JP3218454B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3218454B2
JP3218454B2 JP06075096A JP6075096A JP3218454B2 JP 3218454 B2 JP3218454 B2 JP 3218454B2 JP 06075096 A JP06075096 A JP 06075096A JP 6075096 A JP6075096 A JP 6075096A JP 3218454 B2 JP3218454 B2 JP 3218454B2
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憲英 国川
宏 高平
秀典 大西
道明 西村
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稔 冨依
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿自動送り装置
を備えた複写機やスキャナなどの画像形成装置に係り、
詳しくは、複数枚の原稿の中に、図34に示すように元
の原稿を一旦2つに折りさらに表に折り返した状態の折
り畳み原稿90を混在させている場合の原稿を処理する
ものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、特開平4−86754
号公報には、図35に示すようにZ字状が繰り返し連続
する状態に折り畳まれた長尺折り畳み原稿100を、そ
の折り畳み状態を順次解除しながら送り出して複写動作
を行う複写機が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の複写機は、
本発明が対象とする図34の折り畳み原稿90を処理す
るものではない。
【0004】上記公報の複写機以外の従来の複写機であ
って原稿自動送り装置を備えたものにあっては、折り畳
み原稿が混在している複数枚の原稿の場合においても、
折り畳み原稿が混在していないことを前提として、原稿
の給紙/搬送を行っているため、折り畳み原稿は給紙/
搬送時にジャムしたり破損したりしやすく、正確に画像
が形成されないという問題がある。また、折り畳み原稿
の複写を行うときは、操作者が折り畳み部を矯正してか
ら原稿をセットしなければならないため、複写効率性が
悪くなってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、積み重ねられた原稿中に折り畳
み原稿が混在していても、その折り畳み原稿の折り畳み
状態を自動的に解除することによってジャムや原稿破損
が生じないようにし、画像形成の効率性を向上させるこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1の
画像形成装置は、複数枚の原稿をセットする原稿載置台
を有する原稿自動送り装置に、前記原稿載置台上の原稿
を1枚ずつ給紙する手段と、その給紙原稿に接して給紙
原稿が折り畳み原稿であるときに、この折り畳み原稿に
作用して折り畳み状態を解除する折り畳み原稿矯正装置
とを設けた画像形成装置において、前記折り畳み原稿矯
正装置は、前記原稿載置台上の原稿の後端部を軽圧接し
て原稿前端部の給紙時に後端部の移動を阻止する圧接部
材を有することを特徴としている。給紙原稿が折り畳み
原稿であるとすると、圧接部材は折り畳み部(後端部)
に対して軽圧接することになり、折り畳み原稿の前端部
は給紙されても後端部は軽圧接のため移動せず、折り畳
み部である後端部と圧接部材との間の摩擦力が折り畳み
中間部での摩擦力よりも強いために、折り畳み中間部が
引き抜かれていき、折り畳み状態が自動的に解除され
る。このようにして、原稿載置台にセットされた原稿を
混在させた複数枚の原稿であっても、折り畳み原稿の姿
勢を矯正してジャムや原稿破損を招くことなく原稿台へ
搬送して画像を形成することができ、操作者の手をわず
らわせることなく、すべての原稿を連続搬送することが
できるため画像形成の効率性を向上することができる。
【0007】本発明に係る請求項2の画像形成装置は、
複数枚の原稿をセットする原稿載置台を有する原稿自動
送り装置に、前記原稿載置台上の原稿を1枚ずつ給紙す
る手段と、その給紙原稿に接して給紙原稿が折り畳み原
稿であるときに、この折り畳み原稿に作用して折り畳み
状態を解除する折り畳み原稿矯正装置とを設けた画像形
成装置において、前記折り畳み原稿矯正装置は、前記原
稿載置台上の原稿の後端部を軽圧接して原稿前端部の給
紙時に給紙方向とは逆方向に回転する逆転ローラを有す
ることを特徴としている。給紙原稿が折り畳み原稿であ
るとすると、折り畳み原稿の前端部は給紙されても折り
畳み部である後端部は逆転ローラによって逆方向に送ら
れることになり、折り畳み部である後端部と逆転ローラ
との間の摩擦力が折り畳み中間部での摩擦力よりも強い
ために、折り畳み中間部が引き抜かれていき、折り畳み
状態が自動的に解除される。このようにして、原稿載置
台にセットされた原稿が折り畳み原稿を混在させた複数
枚の原稿であっても、折り畳み原稿の姿勢を矯正してジ
ャムや原稿破損を招くことなく原稿台へ搬送して画像を
形成することができ、操作者の手をわずらわせることな
く、すべての原稿を連続搬送することができるため画像
形成の効率性を向上することができる。
