JPH08249593A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH08249593A
JPH08249593A JP5129495A JP5129495A JPH08249593A JP H08249593 A JPH08249593 A JP H08249593A JP 5129495 A JP5129495 A JP 5129495A JP 5129495 A JP5129495 A JP 5129495A JP H08249593 A JPH08249593 A JP H08249593A
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JP
Japan
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zone
vehicle
node
passage
road
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JP5129495A
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English (en)
Inventor
Kazuya Tamura
和也 田村
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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    • B60G2400/82Ground surface
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自車の前方に位置する道路の座標点が地図上
に設定した通過判定ゾーンの何れに存在するかにより警
報や自動減速を行う車両制御装置において、座標点の位
置誤差や配置状態に応じて通過判定ゾーンを適切に設定
する。 【構成】 ノードNk を中心として該ノードNk の位置
誤差に応じた半径mのノード領域を設定し、通過可能ゾ
ーンZ1 、警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ 3 を設
定する第1、第2仮想旋回軌跡半径R1 ,R2 を前記ノ
ード領域に接するように描く。また、隣接する3個のノ
ードNk-1 ,Nk ,Nk+1 間の距離がD1/D2 >K
(K:所定値)を満たせば、第1、第2仮想旋回軌跡半
径R1 ,R2の中心を定める法線n2 を線分Nk-1 ,N
k に直交するように設定し(図4参照)、D1 /D2
Kを満たせば、前記法線n2 を、3個のノードNk-1
k ,Nk+1 を通る円弧の中心とノードNk とを結ぶ法
線に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の座標点の集合よ
りなる地図情報に基づいて道路形状を判定し、判定した
道路形状に基づいて車両を制御する車両制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーションシステムにより得られた
地図データに基づいて自車の走行方向前方のカーブの曲
率半径を推定することにより、自車が現在の車速で前記
カーブを通過可能であるか否かを判定し、通過不能と判
定された場合にドライバーに警報を発する技術が、特開
昭60−89298号公報により公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、地図データ
には地図作成標準に基づく所定の誤差が存在するが、従
来のものは地図データを構成する座標点の位置誤差や隣
接する座標点間の距離のばらつきを考慮していないため
に通過判定ゾーンを適切に設定することができず、警報
や自動減速が必要以上に頻繁に行われてドライバーが煩
わしさを感じる等の問題があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、地図データの状態を考慮して通過判定ゾーンを適切
に設定することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載に記載された車両制御装置は、道路を
構成する複数の座標点の集合としての地図情報を出力す
る地図情報出力手段と、地図上における自車位置を検出
する自車位置検出手段と、車速を検出する車速検出手段
と、検出した車速に基づいて通過判定ゾーンを地図上に
