JP3218741B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
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- JP3218741B2 JP3218741B2 JP30154092A JP30154092A JP3218741B2 JP 3218741 B2 JP3218741 B2 JP 3218741B2 JP 30154092 A JP30154092 A JP 30154092A JP 30154092 A JP30154092 A JP 30154092A JP 3218741 B2 JP3218741 B2 JP 3218741B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はファクシミリ装置に関
し、特にコマンドの終結フラグが長く送出されても、確
実にコマンド受信の終了を検知でき、ファクシミリ通信
を正常に行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
し、特にコマンドの終結フラグが長く送出されても、確
実にコマンド受信の終了を検知でき、ファクシミリ通信
を正常に行えるようにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のHDLCフレーム(DCSまたは
NSS)のフォーマットは図8に示されているように、
開始フラグF、アドレスA、制御フィールドC、DCS
のデータ、エラーチェックFCSおよび終結フラグF
(クロージングフラグ)から構成されている。
NSS)のフォーマットは図8に示されているように、
開始フラグF、アドレスA、制御フィールドC、DCS
のデータ、エラーチェックFCSおよび終結フラグF
(クロージングフラグ)から構成されている。
【0003】また、CCITT T.30においては、
異なる変調方式を用いた2つの信号を送信する場合、信
号間に(75±20)m秒の遅延をおくことを勧告して
いる。例えば、図示されているように、勧告V.21の
変調方式で変調されたDCSと、勧告V.21terや
V.29の変調方式で変調されたトレーニングシーケン
スとの間(期間T)に、T=(75±20)m秒の遅延
がおかれている。
異なる変調方式を用いた2つの信号を送信する場合、信
号間に(75±20)m秒の遅延をおくことを勧告して
いる。例えば、図示されているように、勧告V.21の
変調方式で変調されたDCSと、勧告V.21terや
V.29の変調方式で変調されたトレーニングシーケン
スとの間(期間T)に、T=(75±20)m秒の遅延
がおかれている。
【0004】なお、前記従来技術を開示した公報とし
て、特開平2−285836号公報がある。
て、特開平2−285836号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】CFRコマンドも前記
HDLCフレームと同様に終結フラグFは1個あれば十
分であるので、通常は1個であるが、機種によってはこ
れを多数個送出してくるものがある。相手機がこのよう
な機種の場合、前記終結フラグFを1個検出した時にC
FRのフレームが終了したと判断し、コマンドまたはト
レーニング信号を送出してしまうと、相手機がまだ終結
フラグFを送出している場合には、相手機は受信できる
状態ではないため、送出したコマンドまたはトレーニン
グを相手機が受信できないという事態が発生する。
HDLCフレームと同様に終結フラグFは1個あれば十
分であるので、通常は1個であるが、機種によってはこ
れを多数個送出してくるものがある。相手機がこのよう
な機種の場合、前記終結フラグFを1個検出した時にC
FRのフレームが終了したと判断し、コマンドまたはト
レーニング信号を送出してしまうと、相手機がまだ終結
フラグFを送出している場合には、相手機は受信できる
状態ではないため、送出したコマンドまたはトレーニン
グを相手機が受信できないという事態が発生する。
【0006】また、DCSまたはNSSコマンドの場
合、コマンドを受信後(75±20)m秒後に、相手機
からのトレーニング信号を受信する準備に入ると、相手
機がまだ終結フラグFを送出している場合には、該トレ
ーニング信号を正常に受信できない事態が起き、通信異
常が起きるという問題があった。
合、コマンドを受信後(75±20)m秒後に、相手機
からのトレーニング信号を受信する準備に入ると、相手
機がまだ終結フラグFを送出している場合には、該トレ