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施
の形態では、画像形成装置として複写機を例に挙げて説
明する。
【0011】図2は一般的な折り畳み原稿90を示して
いる。ここで、折り畳み原稿90について、各部の名称
を統一しておく。通常、一般的な折り畳み原稿90は図
2に示されているように、原稿の長手方向を2回折り畳
まれ、A3原稿であればA4サイズに、B4原稿であれ
ばB5サイズに畳まれている。本発明では、図2の32
の部分を折り畳み原稿の先端部、図2の33の部分を折
り畳み原稿の後端部、図2の34の部分を第1の折り畳
み部、図2の35の部分を第2の折り畳み部と呼ぶこと
にする。
【0012】〔実施の形態1〕図1は本発明の実施の形
態に係る複写機の断面構成を示す。透明な硬質ガラスで
構成された原稿台12上に開閉自在に原稿自動送り装置
4が置かれている。この原稿自動送り装置4の原稿載置
台(トレイ)38に複数枚の原稿をセットし、アクチュ
エータからなる原稿検知センサー8により原稿が検知さ
れた後、操作者が操作パネル上に配置されたプリントス
イッチを押すことにより複写機本体は複写動作を開始す
る。
【0013】複写動作を開始すると、原稿自動送り装置
4の原稿載置台38にセットされている原稿は、原稿呼
び込みローラー7、原稿搬送ローラー5、原稿分離ロー
ラー6、原稿レジストローラー3、原稿搬送ベルト11
により1枚のみが搬送される。搬送された原稿の後端を
原稿後端検知センサー61により検知し、そのタイミン
グから原稿走査開始位置までの搬送時間の経過後に原稿
搬送ベルト11を停止させることにより、原稿台12上
の原稿走査開始位置に原稿後端がくるまで搬送されて停
止する。
【0014】原稿が停止すると、照射ランプユニット内
部に配置された照射ランプ10が点灯し原稿が照射され
る。その反射光は照射ランプユニット内の第1ミラー
9、光学ユニット内の第2ミラー1、第3ミラー2、レ
ンズ13、第4ミラー18、第5ミラー19および第6
ミラー15を介して、回転自在に取り付けられた感光体
27に照射される。照射ランプユニットが走査方向に移
動し、感光体27が時計方向に回転することにより、原
稿画像に対応した光が感光体27に照射される。
【0015】この原稿走査が終了すると、原稿台12上
の原稿は原稿搬送ベルト11、原稿反転ローラー17、
原稿排出ローラー16により排出される。
【0016】原稿自動送り装置4を用いないOC複写動
作の場合は、操作者が原稿台12上の原稿走査開始位置
に合わせて1枚の原稿をセットし、操作パネル上に配置
されたプリントスイッチを押すことにより、複写機本体
は複写動作を開始する。複写動作が開始されると、上記
と同様に、照射ランプ10が点灯し原稿が照射され、そ
の反射光は第1ミラー9、第2ミラー1、第3ミラー
2、レンズ13、第4ミラー18、第5ミラー19およ
び第6ミラー15を介して、回転自在に取り付けられた
感光体27に照射される。照射ランプユニットが走査方
向に移動し、感光体27が時計方向に回転することによ
り、原稿画像に対応した光が感光体27に照射される。
【0017】原稿走査の間に、コピー用紙は用紙呼び込
みローラー20、用紙搬送ローラー21および用紙分離
板22により1枚のみが給紙/搬送される。コピー用紙
がレジスト前センサー23を通過した後、所定時間経過
すると用紙搬送を停止させ、レジストローラー25によ
りコピー用紙の斜め送りを補正する。その後、原稿台1
2上の原稿の走査タイミングと同期をとり、レジストロ
ーラー25を回転させ用紙を搬送させる。
【0018】一方、感光体27上では帯電装置14のコ
ロナ放電により感光体27は均一に帯電され、その後、
前記原稿の反射光が照射されることにより感光体27上
に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像槽24に
より顕像化され、転写装置26により前記コピー用紙に
画像が転写される。感光体27上に残留した現像剤はク
リーナ29によりクリーニングされ、除電装置31から
の除電光により感光体27上の電荷は除去される。転写
装置26により画像を転写されたコピー用紙は感光体2
7に対して離接自在に配置された剥離爪28により剥離
され、定着装置30によりコピー用紙上に画像が定着さ
れ、複写機本体外に排出される。
【0019】図3、図4は実施の形態1に係る原稿自動
送り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4
は、上向き原稿を上取りする折り畳み原稿矯正装置80
を備えている。この折り畳み原稿矯正装置80は、原稿
呼び込みローラー7の前方に配置された折り畳み矯正ソ
レノイド36と、この折り畳み矯正ソレノイド36によ
って下向きに傾動される折り畳み矯正部材37とから構
成されている。
【0020】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図3に示すよう
に、折り畳み矯正ソレノイド36により、回転自在に取
り付けられている折り畳み矯正部材37が搬送中の原稿
に密接し、原稿呼び込みローラー7により原稿給紙を行
い、原稿搬送ローラー5、原稿分離ローラー6により1
枚のみが搬送される。
【0021】搬送中の原稿が折り畳み原稿90の場合、
原稿給紙が開始されると原稿自動送り装置4の原稿載置
台38上に配置されている、折り畳み状態を矯正するた