設定するゾーン設定手段と、地図情報のデータ状態に応
じて前記通過判定ゾーンを補正する補正手段と、自車位
置よりも前方に位置する座標点と通過判定ゾーンとを比
較して通過状態を判定する通過状態判定手段と、通過状
態判定手段の判定結果に基づいて車両を制御する車両制
御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された車両制御装置
は、請求項1の構成に加えて、前記ゾーン設定手段は、
座標点を通る道路の法線上に旋回中心を有するとともに
車速に応じた旋回半径を有する円弧により通過判定ゾー
ンを設定し、前記補正手段は、座標点の位置精度に応じ
て前記法線上の前記旋回中心の位置を変更することを特
徴とする。
【0007】また請求項3に記載された車両制御装置
は、請求項1の構成に加えて、前記ゾーン設定手段は、
座標点を通る道路の法線上に旋回中心を有するとともに
車速に応じた旋回半径を有する円弧により通過判定ゾー
ンを設定し、前記補正手段は、座標点の配置状態に応じ
て前記法線の角度を変更することを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の構成によれば、車速に基づいて地図
上に通過判定ゾーンを設定し、自車位置よりも前方に位
置する道路の座標点が通過判定ゾーンの何れに存在する
かにより道路の通過状態を判定し、その判定結果に基づ
いて警報や自動減速等の制御を行う。このとき、地図情
報のデータ状態に応じて前記通過判定ゾーンが補正され
る。
【0009】請求項2の構成によれば、通過判定ゾーン
を設定するための道路の法線上の旋回中心の位置が、座
標点の位置精度に応じて変更される。
【0010】請求項3の構成によれば、通過判定ゾーン
を設定するための道路の法線の角度が、座標点の配置状
態に応じて変更される。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1〜図7は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は本発明装置の全体構成を示すブロック図、図
2はフローチャートの第1分図、図3はフローチャート
の第2分図、図4及び図5はノードNk における各ゾー
ンと道路との関係を示す図、図6は道路上における各ゾ
ーンの設定状態を示す図、図7は作用の説明図である。
【0013】図1において、NVは自動車用ナビゲーシ
ョンシステムであって、ヨーレートセンサ1及び車速セ
ンサ2からの信号が入力される慣性航法装置3と、IC
カードやCD−ROMを用いた地図情報出力手段4と、
慣性航法装置3が出力する自車の走行軌跡及び地図情報
出力手段4が出力する地図情報を重ね合わせるマップマ
ッチング処理手段5と、GPSアンテナ6からの信号が
入力されるGPSユニット7と、マップマッチング処理
手段5が出力する位置座標及びGPSユニット7が出力
する位置座標に基づいて自車位置を検出する自車位置検
出手段8と、目的地入力手段9からの目的地座標信号及
び自車位置検出手段8からの自車位置座標に基づいて目
的地までの経路を探索する経路探索手段10とを備え
る。
【0014】ZDはゾーン判定部であって、経路探索手
段10の出力に基づいて自車の前方の道路データを後述
する複数のノードの座標として算出する道路データ算出
手段11と、車速センサ2の出力に基づいて後述する先
読距離Sa及び停止距離Sbを算出する先読距離・停止
距離算出手段12と、前記経路並びに先読距離Sa及び
停止距離Sbに基づいて後述する処理実行区間Aを算出
する処理実行区間算出手段13と、車速センサ2の出力
に基づいて後述する通過可能車速VK を算出する通過可
能車速算出手段14と、道路データ及び通過可能車速V
K に基づいて後述する通過可能ゾーンZ1 、警報ゾーン
2 及び自動減速ゾーンZ3 を設定するゾーン設定手段
15と、前記各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 と処理実行区間
Aに存在するノードとを重ね合わせることにより、自車
の前方の道路のノードが何れのゾーンZ1 ,Z2 ,Z3
にあるかを判定する通過状態判定手段16と、地図情報
出力手段4の出力に基づいて前記各ゾーンZ1 ,Z2
3 を補正する補正手段17とを備える。
【0015】通過状態判定手段16にはブザー、チャイ
ム、ランプ等の警報手段18とエンジン出力低減手段や
制動手段よりなる自動減速手段19とが接続されてお