ーニング信号を正常に受信できない事態が起き、通信異
常が起きるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、相手機が多数個の終結フラグを送出するも
のであっても、確実にコマンド受信終了の検知ができ、
通信を正常に行うことができるファクシミリ装置を提供
することにある。
点を除去し、相手機が多数個の終結フラグを送出するも
のであっても、確実にコマンド受信終了の検知ができ、
通信を正常に行うことができるファクシミリ装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、コマンドの受信とその最終フレ
ームの終結フラグの検知をするコマンド受信部と、該終
結フラグの受信後起動される予定時間が設定された監視
タイマと、前記終結フラグの受信後のキヤリア受信の有
無を判断するキャリア検知部とを具備した点に特徴があ
る。
に、請求項1の発明は、コマンドの受信とその最終フレ
ームの終結フラグの検知をするコマンド受信部と、該終
結フラグの受信後起動される予定時間が設定された監視
タイマと、前記終結フラグの受信後のキヤリア受信の有
無を判断するキャリア検知部とを具備した点に特徴があ
る。
【0009】また、請求項3の発明は、さらに、前記キ
ャリア検知部によってキャリア断が検知された時、また
は前記監視タイマがタイムアウトした時に、コマンドま
たは画像情報の送出を開始する送信部を具備した点に特
徴がある。
ャリア検知部によってキャリア断が検知された時、また
は前記監視タイマがタイムアウトした時に、コマンドま
たは画像情報の送出を開始する送信部を具備した点に特
徴がある。
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、前記キャリア検知部
によってキャリア断が検知された時、または前記監視タ
イマがタイムアウトした時に、前記コマンドの受信を終
了したと決定するようにした。よって、受信したコマン
ドの終結フラグが長くても、該コマンドの受信終了を確
実に判定することができる。
によってキャリア断が検知された時、または前記監視タ
イマがタイムアウトした時に、前記コマンドの受信を終
了したと決定するようにした。よって、受信したコマン
ドの終結フラグが長くても、該コマンドの受信終了を確
実に判定することができる。
【0011】また、請求項3の発明によれば、前記予定
時間内にキャリア断が検知された時、または前記監視タ
イマがタイムアウトした時に、コマンドまたは画像情報
の送出を開始するようにした。よって、コマンドの受信
終了が確実になってから、前記コマンドまたは画像情報
を送出でき、受信コマンドの終結フラグが長くても、通
信異常の発生を回避することができる。
時間内にキャリア断が検知された時、または前記監視タ
イマがタイムアウトした時に、コマンドまたは画像情報
の送出を開始するようにした。よって、コマンドの受信
終了が確実になってから、前記コマンドまたは画像情報
を送出でき、受信コマンドの終結フラグが長くても、通
信異常の発生を回避することができる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。まず、本発明が適用されるファクシミリ装置の
ハード構成図を、図7を参照して説明する。
明する。まず、本発明が適用されるファクシミリ装置の
ハード構成図を、図7を参照して説明する。
【0013】図において、1はCPUであり、ファクシ
ミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御
手順処理を行う。2はRAMであり、制御プログラムが
使用するワークエリアを提供する。3は操作表示装置で
あり、ファクシミリ装置を操作するための操作部および
表示部である。4は読取装置であり、送信原稿を読取る
作用をする。5は印字装置であり、受信画像情報を記録
する作用をする。
ミリ装置全体の制御処理、およびファクシミリ伝送制御
手順処理を行う。2はRAMであり、制御プログラムが
使用するワークエリアを提供する。3は操作表示装置で
あり、ファクシミリ装置を操作するための操作部および
表示部である。4は読取装置であり、送信原稿を読取る
作用をする。5は印字装置であり、受信画像情報を記録
する作用をする。
【0014】6は画像処理装置であり、符号化および復
号化の処理をする。7は画像蓄積装置であり、画像情報
を格納する働きをする。8はシステム制御部であり、フ
ァクシミリ装置全体を制御するプログラムである。9は
ファクシミリ通信を制御するプログラムである。これら