めの折り畳み矯正部材37が折り畳み原稿90の表面上
を軽圧接しているため、図4に示すように、折り畳み矯
正部材37の先端部は先ず、折り畳み原稿90の第2の
折り畳み部35に引っかかり、第1の折り畳み状態(3
4)を自動的に解除し、原稿搬送ローラー5により折り
畳み原稿が搬送されることにより、折り畳み矯正部材3
7は折り畳み原稿90の第2の折り畳み部35に引っか
かった状態を保持しているため、引き続いて第2の折り
畳み状態(35)を自動的に解除する。
【0022】折り畳み状態が解除された原稿は、原稿搬
送ベルト11により原稿台12上の所定位置まで搬送さ
れて停止され、光学的に走査された後に、原稿搬送ベル
ト11、反転ローラー17、排出ローラー16によって
排出される。平坦な普通原稿は折り畳み矯正部材37に
引っかかることなく、折り畳み矯正部材37をスムーズ
に通過して、原稿台12上の所定位置まで搬送される。
【0023】このように折り畳み矯正部材37の先端部
が折り畳み原稿90に軽圧接しているため、折り畳み原
稿90を給紙/搬送するにつれて第1の折り畳み状態
(34)も第2の折り畳み状態(35)も自動的に解除
する。したがって、原稿載置台38にセットされた原稿
が折り畳み原稿を混在させた複数枚の原稿であっても、
給紙原稿が折り畳み原稿90のときは、その折り畳み状
態を自動的に解除して搬送するから、その折り畳み原稿
をジャムや破損を招くことなく原稿台12へ搬送して正
確に画像を形成することができ、従来の場合のように搬
送を一時中断して操作者が折り畳み部を手動にて矯正す
る必要がなく、連続搬送することができるため画像形成
の効率性を向上できる。
【0024】〔実施の形態2〕実施の形態1において、
折り畳み原稿90の非折り畳み部と折り畳み部とが密着
している場合には、第2の折り畳み部35が折り畳み矯
正部材37に引っかからずにそのまま通過してしまい姿
勢矯正されない可能性がある。この不都合を解消するの
が本実施の形態2である。
【0025】図5、図6は実施の形態2に係る原稿自動
送り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4
は、上向き原稿を上取りする折り畳み原稿矯正装置80
を備えている。この折り畳み原稿矯正装置80は、原稿
載置台38において原稿呼び込みローラー7が作用する
部分39が湾曲状に凹入している。
【0026】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、折り畳み矯正ソレ
ノイド36により、回転自在に取り付けられている折り
畳み矯正部材37が搬送中の原稿に密接する。原稿載置
台38の一部分において、原稿呼び込みローラー7の作
用点に対応する部分39が湾曲状に凹入しているので、
原稿呼び込みローラー7が動作し原稿が給紙され、折り
畳み原稿90の先端部32が原稿搬送ローラー5に届く
まで給紙されると、図5に示すように折り畳み原稿90
の非折り畳み部が下向きに凹入してたわみ40を生じ、
このたわみ40のために非折り畳み部と折り畳み部との
間に比較的大きな隙間41が現出される。そして、この
隙間41の部分に対して折り畳み矯正部材37の先端部
が確実に引っかかるため、図6に示すように、第2の折
り畳み部35に引っかかることによる第1の折り畳み状
態(34)の自動解除と、第2の折り畳み部35に引っ
かかった状態を保持することによる第2の折り畳み状態
(35)の自動解除の作用が確実に働き、姿勢矯正した
折り畳み原稿の原稿台12への搬送をスムーズに行わせ
ることができる。
【0027】〔実施の形態3〕実施の形態1の場合にお
いては原稿の上面に接触する折り畳み矯正部材37によ
って折り畳み原稿90の第1の折り畳み状態(34)は
確実に解除されるが、第2の折り畳み部35はその表裏
両面が密着していると、その密着状態のまま折り畳み矯
正部材37を通過してしまい、第2の折り畳み状態(3
5)が解除されない可能性がある。この不都合を解消す
るのが本実施の形態3である。
【0028】図7〜図9は実施の形態3に係る原稿自動
送り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4
は、上向き原稿を上取りする折り畳み原稿矯正装置80
を備えている。この折り畳み原稿矯正装置80は、実施
の形態1と同様に、原稿呼び込みローラー7の前方に配
置された折り畳み矯正ソレノイド36と、この折り畳み
矯正ソレノイド36によって下向きに傾動されて給紙原
稿の上面に接触する折り畳み矯正部材37と、原稿呼び
込みローラー7と原稿搬送ローラー5との間に配置され
た別の折り畳み矯正ソレノイド43と、この折り畳み矯
正ソレノイド43によって上向きに傾動されて給紙原稿
の下面に接触する折り畳み矯正部材42とから構成され
ている。
【0029】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図7に示すよう
に、折り畳み矯正ソレノイド36により、回転自在に取
り付けられている折り畳み矯正部材37が搬送中の原稿
の上面に密接する。次に、原稿呼び込みローラー7によ
り原稿が給紙され、折り畳み原稿90の先端部32が原
稿搬送ローラー5に届くまで搬送されることにより、原
稿自動送り装置4の原稿載置台38上に配置されてい
る、折り畳み矯正部材37が折り畳み原稿90の上面に
軽圧接しているため、図8に示すように、折り畳み矯正