り、自車の前方のノードが警報ゾーンZ2 に有る場合に
警報手段18によりドライバーに警報が発せられるとと
もに、自車の前方のノードが自動減速ゾーンZ3 に有る
場合に自動減速手段19により自動減速が行われる。
【0016】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を、図2及び図3のフローチャートを併せて参照
しながら説明する。
【0017】先ず、路面摩擦係数、ドライバーの状態
(運転技量や疲労状態)、道路勾配、昼夜の別等の制御
に影響を与える各要素を読み込み(ステップS1)、続
いて、前記各要素に基づいて所定の基準横加速度α1
α2 及び基準減速度βを設定する(ステップS2)。
【0018】ここで、第1基準横加速度α1 は車両がコ
ーナーを通過する際にその横加速度を越える可能性があ
る場合に警報を発するための基準横加速度、第2基準横
加速度α2 は車両がコーナーを通過する際にその横加速
度を越える可能性がある場合に自動減速を行うための基
準横加速度であり、例えばα1 =2〜3m/s2 、α 2
=4〜6m/s2 に設定される(α2 >α1 )。また、
基準減速度βは、ドライバーが自発的な制動を行うこと
により、車両がその減速度で現在位置から減速を行うと
仮定した基準減速度βである。
【0019】これらα1 ,α2 ,βの値はステップS1
で読み込んだ路面摩擦係数、ドライバーの状態、道路勾
配、昼夜の別等に基づいて変更される。即ち、路面摩擦
係数が小さく、ドライバーの状態が悪く、道路勾配が下
り坂であり、視界の悪い夜間等の悪条件時には、早めに
警報又は自動減速を行うべくα1 ,α2 ,βの値が小さ
め(安全側)に設定される。
【0020】次に、車速センサ2から車速V0 を読み込
むとともに、ナビゲーションシステムNVの自車位置検
出手段8から自車位置P0 の座標P0 (X0 ,Y0 )を
読み込む(ステップS3)。
【0021】次に、先読距離・停止距離算出手段12に
より、停止距離Sbを算出する(ステップS4)。停止
距離Sbは現在の車速V0 から前記基準減速度βで減速
を行った場合、車両が停止するために要する距離に対応
する。即ち、停止距離Sbは、 Sb=V0 2 /2β …(1) により算出される。
【0022】次に、先読距離・停止距離算出手段12に
より、先読距離Saを算出する(ステップS5)。先読
距離Saは現在の車速V0 から前記基準減速度βで所定
の先読時間tだけ減速を行った場合、その先読時間t内
に車両が走行する距離に対応する。即ち、先読距離Sa
は、 Sa=V0 t−(βt2 /2) …(2) により算出される。
【0023】次に、処理実行区間算出手段13により、
経路探索手段10で探索した自車の前方の道路上に、先
読距離Sa及び停止距離Sbによって区画される処理実
行区間Aを算出するとともに、処理実行区間Aの道路上
に設定された複数(n個)のノードNk (k=1,2,
3…n)の座標Nk (Xk ,Yk )を道路データ算出手
段11により算出する(ステップS6)。
【0024】次に、自車位置P0 (X0 ,Y0 )と前記
各ノードNk (Xk ,Yk )との距離Sk をそれぞれ算
出する(ステップS7)。
【0025】次に、自車位置P0 (X0 ,Y0 )におけ
る現在の車速V0 から前記基準減速度βで各ノードNk
(Xk ,Yk )に達するまで減速を行った場合、各ノー
ドN k (Xk ,Yk )での通過可能車速Vk (k=1,
2,3…n)をそれぞれ算出する(ステップS8)。即
ち、距離Sk (k=1,2,3…n)は、 Sk =(V0 2 −Vk 2 )/2β …(3) により与えられるため、通過可能車速Vk は、 Vk =(V0 2 −2βSk 1/2 …(4) により算出される。
【0026】次に、道路データ算出手段11からの道路
データに基づいて停止距離Sb内の道路形状を判定し
(ステップS9)、前記停止距離Sb内にカーブが存在
する場合には(ステップS10)、例えばランプ等の警
報手段18によりカーブの予告表示を行う(ステップS
11)。
【0027】次に、ゾーン設定手段15により、処理実
行区間A内に存在する最も手前のノードN1 を仮自車位
置N1 として選択するとともに、前記仮自車位置N1
びその前方の処理実行区間A内に存在する全てのノード
2 …における第1仮想旋回軌跡半径R1 及び第2仮想
旋回軌跡半径R2 を、それらノードNk における通過可