のプログラムは、ROMに格納されている。
号化の処理をする。7は画像蓄積装置であり、画像情報
を格納する働きをする。8はシステム制御部であり、フ
ァクシミリ装置全体を制御するプログラムである。9は
ファクシミリ通信を制御するプログラムである。これら
のプログラムは、ROMに格納されている。
【0015】10はモデム(変復調装置)であり、低速
モード(伝送手順信号用:V.21)と、高速モード
(画像情報の送受信用:V.27ter、V.29、
V.33、V.17)機能を備えている。11は網制御
装置であり、公衆網へ接続する機能、自動発着信機能を
備えている。12はシステムバスであり、相互にデータ
のやり取りをするバスである。
モード(伝送手順信号用:V.21)と、高速モード
(画像情報の送受信用:V.27ter、V.29、
V.33、V.17)機能を備えている。11は網制御
装置であり、公衆網へ接続する機能、自動発着信機能を
備えている。12はシステムバスであり、相互にデータ
のやり取りをするバスである。
【0016】次に、本発明の第1実施例を、図1を参照
して説明する。図1は本実施例の要部の機能を示すブロ
ック図である。図において、21は監視タイマ、22は
タイマ監視部、23はコマンド受信部、24はキャリア
検知部、25は制御部であり、これらの機能は前記通信
制御部9に含まれる機能である。前記監視タイマ21は
本実施例では1秒としているが、これはシステムデータ
の設定により変更することができる。
して説明する。図1は本実施例の要部の機能を示すブロ
ック図である。図において、21は監視タイマ、22は
タイマ監視部、23はコマンド受信部、24はキャリア
検知部、25は制御部であり、これらの機能は前記通信
制御部9に含まれる機能である。前記監視タイマ21は
本実施例では1秒としているが、これはシステムデータ
の設定により変更することができる。
【0017】次に、本実施例の動作を、図2を参照して
説明する。ステップS1では、前記コマンド受信部23
はコマンドの受信を開始する。ステップS2でコマンド
の受信を終了したか否かの判断をする。この判断は、前
記終結フラグFを1個受信した時に、コマンドの受信を
終了したと判断する。なお、この判断は、相手機が終結
フラグFを1個だけ出すものであれば、正しいコマンド
の受信終了であるが、多数個出すものであれば、まだコ
マンドの受信終了とはならないので、仮のコマンド受信
終了と言うことができる。
説明する。ステップS1では、前記コマンド受信部23
はコマンドの受信を開始する。ステップS2でコマンド
の受信を終了したか否かの判断をする。この判断は、前
記終結フラグFを1個受信した時に、コマンドの受信を
終了したと判断する。なお、この判断は、相手機が終結
フラグFを1個だけ出すものであれば、正しいコマンド
の受信終了であるが、多数個出すものであれば、まだコ
マンドの受信終了とはならないので、仮のコマンド受信
終了と言うことができる。
【0018】ステップS3では、前記キヤリア検知部2
4を起動して、キャリア断の検知を開始し、前記監視タ
イマ21を1秒に設定し、起動する。ステップS4でキ
ャリアが断になったことが検知されると、ステップS6
に進んでコマンドの受信が終了したと判定する。
4を起動して、キャリア断の検知を開始し、前記監視タ
イマ21を1秒に設定し、起動する。ステップS4でキ
ャリアが断になったことが検知されると、ステップS6
に進んでコマンドの受信が終了したと判定する。
【0019】一方、ステップS4の判断が否定の時に
は、ステップS5に進んで、前記監視タイマ21がタイ
ムアウトしたか否か、すなわち1秒経過したか否かの判
断をする。そして、この判断が肯定になった時には、ス
テップS6に進んでコマンドの受信が終了したと判定す
る。
は、ステップS5に進んで、前記監視タイマ21がタイ
ムアウトしたか否か、すなわち1秒経過したか否かの判
断をする。そして、この判断が肯定になった時には、ス
テップS6に進んでコマンドの受信が終了したと判定す
る。
【0020】一般に、コマンドのキャリアが断になった
時は、コマンドは終了していると言うことができる。ま
た、1個目の終結フラグFを受信した後、1秒も経過す
れば、何らかの理由でキャリア断が検知できなかった時
にも、コマンドは終了している。よって、本実施例によ
れば、ステップS6で、確実にコマンド受信終了を検知
することができ、その後に、相手機が出力してくるトレ
ーニング信号を正しく受信でき、通信異常が発生するの
を防止することができる。
時は、コマンドは終了していると言うことができる。ま