部材37の先端部は先ず、折り畳み原稿90の第2の折
り畳み部35に引っかかり、第1の折り畳み状態(3
4)を自動的に解除する。
【0030】しかし、第2の折り畳み部35においてそ
の表裏両面が密着していると、その密着状態のまま折り
畳み矯正部材37を通過し、第2の折り畳み状態(3
5)が解除されない。この場合、さらに原稿搬送ローラ
ー5によって折り畳み原稿90が搬送されると同時に、
図9に示すように、別の折り畳み矯正ソレノイド43に
より、回転自在に取り付けられている折り畳み矯正部材
42が搬送中の折り畳み原稿90の下面に密接する。原
稿の裏面側にも配置された折り畳み矯正部材42は、折
り畳み原稿90の後端部側の折り返し部に作用し、第2
の折り畳み状態(35)を確実かつ自動的に解除する。
このようにして、姿勢矯正された折り畳み原稿はジャム
や破損を生じることなく原稿台12上の所定位置まで搬
送されて停止され、光学的に走査された後に排出され
る。
【0031】〔実施の形態4〕図10は実施の形態4に
おける原稿自動送り装置4の斜視図、図11は圧接作用
部を示す側面図であり、図10のAの部分を拡大したも
のである。図12、図13はその原稿自動送り装置4の
断面概略を示す。この実施の形態4の場合の折り畳み原
稿矯正装置80においては、原稿載置台38の下面に圧
接ソレノイド44が取り付けられ、この圧接ソレノイド
44にL字状のアーム62を介して原稿載置台38上の
原稿に軽圧接する圧接部材45が取り付けられている。
【0032】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図11および図1
2に示すように、圧接ソレノイド44の伸張により、回
転自在に取り付けられているアーム62の端部の圧接部
材45が原稿の後端部に軽圧接する。次に、原稿呼び込
みローラー7により原稿が給紙される。このときの給紙
原稿が折り畳み原稿90であるとする。折り畳み原稿9
0の先端部32は原稿搬送ローラー5まで給紙される
が、折り畳み原稿90の後端部33は圧接部材45が軽
圧接しているため移動しない。そのため、引き続いて原
稿搬送ローラー5が回転して先端部32が搬送される
と、圧接部材45に軽圧接された後端部33と圧接部材
45との間の摩擦力が、折り畳み中間部での摩擦力より
も強いために、まだ後端部33は移動されず、図13に
示すように、折り畳み原稿90の折り畳み中間部が引き
抜かれていくことになり、これによって第1の折り畳み
状態(34)および第2の折り畳み状態(35)がとも
に自動的に解除される。このようにして、姿勢矯正され
た折り畳み原稿はジャムや破損を生じることなく原稿台
12上の所定位置まで搬送されて停止され、光学的に走
査された後に排出される。
【0033】〔実施の形態5〕図14〜図16は実施の
形態5に係る上向き原稿を上取りする原稿自動送り装置
4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4において
は、折り畳み原稿矯正装置80は、原稿載置台38上の
原稿の後端部に軽圧接して、原稿搬送ローラー5とは逆
方向に回転する逆転ローラー47をもって構成されてい
る。
【0034】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図14に示すよう
に、原稿の後端部に逆転ローラー47が軽圧接する。次
に、原稿呼び込みローラー7により原稿が給紙される
が、その給紙原稿が折り畳み原稿90であるときは、図
15に示すように、折り畳み原稿90の先端部32は原
稿搬送ローラー5まで給紙されるが、折り畳み原稿90
の後端部33は逆転ローラー47の逆回転により原稿搬
送方向とは逆方向に移動される。
【0035】引き続いて原稿搬送ローラー5が回転して
先端部32を原稿台12側に搬送し、同時に逆転ローラ
ー47が後端部33を逆方向に移動させると、逆転ロー
ラー47と後端部33との間の摩擦力が、折り畳み中間
部での摩擦力よりも強いために、図16に示すように、
折り畳み原稿90の折り畳み中間部が引き抜かれていく
ことになり、これによって第1の折り畳み状態(34)
および第2の折り畳み状態(35)がともに自動的に解
除される。このようにして、姿勢矯正された折り畳み原
稿はジャムや破損を生じることなく原稿台12上の所定
位置まで搬送されて停止され、光学的に走査された後に
排出される。
【0036】〔実施の形態6〕図17〜図19は実施の
形態6に係る上向き原稿を上取りする原稿自動送り装置
4の断面概略を示す。本実施の形態6の場合の折り畳み
原稿矯正装置80においては、吸引ファン48と、その
吸引経路を形成するダクト49と、原稿載置台38上の
原稿の後端部に対向してダクト49の下面に形成された
多孔質部材からなる吸着部50とを有している。
【0037】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図17に示すよう
に、ファン48が回転し、ダクト49を介して原稿後端
部に配設された吸着部50が折り畳み原稿90の後端部
33を吸着し、持ち上げる。
【0038】次に、図18に示すように、原稿呼び込み
ローラー7により原稿が給紙され、折り畳み原稿90の
先端部32は原稿搬送ローラー5まで給紙されるが、折
り畳み原稿90の後端部33は吸着部50によって吸着
保持されているため移動しない。そのため、引き続いて
原稿搬送ローラー5が回転して先端部32が搬送される