能車速Vk と、第1、第2基準横加速度α1 ,α2 とに
基づいて、 R1 =Vk 2 /α1 …(5) R2 =Vk 2 /α2 …(6) により算出する(ステップS12)。
【0028】第1仮想旋回軌跡半径R1 は通過可能車速
k でコーナーに進入したとき、第1基準横加速度α1
で通過可能な旋回軌跡半径に対応し、第2仮想旋回軌跡
半径R2 は通過可能車速Vk でコーナーに進入したと
き、第2基準横加速度α2 で通過可能な旋回軌跡半径に
対応する。
【0029】次に、図4及び図5に示すように、各ノー
ドNk を中心として該ノードNk の位置精度に応じた半
径mの円を描いてノード領域を設定する(ステップS1
3)。即ち、各ノードNk の位置精度には地図データを
作成する際の規約に基づく誤差があり、この誤差が小さ
い場合には前記半径mが小さく設定され、この誤差が大
きい場合には前記半径mが大きく設定される。
【0030】次に、図4及び図5に示すように、各ノー
ドNk を通るように道路の法線を設定する(ステップS
14)。法線の種類はn1 及びn2 の2種類があり、隣
接する3個のノードNk-1 ,NK ,NK+1 の配置状態に
応じて何れか一方が選択される。即ち、ノードNk-1
K 間の距離をD1 とし、ノードNK ,NK+1 間の距離
をD2 としたとき、D1 /D2 >K(K:所定値)であ
れば、ノードNK を通って線分Nk-1 ,NK に直交する
法線n2 を選択し(図4参照)、D1 /D2 ≦Kであれ
ば、ノードNK を通って線分Nk-1 ,NK+1 に直交する
法線n1 を選択する(図5参照)。
【0031】次に、各ノードNk 毎に設定した前記法線
1 ,n2 上に中心を有し、且つ各ノードNk を中心と
する前記半径mの円に接するように、前記ステップS1
2で算出した第1仮想旋回軌跡半径R1 を有する左右一
対の円弧C1 ,C1 と、第2仮想旋回軌跡半径R2 を有
する左右一対の円弧C2 ,C2 とを描く(ステップS1
5)。その結果、図6に示すように、各ノードNk の左
右両側にそれぞれ一対の円弧C1 ,C1 及び一対の円弧
2 ,C2 が描かれ、それら円弧C1 ,C1 ;C2 ,C
2 の半径(即ち、第1仮想旋回軌跡半径R1 及び第2仮
想旋回軌跡半径R2 )は、自車位置P0 から進行方向前
方に遠ざかる程小さくなる。
【0032】次に、ゾーン設定手段15により、前記4
個の円弧C1 ,C1 ;C2 ,C2 により区画される通過
可能ゾーンZ1 、警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ
3 を設定する(ステップS16)。図4及び図5に示す
ように、通過可能ゾーンZ1は一対の円弧C1 ,C1
前方に、警報ゾーンZ2 は一対の円弧C1 ,C1 と一対
の円弧C2 ,C2 との間に、自動減速ゾーンZ3 は一対
の円弧C2 ,C2 の後方に設定される。このとき、前述
したようにノードNk の位置精度及び配置状態に応じて
補正手段17が前記ノード領域の半径mを変化させ、且
つ2つの法線n 1 ,n2 の何れか一方を選択することに
より、各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3 の補正が行われる。
【0033】次に、通過状態判定手段16により、先ず
処理実行区間Aにおいて最も手前のノードN1 を仮自車
位置として設定し、それよりも前方のノードN2
3 ,N 4 …Nn が前記何れのゾーンZ1 〜Z3 に入っ
ているかを判定する。この作業は、仮自車位置を最も手
前のノードN1 から最も遠いノードNn まで順次移動さ
せながら全ての仮自車位置N1 〜Nn について行われる
(ステップS17)。例えば、例えば、図4においてノ
ードNk を仮自車位置として設定すると、ノード
k+1 ,Nk+3 ,Nk+4 …は通過可能ゾーンZ1 に入っ
ているが、ノードNk+2 は警報ゾーンZ2 に入ってい
る。
【0034】而して、ステップS18の答えがYES
で、全ての仮自車位置Nk について、その前方のノード
k+1 ,Nk+2 …Nn が全て通過可能ゾーンZ1 に入っ
ていれば、前記ステップS9で判別したカーブを適切な
車速で通過可能であると判定し(ステップS19)、ス
テップS3にリターンする。
【0035】一方、前記ステップS18の答えがNO
で、何れかの仮自車位置Nk について、その仮自車位置
k の前方の何れかのノードNk+1 ,Nk+2 …Nn が警
報ゾーンZ2 又は自動減速ゾーンZ3 に入っていれば、
