略的に説明
するための図。
【図6】後続車両によって追越車両を誤検出(過剰検
出)してしまう場合を説明するための図。
【図7】後続車両によって追越車両を検出できない場合
を説明するための図。
【図8】後続車両検出部の構成と動作とを概略的に説明
するための図。
【図9】検出された白線に基づく自車レーンの領域を示
す図。
【図10】自車レーン内の接近領域及び後退領域の検出
例を示す図。
【図11】自車レーン内の接近領域及び停止領域の検出
例を示す図。
【図12】後続車両候補領域検出部による後続車両候補
領域(後続車両)の検出処理を説明するためのフローチ
ャート。
【図13】t=1の際に、後方カメラが撮影した画像の
例を示す図。
【図14】t=100の際に、後方カメラが撮影した画
像の例を示す図。
【図15】t=101の際に、後方カメラが撮影した画
像の例を示す図。
【図16】t=120の際に、後方カメラが撮影した画
像の例を示す図。
【図17】検出された後続車両後方領域の状態に応じ
て、バリッド信号の設定を行う処理を説明するためのフ
ローチャート。
【図18】バリッド信号の設定に応じた追越車両に関す
る警報を行う処理、及び後続車両に関する警報を行う処
理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…運転支援装置(車両の運転支援装置)、11…後方
カメラ(撮像手段)、12…後続車両検出部(後続車両
検出手段)、13…追越車両検出部(追越車両検出手
段)、14…アラーム抑制部(判断手段)、15…アラ
ーム生成部(報知手段)、16…スピーカ(報知手
段)、17…LED(報知手段)、37…後続車両候補
領域検出部(第1、第2の後続車両検出手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 330 G06T 1/00 330B 7/20 7/20 B 200 200Z Fターム(参考) 5B057 AA16 BA02 BA11 DA08 DA15 5H180 AA01 CC04 CC24 LL02 LL04 LL07 LL08 5L096 AA09 BA04 CA02 FA69 HA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対する相対
    的な移動量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後方から接近してくる画像上の領域を抽出
    することにより上記車両の後続車両を検出する第1の後
    続車両検出手段と、 上記撮像手段にて過去に撮像された画像において上記第
    1の後続車両検出手段により後続車両と検出された画像
    上の領域に基づき、上記車両に対して後方から接近して
    くる領域以外の領域から後続車両を検出する第2の後続
    車両検出手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  2. 【請求項2】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対する相対
    的な移動量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後方から接近してくる画像上の領域を抽出
    することにより上記車両の後続車両を検出する第1の後
    続車両検出手段と、 上記撮像手段にて過去に撮像された画像において上記第
    1の後続車両検出手段により後続車両と検出された画像
    上の領域に基づき、上記車両に対して後方から接近して
    くる領域以外の領域から後続車両を検出する第2の後続
    車両検出手段と、 上記第1及び第2の後続車両検出手段により検出された
    後続車両の上記車両に対する動きに応じて、上記車両の
    運転者に対して後続車両に関する警告を報知する報知手
    段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  3. 【請求項3】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対する相対
    的な移動量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後方から接近してくる接近領域を抽出する
    接近領域検出手段と、 上記検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して停止している領域を検出する停止領域検出
    手段と、 上記検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後退している領域を検出する後退領域検出
    手段と、 上記接近領域検出手段により検出された接近領域を後続
    車両として検出する第1の後続車両検出手段と、 上記撮像手段にて過去に撮像された画像において上記第
    1の後続車両検出手段により後続車両と検出された接近
    領域と、上記停止領域あるいは上記後退領域との共通部
    分に基づいて、上記停止領域あるいは上記後退領域から
    後続車両を検出する第2の後続車両検出手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  4. 【請求項4】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して後方
    から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出手段
    と、 この後続車両検出手段により検出された後続車両の画像
    上の領域に基づいて、上記追越車両検出手段による検出
    結果を有効とするか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記追越車両検出手段による検出結
    果を有効とすると判断された場合に、上記追越車両の検
    知結果に基づく警告を報知し、上記追越車両検出手段に
    よる検出結果を有効としないと判断された場合に、目視
    による安全確認を促す警告を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  5. 【請求項5】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して後方
    から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出手段
    と、 この後続車両検出手段により検出された後続車両の位置
    および速度に基づいて、上記追越車両検出手段が上記追