と、吸着部50による後端部33の吸引力の方が折り畳
み中間部の摩擦力より強く、また、吸着によって後端部
33が持ち上げられているから折り畳み中間部の摩擦力
は減少するため、図19に示すように、折り畳み原稿9
0の先端部32は搬送されるが、後端部33は固定され
ることになり、折り畳み中間部は原稿搬送ローラー5の
搬送力によって引き抜かれていく。これによって第1の
折り畳み状態(34)および第2の折り畳み状態(3
5)がともに自動的に解除される。吸着部50による吸
着摩擦力は原稿搬送ローラー5による搬送力よりも弱
く、したがって、折り畳み状態が解除されて平らになっ
たあとは、原稿搬送ローラー5による搬送力により後端
部33は吸着部50から離れていく。このようにして、
姿勢矯正された折り畳み原稿はジャムや破損を生じるこ
となく原稿台12上の所定位置まで搬送されて停止さ
れ、光学的に走査された後に排出される。
【0039】〔実施の形態7〕図20、図21は実施の
形態7に係る下向き原稿を下取りで給紙する原稿自動送
り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4の
折り畳み原稿矯正装置80においては、原稿呼び込みロ
ーラー7のほぼ上方に配置された原稿押さえソレノイド
51と、この原稿押さえソレノイド51によって下向き
に傾動されて給紙原稿の先端部を押さえる原稿押さえ部
52と、原稿載置台38の後半部分を前半部分に対して
少し高くして折り畳み原稿90の第2の折り畳み部35
を当接させる段差53とを備えている。
【0040】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図20に示すよう
に、原稿押さえソレノイド51により、回転自在に配置
された原稿押さえ部52が折り畳み原稿90の先端部3
2に軽圧接され、原稿呼び込みローラー7により原稿搬
送ローラー5に届くまで給紙される。引き続いて原稿搬
送ローラー5が先端部32を搬送すると、図21に示す
ように、後端部33において原稿載置台38の段差53
に第2の折り畳み部35が引っかかり、第1の折り畳み
状態(34)を自動的に解除する。さらに原稿搬送ロー
ラー5により原稿を搬送すると、前記の段差53が折り
畳み原稿90の第2の折り畳み部35を引っかけた状態
を保持しているため、第2の折り畳み状態(35)を自
動的に解除する。このように、原稿の給紙方法が下向
き、下取りであっても、折り畳み状態を自動解除でき
る。姿勢矯正された折り畳み原稿はジャムや破損を生じ
ることなく原稿台12上の所定位置まで搬送されて停止
され、光学的に走査された後に排出される。
【0041】〔実施の形態8〕図22、図23は実施の
形態8に係る下向き原稿を下取りで給紙する原稿自動送
り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4の
折り畳み原稿矯正装置80においては、実施の形態7の
場合と同様に、原稿呼び込みローラー7のほぼ上方に配
置された原稿押さえソレノイド51と、この原稿押さえ
ソレノイド51によって下向きに傾動されて給紙原稿の
先端部を押さえる原稿押さえ部52と、原稿載置台38
の後半部分を前半部分に対して少し高くして折り畳み原
稿90の第2の折り畳み部35を当接させる段差53
と、その段差53の上下中央部に設けられて折り畳み原
稿90の第2の折り畳み部35の先端を検知する折り畳
み部検知センサー54とを備えている。そして、この折
り畳み部検知センサー54が作動したとき、原稿の搬送
速度を通常時よりも遅く設定するように構成されてい
る。
【0042】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図22に示すよう
に、原稿押さえソレノイド51により、回転自在に配置
された原稿押さえ部52が折り畳み原稿90の先端部3
2に軽圧接され、原稿呼び込みローラー7により原稿搬
送ローラー5に届くまで給紙される。引き続いて原稿搬
送ローラー5が先端部32を搬送すると、図23に示す
ように、後端部33において原稿載置台38の段差53
に第2の折り畳み部35が接触し、この段差53に設け
られた折り畳み部検知センサー54が作動するので、給
紙原稿が折り畳み原稿90であると判別され、その結果
として、原稿自動送り装置4の搬送速度が通常の平らな
普通原稿の場合の搬送速度に比べて低く設定される。
【0043】引き続いて原稿搬送ローラー5が低く設定
された速度で折り畳み原稿90の先端部32を搬送する
と、後端部33において原稿載置台38の段差53に第
2の折り畳み部35が引っかかり、第1の折り畳み状態
(34)を自動的に解除する。さらに原稿搬送ローラー
5により原稿を搬送すると、前記の段差53が折り畳み
原稿90の第2の折り畳み部35を引っかけた状態を保
持しているため、第2の折り畳み状態(35)を自動的
に解除する。このように、原稿の給紙方法が下向き、下
取りであっても、折り畳み状態を自動解除できる。そし
て、折り畳み状態の解除時の搬送速度を低くしてあるか
ら、その折り畳み状態の解除動作がゆるやかに行われ、
ジャムや原稿破損を確実に防止しながら、姿勢矯正され
た折り畳み原稿は原稿台12上の所定位置まで搬送され
て停止され、光学的に走査された後に排出される。
【0044】〔実施の形態9〕図24、図25は実施の
形態9に係る下向き原稿を下取りで給紙する原稿自動送