警報手段18を作動させてドライバーに警報を発する
(ステップS20)。
【0036】更に、何れかの仮自車位置Nk について、
その仮自車位置Nk の前方の何れかのノードNk+1 ,N
k+2 …Nn が自動減速ゾーンZ3 に入っているか否かを
判定し(ステップS21)、その答えがNOであって、
自動減速ゾーンZ3 に入っているノードNk+1 ,Nk+2
…Nn がなければ前記ステップS3にリターンするとと
もに、前記ステップS21の答えがYESであって、自
動減速ゾーンZ3 に入っているノードNk+1 ,Nk+2
n があれば自動減速手段19を作動させて自動減速を
行う(ステップS22)。
【0037】上記作用を図7に基づいて更に説明する。
【0038】式(6)で算出される第2仮想旋回軌跡半
径R2 は処理実行区間Aの入口において最大値を取り、
車両Vが停止する処理実行区間Aの出口において0にな
る。従って、自動減速ゾーンZ3 は先細の三角形状とな
る。また、式(5)で算出される第1仮想旋回軌跡半径
1 は処理実行区間Aの入口において最大値を取り、車
両Vが停止する処理実行区間Aの出口において0にな
り、且つR1 >R2 であるため、警報ゾーンZ2 は自動
減速ゾーンZ3 の両側に沿って延びる一対の先細の三角
形状となる。そして、前記警報ゾーンZ2 及び自動減速
ゾーンZ3 から外れた領域が通過可能ゾーンZ1 とな
る。
【0039】一方、図7において、例えば曲率半径Rを
有するカーブが処理実行区間A内の道路上に存在すると
仮定すると、曲率半径Rを有するカーブを表す直線が警
報ゾーンZ2 の外縁と交差するa点が警報開始位置とな
り、その警報開始位置までカーブが接近したときに警報
が発せられる。また、前記直線が自動減速ゾーンZ3
外縁と交差するb点が自動減速開始位置となり、その自
動減速開始位置までカーブが接近したときに自動減速が
開始される。従って、カーブの曲率半径Rが処理実行区
間Aの入口における最大の第1仮想旋回軌跡半径R1
りも大きい場合には、前記曲率半径Rを有するカーブを
表す直線は警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ3 に交
差することはなく、警報及び自動減速は行われない。
【0040】上述したように、ドライバーが目視或いは
経験によりカーブの手前で自発的な制動を行うことを予
測し、その自発的な制動により予め設定した基準減速度
βで車両が減速するとの仮定の基に通過可能車速Vk
算出しているので、各ノードNk における通過可能車速
k は自車位置P0 から前方に遠ざかる程小さくなる。
従って、前記通過可能車速Vk に基づいて設定された前
記各ゾーンZ1 ,Z2,Z3 もドライバーの自発的な制
動を考慮したものとなり、これにより警報手段18によ
る警報や自動減速手段19による自動減速が不必要に頻
繁に行われることを回避し、必要最小限の警報及び自動
減速を行わせることができる。
【0041】また、ノードNk の位置には地図作成標準
に基づく誤差が存在するため、そのノードNk を中心に
して前記誤差を見越した領域(図4及び図5における半
径mのノード領域)を設定し、このノード領域に基づい
て各ゾーンZ1 ,Z2 ,Z3を設定しているので、通過
可能ゾーンZ1 を前記誤差に応じて拡大して必要最小限
の警報及び自動減速を行わせることができる。
【0042】更に、道路の曲率が大きい部分(曲率半径
が小さい部分)ではノードNk の間隔が密に設定され、
また道路の曲率が小さい部分(曲率半径が大きい部分)
ではノードNk の間隔が粗に設定されているため、図4
に示す如く仮自車位置であるノードNk とその前方に隣
接するノードNk+1 との距離が小さい場合には急カーブ
が存在することが推定される。このような場合に、ノー
ドNk-1 及びノードN k を結ぶ線分に直交するように法
線n2 を設定することにより、前方のノードN k+1 ,N
k+2 …が警報ゾーンZ2 及び自動減速ゾーンZ3 に入り
易くして警報や自動減速を確実に行わせることができ
る。
【0043】一方、図5に示す如く仮自車位置であるノ
ードNk とその前方に隣接するノードNk+1 との距離が
大きい場合には急カーブが存在しないことが推定され
る。このような場合に、3個のノードNk-1 ,Nk ,N
k+1 を通る円弧を描き、その円弧の中心と中間のノード
k とを結ぶ直線(即ち、前記ノードNk において円弧
に接する接線に直交する法線)を法線n1 として設定す