た、1個目の終結フラグFを受信した後、1秒も経過す
れば、何らかの理由でキャリア断が検知できなかった時
にも、コマンドは終了している。よって、本実施例によ
れば、ステップS6で、確実にコマンド受信終了を検知
することができ、その後に、相手機が出力してくるトレ
ーニング信号を正しく受信でき、通信異常が発生するの
を防止することができる。
【0021】あるいは、コマンドの受信終了を判定した
後に、相手機が出力してくるコマンドを正しく受信した
り、前記コマンドの受信終了後に適当なタイミングで、
コマンドや画像情報等を送出したりすることができる。
後に、相手機が出力してくるコマンドを正しく受信した
り、前記コマンドの受信終了後に適当なタイミングで、
コマンドや画像情報等を送出したりすることができる。
【0022】次に、本発明の第2実施例を、図3および
図4を参照して説明する。図3は本実施例の要部の機能
ブロック図、図4は本実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
図4を参照して説明する。図3は本実施例の要部の機能
ブロック図、図4は本実施例の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【0023】図3において、26は受信コマンド判定部
を示し、他の符号は図1と同一または同等物を示す。該
受信コマンド判定部26は、受信コマンドが、例えばN
SS(非標準機能設定)またはDCS(ディジタル命令
信号)コマンドと、他のコマンドとの識別をする働きを
する。
を示し、他の符号は図1と同一または同等物を示す。該
受信コマンド判定部26は、受信コマンドが、例えばN
SS(非標準機能設定)またはDCS(ディジタル命令
信号)コマンドと、他のコマンドとの識別をする働きを
する。
【0024】次に、本実施例の動作を、図4を参照して
説明する。まず、図2の動作と同様に、ステップS1
で、前記コマンド受信部23はコマンドの受信を開始
し、ステップS2でコマンドの受信を終了したか否かの
判断をする。この判断が肯定になると、前記受信コマン
ド判定部26によって、コマンドはNSSまたはDCS
であったか、あるいは他のものであったかの判断がなさ
れる。
説明する。まず、図2の動作と同様に、ステップS1
で、前記コマンド受信部23はコマンドの受信を開始
し、ステップS2でコマンドの受信を終了したか否かの
判断をする。この判断が肯定になると、前記受信コマン
ド判定部26によって、コマンドはNSSまたはDCS
であったか、あるいは他のものであったかの判断がなさ
れる。
【0025】そして、前記判断が肯定の時には、ステッ
プS11に進んで、前記キャリア検知部24がキャリア
断の検知を開始すると共に、例えば40m秒に設定され
た監視タイマ21をスタートさせる。一方、前記判断が
否定の時には、ステップS12に進んで、キャリア断の
検知を開始すると共に、例えば1秒に設定された監視タ
イマ21をスタートさせる。
プS11に進んで、前記キャリア検知部24がキャリア
断の検知を開始すると共に、例えば40m秒に設定され
た監視タイマ21をスタートさせる。一方、前記判断が
否定の時には、ステップS12に進んで、キャリア断の
検知を開始すると共に、例えば1秒に設定された監視タ
イマ21をスタートさせる。
【0026】ここで、前記ステップS11で監視タイマ
値を40m秒としたのは、図8にも示されているよう
に、NSSまたはDCSコマンドの受信終了後、(75
±20)m秒たつとトレーニング信号が送られてくるの
で、該トレーニング信号が届く前に、コマンド受信終了
の決定をするためである。なお、この40m秒に限定さ
れないことは勿論である。
値を40m秒としたのは、図8にも示されているよう
に、NSSまたはDCSコマンドの受信終了後、(75
±20)m秒たつとトレーニング信号が送られてくるの
で、該トレーニング信号が届く前に、コマンド受信終了
の決定をするためである。なお、この40m秒に限定さ
れないことは勿論である。
【0027】ステップS11またはS12の動作が終了
すると、ステップS4に進んでキャリア断が検知された
か否かの判断がされ、キャリア断が検知された時には、
ステップS6に進んでコマンドの受信が終了したと判定
する。また、前記ステップS4が否定でステップS5に
進んだ時には、監視タイマがタイムアウトしたか否かの
判断がなされ、この判断が肯定になると、ステップS6
に進んでコマンドの受信が終了したと判定する。
すると、ステップS4に進んでキャリア断が検知された
か否かの判断がされ、キャリア断が検知された時には、