    越車両を誤検出する可能性があるか否かを判断する判断
    手段と、 この判断手段により上記追越車両を誤検出する可能性が
    ないと判断された場合に、上記追越車両の検知結果に基
    づく警告を報知し、上記判断手段により上記追越車両を
    誤検出する可能性があると判断された場合に、目視によ
    る安全確認を促す警告を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  6. 【請求項6】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して後方
    から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出手段
    と、 この後続車両検出手段により検出された後続車両の画像
    上の領域が上記追越車線の領域にはみ出している領域の
    大きさが所定の閾値よりも大きく、かつ、上記後続車両
    の自車に対する相対速度が所定の閾値以上である場合
    に、上記追越車両検出手段が上記追越車線を誤検出する
    可能性があると判断する判断手段と、 この判断手段により上記追越車両を誤検出する可能性が
    あると判断されなかった場合に、上記追越車両の検知結
    果に基づく警告を報知し、上記判断手段により上記追越
    車両を誤検出する可能性があると判断された場合に、目
    視による安全確認を促す警告を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  7. 【請求項7】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して後方
    から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出手段
    と、 この後続車両検出手段により検出された後続車両の位置
    に基づいて、上記追越車両検出手段が検出できない追越
    車両が存在する可能性があるか否かを判断する判断手段
    と、 この判断手段により検出できない追越車両が存在する可
    能性がないと判断された場合に、上記追越車両の検知結
    果に基づく警告を報知し、上記判断手段により検出でき
    ない追越車両が存在する可能性があると判断された場合
    に、目視による安全確認を促す警告を報知する報知手段
    と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  8. 【請求項8】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対して後方
    から接近してくる後続車両を検出する後続車両検出手段
    と、 この後続車両検出手段により検出された後続車両の画像
    上の領域が上記追越車線の領域にはみ出している領域の
    大きさが所定の閾値よりも大きい場合に、上記追越車両
    検出手段が検出できない追越車両が存在する可能性があ
    ると判断する判断手段と、 この判断手段により検出できない追越車両が存在する可
    能性があると判断されなかった場合に、上記追越車両の
    検知結果に基づく警告を報知し、上記判断手段により検
    出できない追越車両が存在する可能性があると判断され
    た場合に、目視による安全確認を促す警告を報知する報
    知手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  9. 【請求項9】 車両の後方の画像を連続的に撮像する撮
    像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対する相対
    的な移動量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後方から接近してくる画像上の領域を抽出
    することにより後続車両を検出する第1の後続車両検出
    手段と、 上記撮像手段にて過去に撮像された画像において上記第
    1の後続車両検出手段により後続車両と検出された画像
    上の領域に基づき、上記車両に対して後方から接近して
    くる領域以外の領域から後続車両を検出する第2の後続
    車両検出手段と、 上記第1及び第2の後続車両検出手段により検出された
    後続車両の位置および速度に基づいて、上記追越車両検
    出手段が上記追越車両を誤検出する可能性があるか否か
    を判断する判断手段と、 この判断手段により上記追越車両を誤検出する可能性が
    ないと判断された場合に、上記追越車両の検知結果に基
    づく警告を報知し、上記判断手段により上記追越車両を
    誤検出する可能性があると判断された場合に、目視によ
    る安全確認を促す警告を報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
  10. 【請求項10】 車両の後方の画像を連続的に撮像する
    撮像手段と、 この撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両が存在する車
    線に隣接する車線を通過中の追越車両を検出する追越車
    両検出手段と、 上記撮像手段により撮像された画像とこの画像よりも前
    に撮像された画像とに基づいて、上記車両に対する相対
    的な移動量を検出する検出手段と、 この検出手段により検出された画像上の移動量から上記
    車両に対して後方から接近してくる画像上の領域を抽出
    することにより後続車両を検出する第1の後続車両検出
    手段と、 上記撮像手段にて過去に撮像された画像において上記第
    1の後続車両検出手段により後続車両と検出された画像
    上の領域に基づき、上記車両に対して後方から接近して
    くる領域以外の領域から後続車両を検出する第2の後続
    車両検出手段と、 上記第1及び第2の後続車両検出手段により検出された
    後続車両の位置に基づいて、上記追越車両検出手段が検
    出できない追越車両が存在する可能性があるか否かを判
    断する判断手段と、 この判断手段により検出できない追越車両が存在する可
    能性がないと判断された場合に、上記追越車両の検知結
    果に基づく警告を報知し、上記判断手段により検出でき
    ない追越車両が存在する可能性があると判断された場合
    に、目視による安全確認を促す警告を報知する報知手段
    と、 を具備したことを特徴とする車両の運転支援装置。
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