り装置4の断面概略を示す。この原稿自動送り装置4の
折り畳み原稿矯正装置80においては、実施の形態8の
場合と同様に、原稿呼び込みローラー7のほぼ上方に配
置された原稿押さえソレノイド51と、この原稿押さえ
ソレノイド51によって下向きに傾動されて給紙原稿の
先端部を押さえる原稿押さえ部52と、原稿載置台38
の後半部分を前半部分に対して少し高くして折り畳み原
稿90の第2の折り畳み部35を当接させる段差53
と、その段差53に凹入形成されて折り畳み原稿90の
第2の折り畳み部35の先端をわずかに入り込ませる溝
55と、溝55の中央部の入口に配置されて第2の折り
畳み部35の先端を検知する折り畳み部検知センサー5
4とを備えている。そして、この折り畳み部検知センサ
ー54が作動したとき、原稿の搬送速度を通常時よりも
遅く設定するように構成されている。
【0045】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図24に示すよう
に、原稿押さえソレノイド51により、回転自在に配置
された原稿押さえ部52が折り畳み原稿90の先端部3
2に軽圧接され、原稿呼び込みローラー7により原稿搬
送ローラー5に届くまで給紙される。すると、段差53
に溝55が形成されていて、図25に示すように、折り
畳み原稿90の第2の折り畳み部35が溝55に入り込
むため、第2の折り畳み部35が段差53に達したこと
を折り畳み部検知センサー54にて確実に検出できる。
この折り畳み部検知センサー54が作動するので、給紙
原稿が折り畳み原稿90であると判別され、その結果と
して、原稿自動送り装置4の搬送速度が通常の平らな普
通原稿の場合の搬送速度に比べて低く設定される。
【0046】引き続いて原稿搬送ローラー5が低く設定
された速度で折り畳み原稿90の先端部32を搬送する
と、後端部33において原稿載置台38の段差53に第
2の折り畳み部35が引っかかり、第1の折り畳み状態
(34)を自動的に解除する。さらに原稿搬送ローラー
5により原稿を搬送すると、前記の段差53が折り畳み
原稿90の第2の折り畳み部35を引っかけた状態を保
持しているため、第2の折り畳み状態(35)を自動的
に解除する。このように、原稿の給紙方法が下向き、下
取りであっても、折り畳み状態を自動解除できる。そし
て、折り畳み状態の解除時の搬送速度を低くしてあるか
ら、その折り畳み状態の解除動作がゆるやかに行われ、
ジャムや原稿破損を確実に防止しながら、姿勢矯正され
た折り畳み原稿は原稿台12上の所定位置まで搬送され
て停止され、光学的に走査された後に排出される。特に
本実施の形態の場合、段差53に溝55を形成し、その
溝55の入口に折り畳み部検知センサー54を配置した
ので、折り畳み原稿90の第2の折り畳み部35が段差
53に達したことの検知が非常に正確になる。
【0047】〔実施の形態10〕図26は実施の形態1
0に係る下向き原稿を下取りで給紙する原稿自動送り装
置4の断面概略を示す、図27〜図29は動作を説明す
るための要部の拡大図である。この原稿自動送り装置4
の折り畳み原稿矯正装置80においては、原稿呼び込み
ローラー7のほぼ上方に配置された原稿押さえソレノイ
ド51と、この原稿押さえソレノイド51によって下向
きに傾動されて給紙原稿の先端部を押さえる原稿押さえ
部52と、原稿呼び込みローラー7と原稿搬送ローラー
5との間の上部側にあって原稿搬送ローラー5と原稿分
離ローラー6の接点から延びる接線56に対してその先
端部が少しだけ下方にまで突出位置するように設けられ
た折り畳み原稿矯正ガイド57とから構成されている。
なお、この実施の形態では、先の実施の形態で見られた
原稿載置台38における段差53はない。
【0048】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図26に示すよう
に、原稿押さえソレノイド51により、回転自在に配置
された原稿押さえ部52が折り畳み原稿90の先端部3
2に軽圧接され、原稿呼び込みローラー7により原稿搬
送ローラー5に届くまで給紙される。引き続いて原稿搬
送ローラー5により折り畳み原稿90が搬送され、折り
畳み原稿90の後端部33が折り畳み原稿矯正ガイド5
7の位置までくると、図28に示すように、折り畳み原
稿90の第2の折り畳み部35が折り畳み原稿矯正ガイ
ド57によって下方に押し出される状態となって、第1
の折り畳み状態(34)が自動的に解除される。さら
に、折り畳み原稿矯正ガイド57は図29に示すように
折り畳み原稿90の後端部58に作用するようになり、
折り畳み原稿90の第2の折り畳み状態(35)を自動
的に解除する。このようにして、姿勢矯正された折り畳
み原稿はジャムや破損を生じることなく原稿台12上の
所定位置まで搬送されて停止され、光学的に走査された
後に排出される。本実施の形態の場合、構造がきわめて
簡単である。
【0049】〔実施の形態11〕実施の形態10におい
て、折り畳み原稿90の後端部33が表裏で密着してい
る場合には、第1の折り畳み部34および第2の折り畳
み部35がその密着状態のまま折り畳み原稿矯正ガイド
57を通過してしまい姿勢矯正されない可能性がある。
この不都合を解消するのが本実施の形態11である。
【0050】図30は実施の形態11に係る下向き原稿
を下取りで給紙する原稿自動送り装置4の断面概略を示
す、図31〜図33は動作を説明するための要部の拡大
図である。この原稿自動送り装置4の折り畳み原稿矯正