ステップS6に進んでコマンドの受信が終了したと判定
する。また、前記ステップS4が否定でステップS5に
進んだ時には、監視タイマがタイムアウトしたか否かの
判断がなされ、この判断が肯定になると、ステップS6
に進んでコマンドの受信が終了したと判定する。
【0028】本実施例では、受信したコマンドの種類に
応じて、監視タイマの設定時間を変えるようにした。こ
のため、ファクシミリ通信のプロトコル手順に適合した
監視タイマの設定をすることができる。
応じて、監視タイマの設定時間を変えるようにした。こ
のため、ファクシミリ通信のプロトコル手順に適合した
監視タイマの設定をすることができる。
【0029】なお、前記実施例では、NSSまたはDC
Sコマンドを受信した場合に、監視タイマの設定時間を
変えるようにしたが、本実施例はこれに限定されず、他
のコマンドについても該設定時間を変えるようにしても
よい。
Sコマンドを受信した場合に、監視タイマの設定時間を
変えるようにしたが、本実施例はこれに限定されず、他
のコマンドについても該設定時間を変えるようにしても
よい。
【0030】次に、本発明の第3実施例を、図5および
図6を参照して説明する。この実施例は、コマンドまた
は画像情報送信時の機能を改善したものである。図5に
おいて、27はコマンド送信部を示し、他の符号は図1
と同一または同等物を示す。
図6を参照して説明する。この実施例は、コマンドまた
は画像情報送信時の機能を改善したものである。図5に
おいて、27はコマンド送信部を示し、他の符号は図1
と同一または同等物を示す。
【0031】図6は本実施例の動作を示すフローチャー
トであり、コマンドの受信を終了したとステップS2で
判断されると、ステップS13に進んで、前記キヤリア
検知部24を起動して、キャリア断の検知を開始し、前
記監視タイマ21を1秒に設定し起動する。ステップS
14でキャリアが断になったことが検知されると、ステ
ップS16に進んでコマンドまたは画像情報の送信を開
始する。
トであり、コマンドの受信を終了したとステップS2で
判断されると、ステップS13に進んで、前記キヤリア
検知部24を起動して、キャリア断の検知を開始し、前
記監視タイマ21を1秒に設定し起動する。ステップS
14でキャリアが断になったことが検知されると、ステ
ップS16に進んでコマンドまたは画像情報の送信を開
始する。
【0032】また、ステップS14の判断が否定の時に
は、ステップS15に進んで、監視タイマ21がタイム
アウトしたか否かの判断がなされる。そして、タイムア
ウトしたと判断された時には、ステップS16に進んで
コマンドまたは画像情報の送信を開始する。
は、ステップS15に進んで、監視タイマ21がタイム
アウトしたか否かの判断がなされる。そして、タイムア
ウトしたと判断された時には、ステップS16に進んで
コマンドまたは画像情報の送信を開始する。
【0033】本実施例では、コマンドのキャリア断が検
知された時または監視タイマがタイムアウトした時に、
換言すればコマンドの受信終了が確実になった後に、コ
マンドまたは画像情報の送信を開始するようにした。こ
のため、第2実施例のように、受信するコマンド毎に、
監視タイマ21の設定時間を変更するという面倒な制御
をする必要がなくなるというメリットがある。
知された時または監視タイマがタイムアウトした時に、
換言すればコマンドの受信終了が確実になった後に、コ
マンドまたは画像情報の送信を開始するようにした。こ
のため、第2実施例のように、受信するコマンド毎に、
監視タイマ21の設定時間を変更するという面倒な制御
をする必要がなくなるというメリットがある。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、受信したコマ
ンドの終結フラグが長くても、該コマンドの受信終了を
確実に判定することができるという効果がある。
ンドの終結フラグが長くても、該コマンドの受信終了を
確実に判定することができるという効果がある。
【0035】請求項2の発明によれば、コマンドの種類
に応じて監視タイマの設定時間を変えるようにしたの
で、ファクシミリ通信のプロトコル手順に適合した受信
コマンドの終了判定をすることができる。
に応じて監視タイマの設定時間を変えるようにしたの
で、ファクシミリ通信のプロトコル手順に適合した受信
コマンドの終了判定をすることができる。
【0036】請求項3の発明によれば、コマンドの受信
終了が確実になってから、次のコマンドまたは画像情報
を送出でき、受信コマンドの終結フラグが長くても、通
信異常の発生を回避することができる。