ることにより、前方のノードNk+1 ,Nk+2 …が警報ゾ
ーンZ2 及び自動減速ゾーンZ3 に入り難くして不要な
警報や自動減速を回避することができる。
【0044】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、車速に
基づいて地図上に通過判定ゾーンを設定し、自車位置よ
りも前方に位置する道路の座標点が通過判定ゾーンの何
れに存在するかにより警報や自動減速を行う際に、座標
点の位置誤差や座標点の配置等の地図情報のデータ状態
に応じて通過判定ゾーンを補正しているので、不要な警
報や自動減速を回避しながら必要な警報や自動減速を確
実に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体構成を示すブロック図
【図2】フローチャートの第1分図
【図3】フローチャートの第2分図
【図4】ノードNk における各ゾーンと道路との関係を
示す図
【図5】ノードNk における各ゾーンと道路との関係を
示す図
【図6】道路上における各ゾーンの設定状態を示す図
【図7】作用の説明図
【符号の説明】
2 車速センサ(車速検出手段) 4 地図情報出力手段 8 自車位置検出手段 15 ゾーン設定手段 16 通過状態判定手段 17 補正手段 18 警報手段(車両制御手段) 19 自動減速手段(車両制御手段) C1 円弧 C2 円弧 n1 法線 n2 法線 Z1 通過可能ゾーン(通過判定ゾーン) Z2 警報ゾーン(通過判定ゾーン) Z3 自動減速ゾーン(通過判定ゾーン)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路を構成する複数の座標点の集合とし
    ての地図情報を出力する地図情報出力手段(4)と、 地図上における自車位置を検出する自車位置検出手段
    (8)と、 車速を検出する車速検出手段(2)と、 検出した車速に基づいて通過判定ゾーン(Z1 ,Z2
    3 )を地図上に設定するゾーン設定手段(15)と、 地図情報のデータ状態に応じて前記通過判定ゾーン(Z
    1 ,Z2 ,Z3 )を補正する補正手段(17)と、 自車位置よりも前方に位置する座標点と通過判定ゾーン
    (Z1 ,Z2 ,Z3 )とを比較して通過状態を判定する
    通過状態判定手段(16)と、 通過状態判定手段(16)の判定結果に基づいて車両を
    制御する車両制御手段(18,19)と、を備えたこと
    を特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ゾーン設定手段(15)は、座標点
    を通る道路の法線(n1 ,n2 )上に旋回中心を有する
    とともに車速に応じた旋回半径を有する円弧(C1 ,C
    2 )により通過判定ゾーン(Z1 ,Z2 ,Z3 )を設定
    し、前記補正手段(17)は、座標点の位置精度に応じ
    て前記法線(n1 ,n2 )上の前記旋回中心の位置を変
    更することを特徴とする、請求項1記載の車両制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ゾーン設定手段(15)は、座標点
    を通る道路の法線(n1 ,n2 )上に旋回中心を有する
    とともに車速に応じた旋回半径を有する円弧(C1 ,C
    2 )により通過判定ゾーン(Z1 ,Z2 ,Z3 )を設定
    し、前記補正手段(17)は、座標点の配置状態に応じ
    て前記法線(n1 ,n2 )の角度を変更することを特徴
    とする、請求項1記載の車両制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003514238A (ja) * 1999-11-11 2003-04-15 フオルクスヴアーゲン アクチエンゲゼルシヤフト 道路網を表現および形成する方法および道路網
JP2009080659A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Aisin Aw Co Ltd 運転支援システム、運転支援方法及び統計プログラム
KR102420982B1 (ko) * 2021-09-23 2022-07-14 한화시스템 주식회사 표적위치 예측장치 및 예측방법

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