装置80においては、原稿呼び込みローラー7のほぼ上
方に配置された原稿押さえソレノイド51と、この原稿
押さえソレノイド51によって下向きに傾動されて給紙
原稿の先端部を押さえる原稿押さえ部52と、原稿呼び
込みローラー7と原稿搬送ローラー5との間の上部側に
あって原稿搬送ローラー5と原稿分離ローラー6の接点
から延びる接線56に対してその先端部が少しだけ下方
にまで突出位置するように設けられた折り畳み原稿矯正
ガイド57と、この折り畳み原稿矯正ガイド57と原稿
搬送ローラー5との間の下部側にあって前記接線56に
対してその先端部が少しだけ上方にまで突出位置するよ
うに設けられた折り畳み原稿矯正ガイド59とから構成
されている。
【0051】原稿載置台38に原稿をセットし、操作者
の操作により複写動作を開始すると、図30に示すよう
に、原稿押さえソレノイド51により、回転自在に配置
された原稿押さえ部52が折り畳み原稿90の先端部3
2に軽圧接され、原稿呼び込みローラー7により原稿搬
送ローラー5に届くまで給紙される。引き続いて原稿搬
送ローラー5により折り畳み原稿90が搬送され、図3
2に示すように、折り畳み原稿90の後端部33が折り
畳み原稿矯正ガイド57の位置までくると、折り畳み原
稿90の第2の折り畳み部35が折り畳み原稿矯正ガイ
ド57によって下方に押し出され、かつ、確実にもう1
つの折り畳み原稿矯正ガイド59に引っかかることによ
り、最初に折り畳み部が密着していたとしても、図33
に示すように、第1の折り畳み状態(34)が自動的か
つ確実に解除される。さらに、折り畳み原稿矯正ガイド
57は図33に示すように折り畳み原稿90の後端部5
8に作用するようになり、折り畳み原稿90の第2の折
り畳み状態(35)を自動的に解除する。このようにし
て、姿勢矯正された折り畳み原稿はジャムや破損を生じ
ることなく原稿台12上の所定位置まで搬送されて停止
され、光学的に走査された後に排出される。本実施の形
態の場合、構造がきわめて簡単である。
【0052】
【発明の効果】本発明に係る請求項1の画像形成装置に
よれば圧接部材が折り畳み原稿の折り畳み部である後端
部に対して軽圧接するので、折り畳み原稿の前端部は給
紙されても後端部は軽圧接のため移動せず、折り畳み部
である後端部と圧接部材との間の摩擦力が折り畳み中間
部での摩擦力よりも強いために、折り畳み中間部が引き
抜かれていき、折り畳み状態が自動的に解除される。し
たがって、原稿載置台にセットされた原稿が折り畳み原
稿を混在させた複数枚の原稿であっても、折り畳み原稿
の姿勢を矯正してジャムや原稿破損を招くことなく原稿
台へ搬送して画像を形成することができ、操作者の手を
わずらわせることなく、すべての原稿を連続搬送するこ
とができるため画像形成の効率性を向上することができ
る。
【0053】本発明に係る請求項2の画像形成装置によ
れば、折り畳み原稿の前端部が給紙されても折り畳み部
である後端部はそこに軽圧接している逆転ローラによっ
て逆方向に送られることになり、折り畳み部である後端
部と逆転ローラとの間の摩擦力が折り畳み中間部での摩
擦力よりも強いために、折り畳み中間部が引き抜かれて
いき、折り畳み状態が自動的に解除される。したがっ
て、原稿載置台にセットされた原稿が折り畳み原稿を混
在させた複数枚の原稿であっても、折り畳み原稿の姿勢
を矯正してジャムや原稿破損を招くことなく原稿台へ搬
送して画像を形成することができ、操作者の手をわずら
わせることなく、すべての原稿を連続搬送することがで
きるため画像形成の効率性を向上することができる。
【0054】
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写機の断面構成を
示す概略図である。
【図2】実施の形態に係る複写機で使用する折り畳み原
稿を示す斜視図である。
【図3】実施の形態1に係る原稿自動送り装置の概略断
面図である。
【図4】実施の形態1の原稿自動送り装置の動作を示す
概略断面図である。
【図5】実施の形態2に係る原稿自動送り装置の概略断
面図である。
【図6】実施の形態2に係る原稿自動送り装置の動作を
示す概略断面図である。
【図7】実施の形態3に係る原稿自動送り装置の概略断
面図である。
【図8】実施の形態3に係る原稿自動送り装置の動作を
示す概略断面図である。
【図9】実施の形態3に係る原稿自動送り装置の動作を
示す概略断面図である。
【図10】実施の形態4に係る原稿自動送り装置の斜視
図である。
【図11】実施の形態4における圧接作用部を示す側面
図である。
【図12】実施の形態4に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図13】実施の形態4に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図14】実施の形態5に係る原稿自動送り装置の概略
断面図である。
【図15】実施の形態5に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図16】実施の形態5に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図17】実施の形態6に係る原稿自動送り装置の概略
断面図である。