終了が確実になってから、次のコマンドまたは画像情報
を送出でき、受信コマンドの終結フラグが長くても、通
信異常の発生を回避することができる。
【図1】 本発明の第1実施例の要部の機能ブロック図
である。
である。
【図2】 第1実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】 本発明の第2実施例の要部の機能ブロック図
である。
である。
【図4】 第2実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図5】 本発明の第3実施例の要部の機能ブロック図
である。
である。
【図6】 第3実施例の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】 本発明が適用されるハード構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】 HDLCフレームのフォーマットと、HDL
Cフレームに続いて到来するトレーニングシーケンスの
タイムチャートである。
Cフレームに続いて到来するトレーニングシーケンスの
タイムチャートである。
21…監視タイマ、22…タイマ監視部、23…コマン
ド受信部、24…キャリア検知部、25…制御部、26
…受信コマンド判定部、27…コマンド送信部
ド受信部、24…キャリア検知部、25…制御部、26
…受信コマンド判定部、27…コマンド送信部
Claims (3)
- 【請求項1】 コマンドの受信とその最終フレームの終
結フラグの検知をするコマンド受信部と、 該終結フラグの受信後起動される予定時間が設定された
監視タイマと、 前記終結フラグの受信後のキヤリア受信の有無を判断す
るキャリア検知部とを具備し、 前記キャリア検知部によってキャリア断が検知された
時、または前記監視タイマがタイムアウトした時に、前
記コマンドを受信終了したと判断するようにしたことを
特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、 受信したコマンドの種類を判定する受信コマンド判定部
を具備し、 該受信したコマンドの種類によって、前記監視タイマの
設定時間を変えるようにしたことを特徴とするファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】 コマンドの受信とその最終フレームの終
結フラグの検知をするコマンド受信部と、 該終結フラグの受信後起動される予定時間が設定された
監視タイマと、 前記終結フラグの受信後のキヤリア受信の有無を判断す
るキャリア検知部と、 前記キャリア検知部によってキャリア断が検知された
時、または前記監視タイマがタイムアウトした時に、コ
マンドまたは画像情報の送出を開始する送信部とを具備
し、 前記予定時間内にキャリア断が検知された時、または前
記監視タイマがタイムアウトした時に、コマンドまたは
画像情報の送出を開始するようにしたことを特徴とする
ファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30154092A JP3218741B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30154092A JP3218741B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133134A JPH06133134A (ja) | 1994-05-13 |
JP3218741B2 true JP3218741B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=17898171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30154092A Expired - Fee Related JP3218741B2 (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218741B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30154092A patent/JP3218741B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06133134A (ja) | 1994-05-13 |
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