【図18】実施の形態6に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図19】実施の形態6に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図20】実施の形態7に係る原稿自動送り装置の概略
断面図である。
【図21】実施の形態7に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図22】実施の形態8に係る原稿自動送り装置の概略
断面図である。
【図23】実施の形態8に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図24】実施の形態9に係る原稿自動送り装置の概略
断面図である。
【図25】実施の形態9に係る原稿自動送り装置の動作
を示す概略断面図である。
【図26】実施の形態10に係る原稿自動送り装置の概
略断面図である。
【図27】実施の形態10に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図28】実施の形態10に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図29】実施の形態10に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図30】実施の形態11に係る原稿自動送り装置の概
略断面図である。
【図31】実施の形態11に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図32】実施の形態11に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図33】実施の形態11に係る原稿自動送り装置の動
作を示す要部拡大図である。
【図34】本発明が取り扱いの対象とする折り畳み原稿
を示す斜視図である。
【図35】従来技術として特開平4−86754号公報
の複写機が取り扱いの対象とする長尺折り畳み原稿を示
す側面図である。
【符号の説明】
4……原稿自動送り装置 5……原稿搬送ローラー 6……原稿分離ローラー 7……原稿呼び込みローラー 11……原稿搬送ベルト 12……原稿台 27……感光体 32……先端部 33……後端部 34……第1の折り畳み部 35……第2の折り畳み部 36……折り畳み矯正ソレノイド 37……折り畳み矯正部材 38……原稿載置台 40……たわみ 41……隙間 42……折り畳み矯正部材 43……折り畳み矯正ソレノイド 44……圧接ソレノイド 45……圧接部材 47……逆転ローラー 48……吸引ファン 49……ダクト 50……吸着部 51……原稿押さえソレノイド 52……原稿押さえ部 53……段差 54……折り畳み部検知センサー 55……溝 56……原稿搬送ローラーと原稿分離ローラーの接線 57……折り畳み原稿矯正ガイド 59……折り畳み原稿矯正ガイド 80……折り畳み原稿矯正装置 90……折り畳み原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 秀典 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 西村 道明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 加藤 慎司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 冨依 稔 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−116827(JP,A) 特開 平4−194872(JP,A) 特開 平3−205273(JP,A) 特開 平6−211442(JP,A) 特開 昭56−1958(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 107 G03B 27/58 - 27/64 B65H 5/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の原稿をセットする原稿載置台を
    有する原稿自動送り装置に、前記原稿載置台上の原稿を
    1枚ずつ給紙する手段と、その給紙原稿に接して給紙原
    稿が折り畳み原稿であるときに、この折り畳み原稿に作
    用して折り畳み状態を解除する折り畳み原稿矯正装置と
    を設けた画像形成装置において、前記折り畳み原稿矯正装置は、前記原稿載置台上の原稿
    の後端部を軽圧接して原稿前端部の給紙時に後端部の移
    動を阻止する圧接部材を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 複数枚の原稿をセットする原稿載置台を
    有する原稿自動送り装置に、前記原稿載置台上の原稿を
    1枚ずつ給紙する手段と、その給紙原稿に接して給紙原
    稿が折り畳み原稿であるときに、この折り畳み原稿に作
    用して折り畳み状態を解除する折り畳み原稿矯正装置と
    を設けた画像形成装置において前記折り畳み原稿矯正装置は、前記原稿載置台上の原稿
    の後端部を軽圧接して原稿前端部の給紙時に給紙方向と
    は逆方向に回転する逆転ローラを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
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